人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


プロローグ

【人】    



       迷わず おいで 

 
(0) 2022/05/18(Wed) 23:55:08
到着:Master レイ







【人】 Master レイ



   ……さぁ、開店の準備をしようか
   明日には、お客様がやってくる。


[ 未だ「CLOSE」の札がドアにかかる
  古びた酒場の店の中。

  誰も居ないはずの暗い室内で、
  静かながらに店全体へ透き通るような声が響く。

  青年のように見える彼だが、
  一体いつからここへいるのかは
  店員であるゴースト達さえも知らない話。 ]

 
(1) 2022/05/19(Thu) 0:02:20

【人】 Master レイ


  ───明夜、君たちの歩く道が照らされますように。

 
(2) 2022/05/19(Thu) 0:03:02

【人】 Master レイ


[ 噂話は、風に乗るうちに変わるものとはいえ
  訪れるだけで連れていかれてしまうだなんて
  そんな節操のないことはしてないんだけどな



  うん、皆、楽しく話がしたいだけだもの


  ───あぁ、でも
  夢中になって
帰り道
を見失ってしまえば、
 
どうなるか
は分からないけどね
 ]
 
(3) 2022/05/19(Thu) 0:04:06

【人】 Master レイ


[ くつくつと嗤いを零す青年の声と共に
  一つ、また一つ時計の秒針は歩を進める。 ]

 
(4) 2022/05/19(Thu) 0:04:41

【人】 Master レイ



   僕たちは、
"君"
の帰りを待っているよ。
  
 
(5) 2022/05/19(Thu) 0:05:11


酒場のマスター(村建て人)


この度はご参加ありがとうございます。

役職希望は今一度ご確認の上、ご入村ください。
※wiki開設当初から追記事項があります。
参加前に必ずご一読頂くよう、よろしくお願いします。


その他何か質問等あれば
・Masterレイへ秘話(+匿名メモ)or表ロル+メモ
・村建てDM
のいずれかの方法にてご連絡ください。
(#0) 2022/05/19(Thu) 0:16:59

酒場のマスター(村建て人)


以下はテンプレートです、
※基本的には一度目は記載をお願いします

人用
☆名前:
☆性別:
☆容姿:
☆設定:
☆コア:
☆年齢:
☆NG(縁故含む):

ゴースト用
★名前:
★性別:
★容姿:
★設定:
★コア:
★年齢:(記載自由)
★NG(縁故含む):
(#1) 2022/05/19(Thu) 0:17:36

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/05/19(Thu) 0:35:27

Master レイは、メモを貼った。
(a0) 2022/05/19(Thu) 0:48:26

到着:預言者 フィアンメッタ

【人】 預言者 フィアンメッタ



  
未来
を変えられなかった。


  
         
未練を残してしまった。


  
(6) 2022/05/20(Fri) 0:05:19

【人】 預言者 フィアンメッタ



   『また明日ね、フィー。』


     
そう言ったセシリーに明日は来なかった。


  
(7) 2022/05/20(Fri) 0:06:10

【人】 預言者 フィアンメッタ



   「ねぇ、セシリー。
    貴女は……
んでる?

    
出来損ないの預言者の私を。」




  
天国そらに向けた言葉など届くはずもなく。


 
(8) 2022/05/20(Fri) 0:06:54

【人】 預言者 フィアンメッタ


 ***

  プロテアに来たのは五年前。
  
それはセシリーを喪った少し後のこと。

  
故郷を、家族を捨てて
たどり着いたのが
  流通の盛んな城下町、プロテアだった。
  
  私は、ほんの少し魔法に覚えがあった。
  魔物を眠らせたり、
  一緒に戦う味方を強くするような、
  一人では戦えないような魔法。

  別にいなくてもいいけどいれば便利。
  それくらいの存在の私は
  冒険者と一緒に魔物を討伐しに行って
  生計をたてようとしていたけれど。
  私は勿論、勇者にはなれないし
  皆の盾にも矛にもなれないから
  冒険者として生計をたてるには
  少々心もとなかった。
 
(9) 2022/05/20(Fri) 0:07:49

【人】 預言者 フィアンメッタ



  わかりやすくW使えるW人の方が
  一緒に冒険したいと思えるでしょう?


  
(10) 2022/05/20(Fri) 0:09:14

【人】 預言者 フィアンメッタ


  暮らしていくに足りないお金を稼ぐために
  渋々、本当に渋々。
  始めたのは、占い、だった。


   
「貴方の未来を占ってあげる。」



  店を持てるほど私はお金なんてないし
  利益だってたかが知れてるから
  私は色んなお店を回って、席の片隅を陣取って
  お店に来る客相手に占いをして、対価を得ていた。
  酒場とかに出入りしようとすると
  ガキは入ってくるなって
  追い返されそうになったのは苦い記憶。

 
(11) 2022/05/20(Fri) 0:10:11

【人】 預言者 フィアンメッタ



   「
誰がガキだ!

    次言ったら……シメるから。」


  そんな声が響き渡った時もあったかな。
  最も、その言葉にさしたる説得力はないけれど。
  見た目が子供っぽいから、仕方ないと言えば仕方ない。

  
(12) 2022/05/20(Fri) 0:12:30

【人】 預言者 フィアンメッタ



  ともかく。
  私は占いを片手間にしていた。
  評判はそう…悪くはなかったはず。
  食事代を奢ってもらう程度のお金しか
  とらなかったからかな。

  私には未来を視る力なんて、
  神から言の葉を預かる力なんてない。

  いいえ、本当はそれに近い物はあるけれど。
  それを使って未来を変える勇気が私にない。


  だからか。
  私の占いの結果は、当たることもあれば
  当たらないこともあって。
  当たるも八卦当たらぬも八卦。
  そんな言葉が、ぴったりだった。**

 
(13) 2022/05/20(Fri) 0:14:59
預言者 フィアンメッタは、メモを貼った。
(a1) 2022/05/20(Fri) 0:16:35

到着: ヴィム

【人】 ヴィム




     WKill.やれ。W


                WNo!いや!W




(14) 2022/05/20(Fri) 0:20:56

【人】 ヴィム




   WWhy?なぜ?W



            
WNo...Killing me!そんなの...耐えられない!W




   WDon't despair, Legend.心配するな、英雄。
    Dead men tell no tales."死人に語る口など無い。



            WJust だからって──── W




    WNobody.........blame's you.誰も.........君を責めやしないんだ。W



(15) 2022/05/20(Fri) 0:24:02

【人】 ヴィム




      W Come on , Legend.さぁ.........、友よ。W



(16) 2022/05/20(Fri) 0:26:38

【人】 ヴィム



     後に魔法都市と呼ばれる国


              『メルヴェイユ』


     撃鉄の狂詩曲ラプソディーが響いたその地に
     静かに聳え立つは、忘れ去られし墓標


(17) 2022/05/20(Fri) 0:28:27

【人】 ヴィム



   墓標に刻まれしその名は、WV.i.MW
   『メルヴェイユ』の礎となる国の崩壊を企てた


                  大罪人である。
**



(18) 2022/05/20(Fri) 0:33:09

【人】 ヴィム


───『 MiraggiO 』───


   そろそろここも建て替えたらどうだい?


 [ 古ぼけた看板は今も昔も変わらない。>>1
   栄えた国の建造物を知る青年の目には
   お世辞にも綺麗な建物とは言えないもので。

   彼へのそんな苦言はもはや口癖に近しく
   肩の上で嗤うシロフクロウを窓の外へ解き放つと

   青年は珈琲の黒豆が霧に蒸れる
   その独特な香りを店内へと漂わせていく。]



(19) 2022/05/20(Fri) 0:37:29

【人】 ヴィム




 [ 青年は指先をこめかみに当て、過去に潜り込む。
   己は死してなおも強い思念に駆られ
   遥か遠いこのプロテアの酒場に行き着き、

   彼を己を害する敵と思い込んだ挙句に
   衝動の赴くままに彼に攻撃を放とうと
   直撃すれば街が壊滅しかねない程の魔法を放つ。

   今にして思えばかなり不躾なもので
   そんな自分が今この酒場にいることは
   彼の懐の広さ、とでも言うべきなのだろうか。]




(20) 2022/05/20(Fri) 0:39:58

【人】 ヴィム



    W守らなければならない。W 



      加速する激情は歴史の波に飲まれて沈む。
      それは酒場を逸れて空に消える魔法に同じ。

      その成れの果てが、朽ち果てぬ魂を携えては
      ふらりふらりと霧世を舞い踊る。


(21) 2022/05/20(Fri) 0:46:59

【人】 ヴィム




 [ 想いなど結局は足枷に過ぎないと

         知るには少々、遅すぎたようだ。]



(22) 2022/05/20(Fri) 0:47:31

【人】 ヴィム



 [ 香りを堪能するように閉じられた目の奥で
   語られぬ歴史が燻り、邪魔をする。

   ふぅと過去をその吐息で押し流し
   珈琲を一口に飲み干してしまうと。]

   
   少し席を外すよ。
   夜までには帰ってくる。


 [ 青年の姿はさらさらと音を奏で露と消え。
   過去を憂うメルヴェイユ一の魔法使いが
   己の屍の上に建つ国へとふらり、流れてゆく。]**


(23) 2022/05/20(Fri) 0:48:46
ヴィムは、メモを貼った。
(a2) 2022/05/20(Fri) 0:56:09

到着:偽冒険者 キンウ

【人】 偽冒険者 キンウ

[ 活気に溢れる町の喧噪の中で思う。

     
……━━随分遠くまで来た。



西へ、西へ。沈みゆく太陽を追いかけるように ]
(24) 2022/05/20(Fri) 1:42:34

【人】 偽冒険者 キンウ

[路銀が心もとなくなったので、ギルドの扉を叩く]

 こんにちはー。
 あー、アタシ発音悪いけど通じる?
 仕事ちょうだい。
 手っ取り早く稼げるなら何でもいいよ。
 前金をいくらかもらえればありがたいんだけど。
 だめ?

[腹減ったからねー、なんて腹をさすってみせて。
さする褐色の手の色は日に焼けたのではなく、地色だ]

 おっと、まずは登録ってか。
 故郷の文字じゃ読みづらいよね。
 これで何とか読んでもらえるかな?

[
kinu


さらさらと文字を書いた際、あざなの由来が脳裏を過る]
(25) 2022/05/20(Fri) 1:49:28

【人】 偽冒険者 キンウ

[
アタシは太陽の中の影。



   
━━黒点キンウ
  **]
(26) 2022/05/20(Fri) 1:51:46
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a3) 2022/05/20(Fri) 2:04:59

到着: ウーヴェ

【人】 ウーヴェ




    
『 あばよ、相棒 』




(27) 2022/05/20(Fri) 3:14:33

【人】 ウーヴェ








                 
                 [ 誰にも知られることもなく
                   その男の命は消えた。 ]
(28) 2022/05/20(Fri) 3:14:39

【人】 ウーヴェ





[ 誰も知らない俺の最期
  それはある意味
幸せ
不幸せ
だ。 ]


 
(29) 2022/05/20(Fri) 3:14:52

【人】 ウーヴェ


 ── ギルドに残る名 ──


[ よくある話をしようか。
  とある勇者に憧れた若者がいた。
  パーティを組んで
  強くなろうとした。

  次第に仲間が集まり
  強くなったと思い上がった若者は無茶をした。

  あるダンジョンの下層部で
  想定以上の強さのある魔物の群れに囲まれた。
  死を覚悟したその若者の前に
  一人の仲間の男が一歩踏み出て告げた一言。

  「 此処は俺に任せろ 」

  死に怯えた仲間たちは逃げ出した。
  そして勇者に憧れた若者も。  ]


 
(30) 2022/05/20(Fri) 3:15:30

【人】 ウーヴェ




[ 以降その若者と男が会うことはなかった。 ]




 
(31) 2022/05/20(Fri) 3:15:35

【人】 ウーヴェ



[ 男のその後は知られていない。
  探す人はいなかった。
  その男を訪ねる人もいなかった。

  男の名は”
ウーヴェ
”という。


  10年前「プロテア」の冒険者達の間では
  そこそこ名の知れた勇者に憧れた若者の
  仲間の一人。

  その名はギルドに今も消えずに残ったまま
  彼の行方を知る者はいない。

  知ったところでギルドにある名が消されるだけの
  それだけの存在。 ]


 
(32) 2022/05/20(Fri) 3:15:52

【人】 ウーヴェ


 ──『 MiraggiO 』──


   霧の夜か
   もうすぐだな


[ マスターの声が聞こえたか>>1
  はたまたただの独り言か。

  その男は小さく言葉を吐き出すと。
  肩を鳴らす仕草をしている。

  そこからは楽しみにしている様子が伺える。 ]

 
(33) 2022/05/20(Fri) 3:34:02

【人】 ウーヴェ



[ なあ、マスターレイ。
  ここに置いてくれたのは
  とてもありがたく思っているさ。

  歩く道が照らすのは
  生への死にゆく恐怖の道か
  死への生に対して惑う道か



  この言葉を俺が聞く機会があれば>>2
  俺はこんな言葉を続けたはずだ。 ]


 
(34) 2022/05/20(Fri) 3:34:17

【人】 ウーヴェ



   マスターの歩いてきた道も
   これから歩く道も
   暗い日もあれば明るい時もあったはず

   歩いてきた道は俺にはわからないけどよ
   これからは、……これからも
   俺や店のみんながマスターの道と
   この店を照らしていけたらと思う


 
(35) 2022/05/20(Fri) 3:34:34

【人】 ウーヴェ




  
なんか小っ恥ずかしいこと言ってんな俺
でも、言える時に伝えておきたかったんだ

 


 
(36) 2022/05/20(Fri) 3:34:40

【人】 ウーヴェ



[ だから楽しもうか。霧の夜を。
  噂のゴースト達の店ってやつをな>>n4

  ほら、きっと楽しいぜ?
  あの世に行くような楽しさで

  
どうにかなっちまうかもなぁ。
 ]


 
(37) 2022/05/20(Fri) 3:34:56

【人】 ウーヴェ



[ 珈琲特有の味わった者なら誰でもわかるであろう
  その香り。
  店いっぱいに広がれば>>19

  思い出すのは生前の記憶のようであり
  その記憶はどこか霧がかかったように曖昧で
  思い出すことへの抵抗のせいなのか
  それは本人ですら今は深くは考えられず。
  そんな複雑な脳を香りが満たしていく。


         
思い出そうと

  そうすれば何を 
考えよう
 としていたかは
  些細なこととなる。

  彼が飲み干し、消えていく姿を見送り>>23 ]


   迷子になるんじゃねーぞ


[ 聞こえたかはわからないが
  どこかふらふらとしている彼の姿を心配に思うのだ。 ]

 
(38) 2022/05/20(Fri) 3:35:16

【人】 ウーヴェ



[ 彼の口癖にもなってきたかも知れない話題>>19
  その返事はいつもあったのだろうか
  聞き耳を立てる時、傍で聞いていた時も
  あったかもしれないが
  俺は口を出すことはなかったはずだ。

  思い入れがあるのなら大切にしたらいいと思う。
  彼だって店のことを考えての提案だと思うから。

  もはやコミュニケーションの一つと
  なっているのではないか?
  そんなことを思いながらも


  やはり何も言わずに
  これからも聞いているだろうな。 ]**


 
(39) 2022/05/20(Fri) 3:35:19
ウーヴェは、メモを貼った。
(a4) 2022/05/20(Fri) 3:45:48

到着:少年水夫 カイル

【人】 少年水夫 カイル

 
 
 
僕を"最果ての地ウルティマ・トゥーレ"へ連れていって!

 
 
 
(40) 2022/05/20(Fri) 4:06:43

【人】 少年水夫 カイル

 
[父さんは頻りに
 
「お前の母さんは最高にイイ女だった」
と言っていた。
 だけど、僕は母さんが本当に
 イイ女だったのかどうかを知らない。
 産後の肥立ちが悪く、
 僕が物心つく頃には既にこの世にはいなかったからだ。

 つまり父さんは僕を男手一つで育てたのかと言うと、
 それは少し違うように思う。


 
僕は海で生まれ、海で育った。

 母なる海……なんて言葉がお似合いなのかもしれないね。
 "育った"はまだしも、
 "生まれた"まで本当なのかどうかは疑わしいけど。

 父さんは客船の船長をしていた。
 人生の殆どは海を進む船の上で過ごしたから、
 色々な意味で地に足がついた経験に乏しい。
       僕を育んだのは、頼れる父と、
       広大な海、そして船の乗組員たちだった。]

 
(41) 2022/05/20(Fri) 4:10:28

【人】 少年水夫 カイル

 
[勇者は流石に烏滸がましいけれど、
 父さんや自慢のクルーたちはとても強くて、
 僕から見たら英雄だった。
 魔法を使うような頭の良い人材はなくても、
 時折鉢合わせてしまう
 海のモンスターを退治することは何度もあった。
 出来るだけ手に余るような
 強いモンスターに遭遇することのないように、
 海路がしっかり考えられていたのもあるのだけれど。


 
僕たちにとって、人生は冒険。

 そんな僕たちが最期に目指したのが、
 世界の果てと呼ばれるウルティマ・トゥーレと言う場所。
 
最期の心算なんて、勿論誰にもなかったんだけどね……。

 船に乗る全ての人間が、
 新天地に胸を躍らせ船は前へ、果てへと進む。


       
「一緒に最果ての地から昇る、朝日を見よう」


 父の声は死後数年経過した今でも、
 はっきりと脳内で再生できる。]

 
(42) 2022/05/20(Fri) 4:14:49

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  
[しかし夢を乗せた船と共に、―――全ては
んだ。]

                     
終わった

 
 
(43) 2022/05/20(Fri) 4:16:47

【人】 少年水夫 カイル

 
[苦楽を共にした皆と、父と、
 僕はその終着点から昇る、
 太陽を見たかっただけだった……!
 運命はなんて残酷なんだろう。
 僕たちの一体何が悪かったのか。



 分かる大人がいるのならば、
              分からぬ子供に教えて欲しい。**]
 
(44) 2022/05/20(Fri) 4:19:24
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a5) 2022/05/20(Fri) 4:44:26

到着:  ノア

【人】   ノア

 
  
Protetto
da
una
dolce
bugia
甘い優しさに守られて


        
Buona
e
dolce
notte
おやすみなさい 良い夢を

 
(45) 2022/05/20(Fri) 7:02:22

【人】 騎士 ノア



 
                [ 犯された大罪を知るものは二人。
                  魔法国家、リーディスの頂点と、
                  しがない近衛騎士だ ]**
(46) 2022/05/20(Fri) 7:03:45

【人】 騎士 ノア



  ── プロテア:港 ──


[ ───これで木目の床を踏みしめる生活も終わる。

  
  およそ1週間の船旅を終え、
  潮の香り漂う港の硬い石畳を踏めば
  誰にも聞こえぬように小さく息を漏らした。

  …主の前で疲れを見せることなどあってはならない。


  無表情のままにくるりと船の方へ
  身体を向き直せば今まさに
  降りてこようとしていた女性に手を差し出して。 ]
 
(47) 2022/05/20(Fri) 7:30:51

【人】 騎士 ノア



    ───お手をどうぞ、…ヴィオラ様


[ 細くしなやかな手が、差し出した手へと乗せられる。
  万が一には抱きとめられるように
  注意を払いながら、下船を終え。

  まずは宿屋か、と
  大きな荷物を抱える別の従者を見て
  提案しようかと考えていたのだけど。 ]

 
(48) 2022/05/20(Fri) 7:30:56

【人】 騎士 ノア



  「 ノア。
   此度は貴方の休暇も兼ねていると
   伝えたでしょう。
   
   いつもの事仕事はしなくて良いの!  」



[ …早速大目玉を食らってしまった。


  申し訳ありません、と頭を下げる。
  とはいえ彼女も無意識に手を乗せていたようで、
  少しバツの悪そうな顔をしていたが
  そこは従者ゆえ、見なかったことにしておき。 ]

 
(49) 2022/05/20(Fri) 7:31:00

【人】 騎士 ノア



   足元にお気を付けて、
   …こちらは"僕"、からの心配です
   どうかお許しを。



[ 私達の生まれ故郷、リーディスは
  プロテアの隣国の内陸国。

  ヴィオラ様のお気遣いで
  東の国へ共に旅をしに行き、今はその帰り。
  船を降りるためこの地を踏んだ。


  休憩がてら、城下町を見て回りたい
  という彼女に連れそうよう町中へと進んでいく。
  周りをきらきらとした瞳で見渡す
  ヴィオラ様を一歩引いたところから
  私は見守っていた。 ]
 
(50) 2022/05/20(Fri) 7:31:05

【人】 騎士 ノア


[ 従者 と ノア
  本来ならば片側しか見せないだろう二つの顔。仕事とプライベート


  なぜ両面を知られているかと言えば、
  ひとえに彼女が
Wリーディス王国の王女W
であり、
  私が
W彼女の近衛騎士W
だから、だった。 ]**
 
(51) 2022/05/20(Fri) 7:31:10
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a6) 2022/05/20(Fri) 7:33:08

【人】 Master レイ



  ───『 MiraggiO 』───


    1000年早いよ。


[ いつもの苦言、口癖か(>>19)
  こちらもいつも通りの返答をしてさらりと躱す。

  君がマスターに"なれる"なら好きにしていいよ、
  と言ったことはあったけど、
  さて、やる気はあったのかな?


  漂う珈琲の香りは記憶の一部を引き出させられる。
  霧の晴れた明日を求め続ける
  長い日常の中でも、彼とは長めの付き合いだ。 ]
 
(52) 2022/05/20(Fri) 8:58:21

【人】 Master レイ



     Fermare.や め ろ 。



[ いらっしゃい、とでも声をかけた後だったかな

  酒場に向けられた───
  町ごと破壊しかねないような魔法。

  静止の声と同時に手で弾く。
  空へと昇り消える魔法の威力は
  当たり焦げた左腕が物語っていた。 ]

 
(53) 2022/05/20(Fri) 8:58:24

【人】 Master レイ



    …おいでよ、青年。

    行くところが見つからないのなら、
    暫くここへ居たらいい


[ なんでもないと言った顔でそう言い放ち
  酒場の中へと消えるその姿は、
  齢17の見目にしては随分老いて見えたことだろう。 ]

 
(54) 2022/05/20(Fri) 8:58:28

【人】 Master レイ

    
[ ゆるりと目を開けばいつも通りの光景。
  鼓膜を震わせた出掛けの声に
  ひらりと手を振って。 ]


    いってらっしゃい。ヴィム


[ 屍の上に戻りたくなるのは人の性か。
  少し大きく揺れた気のするランプの火を見つめると、
  冷たい鉄製の
を撫でた。 ]**

 
(55) 2022/05/20(Fri) 8:58:32
Master レイは、メモを貼った。
(a7) 2022/05/20(Fri) 9:06:22

【人】 Master レイ


[ 霧夜にだけ開く死の境界。
  浮き足立つ姿があれば容易に見て取れた。>>33
  
  開店の際の口癖のようになっている言葉>>2
  明日を望める誰かには分からない
  死の恐怖を知るものにのみ願う人生の光。

  いつか続けられた言葉には
  予想外とばかりに目を瞬かせたっけ。>>35 ]

 
(56) 2022/05/20(Fri) 9:59:01

【人】 Master レイ



   …想いを伝えられるのは素敵なことだよ。

   君は光なんだね
   人という…暗闇の中にある光
   太陽のようで心配だけれど


   照らしてくれるのは嬉しいな
   ありがとう
 
 
(57) 2022/05/20(Fri) 10:00:07

【人】 Master レイ


[ 誰かの灯りにと自ら芯になれば
  いずれ己を追い詰めることになる
  互いに肩代わりしていけたらいいね


  そう言ってくすりと微笑えば快美の感覚に身を委ねた。

  時に何も言わないという正解も知っている>>39
  気遣い屋な君の道も照らせたらいいけれど。


  本当に、今の子達は楽しくて
  目が離せない子ばかりだ。 ]**
 
(58) 2022/05/20(Fri) 10:02:27

【人】 ヴィム



 [ 1000年早い。>>52
   彼は1000年後に同じ台詞を吐くのだろう。

   どこまで本気なのか。
   マスターになれるなら好きにしろと
   そんなことを言われた暁には


   「遠慮しておこう。
     W酒場Wは僕の趣味じゃないからね。」



   そう、コーヒーカップを見せつけながら
   それはそれは丁重にお断りしてみせたものだ。]


(59) 2022/05/20(Fri) 11:17:19

【人】 ヴィム



 [ 大罪の介在配列イントロンは激情の赴くままに
   目に映る全てを敵と見定める。

   それはまるで取り憑かれた獣のように
   なんの因縁も恨みもない酒場へと向けられ

   壊れたレコーダーが流す音のように
   何度も口からこぼれたWKill殺せWという青年の呪詛は
   数奇な出会いに諫められることとなった。>>53



(60) 2022/05/20(Fri) 11:18:27

【人】 ヴィム



 [ あの左腕、焦げた肉の惨状
   狂気にその身を焦がす青年を正気に戻すには
   あまりに十分すぎるもので。

   彼の声に青年がどう応えたかなど

             もはや言うまでもない。]**



(61) 2022/05/20(Fri) 11:19:07

【人】 フィアンメッタ



   
『明日の夜は深い霧が出るらしい』



  今日も何処かで占いでもしようか。
  あぁ、でもギルドに顔を出すのが先か。
  思案しながら歩いていれば聞こえてくるのは
  明日の夜の話で。>>n5

  霧夜と言えばひとつ、噂があるのだったか。
  霧の夜にだけあく酒場。
  ゴーストたちが料理を出すとか何とか。
  訪れたらあの世へ連れて行かれる、なんて
  何処までが真実で何処までが虚実か
  私は知らないけれど。
 
 
(62) 2022/05/20(Fri) 11:29:10

【人】 フィアンメッタ



   「あの世に連れて行かれる、か。」


  
それもいいかもしれないな。

  あの日、セシリーを引き止められなかった
  臆病者で出来損ないの私には
  息をしている権利なんて、ないのだろうから。


  五年前からずっとそう思っている。
  幾度か機会もあったはずだけど
  霧夜の酒場に訪れたことはなく。
  それも私が臆病だという証明になっているのには
  目をそらし続けていた。 

  
(63) 2022/05/20(Fri) 11:30:42

【人】 フィアンメッタ



  過去から現実へと思考を戻して
  ギルドへ顔を出すのが先だなと
  結論を出した私は、ギルドの方へと歩き出す。
  道中、港の近くも通ったから。
  どこかの国のお姫様らしき人と
  その従者を見ることもあったかも。>>51**

 
(64) 2022/05/20(Fri) 11:31:26

【人】 ヴィム



 ***

 [ 隠すことでもないが自分から言うことでもない。
   誰しもそういうことの一つや二つはあるだろう。

   青年にとってメルヴェイユに戻る
   という用件がそれに当たる。

   とはいえ、便利なことに霊体は生きていた
   あの頃よりも移動がかなり捗るもので、
   プロテアの町を散歩する暇さえあるのだ。

   人々の身体をすり抜けながら
   人の流れに逆らって歩けるのだから
   それはもう捗るなんてレベルの話じゃない。



(65) 2022/05/20(Fri) 12:43:48

【人】 ヴィム



   悪くない。悪くない町だよ、ここは...。


 [ この町はいつも人が行き交い、入れ替わる。
   誰にも聞こえないであろう独り言を
   空の雲へと乗せて仰げば、青年は独り、微笑う。

   W酒場Wは人から成る物。
   集いし点は線を描き、円を作る。
   集いし人が楔を結び、縁を象る。


   ここに在るということは、それを求める誰かが
   今日も此処にいるに他ならないのだから。]

(66) 2022/05/20(Fri) 12:46:39

【人】 ヴィム




   僕は......WキミWを、待っているよ。




(67) 2022/05/20(Fri) 12:47:08

【人】 ヴィム



 [ 行き交う生者の行進を見据えながら
   独り言と共に掲げた指先を鳴らすと

   花屋に置かれた青いバラの花弁が突如空を飛び
   まだ見ぬWお客さんWの元へと舞い降りるだろう。

   そして店に戻った時にはマスターに言うのさ。
   『ビラの代わりにバラを配ってきた』
ってね。
]**


(68) 2022/05/20(Fri) 12:49:22
ヴィムは、メモを貼った。
(a8) 2022/05/20(Fri) 12:55:23

【人】 騎士 ノア


  ── 城下町 ──


[ 人の入れ替わり激しい港から
  中心部へと移動する。

  活気に溢れるのは港もこちらも同じだったか、
  一人駆け出して行こうとする彼女に
  ひやひやとしながらその姿を失わぬように
  幾度か声をかけ止めながら歩いていた。 ]


   ヴィオラ様、お一人で行かれては…


[ 
…一国の王女なのですから、
とまでは
  口に出来ず、その後は押し黙る。

  こんな所に不用心にも護衛一人で
  王女が出歩いていると知られれば
  些か…いや、かなり厄介なことになるのは考えずとも。


  傍目から見れば"少し良い所のお嬢様"
  とその付き人に見える装いだった筈だ、
  知っている人が見れば
  王女と気づいたかもしれないが ]

 
(69) 2022/05/20(Fri) 15:03:14

【人】 騎士 ノア



  「  わたくしももう15です!
    貴方に心配されるような歳ではないでしょう?

    気づく者などおりませんよ。 」


[ ……当の姫様はこの調子だ。

  貴女は知らないのだ、どれほど
  人が醜いものなのか

 
  美しいものだけを見て
  美しいものだけを知っている

  花園に咲く一輪の
白百合

  手折られないように必死な近衛の心情など ]

 
(70) 2022/05/20(Fri) 15:03:18

【人】 騎士 ノア



    ───…あまり度が過ぎますと、
    お父上に苦言を呈されますよ。


[ ため息ひとつ着くわけにもいかず、
  彼女の父…国王に密やかに助けを求めるも
  また無邪気に駆けていこうとするお転婆姫。

  こうは言っても、私の前だから
  無邪気にしているのだという事は知っている。
  他の者の前では淑やかにしているというので、
  一時は私が嫌われているのではないか
  なんて噂も団内で囁かれていた。


  ───…そうなるべきなのは間違いないな。

  ふっと心に
essence
を落とせば、苦い顔をして。 ]
 
(71) 2022/05/20(Fri) 15:03:22

【人】 騎士 ノア


[ 思いを浮かべながら進んでいれば、
  目線の先、花屋の店員が驚く声が聞こえたか。
  なにやら突然に花が散ったのか、
  
い花弁が空を舞っている。>>68
  
  
となる花弁は
  風に乗りて
となり
  やがて
エン
を形作り、この手に届いた。 ]
 
(72) 2022/05/20(Fri) 15:03:26

【人】 騎士 ノア

 

   僕は......WキミWを、待っているよ。>>67



    …………────ッ!?



[ 飛んできた花弁に手が触れた途端、
  聞き覚えのない声がすぐ傍で
  囁かれたように耳へと届く。

  魔法の類か?…にしては、意図が不明すぎる


  首を傾げていれば不思議そうな顔で
  こちらを見つめるヴィオラ様が居り。
  伺ってみれば
  
花弁には触れていたが何も聞いていない、

  というのでますます首を傾げ。 ]
 
(73) 2022/05/20(Fri) 15:03:31

【人】 騎士 ノア


[ ───…
霧の夜にだけ開く酒場
 だなんて

  そんな場所への誘いだとはまだ知らず。 ]**

 
(74) 2022/05/20(Fri) 15:03:35
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a9) 2022/05/20(Fri) 15:06:55

【人】 偽冒険者 キンウ

 ── ギルド ──

[職業欄に“冒険者”と書く。

チクリと胸を刺す痛みは何なのか。
多くの国から様々な人が流れつくという
「プロテア」の都。>>n0
フリーランスの旅の傭兵だと補足説明した所で
誰に詮索されるだろう。

せいぜいが、
そんなひょろっこい腕で傭兵かい?と問われる位。
その時には、横笛の仕込み針を見せるまでのこと。


ましてや、故郷からこんなに遠くまで来たのなら。
……それでも、薔薇の棘のような痛みが抜けないのは。

ジョブチェンジなど
(国の言葉を旅の途中で覚えた言葉に当てはめてみる)
そう簡単にできるものではないと
心身共に幼い頃から叩き込まれたせいか。

“冒険者”━━世界を自由に旅する、というイメージがある。
“抜け忍”が自由を手にするのはいつだろう?
それは多分
……自分が息絶える時だ
]
(75) 2022/05/20(Fri) 15:18:03

【人】 偽冒険者 キンウ

 仕事〜クエスト
 ダンジョン系も見ておこうか。
 危険度高いかもだけど、実入りが良さそうだからねー。

[パラパラと捲った資料には、何故か古い物も混じっていた。
その中に、彼の名前もあったかもしれない。>>32
何て発音するのかと、ちょっとだけひっかかったので、記憶に残った]

 うーん、やっぱ一人じゃ難しそうだな。
 今日はやめておこう。こっちはどうかな。

[しばらく、張り紙を眺めたり、資料をあさったりしているが、
もし誰かに話しかけられたなら、物おじせずに応えるだろう]**
(76) 2022/05/20(Fri) 15:22:20
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a10) 2022/05/20(Fri) 15:24:19

騎士 ノアは、メモを貼った。
(a11) 2022/05/20(Fri) 15:25:47

【人】 騎士 ノア


  ── 回想:依然 ── 



[ 今こそ王家に…王女様に仕える騎士として
  日々精進を続けているが、
  実の所少々
特殊
な経歴持ち、だ。

  具体的に言えば、冒険者。
  リーディスのギルドは勿論、
  隣国プロテアのギルドも頻繁に利用していて。

  最後にクエストに行ったのは10年は前、
  13の時から必要な時だけパーティを組む
  フリーのソロ
魔法士
としてやっていた。 ]
 
(77) 2022/05/20(Fri) 17:31:32

【人】 騎士 ノア


         Pale blue水髪の魔法士


  かつてそう呼ばれ、
  いつしか姿を消した少年を
  まだ覚え知る者は居ただろうか。
  居たとて、騎士になっているとまで
  知るものは居ないだろうが。


  僕自身はもうギルドの登録名簿からは
  抹消されているとばかり思っているけれど、
  実際のところはどうだったか────。 ]**

 
(78) 2022/05/20(Fri) 17:31:59
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a12) 2022/05/20(Fri) 17:34:47

【人】 少年水夫 カイル

 
───
『 MiraggiO 』
───


[明日の夜は霧が出る。
 開店準備だと店主から声がかかれば、>>1
 僕は張り切って掃除用具を準備する。
 魔法か何かで店内の清潔は保たれているのかもしれないが、
 こういうのは気分の問題でもあると僕は思う。
 浮足立って落ち着かない心を、沈める為のルーティン。


 
だって明日にはお客様がやってくる!

 僕は店員の中では新米な方だと思うけれど、
 お客さんとの素敵な出会いが兎に角楽しみで、
 その為に僕はここで働いている。]
 
(79) 2022/05/20(Fri) 18:59:00

【人】 少年水夫 カイル

 
 
    運命の出会い。

    ……なんて素敵な
が結ばれることもあるかもね!
 
 
(80) 2022/05/20(Fri) 18:59:36

【人】 少年水夫 カイル

 
ここで会ったが百年目!
……はおかしいか。
 僕が死んだのが13歳の時。
 はっきりと時間の感覚が無いので、
 凡そと言う事になってしまうけれど、
 それから五年ほどの歳月が過ぎていた。
 精神的には18歳でもおかしくないものの、
 未だに心だけでも成長を遂げているのかは微妙な所だ。



     
なので、難しい言葉を使い間違えるのはご愛敬☆]

 
(81) 2022/05/20(Fri) 19:00:36

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕の命が沈んだ海域が、
 偶々プロテアの近くだったからだろう。
 ゴーストとなった僕は、あてどなく陸地を彷徨って、
 吸い寄せられるようにこの店へと辿り着いた。

 親切にも店長が色々と説明してくれて、
 僕はここで働かせてほしいと、すぐに頭を下げたのだった。]


  僕は子供だから、力仕事には向かないけれど、
  船で賄い料理を担当していました。
  特に海鮮を使った料理なら、自信があります。

       どうかここで、働かせてください。


[ゴーストに物理的な力の有無など無意味だとは、
 その時には気づかなかったから、
 的外れな発言だと後で知って恥ずかしくなった。


    息子可愛さの贔屓目もあったと思うけど、
    父さんは僕の料理を船客に出す
    プロの料理人のものよりも美味しいと言っていたし、
    乗組員たちも太鼓判を押してくれていた。
    料理は任せられないなどの方針がなければ、
    僕は積極的にこの腕を振るった筈だ。]

 
(82) 2022/05/20(Fri) 19:01:45

【人】 少年水夫 カイル

 
[店内には芳醇なコーヒーの香りが漂うが、
 
 
僕はコーヒーは苦手。
>>19
 
ミルクと砂糖をたっぷり入れないと飲めない……。

 
まぁ死んでからはその必要もないし、

 
何かを口にすることはそんなに多くないから、

 
ずっと飲んでいないだけで、

 
案外今は飲めるようになっているかもしれない。


 
店外へ出ていくヴィムを

 
「いってらっしゃい」とだけ言って見送って、
>>23
 
床の掃除をしたり、食器を磨いたりし始める。]

 
(83) 2022/05/20(Fri) 19:02:58

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕は人の話を聞くのが好きだし、
 特に隠すこともでもないと思っているので、
 自分が船乗りだったこと、
 父と共に海を股に掛け冒険していたこと、
 最果ての地を目指す途中で、命運が尽きてしまったこと。
 普通に話してきたけれど……。]

 
(84) 2022/05/20(Fri) 19:03:33

【人】 少年水夫 カイル

 
[ここにいるのは未練を残して、
 命の灯りが消えてしまった幽霊のみ。
 子供の僕でもそこに色々な事情や秘め事が
 あるのは分かるから、
 あんまり自分から突っ込んだことは
 聞いたことがないように思う。
 だから一緒に働く皆の事、何処まで知ってるかと言えば、
 良くて浅瀬、相手によっては波打ち際程度かも知れないね。



    クルーに魔法を使える人間は居なかったから、
    魔法が使えると知れば
    「見せて!
(※店長に怒られない範囲内で)

    って、絶対にお願いしただろうし、

        ギルドに籍を置く冒険者だったと聞けば、
        冒険譚をせがんだのだろうけど、
        話して貰えることはあったかな?**]
 
(85) 2022/05/20(Fri) 19:04:21
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a13) 2022/05/20(Fri) 19:10:46

到着:天馬騎士 エアハート

【人】 天馬騎士 エアハート

 
───ありがとうございます。

 
でもあなたの気持ちには応えられません。

・・・

 
どうか私の事は忘れて下さい。
(86) 2022/05/20(Fri) 19:14:37

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[手にした手紙に再度目を落とし、溜息をつく。

 
心を映したような鉛色の空の日のことだった。]**

 
(87) 2022/05/20(Fri) 19:15:01
到着: ユスターシュ

【人】 ユスターシュ

 
[ 荒い息がどんどん乱れていく。
  体のあちこちから流れ出る血が
  彼の体をどんどん死に追いやっていく。

  それでも彼は、歩みを止めなかった。
  帰らなければ。必ず。

  魔力ももう底も底。
  癒す力を使う位なら、一歩でも足を ]

 
(88) 2022/05/20(Fri) 19:51:15

【人】 ユスターシュ

 

    「久しぶり」

        「今までありがとう」


  「 じゃあ、さようなら──── 」
 


[ 男は、剣を胸に刺され、崖から落ちた。
             それが、
最期
。] 

 
(89) 2022/05/20(Fri) 19:51:23

【人】 ユスターシュ

 

   未練を残した死なんて

        本当くそったれだよ *


 
(90) 2022/05/20(Fri) 19:51:29

【人】 ユスターシュ

 
[なあ、頼む。頼むから幸せでいてくれ 
 誰か、あいつを守ってくれよ 

  ─────アイシャ、君を、誰か…… ] 

 
(91) 2022/05/20(Fri) 19:51:35

【人】 ユスターシュ

 

 っかぁー。人生はやっぱ酒だよな、
酒!

 なぁ、そう思わねーか?
 

[そう言って、男はマスターに一杯いいだろ?
 と酒を飲もうとする。
 これから開く酒場の為の酒だろうとお構いなしだ。
 これはいつもの調子。

 男はどこか不真面目で、何時も軽薄そうにへらへら笑っている。それがユスターシュの通常運転だ。

 ヴィムが出ていくのを気を付けろよ〜とひらり手を振り見送り>>23
 ゴーストに気を付けろも何もない、は気にしたりしない。
 定型文というやつである。

 真面目に掃除道具を準備するカイルの姿なんてどこ吹く風。>>79


 おう、掃除お疲れ。
 頑張れ若者


[ヘラヘラ笑い、どこか軽薄そうな男は
 よれた服の襟を直した。]
 
(92) 2022/05/20(Fri) 19:52:40

【人】 ユスターシュ

 

 いやぁ、マスターには感謝だな。
 死んでなお酒が飲めるって最高じゃねーか。


[そう言って、それでもどこか焦がれるように外を見る。

 まだ、己には強い未練があると
 自分で分かっているからだ。

 死亡してからもう三年。

 それだけ経ってしまっている。
 未練の先の相手の行方は未だ知れず。

 精神が参っていた特に迷い込んだこの酒場に辿り着いてからもう半年。
 当時の自分を知る酒場のゴースト仲間がいたのなら、その焦燥しきった姿は今とかけ離れて見えるだろう。

 彼女の幸せと無事を諦めきれてはいない。
 それでも、半端者の男は自嘲するように飲んだくれ、ヘラヘラ笑うばかり。]
 
(93) 2022/05/20(Fri) 19:53:12

【人】 ユスターシュ

 
[彼は知らない。
 崖から落ちて死んだ自分の行方を捜す依頼が、埃を被ったまま、隅っこに追いやられたまま。
 それでもここから遠くのとある街の依頼板に張り付けられたままな事を。

 彼は“冒険に出たまま戻らなかった”
 公表されている事実はそれだけだ。]

 
(94) 2022/05/20(Fri) 19:53:18

【人】 ユスターシュ

 ― 冒険者としての彼 ―

[20年前から魔法使いの冒険者だった。
 能力としては並み。
 だから工夫した。魔法を分割する技術を身に着け、分割した一つ一つを思い通りの射線で打ち出す事で、敵を追い詰めたり足や手を削るサポートを得意としていた。

 特定の仲間を作らず、あちこちのパーティーに協力をよくしたものだった。
 その中に、青い髪のやつもいた気がするな?>>78

 いつだってヘラヘラしていて本気に見えない、とトラブルになった事は何度か。
 それでも彼は性格を変えなかった。
 人間なんてそう簡単に変わるもんじゃねぇだろ? な? と言いながら。

 そんな彼が変わったのは8年前。
 彼は唐突に少女を
自分の娘だ
と言い
 育て始めたのは────。]*

  
(95) 2022/05/20(Fri) 19:53:30

【人】 Master レイ


[ 出かける君、喜悦を感じさせる君、
  清掃を始める君。>>79
  そんな姿を横目に捉えつつ
  ぱちん、と指を鳴らしてみる。

  ……やっぱりまだつかないな。

  境界の曖昧になる霧夜とは違い
  まだ明るい前日だから分かりきっていたこと。

  ただ見上げても変わりない店内に
  ふぅ、とため息を零せば再び目を伏せた。 ]
 
(96) 2022/05/20(Fri) 20:03:10

【人】 Master レイ


[ こうすると掃除の刻み良い音がよく聞こえてくる。

  冒険者でもなくて、
  ここまで歳若い子がくるのは珍しいから
  少し丁寧に色々と説明したね。>>82

  思い切り良く働かせて欲しいと
  言われたのもまた珍しいことだった。 ]

 
(97) 2022/05/20(Fri) 20:03:14

【人】 Master レイ



     うん、いいよ。


[ 力仕事は特にないけどな、
  大抵のものは浮かせるし


  そんなことをふんわりと考えつつ、
  下げられた頭が下がりきる前には快諾して。

   ゴースト基本知識みたいなものだと思っていたから
   特に説明しなかったけれど
   後から気づくなら説明してあげたほうが
   よかったかもしれない。>>82


  料理ね、僕はあんまり得意じゃないから…
  いつも店の子達にやってもらっていたけど、
  ここからメニューに海鮮も増えたんだっけ。

  評判は───見ての通りかな?  ]
 
(98) 2022/05/20(Fri) 20:03:16

【人】 Master レイ



     …暴れすぎないようにね?


[ はしゃぐ子どもを頭ごなしに叱るほど
  心狭いままこの世に滞留してはいない。>>85

  誰かがせがまれている誰かの姿を見つけたなら
  やんわりと告げるくらいにして見守った。

  暴れすぎないようにとはいいながらも
  多少壊すくらいなら怒ることは無いよ、
  …町ごと吹き飛ばすヴィムのアレ…くらいのものを
  飛ばされたら少し困るけど
 ]

 
(99) 2022/05/20(Fri) 20:03:19

【人】 Master レイ


[ ───…僕の魔法は生者相手にしか使えないし。


  指鳴らしひとつで
  開店の夜、店の灯りをつけるのも
  物を浮かせるのも、魔法を弾くのも、
  正確に言えば魔法じゃない。

  秘密のローブに身を包んだ青年の
  真実を知る君がいたかは、はたして、ね。 ]**

 
(100) 2022/05/20(Fri) 20:03:22
ユスターシュは、メモを貼った。
(a14) 2022/05/20(Fri) 20:07:29

【人】 天馬騎士 エアハート

 
── 現在 プロテア城下町 ──


[活気に溢れ、様々な人や物が入り乱れる。
 
 多彩な顔を見せてくれるこの町を、俺は気に入っている。

 父は元騎士で、母は国外から来た商人。
 プロテアで生まれ、騎士だった父の背を見て育ち
 憧れだった天馬騎士団に所属して数年。
 主な仕事は負傷した冒険者の救援。
 魔物討伐の遊撃部隊。

 山を越えた先への配達手伝い。
 高い木の剪定手伝い。
 城壁磨き手伝い。
 etc.

 所感は"空を飛べると雑用が多い"
 それでも華やかな職業には見えると思う。]
 
(101) 2022/05/20(Fri) 21:08:57

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 明日は霧が濃いってさ。
 空の散歩はお預けだね。
 今日のうちに買い出しにでも行こうか?


[目を細めた愛馬の鬣を撫でる。

 こちらは大切な相棒である
天馬のアリア

 プライドが高く扱いの難しいお嬢様。

 母の国で名付けられた"エア"とこの国の"アリア"が
 同じ意味を持つ事に縁を感じて、
 血と汗と涙と美味しい人参で絆を深めた。
 俺と農家の努力の賜物だ。]
 
(102) 2022/05/20(Fri) 21:09:22

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[アリアはよく働いてくれるが
 他の天馬と折り合いが悪かったので、
 数々の功績を挙げてから、連れ出す許可を取った。

 今は1人と1頭、宿舎から離れた場所に住んでいる。
 小さな家だがこれはこれで気楽で良いものだ。]
 
(103) 2022/05/20(Fri) 21:09:43

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  
…………。


[家を出る際に郵便受けに入っていた一通が見えた。

 
駆け寄り、手をかけてわずかな逡巡。

 しかし封を開けずに鞄に仕舞い、
 再びアリアと向き合った。]
 
(104) 2022/05/20(Fri) 21:10:07

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 ただ行くだけだと近いし、
 空を大きく1周して行こうか?

[慣れた動きで跨り、手綱を握る。
 アリアは大きく翼を広げ、力強く大地を蹴った。]*
 
(105) 2022/05/20(Fri) 21:10:36
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。
(a15) 2022/05/20(Fri) 21:22:37

【人】 Master レイ



   だめ。…って言っても飲むでしょ、ユス?


[ 見た目だけなら一回りは上だろう
  お酒好きな君には
苦言
をあげよう。>>92
  お酒付きでね。


  本音を言うなら、飲みすぎなければ良い。
  お客様の前でべろべろにまで酔っ払っていたら
  バケツを頭から降らすけど。


  人2人集えば場の色は2色、5人集えば5色
  珍しい者も、見慣れた者も、
  全てを受け入れるのが酒場なのだから


  見た目及び性格に感じる軽薄さもまた一興。 ]
 
(106) 2022/05/20(Fri) 21:26:34

【人】 Master レイ



[ 外に、明日に焦がれたまま
  辿り着く者は珍しくない。

  ここへやってくる魂たちは、
  皆どこかに───消化しえない何かを抱えている。

  来た時の憔悴しきった様子といえば、
  今の彼からは想像しがたいものだったっけ。>>93 ]

 
(107) 2022/05/20(Fri) 21:26:39

【人】 Master レイ



   ───…大切なのは、忘れないことだ

   君にはもう明日がない
   ただ、変わり進む世界を
ることは出来る

   心が落ち着き 決まるまででも
   ここに居たらいい。

   歓迎するよ

 
(108) 2022/05/20(Fri) 21:26:42

【人】 Master レイ


[ 魂だけの身になろうとも
  この世から出ていけなかった者
  詳しく聞かずとも何かを思っていることくらいは
  長い時を過ごした身だから、わかっているよ


  …ああ、あの時に比べれば
  最高だと酒を飲めるようになっただけ
  僕は嬉しいとも思っているんだ ]**
 
(109) 2022/05/20(Fri) 21:26:46

【人】 騎士 ノア


  ── 回想:冒険者時代 ─


[ 
Perl blue
、と呼ばれた魔法士は
  特に攻撃魔法に秀でていた訳では無い。
  万能型、と呼ぶのが正しいか。
 
  あらゆる魔法において
  一級以上の実力を持っていた為に
  パーティに足りないポジションがなんであれ
  合わせることが出来た。

  ────…それゆえ相手からは覚えられているが
  こちらは覚えていない、ということが多発して。

  珍しく覚えている人といえば……そう、
  同じくあちこちを回っているような
  同業者、?は覚えていた。 ]
 
(110) 2022/05/20(Fri) 21:49:45

【人】 騎士 ノア


[ 10年経てば定かでない記憶もあるけれど、
  一言で言えば軽い男。

  歳は随分と上なのによく揉め事を起こすものだと
  はじめてパーティを組んだ時も、組んだあとも
  思っていたもので。>>95 ]



   どうしてあれほど細やかに
   敵のことを見てサポート出来るのに

   人に対してはトラブルを起こすの?

   おじさん。



[ 歳は聞いていたっけ、
  同じくらいの歳になったと知った今なら
  轟速で頭を叩きたいような
  セリフを吐いたのは何となく覚えている。
  若気の至りだったな、申し訳ない。 ]

 
(111) 2022/05/20(Fri) 21:49:50

【人】 騎士 ノア


[ ───…あの時はどんな返答が帰ってきたんだったか。

  自分が冒険者をやめた後に出来た
  "娘"のことも、消えた彼を探す依頼が
  埃を被って眠っていることも
  知らないながらに、


  時折
  "今は上手くやっていたらいいけど、"

  なんて思うのだ。 ]**
 
(112) 2022/05/20(Fri) 21:49:53
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a16) 2022/05/20(Fri) 21:51:08

【人】 ウーヴェ



  よお、坊主
  そんな若い身空で亡くなっちまったのか

  
なんでまた……



[ カイルが此処に来た時には悲しかったな。
  此処にいる理由を
  考えただけで光るものが流れ落ちそうになるから
  隠すように瞳を片手で押さえる。

  これからもっと楽しいことや嬉しいこと
  悲しいことや辛いこともあるけれど
  そういうのを経験していけた年なのに、と。


  働きたいという話を聞けば>>82
  今度は溢れ出そうになる液体を飲み込む為
  上を向いて「室内なのに雨が降ってやがる」
  なんて誤魔化したりしたな。


  包丁を持つ姿に危ないだろ、と心配したり。
  はらはらとした気持ちは最初は拭えなかった。

  それでもその包丁さばきはしっかりしたもので。 ]

 
(113) 2022/05/20(Fri) 21:52:37

【人】 ウーヴェ




   上手いもんだ
   きっと坊主に教えたやつの腕も
   良かったんだろうな



[ カイルの料理の腕の話が聞ければ>>82
  確かにお墨付きなだけはあるなと
  頷くには十分な腕前だった。 ]

  
(114) 2022/05/20(Fri) 21:52:42

【人】 ウーヴェ




   ……俺は独学だからさ
   教えてくれる誰かがいるってのはいいよなって
   思うわけよ  



 
(115) 2022/05/20(Fri) 21:52:49

【人】 ウーヴェ




   つーわけで
   俺に教えてくんね?


[ ハラハラみていたのは何処へやら
  相手の技量を見極めるのも
  冒険者の大切な心得の一つだからな。 ]

 
(116) 2022/05/20(Fri) 21:52:58

【人】 ウーヴェ



[ カイルが教えてくれなければ
  見様見真似で頑張るつもりではあるが
  ……さて、どうなったかな。


  美味しいものをたくさん知っておいて損はないぞと
  海鮮以外なら俺にも作れるものはあると
  自分の記憶する美味しかったものを
  カイルに振る舞ったりしたこともあったはず。

  繰り返すようだが俺は独学だから
  やっぱりプロの腕とまではいかず。

  それでも仲間内の料理担当も良くやっていた俺は
  少しでも美味しいものを食べてもらいたいと
  その心持ちは込めているくらいだ。


  煮物とかは……得意なんだけど
  自慢できるほどではないから言うことはない。
  でも、食べてくれたら嬉しそうにはしたかもな。 ]


 
(117) 2022/05/20(Fri) 21:53:07

【人】 ウーヴェ



   魔法か?
   そうだな、俺も少しは使えるけれど
   ユスターシュやヴィムの方がすげーもん
   もってるから見せてもらうといい


[ ポンっと手品のように一輪の花を出して。 ]


   見ての通り、タネも仕掛けもございません。ってな
   俺のはこんな魔法だ


[ マスターの言葉があれば>>99
  「大丈夫さ」と笑顔を向けて。
  
  どうぞ。とその花を渡してみるも
  不要そうなら一輪挿しにしでもしておくだろうな。
  花や植物も生きている命あるものだから
  命を生んだ以上、枯れるまで面倒をみる。
  そう、思っている。 ]


 
(118) 2022/05/20(Fri) 21:53:14

【人】 ウーヴェ



   冒険譚……なぁ
   心躍るドラマチックなことなんて
   早々ないもんだぜ


[ ギルドの話もしたことはあるだろうな。
  聞きたいとなれば>>85
  幻滅しないでくれよななんて前置きをして。

  それでも谷にいるドラゴンの話。
  卵から生まれたばかりのドラゴンは
  とっても小さかったな。


  ユニコーンを森の奥で見かけた話。
  俺もユニコーンも驚きすぎて
  数秒見つめ合った時間があったとかな。


  パーティを組んだヤツが
  実は盗賊で全財産奪われそうになった話……は
  聞いてて楽しい話ではないから
  心の内で思い出すに留めた。 ]


 
(119) 2022/05/20(Fri) 21:53:22

【人】 ウーヴェ



   まだまだ行ったことのない場所
   見たこともない景色

   坊主にももっと見てもらいたかった


[ ウッ……気を抜けばまた目から何かが垂れそうになる。
  俺がその場にいたら助けに行きたいくらいだった。
  なんて死への過程を聞けばもう号泣もので、
  それでも子供に泣き顔なんて見せられないから
  姿を消してその場を離れてから泣いていたな。
  涙脆い……ことはないはずだけれど

  目が潤いをすぐ求めてしまうんだよな。 ]

 
(120) 2022/05/20(Fri) 21:53:30

【人】 ウーヴェ




   なあ、海はどんなところだ?
 


[ こちらの話が終われば聞き逃げはさせねえぜ?と
  次はこちらの番とでも言うように聞いたはずだな。 ]**

 
(121) 2022/05/20(Fri) 21:53:35

【人】 偽冒険者 キンウ

 ── 城下町〜花屋 ──

[ あれから、ギルドの受付嬢以外の誰かと
言葉を交わす機会があったかどうか。
かわいらしい女の子と遭遇したような気がするが
どうだっただろう>>0:64

プロテアでの最初の仕事は、薬草摘みとその納品と
無難に決めて。
(それでも崖に咲いているというから、割高だった)
再び、城下町に繰り出す。

道中、霧の夜だけ開くという『MiraggiO』の噂を耳にした>>0:n3>>0:n4]

 
 霧の夜だけ?…明日がちょうど濃霧だって?

[見上げる空は、今はまだ晴れ渡っている。]
(122) 2022/05/20(Fri) 21:55:54

【人】 偽冒険者 キンウ

 料理が沢山って、メニューに海鮮料理なんかはある?

[故郷は島国で、周辺の海域で獲れる海の幸が美味だった。
知ったかぶった中年の女性が
まるで自分が食べてきたかのように「ある」と請け負う。
ふうん、と応えて先を急ぐ。
━━興味を持った。
ゴーストという情報が、眉唾ものかどうかは知らないが。
とにかく食事の前に、稼がなくては]
(123) 2022/05/20(Fri) 21:57:27

【人】 偽冒険者 キンウ

[ふと、通りすがりの花屋の前で。
青色の薔薇の花が目に留まった。

突如、一陣の風が吹いた……のだと、思う。
花びらがくるくると宙に踊った。

その一部が一度自分を取り巻いて、そして去った。

ただ、一枚だけを残して。
肩口に載ったそれを、おもむろに手に取る。

空の青とも海の青ともつかない美しい花弁は……

月兎ギョクト
瞳の色
に似ている。
……そう、思った。]
(124) 2022/05/20(Fri) 22:05:06

【人】 ユスターシュ

 

 おっ、マスターってば話がわかってるぅー!
 
愛してるぜぇ♡



[おっさんの男の愛してるなんて誰も所望していない、と知った上でおちゃらける。
 苦言なんてなんのその。
 酒を一杯有難く頂いてぐいっと喉に通す。>>106

 流石にこの後仕事とわかっているから
 今は、一杯でやめておいた。


 このマスターは一体どれ程ここにいるのか。どれだけ過ごして来たのか。
 それは自分にはきっとわかる事はないだろうとユスターシュは思っていた。自ら聞く事もなかった。]

 
(125) 2022/05/20(Fri) 22:17:58

【人】 ユスターシュ

 

 ……そっかよ。>>108
 ありがたーいお言葉素直に受け取っておくわ。
有難うな


 ははっ……悪いな。
 それならお言葉に甘えておくよ。


[疲れ果てていたあの時より自分は元気になった
 その自覚はあった。
 
 そう、それはここで初めて飲食が出来ると気づいた時。
 死んだのに、食べて、飲める。
 その事に大粒の涙をボロボロみっともない位流した覚えがる。
 覚えてる奴は今すぐ記憶から消去しろ。いいな?


 現実逃避の回り道の途中。
 それでも、酒という楽しみが一つでも見つけられたのは、ユスターシュにとって確かな幸せだった。]
  
(126) 2022/05/20(Fri) 22:18:12

【人】 ユスターシュ

 
[さて、ゴースト同士で深い話をすることは
 あったかなかったか。どうだったっけか?
 酒が入った時に探している女性がいる。それ位は零した奴もいるかもな。


 いつ、また探しに行こうか。
 いつまで探し続けるのだろうか。
 己の妄執はそう軽くないのも分かっていた。

 だからいつまでもここに居られない。

 そう思ってはいる。]
 
(127) 2022/05/20(Fri) 22:18:25

【人】 ユスターシュ

 
[時に、酒場では料理は店員がやるようだ。>>98
 ユスターシュはこれでいて、
 仕事となるとやる事はやる男だった。
 野営の時含め料理は普通に出来る男である。

 見事に酒のつまみ料理ばかりだったが
 ユスターシュもまた、厨房に立って料理を出す事もあった
 揚げ物は男の胃袋にはいいだろ?
 なんて偏ったメニューにニヤリ、と笑う。
 
 さて、この場のゴーストの皆には食っていいぞ、と目の前に揚げ物まみれを置いた事もあったけれど食って貰えただろうか。
 食べて貰えたらうまいか? とは聞いていた。
 飛びぬけて上手い訳じゃない、極普通の味ではあるが。]
 
(128) 2022/05/20(Fri) 22:18:41

【人】 ユスターシュ

 ― 回想:冒険者時代 ―

[ユスターシュの実力は一級なんて上等ものじゃなかった。
 それでも、パーティーにいれば助かる。
 その位の能力はあった。

 自分と同じようにあちこちのパーティーに入る青いやつ。話は知ってたな。位が初対面の感想。>>110

 しっかりしてそうな奴だな。
 そう感じていた。]


 いやいや、俺はいつも通りしてただけで
 奴らが勝手に怒るんだっての


[そんな言葉を言うから、怒りという火に油を注いでいくと男は分かってはいた。
 それでもへらり、と笑う。]
 
(129) 2022/05/20(Fri) 22:19:19

【人】 ユスターシュ

 

 へんっ、何とでも言え。
 そのおじさんには、お前もいつかなるんだよ



[そう言ってニヤリ、と笑ってやった。
 年は聞かれたら教えていた。>>111
 若気の至りは、若いうちにやるものだ。
 ユスターシュはその言葉自体も覚えていない
 それ位気にしていなかった。]

 
(130) 2022/05/20(Fri) 22:19:49

【人】 ユスターシュ

 
[ただ、死んだ後たまに思い出す。
 あいつは元気だろうか、と
 おっさんと呼ばれる年まで生きてくれているか。

 どうか、健勝であるように 祈る。]**

  
(131) 2022/05/20(Fri) 22:20:17

【人】 フィアンメッタ


  ギルドで回してもらった仕事で
  隣国に行く機会だってあったし
  逆に隣国からの冒険者だっていたから
  王女様の顔立ちとか知ってる人がいて。
  どんな人?って聞いたら
  言葉で説明を交えつつ
  絵に描いて教えてくれたことがあった。

  まあ、そんな伝聞の情報しか持ってない私は
  前にきいた人と雰囲気が似てる、くらいの
  ふわっとした印象しか持たなかったから。
  会話の内容でも聞こえない限り
  気のせいかな、で済ませた。

  
(132) 2022/05/20(Fri) 23:00:29

【人】 フィアンメッタ


  ちなみに水色の髪の騎士の話は聞いたことある。
  ギルドに入って暫く、その人の話を聞いたのは
  お前に髪の色が似てる人が以前はいた、
  なんて世間話程度の話だけど。>>78
  魔法の実力を比べられるようなことを
  ちらりと言われたときはイラっとした。


  水色の髪の人を見て
  そんな過去を思い返したりもしつつ。  
 
(133) 2022/05/20(Fri) 23:01:34

【人】 フィアンメッタ


  ギルドの付近まで行けば
  見慣れない顔の女性がいた。>>122


   「新しく来た人?」


  そう、声をかけた。
  別に親切心で声をかけたわけじゃない。
  私はそんな心優しいわけじゃないから。


  ただ……以前に別の人に親切にされた。
  それを別の形で返してる。それだけのこと。

 
(134) 2022/05/20(Fri) 23:02:19

【人】 フィアンメッタ



   「…私はフィアンメッタ。
    此処のギルドには世話になってる。
    仕事、一緒に行く人いないとか
    困ったことあったら…声かけていいよ。
    
他の人より暇してるから、私。


    まあ、困ってたら、の話だけど。」


  あまり顔色は変えずに。
  でも、安心させるかのように少しだけ笑って。
  よほど相手の背が低くない限り見上げる形で
  喋ってたから、頼りがいはなかったかもね。
  余計なお世話だとか、そう思われるなら
  あまり引き止めずその場を離れたけど、
  さて、どうだったかな。*
 
(135) 2022/05/20(Fri) 23:04:29

【人】 天馬騎士 エアハート

 
["明日の夜は深い霧が出る"
 一つ思い出した事があって、空からその方角を見た。
 町で聞いた噂話>>n3 >>n4 と、
 自分で実際に見たもの。]
 
(136) 2022/05/20(Fri) 23:05:48

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[少し前の話だ。
 隣町にまで赴いた任務の帰りに
 例の酒場の前まで行った事があった。
 不思議に思い、扉に手をかけても開かない。
 ノックをしても反応が無い。]


 なんで残ってるんだろう。
 人の気配も無いし……行こうか、アリア。

 アリア……?


[手を乗せてもアリアは暫くその場を動かずに、
 ただじっと酒場を見つめていた。
 
何かが、いや、誰かがいるかのように……
なんてね?

 
(137) 2022/05/20(Fri) 23:06:40

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[ふと目の前に
青い欠片
が見えた。
 ひらひらと舞い上がる"それ"を掴み取る。

 
青い花弁
らしきものだ。

 風に流されてきたのだろうか?
 そして同時に耳に届いたのは────>>67
 
(138) 2022/05/20(Fri) 23:07:26

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 
………誰?


[聞き覚えの無い声。
 そもそもここは空の上、周りに誰かいる筈も無い。
 思わず花弁を見て首を傾げた。

 地上を見ると、近くに花屋が見えた。
 
 話を聞いてみるか?
 高度を下げ、トンと地上に降り立つ。]


 あの、この青い花弁って……
 此方のお店から飛ばした物でしょうか?


[それ以上は言葉に詰まった。
 いきなり"声が聞こえる"だなんて、
 客観的には不審者極まりないだろう。]**
 
(139) 2022/05/20(Fri) 23:07:55
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。
(a17) 2022/05/20(Fri) 23:11:10

【人】 ウーヴェ


  
── 過去:水髪の魔法士 ──


  
[ 勇者に憧れ、冒険者となった若者がいた。
  その男の隣は色んなヤツが入れ替わり立ち替わった。

  けれど逆隣の少し後方
  そにいたのはいつも同じ人間だった。


  若者は強い者に憧れていた。
  だから隣に立つ者は強いと噂のある者ばかりだ。


  ある日Perl blueの噂を聞いた>>78
  一級以上の実力があると>>110
  強い者に憧れていた若者は意気揚々と
  彼を仲間にと執拗に誘った。

  どんな返事だったか
  俺は特に気にしていなかった。
  どうせ仲間になったとしても
  これまでと同じで一時的だろうから。

  ただ、いくら強いと言われていても
  まだ幼いとも言える出で立ちだったから。 ]


 
(140) 2022/05/20(Fri) 23:18:30

【人】 ウーヴェ




   ……平気か?


[ 初対面に近いであろう子への声掛けとしては
  ダメ出しを貰えるようなものだが
  この時は特に気にしてはいなかった。 ]


(141) 2022/05/20(Fri) 23:18:42

【人】 ウーヴェ



   実力があることが
   イコール「強さ」ではないからな
   そのことがわかっていればいいんだ
 
   実力があるから人に頼れない
   なんてこともないからな
   ……無理はするんじゃねぇぞ

   とりあえず一緒に今日の飯代稼いで
   食べに行かないか?

   「プロテア」の俺のとっておきの店
   教えてやるよ   


[ 仲間になってもなっていなくとも。
  見かけた時にこの言葉を掛けたことがあったな。
  これは俺が独断で動いたこと。
  仲間はその時一緒にはいなかった。


  噂通りのその実力を見るには
  おそらく物足りない依頼。

  この続きの話がどうなったかは水髪の魔法士の
  返事次第ってやつだ。 ]**


(142) 2022/05/20(Fri) 23:19:03

【人】 偽冒険者 キンウ


 え?…あ、うん。そうだよ。

[薄水色の髪の女性に声をかけられた>>134

これはまた随分と可愛らしい…というのが第一印象。
見ようによっては、
一緒に遊んでいた頃のギョクトにも似た雰囲気がある。

けれども、その声の響きには幾分落着きがあって。
少し作ったような笑顔は大人びて見えて。

女性の年はわからないからなぁ、なんて。
自分も同性なのは棚に上げ。
━━三年前から、女捨ててるからね


少し考えてから、ほぼ同世代だろうとあたりをつけた]
(143) 2022/05/20(Fri) 23:42:30

【人】 偽冒険者 キンウ

 アタシは、キンウ。
 どーも、ご親切に。

[と応えてから、発音が悪いため
不愛想に聞こえてはまずいと付け加える]

 
thank you!!


[この汎用性の高い言語であれば
気持ちが伝わるはずと、元気よく]

 えーと、ダンジョン…

[“一緒に行く人”というワードで、
真っ先に浮かんだのが
さっき見た資料にあったクエストだったが]

 じゃなくって、この薬草がいっぱい咲いてる崖って…
 あっちの方角で良かった?
 途中まででも案内してもらえると大助かりなんだけど。
 
[地図を開いて見せて。
フィアンメッタはその時何と答えてくれたのか。
二人でも、一人だったとしても、
その途中で花屋の前を通りかかったのだ]**
(144) 2022/05/20(Fri) 23:51:34

【人】 偽冒険者 キンウ

天駆ける馬…?!!

[生まれて初めて至近距離で見る生物。
水色の髪のハンサムよりも>>139
まず初めに目に入ったのはそちらで。

しかし、その時には既に自分にも“声”は聞こえていたから
ワンテンポ遅れて状況に気づいて、男性に駆け寄った]


その花、突然、舞い上がったんだよ。
さっきは突風かと思ったけど、そうじゃないみたいだ。
風もないのに、さ。

[そしてもう一人、水色の髪の男性がまだ近くにいたなら>>72>>73
思わず下手な発音でpale blue´s…と、呟いてしまったかもしれない]
**
(145) 2022/05/21(Sat) 0:17:17

【人】 フィアンメッタ

  

  大体子ども扱いされることが多いけど
  目の前の女性は見た目で判断してないのか
  それとも、判断した結果なのか。
  歳のことは突っ込まれなかった。>>143

  初対面なのに敬語にしなかったのは
  敬語で話せば十中八九下に見られるから。
  そんな小さなことが関係あったかは
  わからないことだけど。

 
 
(146) 2022/05/21(Sat) 0:24:32

【人】 フィアンメッタ



   「安心して、ちゃんと伝わってるから。
    キンウはここより遠くから来たとか?」


  元気のいい感謝の言葉はちゃんと伝わった。
  確かに少しばかり流暢さには欠けるけど
  表情とかで嫌がってない、って解れば十分。

  なんとなく言語の使い方を見ていると
  不慣れに見えるし遠くから来たのかなとか  
  推測を口にしてみたけど
  別に深追いするでもなく。
  

   「ダンジョン……?

    ……ああ、そこ。合ってるよ。
    身軽な人がよく薬草摘みにいってる場所。
    いいよ、案内する。」


  私は木登りとかそういう類のことが
  そんなに得意じゃないから身軽とは言えない。
  だからその手の仕事は一人じゃ
  あまり受けないようにしてるけど。
  案内くらいならできるし。
 
(147) 2022/05/21(Sat) 0:25:18

【人】 フィアンメッタ



   
「……本当はダンジョンに行きたいとか?」



  言いかけた言葉が気になったから軽くききつつ。
  案内するって言ったし
  別に今すぐギルドにいかないと、
  というわけでもなかったから
  キンウについていって、花屋の前を通りかかった。
 
(148) 2022/05/21(Sat) 0:26:36

【人】 フィアンメッタ



  青い花弁が目の前に落ちてきたのは…
  不思議だけど、誰かの悪戯かな、って。
  そんなに驚いた顔はしなかった。
  だって何かの気配を感じた気がしたから。
  気のせいかもしれないけど。>>68


  だから、キンウが近くの人と話し始めたなら
  自分からは話しかけずぼんやり聞いていた。

  確か、騎士団の人だっけ。>>139
  前に占ったことがあるような、とか
  記憶をたどりながら。**
 
 
(149) 2022/05/21(Sat) 0:28:27

【人】 偽冒険者 キンウ

 ん〜、ずっと遠くから来た。ずっと東から。>>0:147
 フィアンメッタは聞いたことある?日輪ヒワの国。
 海図には載ってるよ。マイナーな国だけど。
 海産物は美味しい!

[近年では、交易が盛んになってきているから
国名くらいなら、知っている人も多いだろう。
しかし、ここまで地理的に離れれば
日輪の国が、二つの肌色の種族からなることを
知っている人は少ないかもしれない。
職業か、趣味でか、地理や歴史に詳しい者なら
知っているだろうか。
褐色の肌
はほぼ、下層階級の証であることを]

 そういうフィアンメッタは、ここ、長いの?
 それとも、ここの生まれの人?
(150) 2022/05/21(Sat) 1:24:01

【人】 偽冒険者 キンウ

 ダンジョンに行きたいっていうよりね、
 ああいう所に行くパーティーに
 ちょっと憧れてるっていうか。
 アタシ、一つ所に長くいたことないからさ。
 信頼できる仲間ができる前に
 その土地を離れることが多くって。
 腕一つでひっぱりだこになる程には、強くないしねぇ。

[花屋へ至る道すがら、雑談はしばらく続いたはず。
万一話が昏い方向に進みそうなら
ジョークのオブラートに包んで]**
(151) 2022/05/21(Sat) 1:26:13
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a18) 2022/05/21(Sat) 1:33:53

【人】 少年水夫 カイル

 
[店長がパチンと指を鳴らすのが聞こえたが、>>96
 明かりが灯る様子はなかった。
 まだ霧の夜の前日だから、上手くいかないのだろう。
 仕組みは分からないなりに、何となくで判断する。



 この店は、霧の夜にしか開店しない。>>n3
 僕たちの姿をお客様が視認できるのも、
 店が開いている時に限られる。
    この店にとって、或いは店長にとって、
    霧の夜と言うのは魔力的に相性がいいとか、
    だから他の日には出来ないことが出来るのではないか。

 勿論憶測にすぎないけれど、
 ここで働いて五年弱の若輩の身には、
 仕組みを察して理解することは難しかった。


 灯りを付けたり、物を浮かせたり、魔法を弾いたり、>>100
 詳しくない僕からしてみれば魔法と区別がつかないのも、
 無理からぬ話と言う事だ。]
 
(152) 2022/05/21(Sat) 3:07:45

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:ゴーストたちのお料理事情



[具体的に何年このお店があるのか知らないけれど、
 意外にも店長は料理上手と言う訳ではないみたいで、
>>98
 僕は存分にここで本領を発揮することが出来たと思う。
 
世界中を旅していたから、東洋風の調理も出来る!
>>123


     最初は周りも僕が包丁を持つのを、
     ハラハラしながら見守っていたけれど、>>113
     手慣れているのが伝わったのか、
     次第に安心して仕事を任されるようになった。
     特にウーヴェは凄く褒めてくれてたから。>>114
 
(153) 2022/05/21(Sat) 3:10:12

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  うん!お客さんへの料理を作ってくれる
  プロのコックさんに習って、
  母さんが遺してくれたレシピを見て、
  色々研究したんだよ。


[ウーヴェは目つきこそ最初は怖かったものの、
 とても優しい人で、
 僕の身の上話も涙ながらに聞いてくれた。>>113
 なので、他の人よりも懐き度が高くなっている。
 しかし、
"母さんの遺したレシピ"
なんてワードを出したから、
 更に室内の雨脚が強くなってしまったかも知れない……。]

 
(154) 2022/05/21(Sat) 3:12:15

【人】 少年水夫 カイル

 
[そんな彼から、料理を教えて欲しいと言われたのも、>>116
 今となっては少し懐かしい。勿論、僕は快諾した。]


  教えるのは初めてだから、
  上手に出来ないかもしれないけど。
  ウーヴェも僕に教えてよ!
  船では中々作らない料理もあるから。


[彼の言うとおり、美味しいものを多く知っていて損は無いし、
 海鮮が苦手な人もいれば、アレルギーの人だっている。
 色々な料理が作れるに越したことはない。

 僕は基本的にはお客様のお料理の味見と、
 誰かが作って振舞ってくれた料理しか口にしない。
         ウーヴェが作ってくれた、
         素朴な味わいの煮物も好きだし、>>117
         ユスターシュの振舞ってくれた、
         ガツンと胃袋を掴んでくれる、
         揚げ物も美味しくて大好きだよ。>>128

 
(155) 2022/05/21(Sat) 3:15:09

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:僕がウーヴェに懐いた理由



[確かにこの年で、未練を残して命を落としたとなれば、
 同情的な目が向けられるのも、
 致し方のない事だと思う。>>113
 とは言え年齢のことを除けば、
 皆同じ条件でここにいると僕は思っていたから、
 ウーヴェの反応にはまず先に驚いてしまった。]


  いや、確かにまぁ……色々思う事はあるけど、
  やり残したことがあるのは、
  無念なのはきっと皆同じでしょ?


[不思議な因果で、僕の逝く道に灯りがついた。
 変わった人が多いように思うけれど、
 店の皆は良い人そうだし。
 だから僕は前を向いて、
 やるべきことを全うしようと思うんだ。
 いつかはこの無念も晴れて、ここを去る日も来るのかな?
 今自分が置かれている状況は、決して絶望なんかじゃない。]

 
(156) 2022/05/21(Sat) 3:17:36

【人】 少年水夫 カイル

 
[店内での魔法使いとしての序列は分からないけれど、
 ウーヴェがお花を出してくれれば、
 拍手をして受け取る。>>118
 瑞々しくも可憐な一輪を小さな花瓶に一旦納めて、
 元気がなくなればそれを押し花にした。]


  有難う!
  ウーヴェの魔法も十分素敵だよ!


[今も店内には
の貼られたカードが、
 額に入れて飾られている。]
 
(157) 2022/05/21(Sat) 3:23:08

【人】 少年水夫 カイル

 
[冒険の話が聞きたい!という要望にも、
 ウーヴェは応えてくれた。>>119


 ドラゴンの話には、海にもシードラゴンがいて
 大きなタツノオトシゴの様な見た目をしていることを話した。
 ドラゴンと言えば、
 強力なモンスターのイメージが強いけれど、
 生まれたばかりの子はきっと、とても可愛いんだろうな。



 ユニコーンの話も面白かった。
 確かユニコーンは乙女が好きだと聞いたことがある。
 見つめ合ったその後、ウーヴェは大丈夫だったのかな?



 ユニコーンと言えば、
 僕は幼い頃は勘違いして同一視していたのだけど、
 翼の生えたペガサスも気になるよね。
 僕も外に出ることはあるから、
 時々空を飛ぶペガサスを見つけては、>>101
 一度乗ってみたいと憧れた。]

 
(158) 2022/05/21(Sat) 3:25:41

【人】 少年水夫 カイル

 
[そんな楽しい筈の談笑の合間に、

 
ウーヴェがしょっちゅう胸を詰まらせるものだから、
>>120
 
あんまり刺激的な話は控えた方がいいと悟った。



 
僕たちの船は沈んだと言った。

 
全員きちんと確認したわけではないけれど、

 
まともに生きている人はまずいないだろうとも言った。



 
でも僕は死の間際に感じた、寒さ、息苦しさ、

 
「助けて」と声にもならない息を吐きだして潰えたこと、

 
今わの際に渦巻いた感情は、誰にも言わなかった。]

 
(159) 2022/05/21(Sat) 3:30:41

【人】 少年水夫 カイル

 
[話が僕の手番となれば、船旅で楽しかったこと、
 大変だったこと、短い人生の中で見つけた綺麗なもの。
 そんなものを思い出しては、語っていた。

 綺麗と言えばやはり人魚の住む海域。
 海中にも潜ったけれど、カラフルな珊瑚の傍に佇む、
 人魚たちの姿は神秘的なまでに美しかった。

 幾筋も流星の駆ける夜空に、沢山のお願い事をした。
 
三回言えたけど叶わなかった……という一言は飲み込んで。


 母の愛を知らない僕に、
 子供を持つ乗客の奥さんたちが、
 とても優しくしてくれたりもした。

 嵐に見舞われ、ろくに眠ることもできずに、
 必死で耐え忍んだこともあった。
 こんな苦難を乗り越えたからこその、信頼と絆がある。

 
僕の人生は、十分恵みに満ちていたのだと改めて思った。]

 
(160) 2022/05/21(Sat) 3:34:35

【人】 少年水夫 カイル

 
───
『 MiraggiO 』
───


[モップで床を拭いていると、船での清掃を思い出すし、
 なんだか懐かしくなってしまう。
 見上げても青い空はないけれど、
 楽しいことが控えているのだから、何の苦も感じない。

 真面目に開店準備に勤しむ少年をよそに、
 売り物のお酒に舌鼓を打つ大人の姿……。>>92


  有難う御座います。
  
おじさんも、是非頑張ってください。



[僕は死んで割と早い段階でここへ来たから、
 勤務歴的はユスターシュの先輩にあたる筈だが、
 明らかにこちらは子供であちらは大人。
 先輩風を吹かせるのも躊躇われ、態度の大きさは控えめだ。
         店長も厳しく咎めはしないので、>>106
         僕も別にとやかく言う事はしない。]

 
(161) 2022/05/21(Sat) 3:37:19

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:ユスターシュが来た時のこと



[ユスターシュがここへ来る頃には、僕は既にここに居た。
 だから、かなり憔悴しきった様子であったことは、>>93
 まだ記憶にしっかりと残っている。


 死んでも飲食が可能であることに
 ユスターシュが感動したその時、>>126
 僕は彼にブイヤベースを作って出した。
  あの時の顔は今も大事に、 
  この胸の中にしまっているから安心して欲しい。



 深い話にカウントされるかは分からないけれど、
 僕からは自己紹介の一環として、略歴は話したから、
 探している女性がいることは教えて貰えたかな?>>127
      もしその話を聞いていたなら、
      父がよく「母さんは最高にイイ女だった」
      と言っていたのもあって、
      「恋人なの?」「最高にイイ女だった?」などと、
      もしかしたら返答に困るかもしれない
      質問を投げてしまったと思う。**]

 
(162) 2022/05/21(Sat) 3:41:33
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a19) 2022/05/21(Sat) 3:53:05

【人】 ヴィム



───『MiraggiO』───


 [ 店内を魔法で清潔に保つなんて
   それが出来るならこの酒場は今頃
   喫茶店に早変わりしている頃だ。>>79

   とどのつまり、そんな魔法は使ってないと
   聞かれれば素直に答え、さらに付け加える。]


   文明の力に頼りすぎるのも考えものでね。
   だから君が必要なのさ。


 [ それが少年、カイルの役割だという気は無いが
   少なくとも自分よりは適性があることくらい
   青年にはよく分かる。

   だったらお前がやれよって。
   生憎、魔法で耳を塞いだ青年には届かない。



(163) 2022/05/21(Sat) 7:38:41

【人】 ヴィム



 [ 初めてマスターが少年を連れてきたとき
   さほど驚きはしなかった。>>82

   あの男は死者に随分とやさしい。
   世界にある痛みは失った者の特権にあらず
   与えてしまう痛みを、よく知っている。


    青年にとって、マスターとは...

            レイとは、そういう男だ。]



(164) 2022/05/21(Sat) 7:40:28

【人】 ヴィム



     留守を頼むよ、W料理長W。


 [ そんな青年が少年を拒む理由などなく
   今ではカイルをそう呼んでいるのだが
   はて、恐らくは酒場一の働き者だ。

     どちらが酒場の店員らしいかと言われれば
     それはもう言うまでもなく分かるだろう。]**


(165) 2022/05/21(Sat) 7:42:14
到着:砂の民 スティグ

【人】 砂の民 スティグ

― 城下町 ―

[東の国々の戦争は数年前に終わった。
どこかが滅んだというわけではなく、ある程度長引いた戦争に互いに嫌気がさし、何となくの交渉により終わった戦争だった。
それでも多くの街が被害を受け、多くの小さな村がなくなり、それ以上の多くの人が亡くなった。

そんな村のうちのひとつが、自分の生まれた…いや、育った場所だった。]


いやあ、いつ歩いてもにぎやかな街だねぇ


[いかにも観光客然として辺りを見回しながら、売っていたハムを挟んだ黒麦パンを口に頬張る。
実際に観光客なのだが、それでももう数日はこの街に滞在しているのに、自分の出身地とは全く異なる風景をまだまだ見飽きることはない。
賑やかな街並みを眺めながら歩いていると、ふと屋台の主人と買い物に来たらしき街の人々のうわさ話が耳に入った。

『これから気温が下がりそうだ。
そろそろ、深い霧の夜が来る…』
]**
(166) 2022/05/21(Sat) 8:20:12

【人】 ヴィム




     この世界に失う痛みがあることを
     知らない人間などいないだろう。

     だが、時として何かを与える痛みが
     この世界の裏側に潜むことを
     知っている人間もいれば知らない人間もいる。



(167) 2022/05/21(Sat) 8:20:20

【人】 ヴィム



 [ ユスターシュ。>>93
   彼が此処を訪れた時、青年は思わず苦笑した。
   実情が異なれど、この焦燥はよく心当たりがある。


      あぁ、そうか。あの時の僕は......>>21



   なんの事情も知らないというのに
      なぜだか他人事には思えないまま。]


(168) 2022/05/21(Sat) 8:20:43

【人】 ヴィム



      君は、僕と同じだ。



(169) 2022/05/21(Sat) 8:22:30

【人】 ヴィム



 [ 焦燥に駆られる彼に青年はそう告げて
   >>108その歓迎に賛同を示すように
   果実酒の入ったグラスを差し出すと

      静かに微笑み、扉をくぐるのだった。]**
   

(170) 2022/05/21(Sat) 8:23:40
砂の民 スティグは、メモを貼った。
(a20) 2022/05/21(Sat) 8:24:18

【人】 騎士 ノア


 ── 回想:冒険者時代 ──


[ 誰からも求められると言えば
  傲慢な奴を想像されるかもしれないが
  別にそんなことはない。

  覚えていない、という以外で
  別段揉め事を起こすこともなかった。
  (子どもだから少々生意気でも
   許して貰えていた可能性は大きいが) ]

 
(171) 2022/05/21(Sat) 12:33:00

【人】 騎士 ノア



   ノア、です。よろしくお願いします


[ 身の丈に合わない大きな杖を抱えて
  それぞれにぺこりと頭を下げる様子は
  初対面ではしっかりしていそうという印象を
  抱かせていたのか。>>129

  実態はアレだけど。 ]

 
(172) 2022/05/21(Sat) 12:33:04

【人】 騎士 ノア



   …ふぅん。
   まぁ、あの人達も
   しょうもないことで怒りすぎだね
   

[ パーティメンバー(元)の姿を思い浮かべつつ
  さらりと肩を持ちかけるくらいのことを
  言えばそれ以上は追求しなかった。

  人の性格はそう変わるものじゃない、
  何にも縛られたくないから
  僕もフリーで飛び回っているんだし。
  人のことは言えない、ってやつ。


  へらりと笑う彼につられるよう
  そこまで変わらない表情筋が
  微笑を形づくっていたのはここだけの話。 ]
 
(173) 2022/05/21(Sat) 12:33:07

【人】 騎士 ノア



    ………僕は
おじさん
、より先に
    名前を呼ばれるような魔法士になるもの。


[ ニヤリと上げられた向こうの口角とは反対、
  未来を想像してぎくりと肩を震わせ挙動不審に。

  10年以上先のことなど想像もつかないけど、
  今よりもっと力をつけて誰にも負けないような
  強い魔法士になるのが夢だった。


  若者の戯言と聞き流されたか、
  そこまで大げさに重たい会話ではなかったので
  向こうは忘れているかもしれないが
  
  夢は所詮夢でしかなく
  今の姿騎士は現実の象徴だ。
  若いうちに見ていた泡沫の話は
  忘れていて欲しいなんて思っている。 ]

 
(174) 2022/05/21(Sat) 12:33:11

【人】 騎士 ノア


[ ───それでも、己の現実を思い知った時。

  いつかそうなるものだと教えてくれた
  歳上からのありがたい言葉は、
  僕に生きていなければと思わせてくれる。

  今でも、心の
御守り
の一つだ。 ]**

 
(175) 2022/05/21(Sat) 12:33:16

【人】 ヴィム




───独唱:『メルヴェイユ』の英雄───




(176) 2022/05/21(Sat) 12:38:19

【人】 ヴィム



 [ それはまだ『メルヴェイユ』という名を冠す国が
   誕生するよりも前の話。

   名前すら定かではないこの国に
   ある未熟な魔法使いがいた。

   この国の子どもならば簡単に出来るであろう
   ランプに火をつけることすらままならない。

   そんな未熟な魔法使いはついに己の限界を悟り、
   町外れに住む魔法使いに師事するため
   その門下を訪れ、何度も頭を下げていた。]



(177) 2022/05/21(Sat) 12:39:30

【人】 ヴィム



 [ 師は飛び込んでは幾度となく頭を下げる
   未熟な魔法使いを見かねて、ついに問うた。


   「どうしてそこまでして...。
    なにも魔法に頼らずとも方法はいくらでもある。」



   師はそう諭す。
   なにも魔法使いでなければ生きていけない
   なんてことはない。

   それが無理なら剣士でも、武闘家でもいいはず。]


(178) 2022/05/21(Sat) 12:41:14

【人】 ヴィム




   「魔法はこの国の宝なんだ。

       僕はこの宝を、守りたい。」





(179) 2022/05/21(Sat) 12:42:19

【人】 ヴィム



 [ しかし返ってきた答えは輝かしい光。
   世界の痛みなど何も知らないと言いたげな
   純真たる魂の輝き。

   師はその覚悟を認め、未熟な魔法使いを
   受け入れることに決める。

   それが、後に英雄と大罪人と呼ばれた

              二人の出会いであった。]*


(180) 2022/05/21(Sat) 12:43:48

【人】 ウーヴェ



─ 『 10年前 』 ─



  ーーー。

  ーーーー。



            ーーー……。


 
 
(181) 2022/05/21(Sat) 12:59:16

【人】 ウーヴェ



[ 仲間の名前を呼んでも自分の声が聞こえない。

  ああ、そうか。
  耳は■■ていたんだ。

  口からは血が溢れ
  外傷だけではなく内側も■■になっていることが
  確かめるまでもなくわかる。

  視界なんてとうに掠れて■えていないのだ。 ]


 
(182) 2022/05/21(Sat) 12:59:23

【人】 ウーヴェ



[ 死ぬつもりはなかった。
  己の力量は知っていた。
  目の前の敵との力の差を。
  時間稼ぎですら出来るか危ういということを。

  これでもある職業を極めたつもりだ。
  免許皆伝を受けたけれど
  誰かに伝授する前に途絶えさせてしまった。

  命を燃やした。
  燃やして、燃やして

  蝋燭の残り命の起源を減らし続けた。

  燃え続けた蝋燭はやがて黒く変色した。
  自らが■の者へと近付く色だ。
  けれど■へと変わる前に体が限界を迎えた。 ]


 
 
(183) 2022/05/21(Sat) 12:59:47

【人】 ウーヴェ



[ 痛さはもう感じることはなかった。
  四肢は千切れたりと散々だ。
  食べられたのか一部が抉られた腕が
  近くに落ちている。掠れた視界でも
  自分のものだとまだ理解できる思考はあるようだ。 ]


 
(184) 2022/05/21(Sat) 12:59:58

【人】 ウーヴェ




  ( アイツらは無事に逃げられたか )




[ 息を吸い込んでも空気が抜けて取り込めない。
  時間稼ぎなら十分できたはずだ。
  
  残った動かない体を魔物に持ち上げられる。

  痛さはなかったけれど


  なんだかひどく




                
ーーーー寒かった。
 


(185) 2022/05/21(Sat) 13:00:06

【人】 ウーヴェ







             
最後の口元は笑っていた

           [ そして意識は閉ざされた。 ]
(186) 2022/05/21(Sat) 13:00:18

【人】 ウーヴェ



[ 心臓は動き出した時から
  止まる時を目指している。

  人は生まれた時から死へと向かっている。

  なら、なぜ人は生きるのか。




  『自分の夢を叶える為だと若者は言った』
  『神が決めたからだと仲間は言った』
  『世界の真理を知る為だともう一人の仲間は言った』


 

俺はその答えを出せてない。    

    
答えを知らないふりをした。
   ]**

(187) 2022/05/21(Sat) 13:00:39
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a21) 2022/05/21(Sat) 13:07:21

【人】 偽冒険者 キンウ

 
──昔話@──

[5歳年上のギョクトとは一緒に育った。
けれど、一度も兄と思ったことはない。


自分とはあまりにもかけ離れていたからだ。
そしてそれは、里中の者が思っていたことでもあった。
“取り換え子”……そんな噂がまことしやかに囁かれる程。


抜けるような白い肌に、蒼みががった銀の髪。
青い瞳は空の色とも海の色ともつかぬ。
光の加減で、空と海の間を揺蕩うような、そんな色だ。
日輪の国にある伝説の、青い目の月兎の顕現した姿さながら。

色素の薄い容姿は貴人の持つべきものだったが
それだけでは里では浮いて、仲間外れになる可能性もあった。
けれどもそうはならなかった。
それどころか、周囲の憧憬を一身に集めた。

──圧倒的な力を持っていたから。

彼は、里の者が生まれながらに持つ身体能力の高さと
貴人の持つ巫力(西方では魔法と呼ぶだろうか)
その両方を持っていた]
(188) 2022/05/21(Sat) 13:20:35

【人】 偽冒険者 キンウ

[日輪の国は
真名を呼ばれると魔に引き込まれるという言い伝えがあり
(真偽の程はさだかではない)

幼い頃は幼名で呼ばれ、元服すれば“あざな”をもらう。
元服とは、里では一人前の“シノビ”になることと同義。
元服の年齢には幅があるが
天才は11才で月兎ギョクトの名を負った。
ギョクトは影忍ではなく陽忍に配属されたので
もしかしたら外国とつくにの記録にも彼の功績(あるいは悪行)を
遺しているかもしれない。
ただし、あったとしてその記録は、22才で止まっているだろう。


ギョクトは後輩の育成係も請け負った。
落ちこぼれとみなされていた自分が
14才で黒点キンウの名をもらえたのも
彼のおかげだ。

配属されたのは影忍で
残念ながら部隊こそ違ったものの
話す機会もあれば共闘する場面もあり
そのままずっと
彼の背中を追いかけていくのだと思っていた
]
(189) 2022/05/21(Sat) 13:31:09

【人】 偽冒険者 キンウ

[ところがその二年後、転機が訪れる。
ギョクトが日輪の国の女帝直属の部隊に引き抜かれたのだ。
様々な憶測が飛び交ったが
女帝の愛人として侍らされたのではないかという
その噂には心が陰った。


一年が過ぎた。
その間、ギョクトと会うことはなかった。
多くの東の国々を巻き込んだ戦火の残光の中>>166
二人が相見えるその日まで
]**
(190) 2022/05/21(Sat) 13:33:20

【人】 ユスターシュ

 ― 回想:ヴィム ―

[ここを訪れた時に出会ったゴーストの一人。
 彼の苦笑いに特に感想はなかった。>>168
 それだけ精神的な余力はなかった。]


 ……あ?
 どこがだよ



[その言葉に>>169はそう返答した。
 ヴィムという名に覚えはなかった。
 大罪人の名なんて興味はなかった>>18

 ただ、ゴースト同士感じるものがあったのだろうか。今はそう思っている。
 食えない雰囲気のやつ。それがユスターシュから見たヴィムの印象だった。]
 
(191) 2022/05/21(Sat) 14:02:04

【人】 ユスターシュ

 
[酒を渡されれば、>>170まだ辿り着いたばかりでここでは飲めることを知らないから怪訝な顔を向けた。

 おい、と声をかけるまでもなく扉をくぐられれば困った顔をして。
 仕方なく飲めたらいいのに、と口に少しだけ傾けてみたものだった。]


 ─────っ!



[あの時の酒は、うまかった。
 その後に会った時に微かに笑って言葉を投げかけた。]
 
(192) 2022/05/21(Sat) 14:02:16

【人】 ユスターシュ

 ― MiraggiO ―

[カイルの言葉にユスターシュは悪びれもせず、へらへら笑う。>>161


 へーへー。
 分かってるって〜


[また酒に口をつけたどの口で言うのか。
 そんな状態である。

 本気で叱られそうになる前には動く
 そのつもりではいた。]
 
(193) 2022/05/21(Sat) 14:02:47

【人】 ユスターシュ

 ***

[辿り着いた当時、この少年は既にここにいた。>>162
 彼はその姿を見た時、一瞬。ほんの一瞬目を見開いて
 すぐ落ち込んだ。]



 ……はっ、背丈だけでこれかよ



[そう自嘲するように呟いた。
 まだ少年と言える年の彼が死亡している。
 その事に何かを言った事はない。

 ただ、少しだけ似た年頃の彼女を思って苦い気持ちがうまれる。それは表には出さない。



 そんな男にも出来た少年はわざわざブイヤベースなんて手が込んでるであろう料理をくれた。
 それが酷く嬉しくて、胸がつまったのをよく覚えている。]
 
(194) 2022/05/21(Sat) 14:03:29

【人】 ユスターシュ

 

 ……うまい、うまいよ……
 ありがとう、な……



[その時の自分は弱り切っていた。
 だから泣いても仕方なかった。
 それだけだからいい加減忘れろっての。]

 
(195) 2022/05/21(Sat) 14:03:39

【人】 ユスターシュ

 
[略歴を聞けば船か、それは大冒険家だなって笑って聞いた。
 酒の話に付き合え、とかつまみを餌にちらつかせつつ絡んだ時に聞いたせいだ。それをうっかり零したのは。>>162


 イイ女ねぇ。
 大人の男がそれを言う時は心底ベタぼれで
 本当に“イイ女”か
 その女がFemme fatale破滅させる女かどっちかだぜ?


[なんて、いい加減な事を少年に吹聴する大人の姿がそこにはあった。
突っ込みはいつでも募集している。


 「恋人なの?」と問われれば大笑いをした。]


 そんな色気ある関係じゃねーよ。


[彼女の事は一度たりともそんな目で見た事はなかった。
 彼女はユスターシュにとって“娘”なのだから。]
 
(196) 2022/05/21(Sat) 14:04:27

【人】 ユスターシュ

 

 あ? あの子程“いい女”はいないぜ?
 気立てが良くて健気でなぁ
 決して裕福と言える環境は与えられなかったのに、泣き言一つ言わず俺についてきてくれたんだ。

 ……こんな、どうしようもない男にさ



[遠くを見つめて酒をまた飲みこんだ。
 悪い、とその話はそこで締めくくった。]

 
(197) 2022/05/21(Sat) 14:04:41

【人】 ユスターシュ

 ― 回想:冒険者時代 ―


 おう、ノアか。宜しく。>>172
 俺はユスターシュだ。
 冒険者同士、普通に喋っていいぜ。


[砕けるのが苦手なら強要はしない。ただ堅苦しいのは好まないだけだ。年の差があるからとえばるつもりもなかった。
 不躾な対応してくるやつはそれに限らないが、目の前の少年はそう見えなかったから同じ冒険者としての対応だった。]


 ははっ。だよなぁ。
 お偉い依頼人なんてもっと凄い奴もいるのになぁ。


[話が分かるなぁ、と肩を叩こうとした。]
 
(198) 2022/05/21(Sat) 14:04:51

【人】 ユスターシュ

 
[ユスターシュの態度が悪い、と突っ込む人はこの場にいなかったようだ。

 命を賭ける冒険をするのに不真面目な態度は怒られて然りと分かってはいた。

 うちのパーティーにどう? と言われないためにそうしていた、なんて誰にも言いやしなかったから、俺の本音を知ってたやつはいないだろう。


 ノアの表情が緩めば此方もつられてふっと笑った。>>173


 おっ、いいねぇ。若者はそうじゃなくちゃな
 応援してやるよ、頑張れ ノア


[ギクリ、とした挙動は見なかった事にしてやった。

 年を取った側から言わせて貰えば10年なんてあっという間だ。本当にな。
 時間が長く感じ、目標に向かいやすい年頃の内に目指すものがあるのは決して悪い事じゃないと思った。

 残念ながら、その目標については確り覚えている。>>174

 
(199) 2022/05/21(Sat) 14:05:18

【人】 ユスターシュ

 
[そう、現実は甘いもんじゃない。>>175

 でもおっさんにはいつかなるものだ。
 生きてさえいれば、な。

 だから、願う。
そんなのが
お守り
でいいのか? と思うけどそれは兎も角として

 出来ればさ、生きていてほしいと。]

  
(200) 2022/05/21(Sat) 14:05:48

【人】 ユスターシュ

 ― 回想 ―

[もう10年以上前になる。
 プロテアで依頼を探していた時、その男、ウーヴェを見つけたのは。
 偶々目があった。そんな気がした。]



 よーう、そこの冒険者諸君。
 魔法使いは入用じゃねーか?

 料理とか、ライト役とか水も出せる。
 雑用も出来て便利だぜ?


[自分はその性格で人間関係トラブルを起こした事例は幾度もある。
 もしかしたら相手の耳にも入っていて渋い顔をされた可能性は否定出来ない。

 それでも男はどこ吹く風で、声をかけた。]


 金さえしっかり払って貰えば
 役に立つぜ? 俺は。


[そう言って頼む側の態度じゃない俺に対して、その男はどういう反応をしただろうか。
 共に冒険に出る機会はあっただろうかね。]
 
(201) 2022/05/21(Sat) 14:05:59

【人】 ユスターシュ

 
[その男が消えてからずっと先に
 こんな酒場で再会することになるとは、思わなかったが。

 人生の縁ってのは本当数奇なものだよな。]**

  
(202) 2022/05/21(Sat) 14:06:19
ユスターシュは、メモを貼った。
(a22) 2022/05/21(Sat) 14:14:54

【人】 ウーヴェ



  俺もそう思う

  ……伝えるべき人には
  なに一つ伝えられずに終わったからな

  それが正しいと思ってた


[ 言わぬが花。言わぬなら墓場まで>>56>>57
  その花を持っていくつもりであったが
  どうやら俺には墓がないようで。
  亡骸さえも残っているかどうか……。

  墓に持っていくことのできない言葉は
  どこにもっていけばいいのだろうな。


  生前の学びを俺は活かすつもりだ。
  だからマスターにも他の奴らにも
  言いたいことは空気を読まずに
  言葉を出していることもあるな。


  黙するべき場所では沈黙を貫くのも男だけどな。 ]

 
 
(203) 2022/05/21(Sat) 15:58:47

【人】 ウーヴェ




   光? 
はは、まさか


   俺はそんな綺麗な存在じゃねーぞ


 
(204) 2022/05/21(Sat) 15:58:57

【人】 ウーヴェ



   
   照らしていきたいと思っていることは
   間違いじゃない


[ そう、あの時の言葉は俺の本心だ。
  けれど同時にこの時から考えていたこともある。
  それは今日に至るまでその思考は膨らむばかり。 ]


 
(205) 2022/05/21(Sat) 15:59:02

【人】 ウーヴェ



  ─ 『 MiraggiO 』 ─


[ 開店準備としてカイルが掃除用具を準備すれば>>79
  カイルの頭を撫でながら一緒に掃除を手伝い。
 (軽く頭に触れるつもりだが手がすり抜ければ
  「加減が難しいもんだな」なんて軽く笑う。)


  ものは浮くんだろ?>>98 知ってはいるが
  子供が重いものを持とうとするのは見てらんないんだわ。


  ユスターシュとマスターの会話に>>92
  物言わず水を置いたりして。
  どうやら一杯くらいで終わらせる予定らしく>>125
  その水は俺が飲むことになったかもな。 ]

  
 
(206) 2022/05/21(Sat) 15:59:16

【人】 ウーヴェ



[ 床を磨き、机と椅子を整え、
  ピカピカにするのは難しくとも
  丁寧に拭けばほら、見栄えはよくなるだろ?

  夜に向けて料理の下準備も必要だよな。
  海鮮に加えて東洋風の料理もできるとあれば
  俺は手伝いに徹した方がいいかと
  料理長のサポートは万全だ。
  何せ開店を楽しみにしているのだ>>79>>80
  開店したらお客さんとの会話を楽しんでもらいたい。



            煮物も用意しておいていいだろうか
            残れば自分で処理すればよし。だな。
            定番がいいんだろうな。
            肉じゃがとか、か?食材見ながら考えるか。 ]


 
(207) 2022/05/21(Sat) 15:59:19

【人】 ウーヴェ



[ 開店前の高揚する気持ちと同じくらい
  前からの悩みも大きくなる>>205
  段々と気落ちの方が大きくなり
  ひと段落すれば「少し散歩してくる」と
  酒場の外へと出て扉の前でひとつ息を吐く。 ]


 
(208) 2022/05/21(Sat) 16:00:15

【人】 ウーヴェ




   
なあ、マスター




 [ あの日、死んで幽体となって此処に辿り着いて
   マスターに会った日。
   その時と同じ表情で言葉を重ねるように零す。 ]


 
(209) 2022/05/21(Sat) 16:08:07

【人】 ウーヴェ





   
俺は 此処にいていいのか
俺は どこに行ったらいい?



 
 
(210) 2022/05/21(Sat) 16:11:02

【人】 ウーヴェ



 [ 10年前、どこに行けばいいかわからなかった。
   仲間を庇って死んだのに
   未練があるというのか、と。



           
(探せば見つかる理由をわざと隠して)



   そして今になってもまだわからないんだ。
   何処に行けばいいのか。





   でもこれは店の外での独り言。
   外では人に見られることもない。



   『MiraggiO』の看板を眺めながら、   
   少しの間佇んでいた。 ]**
(211) 2022/05/21(Sat) 16:11:15
ウーヴェは、メモを貼った。
(a23) 2022/05/21(Sat) 16:15:21

【人】 少年水夫 カイル



   ゴホッ        ゴホッ     カハッ

       ゴフッ       ゴホッ       ゴホッ



寒い……苦しい……誰か「助けて!」


      ゴホッ      カハッ      ゴホッ
   コホッ     ゴホッ      ゴホッ     ゴフッ


(212) 2022/05/21(Sat) 17:57:01

【人】 少年水夫 カイル

 
 [伸ばした手は何にも触れられずに力を失う。

  口の中は鉄の味。

  息の根は止まり、これが僕の人生最期の記憶となった。]

 
(213) 2022/05/21(Sat) 17:57:52

【人】 少年水夫 カイル

 
───
『 MiraggiO 』
───


      [ガタンッ!と音を立てて立ち上がれば、
       座っていた椅子が倒れた。
       
今でも時折、記憶がフラッシュバックする。

       一度大きく深呼吸して、心を落ち着けた。

       店内の掃除を終え、
       休憩しようと椅子に座っていた最中のこと。
       ウーヴェが手伝ってくれたお陰で、
       大分綺麗になったと思う。>>207
       撫でてくれた手は無事僕の髪に触れ、>>206
       
僕は「有難う」とはにかんだ。]

 
(214) 2022/05/21(Sat) 17:59:02

【人】 少年水夫 カイル

 
[料理の仕込みのことも考えなければ。
 ソースや煮込み料理は早くから準備した方が
 味が馴染んで美味しい。
 "料理長"と僕を呼んで、
 腕を認めてくれる人もいる。>>165>>207
 子供のままで生は止まってしまい、
 大人と並んで何かが認められる未来を失った僕だから。
 そんな風に言ってくれるのは、
 くすぐったくも嬉しいことだった。



 ウーヴェが料理を手伝ってくれるのなら、大歓迎。
 煮物も人気だし、
 絶対出した方がいいと思う!と伝えて、>>207

         散歩に行くのをヴィムと同じように
          「いってらっしゃい」と見送った。]
 
(215) 2022/05/21(Sat) 17:59:47

【人】 少年水夫 カイル

 
[まだユスターシュは店内にいただろうか。
 あの時のブイヤベースをまた作ろうかな……。>>194
 なんて思ったら、当時の記憶がまた蘇った。

 初対面の時に、少し彼が驚いた表情をしたのを、
 僕はまだ微かに覚えている。
 その理由までは、深入りはしなかった。
 ヴィムは大して僕に驚かなかったけれど、>>164
 ウーヴェは目頭を熱くしたし……。>>113
 僕に対して抱く感慨は、
 人それぞれかなと深く考えることもなく。]

 
(216) 2022/05/21(Sat) 18:01:10

【人】 少年水夫 カイル

 
[話を聞くのは好きだから、
 別につまみに釣られたわけではないけれど、
 だからこそ特別な話が聞けたなら、>>196
 こちらとしてはラッキーでしかない。]


  イイ女にも種類があるんだね。
  しかも真逆の特性持ちだなんて。

  僕の母さんはどっちだったんだろうな。


[僕の陽光みたいな
金色の髪
と、
 
空色の瞳
は母譲りだと父さんは言っていた。
 でも、それ以上の情報が何もない。
 肖像画なんて描いてもらうような身分でもないし、
 母さんのデータはこの世に於いては、
 父さんの記憶の中にしか存在しなかった。

 
それさえももう、失われてしまった……。]

 
(217) 2022/05/21(Sat) 18:02:49

【人】 少年水夫 カイル

 
[ユスターシュの探す女性は、
 最高に"いい女"であったらしい。>>197
 「恋人なの?」と聞いてみれば、照れ隠しとかではなく、
 本当に僕の父さんが母さんに向けるものとは、
 全く違った愛情なのだろうという事が何となく伝わった。

 小さく零れた言葉は、紡がれた直後に霧散した。
 だからこの話は、これでお終い。
 僕も子供なりに、その位は弁えていたつもりだ。]

 
(218) 2022/05/21(Sat) 18:03:35

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕はね、本当はずっと
 母さんがどんな女性なのか知りたいと思っていた。
 父さんは"イイ女"としか言わないから、
 そんなんじゃ全然分からない。

 ユスターシュの言う、
 一人の男の心を魅了した天使であるのか、
 運命を狂わせる破滅の女神だったのか……。
 僕はそれさえも知らない。

 でもね、今はこれで良かったと思っている。
 母さんがどんな女性であったのか、
 
今でも気にならない訳ではないのだけれど―――……。]

 
(219) 2022/05/21(Sat) 18:04:14

【人】 少年水夫 カイル

 
 
[夢とともに僕たちの船が沈んだあの日。
 僕は母さんが既に
んでしまっているという悲しい運命を、

             心の底から神様に感謝した。**]

 
 
(220) 2022/05/21(Sat) 18:04:54
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a24) 2022/05/21(Sat) 18:18:42

【人】 ヴィム



    メルヴェイユの英雄の物語はもうしばし続く。


(221) 2022/05/21(Sat) 19:26:34

【人】 ヴィム



 [ 神のイタズラにより出会った英雄と大罪人。
   弟子となった未熟な魔法使いがその才能を
   発現するようになるまで時間はかからなかった。


   師は言う。

      「周りの環境が悪いだけだ。」
、と。


   首を傾げながら素直に師の教えを守る
   愛らしい弟子を師は次第にその扱いを改め
   弟子からW友人Wとその呼び名を変えた。 ]


(222) 2022/05/21(Sat) 19:28:08

【人】 ヴィム



 [ 師弟であり、仲間であり、友でもある。

   いつしか師を超えるほどの魔法使いへと
   成長を遂げた愛弟子はといえば

   新たな仲間達に恵まれ、魔法使いとして
   名を馳せるほどの栄誉を手に入れていった。

   どれだけ困難な依頼が舞い込もうとも
   この魔法使いがいるパーティならば
   達成してくれる、そんな伝説さえ囁かれるほどに。]


(223) 2022/05/21(Sat) 19:28:57

【人】 ヴィム




   愛弟子は言う。


  「それでも僕は師匠とずっと一緒にいたい。」
、と。


   師は言う。


   「お前はいつか自立しなければならない。」
、と。



(224) 2022/05/21(Sat) 19:31:05

【人】 ヴィム



 [ 師は愛弟子を認めなかったわけでは無い。
   真相はむしろその逆であり
   師は愛弟子の力を誰よりも理解していた。

   故に師は愛弟子が己に依存することを懸念し
   自立を促し続けていたのだった。


      愛弟子が己へと向けている
      尊敬と淡い恋慕が入り交じるその感情に

            師は気づいていたのだから。


      
(225) 2022/05/21(Sat) 19:32:10

【人】 ヴィム



   師はそれが愛弟子のためだと信じていた。
                信じていたかった。



(226) 2022/05/21(Sat) 19:34:40

【人】 ヴィム





                               しかし、現実は非情なり


(227) 2022/05/21(Sat) 19:35:27

【人】 ヴィム



      ...........................。


(228) 2022/05/21(Sat) 19:36:06

【人】 ヴィム



 [ 夜までに戻ると告げたこの日。

   青年が姿を現したこの国は
   今も相変わらず盛況していた。

   魔法を学ぶなら『メルヴェイユ』へ。


   そんなキャッチコピーをかかげた魔法都市には
   この国を破滅の未来から救った英雄の石像が
   掲げられ、今も守り神として祀られていた。

   石造りの偶像を前に目を細めると、
   過去を懐かしみ、噛み締めるよう、青年は呟く。]
   

(229) 2022/05/21(Sat) 19:39:00

【人】 ヴィム




   君も随分人気者になったね。


          ............
として、誇らしいよ。




(230) 2022/05/21(Sat) 19:40:12

【人】 ヴィム


 [ 独り言と共に指先を石像へと向けて。
   ついた汚れを丁寧に魔法で落としていく。

   これが、青年の日課であった。

   酒場の誰かには、ここまでなら
   話すこともあっただろう。
   裏を返せば、話していたのはここまでだ。


   日課を終えれば、青年はその銅像の前から姿を消し
   仲間達の待つW酒場Wへとその脚を向かわせる。]

(231) 2022/05/21(Sat) 19:43:05

【人】 ヴィム




   メルヴェイユの英雄、Chloe。


         彼女の苦悩こそ、歴史に眠る
         メルヴェイユの介在配列。**




(232) 2022/05/21(Sat) 19:43:57

【人】 ユスターシュ

 ─ 『 MiraggiO 』 ─


[文句も皮肉も言わず水を置く辺りウーヴェもいい奴だな。そうユスターシュは思った。>>206


 おう、サンキュな。
 


[その水は酒の後に頂くつもりで受け取った。椅子の調子を整え始めれば、流石に立ち上がり、酒を飲みほして、水も口に。

 ごちそうさん、と呟いて席を立った。]


 掃除に席の準備はオッケー、と?
 じゃあ俺は……中の方見て来るわ。


[まるでさぼるかのような調子でふらり、と消える。]
 
(233) 2022/05/21(Sat) 19:49:00

【人】 ユスターシュ

 

 おっ?
 なんか空をかけてる奴がいるなぁ。
 いいねぇ、ああいうの。


[裏に向かう時、窓の外をふと見て丁度高度を下げる直前にその姿がちらり、と見えた。>>139

 そう言えば。以前酒場にあんな雰囲気の騎士様が来た事があった気がした。>>137


 悪いな、霧の日以外は営業外なんだよ



[なんて言ったところでまず届かなかったろうと思う。

 馬がじっと見ていたけれど、
 見えてたとしても構わなかった。]

 
(234) 2022/05/21(Sat) 19:49:57

【人】 ユスターシュ

 
[なんやかんや言いながら、動き出せばやる事はやる。

 化粧室の掃除をしっかりやっておいた。
 こういう場所が綺麗なのは店の大事な事だったりするのを人生経験で知っていた。

 鏡もピカピカに。自分が映らないのにちょっと自嘲した。

 調理の方は二人がやっていたから入り込まなかった。
 以前に人(幽霊?)がいない隙を狙って、包丁や鍋を丁寧に手入れしておいたのは内緒の話だ。


 ウーヴェが出ていったのは戻ってきた頃。
 その雰囲気に感じるものはあった。>>208


 気ぃつけろよ


[かける言葉はあえて普通に。]
 
(235) 2022/05/21(Sat) 19:50:40

【人】 ユスターシュ

 

 好きに戻って来いな


[何かあるとして、吐き出すも、飲み込むも相手の自由。
 ユスターシュはそう思っている。
 自分の事すらどうにも出来ていない自分が年取ってるだけで偉そうに説教たれる気はなかった。

 少し様子見をするつもりで見送った。]


 さて、と。
 じゃあ後はジャガイモでもむいておくかね


[フライドポテトは酒場の定番。
 余分に準備しておいて損はないだろう。

 どっこいしょ、と適当に座って芋の皮を無駄がないように、するするむきだしたのだった。]
 
(236) 2022/05/21(Sat) 19:51:04

【人】 ユスターシュ

 ― 8年前 ―

[ユスターシュという男が変わった転機はこの時だった。
 年もとってきて、引退後の人生も考えつつ生きる方がいいようになってきた年。

 男はそんなの気にせずその日暮らしと酒の日々。
 だらしない。そう言われても仕方なかった。

 彼にとってその女は
 運命を狂わせるほうの“イイ女”だった。]


 「この子、貴方の子どもなの」



[ベロベロに酔っぱらっている時に唐突に隣に座られて、そんな事を言われた。
 かつて依頼の一つで組んだことのある美人の剣士。
 成り行きでそういう事をした覚えはばっちりあった。


 だがしかし。
 小さな少女を酔っ払いにそう言って
 だから宜しくね、と押し付けていく奴が
 どこにいるってんだ。

 
(237) 2022/05/21(Sat) 19:51:37

【人】 ユスターシュ

 
[翌日、少女が側で己の服を握りしめているのに流石に顔色を青くした覚えはあった。

 己の子という確証も保証もない。
 女を大急ぎで探したが雲隠れされた。
 押し付けられた。そう分かれば流石に頭を抱えた。

 孤児院や教会に預けるつもりだった。
 こんな先を見通せない男の側にいさせたら駄目だと思った。

 でも、それでも───── ]


 「おとうさん、も、私が 邪魔?」


[そう縋られた。
 少女は痩せていて、よく見れば体に怪我の跡もあった。

 手を離したほうがいい。
 そう思うのに。
 こんな、いつ死んでもいい。
 そんな人生に巻き込んでなんか……。]

 
(238) 2022/05/21(Sat) 19:52:05

【人】 ユスターシュ

 
[ ああ、自分がいつ死んでもいいなんて

  今でも親の言葉に縛られてんのか  ]

 
(239) 2022/05/21(Sat) 19:52:13

【人】 ユスターシュ

 
[ユスターシュの親は彼に対して冷たかった。愛人の子だか何だか知らないが、望んでうまれた訳じゃないのに厄介そうに扱われ続けた。
 それで無理やり一人立ちして冒険者になったんだった。

 誰も信頼出来ない。
 誰も己を愛さない。
 誰も愛してなんていない


 そんな人生でいいのだろうか。
 父親と呼んだこの少女を……見捨てたら
 俺は誰より憎んでいる親と同じことをする

 そう思ったら覚悟が決まった。


 生半可じゃなかった。
 冒険者駆け出しの時から世話になっている人が良い老夫婦が営む小さな宿屋に土下座して、この子を冒険に出ている間見て欲しいと頼み込んだ。
 己だけが食えればいい、そんな仕事の仕方も変えた。

 多少危険な依頼にも突っ込むようなった。
 人付き合いも、性格はそう簡単に変えられなかったけれど改善を試みた。]

 
(240) 2022/05/21(Sat) 19:52:26

【人】 ユスターシュ

 
[きっと誰も思わなかっただろう。
 ユスターシュという男が子どもを真面目に育てるなどと。

 それでも彼は必死にやった。
 少女もまた、己の立場がわかっていたのか
 自分から働きたいと店に言いだして
 皿洗いから配膳から、役に立つようしていた。]


 「おかえりなさい、おとうさん」



[帰る度そう出迎えて貰えるのが嬉しかった。
 この子が自分と血が繋がっているかどうかなんてどうでもよかった。
 必死に
捨てられないように
、自分に縋るこの少女を、ユスターシュは家族だと思うようになった。]

 
(241) 2022/05/21(Sat) 19:52:33

【人】 ユスターシュ

 

 なぁ、いつか。いつかさ
 金ためて、田舎で小さな家買ってさ
 便利屋でもやっていくか。


[そんな夢を娘にこぼした。
 彼女は心底嬉しそうに、幸せそうに笑った。

 幸せな日々は、続くと思っていた。
 娘が流行り病にかかる日までは─── ]**

 
(242) 2022/05/21(Sat) 19:52:38

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[困惑する店員の顔に、
 思わず失礼しましたと頭を下げて引き下がる。
 青い花弁を持つ手を引っ込めた。
 それをすかさず咥えてむしゃむしゃと食べるアリア。]

  
あっ!

  
お腹壊しても知らないよ?



[そこにかかる声に振り返る>>145


  私は空で青い花弁を見つけて来たのですが…
  "風もないのに"とは不思議ですね。
  情報提供ありがとうございます。

[何か魔法が絡んでいたのだろうか?
 
思い出した噂と、あの酒場と、声。

 
招かれている……?

 
(243) 2022/05/21(Sat) 20:13:25

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[再び思考を巡らせた時、アリアが一歩前に出て
 女性との間に割り込んで来た。
 どうやら先に自分に興味を持たれた事に
 気付いていたらしく、長い睫毛をぱちぱちさせながら
 女性に視線を送っている。]


  ええと、すみません。
  何故か愛馬の機嫌が良いようで……。


"エアハートより私に興味を持った?"

 
"あなた見る目があるじゃない"

 
"どう?私の翼綺麗でしょう?"

 
"ほら触ってみる?許可してあげても良いわ"


 恐らくそんな事を言っていると思う。]*
 
(244) 2022/05/21(Sat) 20:14:03

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[ふと近くに見知った顔が居る事に気付いた>>149


  フィアンメッタさん。こんにちは。
  ……観光案内ですか?

  あ、失礼。
  以前、占いでお世話になりました。
  天馬騎士のエアハートです、此方は愛馬のアリア。
  あの時の占いはとても助かりました。
  凄いですね。ありがとうございました。

  同僚にこの事を話したら興味を持ったようなので、
  もしかしたらお願いに行くかもしれません。


[俺が覚えていても、
 彼女にとっては大多数の客の中の1人で覚えられて
 いるかはわからない。
 慌てて自己紹介を付け足した。
 同行している女性の風体から、
 国外の人間である事とそれの案内だろうかとアタリをつけて。
 この町では観光者は別に珍しくも無い。]
 
(245) 2022/05/21(Sat) 20:41:18

【人】 天馬騎士 エアハート

 
― 回想 町の占い師 ―


 
(誰か、何か、ヒントをくれ……)



[貴族のペットのインコが逃げてしまったので
 空を探して欲しいとの任務があった。
 大きくて赤い立派なインコとの事だったが、
 捜索範囲が広すぎる。
 これがコカトリスの1匹であれば
 周辺の木々は枯れ草は焼け爛れの大惨事で捜索は容易だが
 無害な動物を見つけるのは難易度が高い。

 既に捜索は3日目で未だ手がかりは0
 アリアの機嫌もどんどん悪くなり、
 与える人参のグレードアップにも限界が来ていた。]
 
(246) 2022/05/21(Sat) 20:42:00

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[そんな時に評判の良い占い師がいる>>11
 という噂を聞いた。
 具体的な場所を導く予知能力と違うのはわかっている。

 ラッキーカラーはどうか、
 どんな事をすれば幸せを掴めるか、
 または悪い結果が待っているのか、
 その程度でも構わないので何かに頼りたい。
 まさに藁にも縋る思いだった。]
 
(247) 2022/05/21(Sat) 20:42:22

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[告げられた具体的な内容はどうだったか。

 偶然かもしれないが、占いの一部を参考にした結果
 西の方角にある真っ赤な林檎の木の上で満腹になって
 寝ているインコを見つけた。

 あの時は思わず力強く拳を握り天を仰いだ。
 後光がさした幻覚が見えた。
 大長編の物語を締めくくるに相応しい
 感動的な音楽の幻聴もあった。


 
ありがとう、占い。
  ]
 
(248) 2022/05/21(Sat) 20:42:47

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[ちなみに占いに興味を持った同僚は
 10年かけてやっと天馬騎士団に入団出来たのに
 羽毛アレルギーになったという悩みを抱えている。
 激重人生相談紛いの縋り方をしにいったら誠に申し訳無い。]
**

 
(249) 2022/05/21(Sat) 20:43:25
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。
(a25) 2022/05/21(Sat) 20:53:25

【人】 ウーヴェ


 ― 回想:母のレシピ ―


   母さんの……遺した
   
うっ………



[ もうこれには耐えられるわけもなく
  目から大量に流れるものを
  堰き止めるものはない。
  まさにカイルの予想通りと
  なってしまった訳であるが……>>154

  これが泣かずにいられるか? 
いや無理だ。
 ]


   これは
心の汗

   男が泣くのは大切な人を亡くした時だ
   でも母親に…父親に……お前まで……

   

[ 止まらなくなった洪水の波は
  まだまだ止まることもなく
  
涙……じゃない
心の汗を流しすぎて
  若干見苦しいものを見せてるかもしれないが。 ]
 
 
(250) 2022/05/21(Sat) 21:00:10

【人】 ウーヴェ



   なあ、坊主は泣いたか?
   悲しい時には泣いていいんだ
   泣きたい時は俺の胸を貸してやるから

   温かくもないし硬いかもしんねぇけど

   一人で泣くより全然良い
   行き場のない感情をぶつけたくなったら
   俺にタックルしてもいいからな

     
[ 今泣いても良いぞ?と腕を広げて見せるが
  いわゆる多感な時期という年なんじゃないかと


  「今なら優しさ3割増だぜ?」


  そんな謳い文句もつけてみるが効果はどうだったか。
  もちろん無理強いするなんてことなしねーから
  来たら精一杯のハグ、来なくても頭を撫で撫でが
  待っているだけさ。 ]


 
(251) 2022/05/21(Sat) 21:00:17

【人】 ウーヴェ


    
   その、母さんのレシピはもう食べたのか?
   父親が作ってくれたりしたか?
  
   自分で作るのもいいけどよ
   大切な人が出来たら作ってもらうといい
   本当はその味を知ってるヤツが作るのが
   一番なんだがな


   自分以外の愛情のこもった料理に
   母親の愛も込められた二つとない料理を
   味わえるんだぜ?
   レシピを遺してくれた母親に感謝だな


[ 言い終えてまたホロリとしてしまったけれど。

  そのレシピを元に生み出されたカイルの料理は>>154
  それこそ家族の味なんだろうなと
  心が温かくなるものだった。
         温かくなりすぎて涙腺も弱まった。 ]


(252) 2022/05/21(Sat) 21:00:26

【人】 ウーヴェ



   料理を教えてほしいとは言ったけどよ
   その母親のレシピはお前だけのもんさ
   大切にしろよ


[ 俺のような者が触れることの許されない
  愛のレシピってやつだな。

  いつかカイルの未練がなくなる前に
  そのレシピを作ってくれる誰かが
  カイルの母とのコラボの料理をして
  カイルが二人の愛に包まれることを思う。 ]

 
 
(253) 2022/05/21(Sat) 21:00:35

【人】 ウーヴェ



   おう、俺も料理を教わるのは
   初めてだわ
   初めまして同士だな


[ なんて笑えば次の言葉には驚いて。 ]


   俺か?
   そうだなァ、レシピを増やす点では
   いいかもしれねぇな

   ついでに美味しくなるにはどうすればいいかも
   考えながらやったらより良い者が出来るかもな

 
(254) 2022/05/21(Sat) 21:00:41

【人】 ウーヴェ



[ 料理の道は奥が深いからな
  ユスターシュの揚げ物もいい味だった>>128
  酒のつまみも作るのが上手だった。 ]


   こっちはワインに合いそうだな
   この味付けはもうちょい薄くすれば……


  
[ ゆっくりと咀嚼しながら頭で味付けを考える。
  極普通の味? いやむしろこれは。 ]



   クセになる良い味だな
   これは好きなヤツ多いんじゃね?


[ 俺に出来ない味だったのもあるし
  何よりしっかりと料理に気持ちが込められている。
  そんなことをこの料理からは読み取れた。 ]
  
 
(255) 2022/05/21(Sat) 21:00:53

【人】 ウーヴェ


  ─ 押し花 ─


   そうか、坊主に喜ばれて
   俺も、この花も嬉しいぜ


[ 照れたように目を逸らす。
  この魔法にそこまで喜ばれたことは
  少なかったから。
  戦闘では三属性の魔法が重宝されがちだ。
  素敵と褒められることもなかったな。
  だからか、こんなにむず痒い気持ちになるのは。


  押し花のカードの額を眺めれば>>157
  その時のことを思い出し、そして
  こんなにも大切にしてくれたこと
  それだけカイルの優しさを感じたのだ。


  掃除の時は埃のないように綺麗にした。
  勿論誰も見ていないと
  周りをキョロキョロと確認し隙をついての犯行だ。
 (目撃者はいないと俺は思っている) ]


 
(256) 2022/05/21(Sat) 21:00:58

【人】 ウーヴェ


─ 冒険譚の話 ─


[ ドラゴンといえば>>158
  その強さから畏怖の対象ではあるが
  気高く強さと兼ね備えるに値する
  賢さもあり、誇り高き生き物だ。

  シードラゴンの話を聞けば
  童心に返ったような、
  それこそカイルと同じように
  楽しそうに反応する。
  海にそこまで精通していないから
  シードラゴンは航路から避けることが多い。
  よって、目撃する機会も少ないのだ。


  ユニコーンか?
  アイツ女好きだったのかよ。
  ってことは俺が女か確認してたってことか?
  まあなんともなかったぜ。


  ペガサスの話もカイルから出れば
  俺もいつか乗って飛んでみたいと思ってたな。
  そんなことを思い出す。
  いつかペガサスに乗れるやつに会えたら
  乗り心地を是非とも機会があれば聞いてみたいものだ。]


 
(257) 2022/05/21(Sat) 21:03:01

【人】 ウーヴェ



[ カイルの話は船旅ならではの話が多く>>160
  今度はこちらが新鮮な顔を向けるだろう。

  楽しかったことには笑顔になり
  大変なことには少し苦い顔をしたり
  なんだかんだ顔で反応してしまう
  (顔芸? そんな特技はないな)


  人魚の海域の神秘的な空間の話は
  想像し難く、行けたらどんなによかったかと
  少しばかり悔しくも思ったな。

  優しさに触れて
  親に愛されて
  もっと幸せに生きるはずだったのにと
  目頭を押さえる羽目になるのだが。 ]


 
(258) 2022/05/21(Sat) 21:03:10

【人】 ウーヴェ



   なあ、流れ星のお願い事ってさ
   三回言うのはみんな知ってるけど

   しっかり自分の所在地も言わないと
   願いが届かないみたいだぜ?
   船旅じゃあ星も届けるの大変だったかもな

   今でも星は見えるだろ?
   星には人もゴーストも関係ないさ

   まだ願い事があるのなら
   今度はしっかり此処の住所も伝えて
   届けてもらおうぜ


[ 果たしてカイルが願い事をしたのかどうか。
  それでも夜空を見ていたら流れ星を
  探すようになったのはカイルに教えるためだろうな。

  俺の望みはないからな
  流れ星を見つけたら
  カイルの願い事が叶いますようにって
  祈ってやろうと思っている。
これは内緒な?
 ]


 
(259) 2022/05/21(Sat) 21:03:16

【人】 ウーヴェ



[ まだまだ話し足りなくなりそうだけれど
  これからも時間はあるんだ、と
  この話の続きはまだあったかもしれないな。 ]**


 
(260) 2022/05/21(Sat) 21:03:20

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──城下町・花屋付近──

 あ、薔薇そうびが……
 
これって美味しいの?


[掌の上の花びらと
天馬に食べられるそれを交互に見ながら>>0:243]

 だって、驚いたんだよ。
 ね、フィアンメッタも花が舞い上がる所を見たよね?

[同行者に同意を求めるように、振り返る]

 あ……

[フィアンメッタの足元にも(それとももう拾われていたか)
件の花びらがあった>>0:149]
(261) 2022/05/21(Sat) 21:33:06

【人】 偽冒険者 キンウ

[初対面の男性に件の声が聞こえたかを問うのは憚られたが
フィアンメッタには聞いてみようかと思ったところで
天馬からの熱視線(?)に気づく>>0:244
ぐい、と触りやすいように差し出された翼を前にして]

 わぁああ、触ってもいいの?
 この子、何て名前?

[天馬の美しい毛並みに気を取られて
不思議な声のことを話題に出すのを忘れてしまう。
またしても、持ち主より先に
おそらくは愛馬であろう名前を尋ねてみてから]

 あ、アタシはキンウ。アンタ…貴方は?

[相手が年上らしく見えたので、言い直した。
you
の発音を柔らかくしただけだけれど。

袖すりあうも多生の縁とか。
勿論、故郷の言い伝えのように
名前を呪いに使おうというのではないよ。>>0:189


──ただ、教えてくれるのなら出来る限り覚えておきたかったのだ。
太く短く生きるかもしれない、この旅の途中の、全てを]**
(262) 2022/05/21(Sat) 21:44:35
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a26) 2022/05/21(Sat) 22:14:28

【人】 フィアンメッタ



   「東方の…日輪の国か、
    聞いたことくらいはある。
    ここは色んな人が集まる場所だしね。

    随分と長旅してきたんだ?
    でも地図に載るような国なら 
    十分じゃないかな。」


  国名くらいは知っている。
  ただ、肌色のことまでは知らない。
  故に褐色肌の彼女を見ても生まれの違い、
  程度にしか思わないし、説明されたところで、
  負の感情を持つこともない。

  戦争とかあったのでは、なんて
  ちらりと思ってはみるけれど
  先ほど会ったばかりの人に言う話題でもないし。
  当たり障りのない事しか言わない。

        
(263) 2022/05/21(Sat) 22:17:16

【人】 フィアンメッタ



   「私はね…
    WリスペタWって呼ばれてる場所にいた。
    まあ、外の人から見たら普通の集落。
    多分地図には載ってない。
    ちょっと山奥にある、田舎だよ。

    
何処にあるか分からない神語りの里

    って通り名の方が有名かもね。」


  古の神が残した遺物が保管されているとか
  神々の逸話が語り継がれている里。
  神の子孫が私たちなのだと信じている人々の
  集まる閉鎖的な集落。
表向きは。


  きっと宗教に詳しい人なら
  聞いたことくらいはあるのではないだろうか。

  神の言葉を預かることが出来る
  そんな血族がその力を守ってきた里。
  そちらの面を知る人は少ないだろうけれど。

 
(264) 2022/05/21(Sat) 22:20:12

【人】 フィアンメッタ




   
Wフェラーリス家は預言者の血筋をひいているW



 
(265) 2022/05/21(Sat) 22:21:55

【人】 フィアンメッタ



  いつのことかもわからぬ昔の話。
  
国を預言して見せた女性がいた。
  その人は国のために、人のために。

  
破滅の使者
と呼ばれようと
  
国家転覆の疑い
をかけられようと
  それに臆せず、未来を示してみせて
  多くの命を救ったのだとか。

 
     
―――――そんな、事実とも分からぬ話。


  
(266) 2022/05/21(Sat) 22:23:08

【人】 フィアンメッタ



  フェラーリス家はその人の血を引いている。
  
……なんて眉唾物だけれど。


  事実は定かではない。
  ただ、フェラーリス家には何世代かに一度
  未来を視る力を持つ子が生まれる。
  それは揺るがない事実。

 
(267) 2022/05/21(Sat) 22:23:47

【人】 フィアンメッタ



    
それが、私だった。


         
セシリーだったらよかったのに。


  
  
(268) 2022/05/21(Sat) 22:24:21

【人】 フィアンメッタ



   「此処に来たのは五年前。
    来た時は結構苦労もしたよ。
    知らない土地に一人って
    割と心細かったりするから。

    キンウのことほっとけなかったのは
    そのせいもあるかもね。」


  ふふ、と淡く笑みを浮かべて。
  彼女がどこまで知っていたかさておき
  私からは軽くしか里については話さなかった。
 
(269) 2022/05/21(Sat) 22:24:46

【人】 フィアンメッタ


  パーティに憧れている、という話には、

  
   「ふーん……。
    何処かに長く住むつもりはないの?
    プロテアは住んでる身としては
    結構いい場所だと思うけれど。

    私もそんなに強くはないから
    大人気ってわけでもないけれど…
    キンウがパーティ探しするなら付き合うよ。
    ほら、既にここに一人いるわけだし。」


  
なんてね、
って冗談でも済むような
  狡い返し方をしつつ。
  私としても仕事にありつけるから
  この提案は別に冗談のつもりもなかった。*
 
(270) 2022/05/21(Sat) 22:25:49
フィアンメッタは、メモを貼った。
(a27) 2022/05/21(Sat) 22:28:21

フィアンメッタは、メモを貼った。
(a28) 2022/05/21(Sat) 22:28:55

【人】 フィアンメッタ


  バラが舞ったというキンウの言葉に
  同意するように頷いて。>>261

  エアハートがこちらに話しかけてきたら
  視線を足元の薔薇から彼に向けた。>>245


   「こんにちは。
    観光というより仕事の案内?
    まあ案内には変わりないか。

    ……あぁ、エアハート。
    今日は顔色いいね。
あの時と違って。


    私の占いは当たるも八卦当たらぬも八卦。
    当たったのは貴方の努力もあると思う。」


  流石に名前まではすぐに思い出せず。
  顔はなんとなく覚えていたし
  占いを頼んできたときの彼は印象的だったから
  自己紹介で思い出した。
 
(271) 2022/05/21(Sat) 23:16:36

【人】 フィアンメッタ


 ***

 
  騎士団と言うのは思ったより
  雑務もこなしているらしい。

  食事処でぼんやり客を待っていたある日のこと。

  貴族のインコを探しているけど
  手がかりもなく困っている。
  助けて欲しい、といった相談を貰った。

  翼を持つ動物なんて、下手したら
  国外に出て自由を掴み取っている可能性さえある。

  
諦めたら…?
と言いそうになったが
  流石にそれは出来ない。 
  収入の一つでもあるわけだし
  何より、エアハートと名乗る依頼人は
  困ってます!と表情とオーラが主張していた。
  それに疲れているのか、顔色が悪いように見えた。

  占いが万能でないと分かっているなら
  断る理由もないし。
 
(272) 2022/05/21(Sat) 23:17:20

【人】 フィアンメッタ



   「……貴方を導く色は


    そうね、
林檎
でも食べて
    ゆっくり休んでみれば道も拓けるかも。

    とりあえず……
    今日は帰って寝たほうがいいんじゃない?」

  
(273) 2022/05/21(Sat) 23:19:43

【人】 フィアンメッタ



  手元のタロットを見て、淡々と告げる。
  料金のことを聞かれれば、
  メニューにあった肉料理を指さして
  Wこれを奢ってくれたらそれでいいW
  
とちゃっかり高めのメニューを要求した。


  騎士団ならそれくらい払えるのでは?
  と、相手の懐事情も考えない要求は
  呑んでもらえたのかどうか。
  持ち合わせがないのなら
  料理のグレードは下げたけども。



 ***
 
(274) 2022/05/21(Sat) 23:20:25

【人】 フィアンメッタ



   「エアハートの同僚…だったんだ。
    この世の終わりみたいな顔して
    羽毛に悩まされてるって相談してきた人。

    ……どう話したのか知らないけど
    私の事買い被りすぎ。」

  
  騎士団の人が、同僚がお世話になったから
  自分も、と相談に来たことがあった。
  そんなに縋られても
  体質はどうしようもないのでは。
  そう思わざるを得ない。


  結局、その人には
  
W自分がいいと思う道を進みなさいW

  と、抽象的なアドバイスと、
  私より治癒師を探したほうがいい、という
  占いとは何の関係もないことを言って終わった。*
 
(275) 2022/05/21(Sat) 23:21:21
フィアンメッタは、メモを貼った。
(a29) 2022/05/21(Sat) 23:23:11

【人】 ヴィム



   「生命とは死を迎えるまでの猶予期間だよ。」



         はるか昔、青年は自身の愛弟子に
         そう教え伝えたことがあった。


(276) 2022/05/21(Sat) 23:24:55

【人】 ヴィム



 [ 人はいつか死ぬ。

   善人だろうと、悪人だろうと
   英雄であろうと、大罪人であろうと。

   分かりきっている事だ。
   しかしながら、何故生きるかと問われれば
   答えられる者は決して多くない。

   初めからその答えを知っているものは
   この酒場に行き着いたりなどしないのだから。]


(277) 2022/05/21(Sat) 23:25:52

【人】 ヴィム



 [ ならば猶予期間で何を得るのか。
   何を見い出し、受け止めるのか。


         人の数だけ色があるのなら>>106
         その数だけ答えがある。>>187  ]


(278) 2022/05/21(Sat) 23:27:56

【人】 ヴィム



 [ この世界にはW真理Wなんてものはない。
   己が何を思い、答えとするのか。
   つまりは自分がどう在りたいか。


      W真理WはW心理Wに眠るもの。



      それが青年の持つ死生観であった。]


(279) 2022/05/21(Sat) 23:29:24

【人】 ヴィム



 [ もっとも、その死生観を語る口など
   死人にありはしないのだが。

   過去をひとしきり懐かしめば
   今夜の宴のために帰路に向かう。

   迷子になるなと言われたものだから>>38
   青年はといえば道中に
青いバラ
を植えて
   目印を作ってきたのだ。

   花屋の青いバラが一束無くなったと
   今頃街の花屋は大慌てかもしれない。



(280) 2022/05/21(Sat) 23:30:09

【人】 ヴィム



   そう。君だけだ。

   君がWどう在りたいのかWを
   僕は一度だって、聞いたことがない。

   ここで働きたいという願いも>>82
   在るべき場所を知っているような瞳も>>93

   唯一あったのは、幽霊の軍勢ゴーストパレードに隠れた
   小さな、願いのような言葉。>>35

   

(281) 2022/05/21(Sat) 23:34:07

【人】 ヴィム




   僕が知らないだけなのか


            それとも──────?>>210



(282) 2022/05/21(Sat) 23:35:03

【人】 ヴィム




      浮かない顔をしているね。

         

(283) 2022/05/21(Sat) 23:35:42

【人】 ヴィム



 [ 聴こえない足音を奏でながら
   青年は店の外にいる彼に声をかける。>>211

   そう。外で見えないのは人の身のみ。
   魂だけの青年には、その光景が鮮明に映っていた。]*


(284) 2022/05/21(Sat) 23:38:23

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──城下町〜薬草の咲いている崖へ──

[城下町の花屋付近で話していたのは
どれくらいの時間だったか。

あの後エアハートは買い出しに行ったのかもしれないし
フィアンメッタとはどこまで一緒だっただろう。


彼女とは色んな話をした。
それこそ、今日知り合ったばかりだとは、思えないほどに。
数か国語の簡単な読み書きはできるけれども
下層階級の出でも、元の職業柄
外国とつくにの言葉を学ぶ必要性があったんだ。

発音の悪いアタシの話を、ゆっくりと聞いてくれた。

話の内容は、そう、多分氷山の一角なんだろうけれど
お互い突っつき過ぎず、けれども気遣いも感じられて、
程よい距離感が心地よかった]

 
何処にあるか分からない神語りの里…!
>>0:264
 聞いたことあるよ、ギョクトに教えてもらった。

[思わずその名が口をついて出た……三年ぶりのことだった]
(285) 2022/05/21(Sat) 23:47:10

【人】 偽冒険者 キンウ


 あ、ギョクトっていうのはね、兄の名前なんだ。
 とても物知りでね。
 とはいえ、そんなに詳しくは聞いてないけど。

[“兄”だと、すんなり言えたのも自分ながら驚きだった。

フィアンメッタの外見が
ちょっとギョクトに似ているからかもしれない…
と想ったのは、今はまだ口に出さずにおこう
]

 ほっとけない?>>0:269

[そんな言葉を聞いたのは、随分昔の話だ]

 あー、そうなんだー。
 フィアンメッタも、わりと、新しいんだ、ここ。


 んー、既にここに一人???

[ワンテンポ遅れて、その言葉の意味する所に気づいて
──
笑った
]*
(286) 2022/05/21(Sat) 23:50:56

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──薬草の咲いている崖──

 うへぇー。思ったより高い所に咲いてんなー。
 ……でも、大丈夫。これも美味い夕飯のため!

[くるくると回した鍵縄を、崖に向かって、ぶん、と投げる。
鴉の爪のような鍵が、斜面から突き出た太い木の枝に巻き付く。

次の瞬間には、たん、と飛んで。
縄が弧を描く反動を利用し
鍵が巻き付いた枝よりさらに高い位置にある枝に飛びつく。

薬草の白い花に向かって、思いっきり手を伸ばす。

もしもフィアンメッタがここまで付いてきてくれたなら
足を滑らせそうになった時
彼女の支援魔法を体感する機会もあったかもしれないね?
]**
(287) 2022/05/21(Sat) 23:54:41

【人】 騎士 ノア


  ── 回想:若者と、__ ──


[ 勇者に憧れる若者───
  良い響きだと思う。
響き、は


  夢を見るのは好きだ。
  僕自身、夢を見て、冒険者をやっているんだから
  それでも、
無謀な夢
はある

  例えば勇者なんてのは、そのひとつ
  努力では到達できない高みの上だ ]

 
(288) 2022/05/22(Sun) 0:05:07

【人】 騎士 ノア



   …お兄さんのパーティは何が足りないの?
   攻撃、強化、それとも防衛?
   

   ……───わかった、行くよ。


[ 立ち振る舞いを見れば
  ある程度のランクは見えるもの、だと思う。


  強いと言われる冒険者が立ち替わり
  隣の人間を変えていることも
  噂ながらには知っていた。>>140

  逆隣へ変わらぬ人間が居ることは
  知らなかったけれど─── ]

 
(289) 2022/05/22(Sun) 0:05:12

【人】 騎士 ノア


[ …この人は
  目立ちたいから強い敵と戦いたいのか
  本当に憧れを追い求め戦うつもりなのか
  どちらなのだろう?
  危ういことにはかわりない…か


  どんな答えだったにせよ
  後々気がかりになるからと
  承諾の返事をしたには違いない。

           求められれば断らず

           Perl blueのもうひとつの特徴だ ]
 
(290) 2022/05/22(Sun) 0:05:17

【人】 騎士 ノア


[ …思われていた通り、
  長く居るつもりはなかった。

  良いメンバーに慣れてしまえば、
  いずれ慢心を引き起こす
  誰かに頼ることを覚えた人間は
  最後の最後、頼れなくなった時に死ぬのだ


  頭の中に響く警鐘は僕の道の師が鳴らしている物 ]

 
(291) 2022/05/22(Sun) 0:05:21

【人】 騎士 ノア


[ 冒険者の中でも幼い方という理由で
  舐めた口を聞かれることは
  名の知れた今でもあった


  それもあり平気かと問われれば
  反射的に眉間に皺を寄せ。 ]


   平気だよ、


   っ、…後ろにいたお兄さん、だっけ。


[ 若干食い気味に平気だと返した辺りで
  振り向いてその顔を見れば違うか、と気づき。
  
  話しかけてきた人の隣…じゃなく、少し後ろに居た人>>140
  
  後衛職だから 周りは見ている方だよ

  珍しくどうでもいい…とか、気にしていないような
  感情を漂わせていたのは覚えていた。
  
  そんな人がわざわざ挑発しに来るわけもない

  皺を解けば改めた顔で、 ]
 
(292) 2022/05/22(Sun) 0:05:26

【人】 騎士 ノア


    大丈夫


[ 問いの真意から外れ、
  くすりと笑う少年は
  まだ背の伸びきらない子ども。

  目に見える強さばかりを追い求めて居たから

  いつか言われた「強さ」についても
  首を傾げるばかりだったっけ。 ]

 
(293) 2022/05/22(Sun) 0:05:29

【人】 騎士 ノア



   ──…難しいこというんだね

   実力以外の強さなんて、…
   …それがあるから、あの人とずっと一緒にいるの?



[ 周りに仲間は見えなかった
  だから零れ落ちてしまった言葉に
  はっと口を塞ぐ。

  利害と結果でしかパーティを組んだことがない
  頼られることはあっても
  逆のことを思わされるのははじめてだった

  …熱い人。


  もし答えが返ってくる前だったなら
  なんでもない、と仕切り直してから ]
 
(294) 2022/05/22(Sun) 0:05:34

【人】 騎士 ノア



    本当?
    プロテアに来てそれなりに経つけど
    とっておきは見つかってないんだ
    嬉しいな

    行こう。お腹空いた、

 
(295) 2022/05/22(Sun) 0:05:38

【人】 騎士 ノア


[ 空腹には手温いくらいの依頼が丁度いいよ
  実力の片鱗くらいは見せられたんじゃない?

  話はもう少し続きそうだ
  Perl blueは断らない
  それがご飯の誘いでも、ね ]**

 
(296) 2022/05/22(Sun) 0:05:48
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a30) 2022/05/22(Sun) 0:20:12

【人】 フィアンメッタ


  
―― 預言者の見る夢 ――



  自分がいいと思える道を進みなさい、なんて。
  どの口が言うのかと、自己嫌悪で
  どうにかなってしまいそうだった。>>275


  正しくない選択をした私が。
  何を偉そうに語るのか。


  
滑稽にもほどがある。


  
(297) 2022/05/22(Sun) 0:23:46

【人】 フィアンメッタ




   
セシリー…、貴女もそう思うでしょう?



 
(298) 2022/05/22(Sun) 0:24:07

【人】 フィアンメッタ



  アドバイスをしたその日。>>275
  ゆめを、みた。

         昔の淡い記憶が形を成す
         泡沫のごとき夢。


  
(299) 2022/05/22(Sun) 0:24:28

【人】 フィアンメッタ



  『フィアンメッタ。
   貴女には特別な力があるのよ。

   その名の通り、小さくとも熱い火として。
   人々を照らす光となれるのが貴女なの。』


  セシリー、貴女を照らす光にすらなれない私が
  名を表すようなひとになれると。
  今でもそう言ってくれるの?


 
(300) 2022/05/22(Sun) 0:25:17

【人】 フィアンメッタ




―――馬鹿ね、言ってくれるわけないじゃない。



  
(301) 2022/05/22(Sun) 0:26:36

【人】 預言者 フィアンメッタ



  神の言葉を預かる。
  この力を持つ人たちが
  何をどう預かってきたのか
  私は知らない。
ただ、多分同じなのだと思う。


  未来の夢を見る。それが答え。

  手を伸ばせば触れられそうな
  空気の温度まで分かりそうな

  何処までも現実味のある、夢。

 
(302) 2022/05/22(Sun) 0:27:30

【人】 預言者 フィアンメッタ




  
私は
を見た。

  
     
―――――セシリーが死ぬ夢だった。



  
(303) 2022/05/22(Sun) 0:28:24

【人】 預言者 フィアンメッタ




知っていながら、私は何も伝えなかった。*
   

 
(304) 2022/05/22(Sun) 0:29:34

【人】 天馬騎士 エアハート

 
── 城下町 花屋付近 ──


  成程。
  魔法か奇術か。誰かの仕込んだ物かもしれませんね。
  この通り、食べても害は無いようですし
  そう危ないものでは無いと思いますが。

[根拠も無く最後に付け足したのは、
 妙な不安を抱かせないためだ。
 実際に声が聞こえた以外には何も無い。

 そう応えつつ、
 興味を持たれて得意気なアリアの様子を伺う。
 優しく触れられているようだし、
 怒らせる事は無いだろう。]
 
(305) 2022/05/22(Sun) 0:36:04

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  はい、此方は天馬のアリア。
  女の子ですよ。

  そして私はエアハート。
  エアハート・オルグレンです。
  お話しやすい口調で大丈夫ですよ。
  宜しくお願いしますね、キンウさん。


[言い直した事に気付き、軽く笑みを返す。
 国外から来たとは聞けただろうか。
 日輪の国の名前は知っているが、
 天馬で向かうには遠いので実際に訪れた経験は無い。

 この通り馬を連れているから目立つし、
 ここは地元なので何か困った事があれば
 遠慮なく声をかけてくれと伝えておく。]
 
(306) 2022/05/22(Sun) 0:36:33

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[彼女が何故この町を訪れたのか、
 何をするのか俺には知る由も無い。

 人も物も、日々目まぐるしく変わる中で
 偶然にも知り合えたのは大切な縁の1つ。
 それと行先にこの町を選んでくれたのが少しだけ嬉しくて
 先の旅路が良いものになるように、と願う。]*
 
(307) 2022/05/22(Sun) 0:37:21

【人】 騎士 ノア

   

   これは私達の罪だ



            
あの子だけじゃない 他の誰にも



    口にしては いけないよ。



 
(308) 2022/05/22(Sun) 0:59:11

【人】 騎士 ノア



                  …Sì, Signore.

 
(309) 2022/05/22(Sun) 0:59:42

【人】 騎士 ノア


  ── 過去:10年前 ──


[ リーディス王国のPrincessヴィオラ
  彼女が6歳の誕生日を迎えようとしていた頃の話。

  リーディス王家にはいくつかの習わしがある。

  その中の一つが、
W剣の選別W


  国中から選ばれた特に能力の高い人間から
  6歳の誕生日に王室の子自ら、
  自身の剣となるものを選ぶものなのだが、… ]
 
(310) 2022/05/22(Sun) 1:00:27

【人】 騎士 ノア


[          …選ばれてしまった
           本当に、運、
悪…
……良く。 ]
 
(311) 2022/05/22(Sun) 1:01:12

【人】 騎士 ノア


[ ちなみに拒否権などは
(当たり前だが)
無く、
  状況に引き摺られるように
  たかが18の魔法しか知らない男が
  W王女の近衛騎士W
になった。

  …現実に夢も何も無いとはこのことだ


  13も歳下の女の子に
  朝から晩まで付きっきり
  無礼など働いてみれば
  即座に首が飛びかねない


  どこに夢を見る暇があっただろう。 ]

 
(312) 2022/05/22(Sun) 1:02:29

【人】 騎士 ノア


[ ──…合間に挟み込まれる
  特別得意でもない剣の練習も
  心が参りそうになる原因だった。

  どうして僕が、こんな───…
  年端もいかない子どもに
  人生を振り回されなきゃいけないんだ?


  …口が裂けてもこんなこと、言えやしないけど。 ]

 
(313) 2022/05/22(Sun) 1:04:21

【人】 騎士 ノア



    …………────はぁ、……



[ ため息ばかりをついていた10年前
  今にして思えばあの頃が一番、
  幸せだったのかもしれない。 ]**

 
(314) 2022/05/22(Sun) 1:05:28

【人】 預言者 フィアンメッタ



  今日知り合ったばかりなのに
  
いや、だからこそか。


  深いところまで触れない会話は
  人が隠し持つ秘密をなぞらずに済む。

  キンウに合わせて流れる会話は
  普段のそれよりは遅かったし
  ゆっくりと進んだことが良い方に働いたのかも。

  程よい距離感で、進む会話は
  私にとっても心地よかった。

  
(315) 2022/05/22(Sun) 1:07:22

【人】 預言者 フィアンメッタ



   「……お兄さんか。奇遇だね。

    私にも聡明な姉がいる。」
            
いた。



  
セシリーはもういない。

  でも過去形には出来ず、誤魔化して。

 
(316) 2022/05/22(Sun) 1:07:47

【人】 預言者 フィアンメッタ



   「そう、新参…って程でもないけど
    長くはないよ。」


  私の言葉の真意を
  一呼吸遅れて理解したキンウの笑みは眩しくて。
 
  
太陽みたいにあたたかいな、と思った。


 
(317) 2022/05/22(Sun) 1:08:28

【人】 預言者 フィアンメッタ



   
「……言わなくても、わかるでしょ。」



  そう、眩しかったから。
  
照れたからじゃない、違うし。


  ふい、と目をそらしたけど
  頬の色までは誤魔化せない。

 
(318) 2022/05/22(Sun) 1:09:03

【人】 預言者 フィアンメッタ



  私は出来損ないだと、セシリーを喪った日以来
  ずっと思い続けてきたから。
  キンウのその反応は……

       喜んでくれたみたいで。

 
(319) 2022/05/22(Sun) 1:09:35

【人】 預言者 フィアンメッタ



  それが錯覚だとしても、嬉しかったんだ。
  この感覚は久々に味わった気がするから。*

 
(320) 2022/05/22(Sun) 1:10:15
村の設定が変更されました。

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/05/22(Sun) 1:16:47

【人】 フィアンメッタ


―― 道案内→その後 ――


  私には崖登りの技術はない。
  だから近くまで行って、
  あとは此処を登るだけかな、って案内を終えた。
  見守っていたほうがいいかとも思ったけど
  まあ、一応ギルドにも顔を出しておきたいし。
  もう一つ、行きたい場所もあったから。
  
  ただ、何もせず立ち去るのもどうかと思ったし
  崖を登る前のキンウにちょっといい?
  と声をかけて。
 
(321) 2022/05/22(Sun) 1:18:01

【人】 フィアンメッタ



  了承を得たなら、
  手をかざして魔法をかけた。
  それは身体が軽くなる魔法。

  戦いにおいては、
  対象に攻撃を避けられることを減らし
  逆に攻撃を避けやすくなる、
  命中と回避の魔法。
  普段より反射神経がよくなってる
…はず。

  自分自身にかけても
  さして動かないから実は効果のほどを
  実体験したことはなかったりする。


  これが崖登りにどこまで効果があったかは…
  彼女だけが知っていること。
  もしかしたら後日聞く機会も
  あったかもしれないけどね。


 
(322) 2022/05/22(Sun) 1:18:59

【人】 フィアンメッタ



  キンウと別れた後、向かったのは
  
ギルド……ではなく。

  霧の夜にだけ開くという酒場。

  本当に今は開かないのか、
  そもそも本当にあるのか

        気になったから、確かめようと。

  
(323) 2022/05/22(Sun) 1:19:40

【人】 フィアンメッタ



  噂の場所を探せば、酒場は見つかった。
  ぼろぼろの看板がかかっていたから
  此処で間違ってもいないと思う。
  中は真っ暗で何も見えないし、扉は開かない。

  
   
「……ここが本当に酒場になるの?」
 


  ぼそりとつぶやいた声が風に流される。
  あの時舞っていた青いバラが
  服の裾についているのに気づかないまま
  私は足元に落ちていた石を拾い上げ―――

  
(324) 2022/05/22(Sun) 1:20:35

【人】 フィアンメッタ




窓に向かって思いっきり投げた。




   
(325) 2022/05/22(Sun) 1:21:34

【人】 フィアンメッタ



  
窓は割れなかった。

  なんとなくそうじゃないかと思っていたから
  割れなくてほっとしたまである。

  
弁償を請求されたら嫌でしょ。


  それこそ誰か中にいるのだとしたら
  怒られても文句は言えないこの行為は
  さあ、誰かに見られてたりしただろうか。**

 
(326) 2022/05/22(Sun) 1:22:21
フィアンメッタは、メモを貼った。
(a31) 2022/05/22(Sun) 1:28:23

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  あの時は本当に困っていましたからね。
  いやお恥ずかしい。

[どうやらフィアンメッタには
 覚えていて貰えたようだ>>271
 頬を掻きながら苦笑いを返す。
 もしそれがあの焦り具合が印象に残ったせいなら
 騎士として一生の不覚である。]


  確かに努力は常に怠らないようにしていますが、
  どうしても解決出来ない時はありますよ。
  それに、貴女の占いが役に立ったのは事実ですから。
 
(327) 2022/05/22(Sun) 1:53:23

【人】 天馬騎士 エアハート

 ***


  
、ですか……。
  
林檎
は好きですが……。

  そうですね、かなり疲れも溜まっているので
  一度休んだ方が良い結果が出る……
かな。



[占い内容は思ったよりシンプルな物だった。
 しかし具体的な単語が出たので参考にしてみよう。
 西に林檎農家があった筈。

 既に曇り切った脳内で考えられたのはその程度。
 
そして後に結果と照らし合わせて驚愕する。



  お代は……それだけで良いのですか?


[食事代を奢る程度の対価で良いとも
 聞いていたのは本当らしい。
 やや高めのメニュー指定のようだったが、
 難なく支払いは出来た。
 天馬騎士団は機動力と給与の高さには定評がある。
 天馬を乗りこなすスキルは安くないのだ。
 何なら食後にジェラートを付けても構わない。]

 ***
(328) 2022/05/22(Sun) 1:53:48

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  ああ、既に行った後でしたか。
  同僚までお世話になりました。>>275

  以前の占いの一致具合が見事だったので
  私がつい興奮して話してしまったかもしれませんね。
  ご迷惑をおかけしていたらすみません。

  そうだ、インコ探しの件が
  思った以上に喜んで貰えて、特別な報酬が出たので
  別の機会にまたお礼させて下さいね。


[今は同行者もいるし時間を取るのは良くないだろう。]
 
(329) 2022/05/22(Sun) 1:54:26

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[同僚は見ていてあまりにも気の毒だったので
 教えてみたら早速行動に出たようだ。
 それこそ努力では解決出来なくても、
 話をして楽になる事もあるだろう。

 そして後に悩みが
 
"治癒師の子が可愛い"

 
"誕生日に何をプレゼントしたら良いかな?"

 といった内容に変わるのは、
 この時の俺はまだ知らない。]*
 
(330) 2022/05/22(Sun) 1:54:51
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。
(a32) 2022/05/22(Sun) 2:06:07

【人】 ウーヴェ


 ― 回想:胡散臭い魔法使いの男 ―



  (胡散臭い男だな)



[ ユスターシュの噂はギルドでも有名だ。
  性格に難ありな魔法使いの冒険者>>95
  トラブルもあったと風の噂で流れてくる。

  もちろん俺も仲間たちも知っていた。
  勇者に憧れ、強い奴を好む若者は
  有名人も勿論好きであった。

  だからおそらくこの男と邂逅も
  近いうちにあると読んでいた。

  自分なりに調べはついていた。
  人柄、戦闘スタイル、そして目的。
  入れ替わる人の度に俺は危険かどうか
  害はないかと調べることが癖になった。


  事前情報は大事だろ?
  だから聞いた限りのユスターシュのことは
  頭に入れていた、そして出たのが
 
 
”胡散臭い男”
だった。 ]


 
(331) 2022/05/22(Sun) 9:00:41

【人】 ウーヴェ



[ ユスターシュが声を掛けてくる前に
  俺は彼を見つけていた。
  一見優男に見える風貌。
  それでも子綺麗にして自分の魅せ方を知ってる奴だ。

  信用に足る人物かどうか
  それは噂だけを信じるなんてことはしない俺の
  唯一の確認方法であるのは本人を見ることだ。

  そうだな、見た感想としては。
  自分の不利になりそうなことはしないだろうと。
  それでいて自分の信念は曲げない。
  そんなことを見て取れたな。




  (あの髪のかき上げ方なんて自分の顔の良さを 
   自覚してる証拠だ。 
   そんなふとした仕草一つ見逃さず) 


 
(332) 2022/05/22(Sun) 9:00:53

【人】 ウーヴェ



[ 彼が声を掛ければ>>201
  二つ返事で了承するだろうな。
  こちらの決定権は俺にはない。
  アイツの決定に従うまでだ。


  有名人が好きなアイツは
  喜んでユスターシュの隣に並ぶだろう。 ]


   金ならある
   アンタは報酬分の働きをしてくれれば
   それでいい
   よろしくな


[ サポート役の魔法使いは
  トドメを刺したいアイツにとっては
  とても相性が良かっただろうな。
  戦闘を重ねるごとにアイツは
  ユスターシュのことを気に入っていく。


  その横で情報通りではあるけれど
  強さは予想以上だったなと冷静に分析をしていた。

  大体メインはアイツとユスターシュに任せて
  雑魚を蹴散らすのが俺の仕事だったからな。 ]

 
(333) 2022/05/22(Sun) 9:04:31

【人】 ウーヴェ



[ そういや料理や雑用も自身の売り文句にしていたが
  料理も雑用も俺の仕事だった。

  だから手伝いなら歓迎……ではあったけれど
  きっとうざいくらいに構われて
  それどころではなかったかもな。
  賑やかになって俺はアイツが楽しそうなら
  それでいいと思っている。


  もしかしたら時間があれば
  ユスターシュの揚げ物料理も
  この時に見ることがあったかもしれないな。
  ……まあ、俺が食べる前に
  アイツらに取られたかもしれないが。 ]


 
(334) 2022/05/22(Sun) 9:04:57

【人】 ウーヴェ



[ 一緒だったのはその依頼の時だけだったか、
  それともしばらくの間だったか。
  転々としているのなら数回の依頼分だったのかもな。


  毎回のクエスト毎に報酬を出し、
  クエスト報酬も分配性で上乗せだ。 ]


   アンタがお金を稼ぐのは何の為だ?
   冒険者になったその目的は……

   生きるためだけとは思わなかったから

   単なる興味だ
   言いたくなければいい


[ 報酬を渡した時に気になって聞いたことがあった。
  その頃にはユスターシュへの警戒は解いていた。
  だから興味が出た。それだけのこと。
  別に心配になったからとか、
  そんなことは思ってない
  
思ってないからな。

  
年下から心配されるのも複雑だろ?


  その答えを聞く機会はあったかどうか。 ]


 
(335) 2022/05/22(Sun) 9:05:50

【人】 ウーヴェ


   ─ 半年前『 MiraggiO 』 ─


[ 初めて一緒に旅をしてから
  何度か一緒に依頼をこなすこともあったかもな
  無かったとしてもギルドで顔を合わせれば
  挨拶や世間話をする程度にはなった。と思う。

  でもそれは10年前で俺は終わっていた。



  再会は突然ってな>>202
  でも俺はこんな再会は望んでいなかった>>93
  憔悴した彼の姿を俺はただ眺めているだけ。 ]

 
 
(336) 2022/05/22(Sun) 9:27:04

【人】 ウーヴェ




   なあ、アンタ
   
死んでそんな辛そうなのに笑うのか?



 
(337) 2022/05/22(Sun) 9:27:26

【人】 ウーヴェ



[ 久しぶりだな。なんて声をかけた次の言葉がこれだ。
  アンタが笑うから>>93
  それが自嘲であれなんであれ疑問に思った。

  俺のことを覚えていなければ名乗ろうとするけれど
  覚えていないのなら「人違いだったな、忘れてくれ」
  とすぐ言い換える予定だった。
  ゴースト同士で再会するなんて
  まずないだろうから面白くはあるけれど。
  今のアンタには笑えないだろうから。
  でもどうやら覚えてはいてくれていたようだった>>202 ]




   俺はアンタが死んで悲しいと思う
   やっぱり知り合いには生きていて欲しいしな

   何があったかは……話せるようになったら聞きたい
   酒でも飲みながら話すか
   話せるところまででいいからさ


 
(338) 2022/05/22(Sun) 9:28:53

【人】 ウーヴェ



[ ユスターシュはあの時の彼とは違うように俺には見えた。
  10年近くあれば”人”は変わる。
  まず人間なら見た目は多少なりとも変わるしな。


  当時のユスターシュは死んで未練はあったのだろうか。
  冒険者なんて危険と隣り合わせ。
  覚悟はあったのだろう、俺も人のことは言えず
  冒険者の身でゴーストになっているわけではあるけれどな。

 
  だからゴーストになった彼、その憔悴した姿。
  聞きたいことはあるけれど
  今は、彼に未練があった。それだけわかれば十分だ。]

 
(339) 2022/05/22(Sun) 9:32:25

【人】 ウーヴェ



[ いつか、あの時の質問の答えが聞けていたら>>335
  また同じ質問をしてみようか

  俺は8年前のアンタのことは知らない>>95

  でもその答えが同じでも違ったとしても



  昔と今のアンタを知ってる俺ならわかる。

  
やっぱりアンタは変わったよ。
 ]**

 
(340) 2022/05/22(Sun) 9:34:09
ウーヴェは、メモを貼った。
(a33) 2022/05/22(Sun) 9:50:54

ウーヴェは、メモを貼った。
(a34) 2022/05/22(Sun) 9:50:55

【人】 騎士 ノア


  ── 過去:霧の日 ──


[ 冒険者時代の頃、噂話の一つとして
  「霧の夜に開く酒場」の話は聞いたことがあった。

  にしても街の中心からは少し遠い、
  わざわざ見に行くほどの場所でもないと、
  その時は興味も持たず。 ]


        ────あの世に連れていかれてしまうってさ



[ 特に行かない理由となった致命的な言葉。
  好き好んでそんな危険を求める意味はないと
  城に囚われるまで町外れに行くことはなく
  ノア=ワーグナーとはそういう少年だった

  …のに

  
  救いを求めるようにふらりと
  出向いてしまったのが、ここ数年前。 ]

 
(341) 2022/05/22(Sun) 11:55:56

【人】 騎士 ノア



    ……………───誰か、居ません、か



[ 放っておいても消えてしまいそうな声で
  呟くも反応はなかった、な
  僕に聞こえなかっただけかもしれないけれど

  …まだ昼間だったからね


  ずる、と手が扉の上を滑り落ちて
  両膝が地に着く。
  静まっている空気を震わしたのは男の嗤い声。 ]
 
(342) 2022/05/22(Sun) 11:56:02

【人】 騎士 ノア



   …っ、はは、…開いてないか
   そうだよな、…そんなの、
   あの子にだって、…
許してもらえるはず無い



[ ───…この日
  開店の夜を待つことなく、
  僕は求められる場所へと帰った。

  今は
それだけの思い出話。 ]

 
(343) 2022/05/22(Sun) 11:56:07

【人】 騎士 ノア


   ── ゲンザイ ──


[ 灰色の罪を黒罪と決めるのは誰か

  法か?倫理か?      
 
 違う。


  頂点の許しだ

              王が是と言えば是
              王が否と言えば否

  私は今も、白い名誉を背負っている

             そんなもの間違いだと分かっているのに ]

 
(344) 2022/05/22(Sun) 11:56:11

【人】 騎士 ノア


[ ──…重さも馴染んだ今頃になって、霧の夜か


  道中 町に流れる噂を耳にして
  ふらり、苦い思いを浮かべる青年が一人。 ]**

 
(345) 2022/05/22(Sun) 11:56:15

【人】 ウーヴェ


─『 MiraggiOの店前 』─



  
…………。



         ( 見られた、のか )




[ 浮かない顔と言っていた>>283
  気を抜きすぎていたか。

  人には見えないからと油断した。
  ゴーストな。同じ存在なら丸見えだった。

  つーかこんな早く帰ってくるなんて。
  ああ、そうか
  いつもの場所に通っていたのか。 ]

 
(346) 2022/05/22(Sun) 12:33:42

【人】 ウーヴェ



   そうだな、緊張してるのかもな
   今夜だろ?
   どんなやつが来るのかなーってさ

   迷わず戻ってこれて偉いぞ


[ 偉いぞなんて偉そうに言ったけれど
  見た目は同い年みたいなもんだし
  ふらふら空気みたいな雰囲気だから
  そのまま飛んで行かないようにって
  心配してるんだからな。これくらい許せよ。

  青バラの目印の話を聞ければ>>280
  随分優雅な道標だと微笑み。
  花屋には心の中で幽霊の仕業だからと手を合わせ。

  もしかして、それを辿れば
  俺も迷わずにヴィムの行く先についていける
  なんて考えが頭をよぎるけれど
  それは彼一人の道であり、専用通路だ。
  やはり自分の道は自分で探すしかないようだな。 ]


 
(347) 2022/05/22(Sun) 12:34:14

【人】 ウーヴェ



[ ヴィムの日課の話は
  「 毎日どこに通ってんだ? 」と
  気になって聞いたことがあった。
  その答えと記憶している>>231

  通い先もメルヴェイユであると
  教えてもらえたかもな>>65 ]



   石像に、か。 まるで逢瀬だな


[ 毎日、どんな時でも欠かさない。
  そこには深い愛があるのだろう。
  彼の新たな一面を見ることが出来た気がした。

  そうだな。珈琲を良く飲むことも知っている。
  それでも彼に対して持っているこちらのカードが少ない。
  あまり語らないタイプなのだろうな。
  人のことは言えないが。


  だからなのか彼に対する新しいことを
  知る度にまたひとつ仲良くなれた。
  そんな気がしたんだ。 ]

 
(348) 2022/05/22(Sun) 12:34:34

【人】 ウーヴェ



[ 『メルヴェイユ』は魔法使いに
   とっては憧れの場所だと聞いたことがある>>229

   それに『メルヴェイユ』の英雄>>232
   勇者に憧れるということは
   英雄にも憧れるということ

   何度も聞かされた英雄の話だ。

   他の国の話もどこから聞いてきたのか
   日輪の国のシノビの話
   リーディス王国の話もしたことがあったな
   何処にあるか分からない神語りの里も
   行ってみたいなどと話題になったこともある>>264 ]


 
(349) 2022/05/22(Sun) 12:36:01

【人】 ウーヴェ



[ 話が逸れたな。
  『メルヴェイユ』の英雄の石像を
  俺たちは見に行ったことがある。

  遠くからだけれど、確かに汚れていた印象はなかった。
  それはきっと誰かが綺麗にしていたから。
  その犯人がヴィムだったことには
  世界は広くて狭くもあるな
  なんて驚いたさ。 ]


 
(350) 2022/05/22(Sun) 12:36:20

【人】 ウーヴェ



[ そんな彼が
  俺のことを考えていたことがあるなんて>>281
  想像すらしないから。
  そこまで勘良く気付かれているなんてな。
  鋭いというか、観察力が良いというか。


  さて、彼はこの解答で納得してくれるか。
  どちらにせよ一人の来訪者によって
  意識はそちらに向けることになった>>324 ]

 
(351) 2022/05/22(Sun) 12:36:47

【人】 ウーヴェ




   
怖っ ! 



[ 最近の女の子怖いな!

  開店待ちに並ぶにしても早すぎだな? と
  現れた女の子を見て、
  咄嗟にヴィムを掴んで隠れようとするけれど
  そうだった。見えないんだった。
  掴もうとした腕はすぐに引っ込めた。


  ホッとしてそのまま様子を見ればいきなりの暴挙。

  過激だったその行動に俺は凍りつく>>325
  窓に向けたようだけれど
  俺の頬ぎりぎりを通り過ぎた石>>324

  まあ、当たらないんだけどな
  ぎこちない動作で窓の方を見て
  割れてないことを確認する。


  まさか第二弾がくるのではないかと
  慌ててどうしようかと
  ヴィムの方へ向き直ってみたけれど
  彼はどんな様子だったか。  ]**


 
(352) 2022/05/22(Sun) 12:40:40

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──薬草の咲いている崖──

[襟元に隠したしころを使うまでもなく
白い花が開いた薬草の茎は案外簡単に手折ることができた。
一つ二つと腰袋に詰め込む。

より多くの花をと欲が出て
鍵縄を投げ、枝から枝へ飛び移るのを繰り返す。

そんな中、ふと
先程のフィアンメッタの頬の色を思い浮かべた>>318
面映ゆいような、何年ぶりかの温かな感情が去来する]
(353) 2022/05/22(Sun) 13:06:10

【人】 偽冒険者 キンウ

[採取を繰り返すうち、随分高い所まで来てしまった]

 まあ、ここから落ちても死にはしないだろうけど。

[大怪我をすることはあるかもなぁ……
──今日はこれで仕舞いだ。

自分の能力を測りながら、それでも慎重に
鍵縄を伝って降りようとしたのだったが]

 ……あっ!

[何のはずみか
鍵がしっかり絡まっているはずの枝が
ぽきりと、折れた。
]
(354) 2022/05/22(Sun) 13:09:11

【人】 偽冒険者 キンウ

[慌てたのは一瞬。
高所から飛び降りる猫のように
手足を開き落下速度を調節、
体をねじりながら柔らかな草場の上に着地する]


 あっぶなー。ギリギリだった。

[空中で態勢を立て直すのが
もうちょっとでも遅かったのならと、冷や汗が出る。
別れ際にフィアンメッタがかけてくれた巫力のようなもの>>322
──もしかして、あれのおかげか、と首を傾げた。

と、その時
]
(355) 2022/05/22(Sun) 13:13:17

【人】 騎士 ノア



  ── 過去:出会いを過ぎて ──


  
 「 ノアは…ノアは、わたしのこと、嫌いですか…? 」




[ …仕えて6年程経った頃。

  生き地獄のような毎日に
  逃げ出してやろうかと思ったことは数知れないが
  昔からの性格が災いして
  求められるうちは実行にも移せず。


  僕なりに私、として上手くやれていると
  思っていたのに、子どもというのは恐ろしいもので。]

 
 
(356) 2022/05/22(Sun) 13:14:25

【人】 騎士 ノア



   ───…何故そんなことを聞くのですか。


  「 はぐらかさないでください 」


[ 否と答えないということは、言わずもがなであるし──
  …言ったら首が飛ぶだろう


  心の中でため息をつき
  "嫌いじゃないですよ"と答えを返したが
  見透かされているように
  なんとも不服そうな顔を返された。

  …何が不満なんだ
  貴女の望むようになっただろう、
  僕を殺して、私として…生きているじゃないか ]

 
(357) 2022/05/22(Sun) 13:14:27

【人】 騎士 ノア


[ 自分の近くにいる人間には好かれていたい。
  …ただそれだけの事だと思っていたし

  この子は僕のことなど知りもしないのだから
  
  この後とんでもない言葉が続いてくるとは思わない。
  思ってもない。
…それが致命傷になるとも。 ]

 
(358) 2022/05/22(Sun) 13:14:30

【人】 騎士 ノア


 
 「 …わたしは、ノアが好きです
   笑っていてほしいの

   小さいとき、はじめてあなたを見ました
   大きな大会に出ていたでしょう?
   それで、呼んでほしいとお父様にせがんだの

   あなただけ、わたしが選んだんです
   だから、………ごめんなさい

   わたしはいずれ、どこかへと嫁ぐでしょう
   その時には、
…わたしが嫌いなら

   自由に生きてもらいたいと そう思ったのです… 」
  
(359) 2022/05/22(Sun) 13:14:35

【人】 騎士 ノア


[ まるで王族らしからぬ言葉に加えて、
  弱々しい言葉に 深く、下げられる頭。
  床に落ちる一滴の雫。

  誰かに見られたらと肝が冷えるより先に、
  湧いてきたのは
怒り
だった。

  目の前のこの子にじゃない
  僕にだ


  選ばなければならないのは王族の宿命
  たかだか6歳の女の子が気に入った人間を見つけ
  あの人がいいとせがむことの何がおかしい
  何が悪いんだ
  …僕だってこの頃は大人じゃなかっただろ


  この子に怒りを向けるのは、
  八つ当たり以外の何者でもない

                  …みっともないな


  こんなことを聞かされて
  どうやって嫌いになんてなれただろう
  真っ直ぐに王族の運命を受け入れて
  人のことまでも思えてしまう若き少女を ]
 
(360) 2022/05/22(Sun) 13:14:38

【人】 騎士 ノア



   …顔を上げてくれないかな、
──ヴィオラ



[ 耳元に口を寄せ
  彼女にしか聞こえないような小さな声で。
  
  金糸のように光に当てられ
  透き通る髪のホワイトブロンドに手を伸ばす。
  丁寧に結われた先の髪留めを外せば
  少女の腰元まではらりと髪が身体を流れた。 ]
 
(361) 2022/05/22(Sun) 13:14:41

【人】 騎士 ノア



   私は貴女に忠誠を誓った
   お父上の前で、リーディスの神の下。

   …僕は違う。
   君が嫌いだった──嫌いでいるつもりだった。
   今は、なれそうにないんだ


   …誓いを直そう
   貴女が生を全うする為の
となりて
   貴女の生涯の
魔法士
になると。

 
(362) 2022/05/22(Sun) 13:14:44

【人】 騎士 ノア


[ 髪と──まだ何も飾られる手の指先へ。

  口付けの後、光の影に隠れて
  くすりと小さく笑みを漏らす。

  夢を失ったあの日以来の、
  人生の
宝物
を見つけたような心地だった ]**

 
(363) 2022/05/22(Sun) 13:14:47

【人】 偽冒険者 キンウ

──ヒュン!!!
(364) 2022/05/22(Sun) 13:15:03

【人】 偽冒険者 キンウ

[と、傾げた
首筋ギリギリ
の所を何かがかすめていった。


飛び去った物が何なのか、視認のできない大きさと速さだった。
                   
偶然か必然か


ぷつっと
首筋にもりあがる血
──かすり傷を指でなぞって
一つだけわかったことがある。

──今度こそ本当に命拾いしたようだ
]


 
……頼りになるじゃん。


[フィアンメッタの顔を思い浮かべて、独り言ちた]**
(365) 2022/05/22(Sun) 13:23:47

【人】 天馬騎士 エアハート

 
── 城下町 ──

[キンウ、フィアンメッタとの邂逅の後、
 目的であった買い出しに向かう。
 その前に1人、しみじみと感じる──── ]
 
(366) 2022/05/22(Sun) 14:55:57

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 
( 慎ましい人達で良かった。 )

 
(367) 2022/05/22(Sun) 14:56:07

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[この職業についてると
 
天馬に触ってみても良いですか?

 
天馬に乗ってみたいです!

 と言った声をかけられるのは日常茶飯事だ。
 騎士団のイメージを損なわないためにも、
 そういった声には前向きな検討を行う。

 "触る"に関しては
 優しく扱ってくれればいくらでも構わない。

 問題は"乗る"ほうだ。
 空を飛ぶのは危険が伴うので、
 準備がある時や、救援など緊急時にしか許可出来ない。

 では、せめて上に跨るだけでも……となる訳だ。]
 
(368) 2022/05/22(Sun) 14:56:34

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[馬の背は意外と高い。
 鞍があっても素人が乗るのは案外難しい。
 加えてアリアはサービス精神の少ない馬なので、
 滅多に姿勢を低くするといった気遣いはしてくれない。
 
"乗れるものなら乗ってみなさい"
のスタンスだ。

 こんな街中で踏み台の用意などある筈も無く。
 俺の補助が必要になる。

 この時、相手が女性である場合、面倒だったりする。
 胸を触られた等と誤解されたらたまったものではない。]
 
(369) 2022/05/22(Sun) 14:57:02

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[そして選ばせる選択肢はこうだ。

  A:脇の辺りを抱えて持ち上げる
  B:お姫様抱っこ
  C:俺を踏み台にして上がる


 四つん這いになり人に踏みつけられる気持ちを
 想像できるだろうか?
 俺は高給取りだから耐えるけれど。
 "鎧が硬いので踏みやすいですね"等と
 賞賛の声をかけられた時は
 金銭より大切にすべき物があるのでは?
 と思わざるを得なかった。

 
それでも、その方が
マシだったかもしれないと思う事は……
  ]
 
(370) 2022/05/22(Sun) 14:57:26

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[気を取り直して買い出し。
 槍の手入れ道具に人参、水とパン。
 馴染みの店で手早く用事を済ませる。

 切らしていた薬草も買い足した。
 自分で直接採取に行った方が節約にはなるのだが
 雑務をこなしているとなかなか時間を取れず。
 こういった店に商品を卸してくれる
 ギルドとの繋がりに感謝している。

 他に必要な物はと歩き出そうとした時
 アリアに腕を引かれた。
 鼻の先で商品の方を何か示している。
 どうやら気になる物があったらしい。]
 
(371) 2022/05/22(Sun) 14:57:58

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  魔法の洗髪洗剤。
  豊かな泡立ちにスムーズな指通り。
  愛されさらさらヘアをあなたに……。
  使いたいのか?鬣に?

[輸入元リーディス王国。
 馬に使用しても良いのだろうか。
 首を傾げ、僅かに悩んでから
 大人しく店員に話を聞いてみた。]**
 
(372) 2022/05/22(Sun) 14:58:17

【人】 ユスターシュ

 ― 回想:いつかの日 ―

[酒場に来てから何もしなかったわけじゃなかった。
 あの子を、娘を探すべく彼方此方歩き回る事も多かった。

 人に聞く事も出来ないゴーストの身で一人を探すのはとても困難で。成果は常にボウズ。
 過去世話になっていた宿屋夫婦のところにも勿論いっていたが、彼女はいなかった。
 墓場にも足を運んで、その名を見つける事がなかったのに安堵した事もある。
 自分の墓? 無視だ無視。興味ない。


 己を探す依頼書も見つけられていないまま。
>>94


 そんな日々を焦燥を内心で抱えつつ過ごすある時、帰り道で日課の帰りのヴィムに会う事もあった。>>231

 お前さんも帰りか?
 お疲れさん、と声をかけて拒否されなければ一緒に酒場に戻ろうと隣を歩く事もあった。]
 
(373) 2022/05/22(Sun) 15:30:18

【人】 ユスターシュ

 

 今日の飯はなんだろうな
 

[帰り道の途中でそんな言葉を紡げば、あの酒場がまるで帰る家みたいだな、と苦笑いをしかけた。

 普通の人間たちには決して見えない、知る事のない。
          未練を残した死人のそんな一時。

             それはどこか心地よかった。]

 
(374) 2022/05/22(Sun) 15:30:24

【人】 ユスターシュ

 ― 回想:ウーヴェ ―


 (おーおー、胡散臭いって視線だな)


[ユスターシュはその視線を当然のようにへらり、と受け流した。>>332
 そのトラブルがあるのは事実。拒否される事も勿論想定内だった。

 調べられていたのは流石に知らなかった。
 だからといって知られて困る事もなかった。

 こっちもこっちで酒場で噂になる程やばいパーティーにはこっちから願い下げをしていたし、情報が大事なのは同意だ。]

 
(375) 2022/05/22(Sun) 15:30:52

【人】 ユスターシュ

 
[流石に仕事がなくなるのは困る。
 だから己に価値を作り、自分を魅せる方法は知っていた。

 組む相手を失わない為に多少の不和はあっても
 冒険上不利になるような行為はしないようしていた。
 信念は……そんな事言われていたら笑っていた事だろう。


 癖になっている仕草一つ見逃さない  
 その視線に>>332ニヤリ、と笑った。 



 リーダーらしき男が二つ返事で了承してくれたのに逆にいいのかよ? と笑った。
 そいつが有名人が好きだと知れれば悪名の方の有名でもいいのかよってヘラヘラしたものだった。]


 おう、それなら交渉は成立だ。>>333
 仕事については任せとけ。
 宜しく


 
(376) 2022/05/22(Sun) 15:31:18

【人】 ユスターシュ

 
[自分の魔法は威力が強くない自覚もあった。
 だからなるべく人と組む方がいい。
 トドメを刺す花形を好む相手の補佐は慣れたものだった。
 気に入られたのには苦笑いしたが。

 メインの敵だけでなく、雑魚を片付ける周りにも、分割した魔法を支援に飛ばす事も何度か。
 ユスターシュはそうやって全体を見渡して立ち回るのがうまかった。

 休憩時間となれば、雑務を金額に見合う位には手伝う。>>334
 うさん臭い視線をくれたやつも、手伝いは歓迎してくれたもようだ。それに彼は気をよくした。]


 どうだ? ウーヴェお前さん飲めるクチか?
 あ、冒険中とか固い事言うなよ?
 ちょっと位ジュースとかわらねーって


[なんて、ヘラヘラと不真面目な事を言いながら絡むのもまた日常茶飯事。>>334
 揚げ物も、冒険の途中であろうとも作った。
 火力? 魔法でどうにか出来るっての。

 狩りたての鳥を捌いて馳走もしたものだ。]

 
(377) 2022/05/22(Sun) 15:31:56

【人】 ユスターシュ

 

 ほれ、お前の分取っておいてやったぞ
 ったく、バクバク食うはいいけど全員にちゃんと残しておけってやつだよな。

 ほれほれ、よく食え、そして飲め飲め


[そう言いながら、雑用に手を回すウーヴェに気を回して
 食いつくされる前に取っておいてやった事もあった。

 いい事っぽいのを言いつつも、酒が片手だったから台無しだったであろう。
 正面切って有難う、とか言われたら照れそうだった故の
 逃げと気付かれてないと信じたいものだった。]

 
(378) 2022/05/22(Sun) 15:32:17

【人】 ユスターシュ

 
[移動の依頼があればそのまま別の地に行くのも日常。
 一緒になったのは数度ってところか。>>335

 金払いもいいそのパーティーは能力と相性もいいのがあって気に入ってはいた。]


 おっ、そこ聞いてくるか。
 いやいや、生きる為の食い扶持稼ぐのに
 ってそんなもんだっての。

 買い被られる程の野郎じゃねーよ。


[いつも通りの調子でへらり、と返す。
 それでも、何となく心配というか言葉の端々からいい奴だなぁ。というのが見えたから。

 少し遠くを見て、独り言のように呟いた。]


 家に居場所がなかった。
 自立すんのに冒険者が一番都合が良かった。
 複属性もち魔法使いだからな。本当にそれだけだ。

 ありきたりなつまんねー理由だよ。


[当時はまだ、死ぬ理由がなかっただけで
 いつ死んだって構わない。

 そんな底の浅い男でしかなかった。]

 
(379) 2022/05/22(Sun) 15:33:05

【人】 ユスターシュ

  ─ 半年前『 MiraggiO 』 ─

[冒険者同士、ギルドで顔を合せればおう、とか気軽に顔を突き合わす仲くらいになったもんだよな。>>336

 だからさ、急に消えた時は吃驚したよ。
 まぁ、冒険者にそういう話はつきものだ。
 死んだかどうかなんて、詳しく調べなかった。
 知ったら抱えてしまいそうだったから。


 見なくなったけどきっと、田舎に帰ったんだ。とかそうやって人が消えた理由は自分の中で消化していって生きていった。

 まさか、自分がこんな、みっともない姿を見せる事になるとは思わなかった。]

 
(380) 2022/05/22(Sun) 15:33:43

【人】 ユスターシュ

 
[その言葉には、ただ肩をすくませた。>>337
 
(381) 2022/05/22(Sun) 15:33:55

【人】 ユスターシュ

 
[再会して、久しぶりの言葉の次がそれか、と少し笑った。変わってないと思って。]


 何だっていいじゃねぇかよ。
 人は死んだとしても楽しんだ者が勝ちだぜ?


[いかにも、な言葉をはいてへらりと笑う。
 死んでたんだな、なんて言葉は言わない。
 見ればわかる事を言うのも野暮だと思った。

 笑えない、本当に笑えない。
 だからこそ、自分は笑うんだろう。>>338



 おう、そりゃあ有難うな。
 前から思ってたけど、やっぱお前さんいい奴だよなぁ。

 ……へぇ、俺の話を聞こうって?
 湿っぽいのは苦手なんだけどなぁ〜……


[俺みたいな奴の為に、心を砕かなくたっていい。
 彼は本気でそう思っている。]

 
(382) 2022/05/22(Sun) 15:34:17

【人】 ユスターシュ

 

 ま、気になるだろうからざっと教えてとくか

 俺は、薬草をとりに行く依頼の途中
 “不運にも”崖から落ちて死んだ。

 ……そんなとこだよ。
 つまんねーだろ?


[そこにいたもう一人の人物の事をあえて言わず。>>89

 真実を隠した事実を告げれば
 経緯に納得をして貰えただろうか。]
 
(383) 2022/05/22(Sun) 15:34:36

【人】 ユスターシュ

 
[もう一度同じ質問を貰ったのなら>>340
 今度はこう返した。]


 最高に“イイ女”を養う為に
 金が必要になったんだよ


[似合わないだろ? と笑った。]


 ……そういうお前さんは────
 ま、何か吐きたかったらゲロっていいぜ


[人に真っすぐ聞けるウーヴェの強さを眩しく感じた。
 男はどうも、深入りが苦手だった。


 それでも、言葉が嬉しかったから
 自分にしては珍しく、少しだけ踏み込む言葉を紡いだ。

 何かを聞けたにしても聞けなかったにしても、吐きたくなったらいつでも聞いてやりたい。
 そう思ったのは嘘ではない。]**
 
(384) 2022/05/22(Sun) 15:35:12

【人】 ヴィム



   大丈夫さ。
   僕のW帰る場所Wはここしかないからね。
   道に迷ったりはしない。


 [ 青年は暗に言う。
   本来還るべき場所が自分には無いのだと。>>348

   目印となる青いバラは
   橋にかけるディテールに同じ。
   つまりはお洒落のようなものだった。]


   緊張か。
   ここに来る子は皆普通じゃないからね。
   話せば面白いと思うよ。


 [ そんなことを言って緊張を解こうとするが
   緊張というお題目は闇夜の霧に等しく
   その心内を覆い隠すためのもの。

   それはきっと、お互い様だ。>>348

   

(385) 2022/05/22(Sun) 15:41:14

【人】 ヴィム



 [ メルヴェイユでは子供にある童話を
   聞かせることが習わしとなっている。

   才能豊かな魔法使いが悪の魔法使いを
   打ち倒して英雄になる物語。

   その童話は悪いことをすれば報いおこり
   悪の魔法使いに魂を抜かれるという
   脅迫じみた躾のために利用されていた。]



(386) 2022/05/22(Sun) 15:41:47

【人】 ヴィム



  「悪の魔法使いWヴィムWは他国との戦争を
   起こさせることでメルヴェイユを滅ぼし
   国家転覆を乗っ取ろうと暗躍する。

   しかし英雄WクロエWがそれに気づき
   危険を顧みず、命懸けでヴィムを打ち倒す。

   かくしてメルヴェイユは永遠の平和と
   繁栄を手に入れることになったのだ。」



(387) 2022/05/22(Sun) 15:42:28

【人】 ヴィム



 [ 興味を持てば誰でも知れる話だろう。
   WヴィムWは国家転覆を測った大罪人。
   己の利欲のために国民を危険に晒した
   血も涙もない魔法使いであったと。


   当の本人は

     「人の噂なんていつもデタラメだ。
      生憎ゴーストなんでね。
      血も涙も、とっくに捨ててきたよ。」


            と呆れて笑っていたものだ。]



(388) 2022/05/22(Sun) 15:43:16

【人】 ヴィム



   「死後の逢瀬、か

      そんなに美しい感情じゃない。
      これはそう...一種の罪滅ぼし、かな。」



(389) 2022/05/22(Sun) 15:43:46

【人】 ヴィム



 [ 日課の話をした時には
   己の薄汚れた感情を丁寧に美しく装飾する
   ウーヴェに青年は思わず否定を入れてしまう。

   だがそれが決して迷惑ではなかったことは
   しかと伝えたつもりだがどうだろうか。

   そして付け加えるように言うだろう。

   「もし興味があるなら、今度肴に話してあげよう。」


   その今度がいつ実現したのか、果たして。]**


(390) 2022/05/22(Sun) 15:44:22

【人】 ヴィム


  ***

 [ 話を聞きたければ自分の話もすべきだ。
   そんな当たり前の等価交換をせずに
   彼の話を聞こうなどというのも烏滸がましい。]


   ねぇ、ウーヴェ。

         君は──────


 [ いつか聞こうと思っていたその答えを
   青年は訪ねようと左足を一歩前へと進めると。]


(391) 2022/05/22(Sun) 15:45:09

【人】 ヴィム



    [ 窓に何かがぶつかり

         鈍い音が響いた。>>327



(392) 2022/05/22(Sun) 15:46:41

【人】 ヴィム



      乱 暴 な の は い け な い ね 。


(393) 2022/05/22(Sun) 15:47:44

【人】 ヴィム



 [ 驚いた様子のウーヴェを横目に
   青年が指先を振ると
   落ちていた石ころたちが宙へと浮き始め
   少女の目の前で文字を象ってゆく。


        WAt night.夜に、またおいでW

   

   声が聞こえるならばもう少しやりようがあるが
   本来であれば生者と死人は相容れぬ存在。
   これ以上の交信は現実的ではないのだろう。]


(394) 2022/05/22(Sun) 15:50:37

【人】 ヴィム



 [ メッセージが届けば石ころがまた
   床へと散り散りに転がっていくだろう。


   少女の髪に棘のない
青いバラ

   いつの間にか添えられていることに
   気づこうとも、そうでなくとも。



           いまはまだ、ここでおしまい。]**

   
(395) 2022/05/22(Sun) 15:54:03

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  「カイルは本当に料理上手だな。
   これなんて、お前の母さんが作ってくれたのと、
   何の遜色もない。……懐かしいな」


[目を細めて何かを堪える父親の顔と、
 僕の話を聞いて汗をかく君の顔が、時折重なって見えた。]

 
(396) 2022/05/22(Sun) 15:55:40

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:二人分の愛の味



[「俺の胸を貸してやる」そう言われて僕は、>>251
 喉の奥から何かが込み上げて、
 ウーヴェの服の裾をぎゅっと握って、
 その身に凭れるように寄り添った。
 けれど、もう既に僕の瞳は干上がってしまっていたから、
 零れ落ちるものは何もなかった……。]



  有難う。
  泣いたことは一度もないんだけど……。
  
僕の涙腺は壊れているみたいなんだ。



[壊れた僕に代わるように雨を降らせる君が、
 
僕にはとても眩しくて
……申し訳なかった。

 やっぱりウーヴェには言えないな。
 全部話したら君は水分の全てを失って、
 ミイラになってしまうかもしれない。

 
君に幻滅されて嫌われるのも、少し……いや、大分怖いしね。]

 
(397) 2022/05/22(Sun) 15:56:34

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  父さんは料理は全然出来ないから、
  誰かが作った母さんのレシピ、食べたことない。

  でも、僕が作った母さんのレシピ、
  父さんはよく食べていたから、
         二人分の愛情のこもった料理を、
         食べさせてあげられて良かった。



[「母さんのレシピには感謝だね!」と僕は笑ったけど、
 ウーヴェはよく光のような言葉をくれるのに、
                   
雨男なんだね。


 母のレシピは大事にしろと尊重されつつも、>>253
 僕たちの料理教室はその後、
 何度も開催されただろう。>>254
 それにより、
 この店の料理の味はどんどん良くなったのだと思う。
 
ヴィムは料理はどうだったかな?]

 
(398) 2022/05/22(Sun) 15:57:26

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:星に願いを



[流星に願掛けする際に、
 お届け先まで指定しなければいけないこと、>>259
 僕は全然知らなかったから、目を丸くして。
 自分でも気を付けて見ていたけれど、
 ウーヴェに教えて貰えることもあって、
 何度も願いをかけた。]



           
(皆の無念が、晴れますように)


[因みにここで言う"皆"に、僕は含まれていない。
 僕の中には、
 どんな奇跡をもってしても決して叶えられない願いと、
 何かにお願い事をするわけにはいかないような、
                暗い願望だけがある。]

 
(399) 2022/05/22(Sun) 15:58:37

【人】 少年水夫 カイル

 
[やり残したことが片付けば、
 成仏してお別れになってしまう。
 勿論それは寂しい事だけれど、
 いつまでも未練を抱えているのは苦しい事だから、

 
少しでも皆の迷いが早く晴れると良いなと思っている。



 僕は知らないことだけれど、
 二人分の願掛けがあるならば、
 きっとすぐに願いを叶えてくれるよね?
 ちゃんと願い三回+所在地を
 星が落ち切る前に言えたかどうかは、
 どうだったかな?
 必死だから、そこまで確認する余裕はなかった。]

 
(400) 2022/05/22(Sun) 15:59:29

【人】 少年水夫 カイル


───
『 MiraggiO 』
───


[もう少しゆっくりしたら、
 僕も下拵えを始めようかなと思いつつ、
 出掛けて行ったヴィムのことを考えていた。
 ヴィムは日課のように故郷へ戻っては、
 英雄の石像を綺麗にしているのだとか。>>231
 なんだか、お墓参りみたいだな。
 ……なんて、もしかしたら失礼かもしれないことを、
 初めてこの話を聞いた時に僕は思った。



 母の墓は何処かにある筈。
 でも僕はそれが何処にあるのか知らない。
 父の屍も、僕の屍も、何処かの海の底に沈んでいる。
 今でも骨くらいは残っているのだろうか。
 故郷と呼べる地はない。
 僕たちのあるべき場所、
 あの船も5年も経った今となっては、
 きっと跡形もないのだろうな。]
 
(401) 2022/05/22(Sun) 16:00:22

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕には何処にも行く当てがない。
 そんな僕が身を寄せた居場所がこの店。
 未練を無くせば成仏するのなら、


 
僕が最後に辿り着く場所は、"最果ての地"なのだと思う。]

               
地 獄

 
(402) 2022/05/22(Sun) 16:00:54

【人】 少年水夫 カイル

 
[そういえば、霧の夜にしか開店しないこの店も、
 開店しないだけで常に店舗自体は実在している。
 町でも噂になっているようだし、>>n3>>n4
 閉店中に人が来ることも割とある。


 あれは数年前、何となくの散歩から帰って来た時のこと、
 店のドアの前で頽れる様にしている、
 
ペールブルーの髪
が印象的な男性。>>342
 お腹でも痛いのかな?と思った僕は駆け寄り、
 しゃがんで顔を覗き込む。
 何か言っているのは
 嗤い声が微か聞こえたような気がした程度。
 お腹が痛い訳ではなさそうだけれど、
 もっと違った痛みを抱えているようにも見えた。
 水でも出せたら良かったのかもしれないけれど、

           ここは店外で、
           僕は魔法は全く使えないから、
           見守る事しか出来なかったな……。]
 
(403) 2022/05/22(Sun) 16:01:46

【人】 少年水夫 カイル

 
[少し前にも天馬騎士のお兄さんが、
 天馬と共にやってきた。>>137
 わ!憧れのペガサスだ!と僕はそーっと近づいて。
 生者には基本見えないけど、動物は勘が鋭いから、
 ペガサスはもしかしたら僕の存在に気付いて、
 びっくりしちゃうかもしれないからね。

 つぶらな瞳にじーっと見入って、
 畳まれた白い翼を色んな角度で堪能させてもらった。

 その日は興奮気味に、
 「僕、今日間近でペガサスを見たんだ!格好良かった!」
 って、言いふらしていたから、
 皆の記憶にも残っているかもしれない。]
 
(404) 2022/05/22(Sun) 16:02:21

【人】 少年水夫 カイル

 
[「頑張ってください」の言葉が功を奏したのか、>>161
 ユスターシュも掃除や下拵えをしてくれていて。
                >>233>>235>>236
 ONとOFFの格差があるだけで、
 ちゃんとし仕事はしてくれるんだよねと、改めて思う。

 「お疲れ様。有難う」とその背に声を掛けて。
 僕もそろそろ手伝おうと立ち上がると、
 窓ガラスに何かがぶつかる音がしてハッとする。>>325


 慌てて窓を見に行くが、幸いガラスは無事のよう。
 
割れたような音でもなかったしね。

 窓の外には水色の髪の女性とウーヴェ、
 更にはヴィムの姿も見えた。>>326>>352>>392

 女性の方には見覚えがある。
 優秀な占い師として噂になっているの、
 聞いたことがあったから。>>329
 僕は何度か暇な時に、彼女に会いに行っていた。]
 
(405) 2022/05/22(Sun) 16:03:09

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:占い師の彼女



  
「貴方の未来を占ってあげる。」



[鈴のような澄んだ音で、
 未来の予測が紡がれるのを僕はただじっと見ていた。
 勿論、ゴーストの僕がそう言われたわけじゃない。
 お客さんが彼女の対面に座っている。
 
「誰がガキだ!次言ったら……シメるから。」
>>12
 なんて言葉を耳にしたこともあったから、
 僕は彼女がそれなりに大人の女性だという事を知っている。
           
―――知る前は、……ごめんなさい。


 未来に起こりそうなことや、悩みや困った事への助言。
 そんなやり取りが為されているのを、歯がゆく見守っていた。
 
僕も幽霊でなければ、彼女に助言を求めたかった……。]

 
(406) 2022/05/22(Sun) 16:04:03

【人】 少年水夫 カイル

 
 
[運命の
出会い
を果たすためには、どうしたら良いですか?

    
再会
                 
ってね。**]

 
 
(407) 2022/05/22(Sun) 16:04:25
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a35) 2022/05/22(Sun) 16:14:05

【人】 ウーヴェ



  
── 回想:淡青の約束 ──



[ わかってるさ。
  勇者なんて無謀だってことくらい>>288
  でも夢は見させてやってもいいだろ?
  まだ、もう少し位さ。

  きっとアイツだってわかってる。
  だから誰よりも強さを求めて、
  強い人を求めていたのかも知れないな。

  客観的にみた俺らのパーティは>>289
  どうなんだろうな。
  評判が落ちないように
  裏で出来る限りの操作しているから
  そこまで悪い噂は聞かないはずだ。
  深く浅く、そう見られているのなら問題はない。

  実際攻撃も強化も防衛も回復も出来る
  バランスの取れたメンツだと思う。
  俺の肩身が狭いくらいにな。

  だから本当に戦力アップの目的で
  プラスのメンバーを入れている。
  俺はそう思っていた。 ]


 
(408) 2022/05/22(Sun) 20:00:47

【人】 ウーヴェ



[ まだ青年と呼ぶには足りない年齢、
  少年に見えるPerl blueは
  強さは申し分がなかった。

  求められることを
  要求以上にやって見せてくれる>>290
  けれども俺たちに心を開く様子は見られず
  気を張ってばかりでは
  精神を摩耗してしまうと思っての
  声掛けだったが>>141

  眉間に皺を寄せられた時は
  余計な一言だったかと動揺した>>292
  けれどその後の「大丈夫」には
  安心した、と同時にやはり言い方に
  問題があったと気付かされた>>293

  
「大丈夫」のその先を
聞けるように
  言ってもらえるように、俺は聞きたいんだ。 ]


 
(409) 2022/05/22(Sun) 20:00:55

【人】 ウーヴェ



   ハハッ、俺そう呼ばれてんの?
   俺の名はウーヴェだ

   その頭の隅っこにでも
   入れておいてくれよな、Perl blue
   ……ってのも通り名だな

   お前の名前、教えてくれよ
   俺も忘れねぇからさ


[ そんな今更な自己紹介もしたかもな。 ]

 
(410) 2022/05/22(Sun) 20:03:56

【人】 ウーヴェ



   そうか、難しかったか

   そのうちわかる時が来る
   自分で気付いた方がいいだろ?


[ 彼の師の教えも一理ある>>291
  これは俺の知るところではないから
  語ることはないけれど。


  けれどこの世の中
  そんな悪い人間ばかりではないと
  手を差し伸べてくれる人もいるというのを
  知って欲しかった。
 
  そしてそれを見極める力が必要だということを
  気付いて欲しかったんだ。 ]

 
(411) 2022/05/22(Sun) 20:04:09

【人】 ウーヴェ



   人の心を探るのは俺でも難しい
   だからよく人を見ることだ
   これは俺からの宿題ってことでいいか?
   約束、な


[ それは一方的な約束になったかもしれない。
  小指を出して

  「約束のやり方を知ってるか? 指切るんだぜ」

  なんて物騒な物言いから始まって。

  相手が指を引っ込めたら出すまで謝ったかな。
  怖がらせて悪かったなんて笑いながら。


  小指同士を繋げる約束は叶わなくとも
  口約束だけでも、それは有効だからな。 ]


             ( ゆびきった )


 
(412) 2022/05/22(Sun) 20:04:22

【人】 ウーヴェ



   実力以外
   利害関係以外で結ばれるものもある

   絆ってやつ
   俺はそれを信じてるんだ
 
 
(413) 2022/05/22(Sun) 20:04:27

【人】 ウーヴェ



   俺の仲間は凄いだろ?
   自慢の仲間達だ

   お前も俺の仲間になったんだから
   もっと頼っていい
   肩車してやろうか?

 
(414) 2022/05/22(Sun) 20:04:39

【人】 ウーヴェ



[ 問われた言葉にすぐ口を塞ぐ様子を見るけれど>>294
  失言とは思わなかった。


  それより俺の仲間達の良さを聞いてくれ
  と、そんな自慢話から始まり
  最後にはPerl blueのことも自慢させてもらった。 ]

 
(415) 2022/05/22(Sun) 20:04:47

【人】 ウーヴェ



   今も十分実力があると言えるけれど
   おそらくもっとこれから伸ばせるな
   今後さらに成長を期待できる逸材だ

   魔法士というけれど
   剣技はどうだ? 全く出来ないより
   少しくらい嗜みがあると違うもんだぞ。
   でもやるからには中途半端はダメだ。
   
  
[ そんな褒め言葉がいつの間にか修行談義に
  変わっているかも知れないので
  適度に話題を変えることをお勧めする。
  止めなければ戦いの心得とは……と
  熱く語り出すから注意だ。


  そう、お腹すいたとでも言えば
  効果は抜群だな>>295 ]


 
(416) 2022/05/22(Sun) 20:05:03

【人】 ウーヴェ



[ とっておきのお店。
  この「プロテア」は沢山存在する。
  だから1回切りじゃないんだよな。

  ほら、食べ盛りの食生活のバランスもあるだろ?
  だから見かける度に小さな仕事をして
  その報酬でご飯を食べて
  なんてことを会えたら繰り返したかもな。 ]



   お酒を一緒にまだ飲めないのが
   残念なんだよなァ……

   よし! お酒の飲める年になったら
   俺が上手い酒の飲み方を教えてやるよ
   楽しみにしてな



 [ 果たして約束はもう一つ増えることになったか。



     その約束達は果たされることはなかった。 ]**


 
(417) 2022/05/22(Sun) 20:07:08

【人】 フィアンメッタ

  ***

  失せ者探しの占いはよく承る。
  失くし物のレパートリーの多さは
  
一周回って聞いてる側としては面白さが…
  
  
いや、これは誰にも言えないことだけれど。


  ともかく、結構相談としては多い部類。
  大抵、探している人は焦っているから
  占いにまで頼ろうとするわけで
  その捜索の目は曇っていることが多い。
  だから、休んで、と言えば
  たとえ占い結果が外れていても
  見つけられるだろう、と。
  実際にそれで感謝されたこともある。


   「外れてた時に洒落にならないお代を取ると
    逆上されても面倒だから。
    足りないと思うのなら
    今後もごひいきにしてくれたらいい。」


  と、あっさりと言った。
  それに軽い気持ちで試せるお代の方が
  案外みんな来てくれるものだったりするから。

  ちなみにジェラートは貰えるなら貰った。    

 ***
(418) 2022/05/22(Sun) 20:27:15

【人】 フィアンメッタ



   「占いが役に立ったのならよかった。

    一致してたのは偶々。
    迷惑というか…
頼る所を間違えてるというか。


    ……お礼?楽しみにしておく。」


  お代はもう貰ったから…とか断ることも出来たけど
  生憎一介の冒険者の懐事情は
  騎士団の人よりも余裕はないし。
  気持ちは有難く貰っておこう。
  そうしてその場は別れたのだった。
 
(419) 2022/05/22(Sun) 20:27:58

【人】 フィアンメッタ


  話を聞いてほしい、そんな人も時々来る。
  基本相づちを打って話したいことを
  全て話させてあげれば
  そういう人は満足してくれる。

  羽毛に悩むその人は…
  とりあえず症状を抑えるとかすれば
  多少は楽になるかな、とか思ったから
  治癒師を探せば?と言ったわけだけど。

  まさか悩みの方向性が変わるなんて
  今の私には想像もつかないこと。*

  
(420) 2022/05/22(Sun) 20:28:17

【人】 フィアンメッタ

―― MiraggiOの前 ――


  言い訳してもいいだろうか。
  私は所詮、非力で慎ましやかな>>367
  ただの一般女性だ。
  私が持って投げられる程度の石の重さも
  投げる速度も、いくら全力で投げても
  たかがしれているというもので。
  それに、私程度の力で割れるのなら
  とっくにそこらの悪ガキが割ってると思う。


  つまるところ割れない可能性が高いと思いつつ
  興味に負けたというか。
 
(421) 2022/05/22(Sun) 20:29:33

【人】 フィアンメッタ


  霊感があるわけでもない私は
  近くにいた魂だけの存在も見えず。
  まさか石がゴーストの頬を掠めたなんて
  知る由もなくて。>>352
  
流石に見えてたらこんな暴挙には出ていない。


  割れなかったな、と窓の方を見ていれば
  突然、落ちていた石ころが
  私の目の前で文字を成していく。
  吃驚して尻餅ををついてしまった。
  きょろきょろと周りを見て
  魔力の元を辿ろうとしても
  誰もいない…
ようにしか見えない。

 
(422) 2022/05/22(Sun) 20:30:08

【人】 フィアンメッタ



   「み、みてた……
見てましたか……。」


  メッセージを見て、まず口にしたのはそれ。
  思わず敬語に直したのは、罪悪感というか……。
  こんなことするなら夜に来い、と。
  そう言われているように聞こえて。

 
(423) 2022/05/22(Sun) 20:31:06

【人】 フィアンメッタ



   
「すみませんでした……」



  立ち上がると、
  何処にいるかもわからない存在へ頭を下げた。
  
多分石に頭を下げるおかしな構図になってるけど

  
それはこの際気にしたら負けだと思う。



  謝ると、石が当たった窓の方へと向かって。
  もし、石に当たりそうになった存在が
  場所を移動してないなら
  すれ違ったり、したのかもしれない。


  ヒビがはいっていないことを
  指先でなぞって確認してから。

 
(424) 2022/05/22(Sun) 20:33:40

【人】 フィアンメッタ



   「今度は夜、来ます……」


  小さく言うと駆けてその場を離れた。
  急いでたから、髪に飾られたバラに気づくのは
  離れてから暫く後の事。


    そして、慌てていたから。
    尻餅をついた拍子に水晶のブレスレットを
    落としてしまったのに気づかなかった。
    それは今はもういない人から貰った物。**
           
セシリー


 
(425) 2022/05/22(Sun) 20:34:43

【人】 ユスターシュ

 ─ 『 MiraggiO 』 ─

[カイルの声を背に受けて、肩をすくめる。>>405
 苦言を呈していた相手が働けば有難うなどと、外見年齢と死亡してからの年月を考えても大分出来た奴じゃないか?]



 おうよ。
 さっきまで頑張ってたんだから
 料理長は休んでろ


[ゴーストに肉体的疲労があるかは置いてお置いて、精神的なものというやつで。
 もくもくジャガイモを向いていたら、鳴り響いた音。>>325

 とっさに立ち上がり、窓に向かったカイルの側に、すぐに魔法を発動出来るよう準備して
 さり気なく庇う位置に立った。]
 
(426) 2022/05/22(Sun) 20:36:27

【人】 ユスターシュ

 

 ……なんだぁ?
 ガキの悪戯か?


[預言者や占い師なんて興味ない。
 ユスターシュはその子の年齢を誤解した。

 念のため少し様子を見たが、ウーヴェやヴィムの姿を見て息を吐いて窓から遠ざかった。]


 ったく、驚かすなっての。


[出していた水の魔法はそのまま
 ジャガイモを洗い流すのに使った。]
 
(427) 2022/05/22(Sun) 20:37:14

【人】 ユスターシュ

 

 ……なんつーか、こざっぱりはしてる
 けど華がねーなぁここ


[なにせここに居るのは何の因果か野郎だらけだ。
 あの子なら、うちの娘なら野の花を活けて、花より可愛らしい笑顔を振りまいていたものだ。


 そうだ、と思い至ってちょっと
 と裏から外に出て野の花をいくつか風の魔法を使って摘み取った。

 それを戻ってカウンターの端に、花瓶なんて上等なものが見つからなかったから古いグラスに水を入れて飾った。
 似合わないと思われれば同意しかない行為。


 その花を、懐かしむように
 愛おしむように手でなぞる。]
 
(428) 2022/05/22(Sun) 20:37:30

【人】 ユスターシュ

 

 ……なぁ、カイル。
 店、楽しめるといいな。



[色々な思いを抱える奴だらけの酒場。
 生者と会話出来る機会。
 様々な葛藤はあるかもしれない

 もしかしたら、
 それを切欠に何かが変わったりするかもしれないけれど。


 どうせなら
 楽しめた方が得だろ、笑った。]**
 
(429) 2022/05/22(Sun) 20:37:35
村の設定が変更されました。

ユスターシュは、メモを貼った。
(a36) 2022/05/22(Sun) 20:55:21

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──薬草の咲いている崖〜城下町──

[少し離れた所に枝ごと落ちていた、鍵縄を回収する。
枝の折れ口を確認するのも忘れない。
…どうやら、こちらは自然に折れたもののようだ]

 あー、しまった!

[腰袋を探ってみるが、消毒薬を切らしていた。
首のかすり傷はさして痛みもしないが、念には念を。

多少の毒には体を慣らしてあるけれど。
西洋には
タランチュラの猛毒
なんていうのもあるらしいが
今現在こうしていられるのだから、その類ではなかろう。

消毒薬くらいなら、ギルドに置いていないだろうか。
なければ薬屋を教えてもらおう。

そう考えて、まずは
かさばる薬草を納品してしまおうと歩を進め、
とにもかくにもギルドまで、迷わずに戻ったのだった]
(430) 2022/05/22(Sun) 21:09:24

【人】 偽冒険者 キンウ

[ギルドで聞いてみると
予想通り、常備の消毒薬があった。
冒険者が使う分にはサービスということで
これ幸いと、首筋に振りかける。

その間に薬草を換金してもらい
懐が暖かくなった。

さて、噂の海鮮料理を食べに行くぞ!と思ったが
“あっちの方”という程度にしか
『MiraggiO』の場所を知らないことに気づいた]
(431) 2022/05/22(Sun) 21:12:26

【人】 ウーヴェ


 ― 回想:ユスターシュ ―


[ ユスターシュは器用な人間だった>>377
  その性格は魔法の使い方にも表れていた。
  というより作り出したんだな。
  視野の広さと行き渡りの上手さ。
  そして思いの外働き者だったということか。
  ……これでも誉めているんだ。
  素直に受け取ってくれ。 ]


   そりゃあ、酒は飲めるけどよ
   このあと野営が……
   
   じゃあ一口、頂くわ


[ 一口といいつつ一気に飲み干して
  空のコップを逆さまにして見せる。

 「確かにジュースとかわらねぇな?」

  そんな一言とニヤリとした笑みも一緒にな。

  揚げ物もこの時に食べたことがあった。
  仲間達にも好評で
  彼から用意してもらったものを受け取る。 ]


 
(432) 2022/05/22(Sun) 21:22:24

【人】 ウーヴェ



   アンタ、優しいんだな


[ 何気なく出た一言。
  たとえお酒を持っていたとしても
  酔っ払いの気まぐれだとしても
  優しさの本質は変わらないもんだぜ>>378 ]


 
(433) 2022/05/22(Sun) 21:22:29

【人】 Master レイ


 ── 『MiraggiO』 ──


[ あくせくと働いてくれている子達がいる中
  店長一人のんびりと座っているのも
  どこか居心地の悪いものだし。

  生憎料理は手伝えないけど、
  グラスを磨いておく手伝いくらいはしようか。

  定位置であるカウンターの酒棚側の椅子に乗って
  布とグラスに持ち替えていれば
  ガツン
、と嫌な音がして。

  次に、
ガシャン!!
盛大にグラスの割れる音。 ]

 
(434) 2022/05/22(Sun) 21:22:34

【人】 ウーヴェ



   そうか……わかる、気がする。

   俺も、きっとそんなもんだ
   他のやつにとってはつまんねぇ理由だ

   けどそれで良いんじゃねぇかって
   ただ生きていているだけで
   嬉しいって思ってくれる人もいるし
   いなければこれから出来るさ

   アンタにもな。きっと。

 
(435) 2022/05/22(Sun) 21:22:37

【人】 Master レイ



   ……あっ、ちゃあ…


[ …やってしまった、減らすどころか増やしている。


  ───…この店がどうして
  新しくもボロくもならないかといえば
  魔力で維持しているから、なんだけど

  …維持しているだけなら何も無い
  ただ外的要因が加わるとこっち僕の魂にダメージが入る。
  魔法を弾いた時に腕が焦げたのも
  弾いた魔法が掠ってたから。


  今回のだって怪我こそしないけど、
  小突かれた位のダメージは入る わ け で、ね… ]

 
(436) 2022/05/22(Sun) 21:22:39

【人】 ウーヴェ



   俺には幼い頃から一緒に居たアイツが
   生きていてくれるだけで良い存在だ。
   今は仲間も、か。
  
   そこにアンタもいれといてやる

 
(437) 2022/05/22(Sun) 21:22:44

【人】 Master レイ



    …ごめん、掃除する。


[ 割れたグラスに手をかざし
  浮かせてそれらを片付けていく。

  見てたよ、って目の前に分かりやすく目玉でも
  落としてきてあげようかと思ったけど

  ヴィムが素敵な招待状を送っているようだし
  僕は黙っておこうか。


  ───…夜でなくてよかったね、 ]

 
(438) 2022/05/22(Sun) 21:22:47

【人】 ウーヴェ






[ そうだ。此処で言っただろ?
  だから再会の時は悲しかったんだ。 ]

 
(439) 2022/05/22(Sun) 21:22:48

【人】 Master レイ



         これはここで預かっておくよ お嬢さん


[ 外の二人が気づいていたか、どうか──
  気づいていなければ僕が拾いにいこうか

  去っていった未来のお客様の忘れ物を
  空に浮かし、呟く。
  込められた思念の先を見て
  くすくす、と嗤った。 ]**

 
(440) 2022/05/22(Sun) 21:22:51

【人】 ウーヴェ



  ─ 半年前『 MiraggiO 』 ─


  死んでからも楽しめるのなら
  そりゃあ人生得はしてるんだろうけどよ

  
[ それで良いのだろうか。と考えてしまう。
  どうにも強がりが見えてしまうから。
  何かを隠しているような……。
  まあ、俺には言えないことなのだろう。 ]



   よせよ
   俺は、良い奴なんて思われる
   人間じゃなかった

   心配なやつを心配しただけだ


[ ユスターシュの為を思うけれど>>382
  きっと俺自身が気になってしまうから。
  だから理由だって知りたいし
  話も聞きたくなるってもんさ。

  だから俺は良い奴なんかじゃないんだ。 ]

 
(441) 2022/05/22(Sun) 21:22:59

【人】 ウーヴェ



   へえ、崖から
   それだけで死ぬようなタマには
   まったく見えねぇけどな

    ……何か、裏があったりするんだろ?
   まあこれ以上は突っ込まないさ


   人が死んだことに楽しいもつまらないもないさ
   俺が魔物にやられたっていっても

   つまんねぇ死に方しやがってって
   アンタは思わねぇだろ?

   大変だったな
   つーか未練があるんだろ
   崖から落ちて死にきれない未練がよ

 
(442) 2022/05/22(Sun) 21:23:04

【人】 ウーヴェ



[ アンタが崖から落ちた”だけ”というのなら
  俺も魔物にやられた”だけ”と答えよう。
  これで等価交換ってやつだな?

  納得は出来ないけど人の心に触れるには
  自分の心も触れられる覚悟が必要で。

  俺にはまだその覚悟はなかった。>>383 ]


 
(443) 2022/05/22(Sun) 21:23:09

【人】 ウーヴェ



   変わったんだな理由
   大切な人、できたんだな

   アンタを変えられる女だ
   そりゃ凄え良い女なんだろうな

   今のアンタの方が良い
   応援したくなるからな

 
(444) 2022/05/22(Sun) 21:23:15

【人】 ウーヴェ




   
俺はもうあの時と同じ答えが返せるか   
   わかんねぇ   




[ 小さくこぼした言葉は
  聞き取られなくても構わなかった。

  あの時がどの時か
  何も言わないけれど
  きっとアンタにはわかってしまう気がしたから。
  もうこれ以上は何も言うことはなかった。]**


 
(445) 2022/05/22(Sun) 21:23:21

【人】 偽冒険者 キンウ

[ギルドを後にして
誰かに道を聞けないかと、ウロウロ歩き回る。
この街にはまだたった二人しか知り合いはいないのだが


どのくらいそうしていたか。
道を知る誰かに会うことはできたのか。
──少し先の道端に
点々と
青い色

ほの光るように散在するのが見えた>>280]*

 
……招かれている?


[腰袋に入れていた青薔薇の花弁を蓋の上から押さえながら
この時に至って、ようやくそう思った。

奇しくもエアハートが、今の自分と
あの時同じことを思っていたとは>>243
知りもせず
]**
(446) 2022/05/22(Sun) 21:23:38

【人】 ユスターシュ

 ― 回想:ウーヴェ ―

[金の分をきっちり働いただけだよ>>432
 そう言われたらそう返して笑っただけだろうな。
 素直に受け取れなくて悪いと思っている。
 あれだ、気恥ずかしさに負けるだ。悪かったな。



 野営ならなおの事だ。
 景気づけだっての……って

 はははっ、お前もやっぱそう思うだろ?


[どう見ても一口じゃない飲みっぷりに
 同じような顔を返した。

 無難な味だけどこのパーティーには好評だったようで。
 それも内心喜んでいた。]

 
(447) 2022/05/22(Sun) 22:02:24

【人】 ユスターシュ

 

 はっ、俺が? 面白い事言うなぁ。>>433
 よせや。
 そういうのは女口説く時に言え。



[照れを隠すように髪をかき上げる手は、
 いつもより顔を隠していた。
 女に言うなら本命だけにしないと、月のない夜が危険になりそうな予感がしたがそこまでは言わない。]



 ……そっかよ。

 はは、俺にそんな奴が?
 想像もつかねーなぁ。
 俺がくたばったら喜ぶ奴らしか浮かばねーわ


[目の前の奴は違う気はしたけれど>>435
 憎まれっ子はそういう扱いでいい。
 そう言うように軽口をたたいた。]

 
(448) 2022/05/22(Sun) 22:02:38

【人】 ユスターシュ

 

 ──── お前なぁ
 実は酔ってるんじゃないか?

 ……そういうのはもっとまともな奴を
 入れとけって、ったくさ


[流石にその言葉は>>437くすぐったさを隠しきれなかった。
 つい減らず口で返してしまうけど
 実を言わなくても結構嬉しかった。]

 
(449) 2022/05/22(Sun) 22:02:53

【人】 ユスターシュ

 ─ 半年前『 MiraggiO 』 ─


 ま、俺の考えだけどな。


[持論を人に押し付ける気はない。
 自分が自分としている為にそうしているだけだ。

 隠し事をしない奴なんていない
 ユスターシュはそう思っている。
 でも、苦い感情は確かにあった。]



 ……俺は、その心配でそう思った。
 それだけの話だ。


[ウーヴェが何を思って否定したいのか。>>441
 それは分からなかったから己の考えを告げた。
 それなら否定出来ないだろう、と。] 
 
(450) 2022/05/22(Sun) 22:05:18

【人】 ユスターシュ

 

 おいおい、俺をなんだと思ってんだ。
 普通に死ぬっての。


[裏が>>442、の言葉に誤魔化し切れてくれないかと肩をすくめ苦笑いした。]


 ああ、そうだな。
 どんな死に方だったとしても
 そんな事は絶対思わねぇ。

 ……おいおい、そこはお互い様だろう?


[わざわざ等価の答えをくれたのを>>443
 律儀だなと思った。

 お互い心に触れるだけの覚悟なんて
 この場ではなかった。]

 
(451) 2022/05/22(Sun) 22:05:36

【人】 ユスターシュ

 

 ああ、色々あった末にな。
 散々な目にあったけどな。

 おう、めっちゃくちゃイイ女だ
 やらねーぞ。


 あっそ。そうかよ
 ……ありがとう、な



[その言葉は届いた。>>445
 そして、言わんとすることも分かった。

 
 肩をすくめて目をふせた。]


 うし、じゃあこれから再会を祝して一杯といくか?

 つまみ、作れるのか? ここ。
 俺の料理前より少しはうまくなったんだぜ?


[話をあえて変えた。
 それ以上を互いに言わない為に。]**

 
(452) 2022/05/22(Sun) 22:07:31

【人】 ウーヴェ



 
─『 10年前 』─


[ 小さい頃にもらった一輪の花
  本気にして受け取ってしまった
  それからも大事に、大事にしていた。

  相手が水をくれるから
  どんどん育っていった。

  一度生まれてしまったものは
  水を与えられれば成長する
  枯れるまで育ってしまうのだから。 ]


 
(453) 2022/05/22(Sun) 22:08:53

【人】 ウーヴェ



[ ある野営の時、俺だけが先に寝ていた。
  仲間の3人の話し声と焚き火の音。
  ふと目を覚ました時に聞こえた声。

  アイツが俺をどう思っているか。


 「ウーヴェは僕を見捨てない。
  だから僕のピンチには
  自分を犠牲にしてでも助けてくれる。
  いい盾だ。」

 「それでも最近あれこれ煩くてね。
  いっそのこと壊して使えなくして
  パーティから外そうと考えてる。」

 「それなら最高難易度の
  例えばダンジョンにでも
  下見ついでに行って置いてくるか?」

 「そりゃあいいね、もしそこで盾が壊れとしても
  変えをまた用意すればいいだけだから。
  僕、声かけたいヤツ何人かいるんだ。」



  聞こえるのは、そんな談笑。 ]


 
(454) 2022/05/22(Sun) 22:09:02

【人】 ウーヴェ



[ 夢だったら良かった。
  目を閉じて起きれば悪い夢だったと。

  そう、願ったさ。

  目を瞑りながら何度もな。



  でも次の行き先がダンジョンだったことで
  聞いたことは事実であり
  あれはアイツの本心だと俺は受け入れてしまった。 ]


 
(455) 2022/05/22(Sun) 22:09:07

【人】 ウーヴェ







  
×××××……。


          
( 伝えられない言葉を飲み込んで )
(456) 2022/05/22(Sun) 22:09:13

【人】 ウーヴェ



[ 小さい頃から一緒で
  手のかかる我儘な男で
  勇者になりたいなどと夢ばかり大きくて。
  
  それでも俺にとっては大事なヤツで
  俺がしっかりしないとアイツは
  夢に突っ走って死んでしまうような男だから。

  でも小さい頃は俺に頼っていたアイツも
  成長するにつれて
  いつしか俺は要らなくなったようだった。

  アイツは優しいやつだから
  俺を突き放すこともできなくて。

  どうせなら面と向かって言ってくれた方が良かった。
  俺を重症にして
  その弱さを理由に仲間から外すなんて回りくどいこと
  俺はお前からの一言があればいくらでも聞くのに。 ]


 
(457) 2022/05/22(Sun) 22:09:19

【人】 ウーヴェ



[ 言わない優しさか……。

  いいぜ。乗ってやるさ、
茶番に。



  
その計画ってやつにな。
 ]


 
(458) 2022/05/22(Sun) 22:09:26

【人】 ウーヴェ



[ 目の前の魔物の群れ>>30
  その敵の強さがアイツらの想定外なんてことは
  知るはずもない。 ]



  ( 俺の出番はここってことか )



 
(459) 2022/05/22(Sun) 22:09:33

【人】 ウーヴェ



[ 一歩踏み出し

 
 「 此処は俺に任せろ 」

  アイツらの望んだ通りに動いてやる>>30


  だから最後に
  一言、

  一言だけ隠さなくてもいいか?  ]


 
(460) 2022/05/22(Sun) 22:09:40

【人】 ウーヴェ



[ 幼い頃から一緒だった。
  俺の隣はお前が良かった。
 
(お前の隣も俺で居たかった。)


  煩くしてごめん。
  離れられなくてごめんな。


  だから最期に
  振り返って
  笑顔でお別れだ。  ]


 
(461) 2022/05/22(Sun) 22:10:01

【人】 ウーヴェ







   
 『 あばよ、相棒 』




          ( ってな>>27 )


         
 [ 俺から解放してやるよ ]

 
(462) 2022/05/22(Sun) 22:10:15

【人】 ウーヴェ






[ でも振り返った先にアイツはもういなかった。 ]

 
(463) 2022/05/22(Sun) 22:10:21

【人】 ウーヴェ



[ 小さい頃にアイツからもらった花は
  水を与えられ咲いていた。

  でもそれも10年経つと
  水は与えられなくなった。

  何度も枯れそうになった花は
  少しだけ与えられる水で
  枯れないように耐えていた。



  それでも花びらは


  一枚
      ま
      た、一枚
 
           も
           う、一枚と


             散っていった。 ]


 
(464) 2022/05/22(Sun) 22:11:22

【人】 ウーヴェ



[ 20年の時を咲き続けた。

  花びらのなくなった花は
  もう花とは呼べない。

  その根は俺の心臓に絡みついて
  取ることなんてできなかった。

  だから俺の心臓が終わると同時に
  花だったものも枯れるしかなかった。 ]


 
(465) 2022/05/22(Sun) 22:11:31

【人】 ウーヴェ



[ これが俺のアイツへ贈った

  最初で最期、たった一度の■■の言葉だ。花の礼だ ]**





        
 
 死んだ人は生き返りはしない

        
(枯れた花が蘇ることはない)

 
(466) 2022/05/22(Sun) 22:11:50

【人】 砂の民 スティグ

― 城下町 ―


[黙々と黒麦パンを頬張りながら、それとなく聞き耳を立てつつ街をゆっくり歩く。
ついに3組目の街の人々の”深い霧の夜”の噂を聞くに辺り、一人ごちた。]


今日か明日か。
やっとだな。


[と、その時、ふわっと穏やかな風が吹いた。
そして、その風に乗って見慣れない小さなものが目の前を横切り>>68、咄嗟に空いた手でそれを掴んだ。]
 
(467) 2022/05/22(Sun) 22:34:11

【人】 砂の民 スティグ

 
薔薇。
へえ、青い薔薇は初めて見たなあ。


[辺りを見回すと、もう少し先に花屋の軒下が見えた。
薔薇の花びらはどうやらそこから舞ってきたらしい。

興味を持って、食べきったパンの粉が残った手を少しはたいた後、足早に店の方へ向かい、長いアルミの水入り缶に挿されて並べられた様々な色の切り花を見回す。

青い薔薇はすぐに見つかった。
しかし、さすが薔薇。しかも青。
一本でも中々のお値段だった。]


ははあ、こりゃあ高級品だ。
記念に一本のレベルじゃないぞ。


[苦笑いすると、片手に残ったままの青い薔薇の花びらを、懐から取り出した小さな写し紙に挟んで、また懐にしまった。]*
 
(468) 2022/05/22(Sun) 22:35:51

【人】 砂の民 スティグ

― 宿の部屋 ―

[いよいよの霧の夜を目前に、街を一回りした後宿に戻ると、少し荷物の整理をした。

まずは地図。
此処に着いた初日に噂の酒場(真っ暗だったが)は既に訪れており、行先はばっちりわかっている。
しかしまさかの当日路迷いを起こすわけにはいかない。
そうそう毎日霧が出るわけではないのだ。
季節によっては月単位で霧など出ないこともあるらしい。
宿代の問題もあり、まあ用心に越したことはない。

次は財布。
まあ貴重品チェックだ。
行ったはいいものの酒も売って貰えないのでは話にならない。
一応、城下町の普通の酒場に行ったときににかかる金額よりは、大分多めの金額を確保している。
なけなしの金ではあるが、今が使い時だ。

そして不思議な栓がついた三角フラスコのような瓶が5本ほど。
別の街のとある祈祷師に準備してもらったものだ。
栓には不思議な呪文が書かれた紙が貼ってある。]
(469) 2022/05/22(Sun) 22:37:50

【人】 砂の民 スティグ

 
本当にうまくいくのかね。


[瓶に、窓から挿す日の光を反射させながらくるりとまわし、ぽつりと呟いた。
まあ、でも、幽霊が実際に世の中にいることは自分が良く知っている。
酒場の噂も街の皆が知っている。
こんなに不思議なことがあるならば、祈祷師の言う事もまあ信じてみてもいいのではないか。]


まあ、荷物はこんなところだな。


[手元のものを纏めて行動用の鞄に入れ、よし、と呟くと、そのまま宿のベッドにごろんと横になり、大きく一息ついた。

目を閉じる。
窓は少し開けられていて、ほどよい涼しさの風が静かに部屋に吹き込み心地よい。
差す日の暖かさと相まって、暫くゆっくりベッドの上で微睡んでいた。]**
(470) 2022/05/22(Sun) 22:40:07
砂の民 スティグは、メモを貼った。
(a37) 2022/05/22(Sun) 22:42:19

【人】 天馬騎士 エアハート

 
── 城下町 ──


[どうやらこの洗髪剤は馬にも使えるらしい。
 鬣がサラサラになって一番恩恵があるのは
 俺な気もするので、購入しておく。]


  魔法国家の品だからね。
  本当に何か魔法がかかっていたりするのかな?
  使い心地が楽しみだね。


[目を細めたアリアの頭を撫でた。
 
その際、アリアの奥。ちらりと見えた女性の姿。

 
何処かで見た事があるような……?

 
(471) 2022/05/22(Sun) 22:47:35

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[リーディスは隣国なので公私どちらでも
 何度か訪れた事がある。
 仕事関係では騎士団の親善試合に懇親会。
 騎士にも種類は様々で、重騎士、聖騎士、近衛騎士etc…。
 国による特色も出るので興味深い。
 中には天馬以外の生物に乗る騎士も居ると聞く。

 その時に話した騎士に聞いたが
 王女はヴィオラという名で年は14か15程だったか。
 謁見せず遠巻きに見かけたのみだが
 確か雰囲気はあのような……。]
 
(472) 2022/05/22(Sun) 22:47:56

【人】 天馬騎士 エアハート

 
(いや、まさか、そんな事有り得ないよな?)

 
(473) 2022/05/22(Sun) 22:48:17

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[いつもの町の様子。
 厳重な警護が行われている様子もない。
 まさか一国の王女がこんな場所にいる筈がない。
 国名を見たからといって
 安直に連想してしまった自分が馬鹿らしい。
 小さく唸りながら再びアリアの頭を撫で、
 買い物を続けた。]*
 
(474) 2022/05/22(Sun) 22:48:32

【人】 偽冒険者 キンウ

──昔話➁──


 
西へ征け!!“  ”!!!


[呪をかけたのは、ギョクトだった──]
(475) 2022/05/22(Sun) 23:08:53

【人】 偽冒険者 キンウ


 
やっと会えたね


            
何故泣いている?


 
説明してらんない


            
そうだな、それどころじゃない

                             


[炎が。
剣戟の閃光が。
そして運命の歯車が音を立てて軋む。

残った味方はお互いだけ。
初めてだった。
たった二人で共闘したのは。

キン、と音が鳴って、アタシの忍者刀が折れた。
敵から私を庇うように間に飛び込むギョクト。
それはフェイクで。
アタシは、横跳びに飛んで敵の後ろに回り込む。

プスリ。
太く長い針が延髄に沈んでゆく。

──なぜか、ギョクトの顔が痛ましそうに歪んだ]
(476) 2022/05/22(Sun) 23:11:38

【人】 偽冒険者 キンウ


 
お前はこの機に乗じて逃げろ


            
なんで?!


 
“抜けろ”と言っている


            
できるわけないよ


 
向いていないんだ、最初からお前には


[ぐっと言葉に詰まる。

敵の救援部隊の足音が迫る]

 
できるわけないよ。掟が…一生追手が


            
お前なら切り抜けられる


 
無理…なら、ギョクトも一緒に行こう


            
俺は女帝の不義の子だ

            
母を見捨てられない


 
……っ!!!
(477) 2022/05/22(Sun) 23:13:29

【人】 偽冒険者 キンウ


[女帝の愛人じゃなかったんだ!親子だったんだ。
なら、なら、アタシ達は……
アタシは想いを閉じ込めなくてもよかったの?]


 
アタシ達は兄妹じゃないの?


            
半分はな…俺達は異母兄妹だ



[大きく膨らんだ希望は、一瞬のうちに潰えた。

もっと順を追って静かに聞けたのなら、
状況は違っていたかもしれない。

しかし事態は逼迫していた。
敵の足音がすぐそこまで迫っていた。
気持ちがぐちゃぐちゃだった。
このまま続けて戦えるとは思えなかった]



 
西へ征け!!“ 陽葵ヒマリ ”!!!



[ギョクトが呪をかけた──………]
(478) 2022/05/22(Sun) 23:16:23

【人】 偽冒険者 キンウ


[あまりにも漠然とした西という場所。

それが例えば
オケアノスの海世界の果て
を指すのか
ニルヴァーナ彼方の楽園
を指すのか

……今もわからない]**
(479) 2022/05/22(Sun) 23:20:21

【人】 ウーヴェ



 ─『 MiraggiOの店前 』─


   帰る場所。…か
   言い切れることが羨ましいな

   俺の方が迷ってしまってるのかも知れない


   なあ、ヴィムは
   此処がもしなくなったらどこへ行く?
   行く当てはあったりするのか?


[ ここに帰る。ということは還る場所がない。
  そうとも受け取れる言葉>>385


  俺も考えてた「還る」と「帰る」を
  彼はどんな答えを出すのだろうかと。

  それならば此処がなくなれば
  彼は一体どうするのだろうか。
  もしも、の話にはなってしまうのだが。 ]


 
(480) 2022/05/22(Sun) 23:26:53

【人】 ウーヴェ



   そうだな、この店は
   店に来る客も珍しければ
   店員も相当な曲者揃いだろ?


   勿論、ヴィムも含めてな


[ 神秘度でいえばマスターと同格だろうな
  なんて似たところのある二人を
  頭の中で並べてみる。
……圧が2倍になった気がするな。


  それが本心を隠した言葉であったとしても。
  お互い様。そして合わせてくれて、 ]


           
  ( ありがとう、だな )

 
 
(481) 2022/05/22(Sun) 23:27:02

【人】 ウーヴェ



[ 『メルヴェイユ』では有名な童話>>386
  アイツも知っていた。
  そしてスカッとする良い話だと
  言っていたことを思い出す。


  俺は”悪の魔法使い”への
  国を滅ぼした後どうしたかったのか。とか
  国を滅ぼそうとした理由は?とか
  そんなことを考えてしまう。


  魔王だって何かしら理由があるんだ。
  良いことにも、悪いことにも
  それを成す理由が存在する。
  愉快犯だって楽しいからっていう理由があるだろ?


  これは童話だから
  そこまで詳しく書かれていないのはわかる。
  英雄の話はどうにも偏りがあるんだよな。

  良い話ばかりが伝わる。
  そりゃあ自国の英雄、勇者は
  広く知らしめたいのだろう。


  もし彼の国の真実を求めたら
  それは調べてわかるものなのだろうか。
  事実とは時に隠されることが多いものだから。 ]


 
(482) 2022/05/22(Sun) 23:27:28

【人】 ウーヴェ



[ そんなことを考えるのも
  ヴィムという名が
  メルヴェイユの大罪人であると知ったから。

  俺の知ってるヴィムという名と
  同じだから。

  本人だと気がついてないんだ俺は。

  だって俺の知っているヴィムというやつは
  そんなことをするような奴じゃないから。

  だからどストレートに
  メルヴェイユの大罪人と同じ名前って
  何かあったりしないのか?
  なんて聞いてしまったことあっただろうな。

  その答えをあっさり知ることは叶ったか>>388
  その笑いに対しては

  「 いやいやいや??? 」


  なんて一時、混乱してしまうだろうな。 ]


 
(483) 2022/05/22(Sun) 23:27:43

【人】 ウーヴェ



[ そうなるとヴィムはかなり昔の人ってことだ。
  大先輩か?? こんなふわふわしているのにか?
  これが大罪人……全然見えない。
  本人が認めているとは言え、すんなり納得は
  出来そうになかった。

  人は見かけによらないと言う言葉は
  此処で使うべきなのだろうか。


  表情を読むようにしばらくの間
  ヴィムの顔を見つめていただろうな。俺は。 ]


 
(484) 2022/05/22(Sun) 23:30:02

【人】 ウーヴェ



   罪滅ぼしなら
   いつか償い終えられるものなのか
   ヴィムはその時、解放されるのか

   俺は罪滅ぼしだとしても
   毎日の日課をずっと続けているアンタをみてる

   なあ、それは終わりがあるんだよな?



 [ 興味はありまくりだ。だってヴィム自身のことだ。
   話してくれるのなら聞きたいに決まっている。>>390
   「今度と言わず今夜だ!」なんて
   早速酒を用意したことは間違いない。


   彼の話を聞けたら
   俺も話せる勇気が出るかも知れない。
   でもきっと酔っ払い過ぎて
   ぐーすか寝てしまうだろうから
   俺の話はできてないかもしれないな。]  


 
(485) 2022/05/22(Sun) 23:30:40

【人】 ウーヴェ


  ***


[ だから、彼が知りたければ
  俺の話も出来たらとは思う。

  どこまでって?
  知りたいところ全部。と言いたいところだけど
  情報量分ってとこかな。
 
  いや、俺の方が圧倒的に
  持ってる情報少ないんだどな?


  未払いがあったら何で払おうか
  そんなまだ請求もされていないことを
  考え始めていたところで
  話しかけれれば>>391 ] 



   俺はそんな金は持ってないぞ?

    
[ なんてテンパって一歩下がったところだ。
  ここで話は止まった。 ] 

 
(486) 2022/05/22(Sun) 23:31:08

【人】 ウーヴェ



[ 結論:ヴィムも怖かった。 ]

   

   お、おい、相手は女の子だから……
   ああ、なるほどな


[ 一体何が起こるのかと思えば
  招待になるのかこれは>>394

  またおいで。なんて粋だな。
  スムーズな対処を見て。
  パチパチと拍手を送ることにした。お見事。 ]*

 
(487) 2022/05/22(Sun) 23:31:21

【人】 天馬騎士 エアハート

 
── 町外れ丘の上 ──


  さて、ありがとう。
  今日もお疲れ様。


[買い物を済まして、日が暮れかかる頃。
 町から少し離れた丘の上に降り立った。
 1人と1頭、並んで座り町を見下ろす。

 空の色と同時に町の様子も移り変わっていく。
 
ここからだと細かな人の様子は判らないが、

 
店先に明かりが灯り

 
帰路につく人々

 
新たに夜を目指してやってくる人々

 
そんな小さな変化の積み重ねで

 
"生きている町"を見るのが好きだった。


 
そして思い出したように、

 
鞄の中から一通の手紙を取り出す。

 
(488) 2022/05/22(Sun) 23:34:23

【人】 天馬騎士 エアハート

──────

───どうかそんな事を言わないで。

あたしはあの時、運命を感じたの

忘れる事なんて出来ないわ。

明日の夜にプロテアに行く予定があるの。

会いに行くのでお話しましょう。


         
──────
 』
(489) 2022/05/22(Sun) 23:34:43

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 
─────……ねぇ、逃げていいと思う?

 
(490) 2022/05/22(Sun) 23:35:15

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[伺うように顔を見てみたが、
 当然ながらアリアからの返答は無い。
 ちらりと此方の手元を見てから目を細めて
 何事もなかったかのように
 近くをひらりと舞う蝶の方に興味を向けたようだった。]*
 
(491) 2022/05/22(Sun) 23:35:36
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a38) 2022/05/22(Sun) 23:44:33

【人】 フィアンメッタ

***


  暴挙に出た私がブレスレットを
  何処かに落としてきたのに気づいたのは
  帰ってからのことで。
  何処に落としたか分からない、でも。

  
   
「あの時、か……。」


  酒場に行ったあの時の可能性が高い気はする。
  一応キンウと行った崖の可能性もあるけれど。
  
  ……あんな暴挙を見られてたらしいのに
  
また行かないといけないのか…

  珍しく頭に手を当てていた。
  
勿論、自業自得だが。

  
(492) 2022/05/22(Sun) 23:52:54

【人】 フィアンメッタ


  目玉でも落とされてたら>>438
  それはわかりやすく声を裏返して
  悲鳴を上げて逃げだしていただろうし。
  ガキ扱い?今回に限っては返す言葉もない。>>427
  
  元々、霧夜の酒場には行こうともしていたし、
  別にW連れて行かれるWのは怖くないけれど。

  …………行って歓迎して貰えるはずがないのでは?
  
まさか、昼間も誰かがいるとは思わなかった…。

  
  とはいえ、見てた人(?)にあえるのなら
  もう一度謝る機会も得られるかもしれないし。
  
(493) 2022/05/22(Sun) 23:53:51

【人】 フィアンメッタ



  あのブレスレット未練の証を探さないといけないから。


  
(494) 2022/05/22(Sun) 23:54:15

【人】 フィアンメッタ




      持ち主は気づいていないことだが。
      優秀な魔法使いなら、
      落とされたブレスレットには
      魔法が込められていると気づくだろう。
      最愛の妹を守るための、加護の魔法が。

 
(495) 2022/05/22(Sun) 23:54:50

【人】 フィアンメッタ



   「……そういえばこの
青バラ
…。
    いつの間に……?

    何故…………???」

  バラに気づいたのも帰ってから。
  仮にも石を投げるような女に
  なんで花を?と首をかしげるのは仕方ないと思う。
  そういえばキンウといるときも、青バラが…。

  あの時と、同じ……?
  招待、されてる?

     そう考えている人は、私だけじゃなく。
     まさか酒場で見知った人に
     会うことになるとは、今はまだ知らない話。

 
(496) 2022/05/22(Sun) 23:55:26

【人】 フィアンメッタ


―― 回想:占い ――


   『以前見かけた人にひとめぼれした。
    もう一度、会いたいけど場所がわからない。
    逢える未来は、あるだろうか。』


  そんな相談をされたのはいつのことだったか。
  まさか、私の占いを見ている
  存在が居るとは思わない。>>406


  あの時、私はなんて助言したのだったか。


   「貴方の未来は―――――。」


  もう、覚えていないけれど。
  ただ、覚えているのは。
  私は百発百中の占い師なんかではないということ。*
 
(497) 2022/05/22(Sun) 23:56:10

【人】 ウーヴェ


 ─『 MiraggiOの店前 』─


[ 浮いた石。
  その様子に女の子は驚いたようだ。
  そりゃあ、魔法があるといっても驚くよな。
  わかるよ。 ]


 「み、みてた……見てましたか……。」>>423


        ああ、特等席で見せてもらったな


 「すみませんでした……」>>424


        いや、そんな気落ちするなって
        驚いたけどよ
        でも石は危ないから次からは
        紙ヒコーキを投げてみようぜ?


 「今度は夜、来ます……」>>425


        待ってるぜ
        だからそんな落ち込むなって、な?
        走ると危ないからな?!

 
(498) 2022/05/22(Sun) 23:56:51

【人】 天馬騎士 エアハート

 
── ある馬の話 ──


[ねぇ知ってる?霧の夜にだけ開かれる酒場の話。
 わたしもね、この前行ってきたのよ。
 エアハートが興味あるから付き合ってあげたんだけど。

 わたし、こう見えて……いえ、この見た目の通り
 結構カンが鋭いんだから。
 エアハートには何も見えていないんだけど、
 そこに何とな〜く誰かが居るのはわかってるの。
 出てきなさい!
 出てこれない?仕方ないわね……。]

 
(499) 2022/05/22(Sun) 23:56:53

【人】 ウーヴェ



[ 聞こえずとも彼女の言葉に
  逐一しっかりと返してしまって。

  最後の駆けた彼女の転んだ様子に>>425
  慌てて近くへ行くけれど
  手を差し伸べることもできなくて。 ]


   また夜にな


[ 軽く手を振って見送った。 ]

 
(500) 2022/05/22(Sun) 23:57:09

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[ゴーストが出るって噂本当なのかしら。
 この前見たのはね、きっとまだ子供ね。>>404
 わたしのこと、じろじろ見ちゃって……そんなに綺麗?
 綺麗でしょ。
 お行儀のよい子は好きよ。だから触っても良かったのに。
 聞いてよ!前にね、尻尾や翼を引っ張る悪ガキが居たの。
 わたし我慢出来なくって、蹴っちゃおうとしたら
 間にエアハートが割り込んできて……えっと、痛がってた。

 それとね、他にもいたでしょ?
 男の人。>>234
 何か言ってるようだけど、それ聞こえてないわよ。
 悪いけど、わたしも教えてあげられないから。
 ちょっと胡散臭い雰囲気かなって思ったけど、
 よく見ると良い男かもしれないわね。]

 
(501) 2022/05/22(Sun) 23:57:14

【人】 ウーヴェ



[ 所で窓は無事なんだな?と
  俺も一度確認する。
  傷もついてないのは魔法かと考えてしまう。


  中にも響いたのか
  カイルと>>405
  ユスターシュの姿が見えれば>>427
  軽く手を上げてこちらは異常なしと伝えた。 ]

 
(502) 2022/05/22(Sun) 23:57:16

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[エアハート、お店に興味持ってたから行こうとしてるのかも。
 わたしは霧の中で置いて行かれたくないから、嫌。
 わたしの大切さを思い知ればいいんだわ。
 この人、エリートだけど抜けてるところがあるから少し心配。

 手紙の子だって……って、これは口止めされてるんだった。
 秘密を守れるわたし、えらいでしょ?
 お土産に人参買って来てね。]**

 
(503) 2022/05/22(Sun) 23:57:40

【人】 ウーヴェ



[ 女の子には驚いたけれど
  こちらも少し慌て過ぎた気がする。
  いつもの俺はもう少し冷静だったはずなのに
  そんな慌ててしまったことを
  恥ずかしく思っていた。


  そんな女の子の落とし物>>425
  気が付いていたけれど
  拾え、ないもんな。
  宙に浮かすことは出来るのか?
  方法を模索していた所で
  ふよふよと浮くブレスレットを見つける>>440


  それが店内へと続くのであればそのまま見守り。 ]


    俺達も、帰ろうか


[ 帰るべき場所へ。とヴィムの方を向いて告げた。 ]**

   
(504) 2022/05/22(Sun) 23:58:24
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

生存者 (9)

フィアンメッタ
24回 残----pt

 

ヴィム
18回 残----pt

 

キンウ
27回 残----pt

OFF

ウーヴェ
86回 残----pt

いつかの霧の夜に

カイル
46回 残----pt

最果ての地へ

ノア
41回 残----pt

 

エアハート
22回 残----pt

まだ見ぬ景色へ

ユスターシュ
45回 残----pt

じゃあな

スティグ
16回 残----pt

OFF

犠牲者 (1)

 (2d)
2回 残----pt

 

処刑者 (1)

レイ(3d)
2回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.26 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa