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【秘】 エウロパ → ユスティ 「私は……いるだけで疎まれるんだ、って 力を持っているだけで罪なんだと思ってた。 君に嫌われたと思ってたあの日からずっと。」 (-48) 2023/10/16(Mon) 19:16:47 |
【秘】 エウロパ → ユスティでも、違うんだね、って。 安心したように笑うんだ。 もうこれからは悲しい思いをしなくて済むんだ、 その事実は私をすごく安心させてくれる。 (-49) 2023/10/16(Mon) 19:17:20 |
【墓】 エウロパ理屈じゃなくてやってみればいい。 ユスティのおかげで火だけが消えて 失敗だったはずの制御が小さな成功へと変わる。 自分一人では絶対にこの感覚を掴むことは出来ない。 以前モモイ先生が言ってたのは ユスティのことだったんだ、って。 今更納得してしまうんだ。 (+20) 2023/10/16(Mon) 19:18:21 |
【墓】 エウロパ疑問はすぐに消えていく。 見せられた掌は、傷一つついていない。 多くの魔力を受け入れたはずなのに、 魔力が入りきらずに身体が壊れることはなく。 器を大きくするまでにどれほど努力をしたんだろう。 私が努力を怠っている間に 一人で、どれほど頑張ってきたんだろう。 (+22) 2023/10/16(Mon) 19:19:29 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「 ユスティはすっごく頑張ったんだね。 君にできない事、なんて想像つかないけれど。 私が出来るようになるまで 傍で練習に付き合ってくれるんだもんね。 ―――――心強いな。」 (-50) 2023/10/16(Mon) 19:20:00 |
【秘】 エウロパ → ユスティこのやり方ではいつか通用しなくなる。 現実から目を逸らすつもりはないけれど 基本を学んでいる間くらいは。 君の努力と想いに 甘えさせてもらうことになるんだろうね。 (-51) 2023/10/16(Mon) 19:20:39 |
【秘】 エウロパ → ユスティ自分の魔力が他と違うことも 扱いを間違えれば危ないことも知っていて。 前に手を離されたことだって忘れてないから 自分から触れられずにいたのに。 私の心が分かってるみたいに 手を引かれて、頬に片手が触れる。 (-52) 2023/10/16(Mon) 19:21:12 |
【秘】 エウロパ → ユスティ綺麗だな、って思ってたら ユスティが取り出したのは私の髪飾り。 「ユスティが持ってたの? だから、あの時来てくれたの……?」 てっきりどこかへ飛んで行って 探せないと思ってたから ちょっとびっくりして つい、独り言みたいに呟いちゃった。 (-56) 2023/10/16(Mon) 19:23:19 |
【秘】 エウロパ → ユスティ君が咲かせた綺麗なスターチスは 髪飾りを彩る星へと変わり、光を放つ。 ……これって、 君から髪飾りをもらったようなものじゃないかな? 嬉しいな、もともと気に入って着けてたけど 君が思い出を加えてくれたから。 (-57) 2023/10/16(Mon) 19:24:04 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 「綺麗……。 私のためにって、その気持ちが一番うれしい! ……どう、かな、似合ってる?」 受け取った髪飾りを早速つけて 少し首をかしげながら聞いてみるんだ。 少し髪飾り変わったね、って もし他の誰かに言われたら 恋人に作ってもらったんだ、って言おうかな。 そんなことを考えながら。 (-58) 2023/10/16(Mon) 19:24:39 |
【秘】 エウロパ → ユスティ言いながら、手には魔力が集まっていく。 あの日渡せなかった青紫のスターチス。 あの時は一輪だけだったけれど 想いの強さ故なのか、あのころとは違い 花束となって私の手に現れる。 魔力を注ぎ続ける限り決して枯れないスターチス。 (-60) 2023/10/16(Mon) 19:26:19 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 何度も何度でも、この想いを君へと伝えたい。 花束を差し出しながら、満面の笑みを浮かべるんだ。 変わらない心を、君に。* (-62) 2023/10/16(Mon) 19:28:02 |
【独】 ユスティ今の二人は鬼と金棒 いつか鬼が金棒を振り回せるようになった時 金棒はその役割を終えることになるだろう。 しかし金棒がいくら研ぎ澄まされようとも 鬼になれることは無い。 (-63) 2023/10/17(Tue) 22:46:32 |
【独】 ユスティいつか金棒が役目を終えた時。 逞しく成長を遂げたキミに拍手と声援を送る 最初のエキストラはボクであってほしい。 今はただ、それだけ。 (-64) 2023/10/17(Tue) 22:47:08 |
【墓】 ユスティいつかは自分の魔力を正しく操り 誰が相手でも制御しなければならない。 それでも乗り越えるために今、 独りにならないことが必要なら これくらいでバチは当たらないはずだ。 (+26) 2023/10/17(Tue) 22:48:14 |
【独】 ユスティ差し出した髪飾りは シトゥラから預かったものだった。 あの日からエウロパのトレードマークが消えて あまりにもしっくりこなかったせいで ずっと探し回っていたのだが 不覚にもシトゥラに先を越されてしまった。 しかし当の本人はこちらと張り合う気など微塵もなく ただこっちが勝手に負けた気になっているだけで 渡すのはボクであるべきだと譲られたというわけだ。 (-65) 2023/10/17(Tue) 22:49:49 |
【墓】 ユスティ思い出が詰まった髪飾り。 二人の過去を鮮明に語れる唯一の生き証人。 だけど今度はいままで通りじゃだめで 皆変わっていかなければならない。 それでも変わらずにありたいという心は あの日から変わらず輝き続ける思い出に添えて 過去と今を愛するように花に飾って捧げよう。 (+27) 2023/10/17(Tue) 22:51:49 |
【墓】 ユスティせっかくだから彼女に似合うものにしようと 夜通し考えていた結果が功を奏した。 彼女を一度拒絶してしまった罪が消えなくとも これで彼女の助けとなれるのならいいと。 贖罪にも似た感情に光を注ぐように エウロパの手に添えられた花束が美しく輝く。 それはまるで花嫁に捧げるプロポーズのようで。 (+28) 2023/10/17(Tue) 22:52:58 |
【秘】 ユスティ → エウロパ枯れることがないスターチスを手に 秀才はその称号を手放し、恋人へと変わり。 紅に染まる顔を伏せる恋人と 満面の笑顔を咲かせる恋人の 華やかな未来はこの先も続いていく。** (-68) 2023/10/17(Tue) 22:56:07 |
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