［目の前でかわされた会話は鋭く強く、でもちゃんと向き合った言葉なのだと思った。
　乱暴な動作>>122>>124に身体が固まる。
　ヒトが目の前で傷付けられるのはどうも怖い。自分が向けられるのも怖いし、誰かをそうすると考えるのも怖い。
　固めた思い>>4:+54も淡く崩れ、どうして全く怖くなさそうなのかすらも、自分には分からない］

［彼テトラが語る『虚しい』>>131も『諦め』>>137も、平穏に生きてきた自分は言葉でしか知らない感情だ。
　彼のかける言葉は、けしてこちらユキ自身では放つことのできない重さだ。］

［だけど］

>>>175
［過ぎ去った何かじゃあなくて忘れ形見としてでもなくて。
　最初から、目の前の黒羊 としてしか見えていなかった自分にしか、言えない言葉もあるだろう］

>>185
［話が切れて目を閉じたところに幸いと駆け寄る。
　すぐそこに転がったボトルを駆け寄りざまに拾って、その蓋を捻じり開けると、パキリとプラスチックが弾ける音がした］

……でも、黒羊って、君だけのことじゃあないんでしょう？

［彼はそれでよしとしたが、そのことだけは不満で。
　そのまま　飲んでくれるかは、きっと気分次第だけれど。甘いものを好むだろうことは知っている。
　開けた口からふわりと広がる甘い薫りは、手にしているこちらにも届くほどだ。そのまま、ずいと鼻先に近付けられたなら、尚更魅惑的な香りがすることだろう］

私は、君だけを呼ぶ名前がほしいよ。
君だけを呼びたいから。

［だから最初に探そうと呼びかけたとき以外、その呼称黒羊を口にしていない］

名前がないのなら、私が愛称でも考えるよ。
美味しかった食べ物でも、好きな時間でも、心地よかった場所でも、楽しかった遊びでも。
呼ばれて悪くないって思えるような、そんなのがいい。

君のことを、教えて？

［……もしも素直に飲まれないなら。
　その時はその時だと無理やり口元に押し付けようとするだろう］

>>204
［大人しく口をつけられたことを、想像よりもずっと嬉しく感じる。
　３度目の正直、とはよく言ったものだ］

君自身を表すことなら、どんな事でもいいんだけれど……

どうせなら、ここに来てからの事がいいな。
１番美味しかったのはなぁに？

ほんの少しの差でもいいよ。
全部、とかはナシだからね。

［それから、と考えるように］

いつだったか、みんなで色々花火あげてたけれど、
興味を惹かれた花火はなかったかとか？

［自分はなんでも楽しいと思えてしまうから、彼が何になら心を動かされるか考えつかず
　他に思いつくものはないのかと、隣の人影テトラにも視線をよこしただろう］

>>212
てとら、何かもっといい感じにできないかな…？

［晒していた口元を、もふりと隠して
　自らもどうしたらしっくりくるのかと思案しつつ］