>>現場付近

「そうだね……痕もしっかりあるようだよ」

あとのある場所を見えるようにし、手を離す。
伏目がちに苦々しい表情を浮かべた。

>>45 ヌンキ
「死んでんの？　外傷は？」

気付くとあなたの隣に少年がいる。
どこかの漫画の探偵ボーイのように、
平然と死体を眺めている。

「あ」
　[ハマルは見た][背の高い人々の向こうに倒れている]
　[宿に着いた時、見た気がする]
　[言葉を交わした、ような]

「ハマル。何もできなかった」
　[ゆらゆら][地面を見つめる]
　[『θの痕』という言葉を聞くまでそうしていた]

「ヒトが タオレてない……あべこべ……つまり、えっ、えっ！？」

キューの声を拾う。
会議場に待機したまま、右へ左へ落ち着きなく足踏みをする。何をすべきか考えあぐねているようだ。

　死体の様子が分かれば、ぽろぽろと涙を溢しながら会議室に戻って来る。

　キファは、顔を真っ青にしている。
　わなわなと震えている。
　その場にいること以外、何もできない。

「また事件か。休めねェな」

姿が見えない人間を数える。
二人。理由はまた別々だが。

(死体を調べるのは詳しいやつに任せておくか)

様子を見守るのに戻った。

>>48　ブラキウム
「君のせいではないよ……」

抱いた彼女を現場から一番遠い空き部屋へと連れていく。
外で無神経に話す者たちの声が届かぬように。

そっとソファーへ少女を降ろし、目の前に膝をついた。

「あんなものを見てしまって、怖かっただろう……」

ふと会議の場に残った面子に目を遣る。
不安そうな顔が見える。

「アンタたち大丈夫かァ。
顏真っ青になってる人も居ますけどォ」

死体から離れてそっちへ歩く。
ひらと手を振った。

>>56 カウス

「めだった外傷はなさそうだ。
　流石に服の中までは俺は見れないが…………。
　けれど血が流れていないところを見ると、ただの殺人ではなしうだな。まぁ、殺人ですらない可能性もあるけれど、痕はあるから関連はあるだろうね。一連の事件と」

いつの間にか隣りにいる貴方にそう伝えるだろう。

>>59 ルヴァ

「るっ、ルヴァさん！」

何をすべきか分からない女は悲鳴のような声をあげて泣いている貴方に飛んできた。ハンカチを差し出している。

「あ、あの……ええと、その……」

落ち着いてほしい。何があった。
かける言葉が沢山あるのに、出てこない。

>>64 ヌンキ
「そう。んじゃ、
　他調べといたがいいことはある？

　……取り敢えずアンタは会議に戻って欲しい。
　現状を会議室の奴らに伝えてくれ」

>>63 シトゥラ

会議場に向けられた声に反応する。

「あ、あの！シトゥラさん……」

舌がもつれて上手く話せないながらも、会議場で待機していた女は言葉を紡ごうとする。

「あ、あのっ……その、こういう時……どうしたら……いいですか……？やれる事は……ありますか……？」

>>62　アンタレス

*グスン*

「……あの人に会ったことがあるのだ。」

先程よりは落ち着いたようです。
ブラキウムは、袖口で目元を擦りました。

　助けを求める声、
　事態を知らせる叫び声。
　それらを耳にしても自分の席にただ座っている。

　膝の上に手を揃えて、伏せた表情は窺えない。
　よく見れば、小さな白い手はかすかに震えている。

「すみません、皆さん……お茶の準備に手間取って……あれ？
　どうかしたんですか……？」

トレーに乗せたティーポット片手に子役は会議室にやってきたが、なにやら裏の方が騒がしいことに気付き首を傾げた。

動揺とすすり泣く泣き声
ふらりと外を見に行き広がっていた惨状と人々の行動
役者であるサダルは何処か他人事のように
ただ呆然とその光景を見ていた

誰かとすれ違うか声がかかるまで
スケッチブックを抱えたまま立ち尽くしている

>>67　ゲイザー

「アンタがまず落ち着きなァ。
死体が出てしまったものは仕方ない。
焦っても、泣いても嘆いても死体は生き返らない。

集まれる面子集めて状況整理。
それやってるうちにみんな落ち着くだろ」

ゲイザーの近くに歩き、手近な椅子に座る。

「…………そうか、
　そうかそうか……ふむ。」

会議室の椅子の上。流石に目も覚める。
立ち上がることなく、頷いた。

>>71　サダル

「──サダル。大丈夫ですか？」

見かねて声を掛ける。
生憎今はゲイザーの近くにいるため、そちらには行けない。

>>71　サダル

「サダル。お前は、戻らなくていいのか。」

報告を終えて現場に行こうとするも、
立ち尽くすサダルを見つけて先に声を掛けた。

>>68　ブラキウム
「……知り合いだったか」

手を伸ばし、指の背で貴方の涙をぬぐう。

「あまり擦ってはいけないよ。
　目元が赤くなったら大変だ」

そっと取り出した肌触りの良いハンカチを貴方の膝へとおく。
香水と煙の香りが映っているかもしれない。

>>65　ゲイザー

「ゲイザーちゃん……例の事件。
　女の人が死んでた。シータの痕はやっぱりあったみたい。
　なぜかブラキちゃんが自分のせいって言ってて、その辺はよく分かんなかったけど」

　ハンカチを受け取って、涙を拭う。
　俯いたまま、彼女に答えた。

「あー。……��悲しい�≠ﾋ。」

>72 シトゥラ

「そっ……、そう、ですね。私、こういう時どうしたらいいか分からなくて頭が真っ白になっていました……」

忙しなく揺れていた体も徐々に落ち着きを見せ始める。

「あ、ありがとうございましたシトゥラさん。私は引き続き皆さんが戻ってくるまで待機している事にします。
動ける用意はしておきますから、もしお茶が飲みたいとかありましたら言ってください。私がはっきり動けるのはそのくらいですので……」

会議室。ため息を吐いて、ゆるりと立ち上がる。
ホワイトボードの前まで行けば、マジックを手に取る。
書記を行うつもりらしい。

「……状況を見た者、詳しく聞かせてくれ。」

>>77 ルヴァ

「シータの痕。本当に、噂のものが……。今一番辛いのはブラキウムさんですよね。話を聞く前に、ブラキウムさんが少しでも落ち着いてくれる事を願うばかりです……」

「��悲しい�＝Aですか。ルヴァさん、ルヴァさんは『気分屋』さんですけれど……苦しくて仕方ないのなら、気分を一時的に取るって事してもいいんじゃないですか？
自分で自分のものを取れるかは分かりませんが……」

「………………」

死体。そう聞こえた子役は固まった。
テーブルにティーセットを置いて、会議室を後にする。

>>74　シトゥラ
『大丈夫ではないですが　眠れなくなったらシトゥラがついてますから』

サダルに表情が戻ればシトゥラに昨日までのように緩く笑いかけスケッチブックを掲げた

>>79　ルヘナ

「あそこで……ブラキちゃんが泣いてて、藤色の髪の女の人が倒れてたのよ。
　事情は分からない。多分アンタレスちゃんが今聞いてくれてると思う」

　見た通り（>>77）をルヘナに伝えた。

>>75　メレフ
『何処にですか？』

サダルはメレフを見つめれば目を細め煙草が入っていた場所を眺めた
そしてはっとしたように表情を戻せば

『戻ります　自分からも報告がありますから　でも少しだけ見ておかないと行けないと思ったんです　声をかけてくださりありがとうございました』