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【赤】 浅見 律安心なんて欠片も出来ない状況で 無意味な言葉を吐き捨てると。 あなたのスーツに手をかけて、衣服を乱していく。 ネクタイを外して、ワイシャツのボタンを 一つ一つ外して、はだけさせて。 いたって優しい手つきで肌をなぞっていく。 そう、別にあなたの身体に 物理的な傷をつけたいわけじゃない。 私はただ、あなたと繋がりたいだけ。 (*43) 2022/12/18(Sun) 1:45:11 |
【赤】 浅見 律行き過ぎた依存心を持っているように 見せかけるために、敢えて省いた言葉で あなたに語りかけながら、頬を撫でてみせる。 敵意なんてありませんよ、と言いたげに。 私自身は何一つ乱れていない制服のまま。 今まで私をいいようにしてきた人が 今は私に言いようにされてる、と思うと 少しそそられるものもある。 「私からの質問は…… さっき後回しにするって言いましたし。」 (*46) 2022/12/18(Sun) 1:47:04 |
【赤】 浅見 律「聞きたいことがあるなら答えてあげますよ。」 あなたの耳元で囁いて、 そのまま、耳の中を嬲るように舐めて。 息を吹きかけると、くすくす笑った。* (*47) 2022/12/18(Sun) 1:47:45 |
【赤】 入江 修失うものがなくなったやつの狂気は 常人じゃ推し量ることさえできない。 目を覚ますと俺はソファーに寝ていたが その違和感に気づいたのはすぐのことだ。 両手と両足が、動かせない。 よく見れば縄が俺の肉に食い込んでいた。 もちろん犯人なんて一人しかいない。 (*49) 2022/12/19(Mon) 0:15:40 |
【赤】 入江 修耳元で囁く姿はまるで悪魔だ。 狩る側から狩られる側に落ちる恐怖を 俺は今、もっとも最悪な形で味わっている。 耳を嬲るなんて俺の教えていないことを 慣れた手つきでやられてしまったのだから。 「っはは、傑作だ…。 さんざん仕込まれた腹いせか知らねぇけど この期に及んで新しい性癖開拓か?」 俺が浅見に散々そうしてきたように その報復にも思えて仕方がない。 しかし身体は正直なもので 肌で感じた柔らかな感触が身体に熱を与えると ちょうど浅見の身体の下で ほのかに硬く主張をし始めてしまった。* (*51) 2022/12/19(Mon) 0:20:09 |
【独】 浅見 律/* 多分ペラペラしゃべらない方が怖いよねと思いつつ喋らないとやりづらそうなんだよね……だって抵抗できないし……誰だよこんなことしたの…… (-55) 2022/12/19(Mon) 1:05:17 |
【赤】 浅見 律見せかけの言葉は違和感だらけだったらしく。 キャラじゃない、という言葉に目を細めて。 「リップサービスですよ。 こう言ってほしかったんだと思って。 想像するだけでそそられる、 ってあの時そう言ってましたよね。」 と、違和感に違和感を重ねてしまう。 あなたが言ってほしいことを 頑なに言わなかった浅見律とは 正反対のことを口にしていたけれど。 あなたと繋がりたいと思うのは そこにどんな目的があれ、本心だ。 でも、企んでいることの内容は教えない。 (*52) 2022/12/19(Mon) 3:13:16 |
【赤】 浅見 律 教えられていないことを これ見よがしにしてしまったのは 別にあなたへの当てつけとかではなく。 ただ、興奮を煽ろうとしただけ。 恐怖を煽るつもりはなかった。 あなたが反応してくれないと困るから。 (*53) 2022/12/19(Mon) 3:13:56 |
【赤】 浅見 律見下ろしながら、そんなことを言いつつ。 身体の下でほのかに主張しているものに気づいて 布越しに自分の秘部を擦り付けるように腰を揺らす。 微かにいい場所を掠めて、吐息を零したけど 布越しだからまだ物足りない。 (*57) 2022/12/19(Mon) 3:21:27 |
【赤】 浅見 律「性癖を開拓されてるのは 先生の方じゃないですか?」 馬鹿にしたような笑いを浮かべながら 耳をくすぐるように撫でて、 首筋へとなぞり下ろし、さらに下へ。 胸までたどり着いた指先は その先端を弄ぶようにくるくると撫でて。 爪を立てて軽くひっかいたあと、 労わるように優しく口づけを落とす。 束ねていない髪がさらりと垂れて あなたの肌にあたった。 (*58) 2022/12/19(Mon) 3:22:34 |
【赤】 浅見 律「……だって、もう反応してる。」 秘部を擦りつけるのをやめて 身体の位置をずらすと、 いつかあなたに教わったように 両手で包み込むように握って。 あなたを見つめながら、 握ったものの先を舌を出して舐めると、 果ててしまわない程度に、 刺激を与えようと手を動かし始めた。 (*59) 2022/12/19(Mon) 3:23:50 |
【赤】 浅見 律 悦ばせ方を仕込んだのはあなただけど。 他の人にも奉仕をしていた今となっては あなたの知っている手つきと 少し、変わっていたかもしれない。* (*60) 2022/12/19(Mon) 3:24:06 |
【赤】 入江 修浅見の親に連絡をした時に 親が俺に対して言ってきたのは うちのがすみませんという棘のある言葉だ。 子、と呼ぶことすらしないのか。 あの日から何度も続いた無断欠席も あの親は気にも止めやしない。 携帯も持たない浅見は 文字通り闇夜の中へと消えていった。 (*61) 2022/12/20(Tue) 17:50:34 |
【赤】 入江 修「はっ。他のオス共は リップサービスのやり方までは 教えてくれなかったのか。」 リップサービスは本来相手に悟らせないが 半端な男じゃできるわけもない。 俺以外に教えられるやつもいなくて 極端に腕だけ磨かれたその醜態は 人に恵まれなかったやつの哀れさそのものだ。 (*62) 2022/12/20(Tue) 17:52:48 |
【赤】 入江 修捨てられたと思った浅見は 地べたを這いつくばりながら ゴミ捨て場に流れ着いて 壊れたまま今此処に戻ってきている。 言葉の裏は知らないくせに 人間の裏側だけはよく知ったらしい。 「喚かせられるぐらいやってから言えよ。」 身体の主張とは裏腹に。 見下ろす浅見に向かって吐き捨てると 布越しに与えられる柔らかな感触に 俺は思わず顔を顰めていた。 (*63) 2022/12/20(Tue) 17:53:40 |
【赤】 入江 修「そんな、わけ…ねぇだろ…」 嘲笑う浅見を思わず睨んで。 だが検めるような唇と 弄ぶような指先に身体が震えてしまう。 触れる髪先が 女豹という嫌な意味で 浅見をいい女に仕立て上げていた。 (*64) 2022/12/20(Tue) 17:54:30 |
【赤】 入江 修その言葉に説得力がないことは 浅見も分かっているらしく。 こっちが崩れるのを待ち侘びているのか、 両手で包み込まれ舌先をあてる仕草を まるで見せつけるようにやってくる。 自分の女としての良さを自覚してなきゃ できないやり方だ。 手つきもそうだが、それ以上に 立ち振る舞いや空気が変わっていた。 (*65) 2022/12/20(Tue) 17:55:34 |
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