人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 N[IA<NβPC]>★村人≪観≫θ ニア

>>シトゥラ

 
*ビープ音*
>>n2


 路地裏の、水辺の、会議室の、貧民街の――
        
データ

 分かたれていた記憶が集まって。

 少女は瞬きをする。首を傾げる。
 さらり、髪が揺れる。その姿が、冷たい死の世界から戻る。

「――"orion"」

 はじめに口にしたのは、どこか聞き覚えがあるような単語。
 傍らの青年を見上げて問いかける。

「……って、何のことかしら」
(89) 2021/04/30(Fri) 21:32:14

【人】 N[IA<NβPC]>★村人≪観≫θ ニア

>>90 シトゥラ

「NPC?」

 鸚鵡返しに声に出す。
 先程のアナウンスでも使われていた言葉。
 どことなく馴染みのあるそれは、その実――
    、、、、、、、
 少女が自身に付与したロールの名称だ。

(→)
(99) 2021/04/30(Fri) 23:10:44

【人】 NIA[NPC] ニア

【ソロール】

 現実世界の少女は、普通の女の子だった。
 甘いお菓子とゲームが好きな、何処にでもいる女の子。

NIA

 ただ、ちょっと変わった特技があった。
 少女の指先はキーボードを滑らかに操った。
 0と1の世界で、彼女を阻むものは――これまでのところ――なかった。

 少女はある日、噂話を聞きつける。
 開発中のヴァーチャルライフシュミレーター"proxy"。
 最先端技術によって、精神あるいは脳からアクセスすることが可能な世界。

 少女はそこに潜り込んだ。彼女の得意分野で。

NIA[NPC]

 少女は自身にNPCのロールを付与した。
 機械仕掛けの夢の中、参加者をちょっとばかり揶揄ってやろうと思って。
 ――本当は、意地っ張りで可愛くない自分を束の間だけでも捨てたくて。

 そして本当の本当は、
 どこかの誰かが悪い子の自分に気づいてくれないかしら、と。
 たったそれだけ。それだけの理由で、寂しがりの女の子は罪に手を浸した。

(→)
(102) 2021/04/30(Fri) 23:20:04

【赤】 NIA[NPC]<β>★村人 ニア

>>102

NIA[NPC]<β>

 
そのアカウントはサルガスに発見された。


 現実の自分を忘れて、けれど。――変わることは許されなかった。
 意地っ張りで、捻くれてて、可愛くない性格。
 冷めた顔立ち。ひょろりと細い手足。印象より高い身長。

 いっときだけでも捨ててしまいたかったそれらを、すべて抱えたまま。
 この世界に、生きることになる。

NIA[NPC]<β>★

 少女は他のプレイヤー同様、『課題』を与えられた。
 ロール名、
「餓狼」

 強すぎる承認欲求。倫理観の著しい欠如。餓えた獣。人殺しの役割。
 少女は殺人鬼へと成り果てた。

NIA[NPC]<β>★村人

 最後に、表向きの肩書き「村人」をぺたりと貼り付けて。
 これで「村人 ニア」の完成。

(→)
(*0) 2021/04/30(Fri) 23:22:23

【人】 NIA[NPC]<β>★村人 ニア

>>102 >>*0

N[IA<NβP村C★]>人
≪観≫θ

 この世界で、少女は死んだ。
 それに伴って付与された、《観測者》。θの死亡者マーク。

 上書きされたそれで――、非正規のデータは壊れた。

N[IA<NβPC]>★村人
≪観≫θ

 とある出来事>>6:+178によって、少しばかり修復されたけれど。

 狂った機械仕掛けの夢の中、少女は以前、壊れたまま。
 己が何であったのかすら、思い出せないままでいる。

【ソロール:兎系 完】
(103) 2021/04/30(Fri) 23:25:25

【人】 兎系 ニア

>>90 シトゥラ

 βテストに紛れ込んだ、異物。
 
セキュリティホール
       
ハッカー

    
穴  に飛び込んだ 兎。
>>103


 それが彼女の――アカウント名:ニアの正体である。
(105) 2021/04/30(Fri) 23:27:40

【人】 兎系 ニア

>>136 >>140 >>144 >>147 シトゥラ

 ここまでの道のりを紐解かれて、丁寧に並べ直されて。
 そうして少女は思い出す。

  
開発中のヴァーチャルライフシュミレーター"proxy"。
そこに潜り込んだ。自身にNPCのロールを付与した。


 ぐらりと傾いだ体が青年へ一度、もたれかかる。
 忘れていた“現実”を突然思い出した動揺と混乱で、
 薄紫の瞳がひどく揺れている。

  
そのアカウントはサルガスに発見された。
現実の自分を忘れて、けれど。


 ――動揺の理由はきっと、それだけではない。
 少女は目の前の青年と恋をしていた。

 ……そのことが、どこか遠かった。

(→)
(160) 2021/05/01(Sat) 3:44:20

【人】 兎系 ニア

>>160 シトゥラ

  
――変わることは許されなかった。


 自分と同じように、この青年も。
 ……いいえ、彼の方こそ。

  
現実世界の少女は、普通の女の子だった。
甘いお菓子とゲームと――


 プログラムされた設定のまま、
 定められた0と1の恋をしていたに過ぎないんじゃないか?

  
それから恋の話が好きな、何処にでもいる女の子。


 だって、こんな。
 変われなかった、他の何者にもなれなかった――
 強欲で、傲慢で、独りよがりで。狡くて、ひどい女の子。

(→)
(161) 2021/05/01(Sat) 3:45:59

【人】 兎系 ニア

>>161 シトゥラ

      
ニア

 可愛くない仁愛のままだった、ニアのことなんか。
 誰だって――好きになれるはずがない。

  
「そんな子のこと、誰だって。好きになれるはずがないわ」


 だから、少女は青年の胸に手を軽くついて――

(→)
(162) 2021/05/01(Sat) 3:47:49

【人】 兎系 ニア

>>162 シトゥラ

 ふと、動きを止める。
 
《観測者》ロールが正常に動作した今このときになって、
 ようやく理解した、彼の死因が脳裏をよぎった。

 手をついた、その場所を見つめて。
 心ともなくぽつりと呟く。

「――痛かったでしょう」

 それは、左胸。心臓のある場所。
 ……青年が刺したのと、同じところ。
(163) 2021/05/01(Sat) 3:49:14

【人】 兎系 ニア

>>166 >>169 >>170 シトゥラ

 青年の声が途切れる。
 少女を撫ぜる手が離される。

 もう――随分と多く、もらいすぎてしまった。
 尽くされた言葉、幾度も触れてくれた手。
 愛情にご馳走様も言わない不作法は、もうおわり。

 少女は口を開く。
 目の前の彼に届くのならば、誰に見られたって構わない。
          
ログ

 いつかの未来、この記録を見て、
 恥ずかしい思いをすることになったとしても。
 眉を顰められたって、囃されたって、伝えなければならない。


「――うるさくも胡散臭くもないあんたって、
 こちらの調子が狂うわね。いつもの調子はどうしたの?」

 けれど、少女は素直じゃないものだから。
 はじめに出たのはそんな言葉。

(→)
(197) 2021/05/01(Sat) 15:32:34
ニアは、はじまりを思う。
(a51) 2021/05/01(Sat) 15:33:47

【人】 兎系 ニア

>>197
 うるさい、胡散臭い。
 初めて話したときから、彼を評するのに用いられた言葉。

「最初に会ったときは、随分と軽薄な人だと思ったわ。
 次に、わたしの嫌いな『優しい人』だって」

 たくさんの人と平等に話をして、不機嫌な――
 あからさまに面倒そうな女の子にまで気を配る姿は、
 少女からはそうとしか見えなかった。

 
「不機嫌にならないでくださいよ、お嬢さん。
僕のこの笑顔に免じて〜〜〜ねっ!」


 あれも嫌これも嫌、嫌いなものばかりの少女は――
 その中でもいちばん、優しい人が嫌いだった。

 自分なんかに優しい人は、誰にだって優しいから。
 愛想笑いも、謙遜も。お世辞も。
 気遣いだって。平等に振り撒かれるそれらが、大嫌い。

 誰の特別にもなれなかった少女は、
 等しく与えられる優しさがいちばん、嫌いだった。

「だから、利用してやろうって思ったのよ。
 壊れた……壊した弓を見せて。直してもらうついでに、
 同情のひとつでも引いてやろうって」

        
ロール

 少女はかつての役割に、思いを馳せる。 (→)
(199) 2021/05/01(Sat) 15:35:21
ニアは、手にかけた女性を思う。
(a52) 2021/05/01(Sat) 15:37:36

【赤】 兎系 ニア

>>199

「いつか、あんたのこと。
 殺してやろうって思ったりもしたわ。

 ――メサにしたのと、おんなじように」

 
「アイツの欲しがってた言葉を殺した!
アイツの、口を塞いだんだ。
アイツは、望んでた。きっと、僕が!欲しかったんだ!
愛してほしいって、きっと思ってた……」


 彼の言葉を思い出して。
 あの路地裏が、脳裏をよぎる。

(→)
(*1) 2021/05/01(Sat) 15:38:44
ニアは、路地裏を思う。
(a53) 2021/05/01(Sat) 15:39:16

ニアは、雨降る部屋を思う。
(a54) 2021/05/01(Sat) 15:41:07

【人】 【秘】兎系 ニア

>>G13

「死ぬのは、こわかった」

「だけど、あんたがいなくなったら、
 もう、生きていけないと思ったのよ。
 ……馬鹿な女でしょう?

 でも、心の底から、そう思った。
 あんたに傷をつけてでも、絶対に、離したくなかった」


 
「それとも、一緒に死にたいですか?」


 
夕暮れの部屋で。頷いたのは、わたしの責任だ。


(→)
(201) 2021/05/01(Sat) 15:44:13
ニアは、仮想の死を思う。
(a57) 2021/05/01(Sat) 15:44:57

【人】 【墓】兎系 ニア

>>201

「あんたは約束を守ってくれた。
 痛かったでしょう。こわかったはずよ。
 それなのに――馬鹿ね、ひどい女の手を引いて、後を追って」


 
辿った過程も、青年の吐露した胸中も知りはしない。
ただ、『ナイフで胸を刺して死んだ』。
その事実だけを、《観測者》ロールが伝えてくる。


「あんたは、いつだって欲しいものをくれた。
 求めれば……いいえ、そうでなくたって、応えてくれた」


 
掬い上げられた手。囁かれた言葉。
不器用に求めたものも、隠したものも。
ぜんぶを拾って、与えてくれた。


「でも、嫌なことはひとつもしなかった。
 わたしがほんとに嫌なことは――ひとつも」

 だから、伸ばされた手を受け入れてしまった。
 今だってそうで――思えば、はじめからだった。

 
 
「イヤならちゃんと教えてくださいよォ?
僕だってアンタが厭だと思うことはしたくないですし」



「……そういうの、ぜんぶ。
 わたしだけの特権にしたかったと言ったら、笑う?」 (→)
(202) 2021/05/01(Sat) 15:46:43
ニアは、現実の生を思う。
(a58) 2021/05/01(Sat) 15:47:32

【人】 兎系 ニア

>>202

「もう、分かっているかもしれないけれど。
 現実のわたしは、ここにいる資格なんて持たなかった。
 ……人を殺めこそしていないけれど、ただの犯罪者よ」

 
両親に捨てられて、頼れる親族も無く。
兄は仕事にのめり込んで、ちっとも帰ってこない。
学校にも馴染めなくて、高校からは通信制の学校を選んで。
寂しさを埋めるように電子の海にとっぷりと浸かって――そうして、溺れた。


「それに、ひどい引きこもり。
 モニターが家族でキーボードが友達の、つまらない子よ。
 ――それでも、わたしのこと、」

 
「ねえ、それでも――
 わたしのこと、愛せるっていうの?」


 いつかと同じようなことを言いかけて、口を閉ざす。
 その答えはとうにもらっている。いいえ、と呟く。

「……それでも、わたし――」

(→)
(204) 2021/05/01(Sat) 15:51:52
ニアは、青年に手を伸ばす。
(a59) 2021/05/01(Sat) 15:52:27

ニアは、青年の左手をそっと握る。
(a60) 2021/05/01(Sat) 15:53:41

ニアは、歯を立てず、彼の左手の薬指をやわらかく食む。
(a61) 2021/05/01(Sat) 15:53:59

【人】 兎系 ニア

>>204 >>a59 >>a60 >>a61

 ――それから、唇を離し、金の瞳を真っ直ぐ見つめて。
 目を細める。逸らしはしない。

 青年は守ってやりたいと言ってくれたけれど。
 大人しく守られてばかりの、
 か弱いお姫様になるつもりはない。

 だって、この寂しがりの青年一人分の――
 いいえ、“技術指揮シトゥラ”と、
 その中にいるかもしれない、あんたのこと。
 二人分の重さを支えなければならないから。

 だから少女はその足で立って、青年に真っ直ぐ微笑みかける。
 逃げはしない。――逃がしも、しない。
 その瞳から餓えの色はすっかり薄らいで、
 しかしそれでもやっぱり、すこしばかりは残っている。

 ……このどうしようもない寂しがりにとっての
 『すこしばかり』が、
 万人にとってもそうであるとは限らないけれど。
 
ロール

 役割に浸されきったあの頃より、
 正気の色であることは確かだ。

 瞳の中、微かにたたえられる餓えが、
 青年の手を食んだ行為が、包む両手の温もりが。
 拙い言葉の隙間を、埋めてくれればいい。 (→)
(205) 2021/05/01(Sat) 15:55:21
ニアは、目の前のひとを想っている。
(a62) 2021/05/01(Sat) 15:56:07

ニアは、恋をしている。
(a63) 2021/05/01(Sat) 15:57:38

【人】 兎系 ニア

>>239 >>243 >>245 >>-196 シトゥラ

 抱き寄せられ、肩に力がこもる。警戒の表れ。
 ぱちぱちと瞬く。驚いたとき、少女が見せるしぐさ。 
 耳元で囁かれ、首をすくめて。

 けれどその動作のどれも、
 身体を動かしたのは恐怖ばかりではない。

 その証拠に――少女は、青年から伸ばされる手を拒まない。

(→)
(254) 2021/05/01(Sat) 22:24:07
ニアは、寂しがりだ。
(a105) 2021/05/01(Sat) 22:35:20

【人】 兎系 ニア

>>254

 抱きしめられたまま、青年の頬に手を伸ばして――
 ぺち、と弱く叩く。
 戯れのような、ほとんど添えているに等しい平手打ち。

 そうして、呆れたような声を出す。
 
「言わないわよ、あんたじゃないんだから」

(→)
(256) 2021/05/01(Sat) 22:37:31
ニアは、ひどく――ひどく、負けず嫌いでもある。
(a106) 2021/05/01(Sat) 22:43:41

ニアは、ホワイトボードの前に立っている。
(a115) 2021/05/03(Mon) 0:22:53

ニアは、サダルの書き置き>>L4を見た。
(a116) 2021/05/03(Mon) 0:23:03

【人】 兎系 ニア

>>サダル

 どことなく周囲の目を気にしている様子がありつつも、
 “話”をするため、彼の姿を探している。

 星はもう無いから、自分の目と足で。
 ――帰ってしまうまでに、間に合うかしら。
(331) 2021/05/03(Mon) 0:34:10

【人】 兎系 ニア

>>333 サダル

「わたしよ。ニア」

 つかつかと歩く足を目の前で止めて、
 鬱々とした彼を正面から見下ろしながら。

「ホワイトボードのあれはどういうことなの。
 あんたの家の近くとか?
 ……まさか、戻ったら――事故に遭ってる真っ最中です、
 とは言わないわよね」
(335) 2021/05/03(Mon) 0:57:56

【人】 兎系 ニア

>>343 サダル

「ええ、戻るわ。心配は……」

 ある。とても。具体的には
サイバー犯罪
とか。
 しかし言い出しづらく。そもそも、そんな場合ではなく。

「わたしのことはいいのよ。――『ああ、』じゃないでしょ。
 助かる見込みがあってその余裕なの?
 救急車を呼んでもらって、それで何とかなるの?」

 星のマーク(幻覚)を浮かべている場合でもない。
 すこしばかり乱れた、性急な口調で問い詰める。
(347) 2021/05/03(Mon) 3:37:29

【人】 兎系 ニア

>>メレフ

 少女が殺した男性、『兄さん』ことケイプ・バーニー。
 その友人だった設定を持つ彼。
 警戒して、嘘を重ねたが……
味方であったらしい……。


(設定上とはいえ、悪いことをしたわよね。
 ……でも、わたしのせいじゃ)

(…………わたしのせい、よね……。
 『ニア』が来たせいでああなったのだし……)

(そもそも、どのくらい覚えてるのかしら。
 NPC? プレイヤー? 実感はどのくらいあるの?)


 心中の独り言がやけにうるさい少女は、
 すこし離れたところから様子を伺っている。

 ――何かの拍子に目が合えば、ピシ、と固まって。
 逸らしもできず、男の顔を凝視しているだろう。
(358) 2021/05/03(Mon) 13:22:48

【人】 兎系 ニア

>>349 サダル

「……そう。……戻ったら、かけておくわ。
 何とかしなきゃいけないもの」

 一人でも多い方がいいでしょ、とつけ加えて。
 
携帯の充電切れてなかったかしら……と思ったのは内緒だ。

 それから、拗ねたようにそっぽを向きながら。

「これでおしまいにするつもり?
 ……『これから先も』って言葉。あれは嘘だったのかしら」
(377) 2021/05/03(Mon) 17:24:38

【人】 兎系 ニア

>>362 メレフ

 見られている。見られている……。
 とても見られているし、不本意ながら見ている。

「――――ゎ、」

 おずおずと口を開く。

「悪いこと……
した、
とは、思ってるわ……
(378) 2021/05/03(Mon) 17:33:17

【人】 兎系 ニア

>>a127 キュー

 少女はそこに立っている。腕を組んで、仁王立ち。

 彼の姿を見るや否やつかつかと近寄って、
 ぎゅっと腕を握る。今度は掴めた。

「……、……。……あんた、NPC? プレイヤー?」

 言葉に迷う間があってから、短く問いを投げる。
(379) 2021/05/03(Mon) 17:49:32

【人】 兎系 ニア

>>382>>-264) 壊れた時報 キュー

「NPCってことかしら。
 ……
下手な嘘
に聞こえるのだけど」

 あっさりと気遣いを無下にする。それから、首を傾げる。
 少女は彼が反対言葉でなくなった事実を知らない。

「面倒な話し方はやめたの?」

 すこし考えて、とある少年に教わったことを思い出す。
 はいかいいえで答えられる質問。
 それなら嘘つきと正直者が分かるはずだ。

「正直に……話しやすいように、答えていいわ。
 あんたは、『キュー』?」

/*会議室で話されていた内容は《観測者》ロールで把握しています。
 エピローグ以降のことは把握していません。
(387) 2021/05/03(Mon) 19:53:05

【人】 兎系 ニア

>>390 メレフ

「……失礼ね」

 つかつかと、あいていた距離を詰めて。
 少女の気取った話しぶりはさほど変わらない。

「あれ、やっぱり届いてたの。
 ……忘れてちょうだい。今際のうわごとよ」

 死の間際、夢を見るようにして並べた言葉たちだ。
 正直、黒歴史に近い。
だから今すぐ記憶から消し去って。


 そんな気持ちで睨みつける。態度はむしろ悪くなっている。
 『兄さん』の妹を装う猫被りが無くなったので。

(→)
(395) 2021/05/03(Mon) 20:35:26

【人】 兎系 ニア

>>390 >>395 メレフ

「それにしても、AIが修正されて良かったわ。
 『負け』は、勝手に脱落したわたしのせいでもあるから」
 
ロール
 
バグ

 役割も欠陥も取り除かれ、明瞭になった思考で振り返って。

 少女はここでの(自分が観測した範囲の)出来事も、
 現実のこともはっきりと思い出しているタイプのプレイヤーだ。

「それであんたたちまで繰り返すことになっていたら、
 流石に寝覚めが悪かったもの。

 ――と、言って伝わるのかしら」
(396) 2021/05/03(Mon) 20:42:02

【人】 兎系 ニア

>>394 サダル

「……だから、あんたわたしに甘すぎなのよ。
 お世辞じゃないのは分かったけど……。
 向こうのわたしを見て、幻滅しても知らないわよ」

 お馴染みになりつつある、呆れた調子で。
 
でも安心してほしい、容姿も性格も現実とさして違いはないです。
引きこもりツンデレ美少女ハッカー。どんなラノベ?


 それから、唐突に11桁の数字を口にする。
 続けてアルファベットの羅列も。

「さっさと怪我を治して連絡することね。
 ……いつまでも寄越さなかったら、変えてしまうから」

 戻れば忙しくなるであろう事故の被害者への気遣いか、
 通じない連絡をすることを恐れる寂しがりの発露か。

 お兄ちゃんなら、きっと真意は分かるはずだ。
(417) 2021/05/03(Mon) 22:08:47
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:ニア 解除する

生存者 (5)

ラサルハグ
3回 残 たくさん

あんまいない

ヌンキ
52回 残 たくさん

全◯/置きレス

ルヘナ
33回 残 たくさん

レス通知求

ハマル
43回 残 たくさん

全○

メレフ
44回 残 たくさん

新秘○/置 謝謝

犠牲者 (6)

サルガス(2d)
0回 残 たくさん

 

ニア(4d)
42回 残 たくさん

新規・秘話○分裂

キファ(5d)
72回 残 たくさん

置かかってこいや

ヘイズ(5d)
14回 残 たくさん

【雲】ここどこ?

ゲイザー(6d)
40回 残 たくさん

全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
13回 残 たくさん

新◎/います

処刑者 (6)

アンタレス(3d)
1回 残 たくさん

新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
20回 残 たくさん

またね

サダル(5d)
54回 残 たくさん

新◎秘◎

カウス(6d)
58回 残 たくさん

全〇Love…

キュー(7d)
30回 残 たくさん

置き

ブラキウム(7d)
24回 残 たくさん

全◎置きだぞ!

突然死者 (0)

裏方 (3)

エルナト
0回 残 たくさん

レグルスkiss

レグルス
2回 残 たくさん

ぜんぶ○/生存

メサ
12回 残 たくさん

全部◎昼は置き

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
裏方
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.19 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa