― ―

　未だ穢れ知らぬを1杯頂けマス？

[カウンターに腰掛けるなり、ママに一言。
毎度のやり取りに、うんざりされてしまっただろうか。

]

　……無いのなら、いつものをお願いしマス。

[程なくして、白色の液体に満たされたグラスが手元に。
"いつもの"……その正体はカウピスのダブルだ。
(※ただの濃いめのカウピス。ノンアルです。
　　ワタクシ成人済みですがね？)
すっかりイタい客として常連のワタクシですが、
今日は確か、勇者（？）キヨヒコ殿がいらっしゃる筈。
他にはどんなお客サマがいるかしら？*]

― ―

　未だ穢れ知らぬを1杯頂けマス？
　……無いのなら、いつものをお願いしマス。

[その日も、いつものように美味しく
カウピスのダブルを嗜んでおりました。]

　ミツコママ、あちらのお客様に例のものを……。
　

[バーでのロマン展開と言えば、
"あちらのお客様からです"だと信じて疑わないワタクシ。
ですので、ここへきては目に留まった方に、
"あちらのお客様からです"テロを繰り返しております。


偶々こちらにいらっしゃっていた勇者キヨヒコ殿にも、
テロ被害者になって頂いた所で……]

　次にこちらにお立ち寄りの際には、
　ワタクシもに加えてはいただけませンカ？

[その様にお願いした所、快く承諾くださいました。


こちらとしても輝かしく勇ましい
ガチ勇者感溢れる御仁でしたら、
とてもとても声などかけられませんが、
親しみやすいお方だったので、
勇気を出してお声がけしたのです。

そんな訳でワタクシは、
晴れて勇者御一行様に仲間入りするのです。*]

― ―

["あちらのお客様からです"テロリストを初めて、
彼是何年経ったでしょうか。
その場で印象的なリアクションをとられない方も、
ある程度は記憶に残っていて、
わざわざお礼を言いに来てくれた彼女>>13も、
当然記憶しております。]

　は、ふぁい！
　濃いめのカウピスは至高。
　お気に召したのなら何よりデス。

　本当でしたら、未だ穢れ知らぬこそ
　ご馳走して差し上げたいのデスガ……。
　ない物ねだりはいけませんヨネ。

　ワタクシはユラ＝ルネアと申しマス。
　呪術師をやっておりマス。
　どうぞお見知りおきヲ……。*

　別にいつ頂いても美味しいデスガ、
　涼やかな氷の音を聞くと、爽やかな夏を連想しマス。


　道具屋さんでしタカ。
　職業柄お世話になることが多そうデス。
　此方こそよしなニ。

[ばちこん☆ウィンクとはレベルが高い……！
ワタクシもここは女子力を発揮すべきでしょうか。

ウィンク失敗？これタダの瞬き……。
快く握手に応じるのです。
ワタクシの手、死人のように冷たいですが……。*]

　冬にホットミルクで割って頂くのもオツですガネ。
　仕入れて欲しいモノ？

　未だ穢れ知らぬで
　乾杯する日も近そうデスネ！

[折角カウピスで結ばれたご縁。
カウピスを血液で割ってみましょうか。

ホットカイロを渡されると、頬に当て。]

　温かイ。
　有難う御座いマス！
　このご恩、未来の買い物時にお返ししマスネ。

[こちらも、にこりと笑ったつもりですが、
*]

　ｳﾌﾌﾌﾌﾌ〜可能性無限大。
　ワタクシとは大違いデスネ……。
　飲み物以下。

[そんな時、派手に泣き上戸繰り広げている声>>32が聞こえ、

なんて思いつつも。
フルリーが「行ってくる」というなら引き止めず、
軽く手を振り見送った。]

　ご武運ヲ……！

[そしてミツコママに、]

　あちらのお客様>>32にを……。

[と、自分にできる形で支援をすることにしました。
前にキヨヒコ殿と一緒に居るのを
見たことがある気がするのですが、
まさか勇者御一行様の一員じゃないですよね？
*]

[無事例のものが泣き上戸さんに渡り、>>46
美味しく頂かれているのを見るとホッとしました。
勇者キヨヒコ殿>>1にきちんと挨拶をしに行きます。]

　あの、仲間にしていただく件、>>10
　お忘れではないですヨネ？
　因みにパーティメンバーは？
　今ここにいる方いマス？

[約束は忘れてはいないようで、安心しました。
そして残念なお知らせですが、
あの方>>46やっぱり仲間でした。

一緒にいるエキゾチックな方>>44も見覚えがあります。
このタイミングはどうだろうと思いつつ、
早いこと挨拶は済ませたかったので、]

　お取込み中、失礼。
　ワタクシ此度より仲間入りすることになった、
　呪術師のと申しマス。
　宜しくお願いしマス。

[深々と頭を下げた。**]

― ―

[勇者御一行様の中には、
既にある程度存じ上げている方もいました。
その内のお1方が、吟遊詩人のフェリックス殿。

例によっていつもの
"あちらのお客様からです"テロが馴れ初めです。]

　随分旅経験をお積みのようデスガ、>>52
　を出してくれる店、ご存じありまセンカ？
　のカツレツを出してくれる店でも結構デス。

　あ、心配には及びませんヨ？
　ワタクシにとって少年の対象年齢は5〜14歳ですノデ。
　あと美少年審査も大層厳しいことに定評がありマス。

　歌!?
　是非お聞かせ願いたいデス！


[圧力に関係なく、ノリノリでオーダーしました。
早々に強制終了がかかりましたが、>>53

という出だしから、もうダメ。*]

― ―

[他にも存じ上げていたのが、目つきの鋭い魔剣士様。
自身のビジュアルが恐怖感を煽ることについては、
完全に人のこと言えないので、これ以上は言いません。]

　薄めて出すことは最早罪……デスガ、
　
　まぁ、美味しく頂いてくださったなら何ヨリ。

　原液チョイスは、蛮勇すぎまセンカ。
　腫れ物に触るような対応される位なら、
　はっきり変と言ってくれた方が有難いデスネ。
　でも変なのは、あんまり人のこと言えないと思いマスヨ？

[逆に変に気を遣われる方が失礼まであると思っています。
キヨヒコ殿の頭を心配する意見には完全に同意ですね。>>58
あれ？もしかしてワタクシたち気が合う……？

ノンアルで酔っているとは思わず、
（別にお酒を飲んでいた可能性はありますが）
カウピス談義から始まり、誰得すぎる性癖情報なども
暴露してしまった気がしますが、
記憶があやふやなら何よりです。**]

― ―

[常識的な挨拶を心がければ、
つい先ほどまでエマージェンシーだった彼女>>55も、
とりあえず落ち着いたのか普通に対応してくれました。
]

　ステラさんデスネ。
　勇気デスカ……？
　普段は小心者のワタクシですが、
　戦闘となれば勇気も発揮しますヨ。
　人類が滅亡する光景を、
　この目に焼き付けるまで死にたくありませんシ。

[ちらりと目をやる先には、紐が。>>69
もしやこの激細の紐でバンジージャンプする
勇気について聞かれているのでしょうか？
それに必要なのは勇気ではありません。]

　ハイ。新入りデス。では、エルカさんデ！
　ああ、あの魔剣士様はアッシュ殿と言うのですね。

[先ほどキヨヒコ殿からメンバーについて聞いたので、>>50
消去法で割り出しました。]

[もう少し込み入ったプロフィールの話になりました。>>68]

　ワタクシは敵にデバフをかけるのが主な仕事デス。
　後は時間経過でちまちまダメージ与える類の呪いですカネ？
　直接的にダメージを与えたり、即死にする呪術もありマスガ、
　基本的に大層手間がかかる上に、
　呪詛返しのリスクが高すぎるノデ、
　そこは期待しないでくださいネ。

　趣味は肖像画の顔部分をするコト。
　好みのタイプは……
　
　
　

[言ってしまいました！
これがガールズトークというものですね！
もしかしたらお相手ドン引き案件だったかもしれませんが、
ワタクシは知っています。
そういう性癖を持った男性が一定数存在することを！]

　女性だてらに剣士でいらっしゃる方が格好良いデスヨ。
　ダンスがお好きというと、剣舞なども嗜まれていらっしゃル？
　もしそうなら、いつか是非拝見したいデス。

[呪術師って言いにくいですよね。
噛んでしまうあざとさ含めて、
エルカさんの魅力だなと思いました。*]

― ―

[テロに対する反応は、必ずガン見するワタクシです。>>70

基本的にこの状況を提供することが主目的ですから、
好みに合わせてアレンジすることは全く問題ありません。
思いの外、律儀な方ですね。好感触。]

　こんな（？）を使っテ、
　美味しくない訳ないじゃないデスカ!?

　ワタクシ、ゴセンチョ・ウェンホスィ城の城下町出身デ、
　そこそこ都会にいましたケレド、
　未だお目にかかったことが無いのデス。
　因みに天才の脳は、控えめに言ってIQ160は欲しい所デス。

[要らない追加情報も提示しておきました。]

　元美少年デスカ。成程……。

[じっと顔を見つめて、全体のパーツを大きめに、
輪郭はふっくら……パーツの重心を下げて……。]

　
「なぁんてね♪」は謙遜デスネ。分かりマス。

[に少々ドキドキしつつも乾杯をします。
何分、男性からのファンサービスには不慣れなもので……。
一応ウィンクを返そうと試みますが……
失敗。これタダの瞬き……。


芸術は心の栄養と心得ますので、十分存在意義は感じました。
（※肖像画の顔部分を黒塗りすことが趣味な者より）*]

― ―

[ステラさんの脳内で着々と
ワタクシが正当評価されつつあるのは存じませんが。>>82
こちらは未だにステラさん（よいどれのすがた）しか
はっきりとは見ておりませんので、
こちらからの正当評価がいつされるのかは未知数。]

　大丈夫デスヨ。
　人は愚かな生き物デス。
　魔王軍なんかいなくっても、いずれ必ず自滅しマス。
　寧ろ魔王軍なんかに滅ぼされては、
　ワタクシの見たい絵図を見ることが出来ませン。
　

[力強く宣言しました。]

　ｷｭﾌﾌﾌ……分かりマス？
　

[ワタクシの趣味にご賛同いただけたこと
大変嬉しく、決して忘れることは無いでしょう。]

　あら、ステラさんは随分と慎ましいのデスネ。
　俗にいうハピエン厨デスカ？
　

[ついに睡魔に陥落したようですので、>>0:83
ローブからマントの部分だけを外して、
彼女の肩に掛けました。]

　お休みなさいマセ。
　いい夢をご覧になれると良いデスネ。*

[エルカさんワタクシの趣味に否定的にならず、
一緒に盛り上がってくれました。>>0:98
何というやさしいせかい。]

　やはり時代はだと思いマス！
　まぁ。エルカさんの故郷は
　そんなスパダリパラダイスなのデスカ!?
　それは是非、1度伺いたいデスネ。


[こんなにもワタクシを受け入れてくれる仲間がいる。
勇気を出して、仲間に入れて貰って良かったです。
先ほど会ったフルリーさんとも
きっと仲良くやっていけるでしょう。（圧）]

　わぁ、それは素敵デス！
　エキゾチックなエルカさんが踊れば、
　きっとどこか神儀めいた雰囲気になるのでしょうネ。
　ワタクシはまともに踊ったことは無いのデスガ……
　何故でしょう、やったら確実にが
　来そうな予感がしマス。

[どうやら、パーティメンバーが全員揃った模様。
そこで、ワタクシは期間限定のサービスドリンクを
試していないことに気が付きました。
いつも同じものばかり嗜んでいますが、
これから冒険に出る身……ドリンクも冒険すべきでしょう。

(2)^1d3
1.自己紹介したくなるごぼう茶^drink
2.勇者との出会いについて語りたくなる抹茶^drink
3.自分の夢について語りたくなる青汁^drink]

　ミツコママ……サービスドリンクのお抹茶を。>>0:116

[お茶碗を手に取り、優美な手つきで3周ほど回します。
そっと口を付ければ、苦みの中のほのかな甘さ。
薫り高いオリエンタルな味わい……。]

　結構なお点前で……。
　キヨヒコ殿も当然、
　"あちらのお客様からです"テロが馴れ初めです。

　

[次回作にはご期待頂かなくて大丈夫です。ﾊｲ。*]

[神妙にお抹茶を頂いておりましたら、
お目覚めになったステラさんから
マントを返却されました。>>122]

　いえいえ、お気になさらズ。
　ワタクシの着ているものは、
　全て呪術効果を高めるための
　香を焚いておりますノデ、
　お酒の匂い程度、問題ではありまセン。

[受け取って、羽織り直すと目の前にはが。]

　有難う御座います！
　ワタクシ、自分からカウピスをご馳走することは多々あれド、
　ご馳走して頂いたのは初めてデス。
　ワタクシにとって初めてのデスネ。

[瞳を輝かせて頂きます。
「美味しいデス」とお伝えしました。]

　お外へ行かれるのデスカ？
　どうぞ、お気をつけテ。

[ついて行ったら、ワタクシのこの容姿……、
虫除け位にはなるでしょうか？
ですが、その所為で折角舞い込んだ
ロマンスチャンスをふいにしては申し訳……。
などと迷っている内に、彼女は外に向かいました。*]

[エルカさんの「銃弾も跳ね返す胸板」>>145には、
流石にそれは人間を卒業していませんかね？と、
苦笑いが浮かびました。

まだご挨拶の済んでいない方がいるのが気になって、
ワタクシも例のもの>>122を味わった後に、
席を立ってパーティメンバーの集う席へと。]

　フルリーさんは先ほどぶりで、
　お2方はご無沙汰しておりマシタ。
　
　改めまして、宜しくお願いしマス。

[酒つよ選手権を開催しようとする中、>>131
少々空気にそぐわぬ雰囲気でしたでしょうか。

因みにワタクシ、いつもカウピスばかり飲んでいますが、
酒つよ選手権ではダークホースになれると自負しております。
ワタクシの身体は鈍感で、アルコールの類は殆ど効きません。
毒耐性も普通の人よりは高いです。
まぁその分、薬も効きにくいのですがね……。一長一短。]

[皆の様子を拝見していると、
フェリックス殿とミツコママの会話が気になり……。>>139
やはり恋バナは、共通言語。分かります。]

　ミツコママは結婚願望がお強いのでデスカ？
　きっと旦那様（？）になる方は幸せでしょうネ。

　フェリックス殿は付き合ってくれる方さえいるならバ、
　吝かではない感じでしょうカ？
　そんな風に謙遜されテ……。
　お相手に不自由するようには見えませんケレド？

[なんて、ミツコママの代理で意趣返しをするのです。
料理をオーダーする所でしょうか。
そういえばワタクシもお腹が空いてきましたね。
メニューを手に取り、目を落とすのです。**]