人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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  私たちは分かり合えない。
  
  それが最初の共通意見だった。

 

   

  そんな私たちだから次に見つけた共通項も

  お互いにひとりだっていう、

  喜ぶべきではなさそうな内容だった。

   

  
  
  湯気のたつカップを手に取り
  ゆっくりと口をつける。

  まだ熱い紅茶が喉を通ると、
  少し残っていた緊張が俄かに解けた。


  「 名前も、顔も知らない? 」


  しかも女の子というのが意外だった。
  一般的におさがりといえば衣服を主とした
  身の回りのものだと思っていた。

  例えば同性の兄弟や親戚、もしくは知人から
  着られなくなった衣服や使わなくなった
  玩具や、文具などを譲ってもらうとか ……

 

  

  「 ご両親のお知り合い、
    とかなのかしら。 」


  本人が知らないということは
  ご両親が譲ってもらってくるのだろう。
  そうであれば名前も顔も知らないことは
  不思議でもない。

  

  

  彼がこほんと咳払いをして
  よく分からない提案をしてきた。


  「 …… 探すって、どうやって?

    探して、見つかるものなの? 」


  だって測り方もわからないのに。
  私が幸せを感じることなんて、
  あるかどうかも分からないのに。

  



  「 じゃあ、教えてよ。

    貴方は何に幸せを感じるの? 」**

  


[ 慎重に中を探っていた指がある一点を掠めて
海斗の背が撓った。
叫ぶような声ににんまりと口の端が持ち上がるのを
止められない。

心頭滅却すれば火も亦涼し。
無念無想。

俺には無理でした。 ]


   お、ここ?
   海斗の、イイとこ。
   ダメじゃないみたいだけど。


[ 言いながら何度もそこを指で刺激すれば、
びくびくと電気を流した魚のように
俺の腕の中で海斗が跳ねる。 ]
 


[ 前屈みで俺に凭れかかってくれるのは
本当に愛しくて可愛いし、
汗ばんでしっとりと吸い付くような肌が
合わさるのもたまらない。
快感を抑えるために口を覆わなくても、
俺の肩でも噛んでりゃいい位置、だし。

けれどあんまり跳ね回って、硬い頭や顎が
バッティングするとやばいし、
舌噛んだりしかねないから。

ローション塗れでちょっと悪いな、とは
思いながらも前を触っていた手を離して、
背中を撫でた。
くにゃりと俺に凭れかかる海斗に体重をかけて、
押し倒すようにシーツに沈めていく。 ]
 


[ ゆっくり閉じられた瞼から、滴が堰を越えて
耳へ伝い、落ちる。
胸が焼けつくような感情に襲われて、
涙の筋を下から逆らって唇で掬い上げて喰んだ。

ベッドに仰向けにした海斗の足の間に身体を入れて
また両手で前も後ろも動かしていく。 ]


   どっちがいい?前と、


[ 言いながら、先端の張り出した部分を掌で
ぐり、と撫で回し、親指の腹で裏筋を押し上げて
鈴口を抉る。 ]


   ─── うしろと。


[ 後ろに飲み込ませた二本の指は
広げて解して蠢きながら、
しこりをぐぐ、と刺激する。 ]
 


[ 痛かったら、無理なら言えと、
優しいふりをして、紳士の皮を被って、
自分でそう言っておきながら、
追い立てるような動きは激しさを増すばかり。

苦しげに眉を寄せたくせに、
強がって笑みを浮かべて、大丈夫、だなんて。
自分の表情が、捕食者のそれに
変わっていくのがわかる。
食わせろ、俺に。


震える両手が伸びて、俺の頬を挟んだ。

唇が、動く。 ]
 



   ─── ッ、


[ すき、と形を作った唇。
音のない声。
噛み付くような口付けが贈られて、

感情が、焼き切れる。


被せるようにこちらも食らいつき貪る
口付けを返した。
舌に歯が立てられれば小さな痛みと
ぞくりと湧き上がる被虐心に顔を顰め、
こちらも同じように柔く歯を立てて扱いて。 ]
 


[ 先端からとめどなく湧き出る透明な液体を
掬い取り纏わせて猛りを上下に擦り責めながら、
後ろは指を三本に増やして。

ぐちょぐちょと淫猥な水音と荒い吐息が混ざる
高級ホテルの一室はとてもアンバランスで淫らで、
越えてはいけない一線を超えて組み敷いた
細身の身体は実の弟で、
背徳感と罪悪感と、支配欲と、多幸感。

さまざまな感情が入り混じる。


後孔を解す指が締め付けを感じなくなり
ふやけたころを見計らい、
ちゅぽんと音を立てて抜いた。

ベルトのバックルを外す。
完全に勃ち上がった屹立のせいで引っかかって
脱ぎづらいパンツと下着をずらした。 ]
 



   ……海斗、ごめん俺、もう
   ちょっと我慢の限界ぽい。



[ 耳元で、熱っぽく囁いて。 ]


   嫌だ、って言われたらちょっと考える……
   止められないかも、だけど。



[ 冗談めかして笑って言いながら、
伸ばした手でゴムを取って、歯で切り破って
取り出し、手早く装着する。
臍に向かって聳り勃つ欲望に雑な手つきで
ローションをぶっかければ、
解した後孔にひたりと先端を当てて、
海斗の表情を窺い見る。
答えを急かすようにぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てて
入り口をゆっくり突いて。]*
 

[綺麗な顔に陰毛を押し付けるみたいにして、
 がつんと喉奥を突き上げると、
 一瞬だけ─────ほんの一瞬、全部が暖かな
 肉の間でねっとり愛される多幸感が押し寄せた。

 でも、千由里が体を引いたせいで
 それはほんの一瞬で終わってしまった。]


  ……ああ、ごめんね。つい……


[ごめんね、っていうくせに、
 快楽を途中で取り上げられちゃった不満が
 俺の表情筋を支配してる。
 ……あー、「お風呂入ろ」って読んでる途中の
 絵本取り上げた時の梨花もこんな顔したっけ。
 嫌だねえ、親子って。


 噎せ込む千由里の背筋に手を置いて、
 俺はただじっと待つ。]

[でも、千由里はとってもいい子だから
 その後ちゃんとお利口さんできる。
 それでやっと俺も機嫌を直して表情を和らげた。

 前の彼氏に一体何を教わったやら
 イマラチオの心得はあるらしい。]


  もっかい、してくれるんだ?


[俺のせいなのに、千由里から謝って
 そうやって口を開けて招いてくれる。
 優しい、いい子。
どっかの誰かさんと違って。


 少し固さを失った雄の先端を
 千由里のぷにぷにした唇へと押し当てて、
 そうしてゆっくり、奥へと腰を進めていこうか。

 先端からまた暖かく湿った肉にやわやわと愛さていく。
 思わずまた、はぁ、と息が漏れた。]

[ぬるぬると舌で愛される、その先へ。
 反射で嘔吐く喉の動きに、また自然と笑みが浮かんだ。]


  は……ッ、きもち……


[抱き締めるよう、また千由里の頭を両手で支えたら
 緩やかに喉を責める動きを再開しようか。

 じゅぱじゅぱ、はしたない音を立てて
 俺がしたように雄を啜る千由里に対して
 やっぱり恥ずかしいというより、嬉しい気持ちが勝つ。
 全部、受け入れてくれる。
 固さを失った幹がまた愛され、血を集めるのとともに
 俺自身もまた、愛されてる実感が湧いてくる。]

[ ダメ、じゃないから、ダメなんだよバカ
  文句の一つも言いたかったが、それも難しくて
  口を開こうとすれば、声が跳ねた

  ばちばちと、じりじりと、
  鋭い快感が、鈍く広がる快感が、
  身体を支配されていく―― 兄貴に、

  意地とか、矜持とか、羞恥とか、
  そんなもの考えている余裕が削れていく]
 
  
   んぁ、ッ……


[ 涙の痕を辿るように、
  こぼれ落ちた快感の名残すら喰らうように
  耳元から、目元に唇が滑り、身悶え
  蕩けた吐息を漏らした]

[ 甘く優しい低い声が、俺の思考を耳から犯して

  獰猛な獣が獲物を狙うように、
  情欲を映した瞳に見つめれられて、ぞくぞくとする

  ――
らい尽くされたい


  いつもなら、恥ずかしくなった視線を逸らすのに
  今はもう、逸らすことなんてできなかった

  欲しい、欲しい、と
  欲望に忠実で、淫惑は色を湛えた瞳で欲する]
 
 
    あぁッ、……う、ッ、どっち、って


[ 先端のくぼみ、弱いところをぐり、とされて
  いやいやと、頭を振りながら
  艶声を惜しげもなく放ち

  前の、快感に、のたうつ]

 
 
    んんッ、ぁ、……あッ、


[ 二本の指が、押し広げて、蠢いて
  初めて知った奥の、前立腺の快感に、
  眉を下げて、苦しげに寄せて、

  うしろの、快感に、びくん、と身体を震わせた]

[ 強い快感に、無意識に足を閉じそうになって
  膝や太ももで、兄貴の脇や腹を、時折すりと擦って
  それもまた、快感の一つになって、慌てて放す

  身体に響くほの甘い低音は、優しい癖に、
  責め続ける手は緩めてはくれなくて
  むしろ、どんどん激しさは増していって、

  気持ち良すぎて、苦しいなんて
―― 初めて、だ


  愛しくて、苦しくて、好きで、
  きちんと口には未だにしていないけど、
  激しく重ねる唇は、物を言うよりあきらかだろ]
 

    ん――ッ、! ッ、ふ、


[ 歯を立てれば、柔く立て返されて
  舌を扱かれ、声を跳ねさせれば、
  とろりと甘い吐息を漏らした]

[ 指が三本に増やされれば、
  圧迫感も異物感も、より増すが、それ以上に
  身体は快感を拾うようになってきていた

  執拗というほど、丁寧に解されたそこは、
  既に兄貴の指形を覚えてしまいそうなほどだった

  ぐちょ、ぐちゅ、と淫らな音と、
  はぁ、はぁ、と乱れた音、
  そこに、はしたない喘ぎ声

  全部、作りだしているのは兄貴]


    あッ、……ふ、ッ、


[ ふいに、指が引き抜かれて、
  無意識に、名残惜しそうな声を漏らして、
  ベルトを外す音に、ぴくりと肩を揺らした

  耳元で、熱い囁き声で落ちれば、
  笑みを見つめて、ふふっ、と
  艶やな吐息まじりの笑みを漏らして]


 
    ん、ッ、は……いいぜ、
 
 
[ 急かすようにぐちゅ、と押しあてられる
  指なんかより、太くて、熱いもの

  入るのかとかいう不安、これで奥を突かれたら
  自分はどうなってしまうだろうという期待
  そのどちらも揺れる瞳で見つめ返せば、]

[そうして存分に千由里の口で愛してもらったら]


  ……ちゆ、イッちゃいそう。


[そう、正直に告げるだろう。
 別に恥ずかしくもない、嫌でもない。
 千由里が愛してくれたおかげだもん。]*

───303号室

[ ばかっぷるという言い方は対象者に対して
  嫌味も込めているのだろうけれど、
  当の本人たちはだからなんだ、という姿勢に
  なるため、特に攻撃になっていないことに
  周りは気づいたほうが良いと思う。

  彼が、彼女の体を汚していく姿を写真にとり
  動画で自慰を見せつけられたなら
  すごく恥ずかしそうに、えっち、とつぶやくだろう。
  もちろん、起きた時に体が綺麗になっていたら
  どうして?と尋ね、彼が綺麗にしてくれたと
  わかったのなら、感謝を述べるほかなく。

  何がメインなのかをはっきりさせることで
  移動中もそわそわせずに楽しめるだろう。
  人けの少ない駐車場のすみっこで、
  男女が外に出ているとき、それはきっと
  見えないところでくっつきあっているとき。
  青姦なんて言葉を彼が知っていると
  彼女が知れば、試してみたい?とわざと聞くはず。 ]



    んふふ、それじゃぁお風呂入るときに
    準備しておかないとねっ。
    お風呂もとっても楽しみだわ……


[ しっかりと汗を流し、またかいて、
  お風呂を楽しむことができれば
  さっぱりしてまたベッドに戻るだろうから。
  
  懇願を無視され、両手の自由が奪われれば
  彼女は胸を突出し、腰を激しく揺らして
  彼という欲を底まで求める。
  動画をちらりと見て、結合部がしっかりと
  映し出されているのなら、
  彼女もこっそりと記憶しておかずにしてしまうかも。
  質問にはもちろん首を縦に振って
  彼が強引にできるように、拘束グッズや
  破きやすい服なんかも用意してあげたい。

  ぴったりと肌をくっつけて眠ることで
  安眠できるなんてことを言う人もいるのだから
  服を着ないで寝ることは間違いではないだろう。
  着衣プレイも楽しそうだから、
  着たまま眠りにつくなんてこともたまには?   ]



──────

[ 家に帰れば、冷蔵庫みたいな寒さかもしれない。
  だから彼女はさむぅい、なんて声をかけつつ
  自然と近づいた距離をゼロ距離にしそうな。
  ベッドに行けばそんな寒さなんてなくなって
  汗をかき、お風呂が恋しくなるのだろうが。

  責めるのも好きだけれど、やっぱり責められたい。
  ガンガンとくる責め方も偶に恋しくなる。
  無意識にベッドに引きずり込まれれば
  かわいいかわいいと彼の髪を整え、
  あどけない彼の寝顔を暫く鑑賞したくなる。
  おはようとお休みのキスは当たり前。
  いってらっしゃいとただいまもキスを重ねていくのかも。
  ふたりの日常はほかの人にとっては
  いたく甘くて胸やけを起こす可能性もあるだろう。   ]





   だぁりん、よろしくお願いします。
   不束者かもしれないし、だぁりんのこと
   ちょっと困らせちゃうかもしれないけれど…


[ 10年以上離れていたこともあるし、
  時代が流れたのもあり、
  ジェネレーションギャップなんてものが
  二人の間に生まれる可能性だってある。
  だからそのときは、優しくしてほしいな、と
  小さくつぶやいたかもしれない。

  はにぃ、と呼ばれればえへへっと笑みをこぼして。 ]





   今日は、なーりん刺激的な夜にしたいの。
   だぁりんがどこまで、元気なのか…
   いーっぱい試してみたいわ?


[ そう。あくまで彼女の目的は今日の夜を
  刺激的に過ごすことなのだ。
  口の中で徐々に元気を取り戻していく
  彼の楔と、ぴくっと反応していく胸。
  もっと触ってあげたいけれど、
  それはまだまだ先でもいいかな、と
  思いながらゆるゆると奉仕を続ける。

  もし、次の前に彼にワンピースを着なおして
  なんて言われたら、下着をつけずに
  着なおして、着衣のまま挿入させたがるだろう。
  それとも、上半身はまた脱がされて、
  スカート回りだけになるだろうか。
  いずれにせよ、今度は彼が上になって
  彼女に打ち付けるようにしてもらいたい欲がある。 ]





   も、ぅ…だぁりんのせいな、のにっ!
   ぁ、あ……!!


[ 秘芽をいじられると彼女の動作は全停止。
  なのに、中はまったくいじられないので
  指をいれてほしいと小さな声でねだるのだ。
  お尻を触られる合間に、
  蕾の近くに触れられたとき、
  きゅんとその場所もしまったことだろう。
  彼に見られているかどうか、一抹の不安を覚え。 ]


   意地悪のし過ぎは、い、ぁっ……!!

  *

 




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