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【人】 穂積紗優[丸まった背を叩いて隣へ並べば、 とうの相手は針金を背中に入れたようにピンの伸びて、 眠気に垂れ下がっていた目が大きくなる。 おはよう。と活きのいい第一声が聞こえれば、 いつもの調子に、うん、と小さく相槌だけを返した。 さっきまで眠そうにしていたのに、 一気に目覚まし時計が鳴り響きそうな明るい声に苦笑する。 学生ならばこの時間に起きてくることは 珍しくもなんでもないけれど。 見えない尻尾を大きく揺らしそうなその光景に、 肩を竦めつつも、ご褒美に応じた。] ん、えらいえらい。 よくできました。 [これみよがしに目線の位置まで下がってきた頭に、 手を伸ばして、くしゃくしゃと髪を撫ぜて。] (5) milkxxxx 2022/06/13(Mon) 21:34:23 |
【人】 穂積紗優[それからきょろきょろと辺りを見回した。] トヨくん、今日は一人? [堀江クンとよく一緒にいる眼鏡の人が側に居なくて、 ついつい辺りを探してしまう。 学校ではなんだかニコイチで見ている気がしてしまうから、 ついそう問いかけるのが癖になっていた。 周りからすれば、私と堀江クンも一緒に居ることが多いから、 それこそニコイチのようなものかもしれないけれど。 当の本人はそのことには気づいてない。 もう一度くしゃりと髪を撫でて下ろした手は、 鞄を持ち直して、歩きながら話す体に変わっていく。] (6) milkxxxx 2022/06/13(Mon) 21:34:32 |
【人】 穂積紗優[堀江クンは私と違って友達が多い。 男女比でいえば、女の子のほうが多い気がするけど、 女の子の方が話しやすいとかあるのかな。 最初は私もそんな友達の中の一人だと思っていたけれど、 なんだか一緒にいるうちに、二人で居ることが増えていって、 妙に懐かれて、周りから付き合ってるの? ……なんて聞かれるようになって。] 『……付き合ってるの?』 [噂好きの女の子に聞かれた問いかけを、 そのまま隣に居た彼に投げてみたけれど、 その時、彼はなんて言ったかな?*] (7) milkxxxx 2022/06/13(Mon) 21:34:44 |
【人】 穂積紗優[柔らかい髪を撫でてあげればふにゃりと様相が崩れる。 しばらくそうしていたら、お返しにと身体を引き寄せられた。] ……ちょっ、……まぁ、いいか。 [一瞬、驚いてぱちぱちと瞬きを繰り返したけれど。 ところ構わずスキンシップを求めてくる彼には慣れたもので、 あやすように背を撫でる手を、ハイハイ。と大人しく受ける。 最初の頃は、TPOとか、ないのかなぁ?と思った頃もあったけど、 こういう風に頭を撫でたり、軽いハグをしたりするのに、 なんだか慣れてきてしまって。 まあ、海外でならこういうこともあるかぁ。と流す程度には、 堀江クンのペースに流されている気もする。] (14) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 1:22:14 |
【人】 穂積紗優[それから今日は一人だということを聞いて。] ……ふぅん、そうなんだ。 選択、今日は一緒なの? じゃあ、お昼一緒に食べれるね。 [一人ならば気を使うこともなく、彼の隣を歩く。 鞄を持つという申し出には、少し迷って 腕にかけていた小さなの方の鞄を手渡した。 教科書が入っている方の大きな鞄も小さい鞄も 自分で持てない訳じゃない。 けれど、全部を断ってしまったら 彼がしゅんとするのは目に見えているし。 荷物にならない程度の鞄でお役目を果たしてもらう。 中身はお弁当だ。殆どが冷食ではあるけれど、 卵焼きとほうれん草のお浸しぐらいは 自分で作ったものが入ってる。] (15) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 1:22:32 |
【人】 穂積紗優[何気なく聞いた問いかけの先にあった答えは、 意外にも茶化すものではなく、真摯なものだった。 好意を持たれているのはなんとなく分かっていたけれど。 お付き合いするまで好きなのだとは思ってもみなくて。 ただの女友達の一人の延長線上だとばかり考えていたから、 腰に回された腕に抱き寄せられて、] あぁ、そうなんだ。なんて、今更ながらに実感したりした。 初めてって、最初に逢った講義のことかな? 私以外見てない、と言う瞳に映るのは、自分自身。] (16) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 1:22:57 |
【人】 穂積紗優『……そっか。 うん、……分かった。 私も堀江クンのこと好きだよ。』 [好き、の範囲がどの程度のものなのか。 この時はまだよく分からなかったけど。 よく喋る男の子の中では一番話していたし、一緒に居た。 だから好きって言われたときも、すんなり受け入れてしまって。 カレシとカノジョになってみるのも、いいかなって思ったんだよね。] (17) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 1:23:14 |
【人】 穂積紗優[質問をくれた子の眼の前で、告白し合って。 改めてちゃんと好きって言われて、お付き合いを初めて。 じゃあ、改めてヨロシク。 なんて言い合って笑って、始まったスタートから、 今日までずっと続いて、もうすぐ一年が経とうとしてる。 授業以外にも、うちに呼んだり、彼の家にお邪魔したりして 私の部屋には、彼のモノも増えつつある。 構内に入れば、そろそろ開始時間なのか。 少し急くようにして教室へと入っている生徒たちが見える。] 講義、始まるみたい。急ご。 [のんびりと歩く彼を少し急かして、 私達もその波に流されて、教室へと入っていった。**] (18) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 1:24:34 |
【人】 穂積紗優おかず? いいの? 私は助かるけど、おばさんに申し訳ないな……。 [私が一人暮らしだからか、堀江クンのお母さんは たまに差し入れをくれたりする。 自分で作るよりも人に作ってもらったもののほうが 美味しく感じるし、実家から離れてしまったせいで、 家庭の味は恋しいから、正直差し入れはありがたい。 実家暮らしの彼氏の家に、お泊りって 結構居た堪れないものがあるんだけど……、 堀江家はトヨくんもお母さんも気にしないみたいで、 そこのところはちょっとホッとしている。 だからって、ご実家に私の分の歯磨きまで 置かれてるのは、正直恥ずかしいけれど。] (25) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 22:03:13 |
【人】 穂積紗優[少し駆け足気味に教室へと向かいながら、 あまり急ぐ風でもない堀江クンに目を向ける。] 授業に早いもゆっくりもないでしょ。 チャージは後でもできるから、授業に集中しなよ? [とは、言いつつ教室の後方の席を並んで2つ場所を取る。 わざわざ離れる理由もないから、これは自然の成り行きだ。 眠くならない限りは授業をちゃんと受けたいし、 彼もそれなりに大人しくしているだろう。 やがて講師がやってくるとチャイムが鳴り、授業が始まる。 気づけば意識は隣から前へと集中し、 次々に書き写される板書やスライドを眺めていた。] (26) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 22:03:27 |
【人】 穂積紗優[集中していたからか、午前の2コマは あっという間に時間が過ぎていた。 お昼になった途端、明るい表情を浮かべた 堀江クンにつられて、教室を後に構内の芝生スペースへと向かう。 大学にレジャーシートまで持ってきてることには驚いたけど、 せっかく用意してくれたものを無下に断わることもできずに。 広げられたシートへと腰を落ち着けた。] 別に、そのまま座ってもいいのに。 ありがとね。 [芝生だから汚れることはないだろうけれど、 親切心はありがたく頂戴することにして、 彼に預けていた小さな鞄からお弁当を取り出す。 飲み物はさっき自販機で買ったお茶が2つ、 シートの上に仲良く並んでいる。] (27) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 22:03:53 |
【人】 穂積紗優トヨくんも、おばさんのお弁当? いいな、おばさんのご飯美味しいもんね。 [お弁当を広げながら、隣りに座った彼のお弁当を見る。 一般家庭のごくごく美味しそうなおかずが並ぶお弁当。 ポテトサラダも唐揚げも、美味しそうだ。 冷食ばかりが並んでいる自分のお弁当と並べるのは、 ちょっと気が引けてしまう。 ま、どうせ食べるのは自分だし、と箸を手にしたところで、 隣からの妙に熱い視線に気づいた。] ……何? 何か食べたいの? [……と、言っても殆ど冷食だけど。*] (28) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 22:04:10 |
【人】 穂積紗優[応援してくれるのは素直に嬉しい。 無理をしてるわけじゃないけど、実家にいる時よりも 確かにやることは増えてるから、 疲れて帰ったらぱったり眠っちゃうときもある。] ……そっか、ありがとね。 おばさんにもお礼言っておいて。 今日はバイトないから、 帰りにおばさんに何か買って帰ろ。 [差し入れの代わりになるものを、と笑ってそんな提案を。 お世話になりっぱなしは申し訳ないし、 おばさんが甘いもの好きなのは、遊びに行く時に覚えた一つ。 やっぱりカレシのお母さんには好かれたいしね。] (33) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 23:26:30 |
【人】 穂積紗優[そんな朝を通り越して、お弁当を囲む。 眠るのは別に構わないけど、 大学の構内でレジャーシートまで敷いてお昼寝は さすがにちょっと目立っちゃうし抵抗あるかな。] 寝るなら日除けになってあげるから、 寝ててもいいよ。 時間になったら起こしてあげるし。 [私はお昼寝するつもりはないけれど、 堀江クンが眠るつもりなら邪魔はしない。 男の子なら芝生の上で寝てる子も少なくはない。 日差しはまだ強くもないから、このくらいの木陰なら 本を読んで時間を潰すのも悪くないだろう。] (34) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 23:26:47 |
【人】 穂積紗優[手作りのお弁当を持たせてくれる優しいお母さん。 羨ましいことこの上ない。 交換と言われて、大層なものを作ってきていない私は ちょっと気が引けたけど、卵焼きなら、まあ、釣り合うかな。] ……それくらいなら、いいよ。 じゃあポテトサラダちょうだい。 ほら、……あー。 [箸で卵焼きを摘んで、唇を、あ、の形にして。 堀江クンの口元に運んでいく。 構内と言っても、芝生エリアには等間隔で疎らにしか 人は居ないし、それぞれにランチを楽しんでいる。 だから、これくらいなら気にならない。] (35) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 23:27:28 |
【人】 穂積紗優[開いた唇に卵焼きを放り込んで、 私はポテトサラダを一口、隣のお弁当から譲ってもらう。 堀江クンは私にも食べさせようとしたけれど、 それは丁重にお断りしておいた。 だって、やっぱり恥ずかしいじゃん。*] (36) milkxxxx 2022/06/14(Tue) 23:27:47 |
【人】 穂積紗優[言付けは無事伝わった。 ただ、スイーツが駄目なら何を持っていけばいいんだろう。 少し思案に首を傾ける。] 甘いものが駄目なら、他に好きなもの教えて。 ご厚意に甘えてばかりじゃ、立つ瀬がないから。 [おばさんが太ってるなんて思ったことないけど、 女の人なら気にすることもあるだろう。 本人が食べたいのなら遠慮せず食べて欲しいけれど、 人の家庭にそこまで口は突っ込めない。 だから、代用になるものをリクエストしてその場は収めた。] (43) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 22:05:47 |
【人】 穂積紗優[太腿を強調されて、なんとなく自身の脚に視線を落とす。 あんまり肉付きは良い方じゃないから、 寝心地は良いものとは言えないかもしれない。 これでも頑張って食べてる方なんだけどな。 面倒になるとつい食事を抜きがちにしてるのが駄目なのかも。 お昼寝の場所のリザーブを承りつつ、 ポテトサラダに箸をつける。 ちょっとカレー粉が入ってて大人の味がする。 うん、やっぱりおばさんの料理は美味しいな。 自分が持ってきた冷食の寂しさがちょっと癒やされる。 今どきの冷食だって捨てたものじゃないけど、 やっぱり人に作ってもらったご飯は美味しい。] (44) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 22:06:08 |
【人】 穂積紗優[だから、私が作った卵焼きも美味しいと言われたら、 ほっと表情を緩めてしまった。] そう? ……良かった。 うん、男の人も料理できたほうがいいっていうしね。 いいんじゃないかな。 もちろん、持ってきてくれたら食べるよ。 [私の卵焼きはおばさんの出汁巻きとは違って、 砂糖の入った甘めの卵焼き。 うちのお母さんが作ってくれた卵焼きがそうだったから。 トヨくんが作るならまた違った味付けになるだろう。 おばさん直伝の味になるのかな。 作ってるうちに追い越されたりするかもね。] (45) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 22:06:22 |
【人】 穂積紗優[小さなお弁当はあっという間に食べちゃって。 トヨくんの大きなお弁当もあっという間になくなって。 お茶を流し込んでいれば、ふわりと彼の髪が舞った。 ちゅ、とリップ音がするキスを頬に落とされて、 横座りしていた私の腿に彼の頭が落ちる。 週明けはサークルの集まりも悪いし、 顔を出したところで他の人も来ていないかもしれない。] ……んー……、おばさんにも挨拶したいし、 久しぶりにトヨくんちに行こうかな。 さっきのお土産、何がいいか考えなくちゃね。 [そういって彼のふわふわ揺らいでいる髪を撫ぜる。 眠りに誘うように、後はなんとなく 手触りが犬みたいで気持ちいいから。 犬みたい、なんて例えたら拗ねちゃうかもしれないけど。] (46) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 22:06:39 |
【人】 穂積紗優[昼食後は彼の目が覚めるまで本を読んで時間を潰して。 ある程度時間が立てば、彼の肩を揺らして起こした。 寝ぼけ眼でキスは?なんて言われたけど、 学校でさすがにできるわけがないから諦めてもらう。 ご飯を食べた後の授業は、さすがに私も眠かったけど、 そこは堪えて眠気と戦いながら授業を受けた。 久しぶりのバイトの休みは2連休だし、 明日までゆっくりできるから、羽根を伸ばしたいな。*] (47) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 22:06:51 |
【人】 穂積紗優[肉のない骨みたいな太腿でも、彼は満足らしい。 もしかしたらちょっと痛いかもしれないけど、 文句は聞いたことないから、それなりに納得してるのかも。 彼が寝付くまで、頭を撫でる手を緩めないまま、 ゆるゆると髪を撫でていれば、こちらも少し眠くなって、 ふぁ、と小さく欠伸を漏らした。] 私はお母さんから。 あとは……料理本読んだり、バズレシピみたり。 卵焼きはずっとうちの味だから、 気に入ってもらえてよかった。 [気に入ってもらえたならまた作ってこよう。 今度は一人分じゃなくて、彼の分と二人分。 堀江クンがおうちの味が恋しくなった時ように、 おばさんにも味付けをこっそり教わっておこう。] (52) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 23:48:23 |
【人】 穂積紗優そうかな? 喜んでもらえるなら、嬉しいな。 [堀江クンはもちろん、おばさんのことも好きだしね。 喜ばせることができるなら、それは嬉しい。 やがて彼の目がとろんと落ちてくる。 眠気がやってきたみたいだ。撫でる手を止めないまま、 移ろいに誘うように手の動きを弱くする。 目を閉じれば少し幼くなる彼の顔。 うーん、確かにちょっとキスしたくなる気持ちは分かるかも。 でも、場所が場所だけに、理性が勝って今はできない。 二人だけになったときに、たっぷりとね。 と、心に決めて、小さくおやすみ、と囁いた。] (53) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 23:48:43 |
【人】 穂積紗優[授業が終わったらノートや教科書を鞄にまとめつつ、 隣の彼の提案に、うーん、と少し悩む。 お泊りセットは何も持ってきていないから、どうしようかなって。] ……じゃあ、寄り道するとこ増やしても良い? 駅ビルなら多分あると思うし。 えっと、紅茶缶と、お茶菓子と……。 [と、一つずつ指を折りながら買うものを数えていく。 さっきみたいに手を差し出されたら、 空になったお弁当箱の鞄を彼に渡して、 空いたほうの手で彼の手をきゅっと握る。 どこに寄るの?って聞かれたら、小さく笑ってこう答えた。*] (54) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 23:49:10 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久明日の下着、ないと困るでしょ。 …………一緒に選んでくれる? [彼の耳に唇を寄せて、ぽそりと囁いた。**] (-3) milkxxxx 2022/06/15(Wed) 23:49:40 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優でもやっぱり、なんだかちょっと恥ずかしいね。 紗優ちゃんどんなやつが好き? [ ぼくはね、すっけすけのレースとか、 そういうのも好きなんだけど、 やっぱり紗優ちゃんの好きな柄とかを 優先しないと、って思うんだ。 あ、紗優ちゃんが赤とか着てたら なんかセクシーに見えてしまうかも…。 とか考えてたら手元に赤レースの下着持ってたや。 恐る恐る、紗優ちゃんに手渡したね。 ]* (-6) anzu_kin_ 2022/06/16(Thu) 20:21:24 |
【人】 穂積紗優バズレシピはお手軽簡単に作れるものが多い。 時間がない主婦の味方、時短料理を紹介してくれる 料理家さんの方が多いから。] ……そのうちね。 [自分が考えたレシピではもちろんないから、 褒められるのはなんだかくすぐったい。 だからその場では軽く流してしまった。 彼が本当に料理に興味を持ったその時は、 一緒にキッチンに並んで作ってみるのも 悪くはないかもしれない。] (59) milkxxxx 2022/06/16(Thu) 22:05:52 |
【人】 穂積紗優[眠りに落ちる前に欠伸混じりに聞こえた声には うーん、と小さく苦笑を零してしまう。 今でも十分程々のつもりだし、 返してくれなくなるほど気に入ってもらえるのは嬉しいから。] 嫌われるよりかは、好かれた方がいいでしょ。 カノジョがおかあさんと仲いい方が、 ……君も安心するでしょ。 [そういって、つん、と鼻を摘んでその話はお終いにする。 何より瞼が今にも落ちそうだったから。 その後は、ゆっくりと頭を撫で続けて眠りを誘った。**] (60) milkxxxx 2022/06/16(Thu) 22:06:11 |
【人】 穂積紗優[彼がご機嫌な様子につられて私も笑う。 繋いだ手を軽く揺らして、二人で並んで駅の方へと向かう。 耳朶に囁いた声は、ちゃんと届いたようで。 妙にしまりのない顔に、くすくすと肩を揺らした。] そんなに時間かけなくてもいいよ。 毎日使うものだし、お気軽で。 まあ、気に入ったものがあれば考えるけど。 [堀江クンが悩み始めたら本当に時間がかかりそうだ。 別にそれが嫌なわけじゃないけれど、 とんでもないものを選ばれたらそれはそれで困るし。 程々にしておいてほしいなと思うのはこちらの都合。] (61) milkxxxx 2022/06/16(Thu) 22:06:23 |
【人】 穂積紗優[大学を後にして、人が賑わってくる方向へと向かう。 駅が近づくにつれ人は増え始め、駅ビルに入れば、 買い物客でどの店もそこそこ賑わっていた。 まずは予定通り、おばさんの好きなフィナンシェと、 紅茶缶を探しにお店を探す。 ケーキ屋さんが売り出している人気のフィナンシェと、 お茶菓子にぴったりだとお店の人がおすすめしてくれた ダージリンの茶葉を買って包装してもらった。 それから最後に、目的のお店へと向かう。] (62) milkxxxx 2022/06/16(Thu) 22:06:32 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[薄手のレースが沢山並ぶランジェリーショップ。 もちろん女性客がほとんどだったけど、 たまに私達みたいにカレシ連れのカップルも見かける。 ちょっと居た堪れなさそうにしている人を微笑ましく見ていれば、 堀江クンも少し恥ずかしいのか、同じような台詞を口にした。] んー? 色はあんまり拘りないけど、 着心地がいいやつが好きかな。 可愛いものもいっぱいあるけど、 可愛すぎると私にはあんまり似合わないから。 [色に拘りはないと言いつつも、 少し肌が焼けやすい私には可愛らしいピンクとかは似合わない。 結局オーソドックスに白とか、薄い水色とか選ぶんだけど。] (-7) milkxxxx 2022/06/16(Thu) 22:06:54 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[いつもどおり似たような色のものに目を向けていれば、 彼が何やら隣で小さな生地を手にしている。] ……ン? [手元を見下ろせば、真っ赤なレースの生地の下着を持っていて。] ……わぁ、派手だね。 夏場だと服に透けちゃいそう。 [自分でも手に取ってみて、素材を確かめる。 生地自体はしっかりとした作りで何の問題もなさそうだ。 夏場に掛けては、白いTシャツなんて着たら、 透け透け担ってしまうけれど、今日はカーディガンもあるし。 まあ……、大丈夫かな?*] (-8) milkxxxx 2022/06/16(Thu) 22:07:17 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優着心地たしかに大切だ…… 触り心地いいとか、妥協できないものあるよね。 そんなことないよ?可愛いもの、合う。 いやいや、安心して? 紗優ちゃん可愛いものでもあり寄りのあり。 [ そう言いながら何かいいものがないかって、 話をしながら何個か見てはいたんだ。 でも、頭で自分の好み考えてたからかなぁ。 赤のレースが手元になんでかきちゃった。 チラチラっとお願い気味に差し出したら なんだか上手く行きそうな雰囲気。 試着室があったから、行っておいでって。 すぐ近くに行って、着替えた紗優ちゃんに 声かけてもらえるように待つんだけどね、 ]** (-9) anzu_kin_ 2022/06/16(Thu) 23:30:11 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[たとえお世辞だとしても、似合うと言ってくれるのは嬉しい。 私の言葉にすぐ否定から入ってくれるカレシさまに、 思わず笑って、ありがと。と小さく答えた。] そう、かな。 でも、やっぱり可愛いものはちょっと恥ずかしいな。 でも、こっちは着れそう。 ……試着してくるね。 [そう告げて彼が手渡してくれた下着を手に 店員さんの元へと向かっていく。 試着室はちょうど空いていたのか、すぐに案内された。] (-10) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 0:04:51 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[長いカーテンの向こうに案内されて、 一人、鏡の前で改めて下着を見る。赤いレース。 なかなか派手だと思う。自分だったら選ぶことはないけど。 堀江クンの好みも知ってみたかったし、いいかな。 カーテンの向こうで待つ彼はきっとそわそわしてるだろう。 下は合わせる予定はないから、上着だけを脱いでいく。 カーディガンとシャツを脱いでいって、ブラだけの姿になる。 今日の下着は薄いグリーンのフリルだ。 ホックを後ろ手に外して、値札のついた赤いレースのブラを身に纏っていく。 少し色黒の肌に鮮やかな赤が目立つ。 後ろを向いたり、胸元を手で上げたりしながら 形を確かめて、フィット感を確認する。] (-11) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 0:05:14 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久……うん、サイズもぴったり。 これにしようかな。 [カーテンは開けないまま、布一枚向こうに居る 堀江クンにそう伝える。 普通の服の試着室なら開けることもできるけど、 下着姿の格好でカーテンを開けられるのはさすがに無理。 だから、声だけで大丈夫なことを伝えて、 いざお披露目する時は彼の部屋になるだろう。 それまでお楽しみはとっておいてもらうことにして。 一人、試着室の中で満足して元のブラを装着し直した。] (-12) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 0:05:28 |
【人】 穂積紗優[着替えを終えて、試着室を出たら堀江クンは 少しだけ残念そうな顔をしてたかも? でも、場所が場所だからね、もし拗ねてたりしていたら、 よしよしと頭を撫でてから、レジに向かおう。 レジで支払いを終えたら、買い物は終了。] ……おまたせ。 じゃ、行こっか。 [ようやく買い物を終えて、手を繋ぎ直して。 後は彼の家へと向かうだけ。*] (67) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 0:06:13 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優[ 試着室まで一緒に行って、 当たり前にその近くで待つでしょ? 見れるかなー、見れないかなー。 そんな感じでソワソワしてるんだけど、 あともうひとつね、ぼくがそわそわしてるのは、 やっぱりお店にいる女の人たちのチラ見かな! ぼく彼女待ってるんですってプレートでもあれば すごく待ちやすいんだけど、 そんなものあるわけがないから、 にこにこして待ってる他ないんだよ。 そういえば今日の紗優ちゃんの下着ってなんだろう。 どんな色も映えるとぼくは思うから、 早く見たいなぁとか思っちゃう。 母さんに邪魔されないようにしないと…。 いや、地味に父さんもいるかもしれないな……。 ] (-13) anzu_kin_ 2022/06/17(Fri) 13:28:02 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優……あ、はーい。 すぐそばにはいるから、出てきたら声かけてね。 [ 服じゃないからやっぱりダメだった……。 今夜?明日?見れるんだし、 それくらい我慢してぼく。楽しみだなぁ。 紗優ちゃんって慎ましやかな感じあるから 赤着たらどうなるんだろう。 ぼく頭くらくらしちゃわない? しちゃったら紗優ちゃんによしよししてもらお。 ] (-14) anzu_kin_ 2022/06/17(Fri) 13:28:40 |
【人】 穂積紗優[試着室から出てきたら、居心地が悪かったのか、 そそくさと歩み寄られて耳打ちされる。 今日買った方の下着は着替え用に買ったものだから、 堀江クンは見れるのかな。] ……どうだろ、汚さなかったらいいけど? [悪戯っぽく微笑みを浮かべて耳打ちを返し、レジへと向かう。 さりげなく荷物を手にしてくれてから、 そこは甘えて、片方の手は彼に預けた。 スマホを取り出して時計を見たら、いい時間で。 彼の家に向かっている間に日も暮れてくるだろう。 帰り道に続く影が、少しずつ長くなっていく。] (70) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 21:36:42 |
【人】 穂積紗優[堀江クンの家の玄関を開けたら、いい香りが漂ってきた。 嗅ぎ慣れた香辛料の香り、今夜はカレーらしい。 手を離して、彼が自室に戻っていくのを見送って、 私は受け取った荷物を手にリビングに向かった。] こんばんは、おじゃまします。 突然お邪魔しちゃってすみません。 これ、お土産です。 紅茶が好きって聞いたから、ダージリンと、 紅茶に合うお茶菓子。 みなさんでどうぞ。 [ラッピングされた箱を袋ごと手渡せば喜んで貰えただろうか。 おじさんはまだ帰ってきてないみたい? ううん、そろそろ帰って来る頃かも。] (71) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 21:37:01 |
【人】 穂積紗優[食事に誘われればお言葉に甘えてご相伴になる。 タイミングよくお腹も減ってきて今にもくぅと音が鳴りそうだ。] いい匂いですね。 おばさんの料理好きだから食べられるの嬉しいです。 お弁当のポテトサラダも美味しかったな。 後で作り方教えてもらえますか? [ポテトサラダもカレー粉が入っていたなというのを思い出す。 カレーはまたサラダとは違う味になるだろうから楽しみだ。 堀江クンが降りてきたら、二人して手を洗って。] 支度、手伝いますね。 [堀江クンが率先して用意しだすのを追いかけて、 お皿やらカップやらを出していく。 よく遊びに来るようになったから、 お皿の場所も大体覚えてきたな。なんて考えてたら、 お父さんも帰ってきたみたいで、四人で食卓を囲んだ。*] (72) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 21:37:25 |
【人】 穂積紗優[料理指南の師匠は快く引き受けてくれた。 おばさんにつられて微笑んで、改めて よろしくお願いします。と小さくお辞儀をする。 戻ってきた堀江クンが不思議そうな顔をしていたから、 料理の話、って簡潔に伝えてキッチンへ向かう。] うん、そうだね。 おばさんがいつも綺麗にしてくれてるから、 見つけやすいよ。 [リレー方式でお皿を渡して、カレーを盛り付け、 飲み物は冷えた氷が入っている。 辛いものを食べる時は水分よく取るからね。] (77) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 23:19:38 |
【人】 穂積紗優[三人でテーブルに並んで食べ始めようとしたら、 おじさんも帰ってきたから、改めて立ち上がって挨拶した。 堀江クンはころころ笑ってるけど、挨拶は大事。 おじさんが着替えに行くタイミングを見計らって、 おじさんの分のカレーも盛らせてもらって。] いただきます。 [ようやく四人揃って、食事になった。] (78) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 23:19:55 |
【人】 穂積紗優[食卓は賑やかで、おばさんとおじさんとも話が弾む。 大学での堀江クンの話とか、 さっき話していたポテトサラダの作り方とか、 最近大学で流行っているSNSの話とか色々。 食べ終わった後もしばらくおばさんたちと話していたら、 堀江クンが構ってほしいのかぎゅっと抱きついてくる。 おばさんたちの前では流石に恥ずかしいけれど、 おばさんたちは慣れてるのか、話を切り上げてくれた。 話し足りないっていうおばさんに、私もです。と相槌を打つ。 でも、彼の機嫌を損ねたら戻すのが大変だからね。 おやすみなさい、と就寝前の挨拶をして二人にお別れした。] (79) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 23:20:11 |
【赤】 穂積紗優[堀江クンの部屋に案内されて、部屋の主がベッドに倒れ込む。 確かに晩御飯沢山食べてたし、お腹膨れてるかもね。 くすくすと笑いながら後を追いかけて、 誘われる声に手を伸ばした。 両腕を広げられた腕の内に滑り込み、ベッドに片足を乗り上げる。 誘われた手は、彼の肩口に降りて。] どんな下着って……、普通だよ? お泊りだと思ってなかったもん。 [正面から向き合うようにして、 彼がボタンを外していくのを見届ける。 カーディガンは着たままだから、シャツの前だけ開かれる感じ。 前が開かられていけば、薄いグリーンのブラが覗く。 小さなフリルが縁取りを彩って、小さな胸を隠していた。*] (*1) milkxxxx 2022/06/17(Fri) 23:20:48 |
【赤】 穂積紗優[シャツのボタンが外されていって、 下着と浅黒い肌が顕になっていく。 肌が外気に晒されて、ふるりと身を震わせた。 落ち着いていた心臓が、少し跳ねる。 とくとくと早くなっていく心臓の音を 抑えるように、静かに吐息を吐き出した。] 髪の色……? 意識はしてなかったけど、 言われてみれば、一緒だね。 [堀江クンに言われて彼の頭を見下ろした。 昼間に撫でていた髪が息を吐きかけるとふわりと揺れる。 別に意識して買った訳じゃなかったけど、 無意識に君の色を選んでいたってことになるのかな。] (*5) milkxxxx 2022/06/18(Sat) 21:45:16 |
【赤】 穂積紗優[後ろ手にホックを外されて、胸の周りの締まりが緩くなる。 たらりと垂れ下がった下着の上から、 手で胸を覆われて、ン、と小さく喘ぎを漏らす。 堀江クンの大きな掌にすっぽりと覆われる程の小高い山は、 彼と会った時よりかはいくらか膨らみはしたけれど、 一般的な胸の大きさに比べれば小さい方だと思う。] …………ッ、…… [指が胸の膨らみに埋まって指の形を残す。 今からいやらしいことをされるんだって思ったら、 零れた息が自然と熱くなっていた。] (*6) milkxxxx 2022/06/18(Sat) 21:45:26 |
【赤】 穂積紗優[やわやわと胸を揉み込まれて、息が乱れる。 指の腹を撫でる彼の表情にドキリとして、 濡れた指で色の付いた先端を触れられたら、もうだめで。 ぴくんっ、と身体が小さく跳ねた。] ……ぅンっ、……ぁ…… ……ぁ、……だって……、 トヨくんの、触り方がやらしいから……っ、 [指に反応するように先端がつん、と尖ってくる。 押し潰されると気持ちよさに、睫毛が震えて。 肩口にかかっていた手にきゅ、と力が篭った。*] (*7) milkxxxx 2022/06/18(Sat) 21:45:43 |
【赤】 穂積紗優[意識して欲しいと言われたら困ってしまう。 おばさんと堀江クンは全然分類が違うものだから。 やわやわと胸を揉まれて、胸が形を変えていく。 ン、ン、と小さく喘いでいれば、 彼の表情が少し曇ってしまった。] ……おばさんが取るわけないじゃん。 おばさんの一番はおじさんだもん。 私のいちばんも、トヨくんなら分かるでしょ? [頭を抱き込むようにして、ちゅ、と髪に口づける。 無意識に君の色を選ぶぐらいには、 君が好きだってこと、ちゃんと分かってもらえてるのかな。] (*12) milkxxxx 2022/06/18(Sat) 23:28:00 |
【赤】 穂積紗優……ッ、ぁ、……ンぅッ……、 ……、は、ぁッ…… [強く弱く、胸を揉み込まれて息が上がってくる。 言葉にされれば、より一層いやらしさを感じてしまって、 感じてるかと確かめられて、小さくこくりと頷いた。] ……ン、……トヨくんに、 ……触られるの、すき…… [羞恥に色黒の肌が淡く赤く染まっていく。 促されるままにベッドに横たわれば、重力に寄って 形作っていた胸が横に流れて平らになった。 手で包み込まれれば、胸はまた寄せられて小山を作るけど。 こんな薄い胸、トヨくんは触って楽しいのかな。] (*13) milkxxxx 2022/06/18(Sat) 23:28:16 |
【赤】 穂積紗優[そんなことを考えていれば、彼が感想を口にする。 確かに少しは育ってきた気がするけれど、本当に小山だよ。] ……うん、……いっぱい触って、 あと……、 …………なめて、ほしい……、 [ささやかなお願いは小さな小さな声で、 ほんのりと頬を染めて呟いた。 こういうえっちなこと口にするのは恥ずかしいんだけど、 言ったら、トヨくんが嬉しそうな顔するし、 と言い訳するように考えながら、おねだりに服を引いた。] ……っ、ン……ぅ……、ちゅ…… ぁ ……ッ、ん…… [唇が寄せられて、ちゅ、と音を立てて吸い上げられる。 瞼を伏せて、唇を重ねながら招き入れるように唇を開いた。*] (*14) milkxxxx 2022/06/18(Sat) 23:28:52 |
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