人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 ミア




         なんて礼儀知らず!



 
(383) mayam 2020/05/21(Thu) 1:40:40

【人】 ミア



 [ きっと 今度は見下ろしていた。
  "世界一うつくしい薔薇"を。

  先程まであった戸惑いの色は消え、
  考えごとの所為か、どうか、何時も通りの碧で。 ]

 
(384) mayam 2020/05/21(Thu) 1:41:04

【人】 ミア



   ─── きぞくさまは昼からお酒飲むの?
   賭け事に負けたみたいね。
   においが嫌なら これ被れば良いのに。

   ほら あの本の花嫁みたい。
   "うつくしい"んでしょ。

 [ 暇で退屈な誰かは、適当にまくし立て。
  おおきく わかりやすく 息を吸って、それから、 ]

 
(385) mayam 2020/05/21(Thu) 1:42:12

【人】 ミア



    …… つまんない。
    最近ずっと家の中だし、"こんな"だし。

  [ あなたが、なのか、この家が、なのか。
       此も終ぞ、答えなんて 出ずに。 ]**

 
(386) mayam 2020/05/21(Thu) 1:42:45

【妖】 部隊長 シュゼット

[またノートには、五ページ目が追加されていた。
律儀に、日付から始まるあたりで。
今回も、タブレットの所有者の日記から
記述は始まるのだと予想できただろう。
 兎は、自分がこの日記を書いているとばれないよう
 細心の注意を払っていたつもりではあった。
 でも、確定的ではないにせよ―――少しずつ。
 書き手に迫る手掛かりが、零れている。
($10) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:44:52

【妖】 部隊長 シュゼット

〇月□日
  誰かが後で見るのだと思うと
  少し気恥ずかしい気もするが、
  僕の残した記録を誰かが見てくれるのなら
  僕は、とても嬉しい。
  
  また、昨日、不思議な夢を見た。
  そこは、真っ白な大地だった。
  白い何かが天から降ってくる。
  伸ばした右手の上に落ちたそれに目を近づける。
  粒は小さく、一見わかりにくいが
  よく見たら、それは六角形の精巧な結晶だった。
  左手で触ったら、熱に弱いのか消えてしまった。

  僕は、どこかへ向かって歩いていた。
  真っ白に見える大地は、白い物が積もっているようで
  ふかぶかと足跡をつけながら、進んでいるようだった。
($11) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:45:50

【妖】 部隊長 シュゼット

  やがて、前に何かが見えてくる。
  白いものに半分以上埋もれていたもの。
  見たこともない材質の、不思議な、建築物だった。
  窓だったらしい個所は割れ、
  中まで、白い物で満たされていた。
  
  覗いてみれば、夢特有の靄が晴れて、
  中が良く見えるようになっていく。
  中にある家具らしいものは、
  見たこともない物も多かったけれど
  本や、机など。僕の知る物も多かった。
  見たこともないものの、ほとんどは
  僕が想像もしたことのない、
  遺失技術ぐらい精巧な、機械類だった。
  
  僕は、建築物の中にある白い物から
  人の腕らしきものが突き出たまま
  動かなくなっているのを確認した後。
  腰に下げていた機械に映る数値を見て、
  持っていた"何か"を口元に当て。
  「地点B243、―――汚染は僅か。
   以前の記録よりも極寒。生物の生存不可能。」
  誰かへ、報告をしたみたいだった。
($12) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:48:51

【妖】 部隊長 シュゼット

[日記の後に、間を空けて。
前と同じように、日記に比べ丁寧な文章が綴られている。]
($13) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:49:01

【妖】 部隊長 シュゼット

僕の日記を読んでくれている誰かへ。

 お返事、ありがとうございます。
 ご両親の話も、色々想像しながら読みました。
 お母上に苦労を掛けてばかりだったそうですが
 あなたがこのタブレットを開いてくれて
 僕の話を読んでもらうことができたのは、
 あなたのお父上のおかげです。
 
 僕が本当に優しい人かは、僕にはわかりません。
 僕は、僕に、遺失技術のことやこの端末のことなど
 色々と教えてくれて、これからも使っていいと
 言ってくれるあなたの方が、優しいと思います。
 
 こんな場所を保管場所にしておいて
 何か言える立場ではないかもしれませんが
 せめて大事に、使っていきたいです。
 
 ずっと、変な夢を見続けているもので。
 今回も変な日記になってしまい、すみません。
 誰かから聞いた話、伝えられた話、と言われても
 お恥ずかしながら、僕は自分から
 遺失技術を学ぼうと思ったことはなく
 夢の心当たりは、どこにもないのです。
($14) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:49:45

【妖】 部隊長 シュゼット

 でも、"夢を見た人の心を映し出すもの"、ですか。
 その言葉は、よく覚えておきます。
 何かの手掛かりに、なる気がするので。
 
 そういえば、今まで見た夢はどれも
 夢の舞台には、僕一人しかいませんでした。
 居たとしても、もう動かなくなってしまっていたり。
 遠くの誰かと通信をしていたり、です。
 もし、現実に、夢で見た場所がどこかにあったとしたら
 そこに行く機会が、これから先あるとしたら。
 僕も、一人では行きたくはない。
 僕は、一人残されるのが怖い、臆病者だから。
 あなたが居れば、きっと、先に進む勇気も出るでしょう。
 ……夢の中の、僕が見ている人物は。
 よく、あの光景を一人で居られると、思います。
 
 できれば、あなたのお話ももっと聞いてみたいです。
 あなた自身のお話でなくとも、
 意見……というか、僕の夢について気づいたことや、
 質問などあれば、なんでも聞きたくは、ありますが。
 これは僕の我儘なので、無視してくれて構いません。
 
 ……そもそも僕の話が、現実味の無い夢の話。
 だからといって、僕自身の話をしようとしても
 これは隠し事が多いという意味ではなく、
 話せることなどなにもないもので。
 もし何かあなた自身のお話を頂いたとしても、
 それに釣り合う話はできそうにないのですから。**
($15) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:53:12

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



[ 新学年の最初は名前の順の席に座るから
  必然的に席は雨音と近くなる。

  ほんまは鞄にもう一枚入れてきてるんは
  覗かれでもせん限りは気づかれることもないはず。



  なんで持ってきてるかって
  ……さあ、なんでやろ ]

 
(387) あさき 2020/05/21(Thu) 1:54:42

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ 中学三年という日々は
  どんどん思い出を刈り取られてく。

  そう、誰が悪いんやなくて

  だあれも悪くない。
  誰も悪くはないんやけど
  思わず空の白日を見上げて
  ―――ぼけっと現実逃避。 ]
  
(388) あさき 2020/05/21(Thu) 1:55:05
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a29) kaomozi 2020/05/21(Thu) 1:55:58

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



 [ その帰り道。

   天気すらも春を忘れたみたいな空の下
   ぱらぱら散った友人たちと別れ、
   同じ方向へ歩むお隣さん。
   彼女の嘆きは共有されたはず。>>346 ]



   『 天神も淀川もやれへんらしいしな
     ……べつに 予定とか なかったけど 

    せっかくの夏が台無しや 』


 
(389) あさき 2020/05/21(Thu) 1:57:27

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ そう。

   入ったかもしれん予定は 泡と消えたんや
   最後かもしれんからって
   
誰かさんを誘ってみようおもてたってのに
 ]
(390) あさき 2020/05/21(Thu) 1:57:57

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也




  『 海? 』


 [ ちいさなため息は ちゃんと届いてしまった。

  ちらちら見んくたって
  俺の目は雨音の瞳をしっかり見てたし。  ]
 
(391) あさき 2020/05/21(Thu) 2:00:22

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



      
 、 


 
  
(392) あさき 2020/05/21(Thu) 2:01:38

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 雨音。

    じゃあ一緒にいかへん? 』


  [ まっすぐ帰れよって先生の声と
   親の声がハモった気がしたけど 

   そーしゃるでぃすたんすが有効なはずの 制服姿
   まだ相星くんと五十鈴さんの時間だけど ]
(393) あさき 2020/05/21(Thu) 2:02:28

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  [ 雨音の手を引っ張って
     家にたどり着いたら自転車引っ張り出してきて

   ケーサツにみつからんよう ほら
   後ろ乗ってって促した。  ]
(394) あさき 2020/05/21(Thu) 2:03:02

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ 帰れば宿題だの塾だの色々あるから
    またいつぞやみたいに ほんの少しの 逃避行

  めざすは 近所の 河川敷
  海はまだやけど 

  ……そう、俺らの時間は 限られてる。
  小さいころみたいに いつまでも
 
  いつまでも、 続かない。


  楽しいことはほら はよ計画しないと
  二人乗りを断られたらそれはそれ。

  その場で計画たてるのも反対はしませんとも ]
  
(395) あさき 2020/05/21(Thu) 2:07:04

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  
  『  ほかに誘いたいやつとかいてたら

        誘ってもいいで 』



 [ なんて付け加えて
   さて、返事はどうだったかな 
   約束は無事取り付けられただろうか。


  なんかわからないけど その帰り道は
  きっと いつもより自転車の速度は 早かったかも



  しれない   * ]
(396) あさき 2020/05/21(Thu) 2:10:23

【人】 軍医 ルーク

[ 自分が持ち上げられなかった箱を、
 うさぎは軽々と持ち上げてみせる。
 医務室で義手を巡って部下たちと話していた内容を思い出す。
 恐らく、持って来た装備も、
 自分が持てるような重さのものではないのだろう。

 躊躇いはあったが、見たところいまは不調もなさそうだし、
 不承不承頷き、手を離した。
 代わりに、来るときには持ってもらっていたランタンを
 受けとることにする。
 道すがら、投げかけられた言葉に顔を上げた。]


  ……“心配”?


[ 困惑しているような、理解できずにいるような、
 その声はきっと、以前医務室で盛大に“怒りながら”、
 “怒る”が分からずに問い返したときと同じもの。>>0:242 ]
(397) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:12:11

【人】 軍医 ルーク

[ けれど、今はそのときとは違い、じっくりと思案を重ね、
 ひとつ、ゆっくり瞬きをした。]


  ――ああ、それだったんだ。
  そうか。


[ 外から言われて、初めて気づいたように。
 途切れた糸を、不格好に一先ずは、結んでしまうように。
 味の分からない飴を、甘い、と教えてもらうように――
 そんな風に、呟いた。
 きっと、それだけではない、心配だけではない。
 けれど、“心配”していることに、間違いないのだろう。

 義手を使うなと言っても、頷かない。
 副作用は『いつものこと』と言う。
 いつもの副作用なら、ずっと痛い――
 痛みに強い体質で、それでも強く感じるほどの痛み。]
(398) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:13:16

【人】 軍医 ルーク

[ 先ほどの出来事を思い出す。

 『通信機は攻撃されにくい場所、
  背中の後ろから飛んだはず』>>348

 それは、いかに間近で戦っていたとしても
 知りようがない情報。
 元よりどこかで知っていたとしか思えない知識だ。

 あの時の様子は明らかに、普段の彼のものではなかった。
 そもそもここに来るときの会話では、
 通信機の話すら、初めて聞いた様子だったのに。

 だとしたら――忘れていた、記憶?
 機獣の知識なんて、どこで得たのか。
 彼らの来襲が繰り返されるいま、自分と同じように、
 機会は何処かにあるのかもしれない。
 けれど、記憶が失われたのは最初の襲撃のとき。
 戦闘中に、機獣から通信機が飛ぶのを見ていた?
 それもどこか、違和感があった。

 ――ああ、まただ。
 先ほど過りかけた“何か”が、
 再びちりちりと思考を焙る。>>141

 思考に沈みながら、ひどく難しい顔で、
 ぐしゃりと自身の首元を、服ごと掴んだ。
 呼吸の苦しさを、痛みで紛らわせるように。]
(399) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:15:10

【人】 軍医 ルーク

[ “噂のようなひとじゃない”

 その言葉に、痛みが増した。
 そうだ、噂自体は愚にもつかないカムフラージュ。
 けれど、事実はそれよりも遥かに許し難い。
 いまはない両脚が強く痛む。
 どくどくと、血を流すように。
 立ち止まらないように片方ずつ前へと踏み出す。]


  噂、か。
  あれはもう、話してる連中が
  どれだけ面白いことを言えるか
  ゲームみたいになってるんじゃないかな?
  けど、本当か嘘かは、さあどうだろう?
  採点して医務室に張り出してやろうか。


[ いつものように、人の悪いことを言ってやろうと思っても、
 どうしてか、それ以上は続かなかった。
 “ルークの頼みなら”と、その言葉の意味が、
 どうしたって、伝わってきてしまったから。]


  ――… うん。
  頼みというなら、今はひとつだ。
  帰ったら休むことと、
  頭痛があったときは時間外でも医務室に来て。
  
(400) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:16:50

【人】 軍医 ルーク

[ 回収された箱は、研究棟へと持ち込むことにした。
 勝手に探しに行く、とは言ったものの、
 特に問題がある行動をしたわけでもない。
 そこのところは、探索に付き合わせてしまった以上、
 説明しておこう。]


  勝手に探しに行くことにしたのは、
  殆ど根拠もない憶測だったから。
  上が取り合ってくれるか分からなかったし、
  手続きがまどろっこしかったんだ。
  でも、実物を見つけたなら、あとは引き渡せばいい。
  小言の一つも食らうかもしれないけれど、
  わたし、そういうの聞き流すの得意なんだ。
  それに多分、今日担当してる連中は気にしない。


[ 後ろ暗いことをしているわけではないのだから、
 持って行っても問題はない。
 見つけるまでの手続きを簡略化しただけさ、と嘯く。]
(401) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:18:09

【人】 軍医 ルーク

[ 果たして、未回収の部品が運び込まれた研究班の夜組は、
 金属の箱を囲んで色めき立った。

 自分が前にいた研究所で、
 通信機ではないかと推定されていた部品に似ている。
 今回の襲撃でこの部品が回収されなかったことが
 気になって探しに行った。

 特に隠すこともない成り行きをそのままに話せば、
 経緯に疑念を抱くものもいなかったようだ。

 ――話さなかったことがあるとすれば、
 同行を頼んだ第一攻撃部隊の部隊長が、
 あまりにも的確に、その部品を見つけた出したということ。

 技術班の連中は案の定、細かいことにはこだわらなかった。
 抑々、研究の事ばかり考えている連中で、
 特にこの班は各方面の才能ある人材を集めてきた
 研究畑の遊撃班という色合いが濃く、
 その手の連中がまともであったためしがない。
 まともに世渡りできるなら研究者なんてやってねえよ、と
 記憶の中の父が笑った。

 普段交流があるわけではないが、
 非正規の手順で回収した箱を持ち込むならこの班だな――
 という目算くらいはあった。]
(402) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:19:31

【人】 軍医 ルーク

[ ――というか、]


 『えーと、キミ誰だっけ、ルート? 
  じゃあこの部品は責任もって
  我々技術班が預からせてもらおう!
  機獣がどこかと通信していたとして、
  その記録が残されているなら、重要な手がかりだ。
  というか、正直手掛かりとかそういうのより、さ!
  おまえらー!! 新しいパーツが! 来た!!!
  今夜は徹夜だ!! 栄養剤持ってこい!!!
  ふわあああ!!
  謎の怪獣の未知の通信機を解析できる機会! とか!!
  ひゃっほう!!
  あ、そこの兎君もありがとね、
  そういえばキミだれ?
  まあいいか! 今日は祭りだ―!!!』
  

[ 細かいところに拘るどころの話ではなかった。]
(403) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:21:13

【人】 軍医 ルーク

[ 技術班長のジルベールは、
 ぎょろりとした目を益々大きく見開き、
 箱を持ってきてくれたうさぎの両手を無理矢理とって
 ぶんぶんと振り回すように握手した。
 そうして、机の上の箱に抱き着かんばかりの勢いで、
 矯めつ眇めつ観察している。

 基地内の噂話だの人間関係だの、何なら戦況に至るまで、
 聞いても頭をすり抜けて、
 日がな一日研究に明け暮れているような女性である。
 自分のことを忌避しない珍しい人物ともいえるが、
 単に頭の中に数式と螺子が詰まっているだけだ。
 何なら総司令の名前すら覚えていないかもしれない。]


  『あ、ルーディには話を聞かせてもらいたいかも。
   別に今でなくてもいいけどさ。
   いや、これは建前で、
   出来れば今がいいなあ、今すぐがいいなあ。
   キミが前いた研究所って爆発した所だろ?
   それなら、似たパーツの現物は
   取り寄せられないだろうけど、
   キミが見てたなら、見解を聞きたい』


[ そもそも、まともに識別されてすらいない。
 適当に、おー、と頷き、
 直ぐに戻ると言って部屋の出口へと。
 技術班の連中は、此方には見向きもせずに箱を取り囲んで、
 何やら議論を始めていた。]
(404) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:25:11

【人】 軍医 ルーク

[ 立ち去り際の兎が、飴の包み紙を取り出す。
 自分が貰った分の包み紙は、ポケットに入れてある。
 くしゃりと丸めてしまうことはせずに、そのまま。]


  確認したいこと? 
  それなら今でも――
  いや、無理だねこの調子じゃ。


[ 今ではだめだろうか、と思ったのだけれど。
 背後で盛り上がる議論が否が応でも耳に飛び込んできて、
 この後暫く捕獲されることは間違いないか、と諦めた。
 抑々自分も、機獣の謎に迫るために此処に来た。
 そう考えるに至った動機は、ひとつ、ふたつではないけれど。
 通信機の内容が気になるのは、事実だった。

 “お返し”の方は――
 うん、そうだな、このうさぎの表情を見ていると、
 既に何かの直感で、
 甘いものの気配を嗅ぎついているような気がする。]
(405) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:26:42

【人】 軍医 ルーク


  ――じゃあ、待ってる。
  わたしがいるとき、か。
  医務室から悲鳴上げて飛び出してくる新兵がいたら、
  そのときの担当はわたしだろうな。


[ にやりと笑って脅すような顔をしてみせたけれど。
 自分の部屋へと帰っていったうさぎの後姿は、
 実に機嫌が良さそうだった。
 ぺんぎんもその後姿に、跳ねながら手を振っている。
 後ろを向くと尻尾が見えるなあ、と、
 さっきと同じようなことを、どこか違う感覚で考えながら。
 その後姿が角を曲がって消えるのを見届けて、扉を閉めた。

 待っている、
 そんな風に言葉にしたときに感じた感覚は、
 飴を貰ったときの不思議なそれと、どこか、似たもの。]**
(406) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:30:48
軍医 ルークは、メモを貼った。
(a30) zelkova 2020/05/21(Thu) 2:36:54

 




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