─　回想：展望車両　─


［　怖かったと言われて手が止まりかけたが>>18
　　拒否はされなかったようで
　　手はそのまま触れることに成功したようだ。　］

　　機密……そうだな
　　俺のではあったけどな

　　　　　　　　　　　　　


［　いけないことを誘惑するような
　　含みのある笑みで
　　揶揄うようにいってみるけれど
　　返事が彼からあったとしても

　　　　　　　　　　　　　

　　と耳元で静かに囁く答えしか
　　用意してないけどな。　］
　

　　そうか、右手もだったか
　　消えて良かった……というべきか

　　左だけが残ってるのはもしかして

　　

　　　　　　　　



　　なら、今度は手袋を外していくのを
　　心掛けるとかしたらどうだ？
　　その左手だって四六時中手袋してると窮屈だろ
　

　　試しに俺の前の時だけ外す、とかな？


［　その後に続く言葉>>19は聞こえることはなかった。
　　だからこその提案なのだけれど
　　目を逸らされていたのなら>>19
　　その間にその左手に触れて笑ってみせるけど

　

　

　　オーラ……


［　思わず破顔してしまった。
　　嘘くさいなんて思われてるのは想像もつかず>>20



　　

　　名刺かよ、営業か？
　　　　　　　　　　　　


［　様付けとかはやめてくれと言うだろうが
　　”さん”か……まあだな
　

　

　

　
［　これは旅人の俺には縁のない者さ



　　　　　　　



　　それでいいさ、今は旅の仲間、今しか体験できない
　　この汽車の時間を楽しもうぜ。

　　まさか相手が広告塔やらキャッチフレーズやらを
　　考えてるとは思ってもおらず>>20
　　そんなこと知ったら「勘弁してくれ」と
　　遠慮させてもらうだろうな。



　

　　
　─　個室　─


　　紅茶でティータイム
　　紅茶を届けてくれたペンギンを
　　片手で抱きしめながら>>0:361
　　
　　そうして、空に浮いた汽車が安定すれば
　　
　　バスルームへ湯を張りに行く>>0:n5　］
　

　


















　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　

　
　─　歓談用車両　─


　　お、こたつ空いてる


［　周りを少し気にしてみるけれど
　　人は見当たらない。

　

　　

　　　　　　　　　　　

［　風呂で温まってもこたつの暖かさとはまた別だ。
　　一人なのをいいことに
　　気持ち良さげに大きく息を吐いて
　　ごろんと横になって身体を丸める。



　　ぺんぎんと添い寝したいなと考えながらも
　　暖かさに意識を奪われる。
　　ぼやぼやとした頭のまま、また眠気が来るけれど

　　今度は……寝ないさ、






　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　






　　彼から握手を求められれば
　　両手を軽く上げて。　］
　

　　
　　そういう国もあるだろうな。
　　俺の国はどうだったか
　　気にしたことがないから……問題ないだろうな

　　だが俺は握手は友好の証だと思ってる
　　

　　
　　

　

　
　　そうだな、その時が来れば
　　今度は俺からさせてくれ



　

　
［　そうして別れ際
　　「またな」と言ったその後に。　］
　　

　　　なあ、ユーリ
　　　これ実は君の店からのものなんだ


［　首から下げていたネックレス
　　服の中に隠れていたソレを取り出して
　　彼に見えるように持ち上げる

　　光が反射して淡く光ったのは
　　バロックパール>>0:178 >>1:39


　

　

［　口元に人差し指を立ててだと
　　振り向きざまに彼に伝え
　　そのまま今度は振り返らずに
　　片手だけをひらひらと上げて
　　　　　　　　　　　　扉へと消えた。　］**
　

　─　歓談用車両　─


　　………

　　　　　　　　　　　　　　


　　


［　起きてる起きてる俺はそんな
　　


　　寝る前にペンギンと添い寝したいと
　　考えていたせいもあって>>86

　　声が掛かればペンギンが来たと思うだろ？>>105

　

　
　　　
　　　

［　此処だ、とペンギン1匹分の自分の横の
　　こたつに入れる空きを作り
　　手でポフポフと叩いて場所を知らせる。

　

　　　


［　眉を下げて寂しげに見上げてみる
　　絶賛寝ぼけ中なので
　　許してもらいたいね。



　　さて、声の主はどう動いたか。