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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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レヴィアは、何かを望んだことがない。
(a22) arenda 2022/08/14(Sun) 19:24:35

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

>>77 ヴェルデ【街中】

あなたのものよりずっとくすんで、ほとんど白色のような金髪シルバーブロンドが、あなたの視界の中で揺れる。

「そ」

大通りに背を向けた女は、かつかつとまた足音を立ててあなたに近づく。
疲労の色は見えないが、あまり部屋に帰っていないのだからどこかをほっつき歩いていたのだろう。

「昼ご飯は食べた?」

じい、と。
開いたままの双眸が見下ろしてくる。
手に持った傘がやかましく、けれどゆっくりとくるくる回り、静かな視界をかきまぜた。
(80) gt 2022/08/14(Sun) 19:32:12

【人】 害のない毒 マキアート

>>74 テンゴ


「え、いいんですか?……そ、それ目当てではないことを念頭にしていただけるなら!貰おうかなと思います!」

どれにしようかな〜。童心を忘れていない様子の男は吸い込まれるように駄菓子の籠を見る。

「物騒……そうですね。
 この辺りは何かと落ち着かない情勢が続いています。

 オレが輝いてみえるならば、寧ろそれが普遍的であればいいんだけど……世知辛いですね。幸運、と呼んでしまうくらいにはありふれていないということですから」

ただ、ふと見せる寂しげな横顔は、
子どものようと称するには少しばかり冷めた印象か。

「うーん、これかな……こっちかな……
 これとか多分子どもの時に食べたような……?」
(81) backador 2022/08/14(Sun) 19:33:48

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>79 レヴィア

「死ぬ時には見れそうだね。
 まあ死ぬつもりは当分ないけどさ」
「……そんな目するくらいなら断りゃいいのに」

自分で頼んでおいて、鼻を鳴らす。
そうして、去っていく背中を見て、

「…………」
「ヘイ、レヴィア!」

思い出したように、声を投げかける。

ランプこいつ、光が気に入ったよ。
 あんがと。また行く。そんだけ」

それで、今度こそ見送った。
(82) shell_memoria 2022/08/14(Sun) 19:40:36

【秘】 風任せ マウロ → 狡兎 ツィオ

「ツィオ」

アジトに戻ってきた頃、どこかしらで君を見かけたのなら声を掛ける幼馴染の姿があるだろう。
ここ最近見せていたような仏頂面はそのままに、声は以前より君たちと話していた時と同じトーンだ。

調子はどうだ、だとか。様子は変わりないだろうかだとか。
そういったことを聞きたくはあるのだけれど、素直でない彼は声を掛けたまま暫く間を空けている。
君から口を開いた方が早いと思うくらい。それもいつものことだ。
(-260) otomizu 2022/08/14(Sun) 19:40:57

【人】 ガット・リベロ ルチア

>>68 ヴィオレッタ

「……!あ、ヴィオレ……ヴィオラさん」

声を掛けられるとは思っていなくて。
一瞬、びくりと肩を震わせてしまうも、
少女は声の主を知っていた。

フランクな挨拶に、こちらも名前を崩す。
特に決め事ではないけれど、暗黙のルールのようなもの。
差し出されたオレンジジュースを見て、目を瞬くも。
意図を察して受け取った。

「グラッツェ。いえ、そういうわけでは。
 買い物の帰りです。これ」

野菜や果物が入った手提げ籠をそっと前に出して。

「少し疲れちゃったから……休んでいたんです」
(83) yatuhatig 2022/08/14(Sun) 19:46:36

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>82 ストレガ

小さな穴を抜けて、服の汚れをぱっと払って。
レースのついた黒い傘を差す。
背中から上をすっぽり覆う、暗幕。

呼び止められて、少しだけ振り向いて。

「そう。」
「興味ないわ。」

また傘を貴方に向けて、そうして、歩き去っていった。
(84) arenda 2022/08/14(Sun) 19:47:52

【秘】 ガット・リベロ ルチア → 小夜啼鳥 ビアンカ

「きっとですよ……?」

支払いはバリスタへ渡して、
残ったチップを軽く握って。

届かない独り言。
少女は雑踏の中へ消えていくビアンカを見送り、少しの間だけ、見えなくなった方をじっと見つめて。
それから、また仕事へ戻っていった。
(-261) yatuhatig 2022/08/14(Sun) 19:49:43

【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート

唾液を含ませてぬるついた舌は背筋を伝い、傷のふちをなぞるように辿る。
首を伸ばせば届く端っこまで耳朶を食んで続きを催促するよう。
何もせず与えられるばかりを好むわけじゃない、むしろ触れるほうがずっと好きだ。
だからこそ、魅惑的に見える相手を何もしないまま待つのが堪えて、こうして求めているのだろう。
背中越しの体温の主は興奮を覚えていると、示すように時々腰が揺れて門渡りを刺激する。

「オレ、我侭言うの好きなんだ。応えてくれるの、嬉しいから……
 カフェはいい匂いがする。ちゃんと手入れしてる、匂い」

眉は下がり、蕩けるように見上げる。遊びでもこうして触れ合わせられるのは特別なことだ。
それが身持ちの固い人間の言う意味よりもずっと浅い意味であったとしても、
肌を寄せる喜びを分かち合えるのは、全く誰でもかまわないというのとは、少し違う。
こちらを向いた顔を見上げて、顎下に舌を這わせて深く息を吐く。
触れ合った唇は内側の粘膜を啄むように合わせて、ぴちりと水音を交換する。
どちらのものともわからないくらい混ざりあえば、次第に丸く甘い味の錯覚を覚えた。

「ン、もっと」

せがむ声を朱色の間に流し込んで、絡み合うほどではないくらいに舌先を送り込む。
唇の柔さをなじませるくらいの浅さで、誘って続きを乞うくらいのもの。
相手が脱がせやすいように袖口を浮かせたり椅子の座り方を変えたりして、労を減らすのも惜しまない。
段々と、あたたまった肌が密着し合う箇所が増える。
乾いて感じないくらいに薄うく汗をかいた皮膚がよけいに、性的なものを連想させて息を呑んだ。
(-262) redhaguki 2022/08/14(Sun) 19:55:53

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>73 マキアート

「ん」と短く首肯する。
少なくとも少年にとっては、気にしていないことで、気にしなくていいことだった。
だのに、はたりとひとつ瞬いたのは、あたたが「無理に同じにならなくてもいい」と言ったときのこと。
翠の目はちらとあなたを見、再度、並ぶぬいぐるみへ。

「ヘビも結構、つぶらな目なんだってね。
虫、虫もそうか、そりゃ好きなヒトもいるよな」

さすがに虫のぬいぐるみは並んでいなかったが。
どこの馬の骨とも知れぬ子供からあなたに提供できるものなど、物珍しさぐらいのもの。
それでも有意義と表してもらえたのなら、すこし、口角を上げて。

「賭け事の……審判をするヒト?
ヒトの相手をする仕事だから、話しやすいんだ」
「おれはヴェルデ。
目が翠だから、そういう風に呼ばれた」
(85) beni 2022/08/14(Sun) 19:57:08

【秘】 翠眼 ヴェルデ → 害のない毒 マキアート

ド忘れしたのか、そもそも知らないのか。
『ディーラー』という言葉さえ出てこない少年は。

「仕事は、……街娼立ちんぼ

あなたが職業を明かしたからか、そう告げた。
踵を返す。

「それじゃ、またね」

尤も、『また』があればの話だけれど。
(-263) beni 2022/08/14(Sun) 19:57:42

【秘】 花で語るは ソニー → 小夜啼鳥 ビアンカ

/+
お疲れ様です。
>>21の白茶、二日目が終了しそうなのでこのままやりとり中止で大丈夫です。
おそらくログに紛れて気づかなかったのだと思うのですが、
後で気づくとショックかなと思い連絡しました、またの機会がありましたら〜。
返信は不要です!
(-264) redhaguki 2022/08/14(Sun) 19:59:57

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>84 レヴィア

「…………」
「かっわいっくねぇ〜」

言葉と裏腹に、にまっと笑った。
(86) shell_memoria 2022/08/14(Sun) 20:04:09

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

諭す言葉が、アルコールでふやけた心にかけられて。
それが全部溶けるのは難しいだろうが、
きっと心の奥に届く程度には沁み入った。

「ヴィオレッタさんが上手にお話してくれるからだと
 自分は思うんですけど……。
 でも……はい。
 少しだけ前向きにはなれました」

仕事には誇りがある。
だからそれと同じだと言ってもらえることは、
青年にとって何より喜ばしいことだった。
目元が緩んで、纏った空気が和らぐ。

「甘いもの、好きです。
 昼間も屋台で駄菓子を買ったりして……」

礼と共にミルクセーキを一口飲む。
炭酸とは違う、優しい口当たりにほっと息を吐いた。
ついでに『食べますか?』と小瓶に詰められた金平糖を取り出したりしただろう。
(-265) dome 2022/08/14(Sun) 20:04:13

【秘】 翠眼 ヴェルデ → 家族愛 サルヴァトーレ

少年はあなたの手を恐れることはない。
けれど、撫でられる度にやはり、不思議そうな顔をする。
そういう風に触れられることがなかったから、その意味をよく、理解していないのだ。
それでも、不快ではないから、ひととききゅっと目を瞑る。
『嫌なこと』など、そもそも、ありはしないのだけれど。
(-266) beni 2022/08/14(Sun) 20:15:25

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>81 マキアート
【祭りの屋台】

「そんな風には思っとらんよ。」

貴方にそんな思惑があるとは思ってもいない店主は、くつくつと喉を鳴らして笑う。

「少なくとも俺の周りにはありふれていないものだ。今の町はいつ何時誰が殺されてもおかしくはない。お前さんも気を付けると良い。誰か大切な人間がいるなら特にな。」

ファミリーではない貴方に、気遣う言葉を掛ける。
(87) ぴんじぃ 2022/08/14(Sun) 20:15:30

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 花で語るは ソニー

/*
お疲れ様です。大変失礼しました、気が付きませんでした…
この時はすげなく立ち去ったというようなていで、改めてこちらから声をかけさせていただきますね。
ご丁寧にありがとうございます。
(-267) gt 2022/08/14(Sun) 20:16:40

【鳴】 翠眼 ヴェルデ

「ああ――そっか、そういう時間か」

少年はあまり、食事に頓着しない。
というより、ほとんどの物事への執着が希薄だった。
毎日の食事がある、ということに、まだ慣れ切っていない。


「確かにあんたは物を食べ歩くようなヒトじゃないよな」
「今はだれも彼も何かしら持って歩いててさ、だからまあ、その方が自然なんじゃない」

その高価そうな外套に、スーツに、汚れがついては大変だ。
などと思うことこそ、価値観の差異なのかもしれないけれど。
時間帯もあるのだろう。道行く人々の多くは、あなたの言ったジェラートやら串焼きやら、ものを食べているのが目立つ。
流れる人混みの中を、身長差の分、どうしても狭くなる歩幅でついて歩いて。
串焼きの屋台を見つけると、くいと袖を引いた。
(=6) beni 2022/08/14(Sun) 20:17:26

【秘】 花で語るは ソニー → 蜉蝣 アベラルド

「はい、こちらですね。ちょうど時期なんですよ。
 香りも清潔感があって柔らかいし……贈り物にはぴったりかも」

なんて言うけど、相手が何の用途で花を買っているのかは知らない。
それが喜ばしいものなのか、悲しいものなのかさえも、だ。
けれどそれ以上のことを言うわけではなく、薄いミントブルーの不織布がくるりと巻かれる。
白に薄緑がしのばされた枝は、花は小さくとも上品な華やかさを持つ。

「そうですね、業者から個人から、いつもよりかは出入りも多いですよ。
 通りも人どおりがわっと多くなってるから、大変なんじゃないかな。
 オレも配達車を移動販売と勘違いされて子供に囲まれたりもして、ははは」

有事であることを加味して、時に間接的に暗部の話をすることもある。
けれどもたびたび言葉を交わすごとに、相手がそれに積極的でない向きを悟って、
彼に対してはあまり裏の話を振らないようになったらしい。
少しラフで気軽なふうに見える格好に、ちょっとだけ嬉しそうに頬を緩ませた。

「お兄さんは祭りの方へは、あまり? その様子だと仕事が忙しいかな」
(-268) redhaguki 2022/08/14(Sun) 20:18:34

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>83 ルチア

「あなたも買い物帰りだったのね」

こちらもワイン瓶の覗いた買い物袋を持ち上げて応じる。
隣で石壁に背を預け、空を見上げた。

「今日もお日様は元気だもの、仕方ないわ。
 お祭りで人も多いし」

空になった手に自分のオレンジジュースを移して、ひとくち。
すっきりとした甘みと酸味が乾いた喉を癒してくれる。
ストローから口を離すと、ふぅと吐息が漏れた。
(88) 968. 2022/08/14(Sun) 20:22:22

【人】 蜉蝣 アベラルド

>>76 サルヴァトーレ
【チョコラータ:オルサキオット】

「はあい、承りました。
 そうですねぇ……その方、紅茶は好きかな」

にこりと笑んで、いつもの商品をレジに寄せる。
それからプレゼントの相談に一瞬考え、思いついたのか一つ質問を。

「茶葉を混ぜ込んだプラリネがあるんだ。
 ダークチョコレートを使ってるから、甘さ控えめでさっぱりしてる。香りももちろんいい。
 贈答用のラッピングも受け付けてる」

そういいながら棚から出してきたのは、
細長い箱に入ったプラリネだ。包装紙のサンプルも横に並べつつ。

「……そうだな、あとは試食もできる。どうなさいますかね?」
(89) susuya 2022/08/14(Sun) 20:23:41

【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

/*
好き!!!!
レヴィアさんとストレガさんのやりとり、ほんっとに、好き!!
(-269) 968. 2022/08/14(Sun) 20:24:02

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>80 ビアンカ【街中】

一歩、二歩……縮まる距離を、静かに眺めて。
問われると、「あ〜……」なんて、間の抜けた声をひとつ。
少年は食事にあまり頓着しない。
ほかにも、多くの物事への執着が希薄だった。

「……わすれてた」
「ロッカもあんまり、部屋にいないだろ。
忙しいって言ったって、ちゃんと休めよ」

疲れて見えるわけではないので、やっぱり、余計なお世話なのかもしれないけれど。
くる、くる。傘の回るのを、見るともなく見る。
(90) beni 2022/08/14(Sun) 20:28:20

【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ


投げ掛けられた言葉と、外から聞こえる幾つかの足音。
あいも変わらずそちらを見もせずに、一人溜息を吐いた。

嫌だね。
俺が死ぬなら、自分も死ぬって?
 ただ死にたいってだけなら殺してやっても構いやしないが、
 そんなのは、遠慮願いたいもんです」

足は止めたまま、乾いた笑みとうんざりしたような声色が応じた。
その本心は、以前に埠頭であなたに言った事とそう変わりない。
言葉に嘘の色は無く、鬱陶しいとでも言うように突き放す。
あなたの言う通り、止められて当然の事だというのに。

「こうなると知ってたから、言わなかったんでしょうよ。
 
面倒臭いから一人で死にたいんだよ。

 俺はあの世への道連れなんざ欲しくはないし、
 他人の死の責任を負いたくもないね」

信ずるは良し、信じないのはもっと良い。
結局の所、今更になって死に損なわないなんて保証も無いものだ。
勝手に死ぬのは構わないが、連れは居ても後が面倒でしかない。
そんなものが居なければ良いと常々思っていた。

「どうせお前が死ぬってなれば煩い連中が居るだろうさ。
 俺はそれに巻き込まれるなんてのは御免被るってわけだ」

無気力は変わらずとも、そろそろ命は惜しくなって来た頃だろう。
そう思ったからきっぱりと言ってやったのに。
まったくもって、何もかもが裏目に出る人生であることだ。
(-270) unforg00 2022/08/14(Sun) 20:30:23

【人】 風任せ マウロ

>>36 テンゴ
【三日月島:岬】

「………」

ここ数日ノッテの連中には当たり散らした自覚があるものだから、バツが悪そうにして。
言葉は返さずに、吸った煙だけを吐き出した。

「……元々ここの祭りには興味ねえんだよ」
「それに……おっさんが死んだってのに、浮かれていられるか」

想定通りであろう答えを返す。
敬愛するトップが死んだから、というよりも 懐いていた親戚がいなくなってしまったかのような寂し気な声色。
思っているよりも、ずっとダメージを受けているようで。

「あんたこそ、行ってきたらいいだろ。祭り」
(91) otomizu 2022/08/14(Sun) 20:31:05

【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ


「生きてる奴に友人なんか居ないんでね。
 自殺幇助に付き合ってくれる奴なんか居やしないが、
 幾ら何でも俺だけが死なないなんて驕れる状況でもない」

自分の不運が誰かを殺し、自分の悪運が今日まで命を繋いでいる。
何もそんなふうに驕っているわけではない。
確かな事でこそないけれど、否定もまたできはしないだけだ。

「はあ。この際はっきり言ってやろうか?」

傍から見上げるあなたを腰を折りもせず見下ろして、
誰に向けたものだか、ほんの少しの嘲りが滲んだ笑みと共に。

俺は生きてる奴の事なんか嫌いだ・・・・・・・・・・・・・・・
 あんたも例外じゃない。嫌いな奴と死にたくなんかないね」

そう言い終えてしまえば、後は。
よほど強く引き留められない限りは、もう話す事は無い。

突き付けるように吐いた言葉は、半分は本当で。
もう半分は、定かではない事だ。
(-271) unforg00 2022/08/14(Sun) 20:31:16

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

>>90 ヴェルデ【街中】

少し、眉がつり上がる。
目許にも口許にも表情がでないのに、そこだけは彼女の感情を素直に伝えてきた。

「飯はちゃんと食えっていったよね。
 また金とるよ」

最初のころよくやっていた、勝手に飯を作ってあなたに借金を負わせる極悪人の手法だ。
傘の回転がゆるりと止まり、今度は逆に回りだす。

「私もこれから戻るけど。
 一緒帰る? まだいる?」

そうして一つ溜息。それなりに疲れてはいるのだろう。
ただ、こうして立ち止まってあなたの返答を待つくらいには、余裕はあるようだった。
(92) gt 2022/08/14(Sun) 20:36:26

【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ

/*
終始PCがかなり強い言葉・態度を取っており
大変申し訳ございません〜𝑺𝒆𝒄𝒐𝒏𝒅 𝑺𝒆𝒂𝒔𝒐𝒏〜
みんなと仲良くしたかったはずのPLが腹を切って詫びます。

一緒に死ぬ!でなければこの後も全然お話頂いて構わないのですが
死ぬのを止める・一緒に死のうとする場合今後も高確率で塩になります……
本当にすみません…………PCがハードパンチャーで…………………
(-272) unforg00 2022/08/14(Sun) 20:36:29

【秘】 蜉蝣 アベラルド → 花で語るは ソニー

「そりゃいい。きっと喜んでくれる。
 ……うん。いいな。やっぱりここの花屋はセンスがいい」

ラッピングされていく様子を満足そうに眺めていた。
たおやかで清潔そうなその雰囲気が気に入ったようだ。
何の為の花なのかはきっとまだ誰にも知られていなくて、けれどおそらく、喜んでくれるような相手はいるらしい。

「あはは、そうですか。祭りになると島の外からも子供は来ますしね。もちろん大人も、ですが」
「やっぱりお互い大変ですねぇ、儲かり時と言えばそうなんでしょうけど。
 悪い気はしないですがね」

「俺は〜……まあ、少し覗くくらいですよ。
 ほら、祭りになると美味しいものに多く出会える。
 昼飯時にそれ目当てで出向くくらいですかね」
「そういうお兄さんこそ、あんまり行けてないんじゃあないですか?」

一緒に行く相手もいない……いや、いないこともないけれど。
世情が世情だ。大っぴらに連れ歩くのも気が引けていた。
そちらの方を伺うように、首をかしげる。
(-273) susuya 2022/08/14(Sun) 20:42:03

【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド

「そっか。じゃあちょっとくらい、楽しみ方でも教えようか?
 馬の走る時間は過ぎてるけど、次の日の出走馬の様子くらいは見れるかもね。
 トライアル・ランを何度か走るし、夜はビアガーデンが出てる頃かな」

わざとらしくならないよう、知っていることへの反応は簡素に。
毎日続く祭りを毎夜深くなるまで楽しむ元気な者自体はそう多くはないものの、
それぞれにまばらにあれば、結局のところ夜まで祭りは続いているのに等しい。
外から聴こえる楽器の音や人の声なんかも、きっぱり遮断することは出来ないようだ。

「別に全部買っていってもオレは困らないけど、まあ、荷物にはなるんじゃない?
 ちゃんと着るなら馴染みのブランドのでも見てあげたら」

カジュアルなものだからといって皆廉価なわけではないし、ブランド物となれば一見同じようなものでも数百ユーロする。
きちんと見立てて普段遣いするのであれば、河岸を変えないほうがずっといいだろう。

さて、着替えができる程度にスペースを取っているとは言え、二人は居れば試着室は狭い。
当然離れて立つなんて芸当は出来ないし、そうするつもりもないようだ。
手は、向こうの壁について。囁く声が漏れないように、耳のある方に唇を寄せる。

――……ヤサに現れなかったのは、カルロ、アルミオ、ピーノ……


こうしてふざけた態度を取っている割に、一応わざわざ時間を取るだけの仕事・・はあるよう。
名前が上がったのは末端がほとんどだが、構成員の名前なのだろう。その数は、十数名。
おそらくは騒ぎがはっきりと情報となった日、昨日のうちにアジトに顔を出さなかった人間だ。
とはいえ同国の人間としては多少ありふれた名前。それに顔と照合できねば、意味がない。
それでもその中にはいくらかもっと、重要な名前も紛れていたかもしれない。
例えばある程度功績を残したメイドマンやソルジャーなどのような。
そのくせ、同じ小声で胸元から見上げて囁く。

「脱がないの? 時間掛かったらヘンだよ」
(-274) redhaguki 2022/08/14(Sun) 20:42:24

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

幾分かは和らいだ雰囲気に肩の力を抜いて微笑んだ。
…少し偉そうなことを言ってしまったかな、との
思いもあった故の安堵もあって。

「それなら良かったです。
 …なんとなく、そんな気はしていたのですが」

甘いものが似合う可愛らしい人なんて口にしたら、
また揶揄っていると怒られ…
拗ねられそうだから言わなかったけれど。

キャンディCaramellaですか?」

首を傾げ、尋ねる。
小瓶に詰められた色とりどりの星には興味は見せつつも。
(-275) 968. 2022/08/14(Sun) 20:45:04