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【人】 こどもの アルレシャ>>11 スピカ 凄い魔法使いかはわかりません。アルレシャは、自分が使う力が魔法なのか、どんな原理なのかも知りませんから。 でも、なんだか嬉しくなりました。 「……ふふ、ありがと?」 ようやく、アルレシャも笑いました。今なら何でもできる気がします。絵本のようなハッピーエンドが迎えられるのだと、子供はいつでも信じています。 「いってくるね! スピカも、ケガしちゃだめだよっ」 そして空飛ぶ絨毯が窓から外へ、夜空を飛んで行きました。 (12) wazakideath 2022/01/21(Fri) 6:27:16 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「違う人?……もしかして俺の事言ってるのか? ……後で迎えに来るって言っていただろ?」 確かにやや強引に立ち去った自身は男にもあるものの、むしろ他より幾分も甘い対応をしてしまったと冷静になりながら考えていたので、思わず怪訝な顔をする。 何も言わないままだと、まあ誤解されてもおかしくはないが、それもあるから後での話をしたし、と考えている。顔に出ているかもしれないが。 「──だから拉致されたって言っただろ。まあ、俺も正直位置が分からない。俺の国でこんな配置が見えるなんて見た事がないからな。どういう原理で──イクリール?」 何故かその言い方に含むものを感じて、取った手の冷たさに溜息を吐く。温めて握るだのそんなキザな事は出来ない。だから、ただその手を不器用そうに掴んで、貴方の部屋まで引くだけ。 「……早くお前の部屋行くぞ。 さすがに俺も茶くらいは入れられる。丈夫だろうが寒く感じる感覚はあるんだろう、ちゃんと。……。」 本当は早く言葉を返さないと、とはずっと思っていた。 けれど──それに応えるに相応しくない男なのは、男が何よりもわかっているから、あの時何も言わないで立ち去った。けれど、よくない事とはわかっていたので、歩きながら目を逸らして尋ねる。彼女が去り際に言った“寂しかったから”と言う言葉が耳から消えない。 「……“寂しい”なら、何で街に出ないんだ。都心なら理解のあるやつも、薬師だろうとお前くらい面倒見がよければいい相手でも見つかったりするだろ」 (-68) poru 2022/01/21(Fri) 6:30:10 |
【秘】 こどもの アルレシャ → 彷徨民 ウミちょうど鬱蒼とした森の上にさしかかった頃でしょうか。声に顔を上げます。 地を歩いている時なら珍しくありませんが、空を飛んでいる時に見上げるのは久しぶりでした。元いた場所では、みんな自由に空を飛んでいましたから。 「あ、とべるこ」 絨毯が夜風にはためいていました。絨毯の上にはアルレシャがひとりだけです。見つかっていないのは明らかでした。 「んーん、アルもまだ。えーと……」 言い淀んでいると、やはり小鳥が飛んで来ます。アルレシャの耳元でウミの名前を囁きました。 「ウミもみつかってないんでしょ? ……どこいっちゃったんだろうね」 (-69) wazakideath 2022/01/21(Fri) 9:47:55 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「……ぁ…………ぅ……」 そんな情熱的な口付けを知らない。 そんな労るような手つきを知らない。 そんな優しい感情を、私は知らない。 知らないものがいっぺんに与えられて、どこか胸が苦しくなって。たまらず、目の端からほろりと涙が一雫こぼれて落ちてシーツに飲み込まれていった。 本当は拒まなければならないのに。 一人の夫を尽くす役割を持つなら、これはよくないと分かっているのに。 体が、動かない。 「忘れさせて、今だけ」 全て全て、酒のせいにしてしまおう。 (-70) もちぱい 2022/01/21(Fri) 9:57:38 |
【秘】 欠けた星 スピカ → こどもの アルレシャ大人しく背中を撫でられる。 小さな子供にこんなに気を遣われるなんて。本来なら自分が子供の面倒をきちんと見るべきなのに。 「偉くなんてないわよ。これは、必要なこと……で……」 言葉尻が萎む。思わず顔を上げる。 その優しげな手つきに身を預けていたが、一欠片の疑問が胸に落ちてきて、少女へと視線を動かした。 真似るにしても、どうしてそこまで違和感なく撫でられるのだろうか。 違和感がないことこそが、違和感だ。 (-71) もちぱい 2022/01/21(Fri) 10:02:42 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「疑っていたわけじゃじゃないのよ〜? でも、隣の国へ連れてこられたからって星が変わることはないでしょうから」 だから自分の想像を超えるほどにずっと遠くに連れてこられたんだろうとわかりました。 消された人の事など知らない魔女は、見たことのない星空を広げるこの場所にたいして不安よりも好奇心が上回っていたのです。 「ふふ、ありがとう〜♪」 導かれるままに歩き出しました。 部屋についたら、お茶を飲んだら、貴方は去ってしまうのでしょう。 だから怒られない程度にゆっくりと歩きました。 「私なんかが町へ降りたら、皆恐れてしまうわ "魔女"だもの。貴方だって、化け物が家の近くまできたらびっくりしちゃうでしょう〜?」 貴方の国ではわからないが、少なくとも魔女の住む土地では"魔女"は異端であり、恐ろしい生き物のようです。 「その不安をおして命がけで私の薬を求める人もたまにいるけれど、病が治ってしまえば"不治ともいえる病を治した化け物"になってしまう…… 人間って、不思議よね」 人間と自分を切り離したような達観した物言いで笑いました。 「いつか……誰も私の事を知らない遠い場所へ行ってみたいと思っていたの ミズガネくんと会えたし、私攫われてよかったわ」 (-72) kotorigasuki 2022/01/21(Fri) 10:42:46 |
【秘】 こどもの アルレシャ → 欠けた星 スピカ「……ふふ」 声色こそ幼い子供の高さです。その眼差しは優しさというよりは、慈愛に近しい何かを孕んでいました。 「もしね、つらくてもうやだっておもったらね、にげちゃえばいいんだよ? たくさんあそんでいれば、おうちのことなんてわすれちゃうもん」 子供らしい、無責任な提案でした。 けれども、前例を知っているかのような言い回しに聞こえるかもしれません。 気のせいかも、しれません。 アルレシャはまだ幼いですから、言葉使いが正しくないことだってあるでしょう。 (-74) wazakideath 2022/01/21(Fri) 11:08:42 |
【独】 こどもの アルレシャなんか……もちぱいか……? どうだろう、今回全然わからん 自分がバレバレってことしかわからん (-73) wazakideath 2022/01/21(Fri) 11:09:50 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 彷徨民 ウミ/* なるほど、了解しました! 噛みの方は元々護衛が入っておりましたし、もしそちら他に噛みたい方がいらっしゃいましたら、そちら優先していただけたらと! ご連絡頂けたので私も死にたい場合は突撃占いで勝手に死ねますし!(?) ちょっと昨日が多忙だったせいであまり動かず、本来ならのアマノ呪殺や白での反応が遅れてるので、呪狼さん占いは少し考え中になってますすみません!(ウミちゃんに殴りかかって勝手に死ぬの、シュールなのとまだ理由が浮かばないので……)(いっそロールなしもありなのかな) と、こちらの今の想定はこんな感じでした。 遅くなってすみません、いろいろお気遣いありがとうございます! (-75) poru 2022/01/21(Fri) 11:21:58 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「……任せな」 涙の滲む目尻に唇を落とし、優しく髪をなでた。 自分とて、既婚者の女に手を出すのはいけないというのはちゃんとわかっている。 わかっているが、それでも。 放っておけないのだ。 何も教えられず、与えられず。 鎖に縛られて身動きすらできないあなたが。 そんなあなたの姿が、かつて愛した女の影に重なって目をそらせない。 「忘れられなくしてやるよ……俺を」 乱れた衣服の隙間から手を滑らせ、その白い肌を暴いていく。 その細い首筋、胸元に赤い花弁を散らし、双丘の頂きを優しく刺激した。 だんだん下がっていく男の手が、あなたの一番敏感な場所へたどり着くまで、 ――ゆっくりゆっくりと優しく、時間をかけて…… (-76) eve_1224 2022/01/21(Fri) 12:34:10 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリールここに来るまでも貴方と歩いていた。 だからその速度が少し遅いのに気づいたけれど、男は何も言わなかった。 「そりゃあ近くの村だの街だの知識のないやつじゃねーの? 船とか馬車はないのか。お前を誰も知らないような場所まで行けば、国なんていくらでも……」 男の国にはそこまで嫌われる魔女はいません。薬を作れる人間は薬師で、それ以上でもそれ以外でもありません だから、貴方の境遇を"魔女"と呼ぶのなら──この国で最も魔女は、ミズガネ自身です。呪われた、穢れた魂の──。 「……ほんと、何もしてねーのに、なんでだろうな……」 力なく呟かれた言葉は、自分か、貴方か、両方か。 どちらに向けられたものだったのか。 「は?達観して何言ってんだ。こんなぽやぽやして広間一つ入るのにビビる化け物がいるか。んじゃ俺は胸のでかい姉ちゃんじゃなく、化け物に部屋案内してんのか? あんまりバカ言うとこの手離しちまうぞ?」 少しだけ意地悪く言って、僅かに手の力を抜く。 貴方が人間じゃないように言うから、それを責めたように。でもその言葉に棘はない。困った奴、と軽く嗜めて、本人には自覚の薄い慰めの言葉。 「まあ、そうなんのかな。……いや、でも勝手に拉致した相手に感謝はしたくねーけど。 それに俺なんかに会えてっても……お前の事ズカズカ口悪くいうし、胸でけーなって思ってるだけのなんもできねー男だろ。……まあ、」 「……お前と話するのは、俺も嫌いじゃない。」 (-80) poru 2022/01/21(Fri) 13:31:20 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「周りは森ばかりだったから船はないわね〜。 海は話には聞くけど見たことはないの 馬は……私を乗せてくれるような馬車はないんじゃないかしら〜? フードをかぶって顔を隠してもすぐばれちゃうのよね〜…」 あまり整備が整っていないこともあり、徒歩でしか外を出歩いたことがありません。 姿を隠して街に出てみる試みをしてみたことはあるようですが、すぐにばれてしまったようです。 本人はなぜなのかわからりませんでしたが、おそらく体型のせいでしょう 「ね?理解ができないものに対して怖いと思うのは仕方ないけれど……子供をさらって食うとかしてもいないことで怖がられるのは困るわ〜」 根も葉もない噂をされるのはあきらめているものの、魔女でもうんざりしているところはあるようです。 貴方にもそういうところがあるのでしょうか。 「あ、ダメ!離しちゃ嫌……。 私ただの胸のでかい姉ちゃんだからっ」 僅かに緩んだ手を慌ててぎゅっと握りなおします。 意地悪をされて慌てたものの、魔女ではないただのイクリールを見てくれているようで、あとからじわじわと嬉しさがこみ上げてきました。 「悪く言われてもいいわ、だって……私の事をちゃんと見たうえでの言葉だもの」 なにも見ずに想像だけでレッテルを張る村の人々とは違う。 「そんなこと言われたのは初めて 私も……ミズガネくんと一緒にいるの好きよ ──本当はずっと……お話ししてたいわ」 (-81) kotorigasuki 2022/01/21(Fri) 14:41:19 |
【秘】 欠けた星 スピカ → こどもの アルレシャ子供が持つには不釣り合いの感情にどこか引っかかりを感じるけれど、すぐに泡のように消えていく。 「……。……逃げてもいいの? どれだけ遊んでも、許される?」 女にとっては甘い誘惑。夢のような信じがたい提案。 恐る恐る、というふうに問いかける。その声はあまりにも頼りない。 (-82) もちぱい 2022/01/21(Fri) 15:22:13 |
【秘】 こどもの アルレシャ → 欠けた星 スピカそれは、まるで綿飴のよう。ふわふわと柔らかく、雲のような甘さを携えています。 「もっちろん! だれだって、すきなばしょですきなことをしていいんだよ? アルのママなら、ぜーんぶゆるしてくれる!」 スピカの置かれている環境について、先程聞いた程度のことしか知りません。 ――――ですが、アルレシャは知っています。 「……あのね? スピカは、けっこんするためにうまれたんじゃない。 しあわせになるために、うまれたの 」産まれてくる子供は、須く 幸せであるべき なのです。戦争、政治、風習……大人の都合で利用されるなど、以ての外。子供は決して大人の道具ではありません。 だからこそ箱庭の中で、そっと守るのです。 (-83) wazakideath 2022/01/21(Fri) 16:43:27 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ夫と肌を重ねる時はひたすら冷えた思いで自分から動いていた筈なのに、今は思考さえも溶かす熱でうまく体が動かない。 されるがままに暴かれれば、悩ましげに吐息が溢れる。 知らない。こんな熱さ、初めてだ。 何度も事に及んだことがあるのに、まるで生娘のように戸惑い続ける。 「……怖い、わ。こんな感覚……、っぁ……知ら……ない…………っ」 優しさから逃げるように時折身を捩り、助けを求めるように「アマノ」と呼んだ。 「ねえ、どうして、よくしてくれるの……?これの、この依頼の対価は、何……?」 (-84) もちぱい 2022/01/21(Fri) 17:09:31 |
【秘】 欠けた星 スピカ → こどもの アルレシャ「好きな場所で、好きなことを……」 目を閉じる。 この子が語るのはまるで絵本に出てくる世界のよう。 絵本が好きだった。不思議でいっぱいの世界に幼いときの自分の心はそれはもう弾んでいた。 叶うことなら、好きな道を選んで良いのなら、絵本作家になりたかった。 「幸せになるために生まれた……」 「……。アル、私、わたし……」 ▽ (-85) もちぱい 2022/01/21(Fri) 18:56:32 |
【秘】 灯された星 スピカ → こどもの アルレシャ「……ごめんなさい。それでも、貴方のお母様の元へ行けないわ」 静かに、丁寧にそう告げる。 「夢に満ちたお話ね。絵本みたいでとっても素敵。 でもね、アル。私までそちらに行ってしまったら、残された他の子たちは誰が守るのかしら。全部全部、皆が守りたいものをアルのお母様が守ってくれるの?」 子守唄を紡ぐように、穏やかに言い続ける。 「大人になってからじゃないと見えないものがある。知らないものがある。幸せだって、自分で掴まなくちゃいけない。 私、それを此処で少しだけ知ったのよ。そして、それを守る為には大人になって力を得ることも必要だって」 「だから……だから、ごめんなさい」 「私は」 「夢を見るだけの子供のままじゃ、いられない」 (-86) もちぱい 2022/01/21(Fri) 18:59:12 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ「気持ちいいと……っ、、思ったことがなかったか?」 それはそうだろう。 まともに愛されてもいない交わりで高みに昇ったことなどあるまい。 戸惑い震える様子に目を細めて顔を埋め、一番敏感な場所に舌を這わせた。 甘さを含んだ声が耳をくすぐる。 必死に名を呼ばれるのが、嬉しいとさえ思えるほど自分も久しぶりの熱に酔っている。 「対価……? 対価はそうだな……お前サンが幸せになることだよ」 「――もう後戻りはできねぇぞ。イイな?」 NOの言葉はもう聞いてあげられない。 己の高ぶりをぐずぐずに溶けきったそこに充てがえば、熱く、深く突き立てていくだろう。 (-87) eve_1224 2022/01/21(Fri) 20:42:25 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「何でも屋、がそんな簡単に情が移っていいのかよ……そんなんじゃお前ここの館ですら──いやどんな顔だよ」 それが自分にも少し向けられていると、気づいてないわけではないけれど。自分がせめて20代ならまだしももう33も近い32。そう簡単に甘えられるか、といえばまた別だ。最も──素面での話かもしれないが。 「俺の男でもないんだから構やしねーよ。そんなセンチメンタルな男に見えるか?……ま、その手の女がいたら救ってやれよ」 ──俺にはお前みたいに何もしてやれないからな。 天国、なんて。 自分が行けるとも入れるとも欠片も思えないけれど、そう彼が言うのなら少しは乗ってやるかと、その手を掴んだままベッドに転がった。 「あ、あ…んッぁ、く──ふ…! ぁ、なに……ッは…、あ……しらな、俺、…は、あぁ!」 揺さぶられながら、視界が薄暗く時に弾けてぼんやりする。自分の声が遠い。そもそも、これ、俺のなのか。善がる体と心と裏腹に、意識だけ少しふわりとしている。 快楽、と言う存在をろくに貰ったことがないから、そもそもが挿入されて痛みしか、どころか、快楽しか感じないのが、初めてで。 ああ、でも、温かいのは、初めてだな。天国に行く気も行ける気もなかったけど、彼が用意してくれたなら、このままずっと、浸っていたいなとも思った。 当然だが終わりは来るもので、最後あたり何かねだっていた気もするけど、思い出せない。思い出さないのではなく。 ただ最後に、確かにあなたの名前を呼んだ。 (-88) poru 2022/01/21(Fri) 22:16:49 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ /* えっちがわからないですわ!?久し振りなのでこう、照れますわ! さておき対戦ありがとうございます。呪殺時の死体も把握ですわ〜! 何を主張しても、自分が殺した証拠は出てこないの、狂いそうになりますわね……おお…… (-89) poru 2022/01/21(Fri) 22:19:39 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……まあ、1人だと、バレるだろーな…… ……悪かった。安易に逃げればとか言って。俺と同じ、までは行かずともお前も努力してたのはわかった」 胸にようやく視線を合わせて。いやこれはやましい意味ではなく、「ああ……」と言うバレる理由の方面だが。 せめて2人でないとあまりにその胸が目立つし、胸の大きさでキレて言い返したり、キャラを変えられるほど彼女が器用には思えない。 「勝手に根も歯もない噂を立てられんのは、どこも同じか。火のないところに煙は〜とか言うが、勝手に周囲が燃やしてんだよな。はーあ……本当に俺も言われるような魔女になってやるか」 そう言いつつ、逆に言えばこの年までしてこなかったと言う意味にも他ならない。皮肉だが結局それは男の善性がまだ残ってることの証明だろう。それも、貴方に行った揶揄いの言葉の返しに、すぐ目を丸くするが。 「おいおい、何も本当に"ただの胸のでかい姉ちゃん"をそのまま肯定する奴がいるか。……まあいい、わかったらそう言う達観したこというな。なんか、イクリールがそう言うこと言ってっと、クソみたいな民衆にお前が言わされてる気がして腹立つんだよ。………」 と、言い終えて、もしかして今、自分はものすごく恥ずかしい事を言ったのではと気づいて固まる。が、時すでに遅ければ、貴方に握られている手がある。送り届ける責任がある。頭をガシガシ掻いた。 「……っあー……。……くそ、 ほら、行くぞ!胸だけじゃなくて顔もいいし薬も作れて炊事洗濯できてその上で胸がデカいならお前は良い女だよ、イクリール!」 ヤケクソのようにそう叫んで、照れ隠しにまた帽子で顔を隠して、ずんずん廊下を進んでいく。耳は髪に隠れて普段見えないけれど、たまに動いた時に見える色が赤いのに気づくだろうか。 「……ずっと、なんて。期待すると、無理になった時悲しくなるぞ。知ってるだろ、お前もよく。だから容易に約束できない、が──」 「……まあ、茶の後も付き合えって言うなら付き合ってやるくらいはできるさ。俺にも、それくらいはな」 (-90) poru 2022/01/21(Fri) 22:37:42 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>4 ウミ 「あ?なんつって?……ダメだ、さっぱりわかんねぇ。異星語、とかなのか?……まあ、俺の全く聞き覚えのない星なのはわかった」 ひとつやふたつはあるかもと聞いて、表情が凍る。流石に人からできた山は、異星人とは言え想像するとホラーすぎる。 特に彼女は子供っぽい、つまり子供でこのサイズと今は勝手に想像、あるいは誤解をしてるので、一瞬身震いをした。 「あー…?滅びた、とかそう言うのか。なんで滅びたんだよ。戦争か?星の寿命か?……まー、それならお前はいいタイミングだったのかね、この拉致は。」 「俺は、俺も……無理やり、にしては拐われた記憶がなさすぎてなんともな。 ただ自分から行きたいなんて思った記憶はなんもねえよ。そう言う意味で拉致だろうよ」 男にしては、迷い込む、とするには世界が違いすぎて、それこそ魔法で変に閉じ込められた方が納得できるようだ。なおこの間に勧められた魚料理は食べた。カルパッチョ派らしい。 (13) poru 2022/01/21(Fri) 22:47:11 |
ミズガネは、爆乳をようやく直視した。 (a4) poru 2022/01/21(Fri) 23:24:08 |
【人】 酔吟 ミズガネバキッ、ベキバキッ アマノが失踪したと騒ぎになる頃。 人気のない庭で、ひたすら何かを叩きつけ、割れて欠けるような破壊音が響く。 その勢いと言えば手加減の一つもない物だから、誰かが音を聞きつけてもおかしくない。 「 ……が、……ば、…………たんだ 」男が、ミズガネが。 ひたすら己の楽器を地面に叩きつけて破壊している。 破片は飛び散り身体に刺さり、既に一部の手首の血管を切ったのか、足元に血が滴るどころか、血だまりができている。 ガンッ、ボキボキッ なのにやめる事はない。やめられもしない。 何かをブツブツと呟いているが、己が傷付く事に気にした様子は一切ない。ただ、とにかく楽器を壊そうとしているのは明確だ。 しかし、破壊する速度よりほんの僅かに遅れる程度で楽器は永遠に再生する。 しかし、それでも破壊は出来ているから、それを男は止める事ができない。 ベキベキッ、ガコッ 城壁に反響して、ひたすら破壊音だけが断続的に続く──。 (14) poru 2022/01/22(Sat) 0:51:09 |
酔吟 ミズガネは、メモを貼った。 (a5) poru 2022/01/22(Sat) 1:05:37 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「今まで暮らしてきた世界を捨てるのは勇気がいるし、難しい事よね……」 気持ちも、それ自体も。 気軽に自分と暮らそうと提案したことも、彼には重荷だったことでしょう。 視線が僅かに下へ向いた彼に、魔女は首を傾げました。 胸の大きさで納得されたとは露とも知りません。 「本当にね……噂って自分ではどうにもできないから」 頬に手を当てて小さく息をつきます。 「ミズガネくんも、知らない人に色々言われたことがあるのかしら……?」 魔女のようになることを賛成はしがたいけれど、そんな発言をする貴方に親近感を感じていました。 「私は“魔女”以外になれるならなんだっていいの でも……貴方がそういってくれるだけでなんだか頼もしいわね、ふふふ♪」 今まで、当たり前に受け入れ続けていた人々の言葉を否定していいと言ってもらえたようで、胸が熱くなります。 やけくそみたいな誉め言葉がうれしくて、子供みたいに無邪気に笑ってしまいました。 (-91) kotorigasuki 2022/01/22(Sat) 1:12:33 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「なら、貴方はかっこよくて優しくて、頼りになるいい男のコね」 少なくとも、魔女にとってはそうなのです。 「いいの、期待することだって久しぶりだもの。 夢ぐらい見てもいいでしょう?」 楽しげに隣を歩いていきます。 「じゃあ……今夜はいっしょにいてくれる?」 (-92) kotorigasuki 2022/01/22(Sat) 1:13:27 |
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