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【人】 幻燈屋 ツリガネ― →小料理屋 ― [風呂も済ませ、二人で外に。 外に出る時、手を繋いでも良いかと聞き、手を繋いで歩く。 何気ない事ではあるけど、初めてする事だから、手を繋画だけでも嬉しい。 浴衣の事を問われると、大丈夫ですと答える。 きっと、着替えを選ぶのに時間がかかりそうだから。 量は持っていなくとも、少しでも綺麗な見られたい。 その為に、選ぶのから時間がかかりそうで] こうして空木様と、歩ける。 それだけで嬉しくなります。 [見あげて微笑むと、知り合いに声をかけられる。 隣の人は恋人かと問われると、迷わずはいっとこたえてしまう。 それだけ、一緒に居る事が嬉しくて仕方がない。 たわいもない話をしていれば、あっという間に小料理屋についてしまう。 暖簾をくぐり中に入ると、それなりに賑わっている。 席を聞けば、ちょうど空いているらしく、空いている席を教えてもらいそこに腰を下ろす。 店内を見渡せば、壁に品が書かれた札が貼ってあり] 空木様、何にいたしますか? 私は、大根の煮物が気になります。 [大根の煮物と書かれた札を指さしている。他にも色々あるから目移りしてしまうが*] (8) 2020/08/07(Fri) 23:19:21 |
【人】 気紛れ者 空木[風呂を使い終わったことを旅籠に報告して、少し出ることも告げる。 旅籠からしたら、自分に荷物を届けにきただけの幻燈屋の店員が、こんなに長い間、客の部屋で何をしていたのだろうと思う状況だと思われるだろうが、さすが客商売、そんな表情は見せずにいてくれていたのだが。 小料理屋に行くまでにも、彼女を知る人に行き会うようで。 やはりここは彼女が根付いている街なのだなと思わされる。 自分もすぐにその一員として溶け込めるだろうかとは思うが、彼女が笑顔でいる傍で会釈をすれば、受け入れてくれるような笑顔を向けられて。 彼女のおかげでどうやら好意的に受け止められそうだ] (9) 2020/08/08(Sat) 12:05:18 |
【人】 気紛れ者 空木― 小料理屋 ― じゃあ、饅頭はまた今度にして……。 二人で取り分けて食べようよ。 それなら色んな種類が食べられるだろ。 じゃあ大根の煮物と……かき揚げも美味しそうだね。 すいませーん [店の人に押し寿司をまず頼み、お品書きの中に食べたいものがあれば選んでいく。 茶わん蒸しはあったがあいにく貝の味噌汁がなくて、その代わりあおさの味噌汁を頼んだのだが] ちょっと頼みすぎちゃったかな。 [そう思うけれど、でも食べられるだろうし、もし食べきれなくてもお土産に持って行こう。 汁モノを優先的に食べれば持ち帰りしやすいだろう] 風呂上りに美味しいものを食べて、可愛い恋人と一緒にいられて、美味しいご飯を食べられるなんて最高だね。 あ、大根、一切れちょうだい? [幸せだなぁとにこにこしながら、出された大根を箸の先で切り分けているツリガネにねだった*] (10) 2020/08/08(Sat) 12:05:54 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ― 小料理屋 ― はい。そうですね。 何が、良いでしょうか? [そしてどうすれば…と。 普段使う事はないため、こういう場は慣れていない。 それでも、彼と一緒な事もあり、わくわくとしてしまう。 彼の方はと言うと、やはり慣れているらしく、手際が良い。 そうすれば良いのかと見守ってしまう] 大丈夫だと思いますよ。 朝から、色々ありましたから。 [案内や部屋での事…お風呂までいただいている。 良く動いた方だと思うから、多く頼んでも食べれるだろう。 それに、一緒に食べると思うからあれもこれもとなってしまう。 しばらくすれば、料理が運ばれてくる。 勧められた事だけあり、どれも美味しそうである。 早速、大根を切り分けている。 ぱちりと箸があうように切り分けてから、満面の笑みが浮かぶ] (11) 2020/08/08(Sat) 12:27:03 |
【人】 幻燈屋 ツリガネはい。私もとても幸福です。 些細な事ですが、これが幸せな事なんだと思うほどですよ。 [もし、店の中に居る人の中で、自分の事を知っている人が居たら驚くだろう。 あんな表情も出来るのだと、そして彼がその表情を引き出しているのだと気づくだろう。 些細なやり取り…それが全て嬉しくて、幸福な気持ちになる。 きっと、彼に会わなければ、ここまでの気持ちを知る事は出来なかったほど。 ちょうど切り分けた、大根をとりやすいように差し出し、どうぞと差し出す。 そこにかき揚げが到着する。それを分けてくださいと言いたいが、これをどうやって分けるのかと見つめている*] (12) 2020/08/08(Sat) 12:27:14 |
【人】 気紛れ者 空木[こういう時に小食を気取る娘より、健啖家の方がいい。 ツリガネがよく食べることを自称するとほっとした。 こういう飾らないところがたまらなく好きだと思う。 自分だけでなく、彼女も幸せだと言ってくれるのが嬉しくて。 そして、ツリガネが蕩けるような心から満ち足りた顔をしてくれているのが嬉しい。 ツリガネが切ってくれた大根をちょん、と一切れ貰って。 そしてかき揚げはばりばりと割れてしまうから、思い切って割って、彼女の方にもどうぞ、と差し出した。 上手に分けられなくて、大きい欠片、小さい欠片とバラバラだったりもするけれど] 揚げたてだから粉々になっちゃったなぁ。 でもとても美味しいよ。 [欠片を拾って口に入れて、笑いながら食べる。 茶わん蒸しや味噌汁は人数分出てくるからそんな手間はなかったけれど。 でも山海焼きとか、なめろうなど珍しいものもついつい注文したりして、結局は食べ過ぎてしまった] (13) 2020/08/08(Sat) 21:54:07 |
【人】 気紛れ者 空木あぁ、よく食べたなぁ。 [いつもはこんなに食べたりしない。それなのに、今日は頼みすぎたし、食べ過ぎた。 楽しいとつい過ぎたことをしてしまう。 子供のようだ、とはしゃぐ自分を笑ってしまった。 食後に出されたサービスのお茶をいただきながら、口を開く] この後、親方さんにご挨拶するかなぁ。 親方さん、何か好きなものあったりするの? あと、ツリガネのご家族にもね。 [手土産何がいいかな、と口にする。 ツリガネは弟がいるといっていたから、その子にも何かお土産を渡し、今後のためにも悪い印象を与えないようにせねば、と気を引き締めた*] (14) 2020/08/08(Sat) 21:54:36 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[同じものを食べる。 当たり前の事なんだろうが、その事が嬉しい。 視線に気づいたのか、バリバリと音を立てて、かき揚げをわけてくれる お礼を言って、小さなかけらを口に入れる。 さすが揚げたて。小さいのでも熱々だから、はふはふと食べてしまう] はい。とてもさくさくで美味しいです。 [普段口にしないものも、あるから興味を持って口にしていく。 どれも美味しいのは、さすが評判があるだけあるが それ以上にやはり一緒に食べる事が嬉しいのだと、何度目だろう…しみじみと思っている] 私もです。 もう何も入りません。 [美味しくて、嬉しくて、ついつい食べ過ぎてしまった。 お互い、嬉しくて、止める事がなかった結果だろう。 最後に出されたお茶も、飲むに困るほどである] (15) 2020/08/08(Sat) 22:26:30 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ親方でしたら、お酒でしょうか? 奥様と一緒にでしたら、お団子の方が良いと思いますが…。 ……私の家族にもですか!? そうですよね…家族に………。 [考えても居なかった。 親方たちには紹介しないといけないのは解っていた。 好いた相手が居る事も打ち上げているから。 ただ家族には何も言っていない。 離れている事もあり、確実ではないからと] 家族とは離れて暮らしておりますから、すぐに顔を出すというのは無理ですね。 今からですと、確実に夜になると思います。 ですので、家族の元を訪ねるのは、次にお休みをいただいた時でもよろしいでしょうか? [旅の疲れもあるだろうし、疲れをとってほしいのもある。 それに、親方への挨拶がどれだけかかるかと言うのもある。 家族への挨拶をないがしろにするわけではないが、どうしても後回しに…と] 空木様のご両親に挨拶をしないといけませんね。 [男の両親への挨拶も必要だろう…。 改めて考えると、やる事が多い気がする。なにを優先させるか――] (16) 2020/08/08(Sat) 22:26:57 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ挨拶も大事ですが、住む場所探しもありますよね? どちらを先にしましょうか? [こういうことは、二人で決めていくものだと思う。 決めて、行動して…緊張する事だが、それもまた楽しく感じるのはやはり傍に居るからだろう*] (17) 2020/08/08(Sat) 22:27:03 |
【人】 気紛れ者 空木まず、親方さんに挨拶して、そこで住む場所探しをすることを言って、いい方法ないか訊いてみないか? あと、俺の仕事も紹介してもらえないか訊きたいしね。 [ああいうところで店を構えている人は、街に対して顔が利くケースが多い。 ツリガネがもってるコネではあるけれど、使えるものは使いたい] あちこちに、ツリガネが新しい住まいを探していることを言って回れば、きっと世話をしてくれる人がいそうな気がするよ。 [自分と彼女が一緒に歩きまわっている間、彼女に声をかけてくれる人がとても好意的だった。 この街で彼女が受け入れられて愛されている証拠。 自分はともかく、彼女に親切にしたいと思う人は多そうだ。 太くなった腹をさすりながら、彼女と共に店を出る。 そして今度は彼女に教えられた酒屋を覗こうか*] (19) 2020/08/09(Sun) 15:04:54 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[小さいのだけでも十分なのに、大きいのまで、その優しさが嬉しくてしかたない。 ありがとうございますと、お礼を口にすると、なんだか照れているよう。 こうして分け合う事にたいして、何かあるのかもしれないと勘違いをするのであった] 解りました。では後程家族には文を出す事にします。 そう…ぁ……でしたら…いえ…… [伏目がちになるが、何かを気づき、ぱっと明るい顔になるが、最後は何でもないと首を振る。 きっと報告する家族はいないと言う事だろう。 だったら、お世話になった人はと訊ねようとしたが、呪いの事などありあちらこちら。 旅先でお世話になった人と、そこまで親しくなっている訳ではないだろうし、 また、そうだとしても、挨拶をするとしたら、大変だろう。 小さいころにお世話になった人なら、今さらだろうし もし挨拶するとしても、ずっと後の方になりそうだと思えば、何も言えなくなる] (20) 2020/08/09(Sun) 15:54:08 |
【人】 幻燈屋 ツリガネそうですね。宿に泊まり続けるのも銭がいりますし、早く家を見つける事は大事ですよね。 空木様は、どのようなお仕事を? 先ほどの部屋の様なのを売り込んでみるのも良いと思いますが……。 [歯切れが悪くなってしまう。 あれは、きっと好評になると思う。思うが… まずは一度設置する時に、廓を訪れないといけないだろう。 お世話になっている姉さんたちなら、安心だが、そうではない人が色仕掛けをしてこないともかぎらない。 少し心配になってしまう] 私ですか? どうでしょうか…そうだと良いのですが、訪ねてみる事にします。 [それで早く見つかるなら、儲けものである。 彼が感じている事を、自分が気づかないのはきっと慣れ親しんでいるせいだろう。 当たり前の事だから。気づかない。 ごちそうさまをし、彼とともに店を出る。 そして再び、手を繋いで歩き、次は酒屋に] (21) 2020/08/09(Sun) 15:54:20 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ― →酒屋 ― [酒屋の前まで来ると一度足を止め] 空木様、ここでいつもお酒を買っております。 近くの酒屋では、ここが一番だと思いますので、お酒を購入する際はぜひこちらをご贔屓にしてください。 [彼にも宣伝をしてしまう。 この街に住むのだから、良いものを勧めたくなる。 酒屋の暖簾をくぐり、声をかければ店番の男が顔を出す。 彼とは顔見知りであるので、何をお願いしたいかは言わなくても解ってくれる。 だが、彼は注文よりもどうも自分の隣に居る人の事が気になっているらしい。 それもそうか。 今まで、誰かを連れて買いに来た事などないから。 それにもし彼がお酒を嗜むなら、ここを贔屓にすると良いと思い] (22) 2020/08/09(Sun) 15:54:55 |
【人】 幻燈屋 ツリガネこちらは、私の恋人…です。 この街に住むことになるので、この店もご贔屓にしてくださいとお願いさせてもらいましたよ。 [今度、まけてくださいね? 笑いながら、交渉する。 今回のをまけてもらいたいが、さすがに手土産にするものをまけてもらうのはと思うので。 それよりも、恋人と改めて、彼を紹介するのはどことなく照れてしまい、わずかに頬を染めてしまう。 そして恋人と紹介したことで、店の人は何かに気づくのか、少しいいお酒を勧めてくるのであった*] (23) 2020/08/09(Sun) 15:55:07 |
【人】 気紛れ者 空木[彼女は金銭面を心配してくれるけれど、それより早く彼女と住んで思う存分イチャイチャしたいと思うのはいけないだろうか] うん、例えば七夕、例えば秋祭り、そんな時に合わせて廓の飾りを企画して、それに合わせた飾りを売り込むのはどうかな。 あと、小さな提灯を作って髪飾りなどにしたり。 提灯といったら火を入れる実用品がメインだけれど、装身具としても綺麗だよね。 蛍を入れたりして祭りで売るような飾りにしたらどうだろう。 単価高くなりすぎるかな。 [アイディアを彼女に話しながら、彼女の危惧にまるっきり気づかないでいた*] (24) 2020/08/09(Sun) 18:59:10 |
【人】 気紛れ者 空木― 酒屋 ― [彼女が慣れた風に暖簾をくぐって入っていく。 こうして彼女の街をたどるのは楽しい。 いつも彼女はお使いに来ているのだろうか。 常連ぽい話し方をしている。 彼女が自分を恋人と紹介してくれて、空木です、と挨拶をした] じゃあ、おすすめいただいたのを親方さんに。 そしてもう少し軽くて飲みやすいのをもう1つ、と。 [目くばせをすれば、それが自分と彼女用とわかっただろうか。 なかなか勘所のいい人のようだ。 舶来モノの綺麗な金色の酒を選んでもらい、それを簡易的に包んでもらう。 贈答用の酒もそのように包んでもらい手にとって。 ありがとう、とお礼を言うと、また手を繋いで今度こそは彼女の店へと戻っていく] じゃあ、君の店に行こうか。 [普通はここで緊張したりもするのだろう。 しかし、心は穏やかだ。 彼女から人となりを聞いているからだろうか。 きっととてもいい人だろう。 自分達の仲を反対されたとしてもツリガネを大事にしてくれているからだと思えれば、同志だとは思えても、恨むことはないだろう*] (25) 2020/08/09(Sun) 18:59:34 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[彼の案はどれも面白く、魅力的に感じる。 だけど、廓の事が出ると、良い事。良い事ではある。 あるのだが、やはり心配になる。 企画し案が通れば、完成まで通う事になるだろう。 すると、よけい目につくだろうし…心配で、握る手に力がこもってしまう。 急にぎゅっと握るから驚かれたが、それはいろんな案が出る事がすごいと言ってごまかしたのであった*] (26) 2020/08/09(Sun) 19:30:09 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[酒屋で、二人が挨拶をしているのを見ると、それだけで嬉しくなる。 紹介するのも、照れたが、それで彼が挨拶をしてくれるのでさらに赤くなってしまう。 きっと、今まで見た事ないと、なるほどと納得されているかもしれない 彼が、贈るのとは別にお酒を頼むから、早速利用してくれるのがこれまた嬉しい。 後で感想を聞いてみようと思いながら、品を受け取り酒屋を後に] は、はい……。 [緊張で、声が上ずってしまう。 これから紹介すると言うのもあるが、届け物に出て、そのままだったことを思い出すから。 何と言い訳しようか…。 まさか、昼間から――なんて言えるわけないし…。 どうしようと、落ち着いている彼の横で、慌てていたのであった] (27) 2020/08/09(Sun) 19:30:48 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ― →店 ― [どうしようと思っているうちに、店に戻ってきた。 入る前に足を止め] ……緊張しますね。 [ぼそりと呟く。 握る手にも、やはり力がこもる。 反対なんて事は考えていない。 ただ、紹介するという事が、これほどまで緊張するとは思わなかったのである。 逃げるわけにはいかないから、敷居をまたぎ] ただいま戻りました。 親方はいらっしゃいますか? [店番に声をかけつつ店内を見渡せば、奥からのっそりといかにも職人と言う風貌の男が出てくる] 親方……こちらが、私の想い人の………空木様です。 ちゃんと生きていますし、実在していますし、騙されてなどいませんからね!! [緊張のあまりに口走った、紹介は今までさんざん言われてきた反論である。 生きているのか、妄想ではないのか。騙されているんだろ。 と…だからそうではなく、ちゃんと彼は居たんだと主張してしまい。 したあとに違う、そういう事ではなくて、何を言おうかと焦り始める。 それも親方の視線が自分から、空木に、どんな男かと探る様に見ているからであった*] (28) 2020/08/09(Sun) 19:31:01 |
【人】 気紛れ者 空木― →店 ― [彼女は緊張しているらしい。 手をぎゅっと握られて、そしてどこか汗をかいている気がする。 店内に入り、そして彼女の後をついていく段になってようやく手を離した。 ツリガネが親方さんがどこか声をかければ、どこか仏頂面そうな男が出てきて、ツリガネが語る相手の想像通りだなと思えばおかしくなる] は、初めまして。 [ツリガネがなんかとんでもないことを言っていて、一体どのように思われていて、どのように言われていたのかと思って顔が引きつる。 まじまじと相手を見れば、むこうもこちらを探るように見つめていて、客商売をする上の愛想というものが欠落した様子に、店の主人というより職人だな、と結論を付けた] (29) 2020/08/09(Sun) 22:28:20 |
【人】 気紛れ者 空木ツリガネとお付き合いをさせていただいている空木と申します。 ちゃんと生きてますし、実在してますし、騙してなどもいませんよ。 [ツリガネがいう言葉を受けて苦笑交じりにそう伝える。 いったいどのようなことを言われているのだろうと思いつつも、ツリガネへの思いは本物だということだけわかればいいとは思うけれど。 ここで話すのもなんだしと店番の人の促しで座敷の方に通されるので、そこで手土産の酒を出して、奥さんあての土産を忘れていたことに気づいたが仕方がない。 この先、ツリガネと一緒に住みたいこと、どこかに住居のあてはないかを聞きたいと思うが、その場合結婚する予定を聞かれたらどうしようという思いもあって、先にツリガネとその辺りもしっかり話し合えばよかったと後悔した*] (30) 2020/08/09(Sun) 22:28:27 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[頬に朱がさす。 紹介が今までの反論になり、それを彼の口からも言わせてしまった事に。 大体今の反論した事で、どう思われていたのかは想像されると思うから、なおさら恥ずかしくもある。 さすがに店先で話すのはなんだと、座敷の方へと通される。 向かい合って、座りる事にさらに緊張がする。 が、それを打ち破ったのは、お茶を運んできた奥さんであった] 「まぁツリガネ、良かったわね。 ずっとこの日を待っていたのよ。この子は。大事にしてあげてね。 それより、これからどうするの? この子を連れて行くの?それとも、この街に腰を下ろすの?」 [それぞれの前にお茶を出した後、奥方は、親方の隣に座り矢継ぎ早に質問するのである。 一度空木の方を見て微笑む。 どちらが答える?と、視線で問いかける。 そのやり取りすら、奥方は微笑み、親方はぷっすりと眺めているのであった*] (31) 2020/08/09(Sun) 22:43:14 |
【独】 幻燈屋 ツリガネ/* もう少しでエピだ。 ありがとうね。本当にありがとう。 すごく幸せで、幸せ過ぎて、たまらなかった。 村が閉じるまでよろしくね (-19) 2020/08/09(Sun) 22:56:41 |
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