人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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【人】 花売り妖精 アイシャ

>>a8 >>8 ミズチ様、スカリオーネ様(どっちも8だ!)
ピンク色の花を2輪取り出します。

「ローダンセのお花なのです。
 このお花は乾燥させても色が変わらないこともあって、"変わらぬ思い"という意味がついているのです。

 いつも平常心でいるおふたりにぴったりのお花なのです。
 今日も、変わらずいてくれると私も嬉しく思うのですよ」

そして同じように、笑顔で花を渡しています。
何だか、硬派な二人にはちょっとだけ可愛らしく見えるかもしれません。
(19) 2021/12/10(Fri) 22:07:58

【人】 仮面の役者 フランドル

>>@2 フェリックス

「今日も調子が良いな、"同業者"。
 君の前に限っては、この三文役者は形無しというものだ」

芝居がかった言い回し、大袈裟な溜息。
ここでは「役者」を辞めるつもりは無いらしい。

「しかし、蟹は蟹で馴染みが無いんだがなあ。
 何しろあれは随分傷みやすいそうじゃないか。
 こういう土地でもなければ食えたものではないだろう
 屡々貴族のご相伴に預かる君は例外だろうけれどもさ。」
(20) 2021/12/10(Fri) 22:14:32

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>@5 フェリックス
「……。そうでないなら、この街に来る事すらやめている」

常と変わらぬ口調でそう答え。
葡萄の誘惑をふいと断ち切る。

>>19
「そうか」

ミズチの方をちらりと見た後、花に手を伸ばす。
巨漢の男に、まるで似合わぬ一輪の花。
少女の手にある状態でも小さな花は、
大きな拳には指輪の飾りとしてすら小さいような。
受け取りながら、ポケットを探り――

「……。いや、支払いはツケにしておいてくれ。
 ……それから。掲示板を見て、心の準備をしておけ」

冷えた貨幣の代わりに、言葉を置いて。
花を片手に、窓際の席へ歩いていった。
(21) 2021/12/10(Fri) 22:30:23

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>17 ノアベルト

「泳がしておけばいいぐらいに思われているのかなあ。
まあ、オレは貴族のお歴々の旅先のアバンチュールなんかを彩る仕事をしているものだから。代わりの学士を見つけるまで捕らえられないのかもしれない。
おまえさんも、ちょっと掃除中にいいものでも見てしまったのかもしれないよ」

かっかっか、と愉快そうに笑いながら、足をゆっくりと組み直した。

「あれが、かあ?にしては、その後は随分綺麗所が続く。とはいえ、完全に牢に入れるわけでもないんだから、自分のものにしようという貴族のちょっかいでもなし……。本当に、真面目すぎる貴族でもやってきたかね」

”〜中央政府から左遷されて砂漠の都市に派遣された俺が無双〜、とでもいったところかな”、などと戯けた事を言いながら、葡萄酒の口先をあなたにも向けた。憂いを掃うため。とはいうが、この男は割といつでも呑んではいる。
(@6) 2021/12/10(Fri) 22:30:26

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「……………そうか………」

唐突。目を伏せたまま無意識にひとつ、つぶやく。誰にともなく。

エドゥアルトは、二度目の御布令がでても、いつもどおりのまま。人が出入りするドアの音、足音に耳を澄ませていた。

「花のにおいがする……」
(22) 2021/12/10(Fri) 22:32:17
スカリオーネは、金がない訳ではない。奪われるかもしれない者に、施す理由が欲しいだけだ。
(a12) 2021/12/10(Fri) 22:32:51

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>18 エドゥアルト

「酒が、だ。手放せないもの。依存するもの。なくてはならないもの。快いと思うもの。 エドゥアルト、おまえさんも、そういう思い入れのあるものがあるんじゃあないか。ヒトでも構わんが」

ただ、自分が見る限り、特定の相手とずっとつるんでいる、という様子でもない。どちらかといえば”物”かと尋ねてみた。

「フム。……う〜ん、難題だぞ。好き嫌いがない。それは問題だな……。であれば……魔女殿」

貰うぞ、と勝手に奥へ入り、勝手に二瓶の酒を持ってきた。
片方は黒みがかった色合い。
片方は淡い桃色の酒瓶だ。
それを小さなグラスに2つ注ぐ。

「まずは、好き嫌いを確かめてみよう。……蟹なあ。多分あるとは思う。なぜなら、もうキャンサー退治に行った連中もいるだろうからな。俺の地獄耳によれば、だいぶてこずって捕らえてきたイキのいいのが裏のレストランに入った。だから、言えばすぐだ。」

にや、と口の端を曲げて、

「食ってみるか?”踊り食い”で」
(@7) 2021/12/10(Fri) 22:34:07

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>20 フランドル

「俺は演じる必要などない身だとも。素材の味で売っている」

にこやかな笑顔でからからと笑いながら、忘れずに葡萄酒をすすめるような瓶の動きをした。

「だから食うんじゃないか。明日は何があるかわからない我が身。珍品名品の類は記憶しておきたい。君も役者が生業なら、わかるだろう」

経験の重要さ。
新たなるものとの出会いの意味。
(@8) 2021/12/10(Fri) 22:41:55

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>a10 フランドル様
貴方が選んだのは、黄色の鮮やかな花でした。

「それは、ラナンキュラスのお花なのです。
 "晴れやかな魅力"の意味を持ち、その鮮やかさが目を引くとっても素敵なお花なのですよ。
 
 いつも明るく、目を惹き付けるような立ち振る舞いをするフランドル様にぴったりなのです」

同じ色の生花を取り出して、まるで劇中に登場する年ゆかぬ少女のように一つ小首を傾げて、両手で持ったその花を差し出すことでしょう。
(23) 2021/12/10(Fri) 22:52:16

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>19 アイシャ

 差し出された2輪の花に、ミズチは数拍遅れて目をしばたたかせた。隣でその小さな花の片方を受け取ったスカリオーネを見上げる。アイシャがスカリオーネに渡した花と、自身が花占いで示した花とが同じ花であったことを理解したのは、スカリオーネが窓際へと去った後だった。

「……」

 ふ、と息を吐く音がした。

「ありがとう、アイシャ。この花はお前の瞳の色をしているな。可愛らしいと思う」

「小生も同じく、変わらず在れれば、在ってくれれば嬉しい。お前の想いと共に、大事にさせてもらう」

 花を受け取り、代金を支払った。ミズチにはツケにする理由がない。ミズチが何かをするのなら、自身がそうしたいと思ったからが理由で良いのだ。
(24) 2021/12/10(Fri) 23:00:23
ミズチは、胸元にピンクの花を挿し、花占いの輪から離れた。
(a13) 2021/12/10(Fri) 23:00:28

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>14 ノアベルト

 少し待ってほしいと断って、花占いの花をもらって戻ってきた。スカリオーネに渡されていたのと同じピンクの花が胸元にいる。

「待たせた。それで、あー……どうしたかと問われれば、聴覚機能が少々変…?、なのだと」

 歯切れが悪いのは調子が悪いのか言えない内容なのか。言えないことなら言えないと普段はその旨をはっきりと告げるのだが。あまり見たことがないような様子だ。

「悪い物を取り込んだ覚えはないな。ないが……強いて可能性があるとすれば、調合を手順通りに行えなかった為に途中で発生した何某か程度だろうか。目立ってその時に何かがあったわけではないし、違うとは思う」

 うーん。考えて、なんとか絞り出したくらいの理由だ。実際、原因はそこにはない。

「仕事等々には不都合が出ないように努めたいものだ。本日は大事を取って休息にあてることにする。気を向けてくれてありがとう、ノアベルト」
(25) 2021/12/10(Fri) 23:17:11
スカリオーネは、空のコップに挿した花を前に溜息を吐いた。
(a14) 2021/12/10(Fri) 23:43:59

【人】 仮面の役者 フランドル

>>@8 フェリックス

「ああ、羨ましい限りだ。
 私とて、昔は君のように在りたいと思っていたものだよ。
 案外私は役者には向いていないのかもしれないなあ」

笑顔に笑顔を返し、冗談とも本心ともつかない科白を吐いて。
酒を勧められれば空のグラスを差し出した。
注がれれば互いの杯を触れ合わせ、涼やかな音を響かせる。

「──たとえ向いていなかろうと。
 役に就いた以上、演じる努力はしなければならないわけだ。

 然りだとも、知る事は人生を豊かにする。
 どんな事でも、後学の為にはなるだろうさ。
 とはいえまあ、願わくば良い出会いになるように。
 君も協力してくれよ?こうして唆した責任ついでにさ」

何も蟹を仕留めるのに協力しろというわけでもなく。
他の冒険者達を上手に煽てるのだとか、或いは。
すっかり蟹を食べる気で居る面々に、
美味い食べ方をあれこれ入れ知恵するだとか、そんなところ。
(26) 2021/12/10(Fri) 23:44:02

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>6

 ミズチは視覚よりも聴覚の方が優れている。もう少し詳しく言うのなら、聴覚に限らず音に関して追加の機能が多い。声に指向性を持たせて特定の対象にのみに聞かせるのだとか、可聴範囲の周波数の上下限をある程度自由に変更するのだとか。

 時折知らない機能の存在が発覚し、扱い切るまでに時間がかかることはあるが……現状としては自身の機能のそのほとんどを自由に扱えており、大きく不具合が出たことはあまりない。

 また、ミズチは事を曖昧にすることは殆どない。思考や思想の迷子は発生するが、どんなふうに迷子なのかは本人の中では明確な場合が多い。昼食の主食をバターロールとクロワッサンのどちらにしようかだとか、誰ぞかのあられもない姿を見てしまったのだが見なかったことにするのが賢明か本人に確認を取った方が良いだろうかだとか。

 故に日付が変わって酒場に現れたミズチのこの状態は、ミズチを知る者からすれば明らかに、何かしらの不具合や問題が生じていると見て取れるだろう。
(L0) 2021/12/10(Fri) 23:49:35
公開: 2021/12/10(Fri) 23:50:00

【人】 残氷 の エアハート

 
「…………アイシャ?何故そうなる?
 関わる相手が広いなんて理由なら、もっと、……」

ペトルーシャならよかったという話ではない。
ただ、こうして名前を掲示される程の事を、
自分や他の人間よりした様にはとても思えなかった。

この状況。誰が何処で何を聞いて、告げ口をするか。
一切が明日の保証もない状況でも、掲示板の前、
男はその疑問を口に出さずにはいられなかった。
(27) 2021/12/11(Sat) 0:25:14
エアハートは、政府の意図が理解できない。
(a15) 2021/12/11(Sat) 0:26:01

【人】 仮面の役者 フランドル

>>23 アイシャ

きっと率直な賛辞を受けて、眉を下げて笑った後。
貴方が両手で差し出した花を、役者は片膝ついて受け取った。
その光景は宛ら舞台のワンシーンのよう。

「どうにもね、改めて言われると気恥ずかしいものだ。
 けれど、きっと君の言葉に恥じない私で居ようとも。
 ……さて、さて…」

役者は徐に立ち上がり、提げていた短杖を手にとって。
かつん、と床を一度叩いた。

「──皆へと花を贈る君にも、贈られる花が無ければね!」

舞台の上ほど声は張らず、けれど淀みなく謳い上げる。
そうして貴方の前に舞い降りるのは、一輪のカランコエ。
その花言葉は、貴方なら知っているかな。

「たった一時ばかりの幻、心ばかりの贈り物ではあるけれど。
 どうか受け取ってくれるかな、小さなレディ?」
(28) 2021/12/11(Sat) 0:28:58

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>@6 フェリックス

「ものは言いようってやつですか。
 見ちまったかもしれませんね〜。
 それなら利用価値があると思われてるだけ良しとしますか。
 黙っているのもお仕事、ですからね」

葡萄酒を受け取れば一気に煽る。
一滴も底に残さず、普段なら緩む口元も、今夜は何かを憂いたのか結んだままで中の液体を飲み込んだ。

「……
真面目すぎる貴族、か。

 無双してくれて良いんで、
 お気に入りの子にトラウマつけないでほしいです。
 ま〜こんなときの酒は最高です、ご馳走さまでした。
 もう一本飲むならこれでどうぞ」

指で硬貨を弾けばあなたの手元へ落とす。
しばし歓談すれば今日は酔えないと言って席を外すのだった。
(29) 2021/12/11(Sat) 1:05:43

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>@7 フェリックス

「なるほど、……よくわかった。
 貴方が酒好きというのは」

先の周囲の反応の意味を少し理解する。
ヒト、と聞いてほんのわずかに眉間を寄せたが
"これだ"と言わんばかりに得物を上げて示す。

「──家族。きっと、そのようなものだ」

この猟銃の名はファミリア。

好き嫌いを確かめるとならば、酒が注がれたふたつのグラスを
見つめて、交互にその香りだけを確かめる。
飲まずとも、匂いや度のつよいものに、やや顔をしかめ、つよすぎるならば、おそらくそれだけで"酔う"。

「…………食えと、言うならば」

対して、仏頂面。
嫌か、嫌ではないといえば嫌そうには見えない。
多少の、好奇心くらいはあるのだろう。
(30) 2021/12/11(Sat) 1:45:47

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>a11 レイ様
貴方が指したのは、小さな紫色の花が寄り集まったような植物でした。

「これは、ラベンダーのお花なのです。

 "不信感"という後ろ暗い意味の他に、"期待"という裏腹な言葉も含んでいるのですよ。
 こんな状況ですけれど、レイ様の観察眼や腕に期待を寄せて頼ってくれる人が増えると良いなと私も願っているのです」

そして、生花を貴方に差し出したでしょう。先日のチキンのお礼も兼ねて、茎の部分にリボンを添えていました。
(31) 2021/12/11(Sat) 1:58:15

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「ありゃあ〜〜〜……」

事が始まっているらしいことは解る。
掲示板を見て上半身ごと首を傾けた。

「てゆーか、コレゆーこと聞くの?
 ロッテだったらむかついて多少殺しちゃうかもぉ。
 てゆーかてゆーかぁ、なんか女の子狙いっぽい?
 むしろ殺した方がよくない?」

クソでかい声でひとりごちるので、衛兵がそそくさと去っていく。

正義だなんだと言う気は無い。
ただ気に入らないだけである。あれこれ言説を垂れようが、死んでしまえば口も動かない。そのくせ偉ぶって弱い者いじめをする滑稽さを、教えてやるだけむしろ親切だと思う。
命乞いも数多と聞いてきたが「え〜!かわいそぉー!」の一言で殺してきた。リーゼロッテはそういう女である。
(@9) 2021/12/11(Sat) 2:05:07
アイシャは、皆にお花を配り終えてから、掲示板を見ました。
(a16) 2021/12/11(Sat) 2:12:00

アイシャは、ああ、私なのですね。とだけ言って、お花に向き直りました。
(a17) 2021/12/11(Sat) 2:12:33

【人】 残氷 の エアハート

 
「多少でも殺せば、一応は政府なんですから、
 報復や見せしめとして碌な目に遭わないですよ。きっと。
 リーゼロッテの腕を軽んじてる訳ではなくね。
 腹立たしいし気に食わないという意見には同意しますが」

掲示板前から聞こえて来た声に、男はそう返す。
いつもなら笑顔が混じっていたのに、今日は素のままだ。
掲示されてる名のせいか、他の理由かは定かでない。

「前々から思ってたんですけど、リーゼロッテ。
 貴方は人を殺す罪悪感とかって沸かないんですか?」

別段説教をするつもりではない、と言う事を伝えつつ。
素朴な疑問だとばかりに尋ねた。
(32) 2021/12/11(Sat) 3:31:07

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「えぇ〜〜〜〜〜っ?
 先にチェスティーノさんとか見せしめにしたんじゃぁん。
 アイシャちゃんみたいな子を見せしめにするんじゃ〜ん。
 分かってないんだよぉ、
 自分たちもイノチのキキに陥るってコト。
 なんかそーゆーのってぇ、フケンゼンだと思う!」

エアハートを振り返って、ぷりぷり!と怒る仕草と表情。
リーゼロッテには政治が分からぬ。しかし邪智暴虐はなんかむかつく。
ひと月ばかりこの街に留まった程度だが、なるほど腐敗している。…らしい。リーゼロッテにはこのお触れと私刑との違いが分からぬ。

「罪悪感? なんで??
 生きてるんだから死ぬんだしぃー。その死ぬタイミングが
 たまたまロッテだっただけってゆーかぁ。
 逆になんで人相手だけ罪悪感?っておもうけどなぁ〜」

つまり、虫も家畜も魔物も殺しているのだから、と言いたい。

「エアハートさんはぁー、罪悪感あっちゃうタイプ?」
(@10) 2021/12/11(Sat) 3:51:38

【人】 残氷 の エアハート

 
「個を全員個として見ていれば国としての体を成せない…
 んでしょうけど、少なくともそう言える程の政治か。
 そう言うと疑問な部分は大きいですね。
 慕われてる国主が言うなら分からなくもないですけど」

エアハートも実はそんなに政治はわからぬ。
カニが氷に弱いと聞いて、その方が余程役に立てる。
そう思う程度には、わからない。理解ができない。
納得してはいけない案件が多すぎるように思えるから。

「まあそれはそうなんですけど。
 全員が全員、戦いたくて槍をもって出てこないですし。

 見せしめに関しては怒るのに、もし目の前の人が
 脅されてとか人質で戦っていたとしても平気だとすると、
 何となく違和感を覚えると言いますか……

 いえ私も殺しますよ。戦場ではこちらが殺されますし。
 ただそう言う事情を聴くと同情や罪悪感はあります」

この男も戦えない人間ではない。
例え無垢な少女でも、必要があれば殺せる。
ただ感性の違いは少し感じたので突いてみたのはあった。
(33) 2021/12/11(Sat) 4:03:11

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>25 ミズチ

「……、変。
 あなたがですか〜、珍しいこともあるもんですね」

笑みを浮かべたまま、一瞬眉をひそめて襟巻きを見る。
さて、尋ねてもわかる物だろうか。

「お礼は要りません、どうぞ、ごゆっくり休みなさいな。
 気を向けるのは当然、あの日の労働を無駄にはしたくはありんせん。
 動かなくなるなら金になりそうなものを残して手紙を寄越すんですね」

軽く手を振って、部屋に戻るように払う仕草をした。
花も落とすんじゃ有りませんよ、と一言添えて。

男はミズチに対して縁がある。
何度か共にダンジョンに向かっているのも見受けられる上、
互いによくつるんでも居るだろう。

だが情はあるかと言えば。

もとより人間に比べて壊れている存在に、一体何を向けるというのだろう。
(34) 2021/12/11(Sat) 4:03:33

【見】 騎兵 リーゼロッテ

>>33 エアハート
「なんかぁ、お前もこーなるんだから言うこと聞けよ〜、
 そんで一生コキ使ってやるぜゲヘヘ〜、
 みたいなのがタンジュンにむかつくトコない?
 そぉそぉ、個として見ないのは別にいーんだけどぉ。
 それってじょーずにやってればのハナシでぇー。
 そんなんだからカクメーとか
 考えられちゃうんだよねぇー」

いち兵士として、戦士として運用される側の人間である。
リーゼロッテも、おそらくはエアハートも。
しかして自我は異なる。彼の言葉を反芻して、指すところに合点がいって両の手をぱちんと打った。

「あ、な〜るほどなるほど!
 えっとねぇー、ロッテはぁ、
 ロッテをコーゲキとかシンガイとかしない子は好き♡
 だからイジメられてるとかわいそぉって思うのね。
 けどそーじゃない子は危ないから殺してもオッケー!
 国とか勢力とかカンケーないの。
 ロッテちゃんを守れるのはロッテだけなの♡」

この重戦車は、重戦車であるが故の生き方しか知らず、
またそうして生きることに一切の疑問を抱かず生きてきた。
リーゼロッテはいつだってひとりである。
(@11) 2021/12/11(Sat) 4:26:55

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>34 ノアベルト

「そうさせてもらう」

 休むのも、手紙を寄越すのも。二つへの返事をその一言で済ませ、胸元の花に手を添えつつ部屋に戻って行った。

ミズチは男に対して恩がある。
彼がヨルムガンドに訪れる理由を作ったのはこの男な上、
以降も男の態度はさて置いて十分目を掛けられていると言える。

そして情があるかと言えば。

もとより人間に比べて壊れている存在は、
それを他者に向けることが出来ないものだろうか?
(35) 2021/12/11(Sat) 6:10:34
フランドルは、その姓は、『影』を指す言葉だ。
(a18) 2021/12/11(Sat) 9:45:27

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「…………何か、めぼしい依頼は?
 ……魔物退治で、いいのだが……
食えるヤツとか……


エドゥアルトが定位置でただ突っ立っている以外にしていることといえば、飯と、寝る以外には依頼を探すことくらいだった。自身の身になにか起きない限り、それは変わらない。
今日のご飯を決めるのは苦労するが、依頼はできることが限られているから、さほど悩みはしない。さほどだ。

「ああ……それと──人を探している。
 今日は、見なかっただろうか……」

そうして、しばらくしていた会話も終え
外へ出掛けていくのだろう。
(36) 2021/12/11(Sat) 14:00:40

【人】 残氷 の エアハート

>>@11 リーゼロッテ
「まあ率直に言うと張り倒したくなりますね」

男は割と短気で直情的だった。

「とは言え物理的に不可能な場合はありますから。
 そう言う意味で力は常に欲していますし鍛えています」

物理的じゃない不可能はあるだろうに、
それについて想定できないのではなく、言及しなかった。

「……成程。つまり善悪は一切関係なく、
 『己に害成すか否か』を基準に思考しているのですね。
 ……良い事、とは正直、私は思えません。だけど……

 ──少しだけ、羨ましいとは思いました。
 ……お答えいただきありがとうございます。
 世界が広がりましたし、
 貴方と戦う時も覚悟を決められそうだ」
(37) 2021/12/11(Sat) 14:57:51
チェルシーは、辺りを見渡した。
(a19) 2021/12/11(Sat) 17:00:26

チェルシーは、二人がまだいないことを知っている。
(a20) 2021/12/11(Sat) 17:00:47

エアハートは、"裏切者"、と吐き捨てた。
(a21) 2021/12/11(Sat) 17:44:31

スカリオーネは、頬杖をついて窓の外を見ている。
(a22) 2021/12/11(Sat) 18:43:40

ミズチは、昼食を食べ損ねたらしいです。
(a23) 2021/12/11(Sat) 18:51:40

オーウェンは、なんでお前らは俺を誘い出す口実がタダ酒ばっかなんだ。
(a24) 2021/12/11(Sat) 18:54:12

【人】 灯屋 レイ

>>31 アイシャ
どうしてその花を指したのか。
ただ向けた先にあったのか。それとも、貴方の瞳の色と同じそれについ意識が向いたのか。

差し出される紫の花を見つめる。不信感。期待。
どこか、見透かされているような気さえした。


「期待に応えられるかは、わかりませんよ」

リボンの添えられたラベンダーを受け取る。
壊れ物を触るように、両手でそっと。

「―――私は、貴方のような。
このような場でも人々を和ませる事ができる、笑顔を振りまける、貴方のような者が。
何事もなく過ごせる場所を願っていました」

張り紙を見たこれにとって、その願いは過去形だ。
礼を告げ、対価はまた後日にと続けただろう。
(38) 2021/12/11(Sat) 20:13:09

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>@4 フェリックス様
「お気に召したのであれば、幸いなのです。
 またべつの日に、違うお花占いを用意しておくのです。その時も御贔屓にしていただければ嬉しいのですよ」

ふふ、と笑みを浮かべて小さく頭を下げました。
続く言葉には、反応を見せる事はないでしょう。ただ、花売り妖精はいつものように振舞うだけです。
(39) 2021/12/11(Sat) 20:23:06

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

──日は移り、天から差す月明かりが怪しく華やかな都市を照らす。
それが暗い雲に隠れて、都の底にある陰りが差す、そんな時分の事。

「……わざわざこんなところにまで……ご足労、痛み入るわ」

死霊術師の工房に、ガタガタと物音を立てて衛兵が足を踏み入れる。

"何と穢れた居住まいか!"

"これが〈泥掬い〉の根城……"

"吐き気がする……腐肉の匂いだ"

などと騒ぎ立てる、取るに足るほどでもない画一的な装いのそれらに、
皮肉気に口を聞きながらも抵抗をすることはない。

何かの液体が入っていたであろう小瓶を片手にしながら、
自らを取り囲む衛兵をぼんやり……まるで無関心な様子で見やる。

「……どうしたの? 私を連れていくのでしょう?
 貴方たちを自由に操れる、腐った脳みその所まで……」

腫物を触るように警戒する衛兵に、不敵な笑みを向けながら言って。
(+0) 2021/12/11(Sat) 21:26:24

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

『気味が悪い……何を企んでいるのだ、この反乱分子め……!』

衛兵のひとりが、その手に持った武器で死霊術師を殴打する。

「……っ……別に、何も……?」

打撃の衝撃に小さくうめき声を上げながらも、やはり抵抗はしない。

"もう、そいつは買い換えないとな……"

なんて、別の衛兵は至って真面目な調子で。

──死霊術師の扱いなんて、凡そ、こんなものだ。

その後も、死霊術師は抵抗もせずにそのまま連行される。

それが却って衛兵たちの恐怖や不信感を煽るのか、
拘束された後も理不尽な扱いは止まることはなかった。
(+1) 2021/12/11(Sat) 21:30:51