人狼物語 三日月国


123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】

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【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ

「屑、ね ​──」

言葉と共に、煙を吐き出した。
夜空に浮かんで融けていく。

「別にどうしようもないやつと話すのを趣味にしているわけではないよ。
 そこにいる相手と話すのは、私の趣味のひとつだけどね」

「​── それに、言うほどどうしようもなくて、屑かい?君は」

そうとは思わない理由は、多々。
対話が成立したこと。
そもそもここから離れていかなかったこと。
(-0) oO832mk 2022/01/17(Mon) 21:09:35

【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ

「人として当然なことを当たり前のようにやれる人間というのは、案外いないものだよ。
 特に、余裕のない時は、ね」

あなたの笑顔を見ると、こちらもまた目を細める。
​── 安心をした。

「実際、ここがどこかも分からない。
 不安で余裕がなくなるのも仕方がないさ。
 ……私はそういう時だからこそ、努めて落ち着いていようとしているだけだよ」

そんなところでも、礼儀を欠かさず微笑むあなた。
そうすることができるあなた。
女はそんなあなたに安心をして​ ── だから、笑っていられる。
(-2) oO832mk 2022/01/17(Mon) 21:16:25

【赤】 婉容 ラサルハグ

/*
そうですね、物理で攫ってしまいましょう。
ということで日付が変わってしまいましたので……ロールの方のお返事をしますね。お待ちを。
(*1) oO832mk 2022/01/17(Mon) 22:15:10

【赤】 婉容 ラサルハグ

「そうだね、そのときは高い高いだ。
 綺麗な景色にきっと城主もお喜びになる」

「頼りにしているよ、鯨。
 私も遅れをとらないよう、頑張らせてもらおうかな」
(*2) oO832mk 2022/01/17(Mon) 22:22:23

【赤】 婉容 ラサルハグ

金魚は鯨の帰りを今か今かと待っていた。
身体が大きく不思議な力が使えるようだとはいえ、ひとりで行かせたのは失敗だったのでは ​──と。

そうこうする間に、城主を攫い戻ってきた鯨の姿を見つけると、顔を上げて綻ばせた。
(*5) oO832mk 2022/01/17(Mon) 22:55:50

【赤】 婉容 ラサルハグ

「​── おかえり、鯨。
 城主様には楽しんでもらえたかな?」

鯨と城主の姿を柔らかく見つめた後、コートの下に手を伸ばす。
……すぐに、手を戻し。

「何はともあれ、上手くいったようでよかったよ。
 もとから姿を見せない城主様だから、消えたことには誰も気付かないのかもしれないけどね」
(*6) oO832mk 2022/01/17(Mon) 22:59:27

【赤】 婉容 ラサルハグ

「ふふ、そうかな。
 どう見ても、帰り道を素直に教えてくれるような城主様ではなさそうだけど」

それでも探す人間はいるだろうか。
溺れるものは藁にも縋るとも言う。

「​
​── いい加減、怖気付いていないで仕事をしてくれないかな


もう一度コートに手を入れ、ひとりごと。
ゆっくりとその手は、複雑な模様の沢山刻まれた銃を取り出す。

大きなコートは、これらを隠すための蓑である。
(*8) oO832mk 2022/01/17(Mon) 23:29:32

【赤】 婉容 ラサルハグ


​── 銃の引鉄は、固い。


はぁ、と短く吐息を漏らす。

「私の方からおもてなしは出来ないようです。
 申し訳ありませんね、城主様」
(*9) oO832mk 2022/01/17(Mon) 23:31:59

【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ

「ああ、していないよ。
 そもそもここに来たのも、別に君と話がしたかったわけじゃない。
 煙草を吸いに外に出たら君がいた。
 それだけのことさ」

ここまでの会話も世間話。
それ以上のつもりもなければそれ以下のつもりもない。
探りでなければ己の正当性を確かめに来たわけでもないのである。

ただひとつ、目的があるとすれば。
​── あなたの事を知る、ということだろう。

「ルールを守れない大人が、屑……かい?
 面白いことを言うね。
 その程度なら、いくらでもこの世にはいるじゃないか」

思わず上げそうになった笑い声を抑えるように、煙草に口をつけ。

「本当の屑と言うのはね、その程度では測れないものさ。
 私には、君は屑には映らないよ」
(-7) oO832mk 2022/01/18(Tue) 0:14:50

【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ

/*
呪狼PLには、2日目の犠牲者は占い役職に、という話はしてあります。
この時間は1日目とも2日目ともとれるゆる時間軸なのでここから襲撃でも構いません。

その場合、城主の協力者であることがバレてしまったので口封じに消した、という形になるかと思います。
そうでなく仕切り直す場合は、こちらから何らかの理由をつけて襲撃に伺わせて頂くことになるかと。

参考までにどうぞ。
(-8) oO832mk 2022/01/18(Tue) 0:18:41

【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ

女もわざわざ、偶然同席したあなたという人間を知ろうとしただなんて口に出したりはしない。
ここにいたのがあなたでなくても成立した世間話だ。
わざわざ口に出す必要もないだろう。

「見覚え、……へぇ、そう」

それより興味を引いたのはその言葉だった。

「階級という言葉に括るなら、私は上位の部類かもしれないね。
 その上横暴も横柄も許される側の人間さ」

横暴も横柄も許されると自称するその女は、そう言いながら携帯灰皿で丁寧に吸殻を回収する。

「許されない立場の者も、いるだろうね。
 そうして縛られると反発したくなる人間がいるのも確かさ」

「​​── キミは、そちら側の人間かい?」

そして2本目の、煙草に火をつけた。
(-14) oO832mk 2022/01/18(Tue) 1:37:46

【赤】 婉容 ラサルハグ

「ああ、すまないね、鯨。
 私の分も、城主様のおもてなしをお願いするよ」

溜息と共に、銃をコートの中に戻す。
気紛れで仕方のない相棒だ。
代わりに次の機会は思う存分力を発揮してくれるだろう。

やや釈然としないながらも、あなたの帰りを待つこととなる。
(*11) oO832mk 2022/01/18(Tue) 2:10:16

【独】 婉容 ラサルハグ

/*
書きながら寝てたからおやすみなさい……。
(-18) oO832mk 2022/01/18(Tue) 2:15:45

【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ

「いいや。そんな古臭いしきたりに興味はないよ。
 子どもを守ろうとするのは、私の趣味みたいなものだね。
 
私は、子どもが好きなのさ


何でも持つものが行動を起こす理由なんてそんなものだ。
全て、子どもの手本になるための振る舞いだ。

「ふむ。……後継者争い、勘当、家出。
 考えられるものはいくつかあるね。
 そこまで聞かせてくれたんだ。
 是非詳細も聞きたいところだが​ ──」
(-27) oO832mk 2022/01/18(Tue) 8:53:55

【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ

誰しもが不安がるような環境に置かれ、不安がるということならば誰にでもできる。
しかしその中で落ち着き払おうとすることはできる者にしかできない。
女は、それができる側の人間だった。

「​── ふふ、ああ、そうだね。
 優しい君に免じてだ。……不安で仕方がない時は、君を頼らせてもらうとするよ」
(-32) oO832mk 2022/01/18(Tue) 13:48:54

【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ

星空の下、ユニコーンの軌跡が天を走る。
完全な暗闇とは決して呼べない暗がりの中、女はまた人差し指を立てた。

「このことは、内緒だ。
 強がりをあんまり多くの人が知っていては、意味もないからね」

ノイズ混じりのハスキートーンでそう告げて口元が弧を描く。
すぐに視線を逸らして、空を見上げた。

「​── ほら、子どもたちはきっとあの先だ。
 夜道をひとりは危険だからね、私も赴こう」
(-33) oO832mk 2022/01/18(Tue) 13:49:16

【赤】 婉容 ラサルハグ

「​── 落としてしまったのかい?
 城主を?」

さすがに少し驚いた。
しかし、その程度で死んでしまう城主でないことにも既に確信を得ていたものだから。

「……まぁ、きっと遊びに満足して帰ったんだろう。
 よくやったね、鯨」

しょんぼり姿のあなたの頭へ手を伸ばそう。
(*13) oO832mk 2022/01/18(Tue) 13:54:52
ラサルハグは、スピカ>>8 に同行している。静かにその後ろについていた。
(a0) oO832mk 2022/01/18(Tue) 13:56:00

【人】 婉容 ラサルハグ

>>湖畔

「関係なくても、心配でつい身体が動いたんだよ、このお姉さんは」

夜空の下も映える赤銅の髪。
ノイズけのあるハスキートーンで穏やかに告げながら、蝶々を追うスピカの背に付き従う。

「なかなかできることじゃない。
 自分も、とても寒いだろうにね」

先導してくれた蝶々にありがとうを言い。
その主であろうアルレシャにも礼を告げた。

「道に迷わずここまで来れたのは、君のお陰だよ」
(12) oO832mk 2022/01/18(Tue) 19:39:23

【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ

「​── 可能性。
 その通りさ。子どもたちには成長という可能性がある。
 それに無垢も残酷も、生意気な姿すらかわいいものさ。
 少なくとも私にとってはね」

それこそ価値観の違いだ。
きっと何の後学にもなりはしない。

強いて言うならきっと余裕があるのだ。
子どもを可愛がるだけの余裕が。

「成すべきこと……義務、かな。それは。
 そう聞くと私の拙い脳では勘当が有力かと思えてしまうけど。
 後学のために聞かせてほしいよ。
 どのような事をなさねばならず、君はなすことができなかったのか」
(-49) oO832mk 2022/01/18(Tue) 20:08:51

【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ

ざらりとしたノイズ混じりの声。
ミズガネに携帯灰皿を渡していたのを見ていれば、女が煙草を吸うことも知っているだろう。

「名乗るのがまだだったのは私も同じさ。
 ああ、でも。スピカ​── だね。
 恵みの名だ。とても、いい名だね」

転がすようにあなたの名前を反芻し、空から視線を下ろすと頷いて歩き出す。

あなたの後ろ、一歩半。
そうして2人は導きの蝶々に会うのだろう。
(-50) oO832mk 2022/01/18(Tue) 20:18:26

【赤】 婉容 ラサルハグ

「ふふ、そうそう。その意気だ」

浮かぶ鯨の髪を柔らかく撫で。

​城主がただの人間でないと確信を持てるから、こうして穏やかにいられるのか。
いや、城主がただの人間だったとて ​──

些細なことだ。
(*16) oO832mk 2022/01/18(Tue) 22:05:40

【赤】 婉容 ラサルハグ

「​── そうだね。次だ。
 私はミズガネに悪戯をしたいと考えている」

青い帽子を目深に被って、リュートを持った男だとあなたに説明を添えて。

「興味があるからね。
 悪戯をされて、彼がどんな反応をするのか」
(*17) oO832mk 2022/01/18(Tue) 22:07:50

【赤】 婉容 ラサルハグ

/*
言っていた占い役職はミズガネです。
この時点でまだラサルハグはミズガネが占い役職ということも、自分が占われたということも知りません。

が、実はCO受ける前に襲撃候補に入れていた相手だったのでそのままGOします。
(*18) oO832mk 2022/01/18(Tue) 22:09:17

【赤】 婉容 ラサルハグ

「ああ、頑張るよ。
 鯨はどうだい? 悪戯の相手、見つかりそうかな?」

さすがにまだかな、と笑いながら。
漸くあなたを撫でる手を止め、緩めた瞳で見上げている。
(*21) oO832mk 2022/01/18(Tue) 22:49:03

【赤】 婉容 ラサルハグ

「ふふ、ああ。それがいい。
 きっと喜んでくれるよ。綺麗な景色に、ね」

子どもでも大人でも。
何だか候補は大人が多そうだが。

「そうと決まれば少し休もうか。
 君、食事はとるかい?」

訊ねたのは、取らない存在もあることを知っているからに他ならない。
(*23) oO832mk 2022/01/18(Tue) 23:43:10
 




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