人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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「んんっ、こほん。テステス。聞こえるかな?お仲間さん。
ああ、自分の名前は知っている人もいるかもしれないけれど、本来の名前で呼ぶのは一旦待ってほしいな」

淡々とした声。

「自分たちの活動は秘密裏に行われるもの。だから、バレないように呼び名のようなものを使って呼び合いたいと思うのだけど……どう?」

【人】 白衣の アルレシャ

「気持ちいい〜!
 こんなにいたれりつくせりでいいのかしら、なんだか夢気分だわ!」
陽光のようなシャンパン・カクテルを傾けてほうと息を吐く。
お上りさんのように声を弾ませながらも、食器の小島を渡る所作は手慣れたふうだ。
(2) 2021/06/30(Wed) 20:15:59
「聞こえていますよ、『共犯者』の方。」

淡々とした声に、事務的な返答が一つ。

「僕もその意見に賛成です
常に傍聴の可能性が無いとは言い切れませんから。」

「あら!」
表で軽やかに他者に話しかけて回っているのと同じ、跳ねるような声が聴こえた。
ここは通信機越しの世界なのだろうか、或いはまたどこか?

「貴方が仲間だなんて、頼もしいわね。なんだか今から楽しみになっちゃう。
 それにとっても頭が働くお人。私もそれに賛成するわ。それなら、何にしようかなあ。
 そっくり偽名にしてしまう? それとも己を何かにたとえてみるのは好きなひと?」

事務的な返答に、軽やかな声。対照的だな、と考えつつ。
続けて話を進める。淀みなく話すあたり、この話し方は演技ではないらしい。

「乗ってくれてありがとう。
事実、敵が味方かわからないけれど盗み聞き出来る人がいると思うんだ。

それで自分は……偽名、たとえる……ううん……」

少し考えたあと。

「『エンヴィー』。
……そう、名乗らせてもらおうかな。それが自分と縁あるものだから」

/*ごきげんよう狼AのPLですの。ところでこれどこかの部屋にいるのか通信機越しなのか、まっっっったく考えていませんでしたわ!

狼仲間さんたち、何か希望はありますかしら?もしあったらわたくしそれに乗っかりたいですわ!

【人】 白衣の アルレシャ

>>7 レストラン カウス
「ねえ、そこの素敵な貴方。私、寡聞にして存じないのだけれど……。
 この船の名前って、何かとってもいわくつきのものなの?」

 テーブルからひょいと好奇心に輝く目線を伸ばして呼び止めた。
 食器から手を放して、苦労をしていなさそうな指をぱんと叩き合わせた。
(17) 2021/06/30(Wed) 20:47:35
少し話し始めようとしてから、二人の話し方の意図に気づいたようだった。
んん、と咳払いをした後に、舞台俳優のように喉を震わせて喋り始めた。

「そうだね、まだ舞台の幕は上がったばかり。警戒に越したことはないだろう。
 牙持つ君よ、悪徳がお好みなのかい? なら、私もそれに乗らせていただこうかな。
 己の業に結びつけるならば、私はそう、『グラトニー』とでもしておこうか」

/*
どうしよう! スーパー無計画ですわ!
それぞれに希望がないのであれば、折角だから強く当たって流れってことで、
この意思確認の延長線上で我々のアジトになる部屋を決めるのはいかがかしら!?

「ふむ……では、そうですね」

二人の言葉に一度片眉を上げて、
それから何事も無かったように返答を返した。

「ならば僕の事は『スロウス』と。
あなた達がどのような目的を持っているかは存じませんが
僕は決してあなた達に損はさせませんし、
更に言えば『共犯者』を蹴落とす意思もありません。
何事も、万事恙無く済ませたいだけです」

/*

テステス〜って言ってたし今は通信の方が自然なんじゃないかな〜って
無計画狼PLは思います、ので、ここからこれ以降落ち合う場所を決める
とかが流れとしてはスマートですかね〜

「『グラトニー』、『スロウス』か。ふうん?
どちらも自分のように何か抱えているのかな。面白い、いつか二人個人の話を聞かせてほしいね」

声は淡々としたまま、唇だけは笑みの形にそっと深めて。

「改めてよろしく、二人とも。
……ああ、このまま通信機だけでやりとりをするのも不便かな。三人で共有できる部屋とかあった方がいいかもしれないね。仮面をつけた従業員に聞いたけど、たしか…… 観賞室roomなら空いていますと手配されていた筈」

/*成る程わかりましたわ!お二人の意見をいただいてこのままアジト決めに移りましょう!行きますわよ!ランダム機能オープン!

【人】 白衣の アルレシャ

>>21 カウス レストラン
「ううん、なんだか悲劇的な響きだわ……でも海難事故のエピソードじゃなくてよかった!」

 ふるりと唇を震わせてみたのもつかの間、あっけんからんと笑ってみせた。
 船旅の始まりをいっぱいに楽しんでるようで、貴方の少しの語りで更にご機嫌になった。
 前菜、花のように盛り付けられたシュールストレミングfoodを時折口に運んでいる。

「ええ、とっても。潮風がさわやかで心地よくて、サービスも素敵だわ。
 旅って、ほら、ときどき当たり外れじゃあるじゃない?
 でも今回はとびきりの大当たりみたい。貴方にとっては、どうかしら?」
 
(31) 2021/06/30(Wed) 21:24:02

【人】 白衣の アルレシャ

どうしてこんなもの食べてるのかしら……
(32) 2021/06/30(Wed) 21:27:34
「……まあ、それは追々という事で。」

人に話すような大層な事なんてありませんけど。
声色はやはり無機質なまま、やや溜息混じりに呟いた。

「そうですね、通信だけでは互いの様子もわかりかねますから。
観賞室…奥まった方の部屋だと都合が良いのですが、さて。
ひとまず、以降はそこで落ち合う事にしましょう」

「素敵だな、それくらいじゃなくっちゃいけないよ。
 私はこの船に欲を貪りに来た、きっと君たちもそうなんだろう?
 いいや、そうじゃなくたっていいさ。だって目的など、手段のためのものなのだからね!」

 どこか張り詰めた空気を孕んだ話し合いの中で、それでもひどく楽しそうだった。
 まるでチェス盤を前にして、どのように駒を進めるか考えているかのようだ。

「鑑賞室か、それは素敵だ!
 みな、話や出し物に夢中で、座って映画や音楽なんて味わうひまもないだろうからね。
 隠れ里とするにはきっとぴったりさ」

「…僕にはよくわからない理屈です」

呼び名の如く欲深く、そして饒舌を弄する二人の『共犯者』に
少しだけ先行きが不安になった。
ともあれこちらとしては、この二人さえ勝てばいいのだが。

「何れにせよ、これから少しでも長いお付き合いになる事を
共犯者の『スロウス』として願っていますよ」

では、また後程。
呼び止めなければ、そのまま一人の共犯者は去るだろう。

【人】 白衣の アルレシャ

>>40 カウス レストラン
「素敵なアイデアね! 続きはテラスに持ってきてもらいましょう。
 料理を味わっていきたいし、けれどもお話もたくさんしたくてたまらないの。
 同じ海に抱かれながら旅をするの、きっとふだんより親しくなれるわ」

 ウェイターを呼び止めて小さな声で指示をして、自分は淡い色で満たされたグラスを片手に。
 早くも酒精を体に入れているが、酔っ払ったふうではなかった。/
(45) 2021/06/30(Wed) 21:52:45
アルレシャは、ポークソテーの火炎茸kinokoソース掛けを食べている。
(a27) 2021/06/30(Wed) 22:07:56

【人】 白衣の アルレシャ

「ひ〜んお高いグルメだから挑戦的な食材を使ってるのかなって……。
 私が悪いんじゃないもの、美味しく調理されてしまっているせいだもの」

懲りずにcolor色もまぶしい鮮やかなアスピックゼリーを皿に盛りながら。
(60) 2021/06/30(Wed) 22:15:31

【人】 白衣の アルレシャ

>>67 カウス レストラン・テラス

水質がいいせいだろうか。吹き上げる風は南国のそれにも似ている、多分、きっと?
少し白身魚でくすみがかったコンソメゼリー寄せは、パプリカを抱いてかわいらしい見た目だ。
スプーンを弾き返さない程度のゆるさの生地に、するりと銀が滑り込む。

「面白い食べ物がたくさん出てくるのね〜。ほら、長旅を飽きさせないためじゃないかしら?
 それにしては張り切り過ぎだけど、ふふ。鍋と包丁も浮かれるのかしらね。

 私はアルレシャというの。これでも医師なの、今日は偶々遊覧というところ!
 カウスは……珈琲に煙草、ふふ。なんだか渋い映画の探偵さんって感じね! どう、当たった?」
(77) 2021/06/30(Wed) 22:33:49
「『エンヴィー』、『スロウス』。またのちほど。
 この船を美酒で満たそうじゃないか。悦楽の舞台をみな待ち望んでいる。
 我らの腹に愉悦が降りてくるまで。互いの罪を愛していこうじゃないか」

柔らかに嫋やかに、幕を上げる声は高らかに。
いずれまた、あぎとを開く際には影は観賞室へと足を向けるだろう。

乗船時に感じた特有の気配を追うように歩き回った初日では成果が得られず、翌日である今日は朝食の場に出ることで多くの人間を視界に収めていた。
その中で見かけた横顔と後ろ姿を見たのならば「自分の弱さ故に他人にその影を見出していた」という可能性もすっかり消え失せた。

『──…アン。私の声は届いていますね?』


自分と同じく選ばれた者である彼女ならばこれも聴けると信じている。

/*
というわけで100g78円ですわ。よろしくですわフッ素様!

──久しぶりの声。 一瞬幻聴を疑った。
まさかこんな場所で聴けるとは思ってもみなかったから。
同じ目標を目指した学友達とでさえ共有できなかった感覚。
この言い様もない感覚が、しかし
"居る"
と確信的に訴えてくる。

だから恐る恐る問うたのだ。

『──…ちい兄様……?
 まさか、この船に乗船されているの……?』

声の主を探す様に、辺りを見回す。
果たして近くに兄は居るのだろうか?

『はい、ちい兄様です。…ああ、今そちらに行きますよ。
 今はこのあたりも人気がないようですから』

耳を通したわけではない"何か"を通して伝えられる声の向こう、ブーツの音が存在を主張するためだけに鳴らされ近づく。あなたの視界に入ったのは予想通りの人物──あなたの義兄、ダビーだ。

「…アンタレス、大きくなりましたね。卒業おめでとうございます」

貴方を認めた瞬間、思わず駆け寄ってしまいたくなる衝動を、しかしグッと堪えて大人らしい笑みで迎える。

「ちいに……ダビー兄様、お久しぶりです。
 このような格好(男装)で申し訳ありません。
 兄様も元気そうでなによりです。

 そして、ありがとうございます。
 本当はちゃんと学校を出て、社に入ってからダビー兄様にはご報告したかったのですが……。」

ちょっと拗ねたような、困ったような表情。
久し振りに敬愛する義兄に会った嬉しさが隠しきれていない。

素直で従順そうな『スロウス』。
華やかで享楽的な『グラトニー』。

「………………ぁは」

自分にはないもの。羨ましいな。


「うん。それじゃあ、後ほど」

簡潔に挨拶をして一人の獣も通信を切る。

秘密の集いは、こうして一度終わりを告げた。
次アジトに定めた場所に集う時は、きっと。

──最初の"獲物"が落ちた時。

「…………」

「……そうそう。伝えたいことがあと一つあったんだった。
……ねえ、聞いているかな?この集いをどこかで盗み聞きしている人がいるよね?自分は君に話しかけているよ」

「あのね……」

「自分は貴方とも仲良くお話がしたいなあ?
明日にでも会ってお話できる方法を実行しようと思うから、興味があるなら是非お話しようね」


「……それだけ。それじゃあ、またね」

/*狼AのPLですわ。挨拶が終わっていい感じにまとまった空気ぶち壊してでも狼仲間さん達にお聞きしたいことがありますの……

ところでわたくし気づいてしまったんですけれど……ヌンキ副船長襲うロールとか考えている方いらっしゃいます…………?

私の妹
自分を慕ってくれている妹との久方振りの再会にもダビーの表情は変わらないが、声音と目元が僅かに和らいだことにあなたは気付くだろうか。
気付こうと気付くまいと、手の届く距離まで近づいた彼は両手を差し出す。

「その姿にも訳があるのでしょう、理由あってのことであれば咎める理由もありません。
 …ですが困りましたね、あなたへの卒業祝いが用意できていません。更に、下船してしまえば社に入るまでにまた会える保証もない。」

いじらしい妹の反応を見て温まるだけの心は持ち合わせていたらしい。ふっと鼻で笑いながら言葉を続けた。

「アン。ほしいものがあれば言いなさい。できる範囲で手配しますから。」

 




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