【人】 薬師 ヴィオラ[ふと、菓子が置かれている場所にある 綺麗な容器が目に留まった。 なんだろうと開けてみれば、 中身はよく知る 紫 色。]………こんなものまで用意してるの。 [私の罪と向き合えとでも言いたいのだろうか。 こんなにも向き合っているというのに。 目を伏せて、一つ口に含んだ。]** (91) 2024/12/23(Mon) 3:34:21 |
【人】 親 グリンダ羊皮紙を渡すとき、彼女の表情は消えていた>>73 一方で私も、怒りもせず、悲しみもせず、哀れみもせず それでいて笑みを浮かべるでもなく、 張り付いたままの曖昧な表情からは、 何も読み取れなかったに違いない。 「 聖母だって。噂でしたよ。 」 それだけ。 名乗ったことはない、という彼女に返す言葉だ。 別に誘拐の話も聞いたことはないし、 身寄りのない子どもを育てているという噂も聞いた。 だからこそ、あの子がそこ≠ノ居ると思ったのだ。 …誘拐、だったら。疑ってなかった 今の今まで誘拐されただなんて 一度も、思ったことはなかったのだもの (92) 2024/12/23(Mon) 8:23:15 |
【人】 親 グリンダきっと私が善い親ならば 私が母だとはっきりと口にするのだろう きっと私が善い親ならば あの子を返してほしいと泣き叫ぶのだろう でも。そうはしなかった。 きっと私に善い親を演じる権利は、もうないから 私が確かに言えるのは、 あの子を産んだ、という事実だけ。 それ以上でも、以下でもなかった。 (95) 2024/12/23(Mon) 8:24:23 |
【人】 親 グリンダ「 ……話すなら、ここがいいわ ほかの人に聞かれてうれしい話でもないでしょう 」 それはきっと、多分お互いに。 それでも彼女がお茶と火を取ってくるというのなら 彼女を止めることはしなかっただろう 彼女が逃げてしまう可能性も考えた。 …だけど、この館から出るのは簡単ではないのだ。 「 でも、私はお茶は要らないわ あなたの罪を知った私が、 消されてしまう可能性だって、あるでしょう? 」 別に怒った口調とかではなかった。 私が彼女を信用していない、というわけでもない 寧ろ、逆だった。 罪を知られた彼女が、 イリゼルの親に会った彼女が、 私に、心を許してくれるだなどと、 前向きに思えるほど、私は楽観的ではないのだ。 ** (96) 2024/12/23(Mon) 8:25:18 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a7) 2024/12/23(Mon) 8:26:35 |
【人】 聖母 エリシア[広間を出る前。 グリンダさんに続きヴィオラさんまで 気もそぞろになってしまって。>>87 先ほど聞こえてきた話にはわたしも驚いたし、 無理もない、と思ったけれど。 視線すらこちらを向かない様子を見ると、もしかして ここもまた知り合いだったりするのだろうか。 本当に世間は狭いこと。] ……そうですか、わかりました。 では、行ってきますね。 [そう請け負うと、わたしは一人で席を離れた。 そんな状態で片付けまで任せるのは申し訳ないし、 後でやりますから適当でいいですよ、と付け加えたが。 しばらく後に火種を取りに戻った時、 すっかり片付いたテーブルを見れば、 結局やらせてしまって申し訳なさげな顔になり。 ヴィオラさんがまだ一人でいたなら、一言謝って グリンダさんは見つけたことを伝えてから 再び広間を出ただろう。]* (102) 2024/12/24(Tue) 1:36:58 |
【人】 聖母 エリシア[しかし母親≠ニ答えなかった>>93 彼女の顔をじっと見て。 わたしは自分に都合の良い考えへ転びそうになるのを 押しとどめ、イリゼルのことを考えた。 すっかり明るく、血色のよくなった少年と比べ 感情も読みにくい、血の気のないように見える顔。 おかげで最初は気がつかなかったが、 よくよく見れば面影がある。 花を愛でる余裕もないと言っていたが、 その身なりからしても あまりいい暮らしをしているようには思えなかった。 しかしその花≠ェ、 植物のことだけではなかったと今ならわかる。 思い出を語る口調。>>94 資格がないと言った時の顔。>>0:469 イリゼルが言うように 『おかしくなった』ようにも見えない。 なら、……資格があったら、 彼女はどうするのだろう。] (104) 2024/12/24(Tue) 1:37:06 |
【人】 聖母 エリシア[しばらくして戻って来ると、 まずは暖炉に火を入れて。 ろくな家具もない部屋だけれど、ベッドでもどこでも とにかく座って話をしましょうと 彼女にすすめ、自分も腰かけた。] と言っても、何を話したらいいのかしら。 考えてはいるのですが、なかなかまとまりませんね。 ……ああ、そう、さっきああ言ったのはね。 あなたにそのつもりがあるのなら、 尋ね人の張り紙なり届け出なり とっくに出ているはずだと思ったからですよ。 [何を話せば、というわりによく回る口。 彼女と違ってずいぶん楽観的に見えたかもしれない。 少なくとも、話をすると決めてから 責めるような声色は一切出していないつもりだ。] (107) 2024/12/24(Tue) 1:37:14 |
【人】 聖母 エリシア[それはいつかどこかで、 子どもの家族の心情に寄り添った時のように。 相手の事情を慮る、思いやりの滲んだ声で。] ……資格がないとおっしゃいましたよね。 あれは、イリゼルのことですね? 先ほど……G、でしたか またあの声が聞こえてきましたけれど…… ひとつ、聞いてもいいかしら。 [そう尋ねたけれど、しかし、ここで初めて わたしの顔には迷いのようなものが浮かんでいた。] (108) 2024/12/24(Tue) 1:37:17 |
【人】 聖母 エリシア……わたしはね。これでも自分なりに、 そうすべきだと思う規範に従っているんです。 子どもを閉じ込めないのもそう。 彼らがいつか、 自分の力で生きて行けるようになって。 その時『家族』に会いたいと望むのであれば、 わたしに、止めるつもりはありません。 ………… (109) 2024/12/24(Tue) 1:37:20 |
【人】 聖母 エリシアイリゼルは詳しい事情を話したがらなかったから。 わたしも、無理に暴こうとは思わなかった。 それはあなたに対しても同じこと。 ですが…… もしあなたの罪が、あの子に関わるものなら それが消えた時、イリゼルは あなたの元に帰りたがるんじゃないかって…… [そこまで言って、わたしは俯く。 そうすべきではないと思うのに、 寂しげな声を隠しきれなかった。] (110) 2024/12/24(Tue) 1:37:25 |
【人】 聖母 エリシア[彼女の罪はわからないけれど。 イリゼルの目に『おかしくなった』と映った、 その時のことなんじゃないかと。そんな気がして。 まさか、何もかもを咎められているとは思わずに。] ……、あなたは、 どうするおつもりなんですか? [遠回りをしたけれど。ようやく顔を上げて、 聞きたかったことを、彼女に尋ねた。 罪よりも何よりもまず先に来るのは『子』。 わたしにとっては、それが一番大切なことだった。]** (111) 2024/12/24(Tue) 1:37:28 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a8) 2024/12/24(Tue) 1:48:51 |
【人】 薬師 ヴィオラ親愛なる ジークバルト・カーティス様 いつも弟がお世話になっております。 この度は何やら弟が余計なことを自警団の皆様に 言ってしまったようでご迷惑をおかけしました。 個々にお返事するのも大変ですので、まとめての お礼になってしまいますが、沢山のお手紙をあり がとうございました。 そしてお花の件ですが、アイリスなどはいかがで しょうか。華やかで香りもあり、「希望」という 花言葉も英雄であるカーティス様及び自警団の皆 様に相応しいと思います。 私たちがこうして平和に暮らせているのは皆様の おかげであると日ごろより感謝しております。 これからも弟をよろしくお願いいたします。 なお、カーティス様は花を食されると弟から伺っ ておりますが、アイリスの花は有毒ですので決し て食べないでください。 (114) 2024/12/24(Tue) 2:29:45 |
【人】 薬師 ヴィオラ ―――追伸、 ちなみに何故か聞かれることが多かったのですが 婚活はしておりませんと皆々様に よろしく お伝えいただけますでしょうか。 (115) 2024/12/24(Tue) 2:30:40 |
(a9) 2024/12/24(Tue) 2:39:46 |
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