人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「あはは。その気持ちにさせる為に行いましたからね。
 実際政府に暴行されれば『誰にも会いたくない……』
 そう思うのも自然でしょうから。ほら違和感が消えた」

めちゃくちゃだ。と言いたくなるが、一理無いこともない。
貴方はどうだろうか。
なお、布団を被っている貴方は物凄く視線を感じる。
とても、見ている。着替えながら貴方を。
顔を見るのも嫌と思われてるなんて考えてすらいない顔だ。

「着けることも内容も構いませんよ。
 革命軍内でも意見が分かれるでしょうが……
 私はこの馬鹿な施策を先に終わらせるのに賛成です。

 ああ。
首輪、私が着けるので少し身体起こせます?」


顔を隠してる相手にえらいこと言ってきた。
(-219) poru 2021/12/15(Wed) 0:48:16
ペトルーシャは、『人皮綴』が逮捕された事を知った。
(c7) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 0:50:47

【見】 騎兵 リーゼロッテ

#蟹討伐

魔法使いの詠唱が終わり、リーゼロッテが向かう足の1本に弾丸めいて雷撃が撃ち込まれた。
凄まじい音にも動揺しない“当たり”の馬をひと撫でして、

「いっくよぉ〜〜〜、
 ちゃんとひっくり返してねぇ〜〜」

ただ槍を振りかぶり、
脚の節めがけて突きを放った。

「あ」


流石の《脳刺し》にも規格外の巨体をなぎ倒す膂力は無い、
―――筈であった。

本人もそう思っていたから、はじけるように砕け、衝撃波で開いた穴から見える景色にぱちくり目を瞬いた。

「あちゃ〜、まぁいっか?身はぶじだよねぇ?」

柱をひとつ失った形になり、頭胸部がぐらりと傾いていく。
(@8) zipkun 2021/12/15(Wed) 0:50:48
リーゼロッテは、出発前に小瓶の中身を舐めて、にが〜い!と騒いでいた。
(t1) zipkun 2021/12/15(Wed) 0:55:16

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

「流石は〈骸狩り〉……仕事が早いのね」

同じ死霊術師である〈人皮綴〉が逮捕されたことに、にべもなく。
むしろ、あんな輩はそうなってくれて清々すると言わんばかりに。

「……何があなたをそうさせるんだか、ご苦労なことだわ」
(+13) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 0:58:22

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「左様で」

「旦那も、気ぃ付けておくんなまし、特に野良猫にぁね。
 客としても依頼先としても、あんた程のはそう居ねぇもんでね・・・」

それだけ言って見送った。

(幸い、ねえ。誰にとってだか)
(-220) BowwowBob 2021/12/15(Wed) 0:58:59

【人】 灯屋 レイ

>>c6 アイシャ
「花を。ひとつ頂けますか」

ぼんやりとした様子の貴女に以前のように声をかけた。
これが貴女へ与えられる日常は、これぐらいだ。
(26) sym 2021/12/15(Wed) 1:01:38

【見】 騎兵 リーゼロッテ

#蟹討伐

砂塵を巻き上げ、裏返される前に地上に降りてきたあたまの正面へ馬を走らせるのを見て。
盾役が退いてもう1体の方へ向かい、
魔法使いは次の詠唱を切り替えて、
先ほど地割れに巻き込まれたひとりは慌てた。



      「えい♡」




蟹の『脳味噌』がどこにあるのか。
もちろんリーゼロッテだって知らなかった。
チェルシーは見ているだろうか。
振り抜かれたたった一人の少女の槍は、

目と口のあいだ、集まる神経節を一撃で破壊した。
(@9) zipkun 2021/12/15(Wed) 1:02:35
ミズチは、彼女に野菜や調味料を差し入れるのは余計な世話だろうか、と思い浮かべた。
(a37) 66111 2021/12/15(Wed) 1:03:34

シュゼットは、「どのクチが言うんだかねぇ・・・」
(a38) BowwowBob 2021/12/15(Wed) 1:03:40

【人】 埃運び オーウェン

#蟹討伐

「バッカデカ。」

ストレートな感想が出てしまった。
ポーションもマジックアイテムも、
鞄に入るだけ持って来たが……足りるものなのか。

足りるかどうかじゃない、ド迫力のスケールが、
今まさに目の前にある。
それこそ詩とかで聞いた歩く大陸か何かだ。

すう───と息を吸って、ホイッスルを吹くと、
まるで怪鳥の鳴き声を思わせるような金切り音が、
《黄金の海》に響き渡る───!

「ッ〜〜っと。注意忘れた。まあいいか、大した音でもないしこんくらい。
 あんなんにできることといったらサポートだか、ら!」

地割れに巻き込まれる間一髪のところで鈍臭く飛び退き、
何処からともなく飛んできた大鷲に片腕を掴ませて、
冒険者達の群れから斜め横に逸れたほうへ行く。

「いやあいつ
バカどころか大馬鹿力過ぎるだろ。

 本当に必要かなあ他の有象無象……」
(27) backador 2021/12/15(Wed) 1:04:45

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ

 物を動かすなと言われ、そのまま立ったままでいそうだったが促されれば素直に座った。ちょん。なんとなく動きが鈍いことも変わらない。有難い申し出に思えた。

「ああ。革命等の、虐げられている弱者側が寄り集まって蜂起し、事を為そうとすることに意味はあると思うか?」

 もったいぶる余計な間もなかった。前置きは既に済んでいる。あなたの思想についての話だ。

/*
 お気になさらず〜〜 あ〜〜〜〜ペトラちゃんだ〜〜〜〜〜〜ってペンラ振ってる。Foo〜〜〜〜〜〜↑↑↑
(-221) 66111 2021/12/15(Wed) 1:05:16
7_hertz 2021/12/15(Wed) 1:08:10

7_hertz 2021/12/15(Wed) 1:08:43

【人】 大道芸人 チェルシー

#蟹討伐

「………今日のカニさん………………
          騒がしいですね…………………」

今日のも昨日のも無いわけだが。
小娘は首を0度に曲げ、天を衝くと言わんばかりの"壁"を前に、ぽつりと呟いていた。

「お二人組なんて言ってましたっけ?
 複数人でご来場の際は言って欲しいですね〜!
 心臓が口からまろびでるかと思っちゃいましたよ〜!」

普段ならそのまま後ろにゴチーンと倒れては一回転する芸をしている所だったが、もはやそれを見る誰かもいないだろう。目線は皆が皆、前だ。

「流石にヤバいなあと思ったので、チェルちゃん見守ります!
 フレーッ、フレーッ、リーゼちゃんーーーっ!!!!」
(28) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:10:49

【人】 大道芸人 チェルシー

大怪鳥程度なら相手が出来た。砂上船での露払いも担っていたかも知れない。
けれどこれは無理だろうと思って。一介の芸人風情なら、戦いを見守り、勝利の跡に芸を披露するぐらいでいいかと思って。
でも、


「あ、……」


鋏が振り上げられた時の、冒険者らの動作で、
”ああ、あの人はダメだな” ”避けられても、あれじゃ”
そう勘付いてしまって、気付いた時には、空に踊っていた。

誰も見ていない間に、溜め息だけ零す。ごく短い間のことだ。

(29) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:12:08

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「この街が、かの大蛇の名を冠するのならば。
 いつかは神の鎚に打たれ、相討つ事になるのだろうな」

遅かれ早かれ、何れこの街は変わる事になる。

それが良い事か悪い事かはわからない。
ともすれば、その黄昏を越えた後に
より良い明日、新たな時代が待ち受けるのかもしれない。
或いは何もかも、単なる終幕でしかないのかもしれないが。

「自分を納得させる事ができるのは、自分だけだ。
 他者の言葉はその切っ掛けには成り得るが、
 結局、それに納得する事を選ぶのはいつだって自分なのさ」

自分達さえ口を噤み耐えていれば、いつかは何かが変わる。
その為には、あのように傷付けられる事も仕方ない事だ。

そうして納得できたなら、ともかくとして。
それでは納得が行かない、納得の行く理由が無いのであれば。
自分を納得させるには、自ら動くほかないのだ。
(-222) unforg00 2021/12/15(Wed) 1:13:30

【墓】 花売り妖精 アイシャ

>>26 レイ様
貴方に声を掛けられて、少し遅れて反応を返します。
ふわり、と笑顔にはまだ疲れが残るものの 以前のように振舞おうと努めている様子です。

「あ……は、はいなのです。
 ごめんなさい、ぼーっとしてたのです。

 えっと、どのようなお花をお求めなのです?」

勿論、希望がなければお任せでも構わないようです。
(+14) otomizu 2021/12/15(Wed) 1:13:36

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
そして、その為に今、動く事を選ぶなら。

「さて、内容次第、か。
 君を"勧誘"して来ると一芝居打ってもいいが…
 まあ、当然私としても勧めはしない。
 手を組んでいる…共に在る者が居るなら、尚の事。
 内側から変えるには、それが手っ取り早くはあるとしても」

「…なら、"君達"は既に掴んでいるかもしれないけれど。
 "卑怯な蝙蝠"、潜り込んだ天の鼠らしく
 内通者として、"ご同輩"に関する情報を売るしかないな。」

たとえ、革命に心は無いとしても。
そう遠くない内に沈むとわかりきっている泥舟に、
それに縋り付く者達に、何も思わないという事も無いのだ。

「或いは、
"野良猫"に化けたヨルムガンド。

 或いは、
"盲目のアース"の名を冠する者。

 彼らはこの半端者の蝙蝠ほど聞き分けが良くはない。
 もしも正面切って接触を図るなら、よくよく注意する事だ」

彼らがこの街の薄闇に囚われ続けるという事は。
この"卑怯な蝙蝠"とて、決して望む所ではない。それだけだ。
(-223) unforg00 2021/12/15(Wed) 1:15:04

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 騎兵 リーゼロッテ

「……ええ、〈焔喰らい〉も、ね」

無遠慮に覗きこむあなたに視線を返す。
焼け爛れた顔の事を気にしている様子も、特にはなかった。
ただ、取られたもののことを語る分には、少しだけ声色が暗い。

……そんな風にも思えるか。

「どうして私が、あんな奴らから逃げなきゃいけないの?」

痛めつけられ、焼け爛れたような顔になっても、そう言った。

知識はあれど、世渡りがヘタな人間は術師には珍しくはない。
そしてペトルーシャも、おおよそそういった類の人間である。

つまり、あなたの言葉を借りるのならば、生きるのヘタ系だ。
(-224) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 1:22:37

【人】 大道芸人 チェルシー

「〜〜〜〜なんて言いましたがやっぱ我慢できません!
 チェルちゃんもやりま〜〜〜す!!!!!!!!!!」

倒れ込むように。
空を舞って、一回転。着地。駆ける。
馬はいらない。馬術は知らないし、速さが一番の取り柄だ。

音が響く。揺れで跳ねる。
駆けて、地割れにもつれた一人の元へ。
種も仕掛けもある速度。

「躓いちゃいましたか?人間誰しも躓くものですね〜!
 でも立ち上がるのが人間の資質なんで、すよっ、と……」

そしてチェルシーは、なけなしの力と器用さで手早く、
手早く……

「抜けませんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

抜けませんでした。
(30) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:27:32

【人】 大道芸人 チェルシー

雷鳴の音が響く。あと近くですっげえ貫通音聞こえた気がする。ついでに早く抜け!って言われてる。

「お太りのお友達ですね〜!
 ちょっとダイエットとかしませんか?ダメですかっ?
 いやこれちょっとほんと……」

やっぱこんなこと、やるもんじゃないな、と思う。
今もすごい罵倒されてるし。小娘がふざけんな速くとか。


──でも。良かったことがあった。
力を込めて抜こうとする、その時に、見上げた光景で。目の前の人物が慌てている所で──
チェルシーは見た。一番の特等席で。
一際大きい破砕音と、良く知る声。


ああ、あれが──カニさんの脳みそなんだぁ……
チェルシーは、呆然とそう思った。
(31) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:28:24

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>+13 ペトルーシャ
花売りがいるからだろう、煙はない。
不意に部屋に訪ねられでもしない限り、
子供に煙は浴びせない。
この男は一定のルールに則って動く。

「あれが愚かだっただけだ」

いつも通りに。興味を失ったように。
しかし、続く言葉に目を伏せる。

「……多くの者が何かを為すのには、目的がある。
 お前は何故死霊術を修めた?
 騎士が剣や槍を持って戦う理由はどうだ?
 政府の連中が今頃躍起になって炙り出しを始めたのは?
 理由は様々あれど、最終的に行きつく先……
 真理はひとつ――」

「――必要だったから。」


「それ以上の理由や説明など、要るまい」

二度、テーブルを指で叩いた。
(32) shell_memoria 2021/12/15(Wed) 1:31:00

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 骸狩り スカリオーネ

「あ……こんばんは、なのです。スカリオーネ様」

ぺこりと頭を下げて、小さな少女が貴方を見上げています。
まだ本調子ではないようで、いつもよりも元気のない声をしていますが へら、と小さく笑みを浮かべました。

「あの、…お薬、ありがとうございました。なのです。
 ツケにされるって、言ってたので。そうかなって、思ったのです。

 だから、お礼に来たのです。大した物じゃ、ないのですけど」

花籠の中には、厨房を少しだけ借りて作ったお花の蜜を使ったクッキーと、薬のような液体が入った瓶が2本ほど。こちらからも、花の香りがするようだ。
(-226) otomizu 2021/12/15(Wed) 1:33:54

【独】 大道芸人 チェルシー

死ぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-225) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:34:47

【独】 大道芸人 チェルシー

長い分書く 書き始める あーーーー ネコチャンになりますわ さようなら!さようなら!さようなら!実家に帰らせて頂きます!!!!!!!!!!!
(-227) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:35:12

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

>>3:45 レイ【3日目時空】

「……ええ、舌は変わってないわ。今も」

旧知の仲には、ほんの少しだけでも皮肉気な態度もなりを潜める。
傷口に沁みるのだろう、注文された飲み物はゆっくりと口にする。

「……でしょうね。構わない、これは……少し零したくなっただけ。

 けれど、騒ぎが収まるまでなんて、待っていられないわ……」
(+15) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 1:39:27

【独】 大道芸人 チェルシー

死ぬもん!!!!!!!!!!!!!!!!!11111111111234567890
(-228) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:43:38

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>32
 推しと推しが話していてテンション上がる。あ〜〜〜〜余計な言葉いらない人々〜〜〜〜〜
(-229) 66111 2021/12/15(Wed) 1:44:18

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「ごきげんよう、役者さん……
 怪盗と呼んだほうがいいかしら? ……それとも〈蝙蝠〉?」

あなたが連れていかれる前の、どこかの時間。
他の誰かに聞かれないように、死霊術師が声を掛けてくる。

「……まあ、なんでもいいわ、革命軍。
 どう?首輪にあんな細工までして、順調に進んでいるのかしら?」
(-230) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 1:50:06

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ

「…………」

かける言葉が出ないのか、声もなく。
ただ小さく頷くだろう。
相変わらず、何にも興味のなさそうな顔。

「………………気にするな」

少女の言葉に対して、焦れるほどの沈黙。
それからやっと出てきた言葉は、たったの5文字。
これではまるで――。

「――ツケの支払いに礼は不要だ。精々安静にしていろ。
 煙も、夜歩きも、……身体に障る」

瞑目し、小さく首を振る。
煙が身体と扉の合間から振り落ちる。
花とは程遠い、苦味のあるにおい。

不要だ、と言いながら、しかし扉を閉じてしまうでもなく。
だからと言って、花籠に手を伸ばす訳でもなく。
金属の指輪がいくつも嵌った指は、
所在なさげに扉と、首元のネクタイにかけられている。

「…………その瓶は?」

絞り出すような言葉が降りかかるだろう。
(-231) shell_memoria 2021/12/15(Wed) 1:56:02

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

>>32 スカリオーネ

「必要だったから、ね……」

ふぅん、とその言葉の奥にあるものに想いを馳せながら、反芻する。
テーブルを指で叩く姿を一瞥してから、視線を宙に浮かせて。

「……教えたふたりは"はずれ"だったのかしら?」
(+16) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 1:57:34

【独】 大道芸人 チェルシー

いやだぁ〜〜〜〜〜うわぁぁぁ〜〜〜〜あぁぁぁぁなんか矛盾がある気がする!殺せ!殺してくれ!確定ロールしてくれーーーー!!!!!!!!死にます
ザシュ!
さよなら
(-232) tablerder 2021/12/15(Wed) 1:58:12

【独】 大道芸人 チェルシー

そういえば結局何にもしてなくない????
はず!!!!!!!!!!!!!!
出てきただけになっちゃったじゃん!!!!!!!!!!
(-233) tablerder 2021/12/15(Wed) 2:00:43

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 花売り妖精 アイシャ

「……借りは返す主義なの、私」

「何か依頼があれば、いつでも力になる。……いつでも」
(-234) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 2:02:44

【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ

 
「──然りだとも。
 何れも私を指す呼び名だ、何だって構わない。この街ではね」

不意に掛けられた声に、振り向いて。
役者騙りは、今この場では尚も役者を気取るらしい。

「順調であれば、こうはなっていないだろうさ。
 君は
今までずっと見聞きしていた
んだ、わかるだろう?
 "私達"は結局烏合の衆。何が上手く行く道理も無いのさ」

きっと引っ提げていた武器は何処かへとやってしまった頃。
そうでなくとも、仮に貴方が皮肉めいた物言いをしても。
この半端者が貴方をどうこうするつもりは無い。

「よそ者の
"卑怯な蝙蝠"
が紛れているとなれば尚の事。
 …さて、この蝙蝠にどのような御用かな?」
(-235) unforg00 2021/12/15(Wed) 2:09:38