人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【人】 規律 ユス

「数河、だったな」

 手帳から名前を確認する。

「では『殺してくれ』と頼めばお前が責任取って俺を殺してくれるのか?」
(8) 2022/02/20(Sun) 20:34:00

【人】 規律 ユス

>>12 ツルギ

「いじめたつもりはなかったんだが。そう思うなら謝ろう。すまなかった」

 眉一つ動かさず述べる。
 手帳をぱらぱらとめくり、満足したのか閉じる。ここでは名前で読んだ方が何かと都合がいい。

>>16 カイ

「お前にそれが出来るのならな。
 死にたいわけではないが、"死にたくない"とも思わない。ルールではなく、これは俺の意思だ」
(20) 2022/02/20(Sun) 20:57:00

【人】 規律 ユス

>>24 カイ

「はっきり」

 言葉が止まる。

「死んでもいいとしか答えられないな。
 怖いかと言われたら……そうだな、分からない。そんな機会なかったから」

「でも痛いのは嫌だから、もし死ぬならなるべく苦しまない方法がいい」

 これでいいかと言いたげな視線が向けられる。
(83) 2022/02/21(Mon) 0:35:17

【人】 規律 ユス

「そうか、分かった。
 話し合いは少なからず疲労が溜まる。息抜きは必要だろうな」

 持っていた手帳を閉じて立ち上がった。フカワの意見に同意の様子。

「ではまた定刻に」

 席を立ち、抑揚の無い声でその場を後にするだろう。
(84) 2022/02/21(Mon) 0:40:44
規律 ユスは、メモを貼った。
(a28) 2022/02/21(Mon) 0:42:40

【人】 規律 ユス

>>85 カイ

「無いな。……ああ、いや」

 短く答えたあと間髪入れずに訂正を加える。

「一応、あるだろうか。だからあのアンケートも1に丸を付けた」

「理解する必要は無いだろう。俺はお前ではないし、お前もまた俺ではないのだから。
 やりたい事もあって、きちんとした主張も持っている。素晴らしい事だと俺は思う。そのままでいてくれ」
(88) 2022/02/21(Mon) 1:11:44

【人】 規律 ユス

 肩を落とす清掃員の姿を目にする。 >>86
 表情を変えることなくその様子を眺めた後、何も声をかけずに横を通り過ぎる。

 ふらりと足を運んだのはまっさらなスペース。参加者のために用意されたカフェや図書館とは反対側に位置するそこに、少年は立っていた。

「自由に利用していいのだったか」

 手帳を開き、ついでにボールペンを作り出した。頭の中にあるものを手帳の上に書き出していく。

 スペースと同じくらいまっさらな1ページに記されたのは
『海。砂浜。およそ98u
』。
(90) 2022/02/21(Mon) 1:38:55

【人】 規律 ユス

 程なくしてまっさらなスペースの一部に波が寄せては返す海と砂浜が出来上がる。
 決められた面積より先に海が広がっているはずはなく、不自然に切り取られたように途切れている。その点を除けば本物と殆ど変わりない。

 砂浜をさくさくと踏み締めながら手帳にさらに書き足していく。タコ何かの板ビニール袋ワカメ……等。
 それらを呼び出しては眉一つ動かさず砂浜に点々と散らばした後、

『カミクズさん。汚しておきました。掃除お願いしてもいいでしょうか』


 などといったメッセージを清掃員に送ったのだった。
(92) 2022/02/21(Mon) 1:45:57
ユスは、ゴミを散らかすだけ散らかした後海をしばらく眺めている。
(a31) 2022/02/21(Mon) 1:50:19

【人】 規律 ユス

>>91 カイ

「人助け? そんな殊勝なものではないな。心がけろと親からは常に言われていたが」

 棘のある空気も言葉も、ぶつけられたところで何も変わりなどせず。
 まるで人形か何かのように固い面持ちのまま貴方を見続けた。

「確かに俺はお前のことなど殆ど知らない。だが、己の考えをきちんと持つのは良いことではないのか? 少なくとも、何も持たない人間よりはマシだと思うが」

「何も知らないことで咎められるなら、お前のことを知ってからなら意見を述べてもいいのだろうか。であれば後ほど話し合いでもしよう」
(100) 2022/02/21(Mon) 2:14:28

【人】 規律 ユス

>>98 カミクズ

「掃除がしたいと仰っていたので、出来る様にしました。独り占めできますね」

 現行犯はいけしゃあしゃあと答えた。
 
なお自分は手伝う気がない。海の方へ向いたまま顔だけ動かして清掃員の方を眺めている。


「……それとも手伝った方がいいですか?」
(102) 2022/02/21(Mon) 2:27:21

【人】 規律 ユス

>>104 カミクズ

 タコが元いた場所──海もタコもその時その場で生み出された紛い物であるため元いたと言うには語弊があるだろうが──に帰されたのを真顔で眺めながら頷いた。

「はい。ユスであっています。
 特にやることありませんでしたから、どうか謝らず」

 名前がうろ覚えな様子も気にしない。

「暇といっても死にそうなほどではないし、特に手伝いたいとも思いませんので邪魔しないように見ています」

 身も蓋もない言い方だった。

「お仕事、お好きなんですか? ここに来てもしたいと思うほどに」
(106) 2022/02/21(Mon) 3:33:59

【人】 規律 ユス

>>108 カミクズ

「日常。……ああ、そうですね。慣れない非日常にいるよりは馴染みある空気の方が精神的にも負担は少ない」

 溶けかけの力無いクラゲがつつかれるのを感慨もなく見下ろしている。

「……誰かの散らかした後、誰かのいた後?
 なんだか自分は蚊帳の外でもいいと言うような口ぶりですね。そういうのって寂しくないのですか?」

 例えば夜を迎えて騒ぐものがいなくなった夜の海。
 例えば出店が全て無くなってしまった夏祭り会場のスペース。
 自分は身近な人間がよく口にする寂しさや悲しさを覚えることはないけれど、それでも誰かがいた名残が齎す妙な静けさに居心地の悪さを感じることはあった。
(111) 2022/02/21(Mon) 14:37:14

【人】 規律 ユス

>>112 カミクズ

「寂しい……とは然程感じませんが、落ち着かなさはありますね。
 先ほど口にしたのは一般論からでしょうか。少なくとも俺の身内や同級生は人がいなくなった場所を見ては寂しいと話していましたので」

 困惑気味に問いを投げられてもぴくりとも眉を動かさない。心情が顔に非常に出にくいらしい。

「そうでしたか。これもまた俺の周囲の話になってしまいますが、人のいた名残より人と直接関わる方に安心感を求める者が多かったので。
 残されたものに安らぎを多く得る人を見たのは初めてかもしれません」

 困ったように笑う貴方を目にしたならば、どう言葉をかけたものか迷うように空白を置いた後「お疲れ様です」とだけ返した。
 分かっている上で仕事を続けているのなら、今更自分が何か言うこともないだろうと。
(113) 2022/02/21(Mon) 17:07:10

【人】 規律 ユス

>>115 カミクズ

「生きていたことの名残り」

繰り返し呟くその声は、あまりにも機械的で。けれど、一度聞こえるように呟いてからも何度か消え入る声で繰り返した。
 数度言葉を繰り返した後、感傷の滲んだ笑みを焼き付けるようにまじまじと見つめる。急な話題転換も気にならないらしい。

「いえ、カミクズさんが困っていなくても海を出す予定でいました。
 小さい頃に本物を一度見たきりでしたが、その時は体調を崩していて殆ど覚えていなかったので。
 だから、もう一度見ようと思ったんです。ここでかはどうか分かりませんが、死ぬ前に」

 これも正確には本物ではないですが、と付け加えた。
(127) 2022/02/21(Mon) 22:08:02

【人】 規律 ユス

>>116 カイ

「バカではないのか、それともくだらないのか……俺自身では判断つかないな」

 貴方とは反対のような男は意外そうな反応も投げやりな返事も全て「そうか」と全て聞き届け、

「文句は別に言われても気にしないから大丈夫だ。
 それではまた改めて連絡しよう」

 最悪と言っても差し支えない初めてのやりとりは、こうして一度幕を閉じたことだろう。
(130) 2022/02/22(Tue) 1:05:17

【人】 規律 ユス

>>128 カミクズ

 清掃員の心学生知らず。
 べちゃべちゃのクラゲになりたい気持ちを全く理解しないまま眺め、流石に不思議そうに思えたのか何度か瞬きを繰り返してきょとんとした様子を見せた。

「そうですね。ずっと引っかかっていた心残りはなくなりました。
 ……が、それだけでした。嬉しかったとか、そういうものは思ったより感じなくて。ただ『こんなものか』と」

 不自然に切り取られた紛い物の海。清掃員の見るものを追いかけるように目線を泳がせながらも、思考はもし本物を見ていたらと言う仮定に流されていく。
 ──もし、本物を見ていたとしたら。

「……本物を見ても、恐らく似た反応をすると思います。これはきっと目にした海の真贋が問題ではなく、受け取る側である俺自身に問題があるのでしょう」
(134) 2022/02/22(Tue) 3:35:03

【人】 規律 ユス

>>135 カミクズ

「……ああ、成る程。そういう事もあるんですね」

 いつも通りの堅い口調。けれど、ほんの僅かに、感心したような色が混じった事に貴方は気付くだろうか。

「それなら何も感じないのは仕方がない。小さい頃のエピソードなんて碌に無かったから。
 ……少しだけ、気が楽になった気がします。俺の人格に問題があるから何も感じないとばかり思っていましたので」

 貴方が何を気にしているのか、学生は分からない。汲み取ろうともしないし、気にもしない。
責任ある発言なんて、出来る人の方が稀だ。もっと無責任な事を言う人間なんて、いくらでもいる。いた。

 だから、身勝手に振る舞う。

「ありがとうございます、カミクズさん」

 青年は小さく頭を下げた。
(161) 2022/02/22(Tue) 15:01:56

【人】 規律 ユス

>>175 カミクズ

 頭を上げれば視界に狼狽える貴方がいる。どうしてそんなに慌てているのだろうと疑問を抱きつつも、やっぱりそれは顔には出ない。

「誰かと……?」

 考えたことがなかった。

「成る程。機会があればそうしてみます。
 ……確かに先程一人で見た時よりも、碌に何も覚えていなかった小さな頃よりも、今こうしてカミクズさんと見ている方が色々と思うものもありましたからね」

 一人ではおよそ考えもつかなかったことが、貴方から齎されている。
 気付いたことを素直に口にした後、「あまり邪魔するのも申し訳ないので、俺はこれで」ともう一度下げてその場から離れるだろう。手伝いはやっぱりする気がなかった。
(199) 2022/02/23(Wed) 12:28:16

【人】 規律 ユス

 清掃員が掃除に戻ったあとのこと。>>211

「……見たいと思ったものも見終えたから、すぐに消そうと思ったのだが」

 話した通り何一つ手伝わず、マイペースに砂浜を踏みしめていた。足跡をつけたそばから波が攫って、薄れさせていく。

「…………残しておくか」

 あまり長い時間何の意味もない海を出しっぱなしにしてスペースを占拠するのはどうかと考えたけれど。
 自分に、誰かに、何か意味が生まれるのなら。

 98uの海は、そのまま残された。
(218) 2022/02/23(Wed) 15:41:39

【人】 規律 ユス

 来てすぐに海を楽しんだ青年は数名と会話したり、適当に寝たり、適当に食事をしたり、マイペースに過ごしていた。環境の変化も何も気にするものではないと言わんばかりに。

 暫くしてから散策する。

「……なんか建っているな」

 叙々苑が建っている。

「……なんか出来ているな」

 ブランコとかミステリーサークルとか色々出来ている。

「ふむ、見たことがない景色だ」

 その存在自体を見たことがないわけではなく、虚無からブランコが生えていたり唐突に焼肉屋が生えていたりする奇妙な光景が。
 何か思ったのかそうでないのか、無表情のまま周囲を観察していた。
(220) 2022/02/23(Wed) 15:48:31

【人】 規律 ユス

 何もないスペース。ぼんやり立つ青年が両手に持っているのは手帳とボールペン。

「…………」

 さらさらと何かを書き込んでいく。
『 食い倒れ人形ダビデ像兵馬俑
(233) 2022/02/23(Wed) 17:44:27
ユスは、にょきにょき生えてきたそれらを黙って見つめた。
(a98) 2022/02/23(Wed) 17:46:33

【人】 規律 ユス

>>233

 統一性のないそれらを眉一つ動かさず眺めたあと、小さく呟いた。

「……足りないだろうか」

 更に手帳の上でボールペンが走る。
10分の1スケールベルサイユ宮殿10分の1凱旋門10分の1スケールサグラダ・ファミリア
 それらを限りなく同じスペースに』
(235) 2022/02/23(Wed) 17:47:52
ユスは、このボールペンは欧州の気分なんだろうかと適当に選ばれたものを見つめた。
(a99) 2022/02/23(Wed) 17:49:32

【人】 規律 ユス

>>233 >>235

 宮殿の一部から門が生えていたり、教会のパーツが不自然になっていたり、何もかもがぐちゃぐちゃになっている。
 めちゃくちゃな光景をただ静かに見上げている。

「……確かに見たことはない景色ではある」

「あるが……」
(236) 2022/02/23(Wed) 17:52:08
ユスは、何の感慨もなく消去手続きを取った。16分後には崩れて消える。
(a100) 2022/02/23(Wed) 17:53:45

【人】 規律 ユス

「何も感じないな」

 ただ一言。それだけ呟いて手帳を閉じた。
 98uの海。虚無のブランコ。落とし穴の上に立つ人。
 ここで生まれた突拍子もない景色はいくつか見た。真似するようにめちゃくちゃなものを作ってみた。

 同じような心情には、ならなかった。
(237) 2022/02/23(Wed) 17:58:26
ユスは、アクタを見た。>>a101 気に入ったのか?削除手続き取りやめた方がいいか?の眼差し。
(a102) 2022/02/23(Wed) 18:49:34

ユスは、考える。作るべき……もの……?分からない。
(a105) 2022/02/23(Wed) 18:55:32

ユスは、分からないので、アクタの銅像を生やした。>>a104
(a106) 2022/02/23(Wed) 18:55:58

【人】 規律 ユス

>>240 アクタ

「何故?」

 何故? こんなにも精巧な造りのもの生やしたのに……。
 消せと言われたのですぐに消した。作るべきものとはなんだったのだろう。
(241) 2022/02/23(Wed) 19:06:24

【人】 規律 ユス

>>242 アクタ

「突然知り合って間もない奴に自分の精巧な銅像建てられたことがないので分からない」


 素直に答えた。分からないらしい。

「そういうものなのか? よく分からないな。
 ああ、いや待て。将来有名人になると語った者に『じゃあ今からサインくれ』とサインを求めていた同級生とかはいたな。それと同じということでどうだ。俺はよく分からないが。
 お前、これから実績残すんだろう?」

 それなら問題ないだろうと言わんばかりの口ぶりだ。
(245) 2022/02/23(Wed) 19:37:37

【人】 規律 ユス

>>246 アクタ

「俺は困らないので好きに建てればいいと思う」


「建てたならお前の苦労を忘れない為に『アクタ作』とでも看板を付けてやろうと思うが、どうだろうか」


 手帳の形をした端末を真似するように構えて見せた。人のことはよく分からないが、頑張った証を残してやろうという気遣いはあった。

 話を横に置いといてをされたので、大人しく話題を変える。

「欲しいものか。そう思って見たことのない景色を出してみたんだが、ピンとこなかった」
(248) 2022/02/23(Wed) 20:11:52
ユスは、成る程これが仲良しか、とメイサイを見た。覚えておこうと思う。
(a110) 2022/02/23(Wed) 20:29:16

【人】 規律 ユス

>>250 アクタ

「何故」

 あれだけ言ったのだから、建てたいのかと思ったのに……。
 仕方がないので自分も手帳をしまった。

「変な奴とはよく言われるな。
 好きなもの、気に入っているもの、落ち着くものか。
 …………………………」

 長考に入る。30秒ほど。

「……なんだろうな。強いて言えば落ち着くなら何も考えなくて済む場所だろうか。
 そう言うお前はどうなんだ、アクタ。演劇界の人間なんだったか。であれば演劇が好きなのか」

 想像力に乏しいので、素直に考えてそう問いを投げた。
(252) 2022/02/23(Wed) 20:34:11
 




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