人狼物語 三日月国


55 (R18)竜宮城

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視点:


プロローグ

【人】 木野 ツラユキ

 アラ……? ごめんなさいネ、ちょっとぼうっとしてたワ。
[ツラユキはぐるりと肩をほぐすと、取り繕うように美音に笑いかけた。
 カーテンの合間から真っ直ぐに光が差し込んでいた。壁にかけられた時計を見ると、予約まではしばらくある。]
 クリスマスデートも楽しみだけど、今はもう一回、
 ……シない?
[甘えるように囁き、美音の裸の腰を引き寄せ、額に口づける。清潔な香りのシーツが、衣擦れの音を立てた。]
(0) master 2020/12/25(Fri) 7:18:33
到着:水川 ミオン

【人】 水川 ミオン

[じっと見つめていたのは、特に用があったからではなく、そのきれいな顔の造形に見惚れていた様なものだったけれど。大丈夫?とかお疲れなの?とか何か気の利いた言葉をかけようと思ったけれど、笑う姿に、微笑み返すだけで見守った。
窓越しの光、それから時計へ移る視線を追わずに瞳を見つめていれば、最後に私の視線と絡んだだろうか]

  ……はい。

[甘ったるい囁き声。
言ってる事はえっちなお誘いなのに、甘えるみたいで可愛い。
可愛いと思うのに、いやでも男の彼を見出してしまって、
頬を染めて従順に頷いた。

明るい内に響かせた衣擦れの音に照れくさくなって、ええいと乗っかる様に彼に覆い被さったのが、最初の体勢だった筈。**]
(1) にきヴぃ 2020/12/25(Fri) 7:29:33

【独】 水川 ミオン

/*
あのね文字数制限に引っ掛かって
けずってもらってしまったのだけどね

「なんか体が重くて……まるで長いこと動いてなかったみたい具体的には11カ月ぐらい」

ってセリフがあって、めっちゃすきだったw
勿体ないのでここに残す
(-0) にきヴぃ 2020/12/25(Fri) 7:32:52
村の設定が変更されました。

到着:かめ フウタ

【人】 かめ フウタ

[山の中にある古い家屋の中。
今年も終わろうというのに冬眠もしない一匹のクサガメは、
大きめの桶に張ったぬるま湯に浸かり、時々のろのろと手狭な中を泳いでみたりしながら、悶々とする心の内を隠していた]
(2) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:35:35

【人】 かめ フウタ

[師走に入ったあたりからこんな事をしている理由を、家主のばあちゃんは尋ねなかった。
家内の彼女はどうだろう。
聞かれれば、

「冬眠せずに亀の姿でいられるのが嬉しい」
とか、
「本来の姿を忘れたくはないからな」
とか説明しただろう。

それだって嘘じゃないけれど、
この姿の方が表情が読み取りにくいだろう事が一番の理由だった]
(3) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:36:00

【人】 因幡 フウタ

─ 回想。秋深まり、冬へ移ろう頃 ─

[暴力的な日差しが徐々に力を失い、朝夕は肌寒さを感じさせる季節へ移ろった。例年はこの頃になると屋根無し生活ゆえ、不安を感じずにいられないものだったが。

今年からはそうではない。
世話になっている駄菓子屋のばあちゃんが
家を用意してくれたから。

俺一人の時は、俺が何も素性を語らなかったからだろう、そんな提案はして来なかったけれど。
好いた女と一緒になると伝えれば、
傍に住みなさいとこの場所を与えてくれた。

生活に必要なものを貸してくれたり、
料理も作ってくれる。
流石に悪いので、仕事を増やして家に金を入れる様になったし、何もわからない状態から料理を教えてもらったりした。
手先が不器用ではなかった事が幸いした。

夏が終わる頃には、
見た目も味もそこそこのものが作れる腕前になった]
(4) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:38:08

【人】 因幡 フウタ

[衣食住には困らないし、動物でありながら職にも就いているし、
何よりも可愛い嫁もいる。
何不自由ない生活、否、恵まれ過ぎた生活。

けれど朝夕が肌寒くなって来た頃からそわそわし出し、日中でも羽織が必要になってくると、時々妙な夢を見る様になった]


​  ……理恵、


[後ろから着いてきた理恵はあっという間に己の隣に並び立つ。
やがて……一緒に歩いていた筈なのに、
理恵はどんどん先に行ってしまう。
彼女に追い付こうと必死に足を動かしている筈なのに、
その差は広がるばかり。
理恵、と呼んでも彼女は前だけ見て、その背中を小さくしてゆく]


  理恵、理恵、


  行くな………


  ─── 行かないでくれ ッ、


[……叫んだのは夢の中だけ。
けれど、夢の中で理恵に伸ばした手は
現実でも彼女に伸ばされていた]
(5) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:41:22

【人】 因幡 フウタ



  ………………


[古い家の中へ侵入する隙間風を凌ぐ様に、いつもひとつの布団でくっついて寝ている​───夏も同じ様にしていた気がするけれど​。
だから伸ばした手は隣に寝ていた理恵をぎゅうと抱き込んでいた。
目が覚めて一度我に返った様に腕をゆるめたが、
理恵をこの手に抱き締めていると認識すれば、
また少しだけ、腕に力を込めた。

理恵は起きていただろうか。
今ので起こしてしまったのだとしても、「寒い」とか言い訳しながら抱き締めていた。
彼女の頭を胸に抱える様に身を寄せていれば、
顔は見られずに済む筈だ。
苦しい様な、泣きたい様な、叫び出したい様な、安心した様な俺の今の表情は、
きっと酷い顔だから。

夢の中では俺を置いて行ってしまった理恵。
彼女が俺に愛想を尽かしてどこかに行ってしまう不安も勿論だが、
そんな事あり得ないと頭を振ったって、
残りの寿命の差を突き付けてくる様で堪らない。

離してはならない。
離したくないと、暴れる心を押さえ付ける様に、
脚も使って小さな彼女の身体を抱え込んだ]
(6) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:44:02

【人】 因幡 フウタ

[​───こんな夢を見る原因かはわからないが、
一因となりそうなものには心あたりがある。

妊娠率の高いうさぎである彼女が全然身籠らないからだ。
腹が大きくならない。
悪阻とやらに苦しんでいる姿も見られない。
夏祭りの夜に身体を重ねてから、
こんなに、何度も彼女と結ばれているのに。

どうしても子供が欲しいとか思っている訳ではないけれど、
子供がいれば彼女が俺から離れるなんて事がなくなると思っている訳でもないけれど、
妊娠し易い筈の彼女が妊娠しないのは、
どうしたって気になってしまう]
(7) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:44:42

【人】 因幡 フウタ

[やがて、
原因が俺にあるのではないかと考える様になる。
クサガメの性成熟は雄は4、5歳くらいから。
適齢期を超え過ぎたのかもしれない……
いや、いやいや。繁殖できなくなる歳ではない。落ち着け。

人間に変化しているから色々勝手も違っているかもしれない。
それも考えなかった訳ではないけれど、でも、とか、
ぐるぐる悶々と考えてしまった。

※ちなみに妊娠にはタイミングがあるとか、
この亀はそこまで知識がなかった。



理恵には聞けないし、仲間の亀もいないし、
相談できる様な相手が居ない。

四六時中悩んでいる訳ではないし、
理恵にはなるべく悟られない様に亀の姿でいる事が増えたけれど、
我慢ができない時や求められた時は、躊躇う事なく彼女を抱いただろう。

理恵を求める時、
余裕のない表情を見せてしまう事は増えた。
欲望を隠したり露わにする顔ではない。
それは切なく、焦がれる色を湛える様な………]
(8) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:47:06

【人】 因幡 フウタ

[そんなこんなで迎えたクリスマス。
クリスマスの文化については、ばあちゃんが理恵に教えたかもしれない。
俺も去年ばあちゃんに聞いて知ったのだけれど。

駄菓子屋としては去年と同様、
菓子の袋詰めを手伝って、町の子供たちに配りに行った。
午前を過ぎれば暇になる。

夕飯は俺と理恵とばあちゃんの三人で少し豪華な食事とクリスマスケーキを囲もうかとばあちゃんは考えている様だが、
理恵はどうしたいとかあっただろうか。

白い雪の様なショートケーキは先日一足先に理恵と食べに行っていたが、
あれは何度食べてもいいなと思った。**]
(9) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:49:23
因幡 フウタは、メモを貼った。
(a0) nikibi 2020/12/25(Fri) 7:50:13

【人】 因幡 フウタ

― 回想。ある夏の日か ―

[「ふうふになろう」と理恵に告げたあの夏の日ののち、
こんいんとどけを書く為に、二人して文字の練習に取り組んだ。
じゅうしょとやらが長くて割と苦戦した体感だったが、
マスターにはそう長くはかからなかったか。
どちらにせよ届を正式に出す前に、理恵を嫁に迎えた気持ちでいた。だから入籍前だったかもしれないけれど、仕事仲間に再び町で会った際、]


 「りえちゃん?は元気?あの同郷の子」


  理恵は俺の妻じゃが。


 「え??あれって冗談だったんだろ?
  お前が言ったんじゃん。
  りえちゃんだって親戚だって……」

  
  そっちが冗談じゃ。
  理恵にもからかわれたんじゃろ。


[ふ、と小さく笑う己に、男は珍しいものを見る目を向ける。
あまりにも堂々と返したおかげか、訝しむ事もなく男はこちらの話を信じた様だ。へぇぇぇぇぇと頷いた男の目がきらきらと輝き出すと、何だか面倒な事になりそうでくるりと踵を返した。
しかし腕を掴んで回り込まれた!にげられない!

そして
どこかで聞いた事がある様な質問攻めが始まった!]
(10) nikibi 2020/12/25(Fri) 19:01:17

【人】 因幡 フウタ

男「Q:食事はどちらが作るのですか?」
亀「A:……ばあちゃんが作ってくれるが。ばあちゃんの家の近くに住んどるんじゃ。でも俺も料理を覚えようと思う。その……理恵には長生きしてほしいしな」
男「長生きって(笑)
理恵ちゃんどこか悪いのか?」
亀「(寿命差の話はわからんよな……)えっと……あいつ小さくて細いじゃろ。だからちょっと心配なだけじゃ」
男「なるほど。
(親族付き合いの話は複雑な事情があったはずだから……)
Q:夜の生活はいかがでしょう?」
亀「A:夜?夜は寝とるが」
男「じゃなくって!すぐヘバるってマジなのかよ!」
亀「……?まぁ、寝つきは良い方かもしれんが……」
男「じゃなくってえ!理恵ちゃんと寝てないのかよ!」
亀「い、一緒に寝とるが……」
男「それを詳しく聞かせろよ。
理恵ちゃんとのセックスを!

亀「せっ……くす?……何じゃっけそれ……」
男「セックスはセックスだよ!
エッチだよ性行為だよスケベだよ交尾だよ!」
亀「!!……な、なんで教えんといかんのじゃ」
男「聞きたいだけだよ興味本位だよ」
亀「き、聞かせん!何を言ってるんじゃバカなのか、理恵が可愛いなんて何でお前に教えんといかんのじゃ……(プチパニック)」
男「へえぇぇ、ほー、へー、ふーん(ニヤニヤニヤ)」
亀「な、なんじゃ……」
男「いいや?仕方ないなー、今度ゆっくりまた聞かせろよ」
亀「だから、教えんと」
(11) nikibi 2020/12/25(Fri) 19:01:31

【人】 因幡 フウタ

[浮いた話を一切してこなかったからか、たった一言で男は満足そうだった。
己は愚かにも、口走った言葉に気付いていなかったけれど]


 「ちなみに膨らんでた腹はマジで子供?
  ……………俺不謹慎な事言ってる?」


[店では膨らんでいた腹の事を思い出した男はその話題を出したが、次に見た時には引っ込んでいた事も思い出した様で、失言をしたかもと流石に青ざめた。
腹とか子供の話を持ち出されてざわ、と小さく胸が渦巻いたが、]


  あれは本当に脂肪じゃ。


[辛気臭くならない苦笑を返すと、男が噴き出す。
この微妙な空気を一緒に笑い話に変えてくれた男に、
心の中でそっと感謝した。**]
(12) nikibi 2020/12/25(Fri) 19:01:46

【独】 因幡 フウタ

/*
そういやふと思ったけど
ばあちゃんって水川姓の可能性あるんよな……
(美音がばあちゃんの孫になったので)
(-1) nikibi 2020/12/25(Fri) 19:50:55
到着:因幡 理恵

【人】 因幡 理恵

[山が鮮やかな紅化粧を落とす頃になると、亭主が亀になることが増えた。比喩ではない。
 桶ごとじゃぶじゃぶと揺すり、]
(13) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:38:08

【人】 うさぎ 理恵

[あるいはへっぴり腰のまま(水苦手)鼻先で甲羅を突いては、]
(14) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:38:57

【人】 因幡 理恵

[「つまらん遊べ」と抗議する。]


 ……あまり亀のままでいると、湯冷めで冬眠するぞ!


[いらいらと足踏みしながらザバァと亀を持ち上げて、「そんな桶水速攻冷えるぞ」「理恵には『どてら』着せるくせに」とぶぅぶぅ文句を垂れつつ、わしわしと甲羅を拭いたこともあっただろう。
 「そんなに亀でいたいなら風呂でなれ」「亀の姿ならあそこでも二人で入れるじゃろ」と文句を言ったこともあるが、恒温動物にとって心地の良い水温に亀(変温動物)を突っ込むと煮えるらしい。ままならない。
 別に亀だろうが人だろうが好きな格好でいれば良いが、亀になるとどうしても水に近づく。
 兎、水、嫌い。]
(15) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:39:35

【人】 因幡 理恵

── 木枯らしが吹く頃 ──


[人間の巣は快適だ。雨でも水が吹き込んでこない。ちょっと漏る時はあるが、土の巣穴に比べりゃ全然。
 あるばいとを転々としては多少の金をおばあちゃんに入れる。大した稼ぎにもなってないはずだが、何しろほとんど使わないのでとりあえず貯めている。少しずつ増えていく数字よりも、通帳の方がよっぽど美味そうで魅力的だ。
 食い物はその辺の雑草でも全然いいのだが、一緒に暮らすうちにフウタが料理をし始めた。人間の食い物美味いし大歓迎。豚汁の豚をひょいひょいよけながら、湯気の立ち上る汁をすするのは、畳をかじるのとはまた違った良さがある。
 あと、ちょいちょい料理酒を盗めるのも最高。
 台所に立つ男の周りをちょろちょろと動き回っては、「まだできんのか」「今日の飯はなんじゃ」「おでんか? それおでんじゃろ?」「からしはいらんぞ」「どれ貸してみろ、味見してやる」「よし酒を足そう」気まぐれに手伝ったりもする。これはお手伝いです。]
(16) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:40:15

【人】 因幡 理恵

[腹が膨れて温かい肌に身を寄せれば、寝つきは夏よりも格段に良い。
 夏はくっついててあつかったのもあるかも。(「お主熱すぎるぞ亀のくせに!」「もっと冷たくならんか!」)
 寄り添ってぷぅぷぅと寝息を立てていれば、その腕が伸ばされてふっと目を覚ました。]


 ……フウタ?
 まだ夜じゃろ?


[夜行性の兎だが、フウタやおばあちゃんと生活するうちに、夜は寝ていることが増えた。緩んだ腕の合間から、寝ぼけ眼のままフウタを見上げたが、焦点が合う前に頭を抱え込まれ、温かい胸に押し付けられた。頭上から「寒い」と簡潔な理由が降ってくる>>6
 押し付けた額は、ちょうど心臓の真上にあった。性能の良い耳が、とく、とく、と鳴る鼓動を拾う。その間隔は、くっついているうちに少しずつゆっくりになっていく。
 大きな体に包まれながらその音を聞いていると、ふとしたいたずら心が湧いた。
 抜け出すことは敵わなくとも、腕ぐらいは動かせる。フウタの寝間着の合わせ目を広げると、胸板に唇を寄せて、ちゅう、と吸い上げた。鮮やかに散る赤は、夏祭りの時はうまくつけられなかった印。体を重ねるたびに上達して、理恵の首周りとお揃いの痣が、フウタの体のあちこちにある。
 痕をぺろりと舐め上げると、舌先を滑らせた。ほんのりと寝汗の味を感じながら、なぜかオスにもある不要な先端を軽く唇で食む。抱え込まれた力が緩んでいれば、挑発するようにフウタを見上げた。]


 ……なら、温まる方法があるぞ。


[「どうする?」と形だけの問いかけをしながら、さらに合わせ目を押し広げた。]
(17) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:41:23

【秘】 因幡 理恵 → 因幡 フウタ

[人間の体とは便利なもので、様々な体制ができる。兎の時は後ろから乗られる形しか知らなかったが、欲望に貪欲にできた体は、どの体位にもあっという間に馴染んだ。
 同じ相手を何度も求めてしまうのは、多夫多妻制の兎からすれば信じがたいことだ。
 何気なく兎仲間に話したらぶっちゃけ引かれた。
 けれど、理恵からしてみれば別に異常なことでもなく、ただ触れたいと思う相手がいつもフウタなだけだ。
 フウタを組み敷いて、そそり立つ彼を受け入れれば、体重の分深く届く。自分の意志で動けるのも、この体制の良いところだ。悦に震える体で、荒い息遣いに時折高い嬌声を交えて、夢中で彼を求めれば、見上げる視線と交錯した。]
(-2) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:42:16

【秘】 因幡 理恵 → 因幡 フウタ

[肌寒くなるにつれて、フウタはこの目をするようになった。
 その視線の意味は読み取れなくても、酷く胸がざわついてしまう。
 
 不調を露にするのは人間の特権だ。
 弱っていると知られたところで、厳しい自然では襲われるだけ。
 治療が受けられないならば、不調はできる限り隠した方がいい。
 その理屈は、理解ではなく兎の本能によって刻まれていた。
 だからなのか、なぜなのか。
 自分でもわからないが、彼の視線の理由を尋ねることもなく──

 けれど、彼の頬に手を添えて、彼の切なげな色をそのまま瞳に映して、見つめあうこと数瞬。
 堪えきれずに唇を寄せ、──間に合わず。
 唇同志が触れるか触れないかのところで限界を迎え、ぎゅっと目を瞑ると、小さく痙攣した。]
(-3) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:42:51

【人】 因幡 理恵

[そんなこんなで迎えたクリスマスは、存外に楽しかった。
 飯が上手くて。
 午前の配達の間は別行動をして、夜からはちょっと贅沢な食事を
 輪っかの形に彩られたリースサラダから、星型ハムをひょいひょいどけて、口いっぱいに新鮮な葉っぱをもっしゃもっしゃ頬張り、「それはなんじゃ?」「鳥か。いやいい、いらん」「その分ケーキ食う」なぜか真っ赤な鼻と角を生やしたフウタからサラダを奪い、その代わりにローストチキンとハムを押し付けてみたり。甘くてふわふわの生クリームでひげを作っていたら、おばあちゃんから「三太さんみたい」と言われたので、「三太て誰じゃ理恵は理恵じゃ」と返す。
 あとすぱーくりんぐわいんもなかなか美味い。]
(18) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:43:57

【人】 因幡 理恵

[気分よく夜更かしして油断していたら、フウタが布団を取り出そうとしたので慌てて押しやった。
 押し入れに隠した包みは、まあ別にその時渡しても良かったんだけど。タイミングを見失なったまま、布団を敷く係を引き受けること数日か。背伸びをしては布団を取り出し、フウタが近づこうとするたびに足をダンダン鳴らして追い払った。]**
(19) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 20:44:14

【独】 因幡 理恵

/*
話変わるがにきびさんのプロフィール画像亀になっとるぷうぷうーーーーー!!!!!
(-4) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 22:40:25
因幡 理恵は、メモを貼った。
(a1) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 22:45:12

【独】 因幡 理恵

/*
ギャグ力上がってて笑う
負けるわけにいかねぇ(スタンダップ
(-5) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 22:46:00

【独】 因幡 理恵

/*
夏のモブのネタのオチに寿命差に気づくってやろうとしてたが
これ気づくの早すぎるとその後の冬の呑気っぷりが不自然にならんかなぁと少し悩み中〜
ジワジワ時間かけて気付いていくか
(-6) kumiwacake 2020/12/25(Fri) 22:48:15

【独】 因幡 フウタ

/*
構えって言われるかなと思ったけど本当に言われてでへへへ
うさぎの姿で遊んでくれるかなとも考えてたけど引き上げられてわらうwかわいいw
「まだ夜じゃろ?」かわいい……
ちょっと心配してくれてる?というかなんか上手く言えないけどなんかたまんねぇなァ
ちくび咥えんのもやばい
(-7) nikibi 2020/12/26(Sat) 4:28:24

【独】 因幡 フウタ

/*
セリフが無ェがじじさんぽいはよくわからんが()
ネタ力成長もよくわからん()
(-8) nikibi 2020/12/26(Sat) 4:43:05

【独】 因幡 フウタ

/*
亭主って言い方もな
亭主って はわわ
(-9) nikibi 2020/12/26(Sat) 4:48:04
到着:(ここはどこ?) とき

【独】 (ここはどこ?) とき

/*
まだこの世にいない(いるかもしれない?)ので肩書で彷徨っているとき
(-10) usagitokame 2020/12/26(Sat) 4:53:07

【人】 因幡 フウタ

[桶の中で湯浴みの様な水遊びの様な時間の潰し方をしていたら、桶を揺すられたり>>13、常時ひくひくさせた鼻で突かれたり>>14する]


  ……そうかもな。


[彼女が構えと言うなら>>15、基本的には応じようと思うのだけれど。
どうしても気が乗らない時とか、
俺が人の姿になるのがのろのろと遅い時、
理恵に引っ張り上げられたり拭かれたりした。
世話を焼かれている様でむずむずもしたけれど、
何だか心地良い気がしたのは内緒だ。

甘える様に亀の姿のまま理恵の膝に乗っかって、
頭上から影を落とす柔らかい膨らみを暴きたくなったが、
亀の姿では手が届かなくて、首を伸ばしても足りなかった。

そうして結局人の姿になる事は少なくなかっただろう。
灰色の心の中を見透かされる前に、
彼女を快楽の海に引っ張り込んで、一緒に泳ぐ事にした]
(20) nikibi 2020/12/26(Sat) 6:09:27

【人】 因幡 フウタ

[ばあちゃんの住んでいる方の家にある風呂は己には手狭だが、人の姿で入ると温まるしさっぱりするしすごく気持ちが良い。
家を持つまでは知らなかった事の一つだ。
理恵の言う通り二人で入るには無茶と言うか、
無理して入る意味は見出せない。

けれど人間の世の中には"せんとう"とか"おんせん"というものもあるらしい。
このへんには無い様なのが残念だが、少し興味は湧いた。**]
(21) nikibi 2020/12/26(Sat) 6:09:32

【独】 因幡 フウタ

/*
通帳の方が美味そうも好きです
ぐぅ
(-11) nikibi 2020/12/26(Sat) 6:13:26

【独】 因幡 理恵

/*
ときちゃん🥰
(-12) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 6:47:33

【独】 因幡 理恵

/*
ニュウッて首伸びてくるとこ想像したら可愛いな……
(-13) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 6:49:25

【人】 因幡 理恵

──閑話休題・まだ夏毛のころ──

[街歩いてたら都合よく例のモブ>>11に声かけられました。「りえちゃんフウタから聞いたよ結婚おめでとうーあんまりからかうなよなー」のろのろ亀と違って逃げようと思えば速攻逃げられたけど、まあ普通に立ち話になった。]

人「あいつ、りえちゃんのために料理習うって?」
兎「へぇ、そんなこと言ってたのか? それは楽しみじゃの、まあ別に理恵はその辺の草でもかまわんが、前みたいに」
人「あっ(察し)そっか……りえちゃん、実家ではそんな辛い時もあったんだな……」
兎「別に普通じゃが……夏はたくさん草があっていいな。冬は雪の下の草を探すのが大変でな。つってもあの頃はまだ子供だったからあんまり覚えとらんが」
人「もういい……もういいんだ無理に思い出さなくて……良かったなまともな旦那に恵まれて……あいつは不愛想でちょっとずれてるが悪いやつじゃない、今までの分も幸せにしてくれるよ……」
兎「???」
[なぜか涙ぐんだモブに首を傾げると、空気を変えようとしたのか、モブが話題を移した。]
(22) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:13:37

【人】 因幡 理恵

人「そういえばさ! あの時腹膨れてたのは子供じゃなくて脂肪だって? 幸せ太りってやつか〜? いいねいいね熱いね〜!」
兎「んーまぁ脂肪と言えば脂肪もあるだろうが……もっと固いぞ。石みたいに」

[その一言でモブが蒼白になった。
 石みたいに固い、脹らみ。
 それ、しこりじゃね?
 モブは視線を泳がせ、重苦しく「そうか」とかなんとかもごもごした。
 フウタは「あれは本当に脂肪じゃ」とか言ってたが>>12、ひょっとしたらあまり知られたくなかったのかもしれない。しかし取れたということは予後は良かったのだろう、そう無理に納得して、話を切り上げようとした。]

人「何はともあれ祝福するよおめでとう君と君の好きな人が百年続きますように……」
兎「百年は死ぬじゃろ(わっはっは)」
人「そりゃあそうだ!(わっはっは)」
兎「もって二、三年ってとこかの? 理恵の家族もそんなもんで死んだし……おぉ!?」

[ダバァと目から滝を流し始めたモブに若干引いて、兎は数歩後ずさる。]
(23) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:15:07

【人】 因幡 理恵

「う゛う゛う゛う゛〜〜〜〜〜ッ!
 なんて……なんて過酷な人生なんだ……こんなことがあっていいのかよ、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、やっと幸せになれたっていうのによ……!
 はぁっ!? さてはそのために料理を……!? 余命幾ばくもない嫁さんの体を想って……!?」


 な、なんじゃ突然……


[ひと際大きな声を上げたモブに、目を丸くして更に後ずさる。がしっと腕を掴まれそうになるのを俊敏に避けながら、腰を落として逃走準備を整えた。
モブはお構いなしで、空振りした腕を目玉に押し当て、ずびずびと鼻水を啜っている。]

「分かった! 俺にできることがあったら何でも言ってくれ! 金なら心配するな、あいつを仕事には困らせねえよ……だからりえちゃんも安心して、治療に専念するんだぞ!」

[モブが仲間になった!
 理恵は困惑した!
「お、おぉ……なんの話じゃ?」「いや無理に言わなくていい、分かってる、分かってるから……」モブはうんうんと頷くと、「じゃ、早速俺は実入りの良い仕事探してくるかな! じゃあなりえちゃん、二人の時間を大事にしろよ!」苦しそうに笑い、颯爽と去っていった、意味が分からない。
 ぬるい風が吹き抜けた。あとにはぽつんと取り残された兎が一羽。]
(24) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:15:30

【人】 因幡 理恵

[結局何言ってるのか最後まで分からなかった。たしか治療がナントカ……

 別に病気なんぞ何一つ患っていないが、兎として生まれた以上、数年の命。自分にとっては長くも短くもない、そういうものだ。
 けれど、とフウタを思う。当たり前のように受け入れていた、八歳という年齢。その年まで兎が生きていられるだろうか。あるいはそれ以降も。
 亀は何年生きるのだろう。自分が居なくなった後も、フウタが生きているとしたら、どれほどの時間を片割れだけで過ごさねばならないのだろうか。]


 そしたらあいつ……どうなるんじゃ?


[浮かんだ疑問に、答えは見出せぬまま。]
(25) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:16:56

【人】 因幡 理恵

[……入道雲が姿を消し、薄い綿のような雲が散らばる季節になるにつれて、妙な夢を見るようになった。

 遠くをフウタが歩いている。自分はまだ乳を吸うのがやっとで、満足に歩くこともできない。けれど自分はみるみる成長して、フウタの歩みものろいから、追いかけ始めればあっという間に距離を縮めた。
 フウタ、と手を取って並ぶ。他愛ないおしゃべりに夢中になっていれば、つないでいた手が離れた事にも気づかなかった。
 強風に煽られるように、足がぐんぐんと前に進む。フウタの声が遠くなっても、戻れない。歩みは流れに押されてますます加速し、一か所にとどまることも叶わない。振り返ってフウタとの距離を確かめることも。
 行かないでくれ、という悲痛な願いは、性能の良い耳でやっと聞こえるかどうか。いつのまにか、かなり離れていた。
 首が勝手に動き、ようやっと振り返る。かすむほど遠くなったフウタに、眉を下げた。]


 すまんの、フウタ。
 こればっかりは、理恵にはどうしようも無いのじゃ。


[伸ばされた腕>>5にふっと意識が戻る。
 夢はあっという間に霧散して、記憶をたどっても思い出せない。
 目覚める間際、フウタに寄り添う小さな影を見た気がする。しかしそれも定かではない。
 頼りない記憶をたどるのは早々に諦めて、今目の前にある鼓動>>17に集中した。]
(26) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:18:50

【秘】 因幡 理恵 → 因幡 フウタ

[夢は記憶には刻まれなかったが、無意識にある考えを植え付けた。
 自分と彼の間に流れる時間が、大きく異なっていようとも。
 確かに彼と生きた証を遺せたならば、孤独を祓う光になってくれるのではないか。

 熱い子種を受けた後も、フウタの熱が零れてしまわぬように。彼を飲み込んだままで、長いことくっついていた。]**
(-14) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:19:53

【秘】 因幡 理恵 → (ここはどこ?) とき



だから、早くこっちに来んか?
理恵たちは、まだ名前もないお主を、
待ち望んでおるぞ。


 
(-15) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:22:51

【独】 因幡 理恵

/*
転げ落ちる様なシリアス展開に首を傾げている
(-16) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:27:05
因幡 理恵は、メモを貼った。
(a2) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:29:58

【独】 因幡 理恵

/*
よしプレゼント購入軸書こうーって思ってたけど、ちと頭がだれてきたから散歩行ったほうがいい。
(-17) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 14:43:07

【人】 因幡 フウタ

― 冬へ ―

[まぁ特に心配していなかったけれど、
理恵は家での暮らしに素早く順応した。
(あるばいとを転々としている様なのは、いいのか悪いのか。
変な奴に付きまとわれる危険性は減るのかもしれないが、
変な奴に遭う確率は上がるのではないか、とか、悶々する。
でも焦らずゆっくり合う仕事を探せばいいんじゃないか、と今は思っている。)

料理はばあちゃんに教わって、
力になるものと栄養があるものを、と覚えて作っているが、]


  理恵、やっぱり肉は嫌か?


[よけられるのが不満という訳ではないけれど。
人の身の間は食べた方が元気が出るんじゃないか、とは自論だから押し付けもしないけど。
どうしても食べそうになければ、「魚は?」と聞いてみたり、豆などで代用するなど工夫をしてみたりするだろう。

はたから見たら手伝いにはなってない手伝い>>16にも、
「はいはい」と軽くあしらったりしつつ、鬱陶しくは思わなかったし、悪い気もしなかった。

「やめろ!!」と声を荒げるのは、酒を足そうとする時くらい。
いや隠し味になる時もあるとは聞いたけれど、
己はあまり酒に強くない事がわかったし、
こいつは加減を知らないだろうと推測できるものだから……]
(27) nikibi 2020/12/26(Sat) 18:31:53

【人】 因幡 フウタ

[夏にくっついて寝ていたのは正直合理的とは言えなかった。
しかし、「いやお前の方があついぞ」とか言いながらも、 離れて寝ようとする事はなかった。
汗を浮かばせながら抱き合うのもそんなに悪いものでもなかった。
でも冬の方が断然心地が良い。
理恵からの文句が無くなり、寝つきが良くなった事からも、
同じ気持ちなのだと簡単に窺えた]


  ………


[ある日、
夢から駆け出た俺は、理恵も起こしてしまったらしい。>>17
詫びるのも忘れて言い訳で取り繕って抱き込んだら、
このまま二人、もう一度眠りに落ちられると思った。
いつもより早い心臓の音を聴かせてしまっているなんて気付かないまま、ぎゅうと目を瞑っていたら、胸の中で理恵がごそごそし出す。 何だ、と確かめるより前に開かれた胸元から僅かに熱が逃げる]


  ん、


[かと思えば、寄せられた理恵の唇に引っ張り上げられる様に、もう一度体温が上がる。
可愛らしく唇で肌を濡らすだけだった夏から、
随分いやらしくなったもんだ。
お陰様で外に仕事に行った際、仲間がいるところでうかつに着替えられない。一人の時ですら、鏡を見てしまっては何やら思い出してムラムラするから困る。
人の世で生きるなら後先考えないとな、と思うのだけれど、思うのはその時だけだったりする]
(28) nikibi 2020/12/26(Sat) 18:33:09

【人】 因幡 フウタ



  っ、……


[痕は良い。
自分も、ばあちゃんにたしなめられるくらい理恵に沢山つけてるし。
でも胸の先に口付けられれば、わかり易く動揺する。思わず腕から力が抜ける。

理恵はそこを触られると具合が好さそうだったから、そんな好いもんなのかと、自分でも自分の乳首を触ってみた事がある。内緒だけど。
その時全然何も感じなかったものだから、
オスはそういうもんなんだと思ったのに。

理恵に触られると、感じてしまう自分がいる。
それが普通なのかどうかは、
やっぱり相談できる相手がいないからわからない。

ただ、何だか妙に気恥ずかしい。
声はなんとか抑えられたが挙動不審になるし、くっついてるもんだから反応した下半身は理恵にそれをありありと伝えてしまう。

彼女はそれを知ってか知らずか。
挑発的な誘いを、白い肌に溶ける淡色の唇で紡いだ。
その色に、甘い声に惚けていたら、
彼女によってまた着衣が乱される。
普通に脱がす方が好きだが、……なんだろう、
悪くないと思えてしまう。
彼女が俺にする事全てに揺さぶられる様だ。
返事の代わりの吐息が、
あたたまった空気の中で一層甘く部屋に溶けた。**]
(29) nikibi 2020/12/26(Sat) 18:33:37
因幡 フウタは、メモを貼った。
(a3) nikibi 2020/12/26(Sat) 18:35:18

【独】 因幡 フウタ

/*
50分休憩ではなんも書けなかったな(今は10分休憩)
りえろる読んでたら泣けてしまったのもあるけど
もー、休憩室でなみだツーーってしてしまった
今からフウタも中の人も理恵がいなくなる事考えてしんどい
フウタもあと2、3年って思ってるけど、家で暮らすうさぎは10年以上生きたりするらしいし、思ったより長く幸せが続くといーなーとか今からハッピーエンドを夢見ている
(-18) nikibi 2020/12/26(Sat) 20:15:03

【独】 因幡 フウタ

/*
石みたいに、って見て>>23理恵なんか病気あんのか??!!と真面目にびくってしたんやが、これ中身俺やな()
(-19) nikibi 2020/12/26(Sat) 20:17:08

【独】 因幡 フウタ

/*
つかなんでちくびで感じてしまう設定が生えてしまったんじゃろな…………
(-20) nikibi 2020/12/26(Sat) 20:17:47

【独】 因幡 フウタ

/*
ショートケーキデートより前はふゆげじゃない
そう言えばそうじゃんという
これ間違えそうになった、明記しなくてよかったあぶねー
(-21) nikibi 2020/12/26(Sat) 20:19:33

【独】 因幡 理恵

/*
嫌いな食べもの押し付けるのはマナー違反ですが
叱らないのにきびさんて感じする🥰
そいや初対面の村でも「これ叱られそーだな」って思ってた素行を「人は人だからな」って感じで承認されてびっくりしたなぁ
(-22) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 21:48:12

【独】 因幡 理恵

/*
そして「そして夜が明けた!」的な朝チュンのノリで書いた秘話にちゃんと返事が返ってきてびびった19時のスーパー
こんなことならもっと乳首触っとくんだったあああああああああ
(-23) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 21:52:03

【独】 因幡 理恵

/*
>>29
理恵の反応から興味湧いて自分で触ってるのかわええ……
内緒にするのもいいと思います👍
(-24) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 21:53:56

【独】 因幡 理恵

/*
「もっと乳首触っときゃよかった」をどうやって八文字に抑えるかで頭を悩ましている
(-25) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 21:56:44

【独】 因幡 理恵

/*
>>29
立ち絵4つしかないのに
にきびさんの漫画食い入るように見てたせいで表情豊かに脳内再生されてしまううう(ありがとうございます
3p目真ん中の段左のコマ「そんなところ迄……」の顔で再現されてます
(-26) kumiwacake 2020/12/26(Sat) 22:06:35

【独】 因幡 フウタ

/*
じじさんじゃねーけど読み返して進まねぇっていうか
>>26と秘話が泣けて泣けて駄目だ、ほんと………

あと鳩で書いたところ箱で確認したらやっぱ改行がひどいw
(-27) nikibi 2020/12/27(Sun) 1:25:17

【秘】 因幡 フウタ → 因幡 理恵

[組み敷かれると言われればそうなんだが、
己の認識では「理恵が乗っかってる。」
可愛らしい重みに対して、火を灯した様な瞳や既に柔らかくなっている身体は、もう情事のことしか考えさせてくれないけれど。

理恵が次の行動に移る前に、右手を彼女の首元へ伸ばした。
ぷつぷつぷつっと、
軽く引っ掛ける様にしてパジャマのボタンを上から外していく。
夏は両手を使わなければボタンを外せなかった事を思えば、随分鮮やかな手つきになったもんだ。
それだけ回数を重ねたという事か。

何度抱いても、飽きる事がない。
抱けば抱くほど足りないと感じる事すらある。

体格差はあれど己は力も体力もあるから、色んな体位を試した。
どれが好きとか選べないくらい、どれもそれぞれに好い。

ボタンが下ふたつだけになったパジャマをがばっと開く。
肩を丸出しにしてしまえば、露出部分は俺より多くなる。
背を抱いてこちらの胸に彼女の胸を乗せる。
服を着てくっつくよりもずっとあたたかくて心地良い。
ふにゅんと直に触れる柔らかさと、己の胸に沿ってその形を変えている光景に煽られて、下半身はちょっと熱過ぎるくらいだけれど。

彼女に深々と迎えられた熱は、彼女の中で泳ぎ、
彼女の好きなところと、まだ知らない彼女を探して暴れる。
他に誰も聴く事のない彼女の艶めかしい高い声を、「もっと」と強請って、こちらからも腰を浮かせて打ち付けた]
(-28) nikibi 2020/12/27(Sun) 3:25:09

【秘】 因幡 フウタ → 因幡 理恵

[── いつだって、おわりまであっと言う間に思える。

実際はそれなりに時間をかける事もあるけれど、
果てまで来た時、
大抵、「もう終わってしまうのか」と感じている気がする。

自らの表情を気に掛ける暇はなかった。
彼女の柔らかい手が俺の頬に触れ、
不思議な色の瞳でこちらを見つめていても、
その色にただ見惚れるだけ。

唇が触れるかと思ったけれど、赤い瞳がぱちんと睫毛に閉ざされてしまった。震える腰を抱いて、その可愛い振動を肌で感じた]


  ハ……、 かわい……


[震える彼女に、こちらから口付けた。
きれいに唇同士が重なり合わなくて口端を濡らすが気にしない。
数秒遅れて、彼女のなかの己も震え出す。
別に溜まってなかった筈なのに、思ったより長く、多く吐き出されている気がする。溢れそうな気すらしたが、あまり物事を考えられないし気を遣う余裕もない。
寧ろ全部彼女に渡そうとするかのごとく、腰を強く引き寄せる。

本能と願いで、彼女に白色を塗りたくった]
(-29) nikibi 2020/12/27(Sun) 3:25:13

【秘】 因幡 フウタ → 因幡 理恵

[子種を注ぎ終わっても、彼女は離れようとしなかった。

俺も……離したくなかった。

彼女を身体の上に抱き締めたまま、目を閉じた。
このまま眠ろうとしたのを、理恵は咎めただろうか。
もしそうなら、「その内勝手に抜けるじゃろ」とか言いながら、こちらからは一切動かなかっただろう。

朝布団を汚してしまっていても、後悔はなかった]
(-30) nikibi 2020/12/27(Sun) 3:25:16

【独】 因幡 フウタ

/*
じじさん女子ならプロローグからでもいきなりクライマックスにセックスできるんや!
とか思ったけど、これは元村でえっちしてたからな気もする
塗ってしまうところだった
(-31) nikibi 2020/12/27(Sun) 3:29:18

【独】 因幡 フウタ

/*
繋がったまま寝るのは割と昔から好きシチュ
フウタなんとか頑張って朝までつながってらんないかなーむりかなーむりよなー起きてもつながってるとか夢あるんだけど夢だよなぁ
(-32) nikibi 2020/12/27(Sun) 3:31:48

【人】 因幡 フウタ

― クリスマスの日 ―

[午後を適当に町ぶらりしたり子供達の相手をしたり家の片付けをしていたら、あっという間に日が落ちて夜になった。
なるほど師走とは言い得て妙だ。

初めて人間の家で過ごすクリスマスは、祭りとは違った楽しさがあった。玄関には仕事先でもらったツリーを飾った。
あれは抱えて持って帰る時に目立ったからちょっと恥ずかしかったけれど、クリスマスらしい、とばあちゃんも喜んでくれたから報われた。
理恵も主に料理に満足してくれたみたい>>18で良かった。
ケーキやチキンは流石に買って来たものだが、ちょっと凝った数種のサラダは己の手製だった。
クリスマスにはプレゼントをあげるものらしい。
ばあちゃんが教えてくれた。
俺が考えたプレゼントが、この料理だった。
わざわざ「これがプレゼントじゃ」とは出さなかったし、
照れくさかったのでばあちゃんにも口止めしておいたけれど。
(ゆかいな鼻と角はきっとその代償である)

美味しそうに頬張ってくれる理恵のその笑顔だけで
俺は満たされたんだ。

「おう、ケーキもどんどん食え」とホールケーキのほぼ半分を理恵の皿に盛ったらばあちゃんが笑っていた。
「三太って誰じゃ茶飲み友達か?」と俺も聞いたけれど、
プレゼントの話になりそうと思ったばあちゃんはうふふと笑うだけでかわした。
理恵がワインを飲み過ぎない様に、ばあちゃんが巧みに「わたしにもちょうだい」と理恵に酌をさせたりしていた]
(30) nikibi 2020/12/27(Sun) 4:05:07

【人】 因幡 フウタ



  ん、ん、 なんじゃ
  布団敷いてくれるのか?


[すっかり夜更かししたのちに帰った二人の棲み処でか。
布団を出そうとしたら理恵に押された。>>19
ただの気まぐれかと思ってその場を任せたが、
理恵は次の日も布団を敷いてくれた。
なんじゃなんじゃ長い気まぐれじゃなとも思ったが、足ダンされて押し入れから遠ざけられれば、「怪しい」と訝しんだ。
それでも無理に暴こうとするともっと怒るだろうから、
話してくれるまで待とう、とのんびり構える事にした]
(31) nikibi 2020/12/27(Sun) 4:05:11

【独】 因幡 理恵

/*
……………………(顔を覆う
(-33) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 4:39:07

【独】 因幡 理恵

/*
さっきまで右の顔してたのにィィィイ
(-34) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 4:41:08

【人】 因幡 フウタ

― クリスマスの3,4日後くらい ―

[ばあちゃんに頼まれた買い出しで町の商店街に来ていた。
ちょっとした人だかりが目についてふらふら近寄ったら、
どうやら福引をやっているらしい。
一等はなんと温泉旅行券!
こんな小さな商店街の福引でそんないいものが当たるんじゃな、と口にしたら、係の人がこそっと教えてくれた。どうやら有効期限が年明けまでらしい。なるほど。

ばあちゃんに頼まれたものと自分の買ったものを足したら、福引一回分になっていたから、ぜひぜひ、と係の人にすすめられた。
どうやらクリスマスまでに一等が出ていてほしかったのにまだ誰も引き当ててくれてない、という状況らしく、係の人は目が必死だった。大変じゃな、とちょっと同情した。

参加賞のティッシュ。
ばあちゃんが喜ぶかもなと、
がらがら、木製の抽選機を回した]
(32) nikibi 2020/12/27(Sun) 4:50:55

【人】 因幡 フウタ



  ただいま。


[荷物を抱えてばあちゃんの家に戻り、
出迎えてくれたばあちゃんに一枚の封筒を差し出した]


  これ。温泉の旅行券なんじゃと。
  ばあちゃん、よかったら友達とかと行ったらどうじゃ?


[ばあちゃんは封筒を開いて、あらあら!と目を輝かせた。
商店街の福引で当てた事を説明する。
有効期限の事を話しても、ばあちゃんの目はきらきらとしたままで、いや、寧ろにこーっとこちらを見つめている。なんじゃ、と居心地の悪い顔をしてしまえば、穏やかな声がふふと笑う]


 「このお宿、竜宮城って名前よ。
  引き当てるなんてさすがフウタちゃんね。

  亀のフウタちゃんが、お嫁さんの理恵ちゃんを
  連れて行ってあげたらどうかしら」


  りゅうぐうじょう………


[読めなかった漢字だが、行先は竜宮城らしい。
そこは昔話で亀が案内した、極楽の宮殿だとか]
(33) nikibi 2020/12/27(Sun) 4:51:03

【人】 因幡 フウタ

[いやばあちゃんの買い出しで当てたし、と遠慮しても、
でもフウタちゃんも買い物しなければ福引一回分にならなかったのでしょう?とか、貴方たちお式もしてないし新婚旅行という事にして行ってらっしゃいな、とか、優しく説得してくれる]


  ……ばあちゃんはいつだって優しいな……


 「フウタちゃんと理恵ちゃんが、
  わたしに優しくしてくれるからよ」


  ……ありがとう、ばあちゃん。


[返された旅行券を受け取ると、
ばあちゃんはにっこりと頷いた。
急いで残りの大掃除を片付けて、大晦日に泊まりに行ってはどうかと提案される。
二人だけで静かに年越しも素敵なのではないか、と。
ばあちゃんはばあちゃんで町内会で集まって年越しをするらしい。
己はほぼ賛成だったが]
(34) nikibi 2020/12/27(Sun) 4:51:29

【人】 因幡 フウタ

[さて、理恵はどこから話を聞いていたか]


  理恵。
  しんこんりょこう に行こう。

  えーと……
  ふうふになった祝いに、
  美味いもの食べて、大きな風呂に入って、
  一緒に寝て、
  思い出を作る……というものらしい。


[聞いていなければ経緯と、新婚旅行の説明も交えつつ、
自分も行きたいと思っている意思を伝えて誘ってみた。
OKならさっさと予約、大掃除、荷造りと準備に移ったのは、
亀らしからぬ素早さだっただろう。**]
(35) nikibi 2020/12/27(Sun) 4:51:33

【独】 因幡 理恵

/*
めちゃくちゃしっかりひろげてきた……ウゥ
ありがとうありがとう(むせび泣く)
(-35) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 5:01:24

【独】 因幡 理恵

/*
商品券期限年明けまでなの笑う🐇🤣
(-36) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 5:01:44
村の設定が変更されました。

【独】 (ここはどこ?) とき

/*
ふーたー
りえー

とか呼びそうなとき
(-37) usagitokame 2020/12/27(Sun) 13:21:48

【独】 因幡 フウタ

/*
じじさんPCが贈り物?くれるイメージあんまりなかったから理恵の押し入れ何だろうなってそわそわ
俺も贈りたいとか考えてるけど被ったらどうしようかね、まぁ被ったらそれはそれで楽しいかもしれんか
夢見た日の夜は繋がったまま寝るって考えてたところに理恵もしばらく挿入続行くっついてたってロルきてひええシンクロってなったから(?)被る可能性は無くはなさそう
(-38) nikibi 2020/12/27(Sun) 18:02:28

【人】 因幡 理恵

[肉食を強制されたわけでもないが、問いかけられれば>>27、「んー」まじまじと摘まんだ肉を見て、ぱくっと口に入れた。
 もぐもぐ時間をかけて咀嚼して、こくっと飲み込んだ。]


 味はするし、からしと違って嫌いでもない。
 じゃが、肉は食い物に見えん。


[魚も同じで、豆や豆腐は平気。納豆は別あれ腐ってるじゃろ。
 感覚的なものなので、それ自体が形を無くしていれば気にせずばくばく食べたりする。豚汁の汁もそうだし、豆腐と野菜のつみれに多少の鶏肉が混ざっていても平気。
 夫が甘いのをいいことに、わがまま放題言っては、遠慮なく吸収していった。
 酒は許してもらえなかったけど。
 「なんでじゃ美味いぞ」「力も出る」ぶぅぶぅ文句を言っては強行しようとするも、叶わないと知ると「……分かった。じゃあ片付けてくる」こそっと酒を抱えて盗み飲みを試みたり。]
(36) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 19:00:19

【人】 因幡 理恵

[周囲の理解と協力により、押入れの要塞は数日の長きにわたって持ちこたえていた。
守っちゃ駄目なんだけど。
 すっかり渡すタイミングを見失ったクリスマス仕様のラッピングを、どうしようかなーと時折眺めたりしつつ、アルバイトの無い日は年末の大掃除に勤しんでいた。

 フウタが買い物に行った日も、ちょうど仕事が無かった。
 飽きっぽいほうだが、掃除は案外楽しい。特に雑巾ダッシュ。
 三角巾の下で耳をぴこぴこさせつつ、若干イっちゃった目でズダダダダダッとひたすら廊下を往復していると、「ただいま」耳がフウタの声を拾った。「フウタ!?」]


 お帰りなのじゃフウタどうじゃしっかりおつかいに励んだか理恵はすごく床をきれいにしとったぞキレイと言えば頼んどった「亀齢(日本酒)」はあったかあれはすごいらしいぞ口に含むととろっとした口当たりから続くふるうつの香りが鼻を抜けて後口はしっかり酸とピリ辛の余韻があるらしくてな辛口なんじゃが飲み口はとても軽いんじゃとどうじゃ美味そうだと思わ


[ハイになりながらズダダダダッと駆け付けると、ちょうど「連れて行ってあげたらどうかしら」のあたり>>33だった。]


 りゅうぐうじょう……


[ぴたっと足が止まる。
 何やらその後もおばあちゃんがありがたいこと>>34を言ってた気がするが、懸念に気を取られてまともに頭に入ってこない。
 フウタが振り向くと、じりじり後ずさりして「理恵りゅうぐうじょう知ってる」「ご先祖様から引き継ぎしてる」「そこ海の中じゃろ」「海は嫌じゃ」「息ができん」「みずぎは寒いし」「うらしまは気合で乗り切ったんじゃろが」「理恵は無理いや無理とまでは言わんが」「全然怖くないけど」「ほんと余裕じゃが」矢継ぎ早に言い訳を並べたが、フウタの説明>>35を受ければ「……つまり陸にあるのか?」「大きな風呂ってぷうるみたいに深くないか、足はつくか?」「本当に海じゃないんじゃな?」「風呂はフウタとも入れるのか?」おばあちゃんの前とか気にせずに混浴可か確認して、「なら行く」コクコクと頷いた。]
(37) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 19:02:43

【人】 因幡 理恵

[その後。
 荷造りをしながら、ふと尋ねた。「りゅうぐうじょうは寒いのか?」
 フウタかおばあちゃんから肯定の言葉が返ってくれば、ぱっと顔を明るくして、「待ってろ!」ズダダダダダッと押入れに走った。
 めちゃくちゃに尻尾を振り回しながら、渡しそびれていたのがありありと伺えるプレゼントをフウタの胸にぐいぐいと押し付けて、「これも! これも持ってけ!」「あったかいらしいぞ」「実は見越してた」

 プレゼントは、深い緑色のマフラー。カシミヤ製のそれはだいぶんいい値段だったが、そこは駄菓子屋の福利厚生パワー、フリーターの理恵でも支払えた。
 ……値段以前の問題として、プレゼントを選んだ経験のない理恵がマフラーにたどり着くまでに、多くの人間の
徒労
協力があったのだが、それはまた別の話。]**
(38) kumiwacake 2020/12/27(Sun) 19:05:30

【独】 因幡 フウタ

/*
まふりゃーーーー!!!
うれしい、しかも良い色と良い質とか
ばあちゃんからかめうさにマフラープレゼント案があった、あぶなかった笑
(-39) nikibi 2020/12/27(Sun) 19:13:10

【独】 因幡 フウタ

/*
雑巾がけかわいい
御先祖から引き継ぎはわらうw
(-40) nikibi 2020/12/27(Sun) 19:14:56

【人】 因幡 フウタ

[理恵は肉を嫌っていたのではなく、
単に食べ物として認識し難かっただけの様だ。>>36
確かに肉の溶け込んだ汁は啜っとったな、とか、
俺も畳は食おうと思わんしな、ちょっとわかるかもしれん、
とか小さく頷いた。
だからハムをどけられたりしても>>18、文句は言わなかった。
それは飾りの意味も大きいものだし。
美味しそうに野菜を頬張ってくれる理恵のその笑顔だけで略

酒には口を出したけど。
けどそれだって追い掛けて「本当に片付けたか?」と確認する様な真似はしなかった。
他人が聞いたら甘いとか言われそうだが、
俺は別に普通の事をしているだけだと思っている]
(39) nikibi 2020/12/28(Mon) 3:20:41

【人】 因幡 フウタ

[そして福を引き当てて来た日。
家の扉を開けたところから、遠くにどたばたする音>>37が聞こえていたけれど。
きれいに理恵の事をスルーしてしまったが、
急にりゅうぐうじょうの話を持ち出しても理恵は怒らなかった。
というか怯えさえ見えた。
それから虚勢を張りながら、お得意のとんちきを披露する。
ひとつひとつに突っ込むのはもう諦めた]


  そうか。 よかった。


[「竜宮城は陸にあるぞ、たぶん」「風呂はどうじゃろ、深いかもしれんが浅いところもあるじゃろう」「海ん中ではないぞ」とそこまで真顔で、けれど理恵を安心させようと宥める様な声色だったが。
一緒に風呂に入れるかと問われると、「ええと……あ、あぁ」と、ちょっと気まずい顔になった。宿の構造を知っている訳ではないから確証がないというのもあるが、ばあちゃんの前だぞお前、という照れが強い。
けれど良い返事が返ってくれば、ほっとして笑みを零した]
(40) nikibi 2020/12/28(Mon) 3:20:45

【人】 因幡 フウタ



 「今は沖縄以外はどこも寒いかしらね。」


[とは、理恵の問い>>38へのばあちゃんの返答だった。
聞くなり笑顔になった理恵はどこかへ駆けてゆく。
うさぎらしい突飛な動きにばあちゃんがくすっと笑った。
ばあちゃんに買って来た物の確認を頼んでいる間に、足音が戻って来た]


  なんじゃなんじゃ


[尻尾が見えずとも超ご機嫌といった風の理恵が、ぼすっと何かを押し付けて来た。ばあちゃんが「あら、プレゼント?」と控えめに覗き込んで来て、確かにそんな包みじゃな、と思った。
よくよく見てみれば色やデザインがクリスマスの包装か]


  …………開けて良いのか?


[数秒固まってしまったのは、
喜びからと言っていいだろう。
だってこんなの、理恵から贈られると思わないじゃないか。
嬉しさが何倍にも勝っていたものだから、
渡しそびれていたなんて察せない。

ここで開けたら駄目だと言われたって開封して、
飛び込んできた渋くも美しい色に僅かに目を見開く]
(41) nikibi 2020/12/28(Mon) 3:21:25

【人】 因幡 フウタ

[あぁ、綺麗な色だ。
理恵の好みとは思えない。
こんなの、俺に似合う色をと探してくれたんだと自惚れてしまいたくなる。
手に触れると指先からとろける様な滑らかさで、
持ち上げると浮いてしまいそうな軽さだった。
なのに首に巻くとしっかり、優しく温めてくれる]


  理恵……こんな良い物……


[人間の身に纏う物の価値は、正直未だにわからない。
けれどこんなに気持ちのよい布は生まれて初めて触れる。
そんなに稼いでいる訳でもなし、
そもそも慣れない仕事を頑張って手に入れた金でこんな高そうなものを買ってくれたんだと思うと、感動するなという方が無茶だ。

抱き締めたいのを、ばあちゃんの手前、抑えた。
花嫁姿の理恵を見た時には感極まって抱き締めてしまって、ばあちゃんに「お着物着崩れちゃうわよ」とたしなめられた。
今はたしなめられたりしないだろうけれど、
ばあちゃんの前でそう何度もタガを外す訳にはいかないのだ。

ありがとう、と笑って、]


  良い旅行にしよう。


[そう約束した。*]
(42) nikibi 2020/12/28(Mon) 3:21:53

【人】 因幡 フウタ

[理恵に頼まれていた亀齢とやら。
ふがふがと入れ歯を外したりしながら喋る酒屋の店主に教えられて買って来た。
俺にはよくわからないので「合ってるか?」と理恵に手渡して確認してもらった。
合ってるか?と聞いておきながら、
まぁ合ってなくても呑むだろうともう興味が逸れて、
理恵がぴかぴかにした床の方を褒めた。

それからばあちゃんに電話のかけ方を教わりながら、
竜宮城へ予約の連絡を入れた。
出してもらう料理の肉とか魚は一人分で良い、そのかわりもう一人の分は美味い野菜を増やしてほしいと希望を伝えた。
快諾してくれた宿の人に頭を下げる。
「電話でもお辞儀とかしちゃうわよね」とばあちゃんが笑って、ちょっと照れくさかった。


その日の夜、
布団敷き係を辞任した理恵を見て、
ようやく守られていた押し入れの秘密に気付いたりしたのだった]
(43) nikibi 2020/12/28(Mon) 3:43:08

【人】 因幡 フウタ

― 閑話休題。旅行までのとある日 ―

[午前中で終わったが、引っ越し屋の仕事納めの日だった。
引っ越しというより、荷物の整理をこなした。
これから運転をする奴も居たので「お疲れ!」と缶コーヒーで乾杯した。

車の中で一人が「聞いてくれよ〜」と絡んで来た。
聞けば、クリスマスに懇意の相手に贈ったプレゼントがあまり喜ばれなかったらしい。「どこどこのブランドのネックレスなのに」「あそこってあんまり女子受けしないんじゃなかったっけ」「都市伝説だと思ってたぁ」「俺もかわいいと思うんだけどなあ」……よくわからなくて話に入っていけない。

「因幡も嫁さんに何かあげたのか?」と聞かれたので、
ちょっと手の込んだサラダを作った、と正直に答えた。
嫁は野菜よく食べるからな、と付け加えても、
女子か!かわいいな!信じらんねぇ!と驚かれた。
別にいいじゃろとそっぽを向いたが、「……いや逆にありかも」と、ブランドネックレス男はぶつぶつ言い出した。
確かに好きな物を渡してるんだもんなとか、趣味じゃないとか困るって反応にはなりにくいかもなとか一人で分析している。

さあもう解決したかなこの話題も終わったなと思ったら、
続きがあった]
(44) nikibi 2020/12/28(Mon) 4:56:17

【人】 因幡 フウタ

モブ「でももっと色っぽい物プレゼントしたりしねーの?」
亀「い、色っぽいもの……?」
モブ「アクセサリーも良いけど、若いんだし下着とか?」
モブ2「あ、丁度そこ百貨店あるじゃん行こーぜ(車を停める)」
亀「え、おい、ちょっと待て……(無理矢理連行される)」
モブ「こんなんいいんじゃね」
モブ2「いやりえちゃんはこっちだろ」
亀「………買わんからな」
モブ「何で?着てくれねーの?こういうの」
亀「お前らが選んだものを理恵に着せたりするか」
モブ2「だったらお前が選んだらいいんだよ!」
モブ「そうそう、これとか」
モブ2「結局意見してんじゃんワハハ」
亀「………」
モブ「あれ?てか因幡照れてんのか?こういうとこ初めて?」
亀「……そうそう来る訳ないじゃろこんなところ……」
モブ2「そっかそっか、悪かったな(楽しそう)」
モブ「じゃあ違う路線で行くか。あっちの店とか見てみねー?」
亀「……ああいうの、女は喜ぶのか?」
モブ「まぁ大抵は好きだと思うけどな」
モブ2「見るだけ見よーぜ」

亀「………へぇ………」


[何やら旅立ち前に収穫があった様です]
(45) nikibi 2020/12/28(Mon) 4:56:28

【独】 因幡 フウタ

/*
とてもじじさんのパクリ
(-41) nikibi 2020/12/28(Mon) 4:58:18

【人】 因幡 フウタ

― そして竜宮城へ ―


  じゃあ、行って来ます、ばあちゃん。
  よいお年を。


[笑顔で見送ってくれるばあちゃんに挨拶をして、理恵と二人、昼頃に家を出る。
向こうは寒くなるみたいだから、とばあちゃんは理恵にもこもこのオレンジ色のマフラーを巻いてやったか。

亀甲模様のシャツにカーディガン、黒のロングコートという出で立ちは、いつぞやのデートの時と同じもの。
新たに理恵からもらったマフラーの緑色を加えて、
まっしろな理恵の隣を歩く。
まだこの姿になってから日も浅いので、見慣れてはいない。
外だと冬の日差しを反射して余計にきらきら眩しいが、
ちらちら見てしまう癖が未だに抜け切らない。

ぼけっとして道や乗り換えを間違うといけないので、
事前に用意したメモを片手に握りしめて先導する。
駅から電車に乗って、途中から鈍行で随分長い間揺られていた。
暇だったけれど、何もする事が浮かばなかった。

途中うっかり寝てしまって、はっと目が覚めて乗り過ごしたかもと青ざめた。
まだまだ目的の駅まで遠いとわかると、
はあああと苦々しく息を吐いたりした]
(46) nikibi 2020/12/28(Mon) 4:58:55

【人】 因幡 フウタ

[竜宮城のある町に辿り着いたのは昼下がりだったが、
ちらちらと雪が降ってきているせいで薄暗い。
人影はまばらだったけれど、名物の店などの近くには結構人が集まって見えた。

色んな宿が立ち並ぶ温泉街を奥へ進んで行けば、
大きな池?湖?に橋がかかっていて、その真ん中に小さな島みたいな陸地がある。
そこに建っているのが、どうやらりゅうぐうじょうの様だ。
なるほど、海ではないけど水の中に建つ宮殿になっている。
水の中に亀が見えた気がして驚いたけれど、多分あれは作り物だ]


  とりあえず荷物を置いてから、
  町を歩いてみようか。

  疲れとらんか?理恵。


[気遣いつつ和風?中華風?な宿へ足を踏み入れれば、
係の人に手厚く迎え入れられる。
通された部屋は広々としているのに寒くなくて驚いたが、
仕事でしか触った事がないベッドの存在にも惹かれた。
大きな窓の方に御簾がかかっていて和を思わせるのに、
ベッドはこの部屋に妙に馴染んでいた。

己ですらベッドには思わず腰掛けたが、
理恵はベッドを見てもおとなしくしていただろうか。**]
(47) nikibi 2020/12/28(Mon) 4:59:01
因幡 フウタは、メモを貼った。
(a4) nikibi 2020/12/28(Mon) 5:02:37

因幡 フウタは、メモを貼った。
(a5) nikibi 2020/12/28(Mon) 5:12:04

【独】 因幡 理恵

/*
うひひニヤニヤ眺めてしまう
(-42) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 5:51:52

【独】 因幡 理恵

/*
きれいもくれた🥰
(-43) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 5:53:02

【独】 因幡 フウタ

/*
んー
フクタ!?
理恵りゅうぐうじょう知ってる
うらしまは気合で乗り切ったんじゃろが
実は見越してた

(☝ ՞ਊ ՞)☝特にかわよいセリフ
(-44) nikibi 2020/12/28(Mon) 6:04:11

【独】 因幡 フウタ

/*
ベッドでも軽く襲いたいし
お風呂でえっちは2パターン考えててどっちがいいか未だに決められない
とにかくまだ理恵の喘ぎ声聞いてないのでクレクレと煩悩にまみれている
(-45) nikibi 2020/12/28(Mon) 6:07:15
 




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