人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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キュー

「別に嫌とは思ってないわよ。
 いちいち意味を考えるのが面倒なだけで」

 その『面倒』の時間を置いてから、
 咀嚼した内容を言葉にする。

「――大人しく殺されるってこと?」

 カウス

『げ』
って何よ。
 喜びなさいよ。あなたの気分屋よ。
 僕の目はごまかせないわよ。ここに来てからずっとどす黒〜い絶望≠フ気配がね〜〜〜〜」

 感動の再会だ。本当に?

「あーあ。見込み違いだったな。
 これは絶対生き残るタイプの顔だと思ってたのに」

さっきゲイザーに平手打ちをされそうな気配をn回読み取っていた

シトゥラ

 ちょっと、と言って手を避けるようにゆるく首を振る。
 戯れのような抵抗。
だって、両手は左手を握ったまま。


「――ええ、」

 小指同士を絡めて。
子供っぽいしぐさ。

 淡く笑みを浮かべて。
慕情をたたえた瞳。

 少女はようやく少しだけ、素直に言葉を吐く。
 、、、
「今度も守ってちょうだいね、シトゥラ」

キューにあげたあの嬉しい≠ェどうなったのかを知らない

「返答を最悪な方向に間違えたらいつでも平手打ちしますからね」の気配をサダルに向けている。

死にたかったし愛はお金で買えると思っているよ。言わないけれど、言わないけれど!

ルヴァ
「へーそりゃすげーな。
 
俺以外の誰かが
絶望≠オてたんだろーね」

少年は平然と嘘をつく。
内心さすがに汗ダラダラである。

「それ俺の話してない?
 つーか俺、先に死ぬかもって言ったし。
 勝手に見込んだのはアンタの方だろ。ザマアミロ」

愛しい≠フ在庫まだあります。

ルヴァがいるなら本当に愛かえるじゃん…………と気づいたが、ヤク決めてる気分になるなとも思った

サダルにちくちくとげとげしたオーラを出している。ルヴァも止めたいけどルヴァには弱いので出来ない。

 カウス

「茶髪か黒髪で、地味で何の取り柄もなさそうな顔の下っ端の子供。
 こんなの主人公タイプだと思うでしょ……」

 完全に見た目で判断している。

「俺以外の誰かが、ねー。まあいいけどね!
 本当にザマアミロだよ。
 俺、アンタにギルド押し付……あげようと思ってたんだ。」

「みなさん救いを与えようとしているんでしょうか……?
 求めているかもよくわからない人に。
 救いというのは自身で決めることかと思っていましたけど
 やっぱり人って愚かで、素敵ですね。ふふ…」

とっても羨ましい!
舞台を降りてしまったただの観客。
けれどその眼差しには少しだけの期待があった。

「それが本当にできるというのなら
 ぼくはちょっとだけ興味があります」

ルヴァ
喧嘩売ってる? 売ってるよな。

 ハイハイどーせ俺は主人公なんて柄じゃ
 ありませんでしたよ」

舌打ちをした。
ムカつくと分かりやすいのは変わらない。

「……は。ギルド?
 それ、俺をギルドマスターに据えようとした
 つてこと? 
向いてないと思うけど


歯に衣着せぬ少年である。
ただあなたが何故そのようなことを考えたのか
分からない少年でもなかった。

「……悪かったよ。期待に応えられなくて」

口を尖らせる。

ヘイズ

「救いって、与えたり貰ったり……少なからず他者と関わるものだと思いませんか?」

隣いいですか?と声をかけながら料理人は貴方を見ている。

「その口ぶりだと、なんだかヘイズさんは人じゃないみたいですね」

バンって何だよバカか。と初日を思い出してイラついた。

「もう少しバンのボリュームを下げて頂けると助かります」

羊に囲まれたかった。ルへナのパンを食べたかった・・・あれハマルにぜんぶいったかな? それならいいや

ゲイザー

「……そういうものですか?
 ぼくも誰かにもらったり、与えたり
 してたんでしょうか……よくわかりません」

ぱちぱち。首を傾げた。
あなたも死んじゃったんですねえと
影は快くとなりを許容する。

「ぼく、人じゃないんですよ。
 もう死んじゃったのでバラしちゃいますけど」

にこにこと世間話のような軽い口調。

 カウス

「そんな怒んなって〜〜〜。
 気分は買ってくれないのに喧嘩は買ってくれるんだね……」

 へらへら笑って言う。怒らせたのは自分だ。

「何となく昔のあたしに似てるな〜〜と思ってさ。
 でも、多分あたしよりマスター向いてるよ」

 確かにあの時、彼は希望を隠し持っていたからだ。
 自分にないものを持っていた。

「まあ、いいんだ。
 絶対君じゃないと困るってわけじゃないから気にするな」

ヘイズ

「考え方は人それぞれだと思いますけどね。私にとって『救い』とはそうです。
きっとヘイズさんも知らない間に与えていると思いますよ。与えた側にとって些細な事だったとしても、与えられた側にとっては大きな意味を持つものはちゃんとあります。言葉であれ物であれ……ね」

死にましたとも。悔しいですねと答えながらすとんと腰を下ろした。

「随分あっさり言っちゃいましたね。
でも、人に紛れて過ごしていた事にも何か理由ってあるんじゃないですか?
……どうでした?人と過ごしてみて」


「ラス。ラス、聞こえるか。
 話がしたい。謝りたい事も、話したい事もある。」

「……今じゃなくてもいい。
 お前が許してくれるなら、聞いてもいいと思えるなら。
 また声を掛けて欲しい。」

「今までお前を待たせた分、
 その時が来るまでずっと待ってる。」

会議がようやく落ち着きを見せて。
それぞれが動き出した頃。そう声を掛けるだろう。

返事はいつだっていい。今日でも、明日でも。
貴方を待たせた分だけ、男は待ち続ける。

ルヴァ
「だって金ねーもん。
 あっても買わないけど。胡散臭いし」

売り言葉に買い言葉である。
しかしこの話題から逃れる術を探している。
胡散臭いといいつつ、手元にもうあの箱はない。

「気にしちゃねーよ。
……似てる?

 アンタの好意を無下にしたのは謝るけどさ」

 
もう、誰かを視る必要もないだろう。
情報は手中にあるし、疑う相手もいない。

ただ、もっと知りたいと想う相手が一人だけいる。
──正確には、ずっと“いた”。
だから今日はこの力は、己の為に使う。明日を視る為に。

  
▶ 占う: 人形 ラサルハグ

) キュー

「……そう」

 彼の顔を覗き込む。定まらない視線から、
 こちらのことは見えていないのだろうとは分かっている。
 けれど、合わない視線を承知で、薄紫で彼の瞳を見つめる。

「死ぬのって、こわいことよ。そう決めていたとしても。
 ……たくさん殺してきたわたしが言うのも、ひどい話だけれど」

 声色に後悔が滲む。今の少女にとって、ここは現実。
 そういう『役割』だったから、と自身を許せるわけもない。

「つらくて、苦しいわ。それで、寂しいの。
 ――あのひとに触れていたかったけれど、
 きっと爪を立ててしまうから、それもできなかった」

 受け入れることを選んだ少女が己に握ることを許したのは、
 彼の手ではなく、無機質なシーツだった。

(→)

キュー

 彼の腕をつよく掴む。……触れられない。
 きつく握った手のひらに、爪が食い込む。

「ねえ、時報さん。
 ……殺されるって、そういうことよ。

 それでも、『ミンナ』のこと。信じるっていうの?」


 呆れたようなため息から通信は始まる。

「聞こえている」

 無愛想な返事。
 ラサルハかは短な言葉に様々な感情を含んでいる。
 先に連絡をよこさせた情けなさ、
 『相棒』でありながら知らないことが多くあること。

「俺も、話したいことがある。
 ──時間のあるうちに」

 キューを止めた後、次に始まるのは償いだ。
 彼らが殺めたものたち。
 すべてを見ないふりすることで協力したこと。
 ブラキウムを殺め引き込んだこと。
 
「次に待たせるのは俺かもな」

 自嘲して、瞳を閉じた。



 ラサルハグは、メレフを想う。

 

 カウス

「胡散臭くないし。本物だし!
 常連もいるんだからね、サダルちゃんとか!」

 胡散臭いという点については聞き捨てならない。
 どう足搔いても胡散臭いが。

「似てるよ。」

 似ているらしい。
 謝られれば首を傾げた。

「好意……? 僕に好意なんかないよ。」

「ううん、本当にそうかな。
 俺はあの時、確かにカウスに好意を持った。
 カウスの夢が叶ったらいいって思ったはずだ。」

バンはバンでも食べられないバンはなーんだ?

ルヴァ
「【スクリプト】ね。ハイハイ。
 んなもん売らずに買い取ること仕事にすりゃ
 売りたくないもん売ることなかったろうに」

人を殺したい気分≠フことを思い出す。
売りたくなかったかなんて知らないが、
心のヒーラーならそっちの方が自然だと思った。

「あったろ。好意じゃないなら善意がさ。
 俺がギルド出たあとの居場所、
 しっかり残そうとしてくれちゃって」

肩を竦めた。素直じゃない、と思ってる。
少年は自分のことを平気で棚に上げる。

あの12M高い高いは実質バン(焼き?)だったのかな・・・・・・?と胡乱なことを考えていた

自分の利益にならなくていいから料理教室開けばよかったかも…と頭を抱えた。

料理ができません。外食か買ったものを食べるだけです

ゲイザー

「ぼくが救いを与えているんだとしたら
 それってすっごく不思議なことです……
 ぼくは人間に寄生して生きる者ですから
 きっと彼らからしたら迷惑でしかありません。

 けど、でも『家族』と言ってもらいました
 もしかしたらぼくはそれが嬉しかったかもです」

膝を抱えて、となりに座ったあなたに向けて
しっと内緒のジェスチャーをする。

「……本来はひみつですよ。
 会合にいる人で知っているのはわずかだと思います。

 そもそもぼく、元々人が好きですから。
 それが善であれ、悪であれ。
 もちろんゲイザーさんのことだって
 犯人だったあの人だって。
 だからそんな憧れる人になりたいと思いました。

 なんでもないことに笑って泣いて怒れるような
 誰かのためにがんばれるような、そんな人に、ね」

それにはまだほど遠い、影は眉を下げた。
それになれたとして裏腹に、自分は人の負の感情を好む者だった。

 メサ
『     』

文字をかこうとして筆を止める
サダルが声を出さないのは、具合が悪いと心配されたくないから
そして自分が不幸であると自覚をしたくないからだ。
声を出そうとしなければ、わからないですむ。
見なくてすむのだ、落ち込んでいることを

だから、口をつぐんでいた。
本当はどこかでは声を出せていた
そして今は、本心から彼女を応援し続けたい

「楽しい喜劇にも、涙がこぼれる悲劇でも求めた観客はいる。

 だから自分はメサが幸せになれる物語を
 紡ごうとすることをやめないよ。
 このストーリーが産んだものを大事にしながら
 誰も死ななかった未来を願いながら。
 記憶も記録も否定はしないけれど、
 この台本を降りた自分は新しい台本を紡ぐ使命がある

 だからメサは、怖がらず最後までメサを演じてきて」

「つかれたら、休んで。
 壊れたら、手を差し伸べにいく。
 年下には優しいんだ、この自分、サダルの"設定"は」

「気をつけてね、メサ」

ドーナツの穴が苦手でどうしても食べられません。

 「待つのには、俺も慣れている。
 200年妹を生き返らせる為に費やした男だぞ。」

軽く笑ってから懐かしむように話し出す。
あなたに、いや、あなただからこそ言えなかった話。

「お前は、地下の“お嬢”──妹を生き返らせる部屋を、
 気付いていただろうに黙っていてくれるものだから、
 ……つい、甘え過ぎていた。

 呪術ギルド『等価交換』のギルドマスターは、俺だ。
 妹の為に作った組織だ。死者蘇生をする、
 その為に星(願い)を地下の祭壇に集め続けていた。

 昔、お前が来て間もない頃、怒った事があったな。
 倫理的に問題のある依頼をうちは受けてもいたから。
 お前に打ち明けられなかったのは……拒絶が怖かった。

 最初拾った時は縁の一種だとそりゃあ気楽だった。
 でも日に日に俺はお前に打ち明けた時の反応が、
 今まではギルド員のせいにしていた事が、全部、
 全部本当は、俺の判断だと知られるのが、怖かった。

 ……ラスが『置いていかれる』恐怖を抱えていた事に、
 気づけなかった。俺は、俺しか見えてなかったんだ。
 すまなかった。……話すのが、遅くなって。」

何かを切り出すのが不安だと思ったのは何年ぶりだろうか。

ヘイズ

家族、と聞いて女はどこまでも優しく目を細めた。
人によっては、そういうものに『救い』という名札を付ける時だってあるんですよ。そんな言葉は飲み込んだ。名前の有無など、あまり問題ではないのだ。

「ふうん?人が好き、ですか。私は好きだと言える心を許せる人なんて多くありませんから、ヘイズさんの事凄いなって思えちゃいますね。人なんて口先だけの人が多くて信じられないのに。

でも、人が好きならどれだけ道のりが遠くてもいつかはなれるかもしれませんね。
何をするにしても、どれだけ努力しようと思っても……関心が無いとなかなか身につかないでしょうから。

……是非頑張ってくださいね。私、期待してますから。サインだって貰っちゃってますし?
そうやって吸収して、進化したヘイズさんのお芝居見たいんですからね」

仮に貴方が負の感情を好む者になったとしても。
自分は何一つ問題ないのだ。女は、貴方の成長を応援しているのだから。

 サダル

「どんな気持ち……。
そりゃあ別に気分がいいかと言われたら特にって感じですけど」

青年は顎に手を当てた。
首を傾げる。

「アンタがどうしてそんな事気にするんです?」

 
「……あと。俺は、お前に置いていかれない。
 ずっと一緒だって約束しただろ。

 罪と思うなら、それは俺も一緒だ。
 一緒にお前と歩んで償う。
 元通りにはできずとも、何かを為せるように。

 だからもう、離れる心配はしなくていい。
 待たせる心配もしなくていい。
 ……お前を置いていかない為に生き続ける。

 俺は、俺の意思で、いつまでも傍にいるよ。ラス。」

返事がなくてもいい。届いていればそれで。
自分達は生きているのだから、明日でも明後日でも、
或いはその先でも──沢山話はできるのだから。

反対言葉を呟く。「さよなら、時報さん。ここで、待ってないわ」

 カウス

「他にも色々買っていったよあの人。
 そうだねえ。元々は飲み込むだけ飲み込んで、パンクして壊れたらおしまいの道具だったって設定。今は気分屋。」

 この設定になったのはどうしてなんだろうな、と思いつつも今の自分には分からない。 

「……?」

 気分屋は不思議そうに、肩をすくめる少年を見ているのだった。

呟く。「キューさん」

キューの幸福を願っている。


「へー。そりゃ……やな設定だね」

負の感情こそ売るものが多いと話したか。
ならあなたは、負の感情を売らねばならない。
自分の設定も大概だと思っていたが、
あなたの方も大概だ。

「もう無理して売る必要ないんだろ。
 なら、……よかったな」

ハマルに駆け寄ろうとして、やめる。きっと資格はない。

―――黒い水に呑まれる。
伸ばした腕は何も掴めない。誰にも掴まれない。
開いた口から溢れたものはすべて泡に消える。
誰にも届かない。聞く事ができない。

―――呼ぶ声がする。力強く手を掴まれる。
しっかりと抱き寄せられる。
あぁ、助かったのだと。

朦朧とする頭を動かして隣にいるはずの片割れに視線を

―――彼/彼女は黒い水に呑まれて見えなくなった。

彼/彼女は何も助ける事ができなかったのです。

 




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