『こんばんは。皆のLINE見えてたんですけど、遅くなってすみません,

俺は部活優先で、クラスメイトにはシフト周りで少し迷惑かけてるんですけど
剣道部の方でやきそば屋の裏方やったりしてるんで、お昼に来てくれればいると思います

急に実家に呼び出されて、今はあまり顔が出せませんし
文化祭本番もお昼以外だと片付けとかで結構忙しくしてると思うんですけど

遊びに来てくれると、嬉しいです』


[ あの時の面々にLINEでメッセージを送信した ]

[ 実家の自室でメッセージを送って、ふぅと一息
来てくれるかな、時間があったら遊びに行っても良いかな
送ってから変に緊張してしまったけれど、きっと気の良い皆のことだから大丈夫だろうと考える ]

……メグル、今どうしてるんだろうなぁ

[ いつも同じ部屋にいるはずの彼は、当然ながら実家にはいない
早く学校に帰りたいな、と思いつつ母の呼ぶ声に応えた ]**

[実家の手伝いを終え学校に戻ると、ほとんどの準備作業は完了していた。
剣道部にももちろん顔を出したが、先輩方には「実家の手伝いお疲れ！俺たちでもうやっちまったから心配はいらないぞ。」と気を使われてしまった。

とはいえ、明日のために少しは何かをしておかないと気が済まない。
寮の調理室に立ち、明日のために焼きそばの練習をし始めた。

……そこには明らかに焼きそばには使用しないであろう具材も混じっているが、気にしてはいけない。
せめてどんな具材を使うことになっても美味しくできますように……と念じながら調理を始めた。]

幸運：51
調理：61

[出来上がったのは、いたって普通の焼きそばだ。
具材ルーレットはきちんと回したが特に変な具材も入れることにはならなかったし、見た目もまぁ…………普通だ。

口に入れても、特に違和感はない。まぁ、成功と言っていい分類だろう。]

…………今回は成功したからいいけど、皆にこれふるまうの、やだなぁ……………………

[そう、剣道部伝統は"闇鍋ルーレット焼きそば"なのであった……]