ええ、貴方は凛々しくなったわね
　　

　　


［　羽交い締めをギリギリと強くしようとして

　　最低限以上の筋肉の付きにその手を緩めてしまって
　　思わず離れても服の上から
　　ペタペタと体付きを確かめるように触れていく。
　

　

［　懐かしむように触れた貴方の髪質も
　　頭の形だって変わっていないわ。




　　　あら、ふふっ、そうね
　　　今はこれくらいで許してあげる




［　気不味そうにするヴィスマルトの様子を
　　柔らかく笑って、少し揶揄って


　

　　　あの子ったら……！
　　　


［　弟子の二人のやりとりも
　　しっかりこの耳に入れながら
　　気の利かない我が弟子に気を揉んで。


　

　　　そうね、折角の貴重な依頼だから
　　　学びも兼ねて




　　　貴方も今や立派な師匠なのだものね
　　　

　　　しっかりやれている？
　　　師として、先輩として
　　　お悩み相談はいつでも受付中よ

　　　蒼鉛の魔術師。だものね
　　　噂は聞き届いているわ


［　彼の姪で弟子と説明を受ければ>>10
　　姪、あの時の……

　

　　　可愛い子とは是非お近付きになりたいわね
　　　弟子から見た貴方の師匠っぷりも聞いちゃおうかしら




　

　

　　　用意周到なところ
　　　手配が早いのは相変わらずね
　　　助かるわ。ありがとう

［　拠点の確保、交渉。>>11
　　その手際の良さに感謝を述べ
　　彼の指の方向へ視線を向ける。　］
　

　　　そうだわ！　ケーキがあるのよ
　　　まずは一息つきましょう？


［　ヴィスマルトの隣に立って
　　弟子の二人に向かって行きましょうと
　　声をかけて。



　　


　　今後の話し合いも兼ねての
　　小さなお茶会をしましょう。　］**
　
　

　　あらあら、そうだったわね
　　いつまでも可愛くて、つい……


［　反省？


　　



　

　　　自分の弟子の活躍は
　　　知りたくなるものよ

　　　もちろん彼女、アガーテが教えてくれることもあるわ
　　　でも貴方の情報は私が集めたの

　　　貴方は自分から報告に来てくれないもの
　　　私も貴方のことは気にしているのよ

　　　もっと会いに来て頂戴
　　　忙しいのなら手紙だけでも嬉しいものよ



　　　自分の噂くらい知っているわ
　　　ってね

　　　……広まった噂を否定はしないけれど
　　　貴方に会いに行けないのは少し困っていたわね



　

　　　何が言いたかったかというと
　　　全然会いに来ない可愛くない弟子を
　　　それでも貴方らしいと可愛く思えてしまうのは
　　　師だから。かもしれないわね
　　　
　　　それだけは覚えていて


［　忘れないで欲しい、覚えていて欲しい>>26
　　貴方は私の弟子であるのだから
　　と
　　今でも可愛く思っていることを。


　

　　　私でよければ喜んで
　　　そうねぇ、私の弟子のことも
　　　貴方に任せちゃおうかしら？
　　　兄弟子として、でもいいわよ
　　　
　　　
　　　
　　　同じものはないと思うの

　　　それにそれぞれに
　　　いい刺激になるかもしれないわね


［　あの子も。貴方も、貴方の弟子も、私にとっても。ね。


　　そうね、まずは依頼の品を作ること。
　　これほど難易度の高いものを作ることができれば
　　自信に繋がるのではないかしら？　　］

　

　　　
　　　いいわねぇ〜
　　　美味しそうなケーキの数々に
　　　安らげる空間
　　　それに温かなお茶も合わされば最高のくつろぎ空間ね



　

　　　
　　　いい？　これが私の平常心


　

　　　私だってお淑やかな時があるでしょう？
　　　第一印象が大事ですもの
　　　魔女としての威厳を出さないといけないわ


　

　　　……リアント
　　　聞こえてるわよ。
　　　貴方こそその被ってる猫を逃がしてきなさい


　

　　にっこりとヴィスマルトとオペラの方に
　　微笑みを向けて。　］


　　　ヴィスマルトは久しぶりね
　　　オペラさんは初めまして


　　　　　　　　　　”さん”なんて他人行儀ね
　　　　　　　　　　オペラって呼んでいいかしら？

　

　　　私はルービナ
　　　紅玉の魔女と呼ばれているわ
　　　この子は弟子のリアントよ
　
　　　何の縁かこうして出会えたのだから
　　　パナシーアを一緒に完成させましょう

　　　
［　猫は被れなかったけれど
　　

　　彼女が緊張している様子に気が付けば>>30　］
　

　　　ねえ、貴女はヴィスマルトの弟子でしょう？
　　　ヴィスマルトは私の弟子だったのよ

　　　貴女は孫弟子になる……ということは
　　　貴女も私の弟子ということよね？
　　　ほら、先生って呼んでもいいのよ？
　　　様なんて畏まらないで

　　　それとも師は一人の方がいいかしら
　　　それなら仕方ないから好きに呼んでね


［　まさに彼が考えていた孫弟子の考え方が
　　同じであったのは師弟だからこその思考だろうか>>0:104

　─　ティータイム後　─


［　テーブルの上のケーキがなくなり
　　諸々の荷物の整理などが終われば
　　依頼の品である
　　の調合の準備へと
　　取り掛かる。　］


　　万能の魔法薬��パナシーア��
　　高度な調合技術と浄化が求められるわ
　　調合は主にヴィスマルトが
　　私は調合のサポートと
　　同時に浄化を担当するわ、それでいいかしら？


［　ヴィスマルトへと視線を向け意見を伺う。　］

　　
　　月の光が必須条件ね……

　　この土地を選んだのは
　　ここが最適だからなのよ
　　ヴィスマルトはしっかりわかっていたようね


　　辺鄙な場所だけれど
　　月の光を集められる条件が揃っていて
　　パナシーアに必要な希少素材が近くにあるの
　

　　



　　私たちの弟子である
　　あなた達なら出来ると信じているわ
　　今まで培ってきた知恵や経験を十分に活かせるはずよ

［　こんなものかしら。と
　　ヴィスマルトの方を伺って
　　他に何かあればどうぞの合図。