人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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視点:


【人】 子供 カウス

【ソロール】

物心がついた時には、貧富の波に呑まれていた。
少年は、奪わなければ生きることも出来ず、
故に、死に物狂いで生きるために盗みを働いた。

少年は、諦めるのが得意だった。
そんな少年が初めて『救い』を見たのは5年前。
盗んだ荷物の中、
古びた本を眺めていた時のことだった。
少年は文字が読めない。
そんな少年に、声をかけた者がいた。

そいつは、自分のことを【兄さん】と呼べと
少年に言った。

(18) 無垢 2021/04/30(Fri) 0:21:46

【人】 子供 カウス

>>18 続き

【兄さん】に連れられた先、
ギルド『silly billy』で少年は読み書きを教わった。
奪わずとも、食事を与えられる日々を得た。

少年は、新たな日々を得た。
生きるために、盗みを働く日々は終わるはずだった。
仲間の証と【秘術】を教わり、それで満たされた。
でも、こんな自分を拾ってくれたのは、
一体どうしてなのだろう?


その疑問は、すぐに明らかになる。

「なぁカウス、【宝物庫】に仕事だ。
 預かってもらいたいモンがある。
 余計な詮索はするんじゃねぇ。分かるだろォ?」

少年は聡かった。そうでなければ幸せだったろう。
渡された宝石が、一体どのようなものなのか理解した。

どうして【兄さん】が自分を拾ったのか。
どうして【秘術】を教えてくれたのか。
どうして、仲間と呼んでくれたのか。
それらも同時に、全て、理解した。

(21) 無垢 2021/04/30(Fri) 0:23:03

【人】 子供 カウス

>>21 続き
そうして、生まれて初めての
少年の『救い』は呆気なく砕かれた。

人から奪わなくても食べていけると喜んで食べた
食事は誰かから奪った盗品を元手にしていた。
文字を教えたのも【秘術】を教えたのも、
都合のいい手駒として使役するためだった。

(俺の人生は、そういう風にできてんだな)


少年は、己の人生を諦めた。
【秘術】なんてものを教えられた自分が裏切った時、
口封じされるのは目に見えていた。
少年は拾われた時に、
そして【秘術】を教わったあの時に詰んでいたのだ。

少年は、本を見ることが多くなった。
ギルドに拾われた時から持っていた古びた本は、
【錬金術】について書かれたものだった。
石を金に変える術。本を捲る度、思ったものだ。

(こんな術があれば、俺も)


こんなギルドに頼らずとも生きていけただろう。
今となっては、もう遅い。
少年の【夢】は、芽吹く前に潰えたのだ。

(22) 無垢 2021/04/30(Fri) 0:24:09

【人】 子供 カウス

>>22 続き

近いうち、ギルド会合なるものが開かれると
少年は【兄さん】に伝えられる。

会合に参加して欲しい。
そして、ギルドに有利な情報を集めてこい、と。
夢も希望も救いも持たず、手駒として少年は頷いた。

そうして【宝物庫】の中身を全て
置いていくよう要請されると勘づくものだ。

(ああ、俺もうすぐ死ぬんだな)

それでも少年は構わなかった。
もうとっくに、いつでも死ぬ覚悟はできていた。
そうして少年は、レムノスを訪れる。

与えられた使命は3つ。

ひとつ。
各ギルドから、可能な限り【宝物】の情報を集めること。
ひとつ。
有益な取引先となり得る『等価交換』と縁を作ること。
ひとつ。
『silly billy』を嗅ぎ回る、目障りな騎士の弱みを握ること。

これが少年に与えられた『設定』──前日譚である。
(25) 無垢 2021/04/30(Fri) 0:25:42

【人】 子供 カウス

「……あー、終わった。終わった? マジ?」

疑心である。
少年は溜め息をついた。

疲労からか心労からか、脱力感が拭えない。

「そうだ。ハマル、ルヘナ。
 探しいって……謝んないと。
超イヤ


足取りは、テストが終わった後も重い。
(27) 無垢 2021/04/30(Fri) 0:29:06

【独】 子供 カウス

※盗品
(-7) 無垢 2021/04/30(Fri) 1:12:25

【独】 子供 カウス

レグルスから盗んだ高級品だから使い切りじゃないよ!やったね!
(-11) 無垢 2021/04/30(Fri) 1:15:38

【独】 子供 カウス

俺を脅すのが悪い(過激派カウス時代)
(-17) 無垢 2021/04/30(Fri) 1:23:06

【人】 子供 カウス

>>30 ハマル
「……おはよ」

重い足取りで向かったのは、まずあなたの元だった。
気まずそうに視線を逸らしながら、
聞いてはいけない寝言を聞いたような気になって

軽く頭を掻いてる。

五体満足、ショルダーバッグも共にある。
そこにいるのは、あなたの知る少年である。
(34) 無垢 2021/04/30(Fri) 8:59:16

【人】 子供 カウス

>>20 ルヘナ
「……よぉ」

非常〜〜〜〜ッに気まずそうな顔の少年

あなたの元へやってくる。

「………」

うには今日は大人しい。
よく回っていた舌もこの通りだ。沙汰を待っている。
(36) 無垢 2021/04/30(Fri) 9:53:45

【人】 子供 カウス

>>37 ハマル
うわッッ


驚いた。少年は突進を受け入れる。

「あ、アンタなぁ……」

何を突然、だとか言いたいことはいくらでもある。
けれどそれより先に言わねばならないことが
あったように思えた。

……悪かったよ。その、結局置いてってさ


あなたは自分を責めないだろう。
何となく、そんな気がして先手を取った。
(39) 無垢 2021/04/30(Fri) 10:12:11

【人】 子供 カウス

>>43 ルヘナ
は!? なんでパン──

 
待てコラ何すっ、コラ!!


少年はわしゃわしゃされた。
僅かに見えたあなたの破顔につい諸々と
考えてしまったものだが
どうでもよくなってきた。


さわんな、バカ!!!


振り払う。そして数歩離れた。
威嚇するように睨みつける。
今日の少年は警戒心の強いねこかもしれない。
(58) 無垢 2021/04/30(Fri) 13:48:29

【人】 子供 カウス

>>46 ハマル
「……違うよ、ハマル。
   、、、、、、、、、、
 俺、正しくなんてなかった」

小声で呟く。
あなたの言葉を聞いて、よりそう思えた。

「ホントに正しかったなら、
 アンタをひとりにしないべきだった。
 俺はアンタを蔑ろにして、俺のワガママを
 貫くためにブラキウムのとこに行った。
 ……やっぱり俺は、アンタを騙してたんだ」
(59) 無垢 2021/04/30(Fri) 13:56:09

【人】 子供 カウス

>>61 ルヘナ
「食べねーよ! 約束したのパンじゃねーし。
 
大体なんでパン?


からかわれている。そう認識した。
オヨヨしてるし。
あなたは少年をからかうのが上手い。

「何でって、
そりゃ…………


しかしすぐに消沈した。
何しに来たかなんて、明白であるのに
何となく素直になりづらい。

………謝りに


少年は小さく言って、そっぽを向いた。
(85) 無垢 2021/04/30(Fri) 19:50:52

【人】 子供 カウス

>>62 ハマル
「へっ……」

大きな声に驚いた。
あなたは少年の前で、
こんな大きな声を出したことがあっただろうか。

「た、頼れって、……だって」

尻すぼむ。頼っていないつもりなんて、
少年にはなかった。
ブラキウムにも言ったのだ。少年は、あなたたちを──

「……俺が、ブラキウムを止めてる間に、
 アンタたちが犯人たちのこと止めてくれる。
 俺、それを信じてたから……」

しかし、少年が自分の事情を伝えなかったことも、
ブラキウムやキューのことを
あなたに伝えなかったのも事実である。

「……ごめん」

謝ってばかりだ。少年は思う。
(87) 無垢 2021/04/30(Fri) 19:56:28

【人】 子供 カウス

「……ブラキウム」

声が聞こえた>>83気がして、そちらを見る。
──ああ、元気そうだ。

自分は結局何も出来なかった。
少年はそれを痛感している。
だからこそ、かける言葉を持ち合わせない。

きっとあなたにも謝らなければならないのに
少年はその勇気を持てずにいる。


「……よかった」

目を伏せて、小さく言ちた。
(88) 無垢 2021/04/30(Fri) 20:20:17

【人】 子供 カウス

(ハマルだろ、ルヘナだろ、
 あとヌンキとメレフにも会って……
 キュー……ブラキは元気そうだから……

 
俺もしかして会わなきゃいけない人多くない?


少年は頭を抱えていた。
(91) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:03:42
カウスは、話しかけフリー!
(a34) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:07:00

【独】 子供 カウス

>>@5 メサ
「は? あ、メサ。
 いやホントだよ。アンタさぁ、折角忠告したのに」

少年は今日も己を棚に上げた。
平然としているが昨日死んだ直後に、
ヤケになって絶望していたことなんて絶対言わない。

「でもま、その調子じゃ元気そうだね。
 安心したよ。俺アンタのこと嫌いじゃないし」
(-58) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:24:25

【独】 子供 カウス

なんで独り言した?
(-59) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:25:00

【独】 子供 カウス

やはり俺は孤独がいいということ……………なるほどな
(-60) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:25:46

【人】 子供 カウス

>>92 ブラキウム
!?
 えちょ、まっ ブラキ──
ぅえッ


パイを食べていたと思ってたので油断していた。
飛びつかれると固まる辺り、ゲーム中と変わらない。

「いや待って、
 何でってだって、だってアンタああでもしないと
 止まらないと思ったから……」

「……もう、平気そうだな」

安心した、と息を吐く。
ただ負い目を感じるものだから、
観念したとばかりに無抵抗でいることにした。
(94) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:44:48

【独】 子供 カウス

アンタならやれる。応援してるよ、ニア(無責任)
(-78) 無垢 2021/04/30(Fri) 22:46:20

【人】 子供 カウス

>>@6 メサ
「そう? 全員疑ってかかんないと。
 一枚岩じゃないって
 言ったのはアンタだろ、メサ」

肩をすくめた。
自分より勘は良さそうに思えていたのに。
見込み違いだったのかもしれない。

「他にやることなくなったからやってただけだよ。
 あと他にやるやついなかったし。
 これからは──」

考える様子。斜め上を見た。

「……どうしよっかな。
 『生きよう』と思ってるけど。
 それくらいしか考えてないや」
(97) 無垢 2021/04/30(Fri) 23:01:37

【独】 子供 カウス

システムのせいでウソツキにさせられた人と本当にウソついた人の差ってこと?
がんばれオッサン。挽回したいなら今からが勝負だ。
(-87) 無垢 2021/04/30(Fri) 23:06:14

【人】 子供 カウス

>>98 カウス
「小魚は知らねーよ。ざまあみろ」


まず悪態をついた。
戻ってこい、自分のペース。


「ほら。アレ。俺昨日いなかったろ。
 このクソみたいなゲームに負けて死んでたんだけど。
 でもアンタは
約束した覚えもないのに

 毎日小魚持ってくるようなやつだからな。

 ……『また明日』って俺言ったから、
 ミルクティー用意して待ってたんじゃねーかなって」

どうにか皮肉を混じえつつ、心境を吐露する。
気まずい。少年の視線はあちこちへと左右する。
(101) 無垢 2021/04/30(Fri) 23:16:41

【人】 子供 カウス

>>@7 メサ
「あ、そ。
 俺もアンタのことは疑ってなかったけどね。
 余計な小細工出来るやつに見えないし」

それこそあなたの言った通り、
あの『悪趣味な痕』なんてものをつけるようにも
見えなかった。
まあ、あれは犯人の仕業じゃなかったのだが。

ほんとバカだな。
また足元掬われるよ?
 ……なんてね。
 俺もさ、まあいつ死んでもいいやって思ってたけど
 少しはその気出てきたよ。
 意外と、生きてたらいいことあるのかも、ってね」
(108) 無垢 2021/04/30(Fri) 23:33:26

【人】 子供 カウス

>>104 ハマル
「……うん。俺、よく分かったからさ。
 俺一人じゃ結局、何も出来なかった」

出来たことといえば、後悔くらいのものだ。
あなたたちを残した後悔。
約束を、果たせなかった後悔。
やはり死は救いではなかったと少年は思う。

「応えたよ。寧ろそれ以上だ。
 俺には出来なかったことをアンタたちはやった。
 ……キューを助けてくれた。

 感謝してる、本当に。
 信じてよかったって思うよ。アンタたちのこと」

結果としてブラキウムも救われた。
少年の後悔は全て、
今はきれいさっぱり消え失せたのだ。
(110) 無垢 2021/04/30(Fri) 23:40:57

【独】 子供 カウス

天啓者。アンタバカね。
アタイ、神祓衆とはずっと一緒にいたわよ。
ずっと一緒だったわ。ずっと一緒だったもの(過去改編)
(-105) 無垢 2021/04/30(Fri) 23:42:02

【人】 子供 カウス

>>112 ルヘナ
「……望んじゃねーよ。望んだことなんかなかった。
 いつ死んでもいいとは、思ってたけど……でも」

あの日の気持ちを少年は忘れない。
生きたいとそう望んだから、
だから明日への約束を口にした。

結果、裏切ることになったのは
あなたの言う通り後悔そのものだ。

「今は、『生きたい』って思うよ。それが俺の望み。

 だからさ──紅茶、もらおうか。
 一日遅刻したけどさ、それくらい許してくれるんだろ。
 『ルヘナ様』とやらはさ」

肩を竦めた。
許してくれて、ありがとう。

あなたに対し、素直な言葉は不要だと思った。
(121) 無垢 2021/05/01(Sat) 0:11:09

【人】 子供 カウス

>>@8 メサ
「褒めてる褒めてる。
 でなきゃ忠告なんかしないって」

本当だろうか。
少年は皮肉屋である。そして嘘つきである。
真実は少年のみが知ればいい。


「言ったね? 気をつけてよね。
 でもそっか。……大人になったら、
 そーいうこともできるようになるんだよな」

少しだけ、考えてみた。
自分の手で稼いだお金で、好きなものを食べて、
好きなものを買う。
誰に気を使うことも、邪魔をされることもない。

「……楽しそうだね、そーいうの」

少年は、知らずのうちに僅かに笑った。
(124) 無垢 2021/05/01(Sat) 0:19:18

【人】 子供 カウス

>>122 ハマル
「うん。アンタはずっとそう言ってた。
 俺よりきっと、アンタのが立派だよ」

ひとりは寂しいとあなたは言った。
けれど寂しいだけではない。
ひとりでできることはたかが知れている。

ひとりを恐れるあなただからこそ、
この結末へと辿り着けたのだと素直に思う。

「ハイハイ。信用させてもらいますよ。
 アンタも、……あんなことなったけどさ、
 俺の事信じてくれる?」

あなたの前ではつい頬が緩む。
そろそろ少年は自覚していた。

「俺、──今度こそ、『生きて』みせるよ」

少年は、そう、照れるように笑った。
(127) 無垢 2021/05/01(Sat) 0:29:04

【人】 子供 カウス

>>@9 メサ
(大丈夫かなマジで)


即答に少年はまた心配をした。
少しは人を疑って欲しい。
無理そう。


「そっか……うん。覚えとく。そんでさ、
 早く大人になってアンタみたいに楽しく生きる。
 ……取り敢えず、それを目標にしようかな」

何をすれば楽しいか、少年は未だ知らない。
いつ死んでもいい無敵の人であったが、
今は未来を夢見る人である。

あの日、初めてあなたと話した日、
あなたの真っ直ぐな姿に焦がれた。
今は、ただ焦がれるだけでなく目指すことも出来るのだ。

『生きて』さえいれば。
それに少年は気づくことができた。
(137) 無垢 2021/05/01(Sat) 1:00:02

【人】 子供 カウス

>>134 ルヘナ
「……初めて、ね」

そうかもしれない。
厨房へ向かう背を追いながら思う。
会議室で騒音を放った時から気に食わない
あなたであったけど、
少しだけ分かり合えるような気がした。

あなたが戻り、テーブルにつくと
畏まった様子もなく自然体に紅茶を待つ。

「……ソレ、子供扱い。
 大丈夫だよ、これくらい……熱っ」

意地のようにカップに口をつけ、すぐ離す。
……格好つかない。
少年は吐息で、冷めるようにと紅茶を撫ぜた。
(142) 無垢 2021/05/01(Sat) 1:10:59

【人】 子供 カウス

>>146 ルヘナ
「ちぇ。ミルク、ね」

今更であるが、少年は牛乳が嫌いである。
しかしミルクティーのおいしさをあなたに教えられた。

ミルクを凝視し、逡巡の後紅茶に落とした。
塩梅はよくわからないから少しだけ。
その辺りはきっと無知な少年よりあなたの方が詳しい。

「話? アンタが?
 ……いいけど、何?」

カップの中を白に濁らせながら、少年は尋ねる。
(150) 無垢 2021/05/01(Sat) 1:49:36

【人】 子供 カウス

>>151 ハマル
「──おう! 大丈夫、もうヘマはしない」

少年は学習したのだ。
一人で抱え込むから失敗する。
みんなと悩みを分かち合えば、
不可能に見えた困難も打ち破ることが出来る。

「だから、これからもよろしくな」

少年はやっぱり、そう笑っていた。

いつか、どこかのベッドの上で、夢見た景色がある。
死ぬことに怯えず、生きることを疑わず、
ただ明日なにをするか、1か月後、1年後の約束を
楽しみに生きるのだ。

そんな【夢】を叶えたいと、
少年は今ならば、心からそう思えるのだった。
(154) 無垢 2021/05/01(Sat) 2:07:32

【人】 子供 カウス

>>153 ブラキウム
い゛っ……


苦しいと、言葉にするのは野暮だろう。
空気を読んだというよりは、無抵抗を貫いただけで
あったが──その抱擁から、
あなたの気持ちが伝わるように思う。

「……え、」

そうして解放された後、
あなたの謝罪に目を丸くする。
謝ることこそあっても、謝られることなんて
ないと思っていたから。

「いいのに……。ブラキウムのせいじゃないだろ。
 寧ろ、嫌なもん見たろ。
 アンタはみんなを守りたかったのに」

結果、あなたは少年もゲイザーも
守ることができなかった。
あなたの『守る』を守りたかった少年であったが
残したものはきっと無念だけだ。
そう、理解している。
(155) 無垢 2021/05/01(Sat) 2:18:02

【人】 子供 カウス

>>174 ブラキウム
「……うん。そっか。
 本当にもう大丈夫みたいだ」

あなたの言葉を聞き、少年に安堵の色が乗る。

「俺もさ、みんなのこと頼ってたつもりで全然
 頼れてなかったみたいで。
 だから俺たち一緒だな」

言葉にすると、思わず苦笑が漏れた。
笑いかけたまま、少年は続ける。

「ありがとう、ブラキウム。
 戻ってきてくれて、よかった」
(184) 無垢 2021/05/01(Sat) 11:20:56

【人】 子供 カウス

>>175 ハマル

『あちら』と聞くと顔を上げた。
その言葉を聞き、思い出すのだ。
どうせ手術なんか何回しても無駄なんだ。

こちらの自分と同じ、命に絶望した少年のことを。

「……うん、頼らせてもらうよ。
 だから、頼り甲斐あってくれよな?
 俺が頼りたくなくなるくらいの
 バカな大人だったら承知しねーから」

冗談めいて笑った。
あなたにはあまり言う機会のなかった軽口だ。
(185) 無垢 2021/05/01(Sat) 11:41:43

【人】 子供 カウス

>>189 ブラキウム
「それもそっか。
 みんなのお陰で戻って来れたよ。感謝してる」

それはそれで大事な感謝である。
言葉にすると照れくさいものではあった。

「………。うん。
 俺のしたこと、全部無駄なわけじゃなかったなら」

感謝されることなんてないと思っていた。
しかし真っ直ぐな謝辞を受ければ、
そんなこともなかったのかと感じられる。

「どういたしまして、だ。ブラキウム」
(192) 無垢 2021/05/01(Sat) 14:11:32
カウスは、>>L3の横にこっそり自分の連絡先を書いた。
(a55) 無垢 2021/05/01(Sat) 15:43:00

カウスは、誰にも見つかってないかこそこそ辺りを見回した。
(a56) 無垢 2021/05/01(Sat) 15:43:52

【人】 子供 カウス

>>190 ルヘナ
「……は?」

あなたの提案を聞き、渋い顔をする。
濁る紅茶を見つめた視線を、あなたに移した。

「何言ってんの。バカじゃない?
 最初からアンタとは友達でも親友でもないって
 言ってんだろ、俺。
 訂正しようがカンケーないよ」

少し、イラついていた。
そういう時の少年は、後先を考えない。

「でもアレからいろいろあっただろ。
 それで、
もう友達のつもりだったのに。

 友達未満……ふーん、そう。
 アンタがそうしたいなら、そうすれば」

少年は拗ねている。
(207) 無垢 2021/05/01(Sat) 16:01:54
カウスは、コラ!!折角こっそり書いたのにデコるな!!目立たせるな!!顔が真っ赤である。
(a77) 無垢 2021/05/01(Sat) 17:13:47

【人】 子供 カウス

>>206 ハマル
「……あんま揉みくちゃにしないでよね。
 俺、病み上がりだと思うし」

思い出した景色は病室の壁。
退院してく子供たちと、それを羨む自分。
個室に移されて短くなかった少年は、
そんな自分の死期を悟っていたけれど。

「……恥ずいし」

そう言って笑った。
自分が死ぬなんて全く思えない。
それより生きる未来の方が、ずっと楽しそうだった。
(227) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:04:32

【人】 子供 カウス

>>218 ルヘナ
「バカか。嫌いな奴のいれる紅茶なんか飲むか」

ミルクティーを飲む。
売ってもいない喧嘩を買うのはやはり照れ隠し。

「……二言なんてない。
 いいよ。アンタがホントに、それでいいなら」

友達を作ってこなかった。
そのスマートフォンに着信がある。
そんな未来を、僅かに思う。

「今度はアンタを後悔させてやる。
 たくさん迷惑かけて、俺と友達になったこと
 ……俺に友達になりたいと思わせたこと、
 絶対後悔させてやるからな」

「覚悟しろ。バーカ」

捨て台詞のようにそう言って、
紅茶を1度テーブルに残し、
少年はホワイトボードへ向かっていった。
(229) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:12:10

【人】 子供 カウス

「……」

ホワイトボードに自分の連絡先を書いた後。
そうしてそれがデコられて恥ずかしくなって
真っ赤になった後。

少年は、またホワイトボードへと向かっている。

ハマルは、もう死んでしまった後に知るのはイヤだ。


しっかりと、その言葉を受け取った。
だからこそ、ホワイトボードの
自分の連絡先に矢印を引く。

(230) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:16:13

【神】 子供 カウス

矢印が伸びた先、そこに付け足す。

  
入院中。
すぐに連絡つくかは不明。
でも絶対連絡返す。


そこまで書いて、不安にはなった。
本当に生きているのか。また裏切るんじゃないか。

──かぶりを振る。
その下に、一際大きく文字を書いた。

  
絶対生きる


そうして周りの目を気にするように、
元の位置>>229へと着席をした。
(G14) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:22:52

【人】 子供 カウス

>>@10 メサ
「そっか、分かった。
 どこに行っても俺、忘れないよ」

『ここにしか居られない』、
その意味が何となく分かった。
だからこそと少年は頷く。

目の前で生きる今のあなたの言葉を、忘れたりしない。

「また会えるかな。だったらいいけど。
 ……ううん、違うか」

「 また会おう 」

へへ、とはにかみ少年は言う。
自分に未来の楽しさを教えてくれた人。
真っ直ぐ前を向くことを、教えてくれた人。

また何らかの形で会えたらと、心から思ったのだ。
(231) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:31:47
カウスは、顔で人を判断するな、と小さな恨み言が書き足された
(a88) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:32:36

子供 カウスは、メモを貼った。
(a90) 無垢 2021/05/01(Sat) 18:44:38

【独】 『絶対生きる』 カウス

俺、アンタのこと忘れないよ。メサ。
(-179) 無垢 2021/05/01(Sat) 19:52:10

【独】 『絶対生きる』 カウス

つまり未来ある俺がそっちの道に進んで
同人誌とかで騎士サマの印象操作すればいいわけ?
(どうしてそうなった)
(-182) 無垢 2021/05/01(Sat) 19:58:09

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>145 ヌンキ
「騎士サマ」

彷徨うあなたを見つけた少年は、声をかける。

「終わったよ。事件。お手柄じゃない?」

しかし『騎士』は設定である。
少年はもうそれを理解している。
手柄を得たとて意味はない。

これは、少年なりの冗句だ。
(238) 無垢 2021/05/01(Sat) 20:50:45

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>236 ハマル
「……うん。また会おう、ハマル」

少年は頷く。
ホワイトボードに連絡先が書かれるのも、
少年の決意が書かれるのもその後のことだろうか。

何事もなければ少年はその場を離れる。
そうして小さく、呟くのだ。

また会おう

 
……うん。俺、もう約束破りたくないよ


手のひらを見つめて、そっと閉じた。
(241) 無垢 2021/05/01(Sat) 20:58:45

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>237 キュー
「……!」

声が聞こえた。はっと少年は顔を上げる。

「………キュー」

一瞬だけ、あなたはどうなったのかと思う。
助けてほしいと確かに言われたのに、
声を聞くことが出来なかったあなた。

『壊れた時報』と『もうひとり』。
頭に響いた放送を思い出すと、
みるみるうちに視線が落ちていった。

ごめん、キュー。許さなくていいよ、俺の事。
(242) 無垢 2021/05/01(Sat) 21:04:01

【独】 『絶対生きる』 カウス

叩かれたんだけど
(-193) 無垢 2021/05/01(Sat) 21:12:06

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>246 キュー
「ん、大丈夫。
 落ち込んでるんじゃなくて、ただ──」

首を振る。
心配させてしまっているようだ。
そこまで判断をしたところで、ふと思考が止まる。

「……キュー、アンタ。
 逆さま言葉じゃなくて、よくなったの」

瞬きをした。
あなたの言葉を脳内で変換するのは、
少年にとってとても煩わしいものだった。

けれどすんなり、あなたの心配が
頭に入ってきたのは──あなたの言葉が、
『正しく』使われていたからだ。
(247) 無垢 2021/05/01(Sat) 21:37:24

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>249 ヌンキ

少年は育ちが悪い。
自身もポケットに両手なんてよくある話だ。
しかし何となくあなたの姿に違和感を抱いた。
その理由はまだ、はっきりとはしない。

「そ。いや、死ぬ気持ちなんか味わいたくないね。
 もう二度と御免──ちょっと。
 今の流石に冗談だって。別にいいだろ、もう。
 騎士も、ノブレス・オブリージュもさ」

肩を竦めた。冗句に冗句を重ねられるなら
まだいいが、寧ろ深刻そうに受け取られるものだから。
(262) 無垢 2021/05/02(Sun) 0:58:18

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>261 ルヘナ
「うん、待ってて。
 絶対、生きて返事する。
 ……アンタだけじゃない。みんなの分も、
 絶対約束、守ってみせるよ」

入れ替わりにホワイトボードへ向かう背を見た。
書かれた文字に瞬きの後、
戻ってきたあなたに首を傾げる。

「……もしかして、有名人?」

ホワイトボードに記されたのは、
調べれば分かる、との意であると受けとった。
(265) 無垢 2021/05/02(Sun) 1:26:36

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>267 ヌンキ
「……、アンタ」

少年はバカではない。
ただその可能性に至るまでの根拠も発想も、
持ちえなかっただけだ。

聞こえた運営アナウンスに、
本来の自分、そしてorionの真理を得た。
話す限り、ほかも皆そうなのだろう。
だから当然──あなたもそうだと思っていた。

「……そっか。うん。そうなんだな。
 分かった。騎士サマ。アンタは俺の約束を守る。
 
絶対、守らせる。
だから頼むよ。
 俺の後の子供たちのこと」

少しだけ、少年は無力を感じた。
あなたの知る自分は偽物の自分であり、
自分の知るあなたこそ本物のあなたであったのに。

そうしてあなたを騙し続けることしか、
今の自分にはできやしないのだ。
(270) 無垢 2021/05/02(Sun) 2:19:53

【独】 『絶対生きる』 カウス

騎士ヌンキのぴえんちょっと笑っちゃっただろ
(-206) 無垢 2021/05/02(Sun) 2:52:28

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>280 ヌンキ
……絶対、だからな


少年は小さく呟いた。
あなたに聞こえなくてもおかしくない程の声。

「うん、行くよ。
 多分、待ってる人がいるんだ。
 いつ死んでもいい気でいたけど、今は違う。
 だからそれを伝えに行かなきゃいけない。

 ……アンタのこと、置いてくようで悪いけどな」
(286) 無垢 2021/05/02(Sun) 14:35:25

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>276 ルヘナ
「名前はさておき顔も同じなんだ。
 てことは年齢もそんな感じ。
 ああ、俺も年齢は同じくらい。
 さすがに髪こんなに長くないけどね」

三つ編みを持ち上げる。
若干長めでこそあるが、
現実の少年はショートカットだ。

「業界……ってゲーム業界?
 そうだね、目指してもいいよ。
 アンタが楽しそうならね。
 もし業界の人間増やしたいってんなら、
 俺を口説いてみせなよ。
 楽しそうなアンタの姿で、ね」
(287) 無垢 2021/05/02(Sun) 14:44:17

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>281 キュー
「…………そっか」

ほっと胸を撫で下ろす。
助けてと、声なき声で告げたあなたは
きっと正しく救われたのだろう。

「よかった。……ほんとに。心配してたんだ。
 でも、ブラキウムのこともあって」

あなたとブラキウムは少年にとって、
『伸ばそうと思いさえすれば伸ばせた手』であった。
私情を優先し、伸ばさなかった相手であった。

「もう、アンタは自由なんだな。
 『もうひとり』も。……なら、よかった」

少年は泣きそうに微笑んだ。
あなたの様子に気づくと、また静かに両手を開く。
……今もその行為は、少し気恥ずかしい。
(288) 無垢 2021/05/02(Sun) 14:54:01

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>292 ヌンキ
「ん。引き抜く……そうだね。
 騎士サマは最初から、俺の事保護してもいいって
 言ってたもんな」

あの時素直に聞いていればとたらればの話を
しても意味がない。
そう思うのだが、あなたがあの日
保護を申し出たのもそれを無視したのも事実である。

「俺はアンタがそういうやつだって知ってるから。
 ……応援してる。今度はさ、
 アンタがそのバンダナを外せるように。
 過去に縛られなくていいように、って」
(299) 無垢 2021/05/02(Sun) 18:26:58

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>296 ルヘナ
「こんな顔だよ。
 俺自分でキャラメイクしてないし。
 じゃなきゃこんな髪長くもしない」

13歳の少年の感性として髪型は微妙らしい。
肩を竦めてふとあなたの手を目で追った。

言ったね。
やってみなよ。
 自慢じゃないけど趣味とかなんもないし。
 そんな俺をさ、ワクワクさせてみて」

目で追い、そしてその手を掴む。
ニッと笑ってあなたを見据えた。

病院にいた少年も本程度は読んでいた。
しかしそれしかないから読んでいただけで、
趣味と呼べるものでもない。気晴らしだ。
本当に、初めて得るかもしれない『趣味』の気配に
少年は既に胸を躍らせていた。
(300) 無垢 2021/05/02(Sun) 18:47:00

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>メレフ

少年は誰かを探している。
多分自分が死んでしまったことで、
【秘術】に殺された事実で1番自分を責めただろう彼を。

「メレフ」

どこにいるだろう。
少年は、メレフを探して彷徨い歩く。
(301) 無垢 2021/05/02(Sun) 18:50:58

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>304 キュー

抱き締められると、
少年はやはり気恥ずかしそうにしていた。
精一杯だろうに緩いあなたの抱擁がむず痒い。

「……そっか。あの『もうひとり』がいるなら、
 確かにアンタは大丈夫、なんだろうな」

息をつく。自分だけでない、
自分たちはあなたを置いていかねばならないから、
確かにその心配はしていた。

「俺さ、アンタたちのこと助けられなかったから。
 約束はしなかったけど、確かに。
 でも……助けを求められたんだ、
 助けたいって思うのは仕方ないだろ。

 すぐにさ、無理って諦めて。
 ……だからちょっと、アンタに合わす顔、なくて」

目を伏せる。
助けたかった、助けられなかった事実より
すぐに諦めた自分を自戒していた。
伸ばせたかもしれない手を、伸ばさなかったことを。
(309) 無垢 2021/05/02(Sun) 21:33:05

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>307 メレフ
「……う。ごめんって。ちょっと無理した。
 そんでさ、多分あんたを苦しめた」

少し怒ったあなたの様子に
気付かない少年ではない。
しかしその理由までは分からない。
当然、自分の独断専行に怒っていると思っている。

「何でも受けるよ。子供扱いも、全部。
 だって俺本当に子供だったから。
 ……自分の力じゃ、何一つ守れなかった」
(311) 無垢 2021/05/02(Sun) 21:36:29

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>316 メレフ
「ブラキウムがやばかったんだよ。なんだアイツ。
 今でも何起きたか分かんねーもん。

 
……待って。成人してない?

 ちょっと。意外すぎてビックリしてんだけど。
 アンタ大人たちの中じゃ1番頼れると思ってたし」

「うん、でもそう。
 お陰で死んでもいい事ないってわかった。
 死んでも意識あったんだよ俺。最悪だろ。

 【死】を学ばせてもらったのは、俺の方かもな」
(320) 無垢 2021/05/02(Sun) 23:01:27

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>310 ヌンキ
見落としていたわ!ごめんなさい…kiss……


「そ。……やっぱ俺はさ、まだ
 愛とか恋とかよく分かんないんだけど」

死んでしまった後のことを思い返す。
約束を果たせなかったと絶望≠オた少年の胸に
描いていた輝かしい未来のことを。

「──恋、してみたいと思ったのは
 アンタのお陰だから。
 だからさ、アンタが見てると思ってしっかり生きるよ。

 んで、いつか恋とかしてみる。
 幸せになった時もさ、アンタのこと思い出すよ」

少なくとも少年がそう思うようになったのは
あなたとの会話があったからこそである。

「だからアンタも、救われて欲しい」

背負うものは罪ばかりではないと、
少年に未来を与えた1人であるあなたに、
そう懇願した。
(368) 無垢 2021/05/03(Mon) 15:39:19

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>352 >>353 キュー
「……キュー」

驚いて、その顔を見上げる。
拙い言葉に変わりないが、
それでも伝えたいことを伝えようとする、
嘘つきじゃない、あなたの姿を見る。

「アンタ、やっぱりしっかり者だよ。そうなった。
 最初はホントにバカだとばかり思ってたけどさ。

 訂正するよ。そして、もう謝らない。
 他でもないアンタが、そう言ってんだもんな」

自分ができなかったことは確かにあった。
諦めてしまったことは確かにあった。
きっと少年は聡く、聡すぎたのだ。

足掻くことを知った今だからこそ、
その後悔をしていたが。

「……ありがとう、キュー」

少年は、みんな≠フ1人である。
その言葉がすんなりと胸に届いた。
みんなを信じた結果、あなたは救われたのだと
その事を思い出していた。
(373) 無垢 2021/05/03(Mon) 16:09:41

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>314 ルヘナ
「うん、ずっと入院してて。
 手術したとこと思うから、また暫く入院。
 ……でもそっか。携帯ゲーム……」

少年の手術費は無料ではない。
それを理解していたからこそ少年は、
両親にものを強請らなかったと思い出す。

本当は、少し憧れていた。
同年代の子供の遊ぶ、『ゲーム』というものに。

「俺も楽しみ、かも。
 アンタが俺が楽しめるよう、俺のために選ぶんだろ。
 それで楽しくなかった時、
 どんな皮肉言ってやろっかな」

少年は素直じゃない。
あなたの前では顕著なそれこそ、少年の自然体である。
しかし楽しげに、少年は笑う。
その態度こそ本心であることを誤魔化しもせずに。

少年たちは語らい続ける。
これからのこと、趣味のこと。
『未来』のことを、語らい続けた。
(398) 無垢 2021/05/03(Mon) 20:57:38

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>364 メレフ
「ヤバかった。魔力量……かなあれは。
 ちゃんと閉じ込めたはずなのに、暴れだしたみたいな。
 そういや、俺大人になったから死んだんだよな。
 よくわかんないや、その辺。」

魔力量(MP)が一定まで成長すると、
というものであったが当然少年に分かるはずもなく。

「……13歳だよ。今は病院にいると思う。
 手術してんだ。だから、生きて帰れるか分かんない。
 でも生きて帰りたいよ。その気持ちは、今ならある。

 アンタとも向こうで会えたりすんのかな。
 ちょっと見てみたいかも。未成年のアンタ」
(413) 無垢 2021/05/03(Mon) 21:53:04

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>372 ヌンキ
「そうしてくれ。
 んで、『silly billy』を摘発してよ。
 ……俺みたいに、恋したいと思える未来を、
 次の【宝物庫】に与えてやって欲しい」

再度あの日の約束を告げ、少年は顔を上げる。

「じゃあ、俺さ、そろそろ行くよ。
 アンタと話してたらいつまでも同じこと
 話したくなっちゃうから。

 ……じゃあな、騎士サマ」

あなたの優しさのお陰で、少年は消え入りそうな
あなたを知ることもなく──
呼び止めなければこの場を、去っていく。
(415) 無垢 2021/05/03(Mon) 21:59:22

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>428 メレフ
「持って帰ったところで
 レムノスを生きるための知識じゃん。
 にしてもバカなんだ。勉強できないメレフって
 なんかおもしろい」

想像すると口元が緩む。
因みにあなたは確かにバカとは言っていない。
これは少年の口が悪いだけだ。

「ほんとにな。でもこっちより向こうのがマシだよ。
 ちゃんと親だっている。犯罪もしてない。
 なら向こうでも、生きてやってもいいかなって」

もしくは、そのための設定だったのか。
そんなこと少年には分かるはずもない。

「そっか。バイク……いいね、かっこよくて。
 いつか乗せてよ。そのためにリハビリとか、
 必要なら頑張るからさ」
(506) 無垢 2021/05/04(Tue) 18:48:02

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>513 メレフ
「やだね、すぐに意地になっちゃって。
 まあ見てろよ、笑われない程度には必死で
 勉強してやるから」

ちなみにこれまではサボっていた。
生きる気力がそもそもないのだ、少年にとっては当然である。

「……頑張って覚えとくよ。んで、バイクは乗る。
 俺の足にしてやるから。
 個人情報渡したこと、後悔させてやるよ」

冗談交じりにそれだけ告げて、見送る。
都合のいい時に呼び出してやるんだと息巻いて、
その連絡先をじっと見つめていた。
(516) 無垢 2021/05/04(Tue) 19:54:27
 




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