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人狼物語 三日月国


118 【身内】光の向こう側【R18】

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【人】 ヒトシ

 
ん−、なんだったかな……


[ちょっと恥ずかしそうに言う。
本当に大した理由じゃない。]


初めてみたバーテンダーが……かっこよかった、かな。


[単純にカッコいいとか、スタイリッシュとか、初めはそんなどうでもいい理由だった。でも、自分が作ったお酒を楽しんでくれる人がいる。続けている理由は単純にそれだと思う。]


……憧れたんすよ。


[自分もあんな風に格好よくなりたいって思った。]
(115) 2021/12/20(Mon) 22:43:56

【人】 ヒトシ

 
羽衣恵さんは?
何か切欠とかあったんすか?


[辞めた理由は聞けなくても、始めた理由は聞けた。
きっとそれはマイナスの話じゃないと思うから。]


俺、本当に料理とかできないんすよ。
だから羽衣恵さんみたいに、かっこよく料理できるのっていいなって思う。


[尋ねながら視線はずっと羽衣恵の調理を眺めている。
きっとそれは自分が酒を作るときと同じ。ひとつひとつの所作に意味があって、丹精込めて作るからきっと彼女の姿がかっこよくて、そして美味しいのだろう。]*
(116) 2021/12/20(Mon) 22:44:04

【人】 ウイエ

[仕事の話に言及する時、
彼は少し恥ずかしそうにすることに気付いた。

どこか照れ臭そうなその表情は
年下相応で何だかちょっと可愛いなって。
自然と目を細める。]

ふふふ。いーね、なんか。素直で。

確かにバーテンさんってかっこいいよね。
仕草とか、雰囲気がさ。
仁志くんも店ではそーゆー感じなのかなあ?

[今とはまた印象違うんだろうな。
結びつくようなつかないような、不思議な感じ。

自分の方に話が及べば]
(117) 2021/12/21(Tue) 0:11:47

【人】 ウイエ

あたしはねー、さっきもちょっと言ったけど
家族が美味しいって褒めてくれたのがきっかけ。

親も人並みには料理作るの好きで
元々ちっちゃいころから見様見真似で
時々厨房に立たせて貰ってたんだけどさ。

皆が羽衣恵の料理は最高にうまい!とか、
プロになれる!とか持ち上げるから
まんまと乗せられてここまで来ちゃったわよ。
今思えば結構な親ばかよねえ。

[なんて、当時のことを思い出しながらくすくす笑って。
円形に整えたタネをボウルに入れてラップし、冷蔵庫に入れた。]
(118) 2021/12/21(Tue) 0:14:04

【人】 ウイエ

[一旦手を洗い、米を洗って炊飯器にセットしておく。
別のフライパンににんにくと玉ねぎ飴色になるまでバターで炒めて、塩と胡椒とコンソメを加えてスープを作る。

そんな様子を眺められているのを感じながら
黙々と下拵えをこなしていた。]

ふう。ちょっときゅーけー。

[あとは大方焼くだけだ。
ご飯が炊ける頃にはきっと程よく
お腹も減っていることでしょう。]
(119) 2021/12/21(Tue) 0:17:21

【人】 ウイエ

[そんな中、しみじみそんなことを言うものだから。]

ふふふ、
料理人みたいにかっこよく、は
さすがに急には難しいだろうけどさ。

できないって苦手意識抱きすぎてるだけかもよ?
なんなら料理、教えてあげよっか。


[なんて、提案もしてみたり。
もちろん本人がやりたくないのに無理強いはしないけどね。**]
(120) 2021/12/21(Tue) 0:34:20

【人】 ヒトシ

 
そうっすね。
一応、ビシッとしてるつもりっすけど。

あんま自信ないっす。


[って、ニヤっと笑ってみせる。
実際のところ、店だからってガラッと変えてるつもりはないけど、やっぱり普段の自分とは違う気はする。]


んー、まあ。
本当のところは……見てのお楽しみっすね。


[勿体付けるようなものではないけど、折角ならお店に来てほしい。できれば格好良いところを見せたいなって思う。]
(121) 2021/12/21(Tue) 6:04:00

【人】 ヒトシ

  
そっか。
でも、それで本当にプロになれたんだ。

やっぱ、すごいっすね。
いや、ご両親もですけど、羽衣恵さんがですよ。


[乗せられても何でも、それだけでなれるものでもないだろうし。本人のセンスと努力がないと、やっぱりああはなれないものだろう。

でも、だとしたら……今は?

お店を辞めて、どこか料理から遠ざかったような今の羽衣恵さん。
偶々こうしてご飯を作ったくれることになったけど。]
(122) 2021/12/21(Tue) 6:04:42

【人】 ヒトシ

 
やめときます。

たぶん向いてないんすよ。
それほど、やりたいとも思わないし。

それに……


[そんな風に言ってくれるのは嬉しいけど。]


羽衣恵さんと一緒にいるなら、
やっぱり羽衣恵さんの料理が食べたいかな。


[一緒にいて、料理を習うのも悪くはないけど。
それよりも今日みたいに、彼女がご飯を作ってくれて、それをこうして眺めているほうが、ずっといい。]*
(123) 2021/12/21(Tue) 6:05:02
村の設定が変更されました。

【人】 ウイエ

そっか。
じゃあ実際に見るのを楽しみにしとこうかな。

[彼は自信ないと言うが自己申告でモテるのなら
きっとびしっとしているのだろう。

そんなに褒めても何も出ないよー、なんて笑いながら
にんじんを洗って丸く切り、
バターと砂糖と水と一緒に小鍋に入れて
弱火でコトコト似ておく。

並行してジャガイモを切って
別の鍋で柔らかくなるまで煮る。
野菜が煮えるまでの間、少しだけ休憩。]
(124) 2021/12/21(Tue) 11:42:13

【人】 ウイエ

えー、残念。

[あっさり断られてしまった。
まあ本人にやる気がないなら仕方がない。
軽い調子で肩を竦め。]

ふふん。言うね。

言っとくけど、料理人だからって
いつでもホイホイご馳走するわけじゃないんだからね。
今日は特別よ。

[一応今回は偶然会って奢って貰ったそのお礼なわけだ。
いくら人に食べさせることに飢えていたとはいえ
プロの腕を安売りすると思って貰っては困る。
悪戯に目を細め、その顔を覗き込む。]
(125) 2021/12/21(Tue) 12:03:17

【人】 ウイエ

[なんて。休憩を挟み、作業を再開する。

煮えた芋をボウルに移し、
熱いうちにマッシャーでしっかり潰して
バターと生クリーム、塩胡椒を入れてなめらかに練る。

人参の入った小鍋は時折軽く揺らしながら
焦げ付く前に火を止めて避けておく。

大方付け合わせの作業が終わったら
フライパンに油を敷いて
先程作ったタネを中火で三分。
蓋をして蒸し焼きにし、中にまで良く火を通す。

両面に美味しそうな焼き色がついて
美味しそうな匂いが漂いはじめるころには
既に外は暗くなり始めていた。

肉汁とウスターソースとケチャップ、
ワインを混ぜてソースを作り
目玉焼きを上に乗せて完成だ。]
(126) 2021/12/21(Tue) 12:17:09

【人】 ウイエ


はーい、お待たせいたしました。
ウイエの手捏ねハンバーグでーす。熱々だよ〜。


[目玉焼きを乗せたデミグラスソースのハンバーグは
ふんわり柔らかく、肉の旨味がぎゅっと詰まっている。

付け合わせはマッシュポテトと
人参のグラッセ、茹でたブロッコリーを添えて。

オニオンコンソメスープの入ったカップと
炊き立てのご飯を一緒にトレイに乗せて
テーブルまで持っていこうか。**]
(127) 2021/12/21(Tue) 12:18:49

【人】 ヒトシ

[羽衣恵の返しに、彼女と同じような肩を竦めて見せた。
そんな軽妙なやり取りが楽しい時間だと思える。]


ざーんねん。
食生活が向上すると思ったのに。


[って笑いながら少し拗ねたようなセリフ。
そうだ。彼女はプロの料理人なのだ。
こんな風に、知り合いに無償で腕を振るって、それで満足なのだろうか。
きっと、これはこれで楽しいと思って貰えているとは思うけど。]
(128) 2021/12/21(Tue) 13:31:18

【人】 ヒトシ

[そうして、また調理が再開すればその姿を眺めていた。
ただ見ているだけでも、全然飽きない。]


…………


[滑らかな手際。それはリズミカルですらある。
もしも、先に彼女を見ていたなら、自分はバーテンダーではなく料理人に憧れていたかもしれない。]


やっぱ……いいっすね。
料理してる時が一番。



[小さく呟く。]
(129) 2021/12/21(Tue) 13:32:39

【人】 ヒトシ

[並べられ料理。
付け合わせも、スープもどれも美味しそうで。
もちろん、メインのハンバーグは本当にここで調理したのかと思うほど。
料理人ってのは場所を選ばないものなのだろうか。]


…………すげぇ。


[だから言葉を失いかけた。]


これ……食べていいんすか?


[お昼を奢ったぐらいの対価にしては、オーバースペック過ぎるのではないかと思うほどに、美味しそうな料理がそこにはあった。]
(130) 2021/12/21(Tue) 13:33:04

【人】 ヒトシ

 
いただきます……。


[手を合わせて、それからナイフとフォークを繰る。
柔らかだけど弾力のあるそれを切り開けば、なかに詰まっていた肉汁がじゅわっと溢れ出す。]


……ん……、…あっつっっっ!


[熱かった。
でも、それ以上に美味しかった。
お店の厨房ではなく、家でこんなのが作れるなんて、今まさに食べながらも信じられなかった。]*
(131) 2021/12/21(Tue) 13:34:18

【人】 ウイエ

[どことなく拗ねたような態度を微笑ましく思いつつ
覗き込んだ先で目が合う。

切れ長の目。夜職なのもあって、
最初は柄が悪い人かなあと思ったけれど
実際に接してみるとそうでもなく。

今日一日で客の時とはまた違う顔を知った。]
(132) 2021/12/21(Tue) 17:46:54

【人】 ウイエ

[料理を作っている間暇を持て余していないか
やや気掛かりではあったものの
自分の料理している姿にすっかり見入っているようだった。

本当にカッコイイと思ってくれてるんだなあ、と
何だかくすぐったいような気恥ずかしいような。

彼の分のトレイを置くと感嘆の声が聞こえてきた。
続く台詞には思わず吹き出しそうになりながら]

あははっ。勿論。
きみのために作ったんだから
むしろ食べてくれなきゃ泣いちゃう。

[そこまで喜んでくれると冥利に尽きる。
自分も一緒に食べるつもりで
トレイを持ちテーブルに戻ってくると
少し空けて彼の隣に座り手を合わせた。]
(133) 2021/12/21(Tue) 17:51:17

【人】 ウイエ

いただきまーす。

ってちょっと、大丈夫!?


[熱いから気をつけてね、
って言おうとした時には既に遅かった。

舌を火傷してやしないかと、
慌てて冷えたお茶を差し出して。**]
(134) 2021/12/21(Tue) 17:52:19

【人】 ヒトシ

 
……あいほうふ……

……これ、美味いっすね、ほんと。


[口の中を軽く火傷したけど、それほど酷くはなかった。
それよりも口の中に広がったハンバーグが、美味しくしかたない。]


ほんと、美味いっす。


[人間、美味しいご飯に在り付くと語彙が消えるらしい。
羽衣恵が持ってきてくれたお茶を口に含んむ。そうして口の中を冷やすと、またハンバーグの塊を口の中に放り込む。
肉汁が広がって、火傷した部分に小さく痛みがあるけど、そんなもの気にならないぐらい、口には美味さが広がった。]
(135) 2021/12/21(Tue) 18:28:06

【人】 ヒトシ

 
やっぱ、
美味しいものは美味しいうちがいいんで。


[そう言うと、あとは料理に夢中になった。
肉汁たっぷりのハンバーグ、それによく合うデミグラス。
口にソースと油と肉が溢れる中に、ご飯をかき込む。
付け合わせも、うまく口の中を変えてくれる。]


…………。


[言葉もなく、ひたすらに、口に、喉に、胃に、料理を通していく。
でも、そんな至福の時間はすぐに終わりを告げる
というか、あっという間に今日のディナーは全て胃袋に収まってしまった。]
(136) 2021/12/21(Tue) 18:28:37

【人】 ヒトシ

 
……ご馳走様でした。


[平らげて空になった皿を前に、手を合わせた。]


最高っすね、
もっと食べたていたいぐらい。


[十分満足したけど、まだまだ食べ足りないような。お腹はいっぱいだけど。]*
(137) 2021/12/21(Tue) 18:28:54

【人】 ウイエ

[自分が作ったものを相手が口にする、
この瞬間が一等好きだ。

期待にぱっと顔が輝くのを見るのが。
幸福そうに頬張るのを見るのが。
おいしい、と口から零れるのを聞くのが。]

ふふふふ。ありがと。
どうぞさめないうちに召し上がれ。

[美味い美味いと繰り返したあとは
もくもくと料理を口に運び始める。

その間もつい反応が気になって
自分も食事を口に運びながら
ちらちらと様子を窺ってしまう。

夢中になって味わう彼を見つめながら
暫く忘れていた充足感が
じんわりと胸に広がるのを感じていた。]
(138) 2021/12/21(Tue) 19:46:37

【人】 ウイエ


……はい、お粗末様でした。


[あっというまに空になった皿の前で手を合わせる彼に、
酷く嬉しそうに目を細める。]


ご満足いただけて何よりです。

仁志くん、良い食べっぷりだなあ。
見てるだけで嬉しくなっちゃうよ。ほんとに。


[しみじみと本心を告げる。
ここまで美味しそうに食べてくれるのなら
やっぱり今日彼を招いて良かったなって思う。
天が引き合わせてくれたのかもなあ、なんて。]
(139) 2021/12/21(Tue) 19:49:04

【人】 ウイエ


結構ボリュームあったでしょ。
流石にお腹いっぱいじゃない?

簡単なデザートくらいなら作れるけど。


[足りないという言葉には笑い混じりに返しながら
自分も肉の欠片を口に頬張る。
彼から少し遅れて完食し、ごちそうさまをしようか。**]
(140) 2021/12/21(Tue) 19:52:22

【人】 ヒトシ

 
俺、あんまり食に拘りないんすよ。
それほど多くも食べないし。


[いつもはそこいらの牛丼やらファーストフード。
そんなもので十分だし、別に一食二食抜いても平気。
腹が減った時に食べるみたいな食生活だ。]


でも、美味しいものは別っすね。


[お腹が減ったから食べたいのではなく、美味しいから食べたい。それは食欲ではなくて、美食欲とでも言うのがいいのだろうか。]
(141) 2021/12/21(Tue) 20:23:25

【人】 ヒトシ

 
まじっすか?
食べます、デザート、食べたいっす。


[美味しいご飯に、美味しいデザート。
偶々再会したレストランの元店員にランチを奢ったにしては、随分と大きなリターンだなって思う。明日事故にでも遭うのではないだろうか。]


別腹っすよ。
羽衣恵さんの作るものなら。


[そんなことを言って、何故かドヤった笑顔を向けたのだ。]
(142) 2021/12/21(Tue) 20:23:45

【人】 ヒトシ

[羽衣恵がデザート作りに入ったのなら静かに待っていよう。
そう思っていたのに、食欲が満たされたからか、ずっと口にしなっかた言葉が気付けば口をついていた。]


羽衣恵さんは、
……どうして店辞めちゃったんすか?


[人には踏み込んでほしくないこともある。
バーテンダーをやっていれば、客が話したいこと、触れられたくないことを察知するのは必須スキルだ。
でも、それは完全に自分が聞きたいこと≠セった。]
(143) 2021/12/21(Tue) 20:24:11
 




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