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【雲】 宮崎暁[ 絶え絶えに君に答える僕はもう これ以上、言葉を紡ぐ余裕がなく 君の唇を塞ぐと、 背に手を回して、甘美な地獄へ、誘った。 ]* (D66) 2024/06/30(Sun) 22:34:45 |
【雲】 幸阪結月[ 好きに選んでいいって言ったのは どっちも欲しくて選べなかったから。 でも、どっちも欲しかったのは 私だけじゃなくて。 大切な人が欲しくてたまらないのも 欲張りなのも、同じ。 ] (D67) 2024/07/01(Mon) 3:55:00 |
【独】 幸阪結月[ どうして、こんなに想いあってしまったんだろう。 お別れなんてしたくない。 ずっとそばにいたいのに、誰より好きなのに。 君でなければ、だめなのに。 ] (-42) 2024/07/01(Mon) 3:56:00 |
【雲】 幸阪結月[ 苦しさも君への想いも全部飲み込んで お互いの息を混ぜ合う。 こんなに甘い劇薬、飲んでしまったら 二度とこの味は忘れられない。 ―――――忘れさせたくない。 ] (D68) 2024/07/01(Mon) 3:56:27 |
【雲】 幸阪結月[ 息が苦しくなるまで深く口付けると 腰を浮かせて、花園の入り口に熱をあてがって。 薄い膜一枚隔てることもないまま 深い繋がりを求めていく。 ] (D69) 2024/07/01(Mon) 3:57:15 |
【雲】 幸阪結月―――――っ、んんぅっ! [ 全部中に収めると中が収縮して、 君の熱を強く締め付けてしまう。 息がとまりそうなくらいの快楽にクラクラする。 欲しかったもので満たされた悦びと快感で 動きたいのに暫く動けなくて。 深く息を吐いて、息を整えようとしても 落ち着くどころか吐く息は荒くなる一方。 君の背に手を回して、支えにすると 奥まで当たるように腰を動かしていく。 気持ち良くて波に呑まれてしまいそうなのを 必死に我慢しながら唇を重ねた。 ] (D70) 2024/07/01(Mon) 3:58:28 |
【雲】 幸阪結月[ 快感に蕩けた甘い顔……からは遠い。 離れたくないのに、別れは決まってて 今してることは全部自傷行為だって、 わかってて誘ったはずなのに。 ] (D72) 2024/07/01(Mon) 3:59:23 |
【雲】 幸阪結月だいすき、もっと、一緒にいたい……。 [ 譫言のように言いながら、 それでも快楽を得ようとする動きは止められない。 気持ちいいのに、幸せなのに。 未来を考えてしまったら苦しくて仕方ない。 ] (D73) 2024/07/01(Mon) 3:59:56 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 少しだけ動きを止めて、暁の瞳を覗く。 君の心を縛り付けてしまいたい。 優しい君なら、きっとお願いを聞いてくれる ……なんて打算はもうほとんどなくて ただ、私の想いが溢れてしまっただけ。 ] (-45) 2024/07/01(Mon) 4:01:48 |
【雲】 幸阪結月[ 泣きながら微笑んで、 再び動き始めてから、絶頂するまで そう時間はかからなくて。 一緒にいきたい、って囁くと 嬌声を部屋に響かせながら、達してしまうんだ。 ] (D74) 2024/07/01(Mon) 4:02:12 |
【雲】 幸阪結月[ 離れたくない、って強請るように ぎゅうっと君に抱きついたまま 暫くは快感の余韻に浸っていた。 大切な人の温もりを感じながら 涙を止めることも出来ずに。 ] (D75) 2024/07/01(Mon) 4:02:36 |
【雲】 宮崎暁 [ 行き過ぎた快楽は身を滅ぼす。 そんな当たり前のことを 今になって強く感じる。 煮え滾るほどの興奮は 僕の支配下を外れて 結月に心臓を掴まれるように支配される。 必死に刻もうとして動けない結月を支えて それでも続きを自分からは促さないのは これが結月にとって大切な時間 お互いを刻むための時間だと知っているから。 動いて、今すぐにでも乱したい、 そんな男として当たり前の思想を 吐くわけにはいかないと必死におさえつける。 ] (D77) 2024/07/01(Mon) 23:37:18 |
【雲】 宮崎暁[ 感情で始まり、感情で終わる誰かの青春。 打算で始まり、打算で終わる僕らの青い春。 紡がれた感情を置き去りに 引き剥がされるのは極寒の前触れ もう二度と忘れられない甘い快感は 手首を切る感覚にとても似ていて、 零れた涙を拭う手を持ち合わせない僕は 目を塞ぐように重なる唇を啄んでいく。 ] (D78) 2024/07/01(Mon) 23:37:46 |
【雲】 宮崎暁[ 心を焦がすような痛々しい波紋が 身体中を駆け巡り鳩尾を穿つ。 一緒にいたい、と 血のにじむような願い。 僕も同じと、吐きたくてしかたないのに 結月と僕じゃ同じ言葉でも意味が違う。 自分の罪の赦しを乞うような 自分だけを癒す言葉なんて 僕は吐き出すことはできなくて………… ] (D79) 2024/07/01(Mon) 23:38:28 |
【雲】 宮崎暁[ 泣きながら微笑む顔を まるで魂に刻み込むように 心臓に君の涙を飲ませて、 君の脈動に呼応するように お互いの胸に刺さるナイフを引き抜いて。 結月の囁きに応えるように 募る我欲を打ち付け、満たしていく。 ] (D81) 2024/07/01(Mon) 23:42:24 |
【雲】 宮崎暁っ…………はぁ…。 [ 互いの汗も蜜も混ざり合い 肩で息をする結月を支えながら 吐き出した精に引きずられるように 脱力感が吐息となって溢れ出る。 君に僕の顔が見られないように なるべく距離を近づけて。 結月の髪を撫でながら 手離したくないという気持ちに従うまま 痛いほど、強く、抱きしめる。 ] (D82) 2024/07/01(Mon) 23:45:04 |
【独】 宮崎暁[ いつかまた、会えるとしたら 君はこんな僕をまだ好きだと 言ってくれるのだろうか。 いつかまた、僕の隣にいてくれたら 君はこんな僕のことを 赦してくれるのだろうか。 ] (-48) 2024/07/01(Mon) 23:49:01 |
【人】 宮崎暁[ 春が眠る冬の空 飛行機の中、独り、空を眺める。 両親は僕に気を遣っているのか 声をかけてきたりはしない。 大きなキャリーバッグは思い出の宝箱で 鞄につけていたストラップを指で撫でながら 映る僕の窓は 微かに滲んでいた。 ] (1) 2024/07/01(Mon) 23:52:27 |
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