人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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【独】 OL 奈々



   可愛いヨウくん………

   誰とも付き合った方がないなんて…

   お姉さん、すっごく嬉しいなぁ……

   おやすみなさい。


(-11) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 0:37:56

【人】 OL 奈々

────303号室


[ 奈々ちゃん、と呼びかけた彼は
  甲斐甲斐しくも奈々さん、と呼び方を変えた。>>80
  それはどこか彼との間に壁を作って、
  彼女が踏み入れられないのかもしれないと
  考えてしまう行為のような気がした。

  たぶん、年上だからだと思うけれども
  昔馴染みなのだから、ちゃんでもいいのでは。
  そんなことが彼女の中のちょっとしたエゴ。  ]



(93) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 10:39:41

【人】 OL 奈々



    やだ、すぐにわからなかったのは…
    私変わっちゃったのかしら。


[ とはいっても、彼女も名前を聞くまで
  彼のことがはっきりとはわかっていなかったので
  これは軽い冗談。

  少しだけ眉を垂れ下げ、
  およよ、と言わんばかりに悲しそうな
  表情を彼に見せれば、ころりとすぐに
  その表情を変えて、彼を安心させようとした。  ]



(94) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 10:40:10

【人】 OL 奈々



   えぇ、とっても大きくなってるわ。
   最後に会ったときは私の……
   おなかくらいの身長だったかしら?


[ 実際のところ、そこまで低かったとは
  思っていないけれどこういうときは
  少し誇張して話すほうが話しやすくなる。
  彼女はバラの花束をそばに置いて、
  空いた手で「これくらい?」と
  小学生のころの彼の身長を手で表してみた。

  これは彼と離れてから身に着けたこと。
  けれど、本当に成長著しいとはこのことで
  彼はすっかり男の人になってしまっていた。
  
あの小学生のころのかわいい彼のままでは
  もうないのかもしれない。



(95) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 10:42:55

【人】 OL 奈々



[ どこかさみしい気持ちも覚えつつ、
  話の始発をどこにしようか彼女も一緒に考える。
  少しして、彼がまだ考えているのなら、
  先ほどの話でも掘り返そうか、と彼女は
  口角をあげ、彼を見つめながら口をあけた。  ]


   いつ、お姉さんのこと……好きになったの?


(96) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 10:43:35

【人】 OL 奈々



[ 最後に会ったのは、まだ彼が小学生のころのはず。

  そんな彼が、10年近く歳が離れた彼女のことを
  好きになるようなタイミングがあったとは
  あまり思えなかった。
  というよりも、思いたくなかった。
  思ってしまえば、彼女は彼の人生を大きく
  狂わせてしまった張本人になるわけで、
  胸の高鳴りを止められなくなるから。

  彼との物理的距離を縮めるように、
  彼女はよいしょ、っと一瞬腰を浮かせ、
  彼の横にぴったりと座りなおした。
  手をつないでいるからか、とてもとても
  恥ずかしさもこみあげてくるのだけれど。  ]*



(97) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 10:43:52
OL 奈々は、メモを貼った。
(a1) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 11:01:04

【人】 OL 奈々

────受付嬢のお話


[ 彼女が企業の顔である受付嬢になったのは
  入社して、1年後くらいのこと。
  総務部に所属し、様々な部署と関わりをもち
  1年で広く浅く会社の仕組みを覚えた。
  本当は、受付嬢になるつもりなどなく
  毎日オフィスカジュアルな服を選ぶ楽しみを
  ひとり、かみしめていたのだ。

  ひょんなことから、受付嬢がひとり退職すると
  なぜか彼女に白羽の矢が立ち、
  あれよあれよで受付嬢として現在に至る。  ]



(108) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 15:30:15

【人】 OL 奈々



   顔と名前を覚えるのが早いだけなんだけどなぁ。


[ 特別、彼女は多言語話せるわけでもなく、
  たまたま記憶力が良くて愛想が良かったから、
  ポストに入れられてしまっただけ。
  そうとはいいっても、
  受付嬢だけでは最低限しかいただけないので
  もう一個くらい業務を増やしてもらおうと、
  受付嬢に慣れたあたりに上司に頼めば
  与えられたのは、チーフ職。
  
(昇格試験を受けろなんて面倒だったわぁ)

  つまり、シフト管理と新人育成。
  それだけで、今までよりは幾分生きやすくなった。

  その頃あたりだったか。
  会社を訪れる人々から名刺をもらい、
  食事に誘われ、なかなか高価なものを
  プレゼントとして渡されるようになったのは。  ]


(109) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 15:38:52

【人】 OL 奈々



   ……どうしましょ。
   もらわなかったら一方的に怒られそうだわぁ…


[ ピアス穴はあけていないので、
  イヤリングを頂いてしまえば、
  きちんと1回はつけて業務に挑む。
  とはいっても、くれた本人が来る日だけ。

  物欲もそこまでないので、
  いつも何がほしい?と聞かれても
  特に何もないの、なんて答えばかり。
  たまに「新しい携帯にしようかと…」って
  言ってしまえば、プライベートで会う時に
  なぜか渡される。
  なぜほしいものがわかるのかはさておき、
  そういうものはありがたいのでしっかり使う。 ]


(110) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 15:39:58

【人】 OL 奈々



   こうじゃないのよねぇ……


[ そうロッカーで呟いていると、
  耳に聞こえてしまったのか、彼女の後輩が
  何があったのか聞きたそうに視線を向ける。
  彼女は派遣社員で、それこそ玉の輿を狙って
  受付嬢一択で働きに来ている。
  いろんな意味で、立場を変えられたら
  お互いにメリットばかりだったなぁ、と
  またふふっと笑ってごまかす。

  アオハルを求めて、彼女の乾いた人生は
  一日一日とさらに過ぎていくのだった。
  そう、数奇な運命によりまた彼に会うまでは。 ]


(111) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 15:40:35

【人】 OL 奈々

───303号室

   お調子者?いいじゃないの。
   昔はもう少しおとなしかったイメージがあるから
   明るい子に成長してるみたいで
   私今、すっごく安心しちゃったわ。


[ ふふふ、と彼が冗談を受け流しているのを見て
  口元の笑みを締めることができなくなった。
  どうしてそんなにかわいいのか。
  彼女の心の中には、白羊が黒羊に変わる瞬間を
  待ちわびている感情がふつふつとわきあがる。 ]


   あら、私もう少し高かったと思うけれど?
   ヨウくんまだ身長が低かったから、
   覚えてないってことにしておくわぁ。


[ 少しむぅっと頬を膨らませながら、
  彼女は笑って会話を続けていく。
  けれど、彼の成長にしてみれば
  スズメの涙くらいの成長でしかない。

  彼女はすでに成長が止まりかけだったのだから
  致し方ないといえばそうなのだ。     ]


(112) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 16:15:44

【人】 OL 奈々



    ふふっ、そんなに緊張しないで?
    思い出話を、聞かせてほしいだけなの。


[ 距離が縮まって、彼女の白くて陶器のような
  肩から指先がさらに視界に入りやすくなった。
  彼女は脚を組んで更に体を傾けただろう。
  けれども、彼は視界を閉じて
  昔を思い出しながら質問に答え始めた。   ]



(113) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 16:16:08

【人】 OL 奈々


   うん……うん、…………


   本当に一目ぼれだったのね………


[ 彼の一言一言に、相槌を打ちながら
  話を聞いていると、様々な感情が沸き立った。
  それは慈愛のような、感謝のような、
  言葉では表しにくい感情で、
  彼女は彼の話を聞いて彼の人生の一部分に
  なっていた彼女自身のことを恨めしく思う。
  なぜなら、それは高校生だった彼女だから。  ]


   好きだと思っていれば、伝わる……
かわいい…

   でも、ヨウくんの宿題見てるとき
   だぁり…なーりん、熱い視線感じてたかも。
   その視線の意味は分からなくて、
   ただ年上でちょっと成熟しかけの女の人に
   興味があったくらいなのかなって、
   その時は思っていた気がするなぁ……


(114) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 16:17:33

【人】 OL 奈々



[ 過去の、小学生の彼はかわいらしくて、
  学校帰りに宿題を見てあげることも多かった。
  だからこそ、距離はとても近くて
  ひとりでしっかりとけたなら
  よくできました、ってご褒美に何かあげていた。

  それから大人になって出会ったふたりなのだから
  また、関係性というのは変わっていくと
  彼女は期待をしてしまい、目を開いた彼の頬に
  そっと手を添えて、その言葉をねだる。    ]


(115) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 16:18:16

【秘】 OL 奈々 → 神原 ヨウ




    ──────ねぇ、今は?



(-16) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 16:18:51

【人】 OL 奈々



    お姉さんがフリーなことは、
    最初に聞いてしまってるでしょう?


[ 焦りが出たような気がしたけれど、
  まずはゆっくりそこから教えてほしい。
  彼が何を求めてここに来たのかは、
  あの質問でなんとなくわかったのだし、と
  頬が少し赤くなっている彼と視線を合わせて。 ]*


(116) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 16:19:37

【秘】 神原 ヨウ → OL 奈々

  恋人を作りに……見つけに来たんだ、オレ。
  初恋を、いい加減忘れようと思って。
  
  一目惚れだったんだ。
  さっき部屋から出てきた奈々さん……なーりんを見て。
  だから、オレの恋人になって欲しい。

  初恋だから、じゃなくて
  一目惚れをしたから、付き合って欲しいんだ。
 
(-17) Oz 2021/07/02(Fri) 18:07:06

【独】 OL 奈々



   やだ、ヨウくん………

   お姉さん心臓がもたない……

   ぐっと堪えた自分すごいわ………

   私の可愛い恋人さん…



(-18) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 19:10:14

【人】 OL 奈々

────303号室


    そっかぁ…シャイだったのかぁ……
    そんなヨウくんもすっごく可愛い。
    背伸びするほど、私のこと…
    好きでいてくれたんだ?


[ 可愛くて、可愛くて仕方がない。
  背伸びをして少しでも歳の差を埋めようとしていた。
  そんな事実に彼女は胸を打たれる。
  恋人になった人たちは、
  ひとまずお金で色んな感動を作っていたけれど
  彼といると、そんな感動は薄れていった。
  この1秒が感動を作り出すのだ。
  お金なんてかかっていない。
  気持ちだけで、感動は作り出される。

  つむじも見えなくなってしまった彼は
  座っていても少し見上げなければいけない。
  成長が、はっきりしているなんて、ズルい。  ]



(130) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 20:12:59

【人】 OL 奈々



   今までの、どんな一目惚れよりも嬉しい。
   過去の私が羨ましすぎるなぁ。


[ 分からなかった、と返事をして
  そういえばふと、過去のことを思い出した。

  彼の両親に「悪さされてない?」なんて
  聞かれたような記憶が曖昧にもある。
  はっきりと覚えているわけではないけれど
  悪さをされていてもあの時の彼女は
  それを言うわけがなかった。
  可愛い彼の悪さを、やめさせたくないと
  絶対に思っただろうから。        ]



(131) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 20:13:40

【人】 OL 奈々



   ふふ、冗談。今日は何をし………


[ 冗談で済ませようと、
  彼女は笑みを浮かべて頬から手を離そうと
  したけれど、それより早く
  彼のほうが、その手を掴んでしまった。

  じっと見つめて、聞かされたその言葉は
  彼女の体温を上げるのに十分で、
  彼女はどうしよう、と考えてしまった。  ] 



(132) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 20:14:12

【秘】 OL 奈々 → 神原 ヨウ




   わ、私……行き遅れて…
   もうすぐ30歳になるけれど、
   そんな私でも、いいのかしら……
   好き、になってくれる?



(-22) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 20:15:07

【人】 OL 奈々




[ そう、彼女は既に30歳手前で、
  彼の初めての恋人になるには
  少し歳がいっている。
  自分から誘導したくせにいざとなれば
  こうやって足踏みしてしまう彼女。

  それは彼の幸せが彼女といることで
  作り出せるのかどうか不安だったから。
  けれど、彼が言ってくれたのだから
  彼にはその気持ちがあるということと
  解釈するしかない。         ]



(133) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 20:15:41

【人】 OL 奈々



   それでもよければ、…喜んで!


[ 彼の胸に飛び込むほど若くはないので
  彼を上目遣いで見つめ、
  笑みを浮かべれば、了承の言葉を口にする。

  乾いた心は彼によって潤される。
  けれど、まだ昼過ぎ。
  それだけで終わるほど彼女も優しくない。
 
  なぜなら彼女は、刺激的な夜を求めているから。
  だから、言ってみればここからは
  彼女の願望を叶えてもらうための時間のはず。 ]*



(134) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 20:16:05

【秘】 神原 ヨウ → OL 奈々


  勿論、好きだよ。
  8歳差の恋なんて、小学生の頃に乗り越えてたんだから。
  
  こんな年下でなーりんが良いなら
  恋人の席にオレが座りたい。


[>>133彼女はオレとは違って、何度か恋愛を繰り返して来ただろう。だから今空いた席を誰にも譲るわけにはいかない。

どうなるかは分からなくても
10年前に学んだ事は、まず行動しなければ始まらない、だ。]
(-27) Oz 2021/07/02(Fri) 22:37:51

【人】 OL 奈々

────303号室


   ふふふ、ヨウくんは可愛いよ?
   昔からずっと可愛い私の弟みたいな子。

[ かっこいいところはまだ見せてもらえていないけれど
  可愛いところは沢山見せてもらっている。
  幼い頃の彼からも、今目の前にいる彼からも。

  でも、その可愛さと言うのは、
  他の誰にも見せたくないような可愛さ。
  だから、彼女は少し声が小さくなっていった
  彼に更に体を近づけるのだった。
  それは、彼女なりの意思表示。
  そばにいたい、という彼女の想いが詰まっている。 ]



(155) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 23:55:53

【人】 OL 奈々



    んぅ、……やだやだ。
    今が綺麗って言って?
    ………じゃなきゃ、やだ。


[ 年甲斐もなく、というより
  過去の自分とひとまとめにされたのことが
  気に入らなくてむっと拗ねた表情で
  首を横に振り、ちらりと彼を見つめる。
  
  けれども、彼に手を握られて
  嬉しい返事がきてしまうのなら、
  拗ねた表情なんてすぐに溶けてしまう。 ]



(156) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 23:56:28

【人】 OL 奈々



   だぁりん、じゃないわなーりんの席…
   ヨウくんに座ってほしいなぁ……


[ だぁりんと呼ぶ相手になるまでに
  そう時間は要さないだろうけれど
  まずは恋人の関係から愛をしっかりと
  育んでいくことで、
  彼と幸せになれそうだな、と
  肩の力が抜けてしまったような彼は
  ひどく可愛くて悶えそうだった。   ]


    え?………やだ、私まだ言ってなかった?
    んふふっ、ヨウくんちゃんと聞いてね?


(157) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 23:57:25

【秘】 OL 奈々 → 神原 ヨウ




    ──────刺激的な夜希望って書いたの



(-33) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 23:58:15

【人】 OL 奈々



[ 純粋な瞳で見られると、一瞬躊躇うが
  彼女の願望は残念ながらまだ1ミリ程度しか
  叶えられていないのである。

  組んでいた脚の反動でなだれ込むように
  彼の胸元に手を添え、体を押し付けながら
  耳元に唇を近づけて彼女は願望を呟く。

  今まで恋人がいなかったなら、
  彼はピカピカな新車とイコールだろう。
  遊び人でなければ、ではあるものの。
  だから、彼女は順序立てて
  彼が驚かないように誘導していこうと
  まずは女性の体に慣れてもらうために
  彼に体を押しつけてみるところから始めたのだ。 ]*



(158) anzu_kin_ 2021/07/02(Fri) 23:58:52
 




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