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【人】 天海谷 睦月あー、なるほど 確かに、海斗から兄弟の話とか、 あんまり聞かないっすね [ なんか、メッセージがうざい。とか、 たまに零している独り言を聞くくらいか。 まぁ、本人を目の前にして、伝えはしないけど。 俺が言った言葉で、ぴくりと 動きを止めた様子に、笑みを浮かべた唇はそのまま] (30) 2021/12/14(Tue) 22:41:34 |
【人】 天海谷 睦月ええ、俺たち、 いい友達 なんで、これからも仲良くさせてもらいます [ 鼓膜を震わす音色が、 微かに低く響いたが確かめる前に、 視線の向こうには、完璧な大人の笑顔がある。 ブラコンというのは、冗談ではなさそうだ。 こちらの目には、 弟を心配する兄にしか見えていない。 腹の内に、どす黒いものを飼っているだとか、 残念ながら、経験のないものには気付けはしない。] (31) 2021/12/14(Tue) 22:41:38 |
【人】 天海谷 睦月[ メシでも、と誘われれば、 一度だけ、大きく目を見開いて、驚いたが 良いですね。色々お話が聞けそうだ。と 頷き返せば、連絡先などを渡したかもしれない。 それから、もう一度、カップを傾けて、 苦く香ばしい味わいを楽しんでいれば、 上階でバタバタと聞こえてきて、 あぁ、そろそろ降りてきそうだと、 また、楽しそうな含み笑いをカップの中に落とした。*] (32) 2021/12/14(Tue) 22:41:42 |
【人】 天海谷 睦月あぁ、サンキュ [ 差し出された本を受け取って、 すぐに鞄に仕舞えば、立ち上がると、 座っていた部分のへこみが、ゆっくりと戻っていく。 まるで、俺がいた跡をなくすみたいに。] いや、いいよ 玄関までで、さ [ 駅まで送るという言葉に、 ひらひらと手を振って、断りを入れて、] (34) 2021/12/14(Tue) 22:41:53 |
【人】 天海谷 睦月それじゃ、夏生さん コーヒー、ご馳走様でした メシの約束は、また今度ってことで [ くすくす、と 冗談とも本気ともつかない笑い声を残して、 海斗ともに、玄関へと向かう。 靴を履いて、玄関の扉を開いて、 あっ、とわざとらしく、声をあげて――] (35) 2021/12/14(Tue) 22:41:57 |
【人】 天海谷 睦月俺たち、これからも ダチ だろ?じゃ、また明日な! [ けらり、と笑うと、 扉を開けて、次の言葉を聞く前に出ていった。 文句があれば、メッセージでも、 明日会った時にでも、行ってくるだろ? そういうとこで、お前が遠慮ないのは知ってる] (36) 2021/12/14(Tue) 22:42:07 |
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