23:10:27

人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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視点:


到着:光の尾 マンユゥ

【人】 光の尾 マンユゥ


[ヴィスの民は先祖代々森を守り、緑を育み、
万物の恵みを蓄える誇り高き一族。

愚かにも森を捨てて出ていった
リルの民とは違うのだと―――
両親や祖父母からそう教わって生きてきた。

むかしむかし、ふたつの一族はひとつだった、なんて。>>0
それも確かに子供の頃に聞いたことはあったけど
今ではもうあまり気にする人もいない言い伝え。

それがまさか自分の身に
直接関係してくるだなんて
思いもしなかったのだ。]
(18) 2021/12/02(Thu) 10:57:54

【人】 光の尾 マンユゥ


けっ、こん。

……わたしが????
リルの人と???????


[まさに青天の霹靂。
突如告げられた内容に呆気に取られて目を瞬かせた。

このマンユゥ、狭い集落の中で生まれ安穏と育ち
男性と付き合ったことなどないなりに
書物で呼んだ恋物語に夢を抱き
憧れを抱いていた乙女である。

もう成人した身でもあるし、姉や友人のように
そう遠くないいつかは良い人と結ばれ子を為し、
あたたかく穏やかに家庭を築いていくのだと
漠然と想像はしていた。いや、夢を見ていた。


見ていたのだが――――]
(19) 2021/12/02(Thu) 11:01:03

【人】 光の尾 マンユゥ


冗談。でしょう?

リルの民は森を捨てた恥知らず。
そう教えたのは父様たちじゃない。
そんな何処の馬の骨とも知らない男に嫁げっていうの?

[目を吊り上げ、頬を膨らませて抗議する娘に、
両親はもう決まったことなのだと繰り返した。

小さな集落だ、若者は決して多くない。
今回の儀ではまだ結婚していない、
あるいは既に恋仲の相手が居ない者を除いて
殆ど強制的に嫁婿に出されることになるだろう。

説明を聞いてもまだ納得は行かず、
不貞腐れる娘に両親は更に説得を重ねる。
相手はリルの中でも莫大な財を築いた
豪商の跡取り息子>>14だ、とかなんとか。]
(20) 2021/12/02(Thu) 11:02:23

【人】 光の尾 マンユゥ

[マンユゥの家は特に金持ちでも貧困でもない。
畑を耕し自給自足の生活をする、
一般的なヴィスの家だった。
その生活も終わってしまうのだろうか。

きっと今よりいい暮らしができるぞ、と
慰めるように言われても
顔は暗いままだった。

長い装束の中に普段は隠している
黄色い光の尾がふにょりと力なく垂れさがる。]

(お金持ちのおぼっちゃんなんて……
 きっと軽薄で怖い人なんだ……
 好きなものは金と女と酒、みたいな……)

[偏ったイメージはさながら海のならず者である。
今までの思い出が走馬灯のように
浮かんでは消え、浮かんでは消え。]
(21) 2021/12/02(Thu) 11:08:02

【人】 光の尾 マンユゥ




………裕福な暮らしなんて、欲しくないもん。
わたしはわたしのことを愛してくれる人と
幸せになりたかったよ………。

 

[ぽつり、と呟いた言葉は誰に届くこともなく消えた。**]
(22) 2021/12/02(Thu) 11:11:25
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a4) 2021/12/02(Thu) 11:16:01

【人】 光の尾 マンユゥ

― 婚儀の日 ―

[選ばれた者たちは長年住んだ土地を離れ、
新しい場所に新居を構えるのだと言う。

自分の荷物を纏め、荷台に積んで。
普段農作業をする時の簡素な服装ではなく、
この日の為にあつらわれた婚礼用の装束に身を包み
化粧を施し、白い花飾りで髪を結った。

いっそ家出でも企ててやろうかと思ったが
森から碌に出たことがない世間知らずの小娘に
この地を離れて行くあてがある筈もなく
結局そのまま婚儀の日を迎えることとなった。

結婚とは人生の墓場だと言う。

すっかり諦めの境地ではあったが、
旅立ちの一行の中に見知った人の姿を見つければ
そろそろと近づいて声をかけたりしたかも。]
(34) 2021/12/02(Thu) 14:07:13

【人】 光の尾 マンユゥ


シャーレンねえさまぁ、
マンユゥは、マンユゥはもうだめですぅ。
売られていく牛のきもちがわかるよぉ………



[3つ上のシャーレンは
ヴィスの中でも大きな家の出だったけれど
本人に気取ったところがあるわけでもなく
優しく面倒見の良い女性だった。>>29

あまり周囲に同じ年頃の女の子がおらず
10も年の離れた実姉は早々に嫁いでしまったので
幼い頃から姉のような遊び相手として懐いていた。
好奇心旺盛な本好きの彼女に
物語を読み聞かせて貰ったこともあったかもしれない。>>30

彼女の花嫁姿は楽しみにしていたけれど
まさかこんな形で見ることになるとは思っていなかった。
ぴえぴえと弱音を吐きながら、足取り重く合流地点へ向かったことだろう。**]
(35) 2021/12/02(Thu) 14:20:26
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a8) 2021/12/02(Thu) 14:24:23

【人】 光の尾 マンユゥ

[マンユゥはすっかりこの世の終わりのような顔をしていたが
向こうは向こうでひと悶着あったとは勿論知る由もない。>>54>>55

もしも神様がいるなら何とかしてください、
なんてあの日夜に祈りを捧げた流星が
実はまだ見ぬ未来の夫の魔法だったなんてことも。

ともあれ、ヴィス族の一行と共に
新しい居住区らしき地までやって来た。
周囲には転々と新しく作られたばかりの家が並ぶ。

ここが今日から新しい住処になる、なんて
聞かされていてもまだ実感はなかった。
手伝いの男衆が積み荷を降ろし、
てきぱきと儀式の準備を整えていく。

婚礼装束が汚れても事だということで
手伝いを申し出ても断られてしまい
出来ることと言えばただぼうっと見ているだけだ。]
(68) 2021/12/02(Thu) 21:47:50

【人】 光の尾 マンユゥ

[改めて、自分以外のヴィスの民を見遣る。
自分を含めて女が二人、男が二人。
ということは向こうも同じ比率だと言うことだ。
流石に和平を謳う儀らしく、
男女同数に揃えたのだろう。

男性陣とも同じくらいの年頃の筈だが、
2人とも幼い頃に遊んだ顔ではない。

1人は村の中で大人に混じって
力仕事をしているのを時折見かけたが>>5
話しかけようとすると周囲の大人に
何故かやんわりと遠ざけられた覚えがある。

1人はぶかぶかの衣装を着ており
少年と言っても差し支えないような見た目だが>>56
この儀に出される限りは成人…なのだろうか。

彼らは一体何を思っているのだろう。
そわそわと落ち着きなく周囲を見回しながら
所在なくその場に佇んでいる。*]
(71) 2021/12/02(Thu) 22:00:09

【人】 光の尾 マンユゥ

―合流前・シャーレンと―

うぅぅ、ねえさまぁ……

わたしだってねえさまの花嫁姿楽しみにしてたんですよぉ
ねえさまには心通わせた男の人と結ばれて
幸せになってほしいと思ってたのに………

[幼い頃、彼女に読んでほしいとねだったのは
素敵な恋の物語が多かった。
子ども心にいつかわたしも
こんな恋がしたいと心を躍らせたものだ。

彼女に想い人がいるのだと聞いたことはあったか、
なかったとしても婚姻に思う所はあるだろうに
気丈に慰めてくれる彼女に甘えて弱音を吐く。>>75

こんな調子では同族の青年に
憐憫じみた視線>>41を向けられるのも
無理からぬことであろう。]
(87) 2021/12/02(Thu) 22:48:56

【人】 光の尾 マンユゥ


ねえさまもっ、リルのひとに何か酷いこととかされたら
いつでも逃げてきていいんですからねっ。

わ、わたしには……大したことはできないかもだけど……相談くらいならいつでも……!

[見知らぬ地で見知らぬ男と暮らすことには不安しかないが
気心の知れた同性がいることはせめてもの救いであった。
少しばかり気が軽くなるような心地を覚え
同族たちと共に暫し道を往く。*]
(90) 2021/12/02(Thu) 22:50:56

【人】 光の尾 マンユゥ

― 現在・合流地点 ―

[手伝いの者たちが家に荷を運んでいくのを眺めながら
所在なさげにしていると、
先程見かけた同族の少年?に声をかけられた。>>79]

あ、えとえと、こ、こんにちはっ。

[のんびりとした口調で話しかけられ
慌ててぺこりと頭を下げた。

狭い集落だ、同世代は殆ど幼馴染と言ってもいい筈なのに
見慣れない顔がいることに少々疑問は感じたが
里から離れて暮らしていた一家の者だとまでは分からず。>>15

もしかしたら子供の頃に会ったことがあるかもしれないが
頻度はそこまで高くなかっただろうし
見目が変わらない今現在の彼と
同一人物だとは思わなかったろう。

そんなわけで、初対面だという認識で会話に応じる。]
(95) 2021/12/02(Thu) 23:05:25

【人】 光の尾 マンユゥ


うううう、やっぱりそうですよね………
わたしも落ち着かなくて…………はあ……

[ぶかぶかな袖を揺らし、
朗らかに笑っている彼からは
あまり委縮や不安は感じられないが
それでもやはり緊張しない筈はないだろう。

こくこくと頷きながら忙しなく働く人々に視線を向ける。
リルの民ももう到着する頃合いなのだろうか。
早く来て欲しいような、来ないでほしいような。]

…………ねえ、相手ってどんなひと?

[緊張を紛らわしたいのはこちらも同じで、そんな風に尋ねてみる。
と言っても皆、名前と素性くらいしか知らされてはいないのだろうけど。**]
(97) 2021/12/02(Thu) 23:13:30
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a17) 2021/12/02(Thu) 23:37:32

【人】 光の尾 マンユゥ

― ユンチェと ―

あ、そうですよね……
今は手伝いのひととか居てくれますけど……
皆帰っちゃうんですもんね。
ううう、大丈夫かなあ……

[多少身の回りの世話をしてくれる人は残るのだろうが
基本的には自分達だけでやっていかなければならない。
不安を表に出せば彼もそこは同じようで。>>108

のほほんとした笑顔の奥にも
やや陰りが窺えて素直にうなずいた。]

え、あ。そうなんですか????

[年上の女の人。と聞いて目をぱちくりさせる。
彼が年齢(は知らないが)よりも幼く見える分
何と言うか不思議な組み合わせに思え。

首をかしげていたが続く言葉にさあっと蒼褪める。]
(138) 2021/12/03(Fri) 16:58:57

【人】 光の尾 マンユゥ


……うぅ、こわいこと言わないでくださいよぉ、

だ、だいじょうぶですよっ
だって和平のための結婚、ですもん

いくらリル族のひとでも
こ、殺したりなんて……しない、
しない……ですよね???

[自分に言い聞かせるように
ふるふるしながら必死に言い募る。

経験豊富なオトナの女性。
リル族に対する偏見もプラスされて
男を尻に敷くようなセクシー女王様のイメージが
脳裏には形成されていた。]
(139) 2021/12/03(Fri) 16:59:26

【人】 光の尾 マンユゥ

わたし…、あ、わたしマンユゥって言うんですけど
わたしの相手もお金持ちの跡取りなんだそうです。
海の男〜って感じなんだとか………

きっと軽薄で、乱暴で…
わたしなんて散々慰み者にされて
ポイされちゃうんです………

でも、でも、これもお役目ですし
ヴィス族のみんなだっていますからっ
お互いがんばりましょうねっ!

[きゅっと拳を胸の前で握って彼を見つめ
滅入る気持ちを鼓舞するように励ましたのだった。**]
(140) 2021/12/03(Fri) 17:05:06

【人】 光の尾 マンユゥ

[新居の方に向かうらしいユンチェを見送れば、
再び暇を持て余してしまう。>>130
そういえばもうリル族の方も到着しているのか。

なんとなく視線を感じてそちらを向けば
遠目に見知らぬ男女が話しているようだった。>>128>>132
......想像していたよりはふつうの人たちーー
少なくとも自分とあまり変わらないようには見えるが、
まだ安心はできない。]
(143) 2021/12/03(Fri) 18:45:00

【人】 光の尾 マンユゥ


(......なに言われてるんだろ......)


[これは義務。子を成すためだけの。
向こうにとっても望まぬ婚姻だろう。
あんなのが候補?とか話してるのだろうか。
まさか誉められているとは夢にも思わず、
ますます憂鬱な気持ちになった。]


(帰りたい......なあ......)


[そっと広場を離れ、しょんぼりしながらてくてくと歩き出す。
本気で逃げるつもりがあるわけではなく
自分も新居を一度見ておこうと思って。**]
(148) 2021/12/03(Fri) 18:48:54
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a21) 2021/12/03(Fri) 19:02:25

【人】 光の尾 マンユゥ

[荷運びの列のあとをついてとぼとぼと歩く。
足元に視線を落としていたから
後ろから迫ってきた男には声をかけられるまで気づかず、
驚いてびくりと肩を跳ねさせた。>>151]

ふえっ、ひゃいっ......!
はっ、はじめまして......!

[思わず顔をあげれば
先ほどこちらを見て何かを話していた(たぶん)リル族の人だ。

録に森の外に出たことがない女は、
ナンパなんてものにも縁遠い。

思わず身を強ばらせたものの、
どうやら心配してくれている?らしい。
おずおずと口を開く。]
(152) 2021/12/03(Fri) 20:04:08

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、ええと、その......

ここまで来ておいて今さら、ですけど......
けっこん......するのが、......不安なんです......
あいてが、こ、こわいひとだったらどうしようって......


[思わず口にしたあとではっとした。

目の前の男が己の結婚相手なのだとは
まだわかっていないにせよ
リル族の人間にリル族がこわいなどと、
気分を害してしまうのではないか。

むこうがこちらをヴィスだと思っていない、
......なんてことには思い至らず
一気に青ざめ、大きな目にじわりと涙をにじませる。]
(153) 2021/12/03(Fri) 20:05:58

【人】 光の尾 マンユゥ


ご、ごめんなさい、......っ
会ったばかりの、リルの人に、こんなこと......


[泣いたら化粧が崩れてしまう。
その一心で涙を堪えた。
そうでなくても皆不安な状況で
自分だけいつまでもめそめそしているわけにもいかないのに。
ぐっと唇を噛み、俯く。*]
(154) 2021/12/03(Fri) 20:11:28

【人】 光の尾 マンユゥ

そ、そう、でしょう、か......?
あのあの、そんなこと初めて言われました......ので、その、恥ずかしいです......

[普段かわいい、という言葉を向けられることは
ないわけではないけれど、
それはなんと言うか友愛親愛に基づくもので。

見知らぬ男性にこう何度も繰り返し
美辞麗句で誉められると流石に少し気恥ずかしく、
もじりと頬を染めた。]

ぅ、あり、がとう、......ございます......

[苦笑しながらも袖で溢れ落ちかけた涙をぬぐってくれる。
すん、と鼻を鳴らし、
まだ濡れた目で彼の方を見あげた。]
(165) 2021/12/03(Fri) 21:50:40

【人】 光の尾 マンユゥ


俯かずに、前を......


[彼の言葉を反芻する。

......確かに、
カラリとした笑顔を浮かべる
目の前の青年は堂々としていて
憂いや陰りは感じられない。

こんなひともいるのだ。
相手がリル族だからと言って
ネガティブな想像ばかりしていたが、
さながら快晴の青空のような青年は
悪い人だとは思えない。]
(167) 2021/12/03(Fri) 21:52:17

【人】 光の尾 マンユゥ


......そう、か......そう、ですよね。

向こうだっていいひとかもしれないのに、
会う前からこわがってばかりじゃだめ、ですよね。


[決められた婚姻だとしても、いやだからこそ、
できれば愛を育み、仲の良い夫婦生活を送りたい。

自分が怯えてばかりでは
むこうがどんな相手だったとしても
うまくいくものもいかなくなってしまうだろう。

そんな風に励ましてくれている気がして、
ふわりと口許に笑みを浮かべた。]
(169) 2021/12/03(Fri) 21:54:23

【人】 光の尾 マンユゥ


ありがとう、ございます。
あなたは強くて、優しいひとなんですね。


[彼を見つめ、もう一度礼の言葉を。*]
(170) 2021/12/03(Fri) 21:59:04

【人】 光の尾 マンユゥ

ふ、ふふふ。
なんですか、それ。

[愉快な人だ。
気にするなと言いたげな態度に思わず笑ってしまった。
そもそも突然の婚姻に戸惑っていただけで
根は明るい性格のマンユゥである。

なんとなく緊張もほぐれたところで
レモンの砂糖付けを渡された。
物珍しそうにそれを眺めたのち、
ぱくりと頬張る。]

あ......!おいしい......です

うちの森で採れる果物とは違う、
すっぱくて......でも、あまくて。

[顔を輝かせながらもぐもぐと
小動物のように齧っていれば
いつのまにか目的地に到着していた。]
(193) 2021/12/03(Fri) 23:29:25

【人】 光の尾 マンユゥ

......あ、もうついたんですね。
はい、それじゃ......って、え?

[改めてレモンの礼を言い
別れようとしたところで
彼がそのまま新居に入っていく。

家を間違えたのかと思ったが、
周囲を見渡せば確かに自分の荷も運び込まれている。
では間違えているのは彼の方?......いや。]

......若......???

[家の中から声が聞こえて中を覗き込んだ。
若、と呼ばれているのは先ほどの青年でーーー。
思わず彼の背を追い、その服の裾を掴んだ。]
(194) 2021/12/03(Fri) 23:30:52

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、あのっ。
......もしかして、ジャヤートさん、ですか?


[聞かされていた婚姻相手の名前。
そうだ、よくよく考えてみれば
婚礼衣装を着たリルの男性は二人しかいないのだから、
彼が自分の夫である可能性は決して低くないのだ。
不安で頭が一杯で(あとこわいひとのイメージが強すぎて)そんなことにも考えが至らなかった。]


わ、わたし。マンユゥです。ヴィス族の。
......なまえ、族長から聞いてませんか?


[様子を伺うようにじっと見つめる。**]
(195) 2021/12/03(Fri) 23:33:34

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、やっぱり……

[目の前の青年の名と素性は
やはり事前に聞いていたものと一致する。
思わず彼の姿をじっくり見つめてしまった。

跡取りらしく堂々とした態度。
健康的に焼けた肌と引き締まった体躯。
確かに奔放な海の男と言われれば
間違ってはいなさそう……だが、
イメージしていた荒くれ者とは随分と差がある。

だが、向こうはまだこちらに気付いていないのだろうか。
干しレモンを思わず受け取りながらも首を傾げ―――>>223
目を瞬かせるのはこちらの方。]
(228) 2021/12/04(Sat) 10:00:45

【人】 光の尾 マンユゥ


い、芋っ!?
白桃???

[彼の喩えはよくわからなかったが、
どうも何かヴィス族について
勘違いをしているのではないだろうか。
彼が名を思い出すのをじっと待つ。>>224
やがてその微笑みが怪訝な顔へと変わり>>225
膝を折って至近距離で此方を覗き込んだ。

端正な顔にそうじっと見つめられると
何となくどぎまぎしてしまうのだが
負けじと彼を見つめ返し、困惑の色を浮かべた。]


ど、どうって言われても……

ヴィス族のマンユゥはわたし以外にいない、ので。
あなたがリル族のジャヤートなら、
わたしとあなたが結婚するってことになります、……ね。


[何とも間の抜けた返答になってしまったが。]
(229) 2021/12/04(Sat) 10:02:31

【人】 光の尾 マンユゥ


ええと……なので、
よ、よろしくおねがいしますっ。

………だんな、さま……?



[先程から好みだ、とか、可愛い、とか、
…まぶい、はよくわからないが、
何にせよ彼は自分の見目を
気に入ってくれているようだったし
先程のやり取りも悪い人ではなさそうだった。

手荒に扱われることはなさそうだ、という安堵と。
ヴィス族だと分かった途端掌を返されないだろうか、
という不安が半々と言った所。

まだ緊張を残しながらも彼の様子を窺い、
気恥ずかしそうに小さくはにかんだ。**]
(230) 2021/12/04(Sat) 10:11:34

【人】 光の尾 マンユゥ

なっ......

[どうやらようやく自分が
婚姻相手だと伝わったらしい。

......のはいいのだが、ひどい言われようである。
独り言のつもりのようだが丸聞こえだ。

自分はまだしも一族を悪く言われるのは聞き捨てならない。
ぷくーっと頬を膨らませ、彼を睨んだ。]


根暗って、ひきこもりって......!
違うもん、ヴィスの民はっ、代々森を守る誇り高い一族なの!
リルの民こそ軽薄で乱暴だって聞いてたよ。
だから怖いひとにちがいない、......って......


[勢いでつい敬語が外れてしまっていることも介さず。
言い募れば今度は何やら悔いているようであり、
その様子に首をかしげた。]
(238) 2021/12/04(Sat) 15:22:12

【人】 光の尾 マンユゥ


え、あの、あの......
あううう......

[かと思えば淀みなく並べ立てられる甘い台詞に
落ち着きなく視線をさまよわせた。

ヴィスの男性はどちらかと言えば物静かで純朴な者が多いが、
リルの男性は皆こうなのだろうか。

指先に唇がふれ、お伽噺で見るような口づけに
ぶわわっと顔に熱が上った。]

......ううん。

それこそ、まだ見ないうちから
わたしが勝手に思い込んでただけ、だし......


[たぶん偏見で凝り固まっていたのはお互い様だ。
謝罪にゆるゆると首をふる。
彼の中で誤解は解けたのだろうか。]
(239) 2021/12/04(Sat) 15:25:29

【人】 光の尾 マンユゥ

[自分の方とてこの短いやりとりで
彼のことが全て分かったわけではないけれど。

けれど会ったばかりの自分を気遣ってくれた彼は
情に厚く、義を通す人物に思える。
この青年を信じたいと感じ始めていた。]


あ、の。......わ、たしも......
......あなたが相手で、良かった、なって......
えへへ......



[何より、こんなに真摯に
自分を娶ることを嬉しいと言ってくれている。

じんわりと胸に温かいものが広がっていくのを感じ、
照れ臭そうに微笑みながらそう口にして。]
(240) 2021/12/04(Sat) 15:29:40

【人】 光の尾 マンユゥ


ひゃっ......!?



[まだ甲に触れた感触が消える前
ふいに抱き締められて心臓が跳ねあがった。
勿論こんな経験、あるはずもなくてーー
ぼふっと湯気が出そうなほどに顔が真っ赤になった。]


あ、あ、あのあのっ、
み、みんな見てますよおっ......!


[周囲の手伝いの者たちの視線を感じる。
リル族的にはこれくらい普通!?挨拶の範疇!?
ぐるぐるしながら装束の下の尾をぱたぱたと揺らし、
それでも囁きは耳に入ってきたから。]
(241) 2021/12/04(Sat) 15:37:17

【人】 光の尾 マンユゥ


で、でもでもでもっ…!
は、恥ずかしいよぉ………



[向けられる視線は別に嫌悪のものではなく
どちらかと言うと好奇や感心の類。
流石は若、みたいな声も聞こえてくる。

マンユゥとて別に嫌なわけではないのだが
男女のこういうことは密やかに、2人きりで、
というのがマンユゥの感覚だったし
あと単純に免疫がなくていっぱいいっぱいである。

それでも目の前の夫(予定)は
全く自分を離すつもりがないようで。
結局腕の中にすっぱり収まったまま、
あうあう言いながら眉を下げていた。]
(253) 2021/12/04(Sat) 20:01:14

【人】 光の尾 マンユゥ

[そうして抱擁が離されれば
ほっとしたような、ちょっとだけ寂しいような。
まだドキドキとうるさい心臓を抑え、
新居の方に向き直った。]


あ……うん。
色々用意してくれたって聞いてる。ありがとう。

もう、運ぶのも終わったのかな。
新しい家、どんな感じなんだろう。
ちゃんと見たことなくって。


[彼の側が一式を用意してくれるらしいと
事前に聞いていたこともあって
身一つでやって来たため
自分の分の荷物はそこまで多くはない。
服や化粧道具、本類なんかの雑貨。

あとは畑を耕すのに必要なもの。
…とは言ってもマンユゥは自分の腕ではなく
魔法でそういう作業をやっていたので
鍬ではなく木で出来た杖なのだが。

何にせよ実際に見てみたいことには
足りないものがあるかどうかも分からない。
中を覗き込み、彼に視線を移して。]
(254) 2021/12/04(Sat) 20:06:34

【人】 光の尾 マンユゥ



 …いこ?


[くい、と彼の袖を引いて微笑み、
一緒に見て回ろうと促した**]
(255) 2021/12/04(Sat) 20:07:47

【人】 光の尾 マンユゥ

[彼の人徳がなせるわざなのか、
視線は概ね祝福ムードに思える。

微笑ましくこちらを眺めている女性にも
気づくことはできなかったが、>>267
彼がユンチェの相手なのだと知れば
やはり抱いたイメージの違いに驚いたかもしれない。

取られた手を繋ぎ、リビングへと足を踏み入れる]

わあ、すごい......っ
立派なおうちだあ......!
なんたかいい匂いがするねっ。
こんな置物もはじめて見るし......

[さすがに御曹司が住む予定の新居だけあって、
家の設備は充実していた。
丸い大きなテーブルの周囲に
見たことのないオブジェが並ぶ。
きょろきょろと物珍しそうにリビングを歩き回り、目を丸くした。]
(280) 2021/12/04(Sat) 23:08:05

【人】 光の尾 マンユゥ

[マンユゥの生家はもっとこぢんまりとしており
家具も最低限のものしか置かれていなかった。

ジャヤートは何故か申し訳なさそうにしているが、
調度品は華美すぎるわけでもなく、
かといって質素なわけでもなく、
全体的に洒落た印象が漂う。
謝る彼にぶんぶんと首を横にふった。]


そんな、ぜんぜん、十分だよ。
むしろこんなに至れり尽くせりでいいのかなって......。

......え、あ、う、うん......
大丈夫、です......っ



[寝室、に言及されてじわりと顔を赤らめる。
そうなのだ、この儀の目的は子作りなわけで。

覚悟の上ではあるし、彼はさらりと言っただけかもしれないが、
今になって急に意識してしまい
ぶんぶんと繋いだ手を揺らす。]
(281) 2021/12/04(Sat) 23:12:08

【人】 光の尾 マンユゥ


じゃ、じゃあ順番に見ていきたい、かな。
あ、こっちが個室、かな......?


[自分の私物は概ね個室に運び込まれているようである。
取り敢えず手近なドアを指差し、部屋を開けた。**]
(286) 2021/12/04(Sat) 23:16:09
 




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シャオの隣

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いちゃこら

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おふ

マンユゥ
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いちゃいちゃ

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貴方に幸せを

  
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