人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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【人】 木峰 海斗

 
 
   すぅ………………


[ よし、大きく息を吸って落ち着こうか
  とりあえず、状況を整理しよう

  マッチング成功したメールが来た
  その部屋番号に入った
  なんとそこには、兄貴がいた

  意味がわからねーな。 主催者はエスパーか?

  兄貴への気持ちを消し去るために、ここに来たのに
  その相手で、兄貴になるとは予想もしてなかったから

  どういう対処をすればいいか、分からない]
(164) 2021/07/03(Sat) 1:00:56

【人】 木峰 海斗

 
 
   …………
   夜の用事って、これだったことか?


[ ふと、零れた言葉は、気になってたけど
  聞くつもりはなかった問いだった**]
(165) 2021/07/03(Sat) 1:00:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[気持ち悪いなんて、そんなことないのに。>>149
 彼ぐらいの歳だと世間じゃあもう「おじさん」なのかな。

 
たぶん目の前の彼と同じくらいだったあの人を、
一度もそんな風に思ったことがなかったのは
学校にいた男性教諭がおじいさんだらけだったからか
純粋に、出会ったあの時が若かったからか。
……そんなことはもうどうだっていいんだけど。


 意識するのが嫌だったら、近くに座ったりなんかしない。
 ちゆは全然――アリだよって食い下がろうとした。
 でも多分、なんか躱されたような気がして
 「まだ若いじゃないですか」なんて
 お世辞っぽくも聞こえる言葉に行き着いた。

 自分じゃない柔軟剤の匂いが鼻をかすめる。
 他人の温もりを感じられる距離感は心地いい。
 恋人みたいな内緒話、ふと感じるいつもより早い心臓の音。
 そんなものを積み上げた先で行き当たるのは
 甘くてうっとりするような、ひとりでに抱く夢見心地。]
(166) 2021/07/03(Sat) 1:19:08

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  えー、誰がそんなこというんですかぁ?
  タイガさん絶対、すっごくモテそうなのに。


[相変わらずしまりのない声できゃらきゃら笑う。
 別にかわいこぶってる訳じゃないけど、
 可愛いねって甘やかされたいのはいつだってそう。
 「好き」を見せびらかしたら恋も愛も
 手に入れられるような気がしてる。

 だから思わせぶりな指先に暢気に笑って
 人なつっこい猫の真似事をする。]
(167) 2021/07/03(Sat) 1:19:36

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[たとえばきゅんとするような甘いキスの後、
 たとえば恥ずかしくてドキドキしちゃう夜のとばり。

 そんな時に誰かの心を強請ること以外、
 愛される方法ってよくわからない。

 
そうして繰り返した先に残ったものは
穴だらけの心と傷だらけの腕だったけど
季節に似合わない長袖に隠して、見えないようにして。
(168) 2021/07/03(Sat) 1:20:49

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[確かに、クリスマス。
 タイガさんの言った例え話に納得の顔で手を叩いた。

 そうだとしたら、「何を頼んだの?」って聞くのは
 そんなにおかしい話じゃなかったはず。
 だけど彼は言葉に詰まって、それから首を振るのを見て
 きょとりと目を丸くしていた。]


  ……そっかぁ


[やがて語り聞かせてくれたなら、
 膝のあたりに肘をついて前屈みに視線を向けた。

 そんなの、ちゆならいくらでも応えてあげるのに。
 ちゆだったら、いくらでも愛されてあげるのに。
 「ちゆじゃダメ?」なんて突拍子もなく言いたくなるのを
 だめだめ、と、ぐっと堪えて飲み込みながら。
 
 その表情を窺いながら相づちを返していたけれど
 答えるのがちゆの番になったなら、んー、と少し考える。]
(169) 2021/07/03(Sat) 1:24:16

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[誰かがちゆのものになってくれたら良いな、
 そんな答えじゃ重すぎるかな。

 視界に飛び込むためだったらなんだってする。
 愛してくれるなら、なんだってする。
 欲しいもの、一回くらい手に入れてみたいけど
 ――――ちゆが欲しいのは、]


  ……ふつうの。 
  普通の、しあわせな恋。


[それ“で”いいとは言えなかった。
 それが簡単なことじゃないことは分かってる。
 だからね、はにかんだ笑みを浮かべてみせて。

 「きっと出来るよ」と言う彼は、どんな恋をしたのかな。
 どんな恋人がいたのかな――それとも、今もいるのかな。

 しばらく繋げていた話が、そのうち時間に遮られてしまう。
 去り際の台詞にはとりあえず小さく頷いた。けど、]
(170) 2021/07/03(Sat) 1:25:28

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[ひとりでに感じてしまった名残惜しさがばかみたいに、
 同じエレベーターの同じ階、
 同じ部屋へと廊下を渡っていた。

 それでも別々の部屋へ向かう最中だとしたら
 隣に並んで会話を弾ませるのもなんとなく、
 なんだか気まずい気がして。

 ぎこちない空気を引き連れ彼の少し後ろを歩く。
 でも、進む足が突き当たりの部屋へ向かうのを見れば
 確信めいた何かに、そんな躊躇いは吹き飛ばされていた。]


  ……もしかして、ここですか?


[タイガさんがドアの前に立ったとき、隣から顔を覗かせる。
 身長差の足されたぶん、さっきより上目がちに見つめる。*]
(171) 2021/07/03(Sat) 1:26:59
(a7) 2021/07/03(Sat) 1:34:27

到着:麻酔医 セナハラ

【人】 麻酔医 セナハラ


こんにちは〜
明日の手術の麻酔担当させていただきます瀬名原です〜

[人のいいと言われた笑みを浮かべながら愛想よく挨拶をする。
親子の、患者は子どもの方で僕の笑みに警戒心は薄れたようで、わかりやすいほっとした笑みが浮かぶ。
親御さんはこんな若い奴で大丈夫なのかなんて、これまたわかりやすく顔に表情が浮かぶ。

仕方ないよね、僕もそう思うかもしれないしね〜]

お時間大丈夫ですか?
説明事項がいくつかあって〜…あ、かっこいいね〜、何レンジャー?
(172) 2021/07/03(Sat) 3:54:22

【人】 麻酔医 セナハラ


[呑気に得に気にした様子もなくマイペースに話を進める。
強そうだね〜、今はこういう風なんだね〜
子どもと仲良くなれば親御さんは子どもがいいならと話を聞いてくれる。

短時間で慣れたようで子どもは僕の膝に乗っかってくる
それを制止しようと親は動こうとするけれど慣れたように、問題ないですよと話を進めようとする。
妹にも昔こうしたなあ、なんて思いながら足を揺らして子どもの機嫌をとりながら説明をする。
といっても難しい手術ではない、数時間で終わるもので]
(173) 2021/07/03(Sat) 3:56:41

【人】 麻酔医 セナハラ



手術中は僕含め多くの医者が多くそばにいますから〜

[と笑みを向ければ安心してくれたようで、麻酔の同意書にサインをもらう。
ドーン!と頬につきつけられるフィギュアの腕にやられた〜なんて笑いながら返して
満足してくれた少年はベッドに戻った。
親御さんから書類を受け取り記載漏れを確認する、問題なし]


では明日、よろしくお願いいたします
またね〜バイバイ〜

[親御さんにはお辞儀を、子どもには手を振る。
これで僕の今日の比較的大きな仕事は終わり、あとは書類仕事。]
(174) 2021/07/03(Sat) 3:57:06

【人】 麻酔医 セナハラ

[手術は僕たち麻酔科がいないと始まらない、
だからかは分からないけれど何だか病院での地位が高い気がする。
機嫌を伺うような、忙しすぎない日々で。手術が入らなければ比較的暇な部類に入る
暇だと私生活に何かしら刺激が欲しくなる。
ネットサーフィンの中で見つけたサイトは面白そうで、願望と言われて考えた。


あれこれされたいという欲はない、けれどこの日々に緩くとも刺激が欲しい
長考していた時に(やめるという選択肢はない)、妹から何気ない連絡が来て
ああそうだ、妹や過去の恋人たちに好評だった甘やかすというのを人にしてみようと、そんな実験のような願望を送る。]


楽しみだな〜


[そう呑気に言いながら待機室でクリームパンを頬張った。]*
(175) 2021/07/03(Sat) 3:57:46

【人】 木峰 夏生


[ かちゃ、と鍵を開ける金属的な音が聞こえた。
よいしょ、と年寄臭いかけ声とともに立ち上がり
入り口まで数歩。

自分で選んでおいて、リビングから扉までの距離に
笑ってしまう。
どうやって掃除すんだろな、と庶民的なことを
思わずにはいられない、広く大きな窓。

全ての建物を眼下におくほど高くもなくて、
見晴らしとしてはとても素晴らしくて、

けれどそれを眺めていたいとは思わなかった。 ]
 
(176) 2021/07/03(Sat) 9:40:36

【人】 木峰 夏生


[ どーも、という声は、なんとか耳に届いた。

こんにちは、と、軽い会釈を添えて、
顔をあげたらお相手を確認して認識して、
社会人として鍛えられた警戒心を抱かせない笑顔を
きちんと口元に浮かべて、ええと、
あ可愛い男の子だな、いくつくらいだろ、
いや若いな?  うん、そうだな、弟くらいに見え、

っ、て、ええ? あれ?   


待って??
 ]
 
(177) 2021/07/03(Sat) 9:42:35

【人】 木峰 夏生



   
かっ…………!?




[ 実際のところ時間にして数秒。
いろんな思考が湧き上がり脳内を駆け巡り、
最終的に導かれた結論はだだっ広い
リビングスペースにまで届くほどの声になって
飛び出した。 ]
 
(178) 2021/07/03(Sat) 9:43:37

【人】 木峰 夏生


[ 自分の声に改めて慌てて、掌で口を
覆うようにして、大きく息を吸い込んだ。

目の前の彼の口が、あにき、と動いたあと
同じように息を吸い込むのが見えて。

他人の空似、ではないようだ。

俺のことを兄貴と呼ぶのは弟だけだから。


背中をじっとりと嫌な汗が伝うのがわかった。 ]
 
(179) 2021/07/03(Sat) 9:44:41

【人】 木峰 夏生



   かいと、だよな、  ……?
   おまえ、なんでここに、


[ とりあえず口から出たのはそんな言葉。
それにかえってきたのは、答えじゃなくて。>>165

瞬きを二度、ゆっくり繰り返す。
動揺を顔から削ぎ落として、
いつもの兄の表情を浮かべようと、して、 ]


   ……そうだよ。
   そうやって聞くってことは、ここがなんなのか
   お前も知ってるんだろうし、
   今更取り繕ったりしねぇよ。


[ 口から出た声は、普段より少し低くなった。
海斗がマッチングを希望したとは思えなかったから
この現実がなんの間違いなのかを確認しないと、と
そんなことを思おうとした。 ]*
 
(180) 2021/07/03(Sat) 9:46:45

【人】 OL 奈々

────303号室


   ふふっ、わかればよろしい。
   ……ヨウくんにそんなに褒めてもらえるなんて、
   まったく思ってなかったわ。
   こんな未来がくることも、想像してなかったし。


[ 私も好き、と言いながらはにかんで見せる。
  彼女の頭の中は今の彼と過去の彼、
  両方を思い浮かべてしまっていることは
  絶対に内緒にしなければならない。
  何を考えているのかも、教えられない。

  
あのときに思いを伝えられていたら
  かわいいかわいい彼に手を出さない自信が
  彼女にはなかった。
  確実に味を覚えさせて離さなかったろう。
 ]


(181) 2021/07/03(Sat) 9:48:43

【人】 OL 奈々


   慣れないなら、慣れてしまえばいいのよ?
   ふふっ、ヨウくんはどれだけ長く座れるかな?
   お姉さんも、わくわくしちゃう。


[ 彼女の隣の席に座った人物で
  最長は1年。最短は3か月。
  体の相性が悪くなければ、
  それくらいは持つけれど、運次第。

  運命的な出会いをしている彼女たちが
  どれだけ続くのか、とても興味がある。
  運命という紗幕が邪魔をするのか、
  それとも彼女たちを一緒くたに包むのか。
  彼女としては後者を希望するはず。   ]


(182) 2021/07/03(Sat) 9:49:12

【人】 OL 奈々



    ………ふふふっ、ヨウくんってば。
    お姉さんが、どういうことが好きなのか
    たくさん覚えてもらいたいなぁ。


[ 体を寄せただけで、ゆでだこのように
  顔がみるみる赤くなっていく彼は
  彼女が願った人物像そのものだった。
  これは、彼女の望む刺激的な夜になりそう、と
  ぎこちなく肩を抱かれながら、
  満面の笑みで首を縦に振って見せる。    ]*


(183) 2021/07/03(Sat) 9:50:00

【人】 木峰 海斗

[ 
 
そりゃ驚くだろうさ

  響く兄貴の声>>178に、
  そんなツッコミを入れる余裕はなかった

  弟であることを肯定する前に、
  呟いた言葉に、兄貴はいつもみたいに、
  揶揄う兄の顔をすると思ってた

  だけど、聞こえたのは少し低い声で>180

  いつも、とは違う何かを感じ取って、
  微かに肩が震えた――

  かちゃりと、ロックがかかる音が、
  漸く、現実見を覚えさせ、何か言わないとと、
  焦りを覚える―― ここにいる理由は、]
(184) 2021/07/03(Sat) 10:36:30

【人】 木峰 海斗

 
 
   ………… そーだよ、知ってるよ
   まさか、兄貴がいるなんて思わなかったけどな


[ なんとか平静を取り繕うとしたが、
  いつも通りの口調や声にはなってくれなくて

  あ、これは、やべーな

  そう思っているうちに、さっさと
  この部屋を出ておくべきだったんだろうな――*]
(185) 2021/07/03(Sat) 10:36:32

【人】 神原 ヨウ

────303号室

  こんな未来が来るなんて想像して無かったのは
  オレも同じだよ。
  正直今も夢なんじゃないかと思ってるし。

[>>181頬をつねるまでも無く夢ではないと分かってるが
それでも今が幸せ過ぎると言う意味で。

ただ彼女が今何を考えてるか、そこまで分かる筈もなく。
昔の自分が告白していた時に何が起こったのか、それは神と奈々さんのみぞ知る。]

  
  …うん、楽しみにしててよ。
  いつかなーりんから、座ってて、って言わせて見せるから。


[>>182彼女からも自分を求めて貰えるように頑張る。
はにかみながらそう決意の言葉を言う。
今まではその背を追い続けるばかりだったから
これからはその先を望むべきだろう。]


  ぁ、と。
  ど、どう言う事って言うと、その……


[>>183先ほども言ったが、その内容を理解できない筈もない。
何が好きか、それが食べ物や趣味の話ではなく
……その先の想像に>>38思わず見てしまったハプニングを思い出す。満面の笑み彼女に見つめられると、まるで食べられる側に回ってしまった気分だった]*
(186) 2021/07/03(Sat) 13:11:58

【人】 OL 奈々

────303号室

   明日の朝、目が覚めたらおうちだった、
   なんて夢落ちは私もイヤ。
   ……明日の朝、おはようって言ってほしいな?


[ おはようというのが、彼が先か彼女が先か。
  それは夜の体力次第にはなるだろう。
  けれど、夢ではないことがそれで証明されるから
  お互いにとってもプラスでしかない。

  もし、何かのタイミングで彼が
  質問をしてきたり、彼女の嗜好を見てしまったり
  ハプニングが起きたのなら、
  今彼女が考えていることを教えてあげるだろう。
  起こりえない過去の想像なのだから、
  優しい彼なら許してくれるだろうと信じて。  ]


(187) 2021/07/03(Sat) 13:34:26

【人】 OL 奈々



    ……────!!!

    やだ……ヨウくんが、大人になってる…


[ 彼女は熱い溜息をひとつこぼして、
  彼がどんどん大人になってしまっていることに
  高鳴りが止められなくなってきた。
  今はまだ、彼女が優勢かもしれないけれど、
  いつかの日には逆転してしまいそうな、そんな勢い。
  なーりんと呼ばれると、胸の奥がきゅんとする。
  別に、昔から呼ばれているあだ名でもないけれど
  奈々という名前からもじったせいか、
  彼限定ですごく呼ばれたがりになっている。    ]


(188) 2021/07/03(Sat) 13:35:15

【人】 OL 奈々



    たとえばぁ……
    男の人に、たぁくさん触られたり。
    あとはね、向き合ってるのが好きだったり。


[ それ以上はどこか、彼のことを再起不能にしそうな
  そんな気がして、そのあとはまたあとで、と
  一旦羅列していくのをやめることにした。
  彼が失神してしまうのは、いちゃいちゃした後が
  大変好ましいので、彼女も頑張るところ。

  好きなことは、実践形式で学ぶほうが
  覚えやすいということを誰かに聞いたことがある。
  ゆえに、彼女は行動に移すことにした。     ]*


(189) 2021/07/03(Sat) 13:35:49

【人】 神原 ヨウ


  なーりんが朝弱かったら
  コーヒーでも淹れて、おはようって起こしてあげようか?


[>>187彼女の言葉で実感したけれど
そう、今日はこのまま2人で同じ部屋に泊まる事になるのだ。
正直想像もつかないし、これから始まる事はもっと未知の話になる。それでも明日の朝に彼女におはようと言える、言われる様子はとても良いものだと思えた。]


  もう20歳だからね、大人だよ。
  ……いや、足りない所の方が多いかもだけど。
  もう子供じゃないよ、なーりん。


[>>188過去との明確な違いはそこだろう。
そして彼女はれっきとした大人の女性だ。
でも彼女がさっきから可愛らしい姿も見せてくれて、全部が全部変わった訳でない事も分かる。
時間の流れが残酷なだけでないことを示してくれるのが成長だろう。]


  わ、わ…分かった…
  覚えておくよ…。


[>>189彼女の好みを羅列していくのを止めたのは正しい判断だっただろう。情報が多く、刺激的で頭の中がパンクしてしまう所だったから。

ただ刺激的な事はこれから、だったのだが。]*
(190) 2021/07/03(Sat) 14:38:50
到着:  スタンリー

【人】   スタンリー

[齢二十に至るまでは馬鹿みたいに前に向かって走っているだけで良かった。
 或いは周囲に目もくれずにそうしていても許された。
 齢二十を越えると社会的な柵がついてまわりはじめ次第に身動きが取り難くなっていた。
 そして、齢三十付近ともなった今となってはそれなりに築きあげてきた地位と給与を前に社会人としての認識を確かに持っていなくてはならなくなっていた]


   はぁ、面倒くせぇ。


[車中。
 吐き捨てるようにぼやいた男はスマホを助手席へと投げ捨てた。

 結婚だ、婚活だのと催促が煩い親からのメールも嫌になる。
 何処でどう調べてきたのかは知らないがそれを勧めるようなメールや広告も嫌になる。
 何よりもそれを目当てとして連絡してくるようになった女も大概だった]
(191) 2021/07/03(Sat) 14:51:41
 




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