人狼物語 三日月国


120 【身内RP】森奥の工房 2nd【RP】

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視点:


【恋】 ツァカリ

 
[席を立とうとすると、彼に止められる。>>?17
 なんだろうかと問う眼差しを向けると
 彼の両手が耳の下に触れた。]


  ……
ん、
……


[唇が寄せられ、頬を辿られるのには
 大人しくされるがままになるが
 小さく震え、微かな声を漏らしてしまうことは
 自力では抑えられなかった。

 だって、心地が良いのだ。
 貴殿が触れてくれるところは、すごく。]
 
(?21) nagaren 2022/01/29(Sat) 10:56:15

【恋】 ツァカリ

 
[気持ちの良い彼の唇は涙を吸いながら
 目許まで上がってきてくれた。
 それで終わってしまうのだと思っていると、

 今度は唇へ。>>?17


  ……っ


[予想のしなかった二度目の口づけに
 胸がきゅぅんと締め付けられる。
 湿ったくちづけに、妙にどきどきした。]
 
(?22) nagaren 2022/01/29(Sat) 10:58:09

【恋】 ツァカリ

 
[無理矢理欲を抑え付けているように
 感じられる彼の瞳を見ると>>?18
 途端に全身の血がさざめき
 圧倒的な捕食者の前に置かれた
 哀れでちっぽけな獲物になった錯覚をする。

 全てを差し出して
 彼の手で滅茶苦茶にして欲しいような
 被虐的な気持ちになるけれど……、

 彼が己が伝えた意思を尊重してくれるから、>>?18
 いまは湧いた感情に蓋をする。]
 
(?23) nagaren 2022/01/29(Sat) 11:03:21

【恋】 ツァカリ

 

  ……ありがとう
  貴殿にはどこまでも
  骨抜きにされてしまいそうだ


[キスをしてくれたのも
 彼が自分と同じ気持ちなのも嬉しい。
 そのあたたかな想いだけを胸に抱き
 照れ笑いをしながら席を立った。]
 
(?24) nagaren 2022/01/29(Sat) 11:04:23

【恋】 ツァカリ

 
[温め直したパンと肉の串。
 さあどうぞと勧めて
 自らも食べながら、合間に話をする。]


  先ほど俺の話を聞きたいと言ってくれたな
  特段不自由なしに生きてきたから
  何から話せば良いやら悩んでしまうが
  我が伴侶殿の期待には応えたい

  ううん……そうだな、よし
  今日は始まりの話を聞かせるとしようか


[胸に手を当て、少し目を閉じた。
 瞼の裏に、無数の輝きが浮かぶ。]
 
(?25) nagaren 2022/01/29(Sat) 11:06:38

【恋】 ツァカリ

 
[瞼を上げる。]


  星屑の谷という、見事な夜空が眺める地がある

  そこに伍歳ほどの幼き俺はいた
  燦然たる星々と視線を交えていた俺は
  彼らから声なき声にて伝えられた

  W迷えるものに手を差し伸べ
   夢の続きを叶えよ
   その義務と資格がお前にはあるW
              ……と。

  周りに人の気配は一つとてなかった
  親はいなくなったのか……
  或いは元から居らぬのかは、知らぬが

  快諾し、谷を出た
  己を必要とする者に逢うために

  これが俺自身の記憶の始まり
  それより前のものは持っておらぬ


[そんな、嘘や冗談のような話を
 真面目に語って聞かせた。*]
 
(?26) nagaren 2022/01/29(Sat) 11:07:39