人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


キュー役者 サダル
カウス宝物庫 カウス
ゲイザー操り人形 ラサルハグ(ランダム投票)
キファ役者 サダル
ヘイズ役者 サダル
ラサルハグ役者 サダル
ヌンキ強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー(ランダム投票)
ルヴァ役者 サダル
ルヘナ子役 ヘイズ(ランダム投票)
ハマル壊れた時報 キュー
ブラキウム宝物庫 カウス(ランダム投票)
サダル役者 サダル
メレフ役者 サダル

処刑対象:サダル、結果:成功

後追死:キファ(絆相手:サダル

後追死:ヘイズ(絆相手:サダル

[犠牲者リスト]
該当者なし

パン屋の生存を確認

事件:幽界の歪み

本日の生存者:キュー、カウス、ゲイザー、ラサルハグ、ヌンキ、ルヴァ、ルヘナ、ハマル、ブラキウム、メレフ以上10名

【人】 壊れた時報 キュー


「カンカンカーン!! カンカンカーン!!」


 「カイギが
オわった
でし!!!」


(0) 2021/04/24(Sat) 22:00:47
「(サダル)」
「(──サダル!)」

 …………キファは、森の中を探している。
 そんなところを探しても、彼がいる筈が無いのに。
 いつの間にやら辺りは霧めいている。

 くるくる踊って。踊って、踊り狂って。

 実のところキファは、同じところをぐるぐる探し回っていた。
 そして、そのことに気付かない程、
 聡明なキファは忘我していた。

 恋に盲目だったと言ってもいい。

 →

キューは、会議開始の時間に触れ回った。そして、会議場にいる。
(a0) 2021/04/24(Sat) 22:01:57

 そもそも、だったらまず初めにサダルの部屋を探すべきだ。
 ……キファは、薄々感づいたいたのかもしれない。

 最後に臙脂色の星の腕輪から聞こえてきた音が、
 断末魔だったことを。

 確認するのが怖かったのかもしれない。
 キファは誰より死を恐れていた。

 でも、人は人である限り、いつか死ぬ。
 キファはそれが、今日だっただけ。

 キファはつまずいた。
 泥に塗れた赤いチャイナシューズは、走ることに向かない。
 気づいた時にはもう遅く。キファは斜面を転がり落ちた。
 
 そうして。死なないために生き続けてきた──
 今はサダルと共に居るために生き続けてきたキファの、

 永い永い生涯は。実にあっけなく、幕を閉じた。

【人】 操り人形 ラサルハグ


「会議はまだ始まったばかりだ」

 数日続いた会議。
 数日前まで見えた人々がいなくなっても
 ラサルハグは普段通りだ。
(1) 2021/04/24(Sat) 22:03:49
『本日は「空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?」にご来場いただき、誠にありがとうございます。

関係者のみなさまにご支援、ご協力を賜り、ここに裏方サダルより死の演出を開かせていただく運びとなりましたことを、心より感謝申し上げます。
本日は
[死んでしまった台本]
をお届けいたします。

地上の方々には誠に申し訳ありませんが観劇をしていただくことができません。
限定公演の為チケットを受け取られた際、何卒またお越しくださることを一同願っております。

新たな挑戦に、節目の時の意気込みをお汲みとりいただければ幸いです。

終わりに、いつも厳しく温かく見守ってくださるみなさまに深く御礼申し上げます』

【人】 黒い羊 ハマル

 [ハマルは会議場にいる]

 [人が集まる事を待っている]

 [大事な人がいなくなっていない事を、祈っている]
(2) 2021/04/24(Sat) 22:04:04
操り人形 ラサルハグ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/24(Sat) 22:05:37

ルヘナは、会議室で紅茶を待っている。
(a1) 2021/04/24(Sat) 22:05:46

【人】 気分屋 ルヴァ

「ふぇあ……」

 気分屋はあくびをしながら遅れて現れた。
 今日も遅刻だ。
(3) 2021/04/24(Sat) 22:05:50

【人】 強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー

「おはようございます。……皆さん、いらっしゃいますか?」

恒例の挨拶。そして始まる会議参加者たちへの水の配膳。ただ、以前と違うのは女の勢い。

固い面持ちで動くだろう。


悲しいことにPLはここで離席よ。ゲイザーはずっと考え込んでいたことにしてくれると嬉しいわ。sorry!
(4) 2021/04/24(Sat) 22:06:24
ラサルハグは、紅茶を飲んでいる。自前だ。
(a2) 2021/04/24(Sat) 22:07:03

ルヘナは、紅茶を自ら用意しない。したくはない。
(a3) 2021/04/24(Sat) 22:07:36

星が標の役割を取り戻したのを見た。

ルヴァは、お湯の水割りをロックで飲んでいる。
(a4) 2021/04/24(Sat) 22:08:31

ハマルの願い事が叶わないことを知っている。

『しかし役者であるサダルは声がでません。
なんと言うことでしょう。
これでは舞台になりません。

仕方がありませんので、
代々案として台本を一部公開いたします。
役者が足りない?

そんなことありませんよ、なぜならば

すべて
彼の一人舞台
なんですから』

【人】 黒い羊 ハマル

>>a1 ルヘナ
 [ふと、貴方を見た]
 [貴方はここにいる時、いつも]

 [ばたばた][厨房へ駆け込んで戻ってくる]

「紅茶とミルクか?」
 [先日貴方に言われた事をハマルは覚えていた]
 [カップにポット。ミルクを持って貴方の所へ]
(5) 2021/04/24(Sat) 22:09:26
メモを貼った。

【人】 星集め メレフ



 メレフはもう笑っていない。
(6) 2021/04/24(Sat) 22:10:21
[死んでしまった台本]

これはとある作家の"死んでしまった台本"だ。
作家の意思では誰にもさらされることがないものである

       サダルの部屋に人影が現れる。
       サダルは目を見開き部屋の奥へと逃げようとする。
       たくさんの紙がサダルの足をもつれさせる。

サダル――――だ、誰?
      もしかして、【スクリプト】が言っていた・・・・・・?
      わからない、どうしてあんたたちは人を殺そうとするんだ!

サダル――――どうして【スクリプト】は
      "人を殺したい気分"なんて寄越したんだ?
      あんたたちはそんなこと望んでもいないくせに!

サダル――――操られているだけなんだろう、本当の犯人はだって――

       サダルはベッドまで這って逃げる。
       暗転。
       サダルにスポットが当たる。

サダル――――幸せだなんて、死が救いだなんて!
      どうしてそんなことが言えるんだ。

サダル――――生きていたい。助けて、誰か。

       暗転。
       沈黙。

ハマルは、まだ果たされぬ約束が増えた事を知らない。
(a5) 2021/04/24(Sat) 22:11:22

[死んでしまった台本]

       サダルの胸元から星が光りこぼれ落ちる。
       舞台中央に薄着を纏い奇妙な暴行をされた痕があるサダル。
       人影は近づき、暗転。

       ベッドにスポット。サダルは毒を盛られ動くことができない。

サダル――――キファ大好きだった、寂しがらせてごめん。

サダル――――裏切り者として罰せられる世界じゃなくて。
      君と幸せになる世界が欲しかった
      笑い合える世界が見たくなった。

サダル――――ねえ、ヌンキ。君も笑えないのは嫌だ
        
       サダルは助けを求めるように星に手を伸ばす。

ナレーション――サダルは知っていました。その星が"違う世界"へと導く星だと
       サダルは知っていました。この世界が"死に塗れた世界"だと
       サダルは願いました。"違う世界"に望んだ"世界-台本-"があると
       サダルの星はサダルが死んでも輝き続けます。
       誰かの手にある限り、サダルの星は輝き続けるのです

【人】 どこにでも居る ルヘナ

>>5 ハマル

「……………」

君の姿と、手元を見つめる。
寂しげな眼差しを君へ向けた。

「有難う、……。」

それを受け取れば、
君を自らの隣の席へ誘うだろう。
(7) 2021/04/24(Sat) 22:13:26

【人】 貪食 ブラキウム

「おっはようなのだ〜!」


ブラキウムは、元気な挨拶と共にやってきました。
片腕には
お腹の膨らんだ狼のぬいぐるみ
を持っています。
椅子に座ると、床に届かない足を揺らしながら笑いました。
(8) 2021/04/24(Sat) 22:13:33
[死んでしまった台本]

サダル――――ひとりぼっちの世界なんて訪れさせない

サダル――――ひとりの命を救うために犠牲になった人。
      餓えて苦しんで普通の愛を求められなかった子。
      生きたいと願っていたのに約束を守れなかった裏切り者 。
      彼らが退場した台本を幸せだとは言えない、新しい台本を綴るんだ

       サダルが瞳を閉じる前に首に刃物が振り下ろされる。
       
       暗転。

       サダルの死体と首はサダルの部屋に転がっている。
       顔はぐちゃぐちゃでサダルだと判断できない。
 
       暗転。


       十字の髪飾りが会議室のペンの横に置かれている。

       スポットライトが絞られる。
       
       暗転。

自分の傾けた天秤が平等を喪うのを見ている。

【人】 宝物庫 カウス

「ハイハイ、おはよ」

少年もいる。
いつもと変わらず、姿勢悪く頬杖をつく。

「……」
(9) 2021/04/24(Sat) 22:17:12
メモを貼った。

メモを貼った。

【人】 壊れた時報 キュー

「……サダル?」
(10) 2021/04/24(Sat) 22:19:41
キューは、血の付いた髪留めに気付いた。
(a6) 2021/04/24(Sat) 22:19:48

【人】 操り人形 ラサルハグ


 ラサルハグは、ブラキウムの到着>>8に、
 愉快さを隠さずに笑った。

 ラサルハグの笑顔は珍しかった。
 近頃はそうでもない。
(11) 2021/04/24(Sat) 22:20:01

【人】 黒い羊 ハマル

>>7 ルヘナ
(あ、)

 [ハマルにはその色に覚えがあった]
 [そして、薄らと悟った]

 [貴方も誰かを失った事に]

「ハマルはルヘナの隣にいよう」

 [よいしょ][ハマルは貴方の隣の椅子に座った]
 [ひとりは寂しい事を、ハマルは知っていた]
(12) 2021/04/24(Sat) 22:20:25
キューは、駆け出した。
(a7) 2021/04/24(Sat) 22:21:07

ハマルは、狼のぬいぐるみに怪訝な顔をした
(a8) 2021/04/24(Sat) 22:22:38

【人】 流星の騎士 ヌンキ

いつもより少し遅れて、会議場に顔を出す。
一睡もしていないのか、目の下にクマが出来ているだろう。

「……キファとサダルが居ない。
 ……っ、ヘイズは? ヘイズもか!」

最初の犠牲者が出た日以降、出来る限りその場にとどまろうとしていた議長がまっさきに踵を返して探しに向かう。
(13) 2021/04/24(Sat) 22:24:32

【人】 どこにでも居る ルヘナ


ヘイズは、自分へ紅茶を淹れる日課を、守っていた。
いつだってルヘナが視線を向ければ、すぐに目の前へカップを置いた。

今日は、そうじゃない。
視線は宙を彷徨い、それに気付いたハマルが用意してくれた。



           ……ルヘナは、察しが良い。
(14) 2021/04/24(Sat) 22:26:13

【人】 宝物庫 カウス

「……おはよ、騎士サマ──」

遅いねと、悪態の一つでもつこうとした。
けれど、その頃に彼は会議室を飛び出している。

「……こりゃ、今日は俺がここに残る番かな」

少年は、頬杖をついている。
(15) 2021/04/24(Sat) 22:28:33

【人】 気分屋 ルヴァ

「あの髪飾り、サダルちゃんのだね」

 会議室のペンの横にある、
血塗れの髪飾り
を見た。
(16) 2021/04/24(Sat) 22:28:35

【人】 星集め メレフ


キューの声にも席に座ったまま動かない。
メレフはただ、問いかけた先の『答え』を待っている。
(17) 2021/04/24(Sat) 22:28:42

【人】 どこにでも居る ルヘナ

>>12 ハマル

「………うむ、
 そうすると良いさ。」

ルヘナは何も言わない。君も、何も言わない。
それが心地よかった。
(18) 2021/04/24(Sat) 22:30:04

【人】 どこにでも居る ルヘナ

「……───サダル?
 それなら昨日も………、」



「…………。」
「……………………ッ、」

珍しく、椅子をひっくり返して、
ハマルへ紅茶を託し、どたばたと会議室を出た。
(19) 2021/04/24(Sat) 22:33:14
ラサルハグは、真顔で固まっている。
(a9) 2021/04/24(Sat) 22:33:37

【人】 黒い羊 ハマル

「…… え?」

 [言葉に視線を向ける]
 [
血塗れの髪飾り
を目にした]

 [血の気が引く]

 [ハマルはルヘナの隣から動けない]
 [それでも直に、知ってしまう]
(20) 2021/04/24(Sat) 22:34:03

【人】 黒い羊 ハマル

>>18 >>19 ルヘナ
「ぁ、」

 [紅茶を受け取って]
 [ハマルは貴方の背中を見送る]

「サダル。キファ。……それに、ヘイズ?」

 [姿が見えない人の中で]
 [ルヘナがあそこまで取り乱す理由を]

 [ハマルはそれしか知らない]
(21) 2021/04/24(Sat) 22:36:16
ハマルは、紅茶を置いてのたのたと椅子から降りた。
(a10) 2021/04/24(Sat) 22:37:15

【人】 宝物庫 カウス

>>20 ハマル
「……いいの、行かなくて」

あなたの隣にいたルヘナは会議室を飛び出した。
それを見て、声をかける。

「アンタが決めなよ。どうするか、さ」
(22) 2021/04/24(Sat) 22:37:29

【人】 貪食 ブラキウム

>>11 ラサルハグ

あなたの笑顔を見れば、椅子に座ったばかりだというのにあなたのそばへやってきます。

「……サダルは苦しくなかったのだ?」


耳元でそっと囁きます。

ブラキウムは、いつも通りです。
ブラキウムは、サダルの名前を聞いても、血濡れの髪飾りを見ても、いつも通りでした。
(23) 2021/04/24(Sat) 22:40:06
サダルの部屋に落ちている星は耳を澄ませば、
どこかから声がする。
聞きたいと願わなければ聞こえない。


      
カンカンカーン!! カンカンカーン!!
         カイギが オわったでし!!!



まだ、始まったばかりだ。
初めてのひとは勘違いするかもしれないだろう。
落ち着きなさい、キュー


    おまえたち……うるさいんだが……??
    弟子たちに毎度毎度”今回こそ”はとせびられて、
    ようやく吾も腰をあげたというのに、まったく。


  
 えっ!?まだ終わってなくないですか!?
   ……って、キューさんかぁ……


ボクは アセって いるでし!


  
 カリカリすんのは止めて下さいよォ。仲良くしましょ〜。
   僕たち別にぃ、敵同士じゃないんですから〜


         お、何だ来て早々解散でいいのかい? 
         俺ァそれでも全く構わねェんですがねェ



うるさ。何? 耳痛いんだけど



 会議はつかれるけど仕方がないだろう?
     俺たちはギルドを代表してきているんだからね




    
  失礼します。私はギルド『絹ノ道』のギルドマスター、
      『気分屋』のルヴァと申します。どうぞお見知り置きを。
      ……あっもうだるいわ。
      堅苦しい挨拶はここまででいい? ハイ終了〜〜〜〜〜


   
キューさんは、いつも言ってることが真逆……みたいですね
   聞いてはいるんですけど、たまに混乱します……。


                 
   …………………君達は……とても騒がしいな………

      
おやまぁ……いつから此処は託児所になったんだろうね?
      さぁヌンキ、早く話をまとめてくれないか?私も暇ではないんだよ





    
    ハマルはハマルだぞ。
    まだオトナじゃないが一人前というやつだ。
    ハマルはハケンされたから、頑張るつもりでいる


               
           狩猟ギルド『Beagle』のニア。兄さんの代理よ。
           わたしはここでの話を持ち帰るだけだから、
           さっさと進めて終わらせてちょうだい



お話は好きですか? お話は嫌いですか?


賑やかな声が星の中に入っている

その中に1つだけ、聞き慣れない声があった。
若くも年老いてもない、特に特徴はないがどこか穏やかで落ち着いたような青年の声
彼の声が残っている星はそれだけだ

【人】 黒い羊 ハマル

>>22 カウス
 [深呼吸をする]
 [ぺちりと頬を叩く]

 [そうしてやっと、貴方を見た]

「ハマルは、行ってくる」

 [そうしてハマルは駆け出した]
 [子供だったハマルも泣いてしまったハマルも]
 [もう存在を許されない]
(24) 2021/04/24(Sat) 22:41:07
──ここは星見杯亭、ヘイズのゲストルームだ。
元は与えられただけといった風に生活感も、部屋の主の個性も
ほとんど反映されていない質素な部屋だった。
いつも持ち歩いているポシェット、そして空っぽの謎の箱が放り出され、暖炉には何かを燃やした跡がある。

そして、この部屋は鍵がかかっている。

そして、この部屋の主はもう自分から出てはこない。

室内は、まるで寸前まで争ったかのように荒れている。
カーペットには食器の破片が散らばり
寸前まで飲んでいたであろう紅茶が染みている。

鏡の前で仰向けに横たわっている、小さな子供の姿。
その胸にはナイフが握られている。何故か持っているだけだ。

魂の抜けたからっぽの人形のように真っ白な肌。
開きっぱなしの光を失った眼が、空虚を見つめていた。

胸の前に置かれた手の甲には赤い"Θ"の痕が刻まれている。



これは間違いなく、子役が演じる死体だった。

【人】 宝物庫 カウス

>>24 ハマル
「そ。
 アンタが決めたことなら、きっとそれがいい」

頬杖のまま、あなたを見送る。

「行ってらっしゃい。ハマル」
(25) 2021/04/24(Sat) 22:43:39
メモを貼った。

 キファは霧がかる森で、目を覚ました。
 ”目を覚ますことが出来た”。

「……ふ。尸解仙にでもなった気分だな」
「なんだ。死の先は、……消失ではなかった」
「なんだ。思ったより怖くないじゃないか」
「……なんだ」

 キファはその時、”全て”を理解した。
 この世界が、サルガスによる思考実験であること。
 自分は《観察者》であること。 
 
それでも、キファの心は驚くほど凪いでいた。


 キファは道士であった。
 仙人とは、真理を得て、悟りを開いたもの。
 不老不死の存在。

 キファは永きを得て、
 悟りへの境地に至りかかっていた。
 誰かを護りたいという漠然とした思い。
 常人と異なる視点。それがその証左だ。

 →

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>23 ブラキウム

 頷く。

「どうだろう。

 もしかしたら、その途中でサダルは苦しんだかもしれない。
 なにかを成そうとするとき、平坦な道ばかりではなく、
 途中で難所に差し掛かるのはそう珍しくないから。

 だけれど成し遂げたとき、サダルは喜びに包まれた。
 俺はその現場を見ていないが、そういうものなんだ」

 まるでお母さん山羊が子山羊に言いつけるように、
 最後の言葉は幾分か力をこめてささやき返す。

「次はブラキウム。あなたの番だ。
 あなただからできる物語を綴ってくれ。

 そのためならいくらだって手伝おう」
(26) 2021/04/24(Sat) 22:53:37
ラサルハグは、ブラキウムにだけ聞こえる声で囁いた。
(a11) 2021/04/24(Sat) 22:53:50

 それでも。キファは人間だった。
 キファを人間たらしめていたのは、
 皮肉にも生への執着であった。

 人間の、原始的な本能。

 さて、キファはそれを喪った。
 即ち、キファの精神は死を以て、
 ……悟りの境地へと、至ったのだろう。

 メサ

「──メサ。
ああ、そうか。アンタも殺されたんでしたねェ」

青年はメサを見た。いつも通りの声で、返事が返る。

そこには何かが無い。
決定的な何かが、欠けている。


「なんですか?」

キューは、星の声を聞いていた。
(a12) 2021/04/24(Sat) 22:55:53

メモを貼った。


 でも、でもだ。
 キファは、自分が人間で無くなっていくことを、
 いつか精神が悟りの域に至り、人間性を喪うことを、
 心の奥底で恐れていた。
 感情豊かに見えていたのなら、それはきっと唯の演技。

 だから、楽しかった。
 恋する日々を、サダルと共に過ごす日々を楽しんでいた。
 ヌンキが神に祈り、そして神がそれに応えた恋心のギフト。

 キファは狂愛に堕ちてもなお、それに感謝していた。
 キファはヌンキの行動により、感情を取り戻したのだ。

 であれば、どうだ。
 今のキファは。今のキファ、は、
 

【人】 星集め メレフ


唐突に、席を立ち上がった。
問い掛けの主の答えをここで聞く必要もない。

多くの人がいる、サダルの部屋へと向かうだろう。
(27) 2021/04/24(Sat) 22:58:48

【人】 宝物庫 カウス

「……」

頬杖のまま、周囲を見渡す。
人が少ない。とても、静かだ。

(調査ばっかしてたから分かんないけど)

実はずっとそうだったのか。
それとも姿を見せない人々が、
周囲を騒がしくさせていたのか。

少年の瞳は、何やら話す
ブラキウム>>23とラサルハグ>>26を認めたが、
不要な聞き耳を立てる趣味もない。
すぐに目を逸らした。
(28) 2021/04/24(Sat) 22:59:42
いっっっっ、こっっわかったあああああ


飛び起きて立ち上がり、ああ、自分の声にまず驚く
首がつながっている、毒で苦しくない。
なんだあの"人を殺したい気分"を使った奴らの手際の良さは


めちゃくちゃ早く死んだんだけど?

 ・・・・・・安楽死ってレベルじゃない、早すぎて記憶が曖昧」

「え、誰? 誰の声。は、自分?」

サダルの言葉はどんどん出てくる。
心がまだ落ちついて居ないのだろう。
言葉の整理をしなければいつまでもしゃべり続けられそうである

「あ。ヘイズ。
ヘイズ!!!!!!!!


トントン


つま先で地面を鳴らす。
ここは一体どこだろう、自分はまだ星を使えるだろうか
そして、あの影は本当に
どこまでもついてきたのだろうか

 キファは、まずこう思った。

「皆に謝らなくてはな」

 
──そうだ。けれど、何か違和感がある。


「約束を守れなかった」

 
──その通りだ。でも、まだある筈だ。まだ!


「さて、どうするかな。
 吾は幽霊にでもなったのか? 身体も無事……。
 ふむ。まずは街に戻るか」

 
──思い出せ!


「……そうだ、サダルは?」

 
──あれ程身を焦がした恋情は!?

本来の姿を取り戻した

【人】 貪食 ブラキウム

>>26 ラサルハグ

「うん! ブラキもラスのために頑張るぞ。」

ブラキウムは、嬉しそうに頷きました。
次いで囁かれた言葉には、少し悩むような仕草をします。
(29) 2021/04/24(Sat) 23:12:30
メモを貼った。

【人】 気分屋 ルヴァ

「……」

 サダルに貰った星を取り出して手のひらで転がした。
 以前4人で街の外を見に行った時のものだ。
(30) 2021/04/24(Sat) 23:14:10

【人】 操り人形 ラサルハグ


 ラサルハグは問いに答えられないまま、
 メレフの背中>>27を見送った。

 それからしばらくして立ち上がり、その場を去る。
 ブラキウムとの会話の後のことだ。
(31) 2021/04/24(Sat) 23:15:39
ハマルは、死者の声が聞こえたら「賑やかだなぁ」と思った事だろう。
(a13) 2021/04/24(Sat) 23:15:47

ハマルは、死者の声は聞こえないのでヘイズの部屋を探している。
(a14) 2021/04/24(Sat) 23:16:06

「あれ!?」


ヘイズはどこかで飛び起きた。

「今までここにあったはずの
 人を殺したくなる気分は!?」

サダル

「サダル!?」


あなたのゆらりと影が揺れて震える。
そこから勢いよく飛び出してきたのは、いつもの子役の姿。
何もわからぬままだが、影はあなたが呼ぶのならすぐにでもやってくるのだ。もちろん、
どこまでもついてきていた……。

ルヘナは、ハマルと共にヘイズの部屋を探した。
(a15) 2021/04/24(Sat) 23:28:34

ルヘナは、ヘイズの部屋は多分ここだと思う。知らんけど。
(a16) 2021/04/24(Sat) 23:28:53

 メサ

「遠く。それは、随分と面白い感想ですね。
アンタと僕の距離は、それほどまでに近かったと?


ぐったりとした少女を抱き上げた。
青年は、メサを見る。

「で、どうしてニアはこうなってるんですか?
原因を教えなさい。ご存知でしょう」

ルヴァは、人を殺したくなる気分は現在売り切れです。再入荷をお待ちください。
(a17) 2021/04/24(Sat) 23:33:55

「台本用意したけど、想像以上にあれはただの
エチュード-即興劇-
だったなあ。
よっぽど役者じゃないか、本当ここの人たちさあ・・・
手に余る


脳にだんだんと空気が入ってきて、そして状況が理解できてくる。
ここはどこだ、その気持ちに変わりはないが『死』というプラグラムだけはしっかりと認識した。

「・・・・・・・・・。死? 死ネタは人を選ぶって言ってるじゃないですか、そんなはじめからそんなギリギリを責めた台本で成功すると思ってるんですか? サダル。無理ですよ、一番はじめにそれをしたら毎回死ネタを扱う作家としての札を貼られるんですよ。これ知ってますか?
『あ、・・・・・・っ、○○さんのってこういう作品も書かれるんですね、しりませんでした。わ、わたしこういうのも好きです! でもやっぱり一番最初の作品がとがってて好きだったなあ・・・・』
って過去の作品のインパクトにとらわれてあとのハッピーエンドの作品を書くことが許されない硬派なキャラクターを続けなくてはいけないんです。どうして」

ラサルハグは、ブラキウムに新しい名前を与えた。>>29
(a18) 2021/04/24(Sat) 23:36:22

 それでも。
 それでも。キファの心は驚くほど凪いでいた。
 僅かな”危機感”を拾い上げる。
 
 キファは走り出した。
 キファは死んでも、サダルを探す。

 今のキファなら大丈夫だ。
 狂愛のままに、道を迷うこともない。
 霧を抜け出し、森を走る。
 走る。走る。……走る。

 サダルを探して、サダルを抱きしめれば!
 ……例えそれが亡骸になっていたとしても。
 サダルへの慕情をもう一度、思い出せる筈!

 森を抜けて、街へ。
 どれほど掛かったことだろう。
 皆はもう会議を始めているだろうか?
 街を彷徨い、星見杯亭へ。

「サダル…………っ」

星見杯亭に戻ってきた。

騒ぎに乗じる。ヘイズの部屋へと向かう。もう怖くはない、直視すべきだ。

なにこれ?

ヌンキは、扉は魔法と斧で壊れた。きっと壊れた。そう思った。
(a19) 2021/04/24(Sat) 23:40:36

ハマルは、ヌンキと共に扉を半壊もしくは全壊した。 ちょっとスッキリしたぞ!
(a20) 2021/04/24(Sat) 23:40:49

ルヘナは、扉って脆いなあと思った。
(a21) 2021/04/24(Sat) 23:41:36


うっっっっっっわ

ヘイズ・・・・・・元気そうだね


あなた達は見ていただろうか
、サダルは今一人で居た。
影をとんとん、とつま先でたたきヘイズの名を呼んだだけ。

その瞬間あの子役が湧き出たではないか。

どんな魔法だろうか、手品だろうか。

それを知るものはヘイズしかいないし、ヘイズも結構一つのことしか語らない。
彼はサダルの影になっているのだ

メレフは、これ、ヘイズの生死関係なく傍迷惑では?と思った。
(a22) 2021/04/24(Sat) 23:44:17

自分の死を頑張って密室殺人事件にしようとしたらしい

ハマルは、ハタメイワク?ちょっと難しくてハマルよくわからない……と思った。
(a23) 2021/04/24(Sat) 23:46:01

ルヴァは、ドア壊したい≠フ気配を感じた
(a24) 2021/04/24(Sat) 23:47:35

妙な隣人(ヘイズ)に本気でドン引きした"声"をようやく出せた

 星見杯亭に戻ってきたことで、キファは様々なことを知った。
 自分の姿は、声は、もう誰にも届かないこと。
 ──キファは、自分のような《観察者》が
 他に居ることをまだ知らない。

 死体が二人出たこと。ヘイズと、サダル。
 サダルの死体を皆はもう、確認したらしい。

 現在、ヘイズの部屋に入ろうとしているらしい。
 なんか扉壊そうとしててビビったのでスルーした。
 
 ……サダルの部屋に訪れる。

 果たして、まだ人は残っているだろうか?
 どちらでもいい。どうせ、見えないのだ。

 綺麗な黒髪を視認する。

「サダル」

サダルの唇らしき場所にキスをする。

「やっと唇にしてくれたな」

ルヘナは、ヘイズの部屋を見ない。
(a25) 2021/04/24(Sat) 23:55:44

 血の付いた唇を拭う。
 燃え上がるような恋は、もう無くなってしまった。
 狂愛に燃える頃のキファなら、もっと泣いて、泣き叫んで。

 ……唯、唯。今は。
 感慨だけが、胸に響いていた。
 苦しくはない。微かな笑みが、浮かんだ。

「やっと」

 〆

 メサ

「僕は何も変わっていませんよ。
ずっと、僕は僕のままです。

──アンタが、僕の何を知っていると言うんですか?」

いつか、青年が誰かに吐いた言葉と似た言葉を向けて、
青年は抱き上げた少女の額に口付けを落とす。
どこか冷えた視線がメサを射た。

「ニアが自然とこうなるわけがないでしょう。
これは殺人鬼、植えた獣です。
しかも、とびきり警戒心が強い。

それが弱みを見せるのは、
何かをされるような隙を見せるとしたら」

青年の靴が鳴る。

「“負い目のある相手の前”、或いは旧知の仲の人間の前だけ。
つまり、アンタが怪しい。僕の推理は外れていますか?」

「・・・・・・キファ」

深く深呼吸をする、もう声は届かないのだろうか。
あの自分の声を唯一聞いてくれて返してくれた相手は。

ヌンキも聞いていただろうが、傍に居てくれたという点では彼女だけだった。

迫った体を拒否した。
口づけをねだる彼女を制した。
調子が悪いことを理由に随分とほったらかしにした自覚がある。

「恋を完全に自覚する前に恋を代償に取引を持ちかけていたんだから恋人ができなくても許してくれないか」


どうか届くな、と恋人の絆を結んだ同士として
最悪の懺悔
を空に投げた。

メサ
植えた→餓えた ね........

メレフは、ヌンキを仕方ないとばかりに支えてやった。
(a26) 2021/04/25(Sun) 0:11:55

サダル

「言ったじゃないですかあ……
 
どこまでも着いていきますよ
、って〜!

 でもぼくたち、死んだんです……よね?ほんとうに……」

自分の手のひらを見つめて、開いたり閉じたりしながら
何か考えるような間があって……違和感に気づいた。
あなたの顔を見上げる。

「あれ、サダル……
声が
……」

ぱちぱちと驚きの瞬きを数回。

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 0:15:55

「・・・・・・へ、ヘイズ以外にはバレてない、そうだ。大丈夫だ
 まだ、まだ"風邪で声が出ないサダル"は居る」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「みんな、いるのかな、いたらどうしよう」

「き、聞かせられるわけない。嫌だ。
やだ!!!!!!!恥ずかしい!!!!! 
あ、風邪ひこう


そうしてサダルは一人水場を探しに行った

わざわざ風邪を引く必要はあるのだろうかと思った

ヌンキは、キューにもらった栄養ドリンクを飲んだ。
(a27) 2021/04/25(Sun) 0:25:11

キューは、ヌンキにあげた栄養ドリンクが、ヌンキの思う分だけ元気になるものである事を知っている。
(a28) 2021/04/25(Sun) 0:27:34

キューは、「つまり、PL裁量ということです」という電波を受信した。それはよく分からなかった。
(a29) 2021/04/25(Sun) 0:28:05



「声、出てるね。実は・・・・・・多分死ぬ直前も出ていた気がする。
 声の原因さ・・・・・・本当に心因性のストレスで、事件のことを忘れられなくて落ち着かなくて仕方が無かったんだよ。
 だけど、・・・・・・いざ死ねると思うと、だんだんと具合よくなって・・・・・・
 
ヘイズ、ヘイズどうしよう。みんなに合わせる顔がない、顔ぶっ潰してって頼んだぐらいだ、消えたい、あああああああああ消してくれ台本をこのテンションで書けない、見たくない・・・・・・」


これは作家がたまによく陥るスランプ。
締め切り直前の漫画家が
すべての原稿を破り捨てたくなるような感情。
そしてとりあえず死にたがる慢性的鬱の症状。
師匠は所謂情緒不安定である。

本当に風邪を引いて声が出なくなろうと思った

サダル

「あっはっはっはっは!!」


ヘイズは情緒不安定な師匠に対して
たいへん愉快そうに笑った。スランプを知らない。
笑うところではないのだが、悪気はなかった。

「師匠、死んだ後のほうがイキイキしてますね。
 その調子ですよ。一緒に星見杯亭、行ってみましょうか!
 自分の死体、あったりするのかなって」

影はあなたの手を引いて駆け出す。
"死の先"ほんとにありましたねっ!

無性にヌンキに会いたくなってしまった

メレフにも会いたいです。ルへナにも会いたい。だけどハマルに会うには心臓が持つかわかりません

シトゥラと二アにあったら泣くと思いました

キファは強撃からどうなったのかが心配です



 そういう訳で一人水場を探しに行ったサダルだったが。
 その道中、きっと、出会ってしまう。

 キファと。

 あなたとの最後の会話は、あなたの断末魔で終わっている。
 キファはサダルの死を認識している。
 サダルがキファの死を認識しているかは、どうだろう。

 サダルがここにいる筈がないのだ。
 キファにとっては。

「……、
おまえも仙人になったのか?


 すごい方向性で来た。

 ヘイズ
「役者復帰はもう少しであとでいいかい、ヘイズ。
 君のその勢いと知識は褒められる者もあるし、
 肯定力には頼りっぱなしだよ。
 だけど、徹底的に役者に必要な情緒が足りないね?
 自分から勉強したらどうかな、いいところだけ」

自分の死体を生き生きとした表情で見に行く
弟子の心が師匠はわからない。
そんな心を弟子もわからない。

「会えない、会えない。嫌だ。
 見れない、やめてくれーーー幻滅される
 死ぬ死んでしまう!!!!
 風邪を引かせてくれ!!!!!」

引きずられながらサダルは弟子と共に宿に向かった。
ああ、川に流れる藻屑になりたい。まるで流しそうめんになりたい。意味がわからないけれど。

メレフは、何か物凄くうるせぇ気配だけ感じるな…と思った。
(a30) 2021/04/25(Sun) 0:55:04

カウスは、会議室で頬杖をついている。
(a31) 2021/04/25(Sun) 0:55:08

操り人形 ラサルハグは、メモを貼った。
(a32) 2021/04/25(Sun) 0:55:41


おおっっっっっっっっっっっと☆


「・・・・・・・・・・・・」

深く深呼吸をした。服は何故か破ける前、大丈夫だ見られてないと思っている。
彼女は自分の死体をみたか見ていないかわからないのが不安だが、まだ聞かれていない、だが―――仙人ってなんだ????

は?
・・・・・・・・・・・・」

『どうかしたの? キファ せんにんってなんのこと?』

得意の演技で笑みを作れば急いでスケッチブックに文字を綴った。
それは誰かと揃いのペンだ。

気分屋 ルヴァは、メモを貼った。
(a33) 2021/04/25(Sun) 0:58:50

気分屋 ルヴァは、メモを貼った。
(a34) 2021/04/25(Sun) 1:00:38

日課の紅茶が淹れられなかったな、と思った

 サダル

「おまえ、死んだのだろう。
 ……吾はおまえの、死体を見た」

 要は、こういうことらしい。
 キファは、現在の状況を正しく認識していない。
 キファは、自分以外の『幽霊』を一度も見ていない。
 仙人の一種に、死することで仙人になるものがある。

 だから、あなたを……仙人だと勘違いしている…………。

「仙人になっても声が出ないのか、おまえ」

 くすり、笑みに似た呼気を洩らす。ジョークだ。

「だが、その様子だと違うようだな。
 何をそんなに慌てているのだ?」

 あなたは気付くかもしれない。
 キファの声のトーンが、生前と異なっていることを。

 恋する少女が、想い人に向ける声色とは、違う。
 今はもっと落ち着いていて、どこか穏やかだ。

キューは、だれかにむぎゅー。泣いている。
(a35) 2021/04/25(Sun) 1:10:12

ハマルは、それでも。会えるのなら会いたかった。
(a36) 2021/04/25(Sun) 1:10:39

ハマルは、それが叶わない事を知っている。
(a37) 2021/04/25(Sun) 1:10:55

ルヘナは、ハマルの肩を借りて会議室へ戻った。
(a38) 2021/04/25(Sun) 1:11:31

ハマルは、知っているから、歩みを続ける事しかできない。
(a39) 2021/04/25(Sun) 1:11:43

メモを貼った。

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

会議室へ戻れば、
すっかり冷えてしまった紅茶と
自分がひっくり返した椅子が目に入る。

ハマルが淹れ直そうとする前に、


「…………嗚呼、WぼくWが淹れよう。
 そういう、約束なんだ。」


ティーポットを手に厨房へ向かい、
すぐに戻るだろう。
手中には温かい紅茶のポット。

誰かに求められれば、それを淹れて回るだろう。
(32) 2021/04/25(Sun) 1:15:34
ルヘナは、ハマルの分も紅茶を淹れた。
(a40) 2021/04/25(Sun) 1:17:50

ヌンキは、無理やり元気になった。が、多分途中で電池切れする程度だ。
(a41) 2021/04/25(Sun) 1:18:53

 メサ

「安い挑発です。
メサ、いいことを教えてあげましょう」

青年は薄く笑う。
優しさの欠片も無い、薄氷の笑み。
何かが砕け散る予感を孕んだ空気。

「同じ質問を、僕はニアにしたことがあります。
彼女は僕が欲しいと思った以上の答えをくれた。

メサは今、回答を避けた。
それは、答えに自信がないから。
──違いますか?」

メサの遺体の前、寄り掛かった青年を支えたまま。
嫌いなはずのわざとらしい、うるさい、胡散臭い青年に──少女はいつも通り、澄ました顔のまま答えた。

   『わたしはあんたじゃないから、知らないわ。
 ……馬鹿で、寂しがりだってことくらいしか』


その答えを聞いた時、嬉しいと思った。
それから色々な姿を見た。俯く姿、弱さを隠そうとする姿。
はじめて見る姿はどれも、青年の心を捉えた。

──皮肉にも、青年が少女に惹かれ始めたのはメサの死んだ事件がきっかけだった。

【人】 宝物庫 カウス

ルヘナが紅茶をいれて回る姿>>32を見ている。
少年は、紅茶は求めなかった。

何となく育ちのいい人たちの飲み物と思っている。
(33) 2021/04/25(Sun) 1:22:09
ヌンキは、ヘイズの部屋を離れるだろう。
(a42) 2021/04/25(Sun) 1:23:16

ルヘナは、カウスには小魚の出汁パックを置いた。スッ……
(a43) 2021/04/25(Sun) 1:25:11

サダル

「うう、情緒ないって言われて今情緒生まれた気がします。
 役者は身体大事にしないと……ね?
 せっかく声が聞けたのに!風邪は引かないでくださいよ〜」

情緒ないのコンプレックスになりそう。

「ひとまず落ち着いて休んでくださいっ!

 というか今の状態じゃ話せるかすらわからないですよ
 だって、……なんか変ですもん……」

道の途中の通行人があきらかに自分達が見えていないような気がした。"無視"している風でもない。ヘイズをすりぬけていく人までいる。本当の意味で影になったようだった。

さて、見慣れた星見杯亭にやってくれば
ひっぱるのははすがにそこでやめたのだった。

壊れた時報 キューは、メモを貼った。
(a44) 2021/04/25(Sun) 1:31:49

【人】 宝物庫 カウス

は?


自分の前に小魚が置かれる>>a43と、
少年は眉間に皺を寄せる。

「…………」

少し考える様子を見せたあと、
パックを開いて小魚を食した。
これで満足?と言わんばかりの恨めしげな
目線を送っている。
(34) 2021/04/25(Sun) 1:36:24

【人】 黒い羊 ハマル

>>32 ルヘナ
 [誰との約束だったのだろう]
 [誰かとの、約束だったのだろう]

「ハマルはお砂糖とミルクを入れたい」

 [そう言って再び椅子へ座る]
 [出汁も紅茶なのかな……?とカウスの方を見て思いながら、紅茶を飲む]

 [甘さの中に、少しだけオトナの味がした]
(35) 2021/04/25(Sun) 1:40:26

【人】 黒い羊 ハマル

>>34 だしパック
 
[あれは食べるやつなんだ]


 [子供はひとつ学んだ]
(36) 2021/04/25(Sun) 1:41:32

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>34 カウス

「フ、…………美味いか?」

君へ、精一杯の強がった言葉を投げる。
薄く微笑み、君にも紅茶を注いだカップを差し出し、
例え飲まなくても、君の前に置く。ゴトッ。
(37) 2021/04/25(Sun) 1:44:21

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>35 ハマル

砂糖とミルク。

言われれば、ミルクはてきぱきと入れたが
砂糖は分からなくて、君の前に容器を置いた。フリーシュガー。


「嗚呼……──これも処理して貰えるか?
 ぼくも食欲が無いし、
 しかして放っておく事も出来ずにな……。」


更に君の前へ、サンドイッチの皿を置く。
ここに居ない誰かの為に、用意していた物。
ふわふわの食パンに挟まれているのは、たまごとベーコンとレタス。
これは君が食べても、食べなくても良い。
(38) 2021/04/25(Sun) 1:51:30
ルヘナは、ホワイトボードに
(a45) 2021/04/25(Sun) 1:52:55

ルヘナは、一先ずサダルとヘイズの名前を書き足した。
(a46) 2021/04/25(Sun) 1:53:46

【人】 宝物庫 カウス

「まずい」


小魚とはいえ出汁パックだ。
そもそもそのまま食べるものではない。

「何コレ。口直し?
 ……俺、紅茶の味とか分かんないんだけど」

出汁パックをそれと気付かず食べる程度の学だ。
当然なのかもしれない。
ハマルに余計な知識を植えてしまった>>36のは
残念ながら事故である。
(39) 2021/04/25(Sun) 1:57:12
カウスは、>>37をつけるのを忘れた。メレフ宛だ。
(a47) 2021/04/25(Sun) 1:58:55

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 2:01:25

【人】 黒い羊 ハマル

>>38 ルヘナ
 [ドボ……][とりあえずいっぱい入れた音]

「食欲ない?大丈夫……おぉ……」

 [じゅるり][惨劇の場を見てもお腹は減る]
 [それが美味しそうなご飯なら尚の事]

「食べる。いただきます」

 [もぐ][早速かじりつく]
 [ふわふわのパン。シャキシャキのレタス]
 [舌の上でとろけるたまご。ジューシーなベーコン]

「おいしい。ルヘナ、これおいしい。
 ……誰かに、用意してた?」

 [貴方はすぐに持ってきた]
 [だから、準備されていたのだとハマルは思った] 
(40) 2021/04/25(Sun) 2:05:34
ハマルは、まだご飯が美味しいと感じる事を失っていない。
(a48) 2021/04/25(Sun) 2:08:31

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>40 ハマル

砂糖の容器を一度回収した。
これ以上入れないようにだ。

「はは……、
 うん、そうだ。
 ぼくが今朝………サダルの為に作ったものだった。
 昨日、用意すると言ったんだ。
 ……処理させてすまない、気分を害したか?」

苦笑。
言い訳する余地も、余裕も無かった。
(41) 2021/04/25(Sun) 2:19:45

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>39 カウス
ルヘナがメレフでも良いだろうか?


だろうな。

 出汁を取って捨てるものだからな。
 紅茶は………ぼくも正直よく分かってない。
 香りを楽しみながら飲むと良いさ。」

君の前にも砂糖とミルクの容器を置く。

「お勧めはミルクだ。入れると美味いぞ。」
(42) 2021/04/25(Sun) 2:24:48

【人】 黒い羊 ハマル

>>41 ルヘナ
 [ああ〜][砂糖は回収された]

「そうか。サダルに。
 いいや。だって、ルヘナがサダルのために作ったんだ。
 誰かのために作ったものは、美味しい。
 ハマルが食べてしまったけれど、
 無駄にならなくて済んだ事もハマルは嬉しい」

 [もきゅ][ハマルは気にしていない]
 [貴方の作ったサンドイッチ][貴方の淹れた紅茶]
 [完食して、ごちそうさまをした]
(43) 2021/04/25(Sun) 2:38:43

【人】 宝物庫 カウス

>>42 ルヘナ
これは寝ろってサルガスの警告かしら。名前間違えsorry……kiss……


「香り……ねえ。
 口ん中こんなんだし、貰っとくけど」

しかしミルクは入れなかった。

一瞥して、眉間に一瞬皺を寄せたとか。誤解だ。


「……あ。でも、美味いかも。
 落ち着くっていうか、さ」

一口飲んだ少年から、そんな声が漏れる。
砂糖も入れなかった。ストレートで飲めるらしい。
(44) 2021/04/25(Sun) 2:42:36
 メサ

メサの足元が砕け落ちて行く。
彼女の周りを、亀裂が囲む。

「──いいえ。それは違いますよ、メサ。
重ねた時間が恋になるのなら、もうとっくに成っていたはずだ。
それが叶っていたなら、僕の隣にはアンタがいたはずでしょう。
僕は、アンタが僕を想ってたのを知っていました。

知っていて、はぐらかした。アンタの口を塞いだ。」

……僕が、殺した。
そうだ、メサは、僕が殺したようなものだ。


いつか零した嘆きを、青年は語らない。
それを知る少女は、腕の中で瞳を閉じたまま。
真相は語られることなく、握り潰される。

「僕は、アンタたちを捨てた。
どうしようもなく貪欲で、餓えたこの獣を満たすには、
僕の持っていたものをすべて手放さなければならない。

僕は元々こう云う人間です。
欲しいものの為なら、他の何を捨ててでも。
蔑ろにして、踏み潰しても手に入れなければ気が済まない」


「…………」

「そういえば、いろいろなものが
 聞こえすぎていて気づいていなかったけど。
 どこかで二アとメサがけんか……?
 していた幻聴や幻覚がやけにみえていた気がする
 これ本当に、死の先…………あった、やつだ。
 完全に妄想だと思っていたからみんなに知らせていなかった、
 
台本持っている人が教えてくれたらいいんだけど、台本捨てちゃったよなあ……
いや、こんな世界のこと信じてくれる人なんて居なかったかな…………」


「はっ、
あ”っ!?!?


「もしかして聞かれてる? 聞かれていたらどうしよう!!!
 あっ、黙ろう。
 死のう、あの人に聞かれた、もうやだ。うええええ……」

これは一人で歩いていた話術師の独り言。
聞こえすぎるのも難がある。

【人】 流星の騎士 ヌンキ

「会議がはじめられなくてすまない。
 もう報告はあがってるだろうか?」

ホワイトボードを確認し、書かれていない情報を書き込む。
犠牲者の名前にはサダルとヘイズの名前が追加され、予想される死因、痕の有無が記されたことだろう。

「……あと顔を出してないキファがまだみつからないんだ。
 外に出たはずなのだけど、誰か行方を知ってる人はいないかな」

ダメ元だ。
自分でもわからないのに、情報が集まるとは思ってない。
だけど聞かずにいられなかった。
情報がないと見れば、今日はすまないけどと断りをいれて、外に捜索に向かおうとするだろう。
(45) 2021/04/25(Sun) 2:52:15

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>43 ハマル

「………。
 ああ、君がそう言ってくれるならば、助かるよ。
 紅茶はヘイズ直伝だ、味を保証しよう。」

君がぺろりと平らげた皿を見て
僅かに安堵の息を漏らした。


「……あー、えーと、
 さっきは、側に居てくれて……
あ、有難う。

 助かったよ。…………。」

きっと一人では、動けなかっただろうから。
(46) 2021/04/25(Sun) 3:03:43

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>44 カウス
いいさ、任せろ、ルヘナがメレフになろう。


どうしてミルクを嫌そうに……。
まさか牛乳だと?と思い至れば、
既にミルクを入れている、白く濁った自らのカップを差し出す。

「飲んでみるか?
 フ、君にも良さが分かるか。
 明日も……───、」

明日も淹れてやろう、と言い掛けて
その言葉は飲み込んだ。

「……そうだ、
 君に訂正せねばなるまい。
 君を大親友だとか述べただろう、あれ、
 冗句だ、忘れておいてくれ。」

そもそも君は納得していなかった。
自己満足の訂正。
ルヘナが勝手に言っていただけなのだが、
冗句のひとつでも、それを拒絶しようと決めたばかりだ。
(47) 2021/04/25(Sun) 3:12:41


「……
ああ!アンタが死んでくれてよかった。

目障りだったよ、物欲しげな顔を、行動を僕の前でされるのは」

返せない想いばかりが上乗せされていった。
手を伸ばしてしまう。期待に僅かだけの希望を与えてしまう。
それを、止められない。
それが、残酷だって、分かっていながら。

だって、アンタが笑うから。
              ──笑って欲しいと願ってしまう、これが恋じゃなくても。



「期待が重いんですよ、希望が鬱陶しいんです。
下らない感情をばら撒くのは止めて欲しい」

青年の足元の氷は割れることは無い。
ただ、その足を楔のように地面に縫い留めるだけ。

【人】 強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー

「…………」

まるでそこに置かれた彫像のように。女は今まで動かなかった。

「…………」

叫びを上げる者。叫びを聞いて現場に向かう者。この場に残る者。人それぞれ。
この中に犯人はいるのだろうか。腹の中に何かを隠している者は、いったいどれくらいいる?
まるで霧の中を彷徨い歩いているよう。

「…………」

挨拶をするその口で、命を食むその唇で。
真実を語りながら嘘を並べ続けているのはいったい誰だ?

「……………………」
(48) 2021/04/25(Sun) 4:21:25

【人】 不信の娘 ゲイザー

「………………うそつき。みんなうそつき。誰も信じたくありません」
(49) 2021/04/25(Sun) 4:22:56

【人】 強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー

「私もキファさん探してきますね」

黙り込んでいた女はようやく周りに聞こえる声量で告げる。
誰かが反応する前に、まるで決定事項だと言わんばかりの早足で会議場を後にした。
(50) 2021/04/25(Sun) 4:23:41
ゲイザーは、会議場から姿を消した。
(a49) 2021/04/25(Sun) 4:24:00

ゲイザーは、星見杯亭から姿を消した。
(a50) 2021/04/25(Sun) 4:24:26

まだ、“どこか“が見えている、覗けてしまう

メモを貼った。

メレフは、キファを探しに行く人達の背を、無言で見つめていた。
(a51) 2021/04/25(Sun) 7:53:07

ルヴァは、会議室から出て行く者たちを見送った。
(a52) 2021/04/25(Sun) 8:40:38

【人】 気分屋 ルヴァ

「……ねむ」

 ルヴァは、少しうとうとしている。
(51) 2021/04/25(Sun) 9:07:04

【人】 宝物庫 カウス

>>47 ルヘナ
違うわ……アンタはルヘナよ、思い出して……ッ!


「……」

差し出されたミルクティーを見た後、
取りやめた言葉にあなたの顔を見た。

「……別に元から鵜呑みにしちゃいねーから、
 いいけど。心境の変化?
 誰かから、怒られたとか?」

尋ねながら、浮かぶ顔はある。
あなたと少年の関係を、心配している人がいた。
別に怒られてもいないだろうと推測される。

ただ、それ以外に切り口が見当たらなかっただけだ。
(52) 2021/04/25(Sun) 9:18:40

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>4:234 ゲイザー(四日目)

 静かに、そして圧のある返事にくすりと笑う。
 ラサルバグに動じた様子はない。

「俺が嘘をついていない証拠はない。
 証明できるかはあなたの行動次第だ。

 
……話したものはみな死体となった。

 
アンタレスとシトゥラ。

 彼らの死は俺のせいかもしれない」

 ゲイザーの指摘はもっともで、
 疑心を持たれて良いことはない。
 目線を下げて低めた声が嘘をねじこんで交わす。

 死人に口なし。彼らとラサルハグの関係の真偽なんて、
 「嘘であること」の証明と同じく、悪魔の証明といえよう。

「叩き潰すなら構わない。
 抵抗せず、すべて受け入れよう。

 俺が嘘をついた証拠と引き換えに」

 それから彼女自身の目的へ向かうべく、
 その場は別れただろうか。
(53) 2021/04/25(Sun) 9:43:00
カウスは、会議室を出た。ルヘナとの会話の後のことだ。
(a53) 2021/04/25(Sun) 10:00:45

ヌンキは、キファを探している。
(a54) 2021/04/25(Sun) 10:32:01

【人】 黒い羊 ハマル

>>46 ルヘナ
「おいしかった!
 ヘイズの紅茶も、きっと美味しかったんだな。
 パンは、ルヘナが?」

 [表情は変わらない]
 [以前は滲み出ていただろう嬉しそうな雰囲気も薄い]
 [それでも声と眼差しは言葉が嘘ではない事を告げている]

「どういたしましてだ。
 ……ハマルもな。動けない時手を引いてもらった。
 だからこれまでハマルがしてもらっていた事を、
 ルヘナにもした。
 ルヘナのためになれたなら、ハマルは嬉しい」

 [最初はメレフに][昨日は他でもないサダルに]
 [手を引かれ続けていたハマルは今日やっと導く側になった]
(54) 2021/04/25(Sun) 10:32:37
ヌンキは、キファの部屋に入った。……が、誰も居ない。
(a55) 2021/04/25(Sun) 10:41:47

ヌンキは、踵を返して外に出た。
(a56) 2021/04/25(Sun) 10:42:03

見つからない。

ヌンキを見つけた。

【人】 流星の騎士 ヌンキ

「キファ……キファ、どこにいるのかな」

ヌンキは、宿を探した。
ヌンキは、商店街を探した。
ヌンキは、一緒に行ったバーにも行ってみた。
ヌンキは、サダルと一緒に行った雑貨屋にも行ってみた。

だけどキファはどこにもいない。
疲労だけが溜まっていく。
例え栄養ドリンクで失った元気を取り戻そうとも、それは一時しのぎすぎない。

目が霞んだ。

あぁ、昨日は夜だったから森の中はよく見えなかった。
もしかするとそっちにいるのかも。

ふらりとした足取りで森を目指す。
生きているとしても、死んでいるとしても、探さなくては。
せめて。せめてサダルの傍に連れて行かなくては。

今なら……あのときもらった白いカーネーションを、君に返せるかもしれないじゃないか。

だから。

「キファ……応えて」

もう届くことのない声を求めた。
(55) 2021/04/25(Sun) 10:49:05
ヌンキの頭を撫でた。

宝物庫 カウスは、メモを貼った。
(a57) 2021/04/25(Sun) 10:57:49

ヌンキは、誰かに触れられた気がした。……だけど、誰も居ない。
(a58) 2021/04/25(Sun) 11:16:45

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>52 カウス
ルヘナは……ルヘナ……?


「うん、
 正しく心境の変化だな。
 怒られてはいないが………何だ?
 ぼくが
怒られた程度で音を上げるとでも……?


差し出した己のミルクティは
まだ口を付けていないものだ。

「あー、そのような肩書が無くとも
 君を弄び楽しむのを辞める訳ではない、
 
安心して欲しい。

 別の方法を探るさ。
 君のリアクションを引き出す為にな……。」

やっと、にやりと笑う。
君の前へ、おかわりの出汁パックを置いた。
(56) 2021/04/25(Sun) 11:19:51

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>54 ハマル

「お粗末様。
 パン…………うん、
 そうだな、それもルヘナが焼いたものだ。
 まだ余っているから、
 君の好むものを挟んで来ようか?」

サンドイッチのご要望があれば
今度こそ君の為に料理を振る舞うだろう。

「フ、そうか。
 君は不思議な奴だな。………。」

君の頭上へ手を伸ばしかけて、
それからすぐに、力なく腕を下ろした。
誰かの頭を撫でる事が、癖になっていたのだ。
(57) 2021/04/25(Sun) 11:20:13

【人】 強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー

>>53 ラサルハグ(四日目)

「……。掴みどころのない人」

疑心は更に強まる。女は隠しもせず顔をしかめる。

「それだけ話しておきながら、貴方、自分から事件を止めようと動かないのですか?今のままだと私から見たら貴方は周りに嘯いて、引っ掻き回すのが目的なようにも見えます。


…………もしこれで私が勘違いしていたら。全て貴方が正しかったのなら。責任をとっていくらでも謝るし、いくらでも罰を受けましょう。それでは」

スカートを翻し、ブーツの踵を鳴らしてその場を後にする。力がこもっているのか、やけに音がよく響いた。
彼女が恋に狂った占い師と接触する前のことだった。
(58) 2021/04/25(Sun) 11:27:29
ゲイザーは、『月女神の台所』本部を訪れた。
(a59) 2021/04/25(Sun) 11:28:07

ゲイザーは、自身のギルドの金庫に手をつける。
(a60) 2021/04/25(Sun) 11:34:27

ゲイザーは、『月女神の台所』の運営資金を持ち出した。
(a61) 2021/04/25(Sun) 11:34:44

ゲイザーは、星見杯亭へと戻る。
(a62) 2021/04/25(Sun) 11:35:35

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

【星見杯亭・ロビー】

皆さんお疲れ様です!


うふふっ、元気ですか?エルナトさんはいらっしゃいます?……ああ、そちらにいたんですね!ありがとうございます〜」

朗らかに返事をする。それが常の彼女の態度だからだ。

「定例会議ですか?ええ!滞りなく。代表さんたちはしっかりしていますからね〜。きっともうすぐ終わりますよ、きっと」
(59) 2021/04/25(Sun) 11:37:47
ゲイザーは、人々と話をする。「シータの痕の事件、怖いと思いませんか?代表さんたちも手こずっていて…」
(a63) 2021/04/25(Sun) 11:38:32

流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。
(a64) 2021/04/25(Sun) 11:42:53

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

「……ふう。
あ、皆さんお疲れ様です!疲れた顔をしている?……ええ、実はちょっとだけ」

疲れた顔で笑いながら人々と話す。
女は前から星見杯亭の手伝いを買って出ている人間だ。有象無象の顔見知りが何人もいる。

「今行われている定例会議をご存知ですか?ああ、そうです。各ギルドの代表が集まる会議なんですけど……今は殺人事件と『シータの痕』という噂で持ちきりで。

ええ、そう。殺人事件。見かけなくなった代表さんたちをしりませんか?いなくなっているんですよ、毎日。
私は代表の中に犯人がいると睨んでいます。


怖いですか?怖いですよね?……そこで私からの提案なんですけれども。
今日一日だけでいい。
彼らを監視してみませんか?
(60) 2021/04/25(Sun) 11:47:01
ゲイザーは、人々をどんどん唆す。「代表だけ狙っていると見せかけて、次は皆さんかもしれません」
(a65) 2021/04/25(Sun) 11:47:34

ゲイザーは、酒場にいる冒険者に金を握らせる。「何かあったら助けてくださいね」
(a66) 2021/04/25(Sun) 11:48:36

【人】 宝物庫 カウス

>>56 ルヘナ
そうよ、アンタはルヘナ。どう?思い出すことはできたかしら?……アタイ、寂しかったのよ。


「は? なにそれ。
自己紹介?

 会合の最初にそれ言ってくれりゃ、
 俺アンタに関わんなかったのに」

音もなく置かれた出汁パックを一瞥する。
眉間に皺が寄った。

……元気じゃん。そっちのがいいよ。アンタもさ


呟いて、出汁パックをお返しする。
それはそれとしてこれはいらない。
食べたらまずかったし。
(61) 2021/04/25(Sun) 11:49:48
ハマルは、いつか宿へ戻ってきたヌンキの手を取った。
(a67) 2021/04/25(Sun) 11:58:53

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

【星見杯亭・酒場】

「ええ、そう!裏切り者だっていたんですよ!
私が困って相談しようと部屋を訪れたら、同じ代表さんたちに水面下で連絡を取る為のお手紙が屑籠にいっぱいあって!

……そうです。今私は身の潔白をきちんと証明できませんけれど。
私が犯人だとしたら、数年もこの星見杯亭のお手伝いを買って出ているのはおかしいと思いませんか?


お願いします。一日だけでいい、代表の彼らを遠巻きに監視するだけでいいんです。変な動きを見せたら私に教えてください。
ギルドの代表じゃないなんて落ち込まないでください、貴方達冒険者の皆さんの力も必要なんです!
(62) 2021/04/25(Sun) 11:59:38
ゲイザーは、人々と噂をする。「キファさんが裏切り者だったんですよ!」
(a68) 2021/04/25(Sun) 12:00:18

ゲイザーは、駆け回る。無辜の人々を煽り、唆す。
(a69) 2021/04/25(Sun) 12:01:39

ゲイザーは、躊躇いなく賄賂を渡す。「私は口約束が信用できません」
(a70) 2021/04/25(Sun) 12:02:47

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>61 カウス
寂しくさせてごめんなと小魚も言っている。



「お。
 では
今言うので正しかったな。

 ……と、小魚はもういらない……か。
 分かっているぞ、カウス。」


帰巣本能に従い手元へ返る出汁パックを見れば、
厨房へ戻り、すぐに君の元へ帰ってくる。
          
「……君と話すと、元気になるよ。」

その手には牛乳の瓶がある。


こっちが良かったのだな。


そうじゃない。
(63) 2021/04/25(Sun) 12:09:05

【人】 黒い羊 ハマル

>>57 ルヘナ
「サダルがな、ルヘナのパンが美味しいと教えてくれたんだ。
 だから、食べれた事がとても嬉しい。

 いいのか?……ハマル、あれが食べたい。
 クリームと果物がはさまっているやつ」

 [そわそわ][ハマルは甘いものが好きだ]

「?」

 
[何故撫でない?ハマルは今も撫で撫でフリーなのだが…?]

 
[スッ…]
[撫でやすい位置に頭が下がっている]
(64) 2021/04/25(Sun) 12:11:15
ゲイザーは、人々と噂をする。「実はサダルさんも、キファさんと同じで…」
(a71) 2021/04/25(Sun) 12:15:42

ヌンキは、ふらふらと街に戻った。
(a72) 2021/04/25(Sun) 12:19:33

ヌンキは、誰かに見られている気がする。
(a73) 2021/04/25(Sun) 12:19:47

ヌンキは、人々の噂が聞こえた気がする。
(a74) 2021/04/25(Sun) 12:20:10

キューは、会議の参加者ではない。
(a75) 2021/04/25(Sun) 12:20:39

【人】 流星の騎士 ヌンキ

「どういう……ことだ……?」

街の様子が一変している。
監視も後ろ指も慣れているが、何か異様な雰囲気になっているようで違和感が拭えない。

気持ち悪い。
目線も。
噂も。

キファは、サダルは。
ただ自分たちの愛を守ろうとしていただけで、犯人ではないというのに。
(65) 2021/04/25(Sun) 12:23:27

【人】 宝物庫 カウス

>>63 ルヘナ
小魚……アンタは……いらないわ…………。


「今度からギルドカードに載せとけ。
 
アンタの人となりが分かりやすいいい自己紹介だ


褒めている。嘘だ。皮肉である。

厨房へと戻るあなたを見て、
諦めたかとほっとしたのも束の間の話。
その手に持った牛乳を見て、少年は大いに顔を顰めた。

「アンタバカか? 紅茶2杯に牛乳に。
 俺がそんなに飲めると思ってんの?」

少年の机の上には飲み物がずらりと並ぶ。

「……牛乳飲むくらいなら、
 間とってこっち飲んでやるよ」

そう言って少年は、あなたのオススメの
ミルクティーを手にするのだった。
(66) 2021/04/25(Sun) 12:24:02

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

【星見杯亭・厨房】

「私、止めたいんです。この連続殺人を」

厨房の奥に人が集まっている。ゲイザーの指示 >>1:337 で星見杯亭の手伝いをしていた『月女神の台所』の面々だ。

「危険なのはわかっていますよ。でも、私も冒険者を目指していた身です。いざとなったら応戦します。

でも皆さんの視線や想いだって武器になるんです。
数の力は恐ろしいんです。


彼らが怪しい動きをしていたら、私に教えてくださいね。

みんなで力を合わせて悪い人をやっつけるんです!私たちのこれは殺人なんかじゃありません、これは悪い人を裁く正義の鉄槌!罪人を処刑するのと変わりません!


ええ……だからそう、皆さんは気にしなくていいんです。ね?」
(67) 2021/04/25(Sun) 12:30:04

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>64 ハマル

「おお……………。
 ……サダル……君の口、かなり軽いな………。」

特に隠していた訳でもないが。
こうしてサダルの名を出されるのは、一度目ではなかった。

「クリームと果物。
 フルーツサンドか。果物は何があったか……、」

君が撫でを要求するように頭を下げれば、
その額に指をぺし、と当てて
  「君の為に用意しよう。」
厨房へ向かっていくだろう。大忙し。


きっとすぐに君の元へ戻れば、
ヨーグルトクリームに様々な果物を挟んだ
要望通り、フルーツサンドを君の前へ置いた。

「正直、初めて作った。」

さっぱりした甘さのそれは、きっと食べやすい。
(68) 2021/04/25(Sun) 12:31:19
ゲイザーは、人々と噂をする。「キューさんはどこですか?」
(a76) 2021/04/25(Sun) 12:31:36

【人】 壊れた時報 キュー


「カンカンカーン!! カンカンカーン!!」


 「
アサゲのジカン
でし!!!」


(69) 2021/04/25(Sun) 12:36:12
キューは、昼餉の時間に触れ回った。噂をすれば見られるものです。彼は。
(a77) 2021/04/25(Sun) 12:36:36

ラサルハグは、街中を歩いている。
(a78) 2021/04/25(Sun) 12:43:07

ゲイザーは、人々と噂をする。「カウスさんってどんな人なんです?」
(a79) 2021/04/25(Sun) 12:45:53

噂を耳にする。「あ、あの女!!」

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>66 カウス
小魚は……泣いた……。


「フ、あんなカードひとつで
 このぼくを示そうなぞ思っておらぬさ。


何か言っている。

「飲めるかの可否は知らんが、
 気の短い君を思っての事だぞ?
 ……………。
 ははは、それが良い。
 君の口に合うかは分からんが。」

表面上は、いつものような口振りで
ミルクティを選ぶ君へ、
満足げな視線を向けた。
ヘイズに淹れ方を習ったので、味は保証出来る筈だ。
(70) 2021/04/25(Sun) 12:50:04
ブラキウムは、首を傾げました。「ブラキは配達しただけだぞ?」
(a80) 2021/04/25(Sun) 12:51:23

【人】 黒い羊 ハマル

>>68 ルヘナ
「サダルの口は硬いぞ。でも文字は大きかった」
 [
これぐらい
強調されていました]

「ニ゛ャッ」

 [なぜペシをされた……?]
 [そんな目で消えていく貴方を見送り、暫し]

 [差し出されたフルーツサンドを見れば恨めしげな色は引っ込む]

「ルヘナ!美味しそうだ!」

 [いただきます!][元気よく大きなひとくち]

「おいしい!」

 [口の端にクリームをつけて]
 [金を星のようにきらきらさせてハマルはそう言った]
(71) 2021/04/25(Sun) 12:54:45
ヌンキは、気持ち悪さに口を手で抑えた。顔色が悪い。
(a81) 2021/04/25(Sun) 12:54:59

【人】 人形 ラサルハグ


 街中。
 大きな箱を乗せた台車をひくラサルハグの姿があった。
 箱の口は開いていて、
 ラッピングされたいくつものギフト袋で満たされている。

 人々の視線にちくちくしたトゲが混ざっていても、
 落ち着きのない空気が広がっていても、
 気に留める様子はない。
 
 幾度も同じ箇所を曲がり、
 同じ道を幾度も進んでいるので
 誰かに観測されたかもしれない。

 それすらラサルハグにとってはどうでもよかった。
(72) 2021/04/25(Sun) 12:55:36
ラサルハグは、ゲイザーを見た。
(a82) 2021/04/25(Sun) 12:56:00

ラサルハグは、気に留めなかった。
(a83) 2021/04/25(Sun) 12:56:18

ラサルハグは、心ここに在らずだ。
(a84) 2021/04/25(Sun) 12:56:24

ヌンキは、それでも治安と人々を護るのだ。腰に携えた騎士の剣に誓って。
(a85) 2021/04/25(Sun) 12:56:27

ゲイザーは、ラサルハグを睨んだ。
(a86) 2021/04/25(Sun) 12:57:01

ラサルハグは、睨まれても気にしない。
(a87) 2021/04/25(Sun) 12:58:27

カウスは、噂なんて気にしない。疑われるのは慣れている。
(a88) 2021/04/25(Sun) 12:58:42

ゲイザーは、人々と噂をする。「ラサルハグさんには気をつけた方がいいですよ」
(a89) 2021/04/25(Sun) 13:01:09

【人】 星集め メレフ

 
「……こりゃァまた。
 戦場にでも戻って来た気分だ。

 ──“魔女狩り”には遭いたくねぇなァ。」

 人々の視線。悪意。正義感による善意の暴力。
 XX年前にも、一度経験した事がある局面。
 さて、今回は逃れられるだろうか。

 何たって、“事実”なのだから仕方ない。
               
でも、せめてラスだけは
(73) 2021/04/25(Sun) 13:03:00

【人】 宝物庫 カウス

>>70 ルヘナ
泣きなさい、小魚。涙の数だけ、アンタは強くなれるわ。


「示せよ。そのためのカードだろ」

文句を吐いた。
ったく……と呟きながら、ミルクティーを口にする。

「……あ。でもこっちのが飲みやすい。
 アンタの舌、悪くないね。
小魚は最悪だったけど


なにか一言文句を添えないと、
気が済まないのかもしれない。
しかしミルクティーは、ただの紅茶より気に入った。
なんだかんだでまだ子供舌なのだ。
(74) 2021/04/25(Sun) 13:04:36

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

女は人を信じることが苦手だ。
取引をして、対等な立場になって、目に見える証拠を見せてもらえなければ心を許すことができない。
ギルドの代表として参加する者たちは皆それぞれの想いを胸に動いているだけだろう。けれど、連日平然と会議を続ける面々を見て女は酷く摩耗した。

だから女は自分の立場を利用する。
女は以前から星見杯亭の手伝いをしている。”歩けば冒険者に当たる”と呼ばれるほど冒険者が溢れかえる街のこの宿を通じ、顔見知りになった冒険者や働く者は少なくない。

女は無辜の人々を煽る。必要があれば口止め料を払い、買収する。
今まで作った信頼という貯金さえも崩し自らがリーダー務めるギルドの運営資金を横領してでも手を回す。
もう既に罪などいくつも重ねてきた。今更増えたところで気にすることはない。

ギルドの代表を務めるほどの輝きを持つ者たちにとっては、意味のない行動であるかもしれない。
現に無辜の人々は視線の雨を注ぐだけ。代表たちの動きを阻害できる力は何一つ持ちやしない。

それでも、女は武器を振り回す。どんな手段も利用する。

全ては自分の恋と愛の為に。
(75) 2021/04/25(Sun) 13:15:27
ヌンキの頬を伸ばそうとする。すり抜けた。

ゲイザーは、人々と噂をする。「ヌンキさん、キファさんたちと仲が良かったですよねえ……」
(a90) 2021/04/25(Sun) 13:16:48

メレフは、    ・・・  ・・・  ?
(a91) 2021/04/25(Sun) 13:17:40

メレフは、不意に“お嬢”の声が聞こえたした。
(a92) 2021/04/25(Sun) 13:18:04

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>71 ハマル

「ああ………そうだった、な、
 W口は堅いWな。文字は大きいが。」

そうして、薄く笑えば
サンドイッチを食べる君を眺めていた。

料理は嗜む程度だが、
誰かが喜ぶのならこれからも、と思い掛けて
……その感情を、底へ押し込めた。

「おいしいか、
 それは良かった。
 君の食欲を満たせたならば、それで。」

隣の椅子へ腰掛ければ、
ルヘナは君の側を離れようとはしないだろう。
(76) 2021/04/25(Sun) 13:21:42
ルヘナは、亭内にすら蔓延る噂に、眉を顰めた。
(a93) 2021/04/25(Sun) 13:23:38

ゲイザーは、人々と噂をする。「ルヘナさんの様子はどうです?」
(a94) 2021/04/25(Sun) 13:31:49

ハマルは、ゲイザーの部屋へ行った。
(a95) 2021/04/25(Sun) 13:32:27

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>74 カウス
これはちっぽけな小魚が、大きな夢を抱いてサメになるまでのお話…………。


「ま、適当に書いたからな。
 あのギルドカードは。」

しれっと言いのけ、牛乳を回収する。
せっかく持ってきたのにい。

「悪くなかろう?
 口当たりが好ましいさ。
 あー、
小魚はぼくも嫌いだ。

 よく食べたなアレを…………。」

驚いたぞ、と言葉を足す。
実は、本当に食べるとは思わなかったのだ。
此方は瓶の牛乳を一気に飲み干した。牛乳飲めるマウントかもしれない。
(77) 2021/04/25(Sun) 13:34:24
ゲイザーは、ハマルを部屋に招いた。
(a96) 2021/04/25(Sun) 13:34:37

ゲイザーは、人々と噂をする。「ハマルさんはとっても元気で可愛いですよね!」
(a97) 2021/04/25(Sun) 13:45:57

☆★☆★ソロール☆★☆★

 卜占には神が宿る。
 高度な占いは、魔術であり、神託だ。

/command role

 それは、永きを経たキファが”奇跡的に導き出した”呪文。
 キファは、神様の声が聞こえていた。
 占いを通して、”天啓”を得ていたのだ。

 だから、キファは神の存在を信じていた。
 だから、サルガスの言葉をすんなりと受け入れることができた。
 ”この世界は神による、被造物である。”

 自分はきっと、テストに失格した。
 いずれまた、この残酷な数日間を
 繰り返させられるのだろう。

 →



「(でも、それを憂いたところで。
  今更その事実を変えられる?)」

 今、キファの精神は凪いでいた。
 あの頃の激情は無い。

 今できること。
 それはX日後──この世界から脱出するであろう人々に、
 お別れを言うことだ。

 死人に口は無い。
 この声は生者に届かない。
 変えられるものは、多くない。

 だからそれはきっと、自分の為の言葉。
 
 → 

会議室にやってきた

はホワイトボードに自分の名があるのを見た



 今のキファには分かる。
 あの頃の自分は少し、ヘンだった。

 ……いくら愛ゆえだろうが、
 人を手に掛けることは、駄目だ。
 人を騙し裏切ることは、道徳ではない。

 でも。
 
 サダルの躰を求めた時のときめき。
 ルヘナと茶を飲みかわした時の高揚。
 ゲイザーに仕返しをしてやろうと思ったあの激情。

 その激しさのどれもがもう得られないことが。
 少し、寂しいなと思った。

ゲイザーは、人々と噂をするのだ。「ブラキウムさんは何をしています?」
(a98) 2021/04/25(Sun) 14:01:48

ルヴァは、会議室を出て行った。多分その辺をうろついている。
(a99) 2021/04/25(Sun) 14:02:28

【人】 黒い羊 ハマル

>>76 ルヘナ
「でも教えてくれたのはこっそりだった。
 許してあげて欲しい」

 [むぐ][大きな口で、それでも味わって食べ終える]
 [口の端のクリームを指で掬って行儀悪く舐め]
 [貴方へごちそうさまを伝えた]
 
[もう拭ってくれる
誰か
はいない]


「ハマルはとても美味しかった。
 また作ってもらえると、ハマルはとても嬉しい」

 [美味しいご飯は元気のもとだ]
 [作り手にとっても受け取る人にとっても]
 [ハマルはそう学んで生きてきた]

「……なぁ、ルヘナ」

 [隣に腰掛ける貴方を見る]
 [そして貴方の耳元へ口を寄せた]
(78) 2021/04/25(Sun) 14:05:29

【人】 貪食 ブラキウム

>>ゲイザー

ブラキウムは、会議の後いつも通りギルドの仕事をしていました。
両手に抱えているのは、星見杯亭への配達物です。
かぼちゃや沢山のじゃがいもなど重たい物ばかりでしたが、ブラキウムは軽い足取りで向かいます。

「……ゲイザー?」

お昼時でしたから、ブラキウムはきっとあなたが厨房にいると思っていました。
しかしあなたは宿の前で、誰かとお話をしているではありませんか。
きっと時間を忘れているに違いありません。
ブラキウムは、あなたに声をかけました。

「どうしたのだ? もうお昼ごはんの時間だぞ。」
(79) 2021/04/25(Sun) 14:11:52
ハマルは、向けられる視線がとても穏やかな事に気付いた。撫でるか?もふもふだぞ。
(a100) 2021/04/25(Sun) 14:12:18

ゲイザーは、人々と噂をする。「メレフさんの動向を教えてください」
(a101) 2021/04/25(Sun) 14:17:52

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

>>79 ブラキウム

名も知らぬ誰かと話をしていた料理人は、声をかけられるとそちらの方をくるりと向いた。笑顔は今までと変わりなく張り付いている。
急いで話していた人と別れ、貴方の元へ駆け寄った。

「あら、ブラキウムさん!ああっ、そうでした。私としたことがつい話に夢中になっちゃって。いけませんね〜。
ブラキウムさんはまだお仕事ですか?お昼ご飯はまだ?」
(80) 2021/04/25(Sun) 14:24:15
ゲイザーは、人々と噂をする。「ルヴァさん……は……、……」
(a102) 2021/04/25(Sun) 14:32:46

ゲイザーは、人々と噂をする。「ルヴァさんは、面白い気分屋ですよ」
(a103) 2021/04/25(Sun) 14:33:26

【人】 貪食 ブラキウム

>>80 ゲイザー

「お昼ごはんは、これを届けたらギルドで食べるのだ!」

ブラキウムは、抱えていた木箱の中身を見せました。
荷物の1番上に置かれた伝票には、星見杯亭の文字が見えるでしょう。

*キョロキョロ*

ブラキウムは、なんだが周囲の様子がいつもと違う気がします。
例えるならば、娼館ギルドの周辺で感じる視線に近いでしょうか。

「みんなヒソヒソしてるのだ……。何かあったのか?」
(81) 2021/04/25(Sun) 14:37:05

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

>>81 ブラキウム

「ギルドですか!どうか迷子にならないでくださいね。走って転んじゃダメですよ〜?」

にこり。
女は微笑む。

「さあ?私も今ちょうどその理由を聞いて回っていたところですが、なんともよく分からなくて」

その間にも視線の雨は降り続く。
ひそひそ。ひそひそ。
見ている、配達員の貴方を見ている。
(82) 2021/04/25(Sun) 14:49:39
ゲイザーは、×××と話をしたのは×××の
(a104) 2021/04/25(Sun) 14:53:05

自分の死体があるゲストルームにやってきた

──ヘイズは、人ではなかった。
そして、それを最近まで忘れていた。

人の群れに混ざり、人に寄生しひっそりと
"人間を演じる影"

そしてその"師匠"に選ばれたのがサダルというだけだった。
ヘイズはしゃがみこんだ。事件を演出しようとして
おかしな光景になった部屋、そして自分の抜け殻を見つめている。

「あーあ。やっぱりほんとにしんじゃったんですね。
 
死体って、ほんとうにつまんないです!


 殺す瞬間はとっても楽しいものでしたが
 死んだ後は虚無のようなものに襲われます」


【人】 貪食 ブラキウム

>>82 ゲイザー

ブラキウムは、年相応に鈍感です。
ですから視線が自分に向けられているのか、それともあなたに向けられているのかわかりませんでした。

「だったらブラキも手伝うぞ! ブラキは色んな人と仲良しだ。みんなに何でヒソヒソしてるのか、聞いてこよう!」

ブラキウムに、何の企みもありません。
ただ善意であなたを手伝おうと考えました。
ブラキウムは、みんなを守りたいと思っていますから。
(83) 2021/04/25(Sun) 15:06:48

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>78 ハマル

「はは、許すも何も。
 もう口は聞けないだろう?」

ルヘナは、
気を遣って言葉を隠したりしない。
君が子供だと、
下に見ていない
からだ。

「お粗末様。
 しかと礼を言えるとは、殊勝であるな。
 WまたW………、また、か。うーん………
 ……………ん?」

未来の約束に、躊躇う素振り。
そうして君の顔が近寄れば、
そちらへ確かに耳を向ける。
(84) 2021/04/25(Sun) 15:08:58


「生きて生み出される感情にこそ価値があります」


「特に、負の感情!」


この影はそういう生き物だった。
花が咲くように、人が人を愛するように。
生み出されるほの暗い、淀んだものを好む。
そこに悪意など存在しなかった。

「サダルからもらった、人を殺したい気分
 結構いい感じでしたね! あれなら
 "人を憎む殺人犯の演技"をリアルにできます」

けれどあの時、自分に向けられた殺意<ナイフ>は
自らの身体に振りおろされることはなかった。

なぜだろうか。そこに恐怖でもあったのか
──いや、単純に師匠が死んでしまったからに決まっている。

彼がいなくなれば、それに自分もついていく。
それだけのこと。それは自然の理に過ぎない。


【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

>>83 ブラキウム

「!?待っ……」

女の笑顔が引き攣った。
企みのない真っ直ぐな貴方と比べて、貴方の目の前にいる女はあまりに歪だ。

不信と殺意を燃やし原動力にしてやってきた事を気付かれるわけにはいかない。
配達員……そうか。この人もよく動く。厄介すぎるが自分一人で排除しようとしても駄目だ。力では勝てない。どう考えても殺される。共に戦ったのだからよく分かる。


「ううん!大丈夫!その必要はありませんよブラキウムさん。
ブラキウムさんにはお仕事がありますよね?ダメですよ、ちゃんとやり切らなきゃ。立派な配達員さんになれません。

すぐ済みそうなことですし、ここは私に任せてください。他に困った事があったらそちらを手伝ってくれるようお願いしに行きますから。ねっ?」
(85) 2021/04/25(Sun) 15:25:32


足元に転がった死体は、もうただの抜け殻
闇に、影に溶けるように徐々に形を失っていく。

そうして、やがて

子役ヘイズの死体は、部屋から消失した。


幽霊に──本当の意味で影になったヘイズは
つまらなそうにこの場を去った。

メモを貼った。

【人】 流星の騎士 ヌンキ

キファが宿に戻ってる可能性を考えて一度は宿に戻ったが、やはりキファはそこに居なかった。
街を歩く時のあの異様な目線は一体何なのだろう。
疲れとすでに限界を通り越してしまっている眠気とで頭はよくはたらかない。

それでも誰かと少し話をするとまた外に出た。
まだ、諦めるわけにはいかないから。

キファをみつけるまでは、諦めてなどやるものか。
たとえその行為が民衆の目に止まり、死に直結しようとも。

「後ろ指には慣れているからね」

そう言い聞かせながら。

働かない頭のまま動く男の足取りは、鈍い。
(86) 2021/04/25(Sun) 15:50:56
メモを貼った。

ヌンキをつついてみた。触れられない。

くすくすと笑っている。

【人】 宝物庫 カウス

>>77 ルヘナ
サメになるまで、小魚はどれだけの苦難を乗り越えたのでしょう。それは、小魚にしか分からないこと……


「まあ分かるけど。俺も結構テキトーだし」

職業欄は空欄。一言に至っては牽制である。

嫌いなのかよ。
よく食わせたな。
 もう二度と食わねーから安心してくれ」

牛乳飲めるマウントを見た。
だからどうしたと感じるが何かムカついた。
落ち着けるよう、ミルクティーを飲む。
(87) 2021/04/25(Sun) 16:01:03
メモを貼った。

メモを貼った。

ヌンキは、ヘイズにつつかれても気づかない。
(a105) 2021/04/25(Sun) 16:24:15

ゲイザーは、生まれて初めての、一番信頼している人の言葉を、信じたくない。
(a106) 2021/04/25(Sun) 16:26:33

【人】 貪食 ブラキウム

>>85 ゲイザー

人の口に戸は立てられません。それは今あなたがまさに知っていることでしょう。
ブラキウムは、みんなの言うことを聞きます。
きっと昼餉の最中、ギルドの面々に世間話として話してしまいます。

「たしかにそうなのだ……!
これを置いて来たら、ブラキは次の配達に行くぞ!
あ、でもまずはごはんを食べに帰るのだ。」

あなたが街の異変を『言うな』と命令すれば、ブラキウムは言いません。
しかしそれは人が行き交い、集まった視線の隣にいるあなたが言うには些か不自然でしょう。
(88) 2021/04/25(Sun) 16:28:57
 メサ

「ニアを壊すのは、僕だけの特権です。
ニアを傷つけるのも、僕だけの権利であるべきだ。
愛すのも、壊すのも、救うのも、全て──この僕です」

青年は嗤った。
その顔に滲むのは歪な独占欲と加虐心。
抱えて居た少女を近くに下ろした。

零れた黒髪の隙間から覗いた白い首筋に、
くっきりと刻まれた所有の証が見える。

「いいですよ、アンタの望みは理解しています。
アンタのその感情を肯定してあげましょう。

死にたいんでしょう。
どうしようもなく、終わりたいんでしょう?


メサに向かって歩みを進める。
一歩ずつ、終わりの時間が近付く。

共に過ごした、陽だまりの記憶さえひび割れる。
そこに確かにあった信頼、過ごした時間。
預かった槍は、折れたまま──修理されることは無い。




メサの苦悩が分かる。
走り出してしまった衝動の行き場を失っている。

終りにしてくれ、と。
罰が欲しいと、メサの瞳は語っている。

それを促したのは自分の選択で。
狂気を呼び起こしたのは、己の咎。


「僕は、ニアよりも優しくない。
お仕置きの時間ですよ、メサ」

青年は、メサのすぐ傍で囁いた。

がやがや ざわざわ ひそひそ
──レムノスの街中。やがて噂が流れ始める。

役者ギルド『パルテノス』の子役・ヘイズが行方不明だと。
そしてその関係者である役者──裏方も殺された、と。

「同時にふたりも……?」 「こわ……」

「ひとりは、無残な死体だったらしいぜ」
「……やっぱり"シータの痕"の事件で……?」

「そんな……これから期待してた役者だったのに!」

「あのギルド、ギルド長が不老不死らしいぜ
 実はやばいことしてたんじゃないか?」

「それただの噂でしょ?」 「バカバカしい」



街中の人々は、真実を知らない。

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

>>88 ブラキウム

この人は絶対に周囲に話をするだろう。
けれど、内緒にしろと囁く事は不可能だ。
「ギルドの代表として出ている者が変な動きを見せたら教えろ」と無辜の人々に言って回ったのは他ならない自分なのだから。

「……ッ、ーーーッ!!」

泣きたくなるような、けれど忌々しげな、そんな歪な視線を貴方に向ける。
唇を噛み締める。全て自分で起こした火だ。その火が向かい風によって自分を追い詰めてくる。

その向かい風を起こすのはブラキウムだ。
真っ直ぐで扱いやすそうだと思っていた、心のどこかで見下していたこの配達員だ!

「……い、いってらっしゃい、ブラキウムさん。ゆっくりご飯を食べてきてください。焦っていたらまた配達物落としちゃうかもしれませんからね?」
(89) 2021/04/25(Sun) 16:43:31

【人】 流星の騎士 ヌンキ

気持ち悪い。
  ――気持ち悪い。

こんなものは、死したものへの冒涜だ。
俺は死んだ後の事は何もわからない。
俺も、何度死んだ後もこんな風に悪意ある言葉を投げられていたのだろうか。

そう思うと、我慢がならなかった。

「黙れ!!!
 誰がそのようなことを風潮したのかは知らないが、死んだ者への冒涜は許さない!
 犯人は確かにどこかにいよう。
 だが、キファもサダルも、大事なもののために事件と戦ったんだよ!!他のものとて……っ」


それが、何も知らぬ彼らに伝わるとは思ってはいない。
だけどこのまま何もしないなど、自分が許せない。
俺は、二人をつなげた天使なのだから。
死してなお、傷つけられるようなことは何もしていないのだから。

「貴方がたの事は騎士として俺が出来うるかぎり護ると誓おう!この事件、必ず終わらせると誓おう!
 ―――この、騎士の剣に誓って」


剣を掲げ、声を張り上げた。
精霊の加護は、まだある。
まだ歩ける。

まだ――――…………

ふ……っと、意識が遠のいた。
(90) 2021/04/25(Sun) 17:08:56

【人】 貪食 ブラキウム

>>89 ゲイザー

ブラキウムは、年相応に純真です。
あなたの視線にも首を傾げるばかりで、ちっとも胸の内を察することができません。

「わかった! ゲイザーもちゃんとお昼ごはんを食べるのだぞ〜っ。」

ブラキウムは、そう言って宿の裏口へ向かいました。
きっとブラキウムのことですから、宿の人と会話を楽しんでから帰るに違いありません。
それは今まで宿の手伝いをしていたあなたなら、見たことのある光景でしょう。
(91) 2021/04/25(Sun) 17:36:53

【人】 壊れた時報 キュー

 キューは、カウスを見送った。


/*
 『壊れた時報』は、また少しこぼれた涙を拭いもせず、
 テーブルの上の小箱を手に取り、開きました。
 中にはさらに箱……“嬉しい”気分が入っている箱。

 開けてはいけない、なんてことはなかったのです。
 カウスをここへ連れて来ることすら、全く必要なかったのです。

 勘違いを起こすための、それらしい言動を、“キュー”は度々行います。
 それは結果的に、こうして無意味になる場合もあります。
 

【キューの拠点】

>>4:235のその後
(92) 2021/04/25(Sun) 17:42:27
キューは、“嬉しい”を、また仕舞い込んだ。
(a107) 2021/04/25(Sun) 17:42:43

カウスは、ルヴァに連絡魔具を渡した。
(a108) 2021/04/25(Sun) 17:44:51

ヌンキを見ている。

知っている。死人に口は無い。

何もできない。

それでもヌンキの傍にいる。

自分の罪を知っている。



 崩れ落ちる、流星の騎士。
 過労だろうか。
 キファは助けを呼ぶことも、支えることもできない。
 キファの声は届かない。それを彼女は知っている。

 それでも、口にする。 
 自分の為に、口にする、
 それは独りよがりで、贖罪で。

「ヌンキ、ごめんな」
「吾はおまえに何をしてやれただろう」
「吾はおまえに押し付けてばかりだった」

「吾らを守ってくれて、ありがとう」

「吾らは平気だから」

 →



「誰か」

  ──届かない。

「ヌンキに気付いてやってくれ」

  ──合理的じゃない。

「ヌンキをもう、休ませてやってくれ」

  それは、唯の祈りだ。

どこかで響いた"限りなく汚い高音"を思い出してツボに入ってしまった

ルヴァは、カウスから連絡魔具を受け取った。
(a109) 2021/04/25(Sun) 18:07:02

【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー

>>91 ブラキウム

「はい、食べますとも。いってらっしゃいブラキウムさん」

今までと変わらぬ笑顔で見送り、今までと変わらぬ光景を目にする。
ブラキウムが宿の人と楽しく雑談をする様子。
もしかしたら本当にただなんてことない世間話をしているだけかもしれない。

けれど、今の女は。

「(何を話している?何を聞いている?ブラキウムさんは素直でまっすぐだしドジだから絶対まずい事だって話してしまう今すぐ話をするのをやめてくださいッッッ!!ああ、糞ッッッ!!!)」

人を信じられず、人を騙して煽り続けてきた女は。
坂道を転げ落ちるように何もかも信じられなくなっていく。

猜疑心が、身体中を蝕んでいく。
(93) 2021/04/25(Sun) 18:12:05
ゲイザーは、根回しをしようと『Ammut』宛に賄賂を慌てて送った。
(a110) 2021/04/25(Sun) 18:13:56

ゲイザーは、送ってから自分の過ちに、『Ammut』のスタンスに、『Ammut』の規模の大きさに、気づいてしまった。
(a111) 2021/04/25(Sun) 18:14:11

【人】 星集め メレフ

>>90 ヌンキ

「だぁから言ったってのに……

 お前、多分キファと同じコトしてんだぞ。
 馬鹿と阿保がつるむからこうなんだ。暫く寝てな。」

何となくわかっていたかのように、倒れてる男の側に寄って覗き込む。意識がないのを確認してから、よっこらしょと担いで帰った。ヌンキの部屋のベッドに放り込んでから、暫く見つめて、部屋を立ち去るだろう。
(94) 2021/04/25(Sun) 18:19:08
メレフは、お前ら二人そっくりだな、と呟いた。
(a112) 2021/04/25(Sun) 18:20:12

人形 ラサルハグ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 18:22:02

「ヌンキさん、それでこそ騎士です!
 がんばってください!
 人はそうやって応援されるとがんばれるんでしょう?
 がんばってください! 負けないでください!」


喧騒の中で、影はとどかない声をあげた。

宝物庫 カウス(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 18:38:17

「ふん、誰か阿呆だ。
 …………、否定できんな」

 くっそ〜!

 さて。ヌンキは、安眠できているだろうか?
 暫く彼の様子を眺めると、
 メレフに続いて部屋を立ち去るのだろう。

「ありがとう

鍵括弧を忘れ、なんか口にした瞬間死んだ人みたいになった。が、既に死亡しているので問題は無い。

ヌンキは、いつのまにか気絶したように眠っている。
(a113) 2021/04/25(Sun) 18:41:53

 ――きっとどこかで、少女と同じ痕を持つ青年と、
 壊れてしまった一番槍の彼女が話をしているころ。


 まったく違ういくつもの場所を、ひとりで歩いている。


 少女はあの場所で、変わらず眠っている。
 どうしてか、そちらにもこちらにも存在している。


/*
 分裂です。話しかけられフリー。
 話しかけもフリー。描写をレスしてくださればこちらから話しかけます。

 キファ

仙人については全く理解できなかったがとにかく死体を見られたことに顔色を真っ青にした。
あんな"ひどい"惨状を見させてしまったことを気にしたのだ

自分は別に仙人にはなってないよ?


『ようやくわかった キファ 実はここが自分は見えていた 幻覚だと思っていたけど ここは本当に存在していた世界だ』

『そして自分たちがいた世界とは違う"ルール"が存在している ここは死の先じゃなくて "今まで生きていた世界が作られた世界だった"んだ 
台本の作者が他にいた


だからといって、今の自分たちの存在は何か?という答えは出せなかった。
わからない、ここが本当の世界? それならば、自分はなんだ。
ここが始まりじゃ無かった、ここが終わりでもなかった、体も感情も宙ぶらりんだ。

  キファ
『それで あの 話し方には あまり突っ込まないで欲しいんだけど』

『キファ 大丈夫? 自分がいなくなったあとのキファを わかっていて置いていってしまったから 怒られると 思っていたんだけど』

確かに恋に狂ったキファをずっとみていたサダルはあなたの異変に気づいたかもしれない。
一番はじめの彼女とも違うとも、どこかで。

だが、そのことに安心してしまった自分がいる。
二人の気持ちを残酷にまで踏みにじったと自覚をしている自分がいた。
そしてどうか自分の本当の気持ちに誰も気づかないで欲しいと思っている。

【人】 星集め メレフ


『騎士様が倒れてた。
 
 お前らもちゃんと睡眠取れ。
  
 パン食え。寝ろ。倒れるな。』

           
      
〜この辺にヤバイひつじの落書き〜



 ホワイトボードに書いておいた。
 妙に読みにくく古臭い字だ。
 なお化け物もいるが本人はそんなつもりはない。
(95) 2021/04/25(Sun) 19:08:26
メレフは、至って真面目である。
(a114) 2021/04/25(Sun) 19:08:58

ハマルは、化物羊の横にもこもこ羊を描き足した。不気味と可愛いが合わさって最強になる。
(a115) 2021/04/25(Sun) 19:11:34

ヘイズ
「観客がいないんだから
 しばらく裏方に集中していても怒られないでしょ。
 なんだかここの世界もおかしいし、
 自分が一体どこから来たかも」

言葉にしてわかってくる。
サダルの思考の整理はよく言葉によって行われてきた。
口にするにも、文字にするにも性に合っていた。

そしてここが死の先ではないとわかったいま、
本当に自分が何者かわからなくなってきていた。
目の前の存在もまた。

「幽霊はどこかに居てもおかしくないと思っていたけど、
 ここまで存在していないように扱われるのは
 ……くるものがあるなあ。

 ヘイズは本当に気分は大丈夫なの? 
 元気そうに見えるし、その言葉は嘘は無いと思うんだけど。
 流石に自分の影とはいえ意思はあるでしょ?
 今やりたいこととかあったら手伝うけど」

足を止めてもらって落ち着く。
この先に皆がいる、ちらほらと見えてる姿に、"見える声"。
今も終わっていない舞台にはもう上がれない

「あいつ多分黒魔術の本とか書くの得意だぞ」


 内容については、好ましいと思った。

【置】 気分屋 ルヴァ

ごはんおいしい


謎の報告がホワイトボードに書かれている。
あとヤバイねこの絵も描かれている。
(L0) 2021/04/25(Sun) 19:19:15
公開: 2021/04/25(Sun) 19:20:00
ホワイトボードの前にもいる。気味の悪い絵が増えたわね……と思った。

「やっぱりモンスターですよね……?」


ヤバイひつじの落書きを見てモンスターは思った。

吾もヤバい絵を描こうと思ったが、ペンを掴めなかった。あ〜ん。

 二ア
二アが歩いていると、町の外れにある小川の音が耳に入ってくる
壁越しに聞く人の呟きのようにひそやかで、しめやかで、親しげな水のせせらぎ

自然と目が向けば、そこには


荷物を置いて
入水しているサダル
がいる。
服を着たまま腰まで水につかって居るどころか、頭まで水をかぶったのか濡れた羽のような黒い髪からは水滴をしたたらせ、誰がどう見てもこのままでは風邪をひいてしまうと思わせる姿だった

そして目が合った。ぱちくりと瞬きを繰り返す。
その瞬間サダルは滑ってひっくり返り水の中に落ちた

メレフのセンスと言葉には見ないふりをしていた

ラサルハグは、会議場で[みえないひとたち]の方向を向いている
(a116) 2021/04/25(Sun) 19:27:15

ラサルハグは、ぼんやりしている
(a117) 2021/04/25(Sun) 19:27:39

ラサルハグは、立ち上がり、ホワイトボードへ向かう。
(a118) 2021/04/25(Sun) 19:28:41

ラサルハグは、キファの掴めなかったペンを手に取る>>c49
(a119) 2021/04/25(Sun) 19:28:56

ラサルハグは、キファのいる方向を見ている。能面みたいな顔で、口を開くこともなく。
(a120) 2021/04/25(Sun) 19:29:48

サダル

 それは、彼女が神秘主義者であり”天啓者”故だろうか。
 既に彼女がその事実を悟っているのもあろうが、
 キファは、”台本の作者"の存在に特別驚くことは無かった。

「怒って良いのか」

 ──す、と目を細める。 →

ラサルハグに手を振った。悪戯。だって、見えるわけがないのだから。

ゲイザーは、ハマルにむぎゅー。
(a121) 2021/04/25(Sun) 19:44:02

ルヴァは、ラサルハグを空中見つめてる猫みたいだなあと思った。
(a122) 2021/04/25(Sun) 19:44:06

黒い羊 ハマルは、メモを貼った。
(a123) 2021/04/25(Sun) 19:44:42

ハマルは、ゲイザーにむぎゅー。
(a124) 2021/04/25(Sun) 19:45:48



 それから、表情を和らげる。

「冗談だ」

 キファは、随分落ち着いているように窺えた。
 悟ってしまったのだ。
 サダルの顔を見てもなお、あの激情は蘇らない、と。
 きっと、それで良かった。

「吾は結局、おまえに何が起こったのかよく知らぬ。
 おまえがどうして急に、
 吾に対して無感情になったのかも分からぬ」

 でも、深くは問わない。怒ったりもしない。
 キファは全てを許容する。
 そうすることが。
 
「サダルよ」

 そうすることがきっと、
 良いお嫁さんなのだと信じていたから。

 それはきっと、優しいお別れの言葉。
 今のキファの在り方の証明。

「──吾は、おまえにとって良い恋人で居られたか?」

ラサルハグは、手を振る棒人間の絵を描いた。席に着いた。
(a125) 2021/04/25(Sun) 19:58:02

ルヘナは、ホワイトボードに羊の落書きを増やした。
(a126) 2021/04/25(Sun) 20:00:58

ラサルハグを見て首を傾げた

ゲイザーは、何かに怯えながら駆け回る。更なる異変に気付くのは、きっともう少し先のお話。
(a127) 2021/04/25(Sun) 20:02:27

キューは、だれかから貰った「人を殺したい気分」が入った箱のことを考えた。
(a128) 2021/04/25(Sun) 20:05:51

人形 ラサルハグ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 20:06:45

ルヴァは、ギルドメンバー全員に手紙を送った。
(a129) 2021/04/25(Sun) 20:10:28


  
「…………?」
 
 キファは、危機感を催した。
 キファは、ラサルハグに見える筈がない。
 キファは、ラサルハグの正体を知っている。

 ……だけど、幽霊のキファは、一人じゃ何もできない。

宝物庫 カウス(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 20:11:51

2021/04/25(Sun) 20:12:35

ラサルハグの前に立つ。彼の頬を、思い切り抓り上げようとする。

サダル

 ぱちぱちと瞬きをする。
 なにしているのかしら、あの人……。

 呆れつつ、踵を返そうとする。……が、何かが引っかかって。
 水に落ちた人のところへ歩を進める。

「ごきげんよう。
 ……その恰好、水浴びには向いてないと思うわ」

ルヴァは、ギルド情報の変更手続きをした。
(a130) 2021/04/25(Sun) 20:14:52

ブラキウムは、ヌンキを探しています。
(a131) 2021/04/25(Sun) 20:15:56

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>87 カウス
小魚の冒険は、まだ、始まったばかり…………


君のギルドカードの内容を思い返す。

「嗚呼───……
 どうだ、まだ子供だ何だと、
 気にしているのか?」

自らの分も紅茶を注ぎ、口を付ける。
やはり自分で淹れるものは、評価が低くなりがちだ。
微妙な表情で、味わう必要もなさそうにこれも一気飲みする。

「小魚は事実、手軽にカルシウムが得られるのだぞ。
 ぼくは温厚故摂取の必要は無いが。
 毎晩君の為に
厨房から出汁パックを拝借している

 ぼくの気持ちも察して欲しいものだ。」

君はその気持ちを察さなくても良い。
(96) 2021/04/25(Sun) 20:26:07

【置】 強火の愛・窮途潦倒 ゲイザー

これはハマルを部屋に招き、会話をしたあとのこと。
ハマルのゲストルームに手紙が届けられた。まるっこい字をしている。

『ハマルさんへ

シェパーズパイとオムレツを作ったんです。ギルドメンバーさんに取っておくよう頼んであるので、よかったら食べてくださいね。直接言えなくてすみません。

ゲイザー』
(L1) 2021/04/25(Sun) 20:26:26
公開: 2021/04/25(Sun) 20:30:00
 キファ

「ま”っ……………」

「好き………………」



サダルは何かに耐えきれず、バサリとスケッチブックを落とした。
数多の恋を見てきた、そして数多の恋に憧れてきた。

隣に居るだけで安心する存在、
何でも話せるような気軽な相手、
一度でいいから欲しかった、
寂しさを埋めてくれると思ったから。

いつか居なくなる相手に恋をするのは無駄だ。
情を持ってしまえば、辛くなるのは自分だ。
こんな感情はいらない、誰かを好きになる感情なんて必要ない。
誰かのことを好きになってしまう誰かを好きになんて、恐ろしくてできるはずがない。
実らない恋をどうやって、認められるだろう。
誰もが怖がっている、その言葉を告げてはいけないと。

サダルはその感情を知っている。横恋慕はみんな嫌なのだ。
それでも愛を伝える者がいるならば、笑顔が訪れる結末にしたい。
見せてやろうじゃないか、自分はこれでも多くの物語を見てきたのだ。


ヌンキは、倒れて3時間ほど経って、部屋で一人目を覚ました。
(a132) 2021/04/25(Sun) 20:26:54

  キファ

「キファ、聞いてくれる?」

今から一緒に恋人になろう


閉ざしていた口でしっかりと告げ、キファの手を掴み歩き出せば、二人きりになれる場所を探す。
キファが断ろうとも、サダルは無理矢理付き合わせるだろう。

そして囁くのだ。

「           そして話をしよう」

ゲイザーは、なんか出汁パックだけ消費量激しくなっていませんか?と首を傾げている。ブームですか?
(a133) 2021/04/25(Sun) 20:31:34

【人】 貪食 ブラキウム

>>ヌンキ 

騎士であるあなたに割り当てられた、少し豪華な部屋での話です。
あなたが目を覚ました頃でしょうか。

*コンコン*

誰かが窓をノックする音が聞こえてきました。
あなたが窓を開ければ、ブラキウムが顔を覗かせるでしょう。
(97) 2021/04/25(Sun) 20:34:45

【人】 宝物庫 カウス

>>96 ルヘナ
小魚……アタイ、応援しているわ。


少年は、その問いに渋い顔をする。

「……するよ。でも、前とは違う。
 多分俺、本当に子供だったから。それが分かった。
 だから、子供扱いされるのは当然だと思う」

手に入るはずがないと駄々を捏ねていた。
お陰で、伸ばせなかった手があった。
少年はそれを自覚する。

「勿体ないね。折角美味しいのに。
 
小魚の話じゃないからな。

 そもそもわざわざ毎晩持ち出してたわけ?
 夜間外出禁止の話どこいったの。バカか?」

あなたが紅茶を飲み干せば、そんな言葉が漏れる。
やっぱり文句は多い。
カルシウムは必要かもしれない。
(98) 2021/04/25(Sun) 20:37:58
カウスは、待ち人を迎えた。
(a134) 2021/04/25(Sun) 20:38:57

【人】 流星の騎士 ヌンキ

「……ここ、は」

目を覚ますとそこは、ここ数日寝泊まりをしている自分の部屋だった。
俺は確かに街へ出たはず、そして嫌な言葉を沢山聞いて、叫んだ。
そこまでの記憶しかない。

「誰かがここに運んでくれたのか……」

あの街の民衆の誰かだろうか。
いや、それはないだろう。
あぁ叫んだからとて、あの民衆の声が無くなるとは思わない。
誰も彼もが、倒れた騎士を見て見ぬ振りして遠ざかるのが普通だった。

だとすれば。

ふいに、夢の中にキファが居たような気がして窓の外を見た。
夢の中だけでなく、本当にここに居てくれたらいいのに。
そんな風に思うと目頭が熱くなって、布団のシーツが濡れてしみがついてしまった。

「ここは誰も居ないから、いいかな」

耐えなくても。

騎士は一人……膝を抱え声を押し殺した。
(99) 2021/04/25(Sun) 20:41:35
ブラキウムは、空気を読まずにもう一度ノックをしました。*コンコン*
(a135) 2021/04/25(Sun) 20:43:32

 二ア

げほ、げほ、とサダルの喉から有声音が聞こえる。
溺れはしなかったが随分とびしょ濡れになってしまった姿のまま岸に上がれば、邪魔になる上着を脱いでスケッチブックに手を伸ばした

『ごきげんよう二ア 無事でよかった 声が聞こえていたからどこかにはいると思っていたんだ ありがとう あの星はちゃんと届いたよ やっぱり自分は助けてあげられなかったんだね』

ペンで会話を綴ればあなたの傍には誰も居ないのか、それとも一人で行動していたのかと見渡しているだろう。

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>97 ブラキウム

「……?」

膝を抱え、暫く経ったときだろうか。
窓の方でコンコンと音がなり、なんだろうかと窓の方に目を向けた。

「ブラキ……?」

木や屋根を伝ってきたのだろう。
身軽で力の強い少女のことだ、きっとこういう事も楽にこなせるのだと理解すると、ベッドを降りて窓を開いた。

「どうかしたかな、元気なお嬢さん」
(100) 2021/04/25(Sun) 20:44:40

【人】 人形 ラサルハグ


 ラサルハグに触れようとしたキファの手 >>c53 は、
 彼の頬をつねることも触れることもできなかった。

 ラサルハグから視線を合わせる。
 凝視する。その瞳に感情は伺えない。


 ラサルハグは
人に見えないものを目にし、

 
人に聞こえないものを耳にする。

 しかし死者か生者のものか判別できない。

 『行方不明者のキファ』の知識があろうと、
 彼女が目の前にいることに
 疑問を持たないようにできているのだ。
(101) 2021/04/25(Sun) 20:47:43

【人】 貪食 ブラキウム

>>100 ヌンキ

*ピョン*

ブラキウムは、開けられた窓から部屋に入ってきました。

「お届けも……。どうしたのだ、ヌンキ?」

あなたを見上げれば、心配そうに顔を覗き込もうとします。
その手には一通の手紙がありました。
(102) 2021/04/25(Sun) 20:54:47

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>98 カウス
小魚の冒険、毎週月曜夜25時から放送開始!絶対見てくれよな!


「お。
 ……………そうか。
 心境の変化は、
 正しく君の成長だな。喜ぼう。」

囃し立てるように拍手をすることもない。

「君、変わったな。
 悪い意味では無いさ。
 ……良い、と思う。」

勿体無く美味いと言われれば、
一瞬
小魚か!?
と驚き振り向いたが
嗚呼、と真白のカップに思い至る。

「──飲みたい気分なんだ。
 と、紅茶と牛乳では説得力がないな。
 今夜は酒でも盛ろうか。
 ……君も飲むか?」

冗談っぽく、少し笑う。
夜間外出禁止。
そんな話もあったな、と今更。
(103) 2021/04/25(Sun) 20:56:54
ルヘナは、厨房事情に知らん顔した。
(a136) 2021/04/25(Sun) 20:57:26

カウスは、「今晩、泊めてくれる?」と尋ねた。
(a137) 2021/04/25(Sun) 21:14:05

ゲイザーは、こんな状況じゃなきゃルヘナさんにちゃんと出汁パックで料理させたのに…みたいな顔をした。
(a138) 2021/04/25(Sun) 21:16:40

【人】 黒い羊 ハマル

>>L1 お手紙
 [丁度部屋に戻った際に、その手紙を受け取る]

 [書いてあった料理は好きだと伝えたパイ]
 [あの日の密やかなパーティの主役]

 [金に仄かな星を宿して]
 [ハマルはすぐに厨房へ向かった]

 [ハマルに作られたそれらはきっと]
 [貴方の愛が篭った優しい味がした]
(104) 2021/04/25(Sun) 21:17:27
ゲイザーは、ルヘナさん出汁使って何か料理できないんですか?の電波を送った。
(a139) 2021/04/25(Sun) 21:18:03

サダル

「おうッ?」


 けっこう呑気してたキファもこれには
 オットセイみたいな声が出た。

「待て、落ち着け。
 吾はおまえに幾つか説明をせねばならぬ」
 
 キファはグイグイ迫ってくるサダルをとりあえず諫める。

「まずは、
ちょっと前の吾はヤバかったと吾も思う。

 恋することは、楽しかった。だが
盲目的すぎた

 今の吾は正気だ。

 ……少し、精神が昇華されて。
 心が動じにくくなっただけなのだ」

 訊ねられたなら、何度だって説明しよう。

 この世界の神様は、意地悪だ。
 無垢な気持ちで祈ったヌンキの想いを”彼女”は受け取った。
 しかし、”彼女”はこのような形で
 『恋心』の恩恵《ギフト》を与えたのだ。

 →

ルヘナは、味噌汁ならやれると思った。
(a140) 2021/04/25(Sun) 21:20:58

サダル

「……そして、おまえ吾が何歳だと思っている?
 233歳(享年)だぞ。
 すぐ生娘みたいな反応するおまえより、
 とうに酸いも甘いも知っている。

 ……吾は初恋じゃない。
 健全な恋の仕方も、知っている。心配するな。
 それを言うならば、おまえの方だ」

「おまえ、罪悪感を感じているのだろう?
 でも。──人の感情とは、ままならぬものだ」

 例えば、横恋慕。
 叶わないとわかっているのに、抑えられない気持ち。
 諭すように、告げる。

「”じゃあ、しよう”と思って出来るものではないのだ。恋は」

「サダルよ。じゃあ、問おう。
 少し意地悪な問いだ。

 おまえは今、吾のことが好きか?」

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>102 ブラキウム

「はは、ちょっと街で失態をしてしまってね……」

顔を覗き込んだなら、顔色は悪く、クマがあり、涙の跡と疲れた様子が見て取れるでしょう。
それでも取り繕ったように笑えば、あなたの手の中の手紙に目を向ける。

「……おや、また俺にお届け物……いや、手紙かな?」

ヌンキはあなたの仕事を知っているので、特に不思議に思うこともなくそう問うた。
(105) 2021/04/25(Sun) 21:22:04
ブラキウムは、かぼちゃまでなら素手で割れます。
(a141) 2021/04/25(Sun) 21:22:53

ゲイザーは、サダルさん >>2:225 じゃないけどお嫁さんにいけそうですね、と思った。
(a142) 2021/04/25(Sun) 21:24:08

ルヘナは、思う。ブラキウムは、大人しくしていて下さい。
(a143) 2021/04/25(Sun) 21:24:24

ルヘナは、男です。
(a144) 2021/04/25(Sun) 21:25:01

【人】 宝物庫 カウス

>>103 ルヘナ
深夜番組じゃねーか!!!(渾身のツッコミ)(突然の自我)


「成長……ね。そうかも。
 悪い意味じゃないんならさ、よかったよ」

ミルクティーを含む。
少年は、今日この日まで会議場で飲食をしていない。
それどころか、宿の用意した食事すら摂らず、
自前のジャーキーを齧って過ごしていた。

これもまた、心境の変化だろう。

「ああ、アンタいけるクチか。
 俺は無理。よくあんなの好き好んで飲めるね。
 ちょっと口に入れただけで苦いのにさ」

そう言うからには飲んだことがある──
せめて口には含んだことがあるらしい。
しかし少年には早かった。ミルクティーで十分だ。
こっちのが美味い、とまた口に含む。
(106) 2021/04/25(Sun) 21:26:07
ゲイザーは、お嫁さんも性別関係ないと思いませんか?と電波を出した。ルヘナさんどうですか?ルヘナさんどうですか?ル
(a145) 2021/04/25(Sun) 21:26:40

ブラキウムは、クマくらいまでなら調達できます。
(a146) 2021/04/25(Sun) 21:26:52

ルヘナは、耳を塞ぎました。
(a147) 2021/04/25(Sun) 21:28:44

サダル

 言葉を読んで、首を傾げる。
 ニア、と自分を呼ぶ文字。星という単語。
 こんなスケッチブックを、どこかで見たことがある気がした。


「あんたとどこかで会ったこと、あるかしら。
 ――星って、なんのこと?」

 ! 読み込みエラーが発生しました。
 この問題は、特定のキーワードにより解決します。
 ――それは『互いの名前』ではありません。
 『星』でも、『助け』でもありません。


/*
 キーワードが当たらずとも、流れで思い出したりします。
 そういう演出だと思ってください。

ラサルハグ

 一連の動きは、キファがもはや”幽霊”であることの証左で。
 ラサルハグが”視える”人間であることの証明だった。

「おまえ、見えているのだろう」

 キファはラサルハグを警戒していた。
 だが、一縷の望みを掛けて頼み込む。
 あなたが例え”犯人側”であろうと、なかろうと。
 今、キファの想いを届けられる人間はあなたしかいない。

「頼みがある。
 ヌンキに、こう教えてやって欲しいのだ。

 ──”吾は見つからない。諦めろ。
  だが気に病むことはない。
 見えなくったって、吾は此処にいる。
 おまえは人形ではないことを忘れるな。"

 ……頼めるか?」

 さて、あなたはどう答えるだろう。

【人】 貪食 ブラキウム

>>105 ヌンキ

いくら幼いといえど、涙の跡を見れば泣いていたことはわかります。
ブラキウムは、考えました。
みんなはブラキウムが泣いているとき、何をしてくれたでしょう?

「……ヌンキ、屈んでくれ!」

ブラキウムは、手紙を持つ手をサッと背後に回しました。
どうやら手紙よりも先に配達するものがありそうです。
(107) 2021/04/25(Sun) 21:53:04

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>106 カウス
絶対見てくれよな。絶対見てくれよな。


「………。
 ぼくの言葉を素直に受け取るのだな……。」

僅かに驚き。
君の変化が、大きい事を知った。

「や、いけん。
 酒は量の割に値段が張るだろう?
 飲んだ事も無いが、気分というやつだな。
 ギルド長がべろんべろんな姿なら見た事があるさ。
 そうか、苦いのか……。
 まあ………良いさ…………。」

少年から知識を得たらしい。
今夜の予定が決まった。
(108) 2021/04/25(Sun) 21:54:27

【人】 人形 ラサルハグ

>>+72 キファ

──見えているのだろう


 こくりと頷く。

──頼めるか?


 首を傾げた。行う道理がない。
 これまでだってラサルハグに頼み事をする死者はいて、
 そのたびに
On Error GoTo myError


 
myError:

 ラサルハグは頷いた。断る道理がない。
 青い瞳に意思は見えず、ガラス玉のように澄んでいる。
 手持ちのノートに記して、確認のためあなたへ見せる。

 了承を得れば"手土産"を用意してから
 ヌンキの元へ向かうだろう。
(109) 2021/04/25(Sun) 22:04:14

【人】 宝物庫 カウス

>>108 ルヘナ
見るわよ……今季の派遣アニメ候補だもの。みんなも楽しみにしていて頂戴……


「……事実は事実だろ。
 でもそう言われると腹立ってきたな。
何様だよ


腹が立ったのではない。照れ隠しだ。
眉間に深く皺を寄せれば、
既にティーカップが空なのを知る。

「飲んだことないの……。
 別に止めやしないけどさ。飲みすぎて吐くなよ。
 掃除するやつらが憐れだ」

そう、酒は高い。
しかし少年のギルドは、酒好きが多かった。
べろんべろんな姿も、往来で戻す姿も見てきた。
あんな苦いものを、そうまでして飲む理由が
少年には分からない。
(110) 2021/04/25(Sun) 22:04:46

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>107 ブラキウム

「……うん? あぁ」

手紙を渡しに来たのではないのだろうか?
と、そんな事を思いつつも素直に屈んだ。
取り繕った笑顔程度で、顔色等が悪いのがごまかせるとは思ってはいないが、気にされるとも思い至らない。
(111) 2021/04/25(Sun) 22:06:50
気分屋 ルヴァ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 22:11:18

壊れた時報 キュー(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/25(Sun) 22:11:57

【人】 人形 ラサルハグ

>>72 (ハマル宛置きレス)

 不意に足を止める。
 
 箱を見下ろして、そのまま動こうとしない。
 視線は中を見ているようでどこも向いておらず、
 傍から見ても正常ではないことは明らかだ。
(112) 2021/04/25(Sun) 22:26:16

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>110 カウス
まあルヘナは観ないがな。


「や……君はもっと、
 ぼくの言葉の一つ一つに噛み付いてくる印象であった故な。
 意外と言わざるを得なかろう。」

君のカップが真白になっていれば
また勝手に琥珀色を注ぐだろう。ミルクの容器も添えて。

「フ。
 カウス、君は分かっておらんな。
 掃除する者が居るからこそ、
好きにやるのだ。

 宿の醍醐味であろうよ。」

人に迷惑をかけてはいけない。
(113) 2021/04/25(Sun) 22:30:23

【人】 貪食 ブラキウム

>>111 ヌンキ

*ポンポン*

ブラキウムは、何の躊躇いもなくあなたの頭を撫でました。
幼いからこそ、遠慮などしないのです。

「お疲れ様なのだ。ヌンキはいつも頑張っててえらいのだ。」

ブラキウムは、自分なりにあなたを励まそうとしているようです。
(114) 2021/04/25(Sun) 22:34:05
 二ア

『そういえば怒って欲しいとか そんな     』

続けて何か文字を綴ろうとしていたが、
目の前の少女の口から出てきた想像していなかった言葉に驚いてスケッチブックを落としそうになる

自分
のことを覚えていないの? この
自分
役者ギルド"パルテノス"のサダル
のこと だけど』

『もしかして 二ア記憶が無い?』

自分以外の彼らが死んだショックで記憶の混濁を起こす可能性は十分にあった。
何もかも同じような存在でこの世界にいると夢を見ていた自分が甘かったのだろうか。
 ! 読み込みエラーが発生しました。


「……?」

サダルは突然首をかしげ、横に振った

  二ア
再び文字を綴る。
ぽたぽたと水滴を垂らし続けているが、目の前の少女の異変の方が大事だった。

『何度か光る星で話をしようと会ったじゃないか 二アのお兄さんの話とか 事件のこととか 犯人のこととか』

『忘れてしまったの? 確かに仲がよかったかと言われたら警戒され続けていたけど それでも自分は少しは楽しい時間を過ごせていたんだよ二ア』

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>114 ブラキウム

屈んで下がった頭にぽんぽんと小さな手。
撫でてくれる手つきは、自分が撫でられた時の事を真似しているのだろうか。

そういえば、俺も一度ブラキの頭を撫でたな……

そんな事を思い出した。

「……励ましてくれているのかな」

今日は少し様子が違うと思っていたけれど、稀有だったのだろうかと思う程度には、少女は優しいままだと思った。
(115) 2021/04/25(Sun) 22:46:52

【人】 宝物庫 カウス

>>113 ルヘナ
は? 俺が言うのも何だけどノリ悪くない? ここまで持ち上げといてさ。


「そりゃアンタが俺のことバカにしてたからだろ。
 忘れたの? 『君の好みなど知らん』……だっけ」

再三だが、先に喧嘩を売ったのは少年である。
あなたは買ってすらいない上、
それを聞いて逆上したのが少年だ。

「………………
最悪。

 いいけど俺の目の届かないとこでやってよね」

嘔吐物など見たくもない。自室で頼む。

ティーカップが満ちるとまた一口含む。
ありがと、とカップの向こうから声がした。
素直じゃない。
(116) 2021/04/25(Sun) 22:59:09

【人】 貪食 ブラキウム

>>115 ヌンキ

ブラキウムは、概ね変わっていません。
むしろ壊れかけていたのを直してもらったのです。

「勿論だぞ。お手紙の前に、ヌンキには元気が必要だと思ったのだ!」

*ドヤ*

ブラキウムは、えっへんと胸を張りました。
(117) 2021/04/25(Sun) 23:08:49

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>117 ブラキウム

ブラキウムの得意げな様子に、少しだけおかしそうに笑う。
きっと、運んでくれた人にも心配をかけたのだろうと思うと自分の顔を両手で叩いた。
部屋に、小気味いいパン!という音を立てて。

「ありがとう、ブラキのお陰で少し元気が出たよ。
 それで? その手に持ってる手紙は俺宛のものなのかな」

気を取り直したと言わんばかりに立ち上がり、お返しにと貴方の頭も撫でるだろう。
(118) 2021/04/25(Sun) 23:18:20
ルヴァは、白い宝石を仕入れた。
(a148) 2021/04/25(Sun) 23:34:01

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>116 カウス
ルヘナ魚嫌い故な。君も観ずに睡眠を取った方が良いぞ。


「待て、君を馬鹿にした事など無いぞ。
 知らんものをW知っているWと言う方が
 おかしな話ではなかろうか?」

馬鹿にはしていないが、このような性格なので
君との間に溝が生まれても仕方がないだろう。

「はは、君と酒を飲み交わす日は来なさそうだな。
 構わんさ。
 君にはもっと似合いの姿があろうよ。」

悪戯を受けた時とかな。


君の小さな声には、
ルヘナも頷きひとつで応えた。
(119) 2021/04/25(Sun) 23:36:13

【人】 貪食 ブラキウム

>>118 ヌンキ

*ニコニコ*

ブラキウムは、嬉しそうに頭を撫でられています。
そしてあなたに問われれば、頷いて手紙を差し出しました。

「流星騎士団の本部にお手紙を届けたら、これをヌンキに渡してほしいって言われたぞ。
ちょうど今日は宿に泊まるつもりだったから、サービスで持ってきたのだ。」

おそらくあなたが見慣れた封筒と封蝋でしょう。
表には急を要する旨が小さく記されていました。
(120) 2021/04/25(Sun) 23:37:09

【人】 宝物庫 カウス

>>119 ルヘナ
言われるまでもなく見ねーよバカ。ならあんなに推すなよ!


「だからってわざわざ知らないこと
 宣言することねーだろ。何様?」

つまりこういう事である。
どうにも溝は、なかなか埋まりそうにない。

「なに。似合いの姿って。
 
もしかしてまたバカにしてる?


被害妄想かもしれない。
だったら少年の心は平穏であれる。
もう遅いかも。また文句言ってるし。
(121) 2021/04/25(Sun) 23:46:41
サダル

 ! 『役者ギルド"パルテノス"』ではありません。
 ! 『サダル』ではありません。

 ! 『光る星』ではありません。
 ! 『話をしよう』ではありません。

 ! 『お兄さん』
   該当キーワードと一致しました。
   データ読み込み中…


(→)

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>120 ブラキウム

「うちの本部にかい? 俺に回すなんていっていどういう……
 いや、これは確かにうちの封蝋だ。ありがとう、ブラキウム」

こくりと頷くと差し出された手紙を受け取る。
急を要するとあるので、その場で開封して内容を確認しようとするだろう。
(122) 2021/04/25(Sun) 23:52:46
ゲイザーは、数秒間己を隠蔽する魔道具を使って星見杯亭の窓から飛び降りた。
(a149) 2021/04/25(Sun) 23:54:04

サダル

「覚えてないも何も、知らないわ」

 淡々とした、変わらない調子で。
 突き飛ばすように言い放つ。

 ――しかし、続く文字列にぴたりと動きを止めて。
 ひとつ、ゆっくりと瞬きをする。

  
データ読み込み中…


「…………。………………、
 …………………………………………覚えてるわ、失礼ね」


 
言いがかりをつけて逃れようとしている。

 真に失礼なのはどっちなのか、火を見るより明らか。

「あんたも死んだのね。
 ――――ところで、星が届いたって何のことかしら」

 星は少女の意思の埒外で還された。
 無意識に、と言い換えてもいい。
 だから、少女には何のことだか本当に分かっていない。
 ところで、話題を逸らして逃れようとしています。失礼。

/*
 の肩書きミス
 正:
N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ
 ニア

ゲイザーは、黒いコートを翻して街を駆ける。外を出て、森の中へと姿を消していく。
(a150) 2021/04/25(Sun) 23:55:36

ルヴァは、手紙を書いて自室のテーブルに置いた。
(a151) 2021/04/25(Sun) 23:56:16

ルヴァは、部屋から出て行った。鍵は掛けていない。
(a152) 2021/04/25(Sun) 23:56:51

ハマルは、貴方の作る食事がここでの楽しみのひとつだった。
(a153) 2021/04/26(Mon) 0:04:47

青年は、どこかを見ている。

ブラキウムは、来客がいるので部屋から出られませんでした。
(a154) 2021/04/26(Mon) 0:05:23

ハマルは、もう一度食べれる事を。願う事しかできない。
(a155) 2021/04/26(Mon) 0:05:42

ハマルは、願いが叶わない事に気付いている。
(a156) 2021/04/26(Mon) 0:07:00

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>121 カウス
本当に観なくて良いのか……………………?


ルヘナ様
だな。
 知らぬ事を知らぬと言って何が悪いのか……。」

こういう事だ。
埋まらぬ溝が、距離感が、僅か心地良い。
それがきっと君へとちょっかいをかける理由だ。

「馬鹿にしてないと言っておろう。
 舐めるでないぞ、ぼくが人を嘲るときは
 もっと
心から馬鹿にする
さ。
 ぼくは君が嫌いではない故な?」

被害妄想かもしれないが
あながち間違ってもいなさそうだ。
(123) 2021/04/26(Mon) 0:08:52
ゲイザーは、呟いた。「さようなら、星見杯亭」
(a157) 2021/04/26(Mon) 0:09:08

ゲイザーは、告げた。「さようなら、レムノス」
(a158) 2021/04/26(Mon) 0:09:23

サダル

「……自分が一体どこから来たか……?
 自分の生まれた場所を忘れちゃったんですか?
 一度死んじゃったからでしょうか?」

影はあなたの言っている意味がよくわからなかった。
影はここが死の先だと思っている。今はただの幽霊で

──このレムノスだけが自分の世界だ。

「気分ですか?とっても元気ですよ」

ああ、でも。

「ぼく、サダルが死ぬのを見てないですし
 あなたからもらった箱あけて遊んでたら
 いつのまにか動けなくなって、死んだだけですし」

──この状態では舞台にあがることができないのでは?

やりたいこと、と言われて。一拍置いて、考える。

「……特訓?」

首を傾げた。それ以外思いつかない。

ゲイザーは、誓う。「全てを敵に回してでも、私は……私は」
(a159) 2021/04/26(Mon) 0:10:28

【人】 宝物庫 カウス

>>123 ルヘナ
うるせーな。見ねーよ。見ねーからな!


恥ずかしげもなく自分に様付けすんな。

 アンタさあ、謙虚さって言葉知らない?
 知らないって言うにも他にも言い方あっただろ!」

やはりあなたにはすぐ噛み付いてしまうらしい。
何せ一度は完全なうにになったのだ。
多少成長しようが変わりようがなかった。

「あーハイハイ!俺はあんたが大っ嫌いだ!
 ……ま、これは美味しいけどね。
 それとこれとは関係ないけど!」

怒りの勢いでミルクティーを飲み干した。
雑に置いた結果、カップと皿がぶつかる音を立てる。
(124) 2021/04/26(Mon) 0:30:20
ルヘナは、カウスとほのぼのしている。
(a160) 2021/04/26(Mon) 0:38:28

カウスは、どこがほのぼのなのかとイラついている。
(a161) 2021/04/26(Mon) 0:39:49

「吾もカウスでほのぼのしたい……」と呟いた。

カウスは、だからどこがほのぼの……なんだ、空耳か。となった。
(a162) 2021/04/26(Mon) 0:43:13

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>124 カウス
ふーん…………………君がそれで良いなら良いが…………。


「謙虚さは美徳とも言うが、
 あれは何と比較しているのだろうな?
 ぼくは気の向くままに生きるのみだ。
 しかして、君、
 数日前のぼくの言葉をしかと覚えているのだな。」

うに美味しい。
嫌われていると思っていたので、
今日君とこうして会話をして、
そうでもないのかもなと認識を僅か改めた。
続く言葉に、

そうでもなくもなかったか………。


また認識を改め直した。

「お粗末様。
 飲食物に罪はない故な。
 素直でよろしい、と。
 …………まだ飲むか?」
(125) 2021/04/26(Mon) 0:47:17
ルヘナは、キファの分までほのぼのしようと思った。
(a163) 2021/04/26(Mon) 0:47:51

【人】 宝物庫 カウス

>>125 ルヘナ
な、何だよ。そう言われるとちょっと気になるだろ………


「知らねーよ。無思慮より美徳なんじゃね──
 は? 何その言い方。
 ムカついたから覚えてただけだけど」

感慨深げに言われるとまた腹が立つ。
少年は今日もうにになった。

「もういい。
 
また明日
、アンタも俺も生きてたら飲んでやる。
 今日はとにかくムカついたから部屋に戻る」

そう、少年は未来の話をした。
すぐに来るはずの、
しかし少年にとって不確定な未来の話。


「ごちそうさん!」

盛大に腹を立てながら立ち上がる。
(126) 2021/04/26(Mon) 1:14:27

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>126 カウス
フ。君のそういうところ、嫌いじゃないさ………。


「ふむ。
 人は幸福な記憶よりも
 怒りや悲しみを強く覚えておくらしい。
 カウス……怒っているのか?」

うにに、何故?みたいな表情を向けた。
こういうところだ。

君が席を立つならば、
君の食器を手にして、片付けの為此方も動く。
君が部屋へ戻るならば、それを見送る。


「………明日、
また明日
か。
 嫌だな、嫌………、期待してしまうだろう……。」


この言葉は、君に届くか届かないか。
どちらにせよ、会話は終えられただろう。
(127) 2021/04/26(Mon) 1:30:27
虚ろの目で辺りを見渡した。声が聞こえている、"覗く"ことができている

キファ

「今のはキファに恋ができるようになって欲しくて言ったんだ。
 だって会ったときから
枯れてたし…………


めちゃくちゃ失礼。


「罪悪感は、
覚えるほどは実はもうなくて。

 そんなことより自分はやりたいことがある。
 キファに恋ができるようになって欲しいんだ、そうじゃないと自分の台本ができあがらない」

「だから、今聞いた。それで答えが今返ってきたならわかる」

「本当に君のことを好きになるのならば、君と恋ができますか? キファ」

ルヘナは、ホワイトボードのペン付近でヘアピンを見つけた。
(a164) 2021/04/26(Mon) 1:34:45

【人】 宝物庫 カウス

>>127 ルヘナ
見てもアンタにだけは絶対感想伝えねーからな!覚えてろ!


「知らない。自分で考えろ!」

まさかこの信条をこんな形で使うとは、
少年も思ってはいなかっただろう。

イラついたまま早足で、
食器の片付けすらあなたにさせて立ち去る少年に、
あなたの言葉が届くはずもない。

しかし元よりそのつもりだ。
期待をさせたくないからこそ、
裏切りたくないからこそ、
少年はこの言葉を使ってこなかった。

明日を望む今の少年だからこそ、
己への期待も多大に込めて、
発することが出来たのだった。
(128) 2021/04/26(Mon) 1:42:01
ゲイザーは、あそこのルヘナさんとカウスさん、なんでアンカーでも仲良く喧嘩しているんですか?な電波を出している。
(a165) 2021/04/26(Mon) 1:45:24

ルヘナは、血濡れた十字のヘアピンを手に取るか、悩んでいる。
(a166) 2021/04/26(Mon) 1:53:50

 二ア

あ、二アだ……………………。


少しツンツンしていて冷たい顔をしていて、
その上失礼を思わせるような態度をとっているのに
丁寧な口調で胸をときめかすような可憐な少女の声。

『あ 』

もしかしたら聞かれたくないかもしれないが何も言わないのは彼女に悪いと思い、こっそりと
赤にも似たピンク色の星
を二アへと渡し耳を澄ませて欲しいと文字で伝えた。

〜♪〜♪〜 ♪〜 ♪〜〜〜♪ 〜♪〜〜♪〜 〜♪♪〜〜 〜〜♪♪〜 〜〜♪〜


そして聞き終わる前にそっと文字を渡した

『それを聞いたとき 怒ることと言えば 人を傷つけると手が痛くなるんだよとか言えるんだけど 二アがストレス発散の為に別の方法をとらなかっただけでかなり救われたとか 人を殺す犯人の協力者だった時点で 多分もう人間失格だから 自分の意見は是非参考にしないで欲しい』

設定だとしても人殺しでよかった、体を売ったり薬に逃げたりしてヤケクソになってしまう二アの姿の方が嫌だったと告げる。
自分では助けられなかったがそれをしてくれた人間が居ることを知っているため内心安心しているらしい。

キューは、「アンタ>>a166が持って行きな」という電波を受信したが、よく分からなかった。
(a167) 2021/04/26(Mon) 2:00:05

自分の前髪に触れた、あの髪留めは一つ川に流された

【人】 黒い羊 ハマル

>>112 ラサルハグ
 [ぴたり][駆け回っていた足を止める]

 [ハマルは貴方を
警戒している
]
 [けれどそのままにしておく程、冷酷でもなかった]

「……ラサルハグ。何をしている?
 具合が悪いか?ハマルが手伝うか?」

 [声を掛けながら貴方へ近づく]
(129) 2021/04/26(Mon) 2:03:33
もうあの舞台に向かうことができない

【人】 人形 ラサルハグ

>>129 ハマル

 呼びかけに緩慢に頭を上げた。
 少年の視線がこの数日で変わったことなど、
 まったく気にも留めず。

「こんにちは、ハマル」

 あなたを認識すればいつものラサルハグだ。
 よく知るものでなければ変化に気づけない、
 感情の振り幅の小さな。

「具合は、悪くない。依頼品を運んでいる。
 そう、運んで…………」

 俯けば、長い髪が表情を隠す。

「サダルはどこに住んでいるのだったか。
 彼を待たせてしまっている」

 サダルの死が会議場で明らかになったことは、
 関係者であれば知っていることなのに、
 まるで生きた彼を探すような口ぶりでいう。
 平坦なその声に、感情は伺えなかったろう。
(130) 2021/04/26(Mon) 2:15:08

【人】 そこにしか居ない ルヘナ

>>128 カウス
原稿用紙、用意しておくからな。


君の背中を見つめて、
暫くはその場でぼんやりとしていた。


 君に期待をしても、良いのか。
 裏切られないだろうか。
 ……自分を置いていかないだろうか。


そんなことを考えて、
     「……一人で生きるって、決めたのにな。意志が弱いな。」

小さく言葉を吐いて、君の席を片付け始めるだろう。
(131) 2021/04/26(Mon) 2:21:11

【人】 黒い羊 ハマル

>>130 ラサルハグ
 [ハマルはラサルハグという青年とあまり交流がなかった]
 [ギルドに納品する事があったかもしれないが、]
 [それはハマルの担当ではなかった]
 [故に、小さな変化には気付けない]

 [ただ、様子がどこかおかしい事は感じ取っていた]

『先日から、何かに洗脳されたようにおかしくなった。』


 [その言葉を思い出す]

「……サダルはいないぞ。死んでしまった」

 [口に出す][彼の死に再び、向き合う]
 [凪いだ金が貴方を見上げる]
 [
夕暮れ
のカーテンの向こう、垣間見える
を見る]

「それはサダルに依頼されていたのか?」

 [彼は貴方に何を頼んだのだろう]
(132) 2021/04/26(Mon) 2:37:02
ゲイザーは、自分の中にある苦しい≠隠した。
(a168) 2021/04/26(Mon) 9:41:57

【人】 人形 ラサルハグ

>>132 ハマル

「……そう、だったな」

 指摘を受けても無機質な男に変化は見えない。

「『スクリプト』は自身の用意した台本に殺された。
自分自身を殺すために彼が求めたものはもし望むものがいれば俺は
違う"俺は"考える必要がないそれは
/*Role『Sorcerer』*/
の役割じゃない」



 操り人形に結ばせた糸を強く引いたように、
 ぐわんと頭が引き上がる。

 変わらぬ顔の青の瞳は波紋ひとつなく、金を見つめた。

「そうか。サダルに羊を見せたのはあなたか」

 
『ハマルに牧場を見せてもらったら羊に囲まれたくなりました』

 彼の筆跡が脳裏によぎる。

 ギフト袋のひとつを手に取りリボンを解く。
 羊のぬいぐるみが顔を覗かせた。
 抱えられる程度の大きすぎず小さすぎないもの。

「そう、これは彼からの依頼で。
 あなたは彼と親しかったのか」
(133) 2021/04/26(Mon) 9:43:20
サダル

「……ぁ、」

 
から響く声を聞いて。
 
ついでに設定という言葉も手伝って。


 
――こんな風になりたかったわけじゃないのに。


 穴に飛び込んだ兎がほんの一瞬、顔を出したけれど、
 ひとつの瞬きの間にどこかへ隠れた。

「…………体を売っていた方が、まだマシだったわ。
 薬に逃げていた方が、何倍も良かった」

 あとに残ったのは、
 この世界で生まれた村人と、罪の意識だけ。

「――わたしが殺さなければ、
 あの人たちは、生きていられたもの」

シトゥラ
 ……きっと、青年と一番槍だった彼女の間に起こった、
 何もかもが終わったあとになってから。


 睫毛が震え、両の瞼が持ち上がる。
 露わになった薄紫の瞳が、たったひとりの姿を探して。

「……シトゥラ?」

 /*
 場所や時間はよきようにお願いします…

 ニア

「………ニア、」

青年は、振り返る。
倒れている人物をそこに残して彼女の元へ戻った。
一歩、二歩近付いて、彼女の前に膝をつく。

「ニア。」

彼女が、目を開けている。瞳を、開いている。
以前と変わらない姿で。

青年は手を伸ばして少女の首筋を撫でた。
ナイフで付けられた歪な印は、青年の手によるもの。
少女が命を散らしたその原因も、この青年にある。

      「こんな、ひどい女の手を引くのは、嫌かしら」
 

彼女の言葉を、思い出した。

【人】 壊れた時報 キュー


「カンカンカーン!! カンカンカーン!!」


 「
アサゲのジカン
でし!!!」


(134) 2021/04/26(Mon) 12:00:10
キューは、昼餉の時間に触れ回った。
(a169) 2021/04/26(Mon) 12:00:24

流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。
(a170) 2021/04/26(Mon) 12:03:43

ラサルハグ

 キファは薄ら寒いものを覚えた。
 頼み込むというより、使役するかのような感覚。
 彼とはあまり話をしたことがない。
 でもキファの知っている彼はもっと、

「……ああ、頼む」

 でも、それが彼を留める理由になりはしない。
 手繰り寄せた一本の希望。
 それを頼りに、キファはあなたを見送るのだった。

 ……手土産? そんなこと、キファは知る由もない。

サダルをビンタしようかと思った。

まだまだピチピチのチョベリグである。

ブラキウムは、チョベリグって何だろう? と思いました。
(a171) 2021/04/26(Mon) 12:25:47

ヌンキは、部屋を出た。
(a172) 2021/04/26(Mon) 12:35:20

サダル

「……では、吾に接吻してみよ」

 突然の提案。
 それから、キファはさらりと言ってのける。

「くふ、これも冗談だ。
 答えは、”わからぬ”。
 今や吾の心は、容易には動じぬ。

 ……だから。身で、心で、
 もう一度吾に恋を教授してみよ。
 吾に”死の先”がうんと幸福なものであることを、
 教授してみせよ。 

 何よりも熱く愛おしい恋物語を、
 おまえ自身の手で紡げ」

壊れた時報 キューは、メモを貼った。
(a173) 2021/04/26(Mon) 12:40:09

ラサルハグは、ヌンキを、
(a174) 2021/04/26(Mon) 13:17:32

ラサルハグは、ヌンキを   ──────?
(a175) 2021/04/26(Mon) 13:17:49

ラサルハグは、ヌンキの部屋を探している。
(a176) 2021/04/26(Mon) 13:18:07

【人】 人形 ラサルハグ

>>ヌンキの部屋の前

 ヌンキの部屋の前、扉をノックする。反応はない。
 入れ違いに彼は部屋を出た後だった。>>a172
 
 扉の隙間、手紙を挟む。
 手紙にはこう書かれている。
 
『吾は見つからない。諦めろ。
 だが気に病むことはない。
 見えなくったって、吾は此処にいる』

 
 最後の一文が欠けていることを除けば、
 そっくりそのままキファから聞いた内容 >>+72
 記したものだ。
 
 それからヌンキとよく似た愛らしい人形を、
 バランスをとってドアノブに座らせた。
 扉に背をもたれ、ドアノブに足をかけられる。
 そのくらいの大きさだ。
 
 人形は『ひとり』を慰めてくれる。
 しかしその題材に彼本人を選んだ理由は、その悪趣味さは、
 ラサルハグもわかっていない。
 
『人形ではない』
という言葉が印象深く残ったからだろうか。
(135) 2021/04/26(Mon) 13:29:11
ヌンキは、厨房にいる
(a177) 2021/04/26(Mon) 13:35:35

ヌンキは、厨房での聞き込みをし、話にならないと思った。
(a178) 2021/04/26(Mon) 13:35:55

ヌンキは、キファの部屋の前に移動した。
(a179) 2021/04/26(Mon) 13:37:07

ラサルハグは、宿を出ていく。ぼんやりしている。
(a180) 2021/04/26(Mon) 13:37:14

ヌンキは、キファを探している。
(a181) 2021/04/26(Mon) 13:37:48

ヌンキは、キファを探して―――
(a182) 2021/04/26(Mon) 13:39:06

ヌンキは、キファを―――
(a183) 2021/04/26(Mon) 13:39:43

カウスは、ちょっと面白い°C分の箱を開いた。
(a184) 2021/04/26(Mon) 13:41:01

カウスは、笑っている。
(a185) 2021/04/26(Mon) 13:52:26

【人】 流星の騎士 ヌンキ

宿も、街も、森も。
全部探した、それでもキファは見つからない。

わずかに寝て回復した体力もだんだんとすり減る。
流石に二度倒れるわけにいかない、運んでくれた人の厚意を無駄にする。
そう思い直して宿に戻った。

それに、情報も整理しなければ。
そんな風に思いながら一度部屋に戻ろうと向かった時のことだ。

ドアのところに何かが置かれている。

「…………っ?!」

誰に言われないでも分かる。
これは。

ヌンキ自身を象った人形だ。


身体が震えた。
こんな物を作れるのは一人しか居ない。
でも、なんで?

何故彼がこんなものを作る?
俺になにか恨みでも?


…………心当たりがないわけではないが、そういう事をする男だろうか、彼は。

ふいに、扉の隙間に手紙のようなものが挟まっているのに気づいた。
(136) 2021/04/26(Mon) 14:01:53

【人】 人形 ラサルハグ

「?」

(?)

(137) 2021/04/26(Mon) 14:03:01
ラサルハグは、なにかを感じ取った。
(a186) 2021/04/26(Mon) 14:03:08

シトゥラ

 薄紫は、歪に澄んでいる。
 少女の目に映るのはひとりだけ。

 彼の向こう、倒れ伏す彼女に、身に負う罪に。
 現状に、過去に、
未来に、
世界のあり方に、
自分の正体に。

 あらゆるものに目を瞑って――
 ただ、餓えたままの心だけがその身体を動かす。

「…………、」

 腕を持ち上げ、そっと青年の衣服に指をかけて。
 首元の痕がそこにあるかを確かめる。

ブラキウムは、悲しい°C分になりました。
(a187) 2021/04/26(Mon) 14:17:12

ブラキウムは、みんなを守りたいのです。
(a188) 2021/04/26(Mon) 14:18:02

ブラキウムは、その方法をようやく見つけたのです。
(a189) 2021/04/26(Mon) 14:18:23

ブラキウムは、変わってなんかいません
(a190) 2021/04/26(Mon) 14:19:19

ブラキウムは、ブラキウムは、
(a191) 2021/04/26(Mon) 14:19:47

ブラキウムは、今も昔も人のために在ります。
(a192) 2021/04/26(Mon) 14:21:53

人形 ラサルハグ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 14:29:22

流星の騎士 ヌンキ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 14:41:02

カウスは、奪う者だ。
(a193) 2021/04/26(Mon) 14:44:26

人形 ラサルハグ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 14:44:37

カウスは、そうして生きてきた。
(a194) 2021/04/26(Mon) 14:44:45

カウスは、そうでないと、生きられなかった。
(a195) 2021/04/26(Mon) 14:44:58

カウスは、だから、嗤っている。
(a196) 2021/04/26(Mon) 14:45:35

宝物庫 カウス(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 14:49:03

流星の騎士 ヌンキ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 15:01:00

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>136

「―――――――――――――!!」

手紙を読んだ。

文を読めばそれが誰の言葉なのかすぐにわかる。
自分のことを吾という人など、俺は一人しか知らないから。

でも。

「筆跡が……キファではない、な」

人形を作ったのはラサルハグだとしても、手紙をよこしたのは彼ではないかもしれない。
誰かから依頼を受けたのかも。

でも、だれがそんな事をする?


キファのいいそうなことを知っている人間と仮定するならば、様子が一変した町の人間ではないはずだ。
この会議に参加している誰か。

それしかありえない。

「…………」

どの道、ラサルハグに詳しく聞いてみるしか無いだろう。

「気が重いな……」

できればあまり、関わりたくなかった。
(138) 2021/04/26(Mon) 15:06:33
ブラキウムは、どうして悲しいのかわかりません。
(a197) 2021/04/26(Mon) 15:17:18

ヌンキは、人形と手紙を手に踵を返した。
(a198) 2021/04/26(Mon) 15:19:19

ヌンキは、ラサルハグを探している。
(a199) 2021/04/26(Mon) 15:21:13

カウスは、自分の甘さをよく知っている。
(a200) 2021/04/26(Mon) 15:53:14

カウスは、もう、前の自分ではいられない。
(a201) 2021/04/26(Mon) 15:54:51

【人】 人形 ラサルハグ

>>ヌンキ宛置きレス

 ラサルハグは会議場にいる。

 人もまばらな中で、
 椅子に腰掛けなにもしていない。

 
(139) 2021/04/26(Mon) 16:12:11

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>139 ラサルハグ

右手に手紙。
左手に自分を象った人形を手に、俺はずっと探していたキファではない、ラサルハグを探して館の中を彷徨い会議場に入ると目的の人物はそこにいた。
椅子に腰掛けすらしない貴方を不思議に思いながらも近づいていく。

「ラサルハグ、ちょっといいかな」

普通に声が届く範囲まで近づいて、そう声をかけるだろう。
(140) 2021/04/26(Mon) 16:18:53
キューは、ザザ……ノイズ音を聞いた気がした。それだけ。
(a202) 2021/04/26(Mon) 17:06:06

貴方の為の料理人 ゲイザーは、メモを貼った。
(a203) 2021/04/26(Mon) 17:11:01

貴方の為の料理人 ゲイザーは、メモを貼った。
(a204) 2021/04/26(Mon) 17:14:01

【人】 人形 ラサルハグ

>>140 ヌンキ

 あなたがラサルハグを見つけたとき、
 椅子の前で人形みたいに棒立ちする姿を見つけたろう。
 さながら柳の木の下の幽霊。
 
 声をかけられれば、ゆっくりと頭を上げて、
 「どうした」と尋ね返す。
 
 手紙も人形も視界に入れておきながら
 自分から触れることもなく。
(141) 2021/04/26(Mon) 17:28:35

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>141 ラサルハグ

「座らないのかい?」

立ち尽くした様子を指摘し、手を伸ばせば届くくらいの場所まで近づいた。
答えがあろうとなかろうと、要件を話し出すだろう。
両の手に握った手紙と人形を貴方の前に見えるようにして。

「俺の部屋にこれが届けられていた。
 ……この人形を作ったのは君だろう?
 手紙の差出人が知りたい。教えてくれないか」
(142) 2021/04/26(Mon) 17:46:07
 ヘイズ
「ヘイズ……? 何を言っているんだ、まだ気づいて―――」

気づいてない?
ここが本当に死の先だと信じて疑わない存在がいる。
少なくとも自分はおかしなほどに生きていた裏方のサダルと今のサダルは生まれ変わったように違うと思い込んでいる。

「特訓なんて、他にも……できることはあるかもしれないのに。相変わらず真面目だな」

ドクドクと心臓が鼓動する音がどこかから聞こえる。
この気味の悪さと不安は目の前の子役から与えられた恐怖とはまた別のものだ。
ここは一体誰の"台本"なんだ……
♪〜♪〜〜 ♪♪ ♪〜〜♪〜 〜♪ ♪♪〜〜 〜♪〜♪〜 〜〜♪〜♪ ♪♪ 〜〜 ♪♪〜〜♪  


 ヘイズ
「ヘイズはいつも通り、なら特訓の続きをやろうか。
 ……みんなが来るまで。
 基礎はまだまだだったからね。
 星の練習をしてもいいけれど……
 体力がついてからだ、それは。じゃあいつでもいいからさ

 準備運動してから走り込みで宿の周り10周
 水分補給したら発声練習。
 あ、いやヘイズは発声の前に脱力から。
 脱力とリップロールを10分。発声もそのあと10分したら休憩
 そして演技をしないで……外郎売りでも読んでいて。
 多分小一時間で終わるよ、走り込みで死ななければ」

運動部かな。
サダルは子役には演技をしない時間が必要だと思っている。
だけど子役は子役をしようとしかいつもしていない。
それが少し、ヘイズの時間がもったいないと感じてしまったのだ。

【人】 人形 ラサルハグ

>>142 ヌンキ

「ああ、俺だ。
 手紙を書いたのも、あなたの部屋に届けたのも」

 差し出された贈り物を一瞥して、
 なんら動じる様子はない。

「代筆を望まれたから。
 人形は…………?
 あなたへの慰めに。
 人形は、人がどのような感情を持とうと、
 笑い健やかであるから」

 その言葉をまともに受け取るならば、
 失踪の前に記した手紙と、
 それから作成した人形と受け取るだろうか。
 死者の姿が見えるなど、
 ラサルハグから打ち明けることはない。
(143) 2021/04/26(Mon) 17:59:03
二ア

『人は誰でも死ぬ存在だよ それが早かったか遅かっただけ
 台本に狂わされた誰かは 救いの道もあれば救われない道もある
 まだ物語は終わっていない 紡がれ続けている
 ここは新しい物語の世界だと信じている』

『二ア 自分はね
 二アが苦しむ姿を見たい存在じゃないんだよ』

同時に救いを与えられる存在でもないのだろうと思っている。
それでも、サダルは二アに伝えたい言葉がある。

『君たちは優しいと 自分を評価してくれる
 でも寂しがりは 優しさをわけあたえるだけが目的じゃない』

『すべて自分の為といいながら好意をもらおうとしながら その殻に閉じこもっているだけ』

『二アは優しい 誰かを愛することができて 求めることができて
 助けて欲しいって言うことができていて』

『否定したくてもできなくなってしまった人間よりよっぽど"どの世界"にも求められている』

これはね、二アに対するえこひいきだ。とサダルは笑った


二ア
くしゅっ、と、くしゃみをすれば本当に風邪がひけそうだと
流石に服を絞り最低限の動きができるように身なりをととのえる。
♪〜♪〜〜 ♪♪ ♪〜〜♪〜 〜♪ ♪〜〜〜 〜〜 ♪♪〜♪〜 〜〜〜〜 ♪♪〜♪〜 ♪♪〜♪ 〜♪♪〜〜 ♪♪〜〜♪ ♪♪〜

サダルはふと、どこかに意識をとられるようにぼんやりと目をうつろにさせた。
髪から垂れるしずくを眺め続けていたが
首を横に振れば乱雑に頭をタオルで拭いている。
目の前の二アをぬらすわけにいかないからだ

 キファ
「できるよ」
 
今の自分は役者だ

 サダルは顔を近づけると、とてもあっさりと唇を触れさせた。
 キファが動かなければ離される口付け。
 その瞬間に言葉では決して伝わらないものが、
 星のように淡く光り落ちていった

「キファが恋を覚えるために」

「……、……
 君のとなりに誰かがいても、
 自分のとなりに誰かがいても、傍に居させて欲しい。
 君と二人の台本をみたい気持ちは変わらない」
 
本当の恋だってできる

 ここは死の先なんかじゃないと重ねたかった。
 他のなによりも前なのかもしれないことを、
 キファは本当にわかっているのだろうか。
 それとも、そんなことを気にすることでもないのか。
 それでも、与えられたものを取り戻す必要があった

「……これを言うのにこんなに時間がかかってしまうなんて、
 やっぱり恋というのは恥ずかしいね。キファ」

ブラキウムは、力を振り絞りました。
(a205) 2021/04/26(Mon) 18:39:27

ブラキウムは、重い足を懸命に動かします。
(a206) 2021/04/26(Mon) 18:40:12

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>143 ラサルハグ

「代筆?
 …………誰にかな」

こんな事を頼む人に検討もつかない。
まさかキファ自身がこんな事を言うなんて思わない。
死者の姿を見て、声を聞くことができるなど思いもしないのだから。

「それに慰めってのはどういう意味なのかな。
 俺が、サダルやヘイズが死んで、キファがいなくなってしまったから悲しんでいると……そう思ってということかい?」

言われて人形に目を落とした。
お前は人形だと。
そう言われている気がして、とても、慰められている気にはならない。
(144) 2021/04/26(Mon) 19:03:07
カウスは、力で捩じ伏せる。
(a207) 2021/04/26(Mon) 19:18:08

サダル

「なんの話ですか?」と、首を傾げてあなたを見上げるのは
ただただ子どもの無垢な瞳だった。
気付いていないとも、そもそも知らないとも見える様子。

影はここでは生前の様子と何も変わらない。

「……真面目というよりは
 今のぼくに他にできることがありません。
 あなた以外誰にも認識されず、物にも触れられない。

 死の先というのは意外とつまらないんですね
 こんなところでも舞台に立つことはできるのか
 特訓する意味はあるのか、わかりませんけど

 まあ、何もしないよりは、いいです」

ただ、ひとりでなくてよかったと
あなたの心情など知らず、淡々と語る。


カウスは、震える吐息に気付かない。
(a208) 2021/04/26(Mon) 19:21:29

サダル

「……………」


そして、運動部のような
特訓メニューを聞いて一瞬固まった。

「それを全部やったら……
覚醒
、できますか……?」

ギルドでもそこまでやったことない気がする。
そもそも才能があった故か
せずとも済んでいたのかもしれなかった。無情。

「星の練習は、したいですね。
 ぼくがやるとなんか、黒い星ができるんですよ……

 
よし、じゃあ、これからがんばりますっ!


いつでもいい?今でしょ!と
言わんばかりに準備運動が始まったのだった。

ブラキウムは、床に背を打ち付けました。
(a209) 2021/04/26(Mon) 19:25:40

ここが死の先だと信じて疑わない。

ブラキウムは、囁きを聞きました。
(a210) 2021/04/26(Mon) 19:28:01

知らない。

ルヴァは、(カウスちゃんも何やってんの💢💢💢💢💢)(泣いてるが!?!?)
(a211) 2021/04/26(Mon) 19:28:42

ルヴァは、泣きすぎて独り言ミスった。
(a212) 2021/04/26(Mon) 19:29:25

ゲイザーは、(ちょっとルヴァさん!私という加害者がいながらいったいどこの誰のほう見てるんですか!!)
(a213) 2021/04/26(Mon) 19:34:27

【人】 人形 ラサルハグ

>>144 ヌンキ

「キファから。親しい間柄ではないのか?」

 まさかのキファからだ。
 平然とした顔で尋ねる様子に嫌味も揶揄もない。
 ──第三者が見る限りでは。

「用意してる間に姿は見えなくなったから
 忙しくしていたかもしれない」

 言葉に嘘偽りはない。
 ラサルハグは常に死者が見えるわけではない。
 目の前にいたと思えば不意に認識外へ移行し、
 また唐突に視界に移る。
 そして
一連の挙動に違和感を持つこともない。

 
代弁する言葉はシステムから悪意の干渉を受ける。


「人形は嫌いか。ならば悪かった。
 あなたと先の二人の関係は知らないが、
 やはりキファとは親しかったのだろう。

 俺は親しい人と別れた時、人形になりたかった。
 だから……────?」

 だからといって『悲しむ本人』を模すなど
 まずありえない。
 あなたが苛立っていることに気づきながら、
 その原因の一端であると思いもしないようだ。
(145) 2021/04/26(Mon) 19:35:35
人形 ラサルハグ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 19:36:09

壊れた時報 キュー(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 19:37:51

宝物庫 カウス(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 19:40:26

ゲイザーは、頭に響く声を無視した。悲しい=B苦しい=B分からない=B
(a214) 2021/04/26(Mon) 19:42:31

ルヴァにドンマイを送った

"舞台"が見えている

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>145 ラサルハグ

「……キファから、だって?!」

心のどこかで、キファはもうこの世にはいないものだと思っていた。
それでもどこかからひょっこり出てくるのではと思いたかった。
死していたとしても、せめて遺体をみつけてあげたかった。
サダルの傍に連れて行ってあげたかった。

だけど、キファからの伝言だと、この男は言う。

「キファは、キファは生きてるっていうんだな?
 どこに行ったか知らないかな。
 会いたいんだ、例え探してもいないと言われたって」

伝言を預かったということは生きてるということだ。
何らかの理由があるのかもしれないが、彼女は俺に会いたくないらしい。
もしかするとサダルにも。

だけど、会って話したい。
一度だけでもいいから。

貴方の肩を掴むようにして、問うた。

「人形は別に嫌いじゃない。俺がいいたいのはそういうことじゃなくて……ああ、もう!
 それはいいから、キファのことを教えてくれないか!」
(146) 2021/04/26(Mon) 19:45:25
ブラキウムは、声を上げて泣き出しました。
(a215) 2021/04/26(Mon) 19:47:41

ブラキウムは、生まれて初めての絶望≠ェ苦しくて仕方ありません。
(a216) 2021/04/26(Mon) 19:48:50

貪食 ブラキウムは、メモを貼った。
(a217) 2021/04/26(Mon) 19:51:18

カウスは、悪役である。
(a218) 2021/04/26(Mon) 20:02:40

カウスは、絶望≠見下ろしている。
(a219) 2021/04/26(Mon) 20:03:17

【人】 人形 ラサルハグ

>>146 ヌンキ

「知らない。俺が頼まれたのは言伝までだ」

 必死な感情を無碍にする、冷たい答えだ。

 ラサルハグは、キファの生死を知らない。
 キファの居場所を知らない。
 キファがヌンキへ向ける想いを知らない。

「『諦めろ』。
 それが彼女のことばだ」

 人形は言われたことしかできない。
(147) 2021/04/26(Mon) 20:06:23
ブラキウムは、責任≠見上げています。
(a220) 2021/04/26(Mon) 20:07:21

人形 ラサルハグは、メモを貼った。
(a221) 2021/04/26(Mon) 20:07:53

星集め メレフ(匿名)は、メモを貼った。
2021/04/26(Mon) 20:10:21

ルヴァは、   =B
(a222) 2021/04/26(Mon) 20:22:45

ルヴァは、   =B
(a223) 2021/04/26(Mon) 20:22:50

ルヴァは、   =B
(a224) 2021/04/26(Mon) 20:22:54

ルヴァは、   =B
(a225) 2021/04/26(Mon) 20:23:00

ルヴァは、   =B
(a226) 2021/04/26(Mon) 20:23:04

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>147 ラサルハグ

「……っ、」

頼むよ、と続けようとしたが言葉を失った。

諦めろと。

それほどまでに拒絶するなにかが、彼女にできてしまったということだろう。
サダルを、護ることができなかったからだろうか?
考えても考えても、それくらいしか出てこない。

気がつけば手紙を握りしめていて、ぐしゃぐしゃになっていた。

「そうか……すまなかった」

ふぅ、と大きく息をついてあなたの肩から手を離す。
うつむき加減に貴方をちらりと見たが、表情のなさに何も読み取ることはできない。

彼は、貴方のどこが好きなのだろう。

ふとそんな言葉が頭をよぎったが、言ってはならないことだと頭を振った。
(148) 2021/04/26(Mon) 20:24:57
宝物庫 カウスは、メモを貼った。
(a227) 2021/04/26(Mon) 20:27:11

そこにしか居ない ルヘナは、メモを貼った。
(a228) 2021/04/26(Mon) 20:29:40

【人】 人形 ラサルハグ

>>148 ヌンキ

 人形は頷く。
 先の件も今のあなたも気にした様子はなさそうだ。

 人ならば、心配することばのひとつはかけたろうに。

 ラサルハグはこの数日でシステムの干渉を大きく受けた。
 『サルガス』の意思の片鱗のもと、行動した。
 その結果として今のラサルハグに個人としての意思は、
 ほとんど見受けられない。

 ──強く感情を揺さぶる『ひと』の名でも
   出されない限りは。
(149) 2021/04/26(Mon) 20:36:33
 ニア

少女の白い指先が首の傷を辿る。
自分のした行動をなぞるような仕草に首を傾げた。
ニアは、誰かと同じ行動を選ぶことは少ない。

「──ニア?」

“なにか”に霞む紫を見下ろして、青年は名を呼ぶ。
少女の首から指を離し、頬を辿る。
青年が、いつも──口付けの前にする動作。
少女の瞳が下りたなら、許される合図。

彼女はいつも、言葉で答えを与えてくれないから。

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>149 ラサルハグ

「…………。君のほうが、俺よりよほど”人形”みたいだ」

いつも父の命を、人の指示を聞く動く人形だと。
そんな風に人に言われていた。
自分の意志など必要なかった。

そう、目の前の貴方のように。

メレフ
は、俺に愛する権利も愛される権利も教えてくれたよ。
 ……君は、彼に答えることができているのかな」

これが同族嫌悪というやつなのだろうか?
少しだけ、言葉をかけてみる気になった。

――それは、悪趣味な人形の礼なのかもしれない。
(150) 2021/04/26(Mon) 20:42:14
ゲイザーは、ルヴァの唇に口づけを落とした。
(a229) 2021/04/26(Mon) 20:49:37

ゲイザーは、気分を奪い取ることができない。
(a230) 2021/04/26(Mon) 20:49:48

ゲイザーは、何も分からなかった。
(a231) 2021/04/26(Mon) 20:50:01

ルヴァは、動かない。
(a232) 2021/04/26(Mon) 20:53:18

ゲイザーは、森から離れて街を目指した。
(a233) 2021/04/26(Mon) 21:10:13

ルヴァは、森の中に置いて行かれたまま。
(a234) 2021/04/26(Mon) 21:19:16

【人】 人形 ラサルハグ

>>150 ヌンキ

 人形と揶揄されても「そうか」と肯定するだけであるが、
 続いて出された名に、はじめて意思をもった瞳が、
 あなたに向けられた。

「どういう……」

 メレフとの付き合いは長い。
 彼が
いくら軽薄で軟派な男
であったとしても、
 
これ身内匂わせ+気安い関係だから使える暴言っていうあたしの萌えポイント

 『愛』なんて気安く振りまく男に思えなかった。
 
思いたくなかった。


「あなたは、彼と関係をもったということか?」

 声は静かながら語調は強い。
 胸に渦巻くものが怒りか落胆か、あるいはその両方か。
 経験の少ない身は振り回されるしかできない。

「メレフとなにがあった。
 いいや、彼の方からしたということか……。
 答えてくれ、ヌンキ」
(151) 2021/04/26(Mon) 21:21:12
ラサルハグは、薬指に指輪をつけている。
(a235) 2021/04/26(Mon) 21:22:52

ハマルは、ゲイザーの作ったハマルのためのご馳走を口にしていた。
(a236) 2021/04/26(Mon) 21:23:22

ハマルは、誰かと一緒に食べたかった。
(a237) 2021/04/26(Mon) 21:24:08

メレフは、ハマルとヌンキに「まだ空けられない」手紙を送った。
(a238) 2021/04/26(Mon) 21:28:35

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>151 ラサルハグ

「……やっとこっちを見た」

そうだろう、そうでなくては。
自分がキファの名前に揺さぶられるように
彼もメレフの名前で揺さぶられてくれなくては

でなければ、自分が
デッドラインを一歩踏み出す意味がない。


「なんでそんな事教えなくちゃならないかな。
 俺だってあまり言いたくない事のひとつやふたつくらいある。
 それとも……
 
君は、彼のことを何も信用してはないということかい?


 まぁ……君がキファのこともう少し詳しく教えてくれるなら、教えてもいいけど」

真剣な目を貴方へ向けた。
(152) 2021/04/26(Mon) 21:30:02
メレフは、その手紙に「自分が死んだら開けてくれ」と差出人欄の名前と共に書き添えている。
(a239) 2021/04/26(Mon) 21:30:52

【人】 黒い羊 ハマル

>>133 ラサルハグ
 [ピャッ][少しだけ肩が跳ねた]
 [しかしすぐに貴方の青を見つめ返す]

「そうだ。ハマルはサダルに家族たちを見せた」

 [解かれる]
 [ひょこり][顔を覗かせたのは]

「……あ」

『ラサルハグに頼もうかな ひつじのぬいぐるみ ちょっとだけ 離れがたくなってきた』
『!! ハマルもひつじのぬいぐるみが欲しい。
毛を持っていったら、ラサルハグは作ってくれるだろうか……?』


 [ほんの2、3日前のこと][羊と戯れた後の会話を思い出す]
 [程よい大きさの羊をじっと見つめる]

「そうだ。
 ハマルはサダルと友達だ。親しかったぞ。
 ……ラサルハグは、親しかったのか?」
(153) 2021/04/26(Mon) 21:32:02
ゲイザーは、街に戻ってきた。
(a240) 2021/04/26(Mon) 21:33:29

ゲイザーは、街の中を隠れるように歩く。
(a241) 2021/04/26(Mon) 21:33:42

サダル

 少女の小さな唇が、塞がれる。

 
「──馬鹿みたいだ」
 
 

サダル

「……馬鹿みたいだ。吾を幾つだと思っている?
 こんな、年端も行かぬ少女みたいに、キスひとつで」

 恨みごとを放つその間際。
 少女の頬を、熱い、熱い涙がこぼれ落ちる。
 大粒の涙がこぼれ落ちる。

「こんな、甘ったるいラヴストーリーみたいなキスひとつで!」


 →

サダル
(ニアの『ニ』が漢数字の二になってるわよ…!)


「……知ってるわ」

 そっぽを向いて、つんと澄まして。
 いつもの態度を装いながら、慣れないことを口にする。
 ――今なら、ちょっとだけ。素直になってあげてもいい。

「あんたがわたしの味方だってことくらい、とっくに。
 ……寂しがりなのは今、知ったけれど」

 それに、あんたわたしに特別甘すぎると思うわ。
 呆れたようにそう言って、寂しがりは自身の殻を少し破る。

 腕を持ち上げ、タオルに手を伸ばした。
 自分のとよく似た黒髪を拭いてやろうと思って。

(→)

ブラキウムは、誰かに慰められた気がしました。
(a242) 2021/04/26(Mon) 21:40:52

ゲイザーは、なりふり構わず逃げ出した。
(a243) 2021/04/26(Mon) 21:41:58

ゲイザーは、人々に噂される。「……、…………、……」
(a244) 2021/04/26(Mon) 21:42:39

サダル

 逢瀬を交わして、手を繋いで。
 そんな長ったらしい時間は必要ない。
 少女の熱を呼び覚ますのも、
 彼女を人間としての心の形に引き摺り落とすのも。

 たった、キスひとつで十分なのだ。

「──あ、あ……!
 なんでこんなに、切なくて胸が熱くなる?
 吾はまたおかしくなってしまったのか?」

 サダルの胸に顔を押し当てる。

「いや、違う──」

 
だって。だってあなたに恋をしていた。

 
例え造られたものでも、あの気持ちは嘘じゃない!


 →

ゲイザーは、視線の雨に晒される。
(a245) 2021/04/26(Mon) 21:43:06

ブラキウムは、守れませんでした。
(a246) 2021/04/26(Mon) 21:44:25

ブラキウムは、“また”守れませんでした。
(a247) 2021/04/26(Mon) 21:44:54

ゲイザーは、走る、走る。
(a248) 2021/04/26(Mon) 21:46:19

ブラキウムは、あの視線から彼女を守りたかっただけなのです。
(a249) 2021/04/26(Mon) 21:46:25

ゲイザーは、もう好きな人を連れ出すどころじゃない。
(a250) 2021/04/26(Mon) 21:46:33

サダル

 避けられなければ髪を拭いてやる。
 きっとその動きは、拙い。

「わたし、優しくなんてないわ。
 優しいっていうのは、あんたみたいなひとのことを言うのよ」

 ひとり、ぽつんと座っている女の子を気にかけて。
 会議の内容をまとめた資料を作ってやって。
 抱えているものはないかと、話しやすいように呼び出して。

 そういう優しさが大嫌いで、疎ましくて、
 ……けれどたしかに、嬉しかった。嬉しいから、遠ざけた。

「どんな場所でだって、求められるわ。
 ……だから、嫌いなのよ」

ブラキウムは、みんなが好きですから。
(a251) 2021/04/26(Mon) 21:47:09

ゲイザーは、小さな箱を落とした。
(a252) 2021/04/26(Mon) 21:47:33

ルヴァは、森から連れ出された。
(a253) 2021/04/26(Mon) 21:47:52

ゲイザーは、魔法の矢で足を貫かれる。
(a254) 2021/04/26(Mon) 21:48:35

ゲイザーは、地面に転がった。
(a255) 2021/04/26(Mon) 21:49:20

ゲイザーは、騒ぎを利用してやってきた復讐者たちに囲まれる。
(a256) 2021/04/26(Mon) 21:50:30

サダル

 キファは、確かに一度死んだ。
 この世界の真実が、どのように在ろうとも。

 ……彼女の死生観は、そう定義する。

 あなたはもしかすると、
 悲しみが連鎖する”あの場所ではないどこか”へ、
 辿り着きたかったのかもしれない。

 あなたはいつか二人でこうして真に出会うために、
 一時恋心を売ってでも、逃避行をしたのかもしれない。

 だがこれらは全て仮定であり、
 それはあなたが語らぬ限り、キファは知る由も無いのだろう。


 →

ゲイザーは、前髪を掴まれる。
(a257) 2021/04/26(Mon) 21:51:47

ゲイザーは、平手打ちをされる。
(a258) 2021/04/26(Mon) 21:51:53

ゲイザーは、平手打ちをされる。
(a259) 2021/04/26(Mon) 21:51:59

サダル

 ──二人は、最早舞台から降りた。
 これは誰かを感動させる為の演劇じゃない。
 ロミオとジュリエットでも、サロメでもない。

 二人が紡ぐ、二人の為の、物語だ。


 これにて、ヌンキの”はじめの祈り”は、
 真に叶えられたのだろう。

 紆余曲折こそありはしたけれど。
 でも、序破急のない物語なんて退屈だろう?
 神様が、笑った気がした。

 唯、残されたヌンキは──
 それはまた、別のお話。



ゲイザーは、平手打ちをされる。
(a260) 2021/04/26(Mon) 21:52:06

ルヘナは、ハマルの胸を借りた。
(a261) 2021/04/26(Mon) 21:53:13

キューは、
おほしさま
と、飴玉たちと、うれしいを   。
(a262) 2021/04/26(Mon) 21:53:19

ブラキウムは、泣いています。
(a263) 2021/04/26(Mon) 21:53:46

カウスは、何も知らない。
(a264) 2021/04/26(Mon) 21:54:29

カウスは、見下ろしている。
(a265) 2021/04/26(Mon) 21:54:37

【人】 人形 ラサルハグ

>>152 ヌンキ

 挑発に顔をしかめ、舌打ちする。
 
「あなたがメレフの名を出したんだろう。
 俺は、あいつのことを……ッ!」

 胸元を掴む、その眼差しは鋭い。
 裁縫師の腕では騎士を持ち上げることはできない。
 
「キファについては先に話したことがすべてだ。
 この会議場で指示されて、あなたに渡せと。
 
 それ以上は知らない。
 ただあなたを心配していた、それだけは確かだろう。
 わざわざ親しくない俺に言伝を頼むくらいだから」
(154) 2021/04/26(Mon) 21:54:53
ヌンキは、何故か、ひと雫の涙を流した。
(a266) 2021/04/26(Mon) 21:55:35

サダル

 サダルの胸から顔を離す。
 涙を拭った。

「迫った体を拒否したな。
 口づけをねだる吾を制しただろう。
 調子が悪いことを理由に、
 随分とほったらかしにしてくれたな」

「……許容するのは、今日までだ。
 吾は男を尻に敷くのが趣味が故。

 ──覚悟せよ?」

 くつり。
 いたずらっぽく、笑って見せた。

ルヘナは、やっと涙を流せた。
(a267) 2021/04/26(Mon) 21:58:24

ゲイザーは、悲鳴を上げながら領収書の上に覆いかぶさった。
(a268) 2021/04/26(Mon) 21:59:06

ハマルは、ルヘナの背を優しく撫でた。
(a269) 2021/04/26(Mon) 21:59:13

ゲイザーは、叫ぶ。「何も得られなかった私から、たった一つの『幸せ』を奪うな!」
(a270) 2021/04/26(Mon) 21:59:46

ゲイザーは、人々に殴られる。殴られ続ける。
(a271) 2021/04/26(Mon) 22:00:00

 




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生存者 (5)

ラサルハグ
3回 残 たくさん

あんまいない

ヌンキ
52回 残 たくさん

全◯/置きレス

ルヘナ
33回 残 たくさん

レス通知求

ハマル
43回 残 たくさん

全○

メレフ
44回 残 たくさん

新秘○/置 謝謝

犠牲者 (6)

サルガス(2d)
0回 残 たくさん

 

ニア(4d)
42回 残 たくさん

新規・秘話○分裂

キファ(5d)
72回 残 たくさん

置かかってこいや

ヘイズ(5d)
14回 残 たくさん

【雲】ここどこ?

ゲイザー(6d)
40回 残 たくさん

全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
13回 残 たくさん

新◎/います

処刑者 (6)

アンタレス(3d)
1回 残 たくさん

新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
20回 残 たくさん

またね

サダル(5d)
54回 残 たくさん

新◎秘◎

カウス(6d)
58回 残 たくさん

全〇Love…

キュー(7d)
30回 残 たくさん

置き

ブラキウム(7d)
24回 残 たくさん

全◎置きだぞ!

突然死者 (0)

裏方 (3)

エルナト
0回 残 たくさん

レグルスkiss

レグルス
2回 残 たくさん

ぜんぶ○/生存

メサ
12回 残 たくさん

全部◎昼は置き

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