［扉の前に立った時
　出発を告げる音が聞こえました。>>n0

　窓の外の景色が動くのを確認します。
　揺れるとは言ってもほんの少しなのですね。

　では、行き先を考えましょう。
　展望車両は夕焼け目的で混み合っていそうですね。
　デッキで景色を見るのも良いですが、
　もし風が強いのならばヴェールが捲れてしまいそうです。
　
　となると残りは歓談用車両か食堂車。
　どちらにも目的はあります。］


　　（これで決めましょうか）


［ポケットからコインを1枚取り出して指で弾きます。
　表が出たら歓談用車両、裏で食堂車です。

　出た面は……裏^coin。］*

　　誰もいませんね……。
　　こちらお邪魔します。

［正確にはコック帽のペンギンさんが一羽いました。
　ついに第一村人と遭遇かと思いきや
　貸し切り状態で拍子抜けです。
　私のタイミングが悪いのですか？
　バーカウンターの一番右端に腰掛け、メニューを選びます。］


　　ペンギンさん、もう年越し蕎麦を食べても良いですか？
　　麺は少なめでお願いします。
　　箸は苦手なのでフォークで。
　　あとはえー−と……甘酒をお願いします。


［普段食べる機会が無い物にしてみました。
　
　］*

　
　　実に美味しそうです。
　　いただきますね。

［ドヤ顔で料理を出してくれたペンギンさんに拍手を送ります。
　
　

　温かな湯気から出汁の香りが広がります。
　上に乗った海老天をフォークで刺したら
　と小気味よい音がしました。
　これだけで食欲がそそられます。

　旅先も含めて今まで様々な料理を食べましたが
　記憶に残っているのは、こういった
　行事料理や郷土料理が多いです。
　地域に根付いたもの程、
　その土地や風習を感じられて面白いのですよね。

　ずるずると蕎麦をすするのに挑戦してみましょう。］**

　　
　　ご馳走様でした。
　　次は御節料理やお雑煮にも挑みたいですね。

［もし食べる機会が出来ても流石に年明けでしょうか。
　結局、ペンギン・スノードームまで頼み
　蕎麦とチョコドームに甘酒を流し込む形になりました。
　

　汁が服に飛ばないように食べるのが大変でした。
　ペンギンさんしかいませんし
　別に帽子など脱いでも良かった気もしますが。］

［お礼を告げるのと同時に
　ペンギンさんを少し撫でさせて貰います。
　手袋越しではありますが、絶妙な柔らかさが伝わります。
　
　外そうとポケットに手を入れて――］


　　……ああそうだ、こちらをどうぞ。

　　
［入っていたコインをチップとして1枚渡します。
　これは何処で学んだ風習でしたかね？］*

　



［先程選ばなかった歓談用車両に来ました。

　お土産コーナーへ一直線に向かいましたが
　
　お土産をチェックしながら
　ひっそりと、それとなく様子を探ってみます。
　会話内容までは流石にわかりません。

　あからさまに見ていると不審者扱いされかねないので
　目線はペンギンマグカップの方へ。

　
　
　
　
　

　とはいえ、ここは隠れる場所も無いので
　こちらに意識を向ければ
　普通に気付かれると思いますけどね。］

　
［
　

　一人目はのようですね。
　第一村人……と称するには失礼な整った顔立ちの方です。
　ええ、凛々しくて強そう。
　死人に遭遇してもなどと言う声帯は
　とても持ち合わせていそうに見えません。
　そんなギャップ萌えはご遠慮願いたいです。
　こちらは安全、でしょうか？


　二人目はの方、乗車時にお見掛けしましたね。>>0:203
　まだ年若そうな、
　白いワンピースの可憐なお嬢さんですね。
　水色のボンネットの合わせがよくお似合いです。
　こちらは……どうでしょうね……。
　の危険性もある気がします。
　それもだいぶ慣れてきたとはいえ、
　心に１ダメージはあるのですよね。
　
　・・・・・

　
［……まぁ、今はお土産を見てしまいましょう。
　このマグカップ良い品ですね。

　でも切符を譲って下さったマダムには
　これだけでは少ない気もするので、
　再びハルモア駅に戻った時に、他にも何か見繕いますか。］*
　

　



　　
　　
　　



　
　
　
　

　

　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　

　




　
　
　
　
　

　
［おっと、いけませんね。
　
　

　今はお土産を見ているのでした。
　自分用にペンギンのぬいぐるみが欲しいんですよ。
　事務所の椅子に置こうと思っていまして。
　
　しかしやや大きめサイズのは持ち帰りが大変そうですね。
　中くらいのサイズにしましょうか。

　ぬいぐるみの顔をよく見比べて気に入るものを選びます。
　
　そうかもしれませんし、そんな気もしてきましたが
　ぬいぐるみって個体差がありません？

　こちらは目が離れているような、いないような。
　こちらは嘴が大きいような、小さいような。］
　

　
　
［　おや、これはイケメ……イケペン！？　］*
　
　

　
［

　離れ辛くなってしまったお土産コーナーで
　買う予定の無かったストラップまで2個買いました。
　
　最初の潜めていたような時より
　声が大きくなったので会話も聞き取れるように……］
　

　
［え、抱き寄せられましたね？>>147 >>169
　ポンポンしてますね。
　そうか、お二人は恋人同士なのですね。
　
　・・・

　え、自己紹介を始めましたけど？？>>171
　やはり初対面なんですか？
　初対面でその距離感なんですか？

　あ、寒いからですね？
　私がスキンシップしないだけで
　普通の人はそういうものでしたっけ？
　『』って麦酒の謳い文句しか
　言えない体の私だからわからないんですか？
　生前そんなこと無かったような？］

　
［そしてこちらに気付いて飛んでくるミカン。>>155
　慌てて受け取ります。］

　　あっ、はい。
　　美味しそうなミカンですね。
　　有難うございます。

［もしかしてこの方、
　声をかけられたのは予想外でしたが、
　見える場所に居たので驚く必要はありませんでしたね。

　交流を求めていた私にとってこれは好都合です。
　
　買ったばかりのぬいぐるみを抱えて向かいます。］

　　お話勝手に聞いていてすみません。
　　お二人は初対面なのですか……？

　　私、デリック・ドイルと申します。
　　探偵をしておりますので
　　どうかお見知りおきください。*
　

　　これが噂のコタツですね。
　　では遠慮なくお邪魔しますね。
　　はは、これで天国に行けるのなら良いですね。

［二人とは向き合う場所に足を入れます。
　なるほどなるほど。
　これは罪深いアイテムですね。
　一度入ったが最後になりそうなのもわかります。
　こういう天国の行き方をしたかったものです。

　
　］