>>29 ママ
やった！
ママ大好きー！

>>32 パパ
パパが行っても教会のみんなは喜ばないと思うかしらー
ということで
お婆は任せたよー！


いってきまーす！（逃走）

>>32　愛するパパン
愛しの娘のわがままくらい聞こうじゃないか
友の居る教会とおばあ様の居る家、両方行ってもらおう

パパンがこっそり影から見守るなら
私は空から飛んで追うぞ

ああ、外敵には気を付けるんだぞライチ>>35

（何かを忘れている気がする、はて）

街まではけっこう遠いのよねー

あっ
前から何かやってくるー

あれはゴブリンの群かしらー？

うんうん、そうなのかい。
それじゃ今すぐ切り分けてあげるからね。

[ 桃をゆっくりと2人の間の地面に降ろすと、
はしゃぐ姿>>33に目を細めてうんうんと頷きました。

しかし、大きな桃を割ろうと魔力を向けたところ、]

……おや？
この桃、生き物の気配がするぞ。

魔物の類にしては敵意や殺意が感じられないし、
もしかして何かの呪いの類いか？

これは是非とも研究したい。

うーん。魔法の研究と、お腹を空かせた子狐。
どちらを優先させたものか……
　

むっ愛しの娘の危機の気配>>38

慌てて変化を忘れゴブリンの群れをつつきまくった

このゴブリンは私が引き受けた！
愛しのライチは友の待つ地へ急げ！　（ゴブリンをﾂﾝﾂﾝﾂﾝﾂﾝﾂﾝ）

>>41 ママ
あれー？ママー？
どうしてそんなところにいるのー？

あ、これ
そこで見つけたママが好きな花だよ
はいどうぞー🌷

　はーい、よーいスタート。
　
　誰よりも早く討伐されたいRTA、はーじまーるよー。
　今回走っていくのは『演劇の村』。
　このシンプル過ぎるネーミングを裏切る、難解複雑なゲーム性が売りのVRMMOです。
　プレイヤーは『桃太郎』とか『赤ずきん』だとか、童話のキャラクターに成り切り、与えられたミッションをこなしていくのが目的になります。ですがこのゲーム、最終的にミッションをこなしさえすれば、何をしてもいい……というか、何でもできるゲームなんですよね。もうね、キャラクターメイクからして何でもありです、あくまで選択するのは役割であってビジュアル等々ではないんですよ、つまり『桃太郎』の役割を持ったティラノサウルスだって作れちゃうわけなんです。誰がそこまでやれと言った。
　

　おっと、少し話が逸れましたが、今回は有名なあの『鬼』ルートを選択します。一応初心者の視聴者ニキネキに説明しますと、鬼の役割は『鬼ヶ島に攻め込んでくる桃太郎一行を迎え撃ち、退治される』ことです。勘のいいニキネキは既にお気づきかも知れませんね。はい、そうです、肝心なのは鬼ヶ島に『攻め込んでくる』桃太郎一行、つまり桃太郎一行がやってくるまではどう足掻いてもミッションが達成できないんですよ。まぁ、桃太郎の役割には『お供を連れて鬼ヶ島に鬼退治に行く』とありますから、最終的には必ず来るんですよね、制限時間もありますし……ゲーム内時間で2dです。なので、それよりも早く、なるべく早く、先駆者の誰よりも早く桃太郎に退治されるのが今回の目的になる訳です。
　

　ちなみにこのゲーム、プレイ中はリアルのことを持ち出すのは御法度となっておりまして、なので「RTA中なので早くきてくださーい」とかはできないんですよね。身内を使うのはレギュレーション違反ですしおすし。
　そう言った背景もあり、『鬼』ルートは有名ですが走者からは不人気だったりします。鬼は鬼ヶ島から出るとあらゆる行動にデバフ判定が入りますからね、もう完全に桃太郎一行が早く来ることをお祈りするゲームですよ。それでも一定の需要があるのは、鬼の持つスキル『千里眼』によるものですね。このスキルのおかげで、他のプレイヤーがなにをしているのか、鬼目線だとだいたい透けるわけです。透かした上で、ドラマティックな最終決戦を演出するのが鬼プレイの醍醐味なんですね。
　
　それでは『演劇の村』鬼ルートRTA、張り切っていきましょー
　

　では早速トラくんの力を使っていきましょう。あ、トラくんというのは今回の『鬼』につけた名前です。とは言っても入力時間節約のためにディフォルトネームですけどね。
　さーて千里眼、千里眼っと。
　桃太郎さんはどこでなにをしているのかなー。もう既に鬼ヶ島行きの船に乗ってたり？(願望
　>>9お、いいですね。丁度川から流れるタイミングを見計らっているところのようです。このゲームうっかりするとお婆さんに拾ってもらえなかったりとか普通にありますので、ここは重要ですよ。今回の桃太郎ニキかネキは慣れてますね、安心安心。いやぁ、先駆者ニキの海まで流れ着いてしまった桃太郎ルートは悲惨でしたね……それはさておき、おっと、これはいけない、いけませんね>>10お婆さんが来ていなかったのでロスにはなりませんでしたが、終盤だと致命的なタイムロスになりかねません。(5敗
　

>>19 >>22 >>34よしよし、上手いことお婆さん……今回はニキですかね、お婆さんニキに拾われたようです。
　この千里眼スキル、一つ難点を挙げるなら一人のプレイヤーを狙い撃ちにするってところなんですよねー。つまりマルチウィンドウができないんですよ。今回は桃太郎……ネキかな？　桃太郎ネキに固定しているので、トラくん目線だとお婆さんニキがどんなキャラクターなのかはまだ掴めていないわけです。赤子を舐め回す変態プレイヤーだったりすると完全に放送事故ですからね、今回は生放送なので撮り直しはできませんし……頼みますよ〜。(お祈り1回目
　

[ そういえば今は人間の姿じゃなかったとハッとしたものの
なんだかすごいチカラを使う人間の前に>>39
耳を隠すのも忘れて桃を見つめます　]

いいえっこの匂いは……くんくん
間違いなく桃よっ
生き物じゃなくて食べ物っ
たべよ？

ね、ニンゲン、食べましょ？

>>42愛しのライチ
ライチ……私の好きな花を覚えていてくれたのか？
なんて心の優しい子だ、やはり私とパパンの子だな

その頭巾を被っている限り、匂いでお前の居場所がわかる
安心して行くがよい

［花を受け取り、一輪はマフラーに、残りはゴブリンの群れに生けた］

『トラー！！　後ろ後ろ！！！！』

　あ、視聴者ニキネキ、コメントありがとうございます。やっぱり休日実況はたくさんコメントが貰えて嬉しいですね〜。コメントに気を取られてロスしないように気をつけつつ進めていきましょうね(20敗)
　ん？　というかコメントの内容が不穏ですね……あ"っ
　>>48これは不味いですよ！！(ノルマ達成
　この狐ネキ、どうやらフリー枠のようです。狐の姿をした雉ではありませんね。ここでフリー枠について説明しますと、『演劇の村』では規定の人数が部屋に入り次第、ゲームがスタートする仕様になっています。人数に応じて選択できる枠割が変わるのですが、この際にどうしても余ってしまう人が出てくるパターンがあるんですね。そんな人のために用意されたのがフリー枠。この何でもありなゲームを体現している要素といっても過言ではありません。なにせこのフリー枠はあらゆる制限を受けずに自由なプレイを楽しめますから、はっきり言ってしまうとRTA走者の天敵です。
　あー、もうほら。お婆さんニキが狐ネキに桃を渡そうとしていますよ。頼むので中の桃太郎ごとバリムシャしないでくださいね。R20指定に設定はしていますけど、スプラッタ入るとモザイク処理でなにも見えなくなっちゃますし……お願いします、何でしますから！！(何でもするとは言ってない
　

>>49 ママ
この頭巾の匂いが…

うん！安心して進むねー
街はもうすぐ近くだしー
もう大丈夫よー

ふわり…と誰かに川から拾い上げられた気配を察知する桃。
どうやら物語は順調に進んでいるようです。

そばにいるのは山へ芝刈りに行きそうなお爺さんと川へ洗濯に行きそうなごくごく普通の老夫婦ではなさそうですが、そんなことは問題ありません。

要は、桃から生まれることさえ出来ればこちらのものなのですから！(ﾌﾌﾝ♪


と、何故か本能で自分の役割を理解している賢いこの桃、ここで不穏な空気を察知するのでした。>>39 >>48

……このままでは、そのまま思いっきりパッカーン！とされてしまうかもしれない…
なんか、こう、あくまでやたら大きいだけの普通の桃の域を超えない程度に、何かアピール出来ないものか…

身の危険を感じた桃は、ひとまず控えめにもじもじと動いてみることにしました。

[ 空腹で判断力が鈍っているはなですが、
さすがに桃の不穏な動きには気づいたようです>>53
全身の毛を逆立てて威嚇します　]

……！！？
うっ動いた！？

ニンゲンッこの桃危ない！！

あっ！チョウチョだ！

まてまて〜

わんわん！わんわん！

[いつかかっこいいオオカミになりたいまめ太郎はきょうも吠える練習をします。
口を開くと共に豆太郎の鼻先に触れた花からひらりと花びらが舞い上がります。よく見ればそれは花びらではなくチョウのようです。

ひらひらと舞うチョウを視線で追っているうちに、赤い服をきた女の子がまめ太郎の目に留まります。赤い服の女の子の姿を目で追っていると、女の子の足元に大きな穴があるではありませんか。
これは大変、まめ太郎はすぐさま女の子の元へと走りながら声を上げます。

>>55
あっ、そっちに行ったら危ないよ！

女の子を呼び止めはしたものの、まめ太郎に気づく様子はありません。しかたなく、女の子の足元へと駆け寄ると今にも穴に落ちんとするその足をどうにか支えることに成功しました。

が、
ちいさなまめ太郎の身体は穴より小さく、いとも簡単にまめ太郎の身体を穴の底まで飲み込んでしまいました。]


あ〜〜れ〜〜〜。

まあまあ落ち着きなさいな、子狐。
何かあっても婆は強いから大丈夫だよ。

[ 慌てる子狐>>54を横目に、婆はじっと桃を観察しました。]

子狐の嗅覚ではこれは普通の桃だと言っていたし、
魔物の気配でもなく、不穏な魔力も感じない。

……これは傷をつける前に少し考えたほうが良さそうだ。

子狐や、お腹が空いたと言ったね？
婆の食料を分けてあげるから、桃は様子を見てみよう。

[ そういって魔法の巾着を取り出しました。中には街で売っている評判のサンドウィッチや、雪国でしか取れない貴重な果物などが、どれも新鮮な状態で仕舞われています。]
　

何か聞こえたかしらー >>56

…あれ？ここはどこ？