23:06:42

人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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[彼の元に歩み寄り、ちょこんと隣に座る。]


  …………、


[髪を毛巾で拭いながら、お風呂で考えていたこと、
シャオロンと出会って少し変わった自身の心情。

髪を拭う手を止めて、ちら、とシャオロンへと視線を移した。]


 ……シャオロン。
 ……えっと、……その、……


 
 
やっぱり……一緒に、寝よ?



[毛巾を口元に当てながら、ぽそりとそう呟いて彼を見上げる。*]

【人】   シオン

 私、裁縫が出来て良かった。

[運命という言葉は安易に使いたくないけど。そうだったらいいのに。]

 君の事をもっと教えて。言葉だけじゃなくて。全部。

[混乱はしたけど、いい思い出になるのだろうし*]
(177) 2021/12/06(Mon) 22:38:30




   どういたしまして、…これくらい。



[ 流石に、指先に口づけをされた時
  コンは慣れないことをしたと思った。
  だから、尚更少しの間だけ彼女を見れなかった。
  指先で感じた彼女の唇は
  コン自身の唇が覚えているよりも
  とても柔らかく感じられ、
  噛み付いてしまえばいとも容易く
  噛みちぎってしまうのではないかと思うほど。 ]







   ん、……ッ…は……

   出会った時から、その綺麗な肌に
   俺の印を付けたくて仕方がなかった。
   どうしても、一緒になれないのなら
   つけても意味がないと諦めていたのに。


[ 出会った時は顔を隠していたけれど、
  徐々に2人だけの時はその素顔を
  包み隠さず晒してくれた彼女。
  そして今日この日、シャーレンとコンとして
  もう一度出会ったことでお互いの気持ちは
  さらに引き寄せあっているよう。

  だからコンは彼女を寝具へ寝かせると
  曝け出された右肩へひと噛み。
  そして、左肩にも舌を這わせてひと噛み。
  歯形がそれぞれの肩に付いて、
  名実ともにコンの妻であると証明しようとする。
  堪えていた日々を考えれば、
  申し訳ない気持ちもありながら、
  印をつけることを抑えることはできなかった。  ]*




【人】 翠眼 ユンチェ



 僕の…
   全部……


[そう呟くは、初めての夜を迎えた夫。**]
(178) 2021/12/06(Mon) 22:44:14
[ヴィス式、ということは
木造りの浴槽に浸かるタイプだろうか。
リルの風呂事情はどんな感じなのか
マンユゥはよくわかっていないが
風呂文化自体にそこまでの差はなさそうだ。

横抱きのまま脱衣場まで運ばれ、
そこで降ろされる。
丁寧にも着替えや体をふく布なんかは
手伝いのものが用意してくれているようだったが。]

えっ。......い、いっしょに......

[問いかけに目を丸くしたのち
ぼっ、とまた顔の熱が増して。
そわそわと尾を揺らしたあとにこくりと頷いた。]


...ジャ、ジャヤートが、入りたいなら............いいよ......

わたしたち、これから......
結ばれる......んだもんね......



[それに、裸でふれあっていれば、
緊張も少しは薄れるかもしれないから。
どきどきしながらそっと彼を見上げる。**]

 オレは一緒に入りたいと思っているぞ。
 ……ああ、結ばれる。
 今日出会ったばかりだが――。


[見上げる視線に柔らかな、春風のような笑みを向ける]


 初めて見た瞬間から可愛いと思った。
 そして嫁ならば良かったのにと願った。
 オレはマンユゥと結ばれたい。


[手を頬へと伸ばして優しく撫でる。
唇同士の触れ合いも未だであるが先んじて裸の触れ合いをしてはいけないこともなかろう。

 一般的なリル族は分からぬが船の上では水は貴重と言いながら水は出し放題である。
ただ大々的に火は起こせないので専ら沐浴で太陽の下で開放的に行われる入浴をしてきた。
果たしてそれを入浴と言って差支えないかは分からないが、ヴィス族式の風呂は初めてなのでそれもまた心が躍る]


 では服を脱がせ合おうか。


[頬に触れていた手を下へと。
真白な花嫁衣裳の肩に触れるとマンユゥの意志を問うた。
自分で脱ぐならそれでも良いが脱がせて良いならば一枚、一枚丁寧に。
露わになっていく肌を見て堪能しながら生まれた時の姿へと変えてしまうとしよう。*]

[酔い潰れるまで飲むつもりはなかったが、体感温度は大分上がっている。
瓶を半分にした頃、レイが戻って来た。]


 おかえり。
 ……ああ、折角用意されてたし、飲もうと思って。

 結構強いから、レイは止めとけよ。


[自分が風呂に交代で入る間に彼女が手を伸ばさないように釘を刺しておく。

夜着に着替えた彼女は風呂上りの雰囲気も相まって艶めかしく、凹凸が目立つだけでなく深く入ったスリットが目の毒だ。

化粧を落とした顔はどこかまだあどけなさを残していて、大人の女性の身体とのアンバランスさが却って男を煽った。
これ以上見ていたら、妙な気を起こしそうだ。]


 じゃあ俺も――


[と立ち上がりかけたら、レイが傍に座る。
寝台はひとつしかないのだから仕方がないことかもしれないが、近くに寄られると花の香りが漂ってきて、内側から獣に食い破られそうな感覚になった。]




 …………さっき俺が言ったこと、聞いてたよな?



[恥じらいに理性が負けそうで、呻くような言い方になる。]


 ……風呂に行ってくる。
 
 そっちの瓶は水だから、それでも飲んで少し冷静に考えな。


[これ以上部屋にいたら、彼女を抱き締めてしまいそうだった。
逃げるように部屋を飛び出し、風呂場へと向かう。*]

――風呂場――

[自分の前に、誰かが使った気配のある風呂場は生まれて初めてだった。
漂う香油の香り、湯気。]


 
…………ッ、



[寝室までは届かないだろう。
声を押し殺し、自身に触れる。

目を閉じれば脳裏に浮かぶのは彼女の顔と声だけ。]


[ずっと欲しかったことにも気づかなかった、「家族」を自分に教えてくれると言った彼女のことだけが、小龍を昂らせた。]

[レイの後から入って良かった。

一度射しただけでは収まらず、二度目も彼女に触れることを想像しながら風呂場の床を汚した。
石鹸で丁寧に自分自身の臭いは消したつもりだが、風呂場は暫く換気が必要だろう。*]

[このまま別室に直接向かってしまおうかとも思うが。

レイは何となく、自分の帰りを待っているような気がした。
戸口に立って奥へと声をかける。]


 ……上がった。


[寝ていてくれないかな、とも思ったのだがどうだろう。**]

[シャオロンはお酒が強いようだ。
お風呂に入っている間に瓶が半分ほど減っている。
一人で飲むにしてはペースが速いような気がしたが、お酒に強いのならそう気にならないのだろうか。]


 わたしも飲めるよ?
 さっきのお酒だってお水みたいだったもの。


[ほんのり酔っている気はしたが意識はしっかりと保っている。
シャオロンの手に寄ってお酒が水と変えられていたことには気づいていない。]

[身体を動かせば、ふわりと香油の香りが立つ。
シャオロンをお風呂へと送り出す前に、言っておきたかったことを口にすれば、隣から低く呻くような声が聞こえて、びくっと身を震わせた。

鋭い眼光に怖気づきそうになる。
何か怒らせてしまうようなことを言ったのかと、恐れて口を噤んだ。]

[隣で立ち上がる気配がする。
諭すような声に何も言えずに、俯いたまま。

部屋を出ていくシャオロンを見送った。

膝上でぎゅっと拳を握り締めれば、ほろりと一雫涙が落ちる。]



 …………   ロン……、


[小さく呟いた名前はもうどちらを呼ぶ名なのか、わからなくなっていた。*]


......う、うん......


[今日出会ったばかりのひとと結ばれる。
しかも異性に裸をさらけ出すのははじめてだ。

もちろん緊張や不安はあるけれど、
当初抱いていた怖さは不思議となかった。
酔いが回っているから、も多少はあるが
彼なら大丈夫なのではと感じるから。]

わたし、もーーー
だんなさまがジャヤートで良かった、って思ってるよ。

ジャヤートになら、
......わたしのこころとからだ
委ねてもいいって、......だから


[彼のように愛してる、と言いきれるほど
まだ心が追い付いてきていないけれど。
確かに惹かれはじめている、
柔らかな笑みを浮かべるこの青年に。
きっとこれからもっと好きになってしまうだろう。
確信に近い予感がある。]

ふふ、今度は私が食べさせてあげるね。

[近いうちに今度はシャーレンが彼に食べさせてあげようと思う。
世話をしてもらうのも好きだが、世話をするのも好きなので。
視線がこちらを向いてくれるまで待って、唇を重ねた後]

そんなに前から?
もう、諦めなくてもいいんだもの。
貴方の…コンの印、たくさんつけて?

[出会った時からと言われれば流石に驚いた。
そんなに前から独占欲を感じていたとは思わなかった。
けれど、今は諦めることなんてしなくていいし。
むしろ…彼の妻であると、彼の女であると、この身体に印をつけてほしいと思う。
彼と再び出会えて、彼を想う気持ちは一層強くなったと言えるだろう。

寝具へ彼が寝かせてくれたと思えば、右肩へピリッとした痛みが走る。
左肩へ舌が這い、そちらにも痛みが走る。
歯型がくっきり残っていそうだなんて考えるが、それすらも愛おしい*]

[一枚一枚、衣装が脱がされていく。
腰ひもが解かれ、履物が落とされ
最後に下着が取り払われれば
白い素肌が彼のもとに晒されたか。

全体的に肉付きは良く
咄嗟に両手で胸を覆っても
豊満な乳房がはみ出している。

押さえるものがなくなった光の尾が
忙しなく後ろでゆらゆらと揺れているのが
彼からも見えるだろうか。]

えと、じゃあ......わたしも脱がす、ね

[脱がしあい、というからには
彼の服はこちらが脱がすのが筋なのだろう。
衣装に手をかけ、彼もまた一糸纏わぬ姿にしてしまおうか。**]




   明日以降に頼む。
   果物を作って生活できればいいが……


[ 近くに果物の木があった気がするから、
  明日以降は改めて生業を続けられるか
  探索に行かなければ、とふと思うのだった。

  彼女の手料理はどういったものなのか。

  彼女が料理をしてきたとは思っていないので
  もし手料理を出されたら、新たな一面、と
  彼女のことをたくさん褒めるだろう。   ]







   そういったこと、後悔しないように。

   後からどうしてって言われても、
   シャーレンが許したから、としか言わないぞ。


[ 痕をつけることに許可が降りれば、
  コンの動きが止まることはなくなる。
  肩についた歯型に舌を這わせては
  ちぅっと吸い付き、その動きを何度か繰り返し
  その最中に、彼女の服の裾に手を入れ
  滑らかな絹のような太ももを何度か撫でる。  ]






   ……そういえば、初めてか?


[ 何度か吸い付いたのち、
  もっと進もうと思ったコンは
  優しく彼女に問うてみた。
  コンの指が太もも内側を撫でているから
  彼女はくすぐったさを覚えるかもしれない。

  反応が良ければ、
  その指を更に奥へと進ませるつもりで。  ]*




[シャオロンが部屋を出た後、
彼の言うとおりに水を一差し入れて口に含んだ。
喉元を通る水は心地好く火照った身体を冷ましてくれる。

ただ、飲んだ後もぐるぐると回る思考はおさまらなかった。

好きじゃないやつに抱かれたら、後悔する。
それは自身が口にしたものと同じだった。

自身で問い掛けておきながら、
自分自身は答えが見つからないなんて酷い話だ。

「ロン」が好き「だった」。

シャオロンはそのことを認めて尚も、手伝ってくれるという。
他の男に目を向けていたレイを「可愛い」と言ってくれる。

嫌いになれるはずもない。]

[たった一日一緒にいただけなのに、
今考えてしまうのはシャオロンのことばかり。

それは「ロン」が時折、彼と重なるだけでなく、
「シャオロン」として、気にかけ始めているからだ。

独りぼっちを寂しいと言った彼のこと
物珍しそうに魚料理に興味を持った彼のこと
お風呂が好きだと言う彼のこと

一つずつ知っていく度に胸の中に募っていく感情は、
言葉にするのならば「
」だ。

ゆっくり考えれば分かってしまった。
自身の本音に、気づいてしまった。

一度、気づいてしまったものを、
もう気づかないものにするなんて出来ない。]

[くぴりとまた水を飲む。
少し冷静になった頭がクリアになっていく。

お風呂場の方から物音が聞こえた。
シャオロンがお風呂から上がった気配がする。

彼が一途だと言った女は、そう言ってくれた男に恋をした。
そう言ったら笑われるだろうか。呆れられるだろうか。

まだ眠る気になれなくて、
今度は窘められていたお酒を
少しだけ杯に入れて、口に入れた。

廊下に足音が響いて、扉の向こうから声が聞こえる。]

[寝台から立ち上がり、彼を迎えに行く。
扉を開けば、髪が濡れたままのシャオロンが立っていた。
静かに息を吐き出して、緊張の糸を解すように。]



 ……おかえりなさい。

 眠る前に、ちょっとお話できる?


[今の想いを、ちゃんと聞いて欲しくて。
そっと戸口の傍らへ寄って、寝室へと促した。**] 

えぇ。
明日、一緒に探索しに行きましょ?

[彼の生業は知っているから、一緒に行こうと誘う。
場合によって、一緒に行けなくなるかもしれないが。

新居の探索は宴の前にしたが、食材の確認はしていないからその確認もしなくては。
シャーレンは一般的な家庭料理なら大抵のものは作れるので、食材さえあればなんとかなる。
まだ彼に手料理を振舞ったことは無いので、たくさん褒められれば嬉し恥ずかしと照れるかもしれない]

あら、私が言ったこと撤回するように見えて?
貴方にならいいと思ってるんだもの、後悔なんてしないわ。

[彼の髪をさらりと撫で、肩に舌が這い吸い付かれと繰り返す動きに口角を上げると、手が服の裾の中へ伸び太ももを撫でられ擽ったさに身をよじる]

そう、貴方が最初で最後。

[彼が優しく問うから、素直に頷く。
彼が初恋で、誰かと付き合うこともなかったから肌を重ねるのは初めて。
彼の妻になるのだから、最初で最後というのも間違いじゃない。
彼の手が与えるそれは擽ったさは感じるけれど、不快感はなく指が更に奥へ進めば身体をふるりと震わせたかも*]

 




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