人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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一日目

村人:1名、霊感少年:2名、皇狼:1名

【人】 とある書物



    それでも人は、夜空の星に手をのばす。

 
(0) 2023/09/30(Sat) 0:00:00

【墓】 エウロパ



   物わかりの悪い子どもを諭すような説明に
   私は少し顔を曇らせる。>>0:156>>0:157

   力の差があるから、私との間では
   協力関係は成立しない。

   君の手伝いなど要らない、と。


  
(+0) 2023/09/30(Sat) 3:38:02

【墓】 エウロパ




   
「学園一の問題児が、虎なのかな……。」



 
(+1) 2023/09/30(Sat) 3:38:25

【墓】 エウロパ



   果たして本当にそう、だろうか。
   私には技が足りない。
   君には力が足りない。

   どちらにも足りないものがあるなら
   私達に差なんて……。
   そう、思ってしまうのは所詮、
   私に足りないのが技、だから?
   力不足じゃない者の言い分では
   君を納得させることなんて出来ないのかな。


 
(+2) 2023/09/30(Sat) 3:39:49

【墓】 エウロパ



   技を身に着けられずに落ちこぼれていく人だって
   この学園にはいるのだから。


   君がしていることは
   決して凡人の為せることではないのに。


  
(+3) 2023/09/30(Sat) 3:40:17

【墓】 エウロパ



   住む世界が違うのだと言われたようで
   ……さびしい。>>0:160


  
(+4) 2023/09/30(Sat) 3:40:38

【墓】 エウロパ



   一緒に食べよう、って誘いに
   一瞬口籠った理由が分からずに首をかしげて。
   でも、どうやら誘い自体は駄目じゃないみたい。

   ちなみに。
   ユスティの予感した未来は当たってる。
   別に私はごちそうになる未来でもよかったけど。
   何か君には不都合があるのかな、わかんないな。


 
(+5) 2023/09/30(Sat) 3:41:07

【墓】 エウロパ



   
「―――――……。」


  
(+6) 2023/09/30(Sat) 3:41:26

【墓】 エウロパ



   謝られながら手が離れていく。
   私と手を繋ぐの、嫌なんだ。


   
…………他の人もそうだ。


   私に触れるのを嫌がる。
   それはきっと魔法使いとしての本能。
   必要以上の魔力が流れ込めば器が壊れる。
   自身の命に関わるから。


   私と仲良くしてくれる数少ない友人も
   私には決して触れようとはしない。
   W魔力が流れてくるのは危ないからW
   ってその子は教えてくれた。


   流してるつもりはないのに。
   制御しようにも私には技がない。
   魔力を渡す方ならできるけれど
   それも、必要以上に渡し過ぎてしまうんだろうな。


 
(+7) 2023/09/30(Sat) 3:42:19

【墓】 エウロパ



   もし私が制御さえ覚えたら、
   君は嫌がらないでいてくれる?

   それとも…………たとえ覚えても
   変わらない、のかな。


  
(+8) 2023/09/30(Sat) 3:42:51

【墓】 エウロパ



   「一緒に来てくれるんだ、やったー!」


   
さみしそうな顔を見せたのは一瞬。

   すぐに笑顔を取り繕った。
   ……隠せてなかったかもしれないけれど
   暗いし、もし何か言われても見間違いだよって
   誤魔化してしまうつもりで。


  
(+9) 2023/09/30(Sat) 3:43:16

【墓】 エウロパ



   足を止めてしてしまった質問には 
   予想してなかった言葉が当然のように返ってきて。

   
え、もしかして私女の子として見られてない……?

   あまりにも平然と言われてしまって
   嬉しいより先に疑問が浮かんでしまうんだ。

   私だけだったらいい、とは  
   確かに思ってたし、嬉しいことのはずなのにね。

  
(+10) 2023/09/30(Sat) 3:43:52

【墓】 エウロパ



   たとえ処置だと知っていても。
   私はユスティ以外の異性にあそこまでの対応は
   きっとできない、躊躇ってしまう。


  
(+11) 2023/09/30(Sat) 3:44:12

【墓】 エウロパ


   
   「そ、そっかーーー、よかったーー。>>0:164

    だって、ほら。
    もし私と同じような人がいて同じことしたら
    きっと勘違いされちゃうよ?
    ユスティはかっこいいんだもん。」

 
(+12) 2023/09/30(Sat) 3:44:39

【墓】 エウロパ



   成績トップの優等生。
   ユスティのことをいいな、って目で見てる女子は
   いっぱいいるはずだし、
   私は何人かそういう子を知ってる。

   ユスティにその気がないのに
   もし、処置だと言って抱きしめられたら
   女の子はきっと勘違いしてしまう。
   私以外に魔力を抑えられない人は
   そうそういないんだと思うし、
   君に言われれば納得する話ではある。
   だから、私が心配することじゃないんだろうけれど
   気になってしまうから、つい。


  
(+13) 2023/09/30(Sat) 3:45:00

【墓】 エウロパ




   立ち話の間に売り切れたのか 
   それとも単に運がなかったのか。

   売り切れにがっかりしてると
   君は他の物でも、って勧めてくれる。
   ……ホットドッグを買うつもりで来たし
   代わりの物って言っても咄嗟には決められない。


   「うん……それはそう、なんだけど……。
  
    
私のホットドッグ……。」



   がっかりしてる間に
   君は最後の一個になっていたコロッケを買ってた。
   ちゃっかりしてるなぁ、って思ってたら。

 
(+14) 2023/09/30(Sat) 3:45:27

【墓】 エウロパ



   
「……いいの?」



   差し出されたコロッケを立ち上がりながら見つつ。
   ユスティのだし……と思ってた遠慮は
   数秒で消えてしまった。
   
だって美味しそうなんだもん!


 
(+15) 2023/09/30(Sat) 3:45:51

【墓】 エウロパ



   「じゃあ……お言葉に甘えて……
    いただきまーす!」


   受け取って、一口食べればさくっとした衣と
   とろとろのカニクリームが口いっぱいに広がって。

 
(+16) 2023/09/30(Sat) 3:46:15

【墓】 エウロパ



   
「おいしいー!しあわせー!!!」



   にこにこしながらあっという間に
   貰った分を食べ終えた頃には
   目当ての物がなかったショックからは
   すっかり立ち直っていた。

   ホットドッグはないけどホットサンドなら……
   とお店の人が元気になった私に声をかけてくれた。
   もっと食べたくなっちゃった私は
   迷わずそれを買って。
   半分に切られている三角のホットサンドを
   君の方へと差し出して。

  
(+17) 2023/09/30(Sat) 3:47:17

【墓】 エウロパ



   
「あげる!さっきのお礼!」



   にこにこしながら言った。
   この瞬間だけ見ればデートみたいだと
   思われてしまうかもだけど、
   当の私はそんなことは気にも留めていなかった。* 
  
   
(+18) 2023/09/30(Sat) 3:47:37

【墓】 ユスティ



   エウロパの問いにユスティ は口を噤む。>>+1
   この学校は虎を封じる檻だなどと
   口が裂けても言えるはずがない。

   技は磨けば誰でも秀才になれる。>>+2
   しかし魔力の量は持って生まれた才能に依存し
   努力では天才にはなれない。>>+4

   蓋を開けてみればその差は大きく…
>>+7

   流れ込む魔力を捌けないのは
   なにもユスティに限った話ではなく、
   この距離が天才エウロパ凡人の間に聳え立つ絶対的な壁。

   幼い頃はまだ小さかった亀裂が
   今はもう取り返しがつかないほどに深くなっていた。


(+19) 2023/10/01(Sun) 8:52:56

【墓】 ユスティ



   どうしようもない事実に空気が淀む。

   沈黙を最初に打ち破ったのは
   一瞬だけ寂しさを滲ませたエウロパの方。

   どうしてそんな顔をするのかと
   聞いてもきっと教えてはくれないだろう。
   亀裂のその向こう側に飛び越えることさえしないなら
   こちらにはその心を聞く資格もない。



(+20) 2023/10/01(Sun) 8:53:23

【墓】 ユスティ



   質問の意図が分からないが
   エウロパに嘘をつく必要も無い。

   だから正直に答えたはずなのに
   どこか釈然としない様子で。>>+10

   仮に他の人であったとしたら
   手を繋ぐくらいでも十分解決出来るだろう。
   そういう意味での回答だということは
   エウロパもわかっていると思っていたのだが
   その真意は別のところにあるらしい。>>+12


   
(+21) 2023/10/01(Sun) 8:54:07

【墓】 ユスティ



   「勘違いか。


      仮にされてしまったら
      謝りはするけど断るよ。


           ボクもあまり暇じゃないから。
           きっと寂しい思いをさせてしまう。」


(+22) 2023/10/01(Sun) 8:54:32

【墓】 ユスティ



   本当は恋愛に興じるとして

        相手は選びたいというだけのことだが。


(+23) 2023/10/01(Sun) 8:54:50

【墓】 ユスティ



   当の本人は人の気も知らずに
   ホットドッグに思いを馳せている。>>+14

   そもそも言ってないのだから
   やや横暴ではあるけれど。

   ただその変わり身の早さには
   ユスティも困惑を隠せない>>+15>>+16
   遠慮はしなくていいけども。
けども。




(+24) 2023/10/01(Sun) 8:55:18

【墓】 ユスティ



     「………まるでブラックホールだ。」


(+25) 2023/10/01(Sun) 8:55:59

【墓】 ユスティ



   コロッケはあっという間に消えていった。

   先程までの傷心がまるで嘘かのように
   ご機嫌な様子でホットサンドを追加している。
   ここで声をかけてもらえるのは
   エウロパの人徳というべきか
   彼女が誇るべき能力ではないだろうか。

   嫉妬と感心が入り交じる中で
   不意にホットサンドを差し出される。>>+17
   その意味が分からず困惑の表情を浮かべたのだが。


(+26) 2023/10/01(Sun) 8:56:29