人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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【人】 仕立て屋 アルフレド

[掌に購入した珊瑚を載せて見つめる。]

 国の外にはこんなもんもあるってこと、行商が来るたびに思うわ…こんなん手に入れたら、何を作ろうか悩みどころだねぇ。
 
 俺も国を出ていろんなものを見るのもありかもなぁ。
 どうせキゾクサマ方は諍いに必死なようだし、この先町中が荒廃したらまともに生活もできねーよな。
(44) 2021/04/26(Mon) 1:21:18

【人】 仕立て屋 アルフレド

 俺は家は残ってるが根は張ってないようなもんだ、いい相手もいねえし、お相手探しに店休業して旅に出るのもいいかもしんねぇな。
 
[見たものがないものを見ると、知識欲がわいてくる。]

 でもなぁ荒廃した中で国を出るっつーのはどうも見捨てる感じがして嫌な感触はあるんだ。少し落ち着いてから外に出たいもんだね。

 俺は根を張ってねーけど、なじみの連中や近所の連中は根をきっちり張ってそうそう動けねーだろうしな。

[今ケツ捲って逃げてもどの道足止めを食うのかもしれないが。]**
(45) 2021/04/26(Mon) 1:22:28

【人】 祓魔師 ダンテ



 だよね、7時は厳しいね

[ 入り口から部屋に戻りながら新聞を立ち読みして、列車の発車時刻を問えば9時が無難だろうとの答え。予想していた通りの返事で追従しておいた。]

 なるほど、思い出にもなるよね
 こんなこと忘れはしない気もするけど…いや過信してるとすぐ忘れちゃうし、落ち着いたら見出しと記事を貼り付けておこう

[ ヴィは手渡された新聞をすぐに走り読みしたあと、大きく国が変わる頃の新聞は貴重だから取っておくと良いと言う。自分も確かにと思い同意を返した。本当なら全部を取っておく方が良いのかもしれないが、見返さないままゴミにするよりはましかと。]

 うん、またこう言う強制的な足止めじゃなく
 自分たちで遊びに来たいね

 ああ、と、服は新月の時に着てもいいはずだよ
 楽しみにしてるね

[ 自分はちょっとイタズラが成功した時のような嬉しげな顔をしていた気がする。数日の滞在だといわれていたのに、少し買いすぎてしまったのは後々も使える時があるかと自分は考えていたせいだ。
 気持ちの良い手触りの涼しげな服は室内着としても着苦しいことはないだろう。
 ヴィの暮らす国はそもそも旅人であふれていて衣服に統一感はないのだから大丈夫かなとか楽観的なことを考えていたのもある。]
(46) 2021/04/26(Mon) 3:44:18

【人】 祓魔師 ダンテ

[ しばらくは手荷物の整理をしていて>>41買った衣服や、火酒もうまいこと詰め込み嵩張らずに運ぶことができそうだ。]

 海からの帰りは寄り道できなさそうだけど
 一番の目的は果たせそうでよかったよ

[ 仕方ないねというヴィにそう返し。行きも帰りもどうせだからと割合のんびりした行程を計画していたのが幸いだった。

 その後しばらく着替えをするからと姿を消したヴィが現れた時にはいつもの彼に戻っていて>>42]

 あんまり華奢で若い子に見えてたから
 少し安心した

[ 普段の背丈で見慣れた姿を確認したならそんな言葉を。女性姿になってた時と同じく自分はやっぱり彼をまぶしげに見ていたかもしれない。]
(47) 2021/04/26(Mon) 3:45:34

【人】 祓魔師 ダンテ



 うん、そうしてくれた方が嬉しいよ
 
[ その後、駅には早めに移動して、諸々の手続きを済ませたが、その間ヴィはどこか体調が優れない様に見え、体の変化による負担のせいかと。
 眠ってしまうかもとの言葉にはそう答えを返す。

 早い事列車に乗り込み腰掛けてしまいたいところだ。
 日差しについては、日よけのベールを買っておいてよかった。これは他所でも本当に役立ちそうだ。
 美しい銀の刺繍に旅のご加護のおまじない。

 良いものを吟味して選んでよかったなと密かに考える。]

 あ、しまった。似合いそうなアクセサリーとか
 昨日もっと見とけばよかった

[ ベールの下は割合派手な色合いのものを着てもよかったり、装飾品をつけたりしてお洒落を楽しむものらしい?なんてマニュアル知識。
 ヴィのシンプルな装いにネックレスでもあればよかったのにとずっと考えていたが果たせないままだった。

 まあ良いかと、海についたら考えよう。それから、何か一つ小さな宝物を選んでおかなければ。*]
(48) 2021/04/26(Mon) 3:52:35

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 席に着くことができてからは自然と二人の移動中に定まった暗黙の了解。自分が昼の間は窓際に座り、カーテンの隙間から外を眺めたりしている。

 ヴィは自分に寄りかかって寝息を立てていた。]

 国境を過ぎたそうだよ

[ 出発から何刻か、隣国の領内に入ったことを知らせるアナウンスが流れた。ヴィは眠っていて気づかなかったかもしれない。

 車内は足止めされていた客で最初は混雑していたのだが、次第に降りる客が増えて車内は落ち着いた様子に。

 自分が途中席を立つ時は、ヴィに少しだけ自分だけで座っててねと、囁けば寝ぼけ半分従ってくれただろうか。その様子が自分には可愛くてまた笑っていた気もする。*]
(49) 2021/04/26(Mon) 3:53:40

【人】 第11皇子 ハールーン


─翌日・市街─

[目の先に映るのは相変わらずの賑やかな市場だ。]


  布袋と魔法具以外に、見るところあれば
  市場を先に回ろうか? 
  それとももうお店にいく?


[兄から連絡のあった朝>>!56、ちょうど菓子類を一気に焼き上げる行程に至ったところだった。早起きが得意な自分で良かったな、などと笑いつつ、俺たちは急いで街に下りる。
早い方が良いって言って、必要なものが揃い次第、逃して貰おうと俺は言った。

買い物をするだけでドキドキするなんて不思議な気持ちだ。もうここには、二度と戻って来ないんだと思うと、違った景色に見える。忙しなく、鮮やかだけどどこか平坦な色合いを突き抜ける空の青が補う。

鼓動に合わせて左手がジワジワと痛む。けれどそれも物悲しく愛おしく思えるような。]*
                
.

 
(50) 2021/04/26(Mon) 21:56:34

【人】 第11皇子の従者 ダレン

─ 市街 ─

[翌日、菓子を焼き終えた後、急ぎ2人で街に出た。
 玉座が空でも賑わい続ける市場。
 良い王が座に就けば、より栄えるのだろうが、それを見届けることはなさそうだ]


  他に見るものは私は無いな。
  ひとまずアレフシルバーまで行ってみるかい?


[しばらくここで暮らすかと思いきや、あっという間に出ることになってしまった国。
 懐かしく思うと言うより、旅行で一時立ち寄ったような、まだ旅が続いているような感覚だった。

 慣れない乾いた風も、もう感じることがなくなるのかと思うと、少し寂しくなる。
 けれどここから離れたほうが、望む暮らしを手にできるのだ]


  手の傷は大丈夫かい?
  荷物は私が持つからな。


[今朝、出かける前に手当てし直したときは大丈夫なようだったが、傷が深かったようで心配は尽きなかった]**
(51) 2021/04/26(Mon) 22:08:33
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。
(a3) 2021/04/26(Mon) 22:35:34

【人】 liberté セト


[ 愛と呼べるものが定かでは無いと言う>>-227
  そんな彼女こそが正直で素直だと思う。

  それでも重ねられた手は力強く、
  その温もりは、きっと愛の欠片と呼んで
  差し支えのないものだと。

  対当だという言葉の意味を推し量ろうと
  したけれど、唇にそっと押し当てられる指と、
  少しムッとした表情に笑ってしまう。
  久しぶりに浮かんだ影のない笑みは、
  いくらか少年ぽさを感じさせたかもしれない。]
 
(52) 2021/04/26(Mon) 22:37:17

【人】 liberté セト


   ……アウドラ、ありがとう。


[ 卑屈な気持ちや遠慮が全て消えてしまうことは、
  今はまだ無くて。
  それでも、初めて敬う言葉を外して礼にした。

  いつか真っ新な気持ちで対等だと胸を張れる日が
  来ることを、全力で乞い願い、
  人生を歩む力にしようと心に決めて。]
 
(53) 2021/04/26(Mon) 22:39:22

【人】 liberté セト


[ 簡単なものだったけれど、
  出された食事はとても美味しかった。
  細くなった食道や胃にたくさんは
  入らなくて、おまけに言葉を交わしながら
  摂る食事のあたたかさに時折胸が詰まった。

  大河を使って、と話す彼女に頷く。
  
  柔く撓んで笑む瞳で、前を見据える。
  その輝きは、やはり宝石のよう。

 
  ─── ああ、そうか。 ]
 
(54) 2021/04/26(Mon) 22:40:55

【人】 liberté セト


[ ふ、と微笑んで、口を開く。 ]


   あなたは、俺の、
   
砂漠の薔薇

   
Desert Rose


   だったのでしょうね。


[ 彼女の表情を見つめた。 ]
 
(55) 2021/04/26(Mon) 22:42:04

【人】 liberté セト



   砂漠の薔薇の、花言葉を知っていますか?


[ 先程唇に触れてくれた手を、
  今度はこちらから両手で包み込んで。 ]
 
(56) 2021/04/26(Mon) 22:42:38

【人】 liberté セト



[ 己は、知る由もない。
  我が祖国から流れこの国で、
  ひっそりと忘れ去られたような己を、
  未だ案じ探してくれている
  嘗ての同胞がそこに居ると言うことを。


  かつての繁栄と異なる場所に未練はあるのか。>>3
  そう聞かれたのなら、恐らく答えは…… ]
 
(57) 2021/04/26(Mon) 22:44:57

【人】 liberté セト



   
あぁ どちらでも

   Les deux, même.


   Si vous êtes là

   
あなたが居てくれれば。
 **
 

 
(58) 2021/04/26(Mon) 22:47:08

【人】 第11皇子 ハールーン



  ……ん、ありがと! じゃあ行こっか!


[100%自業自得の傷だけど、気遣ってもらえる>>!57のは嬉しいような恥ずかしいような擽ったい感覚だ。

多分、これは日常生活で普通の事なんだろう。あまり大袈裟に捉えるのもまた不思議な顔をさせてしまうかなと思って、何でもないような返事をした。言葉だけでも!]


  なんだか、ちょっとしか居なかったね〜
  自分の国なのに、観光に来たみたいだ


[そう笑いながら話す。あのお店までは、一度死ぬ程迷ったから次は迷わずたどり着けるはず。

そう密かに意気込んでいれば、程なくして到着した。
ダレンに声をかけてもらう。]

*
  
(59) 2021/04/26(Mon) 22:53:50

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  そうだな、旅の途中で寄っただけみたいだ。


>>59同じことを考えていたか、と笑って。
 一度迷った甲斐あってか、アレフシルバーへは無事辿り着いた。
 今は午前中だが、市場は既に賑わっている時間帯だ。扉をノックして]


  アレフ、ダレンだ。出直して来たよ。
  丈夫な布袋を探しているんだ。
  あと、魔法具があれば見せてもらえないか?


[扉の向こうへ声を投げ、開くかどうか試してみることにした]**
(60) 2021/04/26(Mon) 23:02:32

【人】 仕立て屋 アルフレド

[客留守で店主椅子に座ってふんぞり返りながら珊瑚を転がしていた。]

 >>60…お、先日は悪かったな。
 今日は開いてるっつーか俺もスタンバイOKだ。

[先日>>2:60すれ違ってしまった客の声がして、わずかながら胸をなでおろす。音をたてないように椅子から立ち上がる。]
(61) 2021/04/26(Mon) 23:13:04

【人】 仕立て屋 アルフレド

 布袋の仕立てだけなら、この国で一二を争う自信はあるぜ。

[袋と聞けば、その袋をサイズごとに順番に並べる。武骨な無地もあれば、アクセント代わりに紋様をつけているのもある。]

 行商で使うでかいのから女の子が手に持つくらいのやつまであるぜ、魔法の糸の力で丈夫で腐りにくく中のものが傷つきにくいってのがウリさ。魔法無しの普通の袋もあるがね。

[大きさは>>1:122ポリ袋くらいのから手提げまである。]
(62) 2021/04/26(Mon) 23:24:15

【人】 仕立て屋 アルフレド

(腰元の剣を振るう日が来たとか…いや下品な想像はやめやめ。)

[魔法具、と聞いて先日彼と会った時、そして別れ際のことを思い出すもかき消す。
そういえば足音がもう一つあったような気がしたが。]

 ―魔法具って言うほど大それたもんじゃねーけど魔法の布製品やアクセサリーを置いてるんだ。アクセサリーを贈り物にって依頼は最近多いからな。

 数多に光る―とか魔除けのため―とかは、人気があるぜ。

[>>1:69>>1:124特殊な布製品や>>1:62アクセサリーのサンプルをカウンターに並べていく。もちろん現物が見たいなら見せる。

サンプル出しながら口元にわずかに笑みを浮かべるのは、内心実物は一度は見てほしい気持ちが透けたためである。]**
(63) 2021/04/27(Tue) 0:18:26

【人】 宵闇 ヴェレス

 一次資料は大事だよ。

[ 国の事変を綴った紙面を取り置くことは、ダンテは思い出として残すようだが>>46、自分は後々彼がこの日の事を記すならその助けになるかとの意であったので、情緒性が足りない。

 着そびれた服があるから再訪すればいいとは勿論戯れで、これも旅の思い出だから粗末にするつもりは毛頭ないが、ダンテにはまた別の思惑があるようでそれへは曖昧に笑って返す。

 彼が自分の容姿や見た目に思い入れがあるらしい事は端々から感じてはいるが>>2:96、自分といえばさして頓着あるものでもなく、彼が思うほど他に誇るものだという意識もない。彼の贔屓目なのではとの思いすらある。単純に見目が好みなのはそれはそれで喜ばしいことなのだろうが、いつも返す反応は物足りないものだったかもしれない。

 今も、着替えを終え普段の形に戻った自分を見れば彼は目を細め安堵の様な言葉を漏らした。]

 何も変わらないよ。

[ 形を変えても、自分の内面に何の変化がある訳でもない。
 長くその姿でいれば、自然身につくものもあるかもしれないが。外貌の異なりとは人種にとってそれほど重要なものだろうか。

 歯切れ悪く彼が何かを言い掛けるのに首を傾げた>>$3。]
(64) 2021/04/27(Tue) 1:57:55

【人】 宵闇 ヴェレス

― 海際 ―

[ 波打つ毎に、青や朱や銀や泡の白と水の色が入れ替わる。夕暮れ時の海岸の、波打ち際を履き替えたサンダルの足で歩いている。寄せる波が足を濡らす感触が新鮮で、湿った砂に足を取られそうにもなる。

 夕暮れ近くに列車は最初の目的地へと到着した。宿に荷を置くや否やまだ数日の滞在の余裕があるというのに、時間が勿体無いとでもの様子で海へ行こうと彼を誘った。
 間近に海が見えるとの理由で決めた宿から数分も歩けば砂浜に着く。既に傾いている太陽に日傘は不要で、熱射の国で購った黒いヴェールを簡単に纏っている。乾いて通り抜ける風とは違い、肌を撫でて過ぎるような潮風が、此処がアルファルドと異なる地だということを感じさせる。

 走り出した列車の規則正しい走行音が眠気を誘った。浅い眠りの中で、国境を過ぎた、とのダンテの声を聞いた気がする>>49。それできっと余計に彼へ身を凭せる重みが増した。矢張り何処かで気を張っていたのだ。安堵したように身体の力が抜けた。
 途中彼が席を立つ少しの間に身を起こされれば、戻ってきた時には上身を揺らし船を漕ぐような姿が見られたかもしれない。
 隣の席に人が戻れば、そのまま凭れ込むようにまた身体を傾けた。]
(65) 2021/04/27(Tue) 2:03:25

【人】 宵闇 ヴェレス

 後で、何か食べるものを買ってお酒を持ってこよう。

[ 夜には波が青く光るのだという。自分はきっと宿の窓から夜中それを眺めているだろうが、今此処で彼とも見たい。]

 アクセサリーとかあまり興味ないよ。
 それより、魔法具を扱うお店へ行けなかったのは残念だったね。

[ 駅を発つとき、思い出したようにダンテが装飾品を扱う店を見そびれた>>48と言ったので、もう思い出話になった彼の国の事を話す。]

 本屋なんかも覗いてみればよかった。歴史書とかあの様子じゃ外の記述と違いそうだし。
 滞在している間はどうしようかなんて思ってた筈なのに、発ってみれば心残りがあるような気がするなんて現金だよね。

[ それなり緊張もしたが、出来得る範囲は楽しんだように思う。酒も食事も味が佳く、市は活気があった。]

 それに、君に何事もなくてよかった。

[ 今となれば何よりそれが全てだ。だからこそ、不測に起こった急難にもこうして笑って居られる。]**
(66) 2021/04/27(Tue) 2:06:00

【人】 祓魔師 ダンテ


 ん?ああ、それはもちろん
 通りで違和感はあったんだけど ふふ

[ 一次資料と言われてようやく得心がいくというか、自分もそのつもりでいた。今日のことはどのみち手書きで書き込んでいたと思うのだが、新聞があればもっと強固な資料になるだろうとのヴィの心遣いだったようだ。

 ヴィが価値のあるものとしてとっておくようにというのは不思議だと少しは思ったのだが。未だ意思疎通にはいろいろ難があるようだ。だから言葉にしなければならないんだろう。]

 まあ、そうなんだけど
 君が今までその姿で生きてきたんだから
 君には意味があるんじゃないの 

[ だから自分もその姿を一番好んでいるよと、何も変わらないという彼に自分は律儀に今の気持ちを明かしておく。
 外見だけの好みで言えば女性の姿をしているときが自分は一番好ましいと思うんだろう。
 だけど、ヴィ自身が一番生きやすい形でいてほしい。
 たとえ自分(ダンテ)の為だとしても他人のために変わるのは嫌だった。]
(67) 2021/04/27(Tue) 4:50:47

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 
 ーー
 どうもヴィの容姿が優れていることに重きを置いていると思われているようだが、外見が意味を持ったのは自分が彼を好きだからに決まっている。
 
 客と、宿の主人という関係で始まって、彼の誰に対しても静かに尽くすような献身が不思議で、逆に甘やかしてやりたいと思ったのかもしれない。(逆に甘やかされてる時も多いのだが!)

 それから、割とムッとしたなら顔にでるとか、手を伸ばせば手をとってくれるとか、細かな仕草がすごく可愛らしくて。
 ーー

 列車にゆられながらそこまでメモに書いて、くしゃくしゃにして破りかけたが、そのままにしておいた。
 どうせメモ書きだし、ヴィに見られることもあるまい。外見だけが好きだと思われているのは心外だったが、少しは容姿も大事にしてほしい。
 そしたら昼間にあんまり無理をしなくなってくれるかもしれない。

 彼が自分と過ごす時間をなんとか捻出してくれようとしている事はよくわかる。お互いのことを思って衝突してしまうのはなんだかちょっと切ない気持ちになる。*]
(68) 2021/04/27(Tue) 4:52:52

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 到着は夕方過ぎで、宿は海のすぐ近くにとっている。明るい時間の海をヴィと共に見たくてのこと。列車で眠った分疲れはとれたのか、宿についてすぐ彼が海を見に行こうと手招く。

 時間がもったいない、そう訴える様子に見え、自分だって同じだった。夜の時間も昼も短い。何方か眠る時間になる前に。]

 いいんだよ、僕があげたいだけなんだから
 一応は尋ねるけどね

[ アクセサリーに興味はないと一刀両断されてしまった。ドレープの豊かなワンピースに、繊細な首飾りがあればもっと素敵だっただろう。
 今の彼にだって似合うかもしれない。]

 そう、魔法のアイテムも見て見たかったね
 魔除けのもっと強いのがあるなら是非にでも

[ 魔法とは言うが一般人が使えるほどに技術が普及しているなら何らかの道理があるんだろう。自分やヴィの馴染みのある動力をつかった通信機器みたいに。魔除け云々はただの冗談だ。]
(69) 2021/04/27(Tue) 4:58:09

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 夕日の沈む海辺を二人で歩く。何方かが手を伸ばせば自然と手を繋げていただろうか。
 時期外れのため人の数は少ない。自分たち以外の人影がいくつか見て取れるが黄昏時で顔の判別はつかない。]

 綺麗だね
 あ、ちっちゃい蟹がいる 

[ 足元を小さな生き物が驚いて避けて行くのが見える。波の音は静かで一定のリズムをいったりきたりしている。波の音を聞いたのも自分は初めてだったかもしれない。
 故郷の海は、風が強くて風の音ばかり聴いてたような印象が残っている。]

 うん、夜のピクニック?だね
 ランタンを借りよう

[ 食べるものと言われたら空腹を思い出した。昼間軽食をとったきりだし、ヴィも朝方食べたきりだろう。]

 本屋さん、ああ、本当だね

[ 本屋にも行きたかったとヴィが言うのを聞けば今更に惜しいと思えてしまう。土地のガイド本なんかでもお土産にできたのに。]

 代わりにこの国の本屋さんも見てみようよ
 とはいえ旅に出るたび君の住んでる国の便利さを思うよ
 夜だって図書館が開いているしね

[ 旅に出るのはやっぱり家が一番良いと思うためなんてたわごともある。]
(70) 2021/04/27(Tue) 5:05:39

【人】 祓魔師 ダンテ

 

 え?僕?

[ それから、ヴィが心底君に何もなくてよかったと言うから少し笑ってしまった。それは自分も同じことを考えていたよと思ったが黙っておく。
 目を離せば人さらいにでもあってしまうんじゃないかとか。

 お互いに守らなければならないものと思い込んでいる節がきっとある。]
(71) 2021/04/27(Tue) 5:06:29
ダンテは、 **
(a4) 2021/04/27(Tue) 5:09:45

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>61店内に入ると、店主は何か赤い石をいじっているようだった。宝石だろうかと目を引かれつつ、深くは問わずに並べられた布袋を見る>>62


  あぁ……! ちょうどほしかった性能だ。
  大きさはどうしたものかな……


[大は小を兼ねると言うが、あまり大きくても邪魔になるように思った。
 将来的に日常で使う可能性も考えたら、買い物袋ぐらいの大きさは必要だろうか]
(72) 2021/04/27(Tue) 6:49:07

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[腰に下げた剣の鞘には、組紐の鞘飾りがついている。柴犬のシルエットの装飾付き。
 もう一つの足音の主は店内に入って来ていただろうか。魔法具の話になるとそちらのほうを向き、まだ店内にいなければ入るよう促して]


  傷の治癒ができるものはあるかい……?
  軽傷が治る程度でいいのだけれど。


[重い傷まで治せるようなものはそう簡単には手に入らないだろうと尋ねてみる。
 他にほしい効果と言えば何だったろうか、とサンプルを眺めながら考え込んだ]**
(73) 2021/04/27(Tue) 6:49:25
 




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