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人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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一日目

村人:1名、共鳴者:2名、黙狼:1名、聖女:1名、伝道者:1名、童子龍:2名、巫女:2名

【人】 とある書物

[集められた若者たち。
この度の婚姻に何を思うだろう。
戸惑い?反発?諦め?あるいは―――…?]
(0) 2021/12/05(Sun) 10:00:00

【人】   リー   

──過去の話


[ 興味を持ったことを素直に話す彼女は
  とても輝いていたような気がした。
  文献からでは得られない現実的感想を、
  コンが教えたあげることで
  また彼女から輝かしい羨望のような眼差しを
  浴びることができていたから。

  これだけ会話が楽しかったのだから
  また会いたいと思ってしまうのは
  人間として普通のことだと言える。
  まだそこに特別な感情がなくても、
  話したい、と思うだけの良い感情がある。  ]


   会いたくないと言われるまで、会おう。
   それまでは、聞きたいことを聞いてくれ。


[ 驚きのような表情を見た時はくすりと笑って。
  けれども、仮面を外していなかったので
  彼女にはそこまで表情が見えていなかった。
  仮面をつけていたコンに、物怖じしなかった。
  その事実も彼女に興味を示した一因だったよう。 ]


(1) 2021/12/05(Sun) 10:13:26

天のお告げ(村建て人)

リル族とヴィス族が交流地点に揃い、
手伝いの者たちが必要な荷物を家まで運ぶ。
候補者たちは同族と歓談したり村の周りを見たりしながら
暫しの時を過ごしたことだろう。

やがて日が傾き始め、準備は整い
いよいよ婚儀の儀が始まろうと言う頃になる。
(#0) 2021/12/05(Sun) 10:13:53

【人】   リー   




   可愛い俺のデイジー……
   いつまでも、俺の心はお前と一緒だ。
   お前の心も、俺と一緒にいてくれ。
   
           ────
愛している



[ 好きだと、何度伝えても伝えたりない。
  このままふたりで逃げようか。
  そんなことをいうだけの土地勘も伝手もないリーは
  彼女のことを手放すしかなかった。

  それからすぐのこと。
  コンにも婚儀の話が舞い降りてきた。
  シャーレンというヴィス族でも有力な家庭の一人娘。
  どれだけわがままに育てられたのかと
  どうしてか、この時だけは偏見に塗れた考えを
  悲哀に満ちた頭の中で巡らせていた。     ]*



(2) 2021/12/05(Sun) 10:14:31

天のお告げ(村建て人)

広場に戻ってきた候補者たちは
互いの婚姻の相手を前に、
横並びで向かい合い座る形となった。

両族の長が形式的な挨拶を述べた後、
ヴィスからはシャオロン、マンユゥ、ユンチェ、シャーレン。
リルからはレイ、ジャヤート、シオン、コン。
ひとりひとり立ち上がらせ、顔と名を合わせ長達が順番に紹介をしていく。

そこで初めて婚姻相手を知るものもいただろうか。
あるいはもう既に交流していただろうか。

ともあれ顔合わせが一通り終われば
あらかじめ用意された杯に
手伝いの女たちが祭事用の酒を注いでいく。
(#1) 2021/12/05(Sun) 10:21:36

天のお告げ(村建て人)

長と候補者たちにはヴィス族に伝わるアルステラの杯。
その他の参加者たちにはそれを模した小さな杯が配られる。

皆に杯がいきわたったのを見計らい、
両長が立ち上がり音頭を取った。
(#2) 2021/12/05(Sun) 10:24:50

【人】 リル族長 ルーパイ

本日はよくお集まりいただいた。

リルの長ルーパイ、ヴィスの長ラオが
此度の婚礼の立会人を務めよう。

我らリルとヴィスは1000年の時を経て、
再び手を取り合い、子孫繁栄を願い、
末永く縁を育むことをこの杯に誓おう。

母なる星よ、偉大なる先祖よ、
どうか我らに加護を与えたまえ。

アルステラのもとに婚姻を――――。
(3) 2021/12/05(Sun) 10:26:21

【人】 リル族長 ルーパイ

[その言葉と共に乾杯が交わされる。
皆が酒を口につけた所で、
ぱんぱんとルーパイが手を叩いた。]


…と、まあ、堅苦しいことを言ってはみたがね。

せっかくの祝いの席だ、
ここからは楽に過ごしてほしい。

何せ長年別々に暮らしてきたんだ
いろいろと皆思う所はあるだろうが
これからは両族が手を取り合い、
共に新しい未来を築いていくことを願うよ。

さ、どんどん食べて飲んでくれ!
ああ若い2人…8人も、
あまり遠くまで行かなきゃ
好きに過ごしてくれて構わないよ。

会ったばかりの男女が懇意になるには
もっと時間が必要だろうからね!あっはっは!


[そんな彼女の言葉で俄然場は賑やかになる。
きみたちはここに留まるのも、移動するのも自由だ。**]
(4) 2021/12/05(Sun) 10:29:04

【人】 狐娘 レイ

―― 婚儀の前 ――

[家族が居ない。
ということは、一人の家にシャオロンは戻るというのだろうか。
レイを慰めるために言ってくれたのだろうが、
なんだかそれは寂しいと思った。

レイの家は中流家庭でも少しだけ裕福と言えるぐらいの家庭だ。
村ではそれなりに発言権もあり、父も兄弟たちも村の守り人として働いている。
レイが結婚を断れば、それなりに村には広まってしまうだろう。だから、断ることも出来なかったのだけれど。

掛ける言葉が見つからずに、視線を落とす。
一途さを褒めてくれるのなら尚更、
「ロン」への思いを認めてくれた、
「シャオロン」の不器用な優しさに触れた気がした。]


 ……あ、りがとう。
 シャオロンだけよ、そんなこと言ってくれるの。
(5) 2021/12/05(Sun) 10:31:26

【人】 狐娘 レイ

[少し離れた位置で、泉に向かうシャオロンの背を見つめる。
捜索は難航しているらしい。
それもそうだろう、10年以上も前の話だ。
泉とはいえ、土は溜まり、水も繰り返し蠢いて底へと沈む。]


 そう、ね。
 腐食していないのなら、きっと綺麗なままだわ。
 また、大事にできる。


[励ます声に小さく微笑む。>>0:310
それでも、ない。という呟きを聞けばひっそりと肩を落とした。一縷の望みを託すように手巾を持った手を合わせて握り込む。

それでも、時間はやってきて。
捜索は一時中断となった。]
(6) 2021/12/05(Sun) 10:32:21

【人】 狐娘 レイ

[首を振る所作に、こちらも首を振る。>>0:311
その心配りが嬉しくて、また泣きそうになった。]


 いいの、探してくれてありがとう。
 その気持ちだけで嬉しい。

 ありがとう、シャオロン。


[お礼を重ねて、ぺこりと頭を下げた。]


 水晶の指輪……?
 シャオロンが用意してくれたの?


[またどこか聞き覚えのあるような単語を耳にして、小首を傾げた。
違うと聞いたばかりなのに、また二人を重ねそうになる。
緩く首を振って、淡い期待を掻き消した。]
(7) 2021/12/05(Sun) 10:32:35

【人】 狐娘 レイ

[「本物のロン」とは、いつか、本当に出会えるのだろうか。
シャオロンが手伝ってくれるというのなら、
ヴィス族にまだ彼が居るのなら、見つかるのかもしれない。

伸ばされた手を取って立ち上がった。
「ロン」もシャオロンなら許してくれるだろう気がして。
きゅ、と繋いだ手に力を込めた。]
(8) 2021/12/05(Sun) 10:33:01

【人】 狐娘 レイ

[広場に戻れば、婚儀に向けて辺りが忙しなくなっていた。
シャオロンとは一度その場で別れ、両親と世話人の元へ戻れば、腫れた眼と崩れた化粧に盛大に驚かれた。
そんな姿を花婿に見られたらどうする、と小言を言われながら化粧を直されて。
もう見せた後だとは言いづらくて、シャオロンと出会ったことは言わなかった。

ぶっきらぼうな優しい人。
少し「ロン」を思わせる雰囲気が、
胸の辺りに温かな色を載せて小さく棲み着く。]


 一途なのを褒められたばかりなのに、……浮気性ね。


[シャオロンが気になるのはきっと、ロンに似ているからだ。
そう自分に言い聞かせて、白粉を叩く世話人に手に瞼を閉じた。**]
(9) 2021/12/05(Sun) 10:33:22
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/12/05(Sun) 10:33:23

【人】 狐娘 レイ

―― 婚儀の儀 ――

[泣き腫らした顔は、綺麗に直された化粧によって隠された。
婚礼衣装には少し葉の匂いが残る。
花の蜜で汚したことを叱られ、母が慌てて手巾で叩いて払ったが、薄く残ってしまっただろう。

ヴィス族の人たちと対面するように並び座る。
目の前には先程、泉で会ったシャオロンが居た。

先程は付けていなかった目元までを覆う、薄いベールの下。
視線が合えば、はにかむように微笑んだ。

8名、一通りの挨拶が済まされれば、
なみなみと注がれたアルステラの杯を、深く頭を下げて受け取った。]
(10) 2021/12/05(Sun) 10:56:16

【人】 狐娘 レイ

 

 ――アルステラのもとに祝福を。


[族長の言葉に応えるように>>3、杯を掲げて口をつける。
お酒を飲むのも、この日が初めてだった。
喉元を通り抜ける熱さが染みた。]
(11) 2021/12/05(Sun) 10:57:21

【人】 狐娘 レイ

[ちら、と正面に視線を向ければ、シャオロンも杯に口をつけていた頃だろうか。
騒ぎ始める周囲につられて、自身も口を開く。]


 あ、あの、シャオロン。
 さっきは、本当にありがとう。

 探しものを、手伝ってくれて……。


[何か、話しかけたいものの思いつくのは先程も告げた謝辞ばかり。
きょろきょろと辺りを見回せば、目につくのは用意された酒に、ずらりと並べられた食事。]


 ……あ、そうだ。
 何か、食べる?

 わたし、取るよ。


[そう言って小皿と菜箸を手にとって、どれがいい?と尋ねた。*]
(12) 2021/12/05(Sun) 10:58:00

【人】 末っ子長女 シャーレン

─これまでの話─

[また会ってくれるという言葉だけでも嬉しかったのだけれど、日付まで決めてくれて。
次があると実感すれば、にこりと笑みを浮かべた。
シャーレンも彼と話していて楽しかったし、分からない事を優しく教えてくれたのだから印象は悪くない]

私、これからも貴方と会いたいもの。
会いたくないなんて言わないわ。
ふふ、じゃあたくさん聞くわね!

[>>1目を丸くした時、雰囲気がまた少し柔らかくなったから、笑ったのかななんて。
仮面を付けていて表情はわからないけれど、雰囲気である程度は察することが出来るから、怖いとか思う事もなかった]
(13) 2021/12/05(Sun) 11:01:21

【人】 末っ子長女 シャーレン

リー…私の心は貴方と共にいるわ。
愛してる
…ずっと。

[>>2誰が相手でも、きっと彼以上に愛すことなんて出来ない。
けれど、大事に育てられたシャーレンには家族を捨てる事も出来ない。
彼への想いを抱えたまま、生きていくのはきっと苦しいだろう。
それでも、彼への想いを断ち切ろうなんて思えるはずがなかった*]
(14) 2021/12/05(Sun) 11:03:40

【人】   シオン

―― 婚儀の儀 ――

 ──アルステラの元に祝福を。

[決められた言葉を言い、決められたように杯を掲げ、作法通りに杯を口元へ。ふくよかな香りの液体は、飲みやすいわりに酒精が強いようだが、酒の度数や味や香りを感じている余裕はなかった。

 女の目の前に座っているのがツェンだったから。]

(なんで。どうして。どういうこと?)

[俯き加減で浮かべた微笑みの下、しずかに混乱していた**]
(15) 2021/12/05(Sun) 11:24:19

【人】 光の尾 マンユゥ

ー 婚儀前・新居 ー

[家の内装に感嘆を漏らせば
ぱあっと彼の瞳が輝いたように見えた。
自分よりも大きな体なのに
そんな様子はまるで少年みたいで、
微笑ましさにくすりと笑みを漏らす。]

そうなんだ......
異国には色んなものがあるね。
わたし、港にも行ったことないから......

[身の回りにあるものだけで慎ましく暮らす。
そんな生活を今まで特に不便だと思ったこともなかったが、
それはそれとして物珍しさは募る。

解説してくれるジャヤートに甘え、
これは?あっちは?と一通り尋ねて回りつつ。]
(16) 2021/12/05(Sun) 11:41:05

【人】 光の尾 マンユゥ

香水や香油......そんなのまであるの?
だったら......お花とか、木の匂いがいいな。
落ち着く気がするから。

[それらしきものはリビングには見当たらないので
整容室に置いてあるのだろう。
せっかく用意してくれたのだ、
あとで試させて貰おうと伝え]

夫のつとめ......

ふふ。うん、わかった。
じゃあもしなにか足りないものがあったら
"だんなさま"にお願いするね。

[マンユゥはあまり物欲の多いほうではないが、
殿方からの贈り物を断るのは
却って失礼になることもあるのよと
幼い頃に姉が言っていた。

今のところは思い付かないが、
今後実際に生活していけば
必要なものも出てくることだろう。

なのでそう答え、個室の方へと向かう。]
(17) 2021/12/05(Sun) 11:42:34

【人】 光の尾 マンユゥ

[扉を開けた先はジャヤートの個室のようだった。
彼にとっては見慣れたものばかりなのだろうが、自分にとってはこれまた目新しい。
特に船の模型と壁にかけられたボードが目を引いた]


わあ、小さな船がある。
これってジャヤートのおうちの船??
この板は......なに?
これもなにかのオブジェ?


[マンユゥはそもそも海を見たことがない。
波に乗るという概念を知らなかった。
魔道具かなにかだろうか、と
首をかしげていれば彼は答えてくれたか。]
(18) 2021/12/05(Sun) 12:00:23

【人】 光の尾 マンユゥ


それで、こっちがわたしの部屋?

[促され、自分の方の部屋にも向かう。
化粧台や本棚、机などの調度品は彼の選んだものだろうが、
自分の衣装が入った衣装箱や化粧箱、
もろもろの雑貨や日常品など
見慣れた自分の荷物が置かれていることだろう。

本当に今日からここに住むんだなあ、と
改めて実感し、少しばかりしみじみしてしまった。*]
(19) 2021/12/05(Sun) 12:01:21

【人】 怪力 シャオロン


 リルの人間は一途を良しとしないのか?
 それは……生きにくいだろうな。


[自分しか褒めないなんて、彼女はなんて辛い環境にいたのだろう。
痛みを抱えているような渋い顔を向けた。

ヴィスの人間のことをよく知る訳ではないが]


 俺が「ロン」なら、一途に想ってくれてると知ったら堪んなくなるけどな。


[名前が似ているなら、この感覚も同じであれば良いと思う。]
(20) 2021/12/05(Sun) 13:18:22

【人】 怪力 シャオロン

[探索は結果を出せないまま、時間切れとなる。
激しく泣いた彼女が少しでも笑顔になれることが出来たなら良かったのに、と、溜息を吐いた。]


 ……土産に摘んで行くか?


[口をついて出たのは何故だろう。
彼女が花を摘んで渡したい相手がいると、知っていた訳ではないのに。**]
(21) 2021/12/05(Sun) 13:28:06

【人】 翠眼 ユンチェ

― 婚儀の儀 ―

[儀式自体にはさして興味はなかったのだが、両族が手を取り合うことについての宣言だけ注意深く聴いていた。

 ヴィスとリル、どちらの名前を先に言うのが正当であるか――そんなつまんなくてどうでもいい話と、それを気にする者と、それを気にする者を気にする者と……色々と思惑や調整があったと思うのだけど。]


 しょうがないですよねー


[>>3 ヴィス族側からしたら下に取られる並べ方だと憤慨するかもしれないが……自分は相手よりずっと年下だからもともとそれでも構わないし、他にも「リルの女の人はそんな感じ」なイメージがあるので仕方がないとしか言いようがなかった。]
(22) 2021/12/05(Sun) 13:41:10

【人】 翠眼 ユンチェ


 アルステラのもとにしゅくふくをーっ


[初めてのお酒は。
 喉を通すときに焼けというか痛みのような障害はあるけれど、それを除けば苦手な方ではなかった。

 もともと脳天気なせいもあるか、並べられた料理も今日2番めに美味しいものばかりで――先ほど拭った水餃子による口元の油分は、今度は揚げ物で塗られていたりする。
 そしてそれ以上に笑顔を溢れさせたのは、自分の目の前に座るひとの存在だ。]


 シオンさ〜んっ


[ちょっと俯き加減なのは何故だかわからないけれど、こっちを向いてほしくて、にっこにこな笑顔のまま向かいの席から手を振ってみせたり。]
(23) 2021/12/05(Sun) 13:41:42

【人】 翠眼 ユンチェ

[ここらへんはお酒の勢いというものも手伝ったに違いないが…しまいには自分の盃と取り皿を持って席から立ち上がって、両族が並んで向かい合うテーブルの反対側に――つまりリル側の席に回り込んで。]


 あの、すみませーん

 席替わってくれませんかー?


[話しかけた相手は、仮面をつけているであろうリル族の男性。
 つまりここが入れ替われば、向かい合わせに座るのが隣り合わせになる夫婦が2組出来上がることになる。>>#1
 できれだけ近くに行きたい欲求による、ある意味国境を超える提案は承諾されるだろうか――。*]
(24) 2021/12/05(Sun) 13:43:43
 




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シャオの隣

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いちゃいちゃ

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