人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想・飛んでいる鶴 ―

[え?簡単?どういう事ですか???

落川先生の言葉を聞いて、>>0:287
私の顔にはクエスチョンマークが乱舞した。

黒板に向かう先生をぽかんと眺めていれば、
なんということでしょう、あっという間にできあがり。


あ、わかった。これ知ってる。
いつどこで聞いたのかは忘れたけれど。

ね、簡単でしょ?
(簡単とは言ってない)


というやつですよね。]
 
(11) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:06:19

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 な、なる……ほど……?


[得意げに振り返った先生と、黒板に描かれた鶴の絵の間を、
私の視線が行ったり来たり。

正直に言っていいですか? なるほどわからん。


……のだけれど、
本当に正直に言う度胸など、私にあるはずもなく。
一応先生の教えてくれた手順は頭に入れていたので、
ふむふむ、と頷きながら。]


 れ、練習してみます。別の鳥にも応用できるんですね。
 先生の描いたのは、ちゃんと鶴に見えますけど……
 私が描いたら…… どうかな…… ……

 赤は朱墨があるので、何とかなりそうですね。


[自信なさげな声で言いつつ、
小さい頃に遊んだ絵描き歌の事を思い出す。
こういう簡略化された絵こそ、
描くのが難しい気もするけれど……
私に精緻な絵が描けるわけもないので、
先生のこの選択が、とても正しいのはよくわかった。]
 
(12) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:10:06

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[なんて考え事をしていたら、
時間を気にする先生に私もはっとして]


 あ、お時間いただいてしまって、すみません。
 ありがとうございました。


[私よりも先生の、次の授業の準備が大変だと、
申し訳なく思って頭を下げた。

最後の一言に対しては、笑顔で応じて。]


 はい。ありがとうございます、
 頑張って練習します。


[と、先ほど言った事をもう一度繰り返す。
先生の声を受けて、今度は少し前向きに。

美術室を出る前にスマホを取り出して、
鶴の写真を撮らせて貰ってから、
黒板消しますね、と買って出た。

立つ鳥跡を濁さず、という事で。(?)]*
 
(13) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:10:58

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
お返事の前にログ読みが追いついていなかった(イマココ)
(-4) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:12:03

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
稲出くんめちゃめちゃ良い子すぎでは???好……
(今ここを読んでいる>>0:292
(-5) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:15:49

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
こういう感想を全然落とせていないな…感想はたくさんあるのに…
まあ毎度のことなんですけど、遅筆なので表でいっぱいいっぱいになってしまうの
(-6) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:17:23

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
ランダム使いたいが不慣れ
分数だとどうなるんです?43/56frac
(-9) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:40:06

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
う〜ん??
数を入れるのはやめておくか…
(-10) chiyo 2021/07/23(Fri) 1:41:18

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想:スイカ割り ―

[多分、カットスイカなら買える金額だったと思う。
でも、カット済みじゃ駄目なんだ。
大事なことなんだ、と。

青果店のお姉さんと、おじさんおばさんが、
どうしたの、と尋ねてくれたなら。
私達は兄弟順番に、要領を得ないながらも
スイカ割りをしたかったのだと理由を話して。>>295

そうしたら、いつの間にか引っ込んだお姉さんの、
戻ってきた手の上には、貯金箱が。]


 「「「え!いいの!?」」」


[見事に三人分の声が重なって。
パァーーーっと顔を輝かせ。

もしかしたら大事な貯金箱だったかもしれないのに、
頭の中が丸ごとスイカで埋め尽くされた私達は、
やったーー!とか、じゃあ最初にやっていいよ!とか、
そんな事を言いながら、浮かれるばかりで。

お会計に置いた所持金全額、
小銭だらけで数えるのに時間が掛かったかもしれない。]
 
(22) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:06:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[小さい弟くんも歓迎して、
じゃあ、どこに行ってやろうか?と、
話しながら、商店街を駆け出した。
スイカはうちの兄が運んだんだったかな。

準備が整ったら、
目隠しをして、棒を持った子をぐるぐる回して……。
こっちこっち!と手を叩いて笑い合い、
ばっちりスイカを割ったのは誰だったか。

私の番では、
スイカに当てた!けど割れなかった……]
という感じの結果だった。

でも結果がどうあれ。
みんなで割ったスイカを一緒に食べて、私達は大満足。]
 
(23) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:07:40

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[スイカを食べながらか、割りながらか、
自己紹介もしたのだけれど。]


 あの……田邊 夕鶴です……
 きょ、今日はありがとう……


[私はと言えば、今更照れて、もじもじしてしまい。
お姉さんにはちょっと弱かったのだ。

そう、お姉さん。
お店の手伝いをしていたし、気前のいい子だったから、
自分よりもっと年上かと思っていた。
一つ上だという事を聞けたなら、
私はびっくりしただろう。

それ以来、青果店の前を通ったら、
用事が無くても挨拶をするようになって。

お姉さんと同じ高校に入学し、校内でばったり会った日には]


 後輩になりました。先輩、よろしくお願いします。


[と、もじもじは卒業して、
澄ましたぴかぴかの一年生が、笑顔で挨拶をした。]*
 
(24) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:09:47

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
どうして三倍返しをしてしまうのか
pt大丈夫かな…(不安
(-11) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:11:04
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a8) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:32:57

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
あのね、みんなが計画的にpt使ってる(ような気がする)中、
回想祭りで、超長文で、pt使い尽くすのはまずいですよね?まずいじゃないですかきっと

ウ゛ッ゛……

削ろうと思ったんだけど、思ったんだけどもう疲れたよパトラッシュゴールしてもいいかな?
(-26) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:21:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― お祭り前日・提灯の飾り付け ―

[篠田さんとの作業中。
彼女の身長では辛そうな箇所を、
す、と横から引き取って。>>0:309

お礼を言われれば、私は冗談っぽく笑いながら]


 いいえ、どういたしまして。
 こんな時くらいしか役に立たないから。


[と、自分の図体を指して言ったのだった。

そんなこんなで、楽しく雑談も交わし。>>0:315

書道部で注文した上着については、
請け負って貰えて感謝しかない。
私も一部員として、篠田さんにもしっかり
お礼と、よろしくお願いします。を伝えておいた。

秋のパフォーマンスの際は、是非特等席にご招待したいと、
お願いされなくても、時期になったら言うだろう。]
 
(68) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:24:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 え、そうなんだ。
 篠田さん可愛いから、絶対誰かに誘われてると思った。

 そっか、家のお手伝いかあ……。
 大変そうだけど、頑張ってね。


[明日の予定を聞けば、つい本音がぽろりと。
だって、こんなに可愛い子、普通放っておかないでしょう。
篠田さんは、私が思う「女の子の可愛らしさ」を
集めたような女の子で。だからそんな感想を抱く。
その言葉について、篠田さんは何か思う所があったのかも、とは気付けなくて。
>>27


家の手伝いなのだと言われれば、なるほどと頷いた。]
 
(69) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:25:48

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 あ、ううん。私の浴衣は全然。いいんだ。
 ほら、靴のサイズと同じでしょう?
 大きいのって、なかなか無いよね。


[私の話で篠田さんがしょぼんとしてしまったら、
慌ててフォローしたつもりだったけれど、
フォローになっていたかどうかわからなくて、
えーと、と話を挿げ替えた。]


 実は私、明日一人で行く予定だったから、
 ちょっと寂しいなと思ってたんだけど。
 篠田さんも一人で行くなら、どこかで会えたら嬉しいな。
 その時は浴衣姿、見せてね?

 あ、一人で来るなら、夜道は十分気を付けて!


[人出も多いし、確か見回りもあったと思うけれど、
やっぱり注意は必要だから、ここは先輩として一言。
……篠田さんはちゃんとわかっていそうだから、いらない一言だったかもしれない。
]
 
(70) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:27:33

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お疲れ様ですを言い合ったら、>>0:317
私も篠田さんも、気付けば汗をかいていて。>>0:311
差し出された塩飴は、ありがたく受け取った。]


 わ、ありがとう。いただくね。
 ……うん、やっぱり、篠田さんしっかりしてると思う。
 というより、気配り上手なのかな。
 手伝いの声掛けもありがとう、助かったよ。


[先輩も、と言うのだから、他にも配り歩いていたのだろう。
こんな風に色々気が付く子は、そんなにいないと思う。
私は素直に褒めたつもりだったのだけれど、
今度もきょとんとされてしまったかな。

そうして、水分補給に行った篠田さんを見送ったら、
私は塩飴を、口の中にころり。]*
 
(71) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:28:32

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想:ちっちゃな頃の、花巻さんと ―

[初めての、一人きりのお使い。
できると言った手前、帰る事もできなくて。
そこが見知った場所でも、
幼かった私は心細くて、緊張しきりだった。

だから、屈託なくニコニコと笑って
水羊羹を勧めてくれたその子に、>>0:326
私は救われた気分になって、
詰めていた息をほっと吐き出したのを覚えている。]


 う、うん。あのね。
 水羊羹、うちのおばあちゃんも好きなんだって。
 ここがいちばん、って言ってたよ。

 それに、入れ物がかっこいい!


[最後のは、私の感想。
祖母は何度も食べた事があるのだろうけれど、
私が花巻庵さんの水羊羹と出会ったのは、この時が初めてで。
パック入りの水羊羹しか見た事のなかった私にとって、
竹の容器は何とも言えない特別感を放っており、
まずはそこに大注目してしまったのだ。なんせ子供だから。]
 
(72) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:31:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[食べた後は、どうなったかというと。

「ねえ、お使い行こうか?」
「お使い行くよ」
「今日はお使いないの?」

と、祖母の周りをうろちょろしては、
お使いの権利をもぎ取って、
花巻庵さんの夏の常連と化していた。

二度目のお使いで、水羊羹の感想を聞かれた時は、
その子のわくわくしたような顔に思わずつられて、
私にしては随分勢いの良い声が出た。]


 うん、すっごくおいしかった!!

 ……あの、今日はね、
 この前見た、透明なのが気になるんだけど……おいしい?


[と、後半は人見知りが顔を出し、少し大人しくなったけれど。
前と同じようにお勧めしてくれないかなって、
寒天を使ったお菓子の方を指差して。

お店に行けば会える、髪の長い女の子。
一緒に遊んだ事は無かったけれど、
私はお使いの度に、その子のお勧めを聞くのが楽しみだった。]
 
(73) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:33:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんなある日の事。やっぱりお使いに行く道中で。

前日はお祭りだったので、
そういえばいつも可愛い服を着ているあの子は、
お祭りに行ったら、どんな恰好をするのかなって、
会ったら聞いてみようと思っていた。

私は、その子を可愛くないと思った事は一度もなかった。
可愛らしいレースやリボンを、似合わないと思った事も。
それは、子供らしい丸みがあったからとか、
男女の言う「可愛い」の尺度の違いとか、
色々理由を付ける事もできたかもしれないけれど。

あの頃、きりりとした顔立ちの中心で、
いつも生き生き、きらきらと輝いていたその目が、
私は好きで。とても魅力的だと思っていたから。
どんな服だって着こなしているように思えたのに。

だからね。髪の長さより、着ているものより、
その表情が翳ってしまう、それが一番――
]
 
(76) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:39:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 えっと。 髪の毛、お揃いだね……?


[他に、何が言えただろう?

髪を切ったら、いいねとか、似合ってるねとか、
普通ならそんな事を言えただろうに。
その時の顔を見ていたら、私にはとても。

だけど、自分の短い髪を指して、何とか捻り出した一言も。
男の子のような恰好を平気でしていた私の口から出れば、
何の意味も持たず、慰めにもなりはしなかっただろうか。

私は俯いて。

その日から、お使いには行けなくなってしまい、
夏の常連の子供はいなくなった。]
 
(77) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:40:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― バレーのこと ―

[ところで。私が、バレーをやめた理由。

なんて事はない、
単純に向いていないと思ったから。
そう言うと、誰かには首を傾げられる事もあったけれど。

恵まれた体格に、運動神経も悪くない。
練習だって真面目に参加していたし。

でも一つ、弱点があった。

簡単に言うと、私は気迫負けするタイプで。
ネット際の攻防。前に出るポジションだった私は、
相手チームの強い視線を浴びる事も多く。
だけど、どうしても、それに慣れなくて。

やめるまでには、それなりに色々あったのだけれど。
結局の所、原因はそれ。

能力じゃなく、性格的に、向いていなかった。]
 
(78) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:42:24

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[色々と、重ね合わせて見れば。
私達の対比は、なんて皮肉なのだろう。

髪を切ったあなたと、伸ばした私。
視線の中に紛れ込んだあなたと>>0:271、逃げ出した私。
無理をしても続けるあなたと、>>0:273
すっぱりやめて、別のものを見つけた私。

あなたが、今の私と幼い私の面影を
重ねる事ができなかったように。
私も、懐かしい女の子の面影は見出せなかった。

私の方は、眼帯の女子生徒が、中学の時の交流試合で>>0:328
見かけた顔だと気付く事はあっても。>>0:54


このまま知らない方が、平穏なのかもしれない。
知ったところで、私はまた、ろくな言葉を紡げないのだろう。

それでも。
いつか楽しかった私達の思い出を、
もう一度、重ね合わせる事はできるのかな。]*

 
(79) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:44:58

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 鳥仲間と、仲違い ―

[あちらにも、こちらにも、
色々な場所に連れて行ってくれたよね。>>0:346
自分の通う学校以外に入るのは初めてで、
(もし校庭までだとしても)
ちょっとドキドキしたりして。

お祭りの型抜き、横目で盗み見た11点の出来に>>0:347
勝った
 と確信して挑んだ私の、
肝心の出来はといえば61点。

たこ焼きで火傷したら、慌てて飲み物押し付け合ったりして、
咽せ返って大変だったけど、すごくおいしかったよね。

まるで飛ぶような日々。
あっと言う間に駆け抜けた、
終わってしまうのが惜しかったあの日。]
 
(80) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:48:05

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 



 
(81) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:49:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 
 きつねって、そんなにこわいかな?
 可愛いんじゃなくて?


[神社の噂話を聞いても、
いまいちピンと来なかったけれど。

例えば、狐は鳥を食べるなんて話をされたら、
自分達の名前に重ねて、震え上がってしまったかも?]


 じゃあ、早く帰らないといけないね……


[そう言った私は、ちょっとだけ口を尖らせて。

だって、日が暮れかけているのはわかっていたけれど。
あと少し、もう少しだけって、
私はまだ遊んでいたかったのに。そんな話するから。]
 
(82) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:51:11

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[でも、その一言。>>0:349]


 えっ。 きつねさんに?
 こわいのに、攫われに行くの?


[そう尋ね返したけれど。
すぐに冗談と笑った朱鷺也の顔を眺めて、
私は、ぱちぱちと瞬きを繰り返したあと、
うーん……と考え込み。]


 うん。朱鷺也と一緒ならいいよ。

 だって、朱鷺と鶴だったら、
 飛んで逃げられるでしょ。
 一緒だったら、どこに攫われても大丈夫!


[その問いにどんな意味があって、どう受け取られたのか。
私はよくわかっていなかったけれど。
わからないなりに、子供の不思議な理論で返して。

でも、例えば、その夜大冒険に出掛けて、
後で大目玉を食らったとしたって。
私は大丈夫だったはず。二人一緒なら。]
 
(83) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:52:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[でもね、わかっていた。そういうの。>>0:352

そうなるんだろうなって思っていたし、
そんなものだよねって理解して。

だってほら、うちには年上の兄がいて、
私は兄を観察しながら育ったわけだから。
思春期男子の生態には詳しいんだ。
上辺だけかもしれないけれど。


私は私で、新生活が忙しかったし。
でも、背が伸びたなあとは思っていた。

私だって、女子の友達もできたし。
いや、まだ私の方が背が高いと思う。

朱鷺也と遊ぶ事がなくなっても、別に。
手を挙げてくれるだけ、まだ良いよね。


――わかっていたけれど、
自分の事は、意外とわかっていなかったかも。
]
 
(84) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:54:48

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 え、 ……あ、うん。

 久し振り……


[その日は、私の方が驚いたと思う。
というか、呆然とした。]
 
(85) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:55:40

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それは確かに。
確かに、先にそう呼んだのは私かもしれないけれど。

ちゃんと知っているんだから。
男子の事は呼び捨てにしているの。
女子の事はちゃん付けしているの。

私はみんなのこと、くんとかさんとか呼んでいるし、
みんなと同じにしただけなのに。

なのに、>>0:354



意地悪ではないだろうか??
]
 
(86) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:57:20

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[自分がどうして怒っているのか、わからないけれど]


 
(87) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:57:58

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[離れていた間に、きっと距離感が変わってしまったから。
みんなと同じところから、測り直そうとしただけなのに。

どうして余計遠くへ行ってしまうのか、
全然わからない。

わからないから、
そっちがそうなら、とそんな気持ちで。
私はあれから、蓮見くんにはそっけない態度を取っている。]
 
(88) chiyo 2021/07/23(Fri) 15:59:00

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お祭りの準備に参加するのも知っていて、
名簿の名前だって確かめたけれど。
見掛けても知らないふりして、手を振ったりはしなかった。

……高二にもなって。
ちょっと、情けないなとは思う。

素直に聞いてみる事ができたらよかったのに。

私は本当に、図体ばかり大きくて、
中身が伴っていないみたい。
この身長の5cmくらい、
器の大きさに回せればよかったのにな。]**
 
(89) chiyo 2021/07/23(Fri) 16:00:12
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a15) chiyo 2021/07/23(Fri) 16:09:31

【秘】 二年生 蓮見 朱鷺也 → 二年生 田邊 夕鶴

 


[ 淋しいなって、思う気持ちには蓋をした。 ]


 
(-49) ししゃもん 2021/07/23(Fri) 16:51:54

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 当日 ―


 わあ。可愛いね。
 うんうん、昨日よりもお姉さんに見えるよ。
 とても似合ってる。


[お祭り会場にて。
昨日社務所で出会った女の子と行き合えば、
くるりと回るその姿>>3に微笑んで、そう言った。

ちなみに私の方の服装は、至って普通の、ただの私服。
篠田屋さんで購入した白いTシャツに、下はショートパンツ。
浴衣の皆さんが結構な暑さの中にいるとはつゆ知らず、>>47
こちらは涼しさに全振りした感じの服装である。]


 小雪ちゃんも、よき一日を。


[背伸びをした挨拶にはそう返し。
隣にいた小雪ちゃんの母親にも会釈をして、
二人と別れ、お祭りの喧騒の中へ。]
 
(189) chiyo 2021/07/23(Fri) 23:54:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 ……
はなひらきますように
、かぁ。


[小雪ちゃんの言葉で思い浮かんだのは、
昨日の帰り、私がお参りした時の願い事。それは、

思春期真っ盛りで色々と複雑な弟が、
私に冷たくするのを、早くやめてくれますように!


……である。はなひらくのかな、これは。


どこかで聞いたような話?似た者姉弟?
これには深ーい事情があるので、
そんな事はないと思うのだけれど。
仲直りのお願い事の最中に、
ちらりと別の顔が脳裏をよぎったのは、まあ、確かにそう。
]
 
(190) chiyo 2021/07/23(Fri) 23:57:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 青果店の屋台 ―

[一人ぶらぶらと、あちこちの屋台を覗きながら。
辿り着いたのは、青果店の屋台前。
その時、堂本先輩は顔を出していただろうか?
……混雑しているようなら、また後で。と出直そうか。

高校で先輩と再会したあの時。
気付くかな、という少しの悪戯心と、
気付かないかも、という少しの不安の中。
名乗りもしなかった私にくれた先輩の笑顔を見て、>>94
はにかむように、私も笑った。

それからは、また青果店の前を通れば挨拶をして。
おばさんの姿がもう見られないのを、悲しく思って。

おじさんとの勝負の話だって聞いていたはず。

私は勿論、先輩の売り上げに貢献しようと思うわけで。
もし持ち帰り可能なのだったら、
キュウリは四本、家族の分まで買って行くつもりだけれど。
……その代わり、トウモロコシも一本買うのを許してほしい。
持ち帰り不可なら、キュウリを一本だけ買って食べながら、
私はお祭り会場をまた、ぶらぶら歩くつもり。]*
 
(191) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:00:27
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a38) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:07:23

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
????あれなんかptめっちゃあるように見えるんだけどなんでだろ??
回復しないんじゃなかったっけ、あれあれ(仕組みがわかっていない顔)
(-82) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:11:54

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
24h回復か!!!!!
更新時と勘違いしてた恥ずかしい!!!!!!!
どうりでプロのptたくさんあったわけ…
いやめっちゃ恥ずかしい、なんか変なこと言ってすみませんもう
(-83) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:13:31
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a39) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:17:05

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
回復するならお参りの詳細省かなくてもよかったな
お返事も削るところ悩みまくっていた私のあの時間は一体何だったのか…(自分のせいですね)
いや、削ってよかったんだ…どっちみち長文すぎるもの…

でもいっぱいお喋りできるなら、エンカなしでお返事しちゃおうかなあ…いやでもなあ…無限にお返ししちゃうんだよなあ…
(-84) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:23:21

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
ここで言ってもいいかな、言ってもいいよね

あのね、好きです(告白)

いや…昨日くらいからチップ見えるだけでウッて心臓押さえてたんですけど…
今日はもうお名前見えるだけでだめでしたね…
ダイイングメッセージに朱鷺也って書いておきます

秘話のとこ100回見ちゃった…
(-89) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:31:51

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
>>109でもこれはお恥ずかしい&申し訳ない
まああの、他の人以下っていうのがムムッときたというか、その、その辺のニュアンスだけ伝わっていたら…いいな…!

それにしてもたくさんフォローいただいてる気がします、ありがとう&ごめんね朱鷺也くん…!
先に離れた風にしてもらったけど、先にふらふらどっか行こうとしてるの主に私ですよね。なんか何回もそんなのぶん投げた気がするのごめんなさい
(-90) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:41:48

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
しかし私で…いいのか…?ってなってる(めちゃくちゃ嬉しいけど!
遅筆オブ遅筆のネタ陣営なのですが
朱鷺也くんが過去縁故拾ってくれてなかったら、どっかでエンカしたタイミングに
かごめかごめの鶴亀のターンにつるっと滑った、鶴だけに
みたいなひっどいの仕込んじゃおうかな、なんて考えてたレベルのあれなのですが、だいじょうぶかな
(実際使わなかったからセーフと信じて灰に書いちゃうやつ)

かごめかごめで何かやりたい事とかなかったかなって…!
あ、これから発動する可能性…!?
(-91) chiyo 2021/07/24(Sat) 0:56:50

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
考えたけどやっぱ今日は寝よう、
ちゃんと寝て起きて今を生きたい

退席記号ちゃんとできてなくて申し訳ないです、簡易メモもさっき変えるの忘れてたな…おやすみなさい!
(-92) chiyo 2021/07/24(Sat) 1:04:32

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
稲出くんめっちゃ可愛いし面白いんですが
ガイアが朱鷺也くんに囁いてる画像、私にも横流ししてくれないかな(ほしい)
しかし稲出くんのフラグが読めない、気になる。私フラグ読み下手…

今度こそねます寝!!
(-93) chiyo 2021/07/24(Sat) 1:20:27

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 


あ。
 
朱鷺。
     

 
(204) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:36:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― お祭りの、朱鷺の背に ―

[思わず呟いた私の声は、屋台列の喧騒に紛れ。
目立つ鳥の絵を背負った後ろ姿には、
きっと届かなかっただろう。

帽子を被っていたせいか、誰と判別はできなかったけれど。
うわー不良っぽいな、なんて思いながらも

その鳥がすぐに朱鷺だとわかったのは、
どうしてかな?鶴の姿も描けない私だったのにね。

誰とはわからなくたって、
朱鷺を見て、私が思い浮かべるのは一人だけ。

昨日、景色を見るように向けた視線の中で、
一瞬捉えた、逸らされる目を思い出した。>>110]
 
(205) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:38:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私が、殊更に無視をしたのはね。>>89
あの時のお祭りが特別だったから。嫌でも思い起こされて。

あの日、差し伸べられた掌に>>104
自分のそれを重ねて、ぎゅっと握りしめた。
「ヒーローが人攫いしちゃうの?」って
君の仮面を見て笑いながら、追手(仮)
(悪の組織かな?)

から逃げるように、走って境内に行ったよね。

繋いだ手は、互いにまだまだ子供のもので、
大きさだってそう変わらなかったと思うけれど。
引っ張られるに任せて、笑い声をあげながら、
私は君に攫われた。

あの日。
色とりどりの花火に照らされた、君の横顔は丸みを帯びて。
私から目を逸らす今の横顔とは、輪郭が重ならない。
高くなる身長と反比例するように、
今の君の声は、昔よりもずっと低くなり。
私達はまだ子供で、でも、大人になってしまった。]
 
(206) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:40:16

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな風に、身体も心も大人になるにつれ、
離れていってしまった私達だから。
蓮見くんの交友関係、全部を知っているわけではないし、
私の耳に届いた声の他にも、
様々な呼び方があったのは、当前の事なのだろう。

でも、同じクラスで過ごした人数の。
数多くの中から、“そういう”音ばかり拾い上げる私の耳。

それに苛立ちを覚える、その意味を考えたくなくて。



だから君が悪いんだ。>>109
君の所為にして、
八つ当たり。
]
 
(207) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:42:32

【秘】 二年生 田邊 夕鶴 → 二年生 蓮見 朱鷺也

 


[妬ましいなんて、思う自分には気付きたくないから。]



 
(-96) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:44:27

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私がそっけなくしても、
蓮見くんは何でもないように見えた。それどころか、


「蓮見くん。プリント。」

「蓮見くん、ノート提出忘れてない?」

「蓮見くん。」

「蓮見くん。」



……気まずくたって、同じクラスで
話す用事はいくらかあって。
そんな時も、私達の視線はどこか食い違っていたような。
私はその度に、むっすりとした顔を向けたのだけれど。]
 
(208) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:45:53

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……だけど、ずっと同じクラスにいて、
一度も目が合わないなんて事、ある?>>111

例えば。
席替えで、隣の席になった時。
夏の、プールの授業のあとに、私は眠気を堪えきれなくて。
運が良いのか悪いのか、板書の多い、社会科の先生の授業中。
いつもなら真面目にノートを取っているはずの私が、
頬杖をついて、うつらうつらと舟を漕ぎ。

一瞬、記憶が抜け落ちた後に、
ズルっ!ガタっ!……と頬杖が外れたあの時とか。

びっくりして飛び起きた私は、
一体どこをぶつけたんだったか覚えていないのだけれど。
あの時ちょっと大きな音が出て、だから、

さすがの君も驚いて、
とっさに君を見た私の視線から、
逃げられなかったんじゃないかな。

そんな事だって、あったでしょう?]
 
(209) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:47:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[……そんな事でも無ければ、合わない視線。

朱鷺の絵から目を離し、
今度は私が背を向けた。]**

 
(210) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:48:25

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
よし、齟齬などなかった(強引)
話無理やり繋いだけどちゃんと繋がってるのかなこれ…

>>104ドヤ顔に突っ込んでくれるところ大好き(ネタ陣営並感)
(-97) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:49:26
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a45) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:51:29

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
気付いた!稲出くん、朱鷺也くんのエスパー否定しないってことは小牧ちゃんで確定なのでは!?
と思って見るとあれもこれもそれもフラグに見えるから私の勘は全然役に立たない

いや鳳さんとの交流も素敵だったので…鳳さんは落川先生が好き?っぽいなと思いますが恋愛的フラグかどうかは、私の勘は役に以下略
(-98) chiyo 2021/07/24(Sat) 7:58:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 屋台列:青果店>>198 ―

[堂本先輩が売り上げを喜んでくれて、
しみじみと言われた台詞には、
嬉しいやら気恥ずかしいやら、先輩の反応が楽しいやら。
そんな気持ちの滲んだ声で、良かったです、と笑い。

まとめ買いしたので、ここでは食券を使わずにお会計。
野菜を袋詰めする手元を見守っていたら、
先輩が親切な提案をしてくれて、私は顔を上げた。]


 え、いいの?
         
……あっ。



[つい、素の言葉が出たのに気付いて。
しまった、という顔で言い直す。]


 ……いいんですか?
 お邪魔にならなければ、お願いできたら、嬉しい、です。


[恥ずかしさのせいで、言葉の最後が途切れ途切れ。]
 
(265) chiyo 2021/07/24(Sat) 14:15:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[だって、あの頃は。
一つ上のお姉さんの事「明菜ちゃん」って呼んでいたし。
打ち解けてきたら、敬語だって自然と取り払われた。

でも高校に上がったら、先輩後輩だから。
そういう所、ちゃんとしようと思っていたのだけれど。
時々気が緩んで、特に校外では、
こうして昔の口調が出てしまう事があって。

先輩は気にしないかもしれないけれど。
澄まし顔の私が、自分でやり始めた事なので。
毎度、ばつが悪い。]


 で、では。そちらの品は、
 また後程取りに伺いますので! 失礼しますっ。


[恥ずかしさを誤魔化しきれなかった私は、
敬語の戻し加減(?)がやや過剰になりつつも、
その場を足早に立ち去ったのだった。]*
 
(266) chiyo 2021/07/24(Sat) 14:18:01

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
稲出くんと敬語ネタ被ってたよねごめん

>>251声出して笑ったw
そ、そっかww召されちゃう!!w
(-119) chiyo 2021/07/24(Sat) 14:19:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 少し前:青果店屋台 ―

[
ところで堂本先輩、私、
下の方ばかり見てて

野菜に熱中しすぎて言えていなかったのですが
浴衣ですよね?今浴衣を着ていますよね??>>197

このままでは一生の不覚なのでどうか言わせて下さい


それは、私が屋台に顔を見せてすぐの事。
こんばんは、お疲れ様です。の挨拶と共に、
たすき掛けした先輩の、粋な浴衣姿をまじまじと見て。]


 先輩、素敵です。
 その浴衣、すごく似合ってる。


[と伝えた。
近くにおじさんもいたのなら、勿論挨拶をしたけれど。
それがおばさんの仕立てた大切な浴衣>>43だったのなら、
私の言葉は、二人にどう届いたのだろう。]*
 
(267) chiyo 2021/07/24(Sat) 14:57:07
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a56) chiyo 2021/07/24(Sat) 15:06:06

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
やーーっちまったな〜〜〜!!! って泣いたよね
(しかも浴衣の描写探すのに時間かかりすぎマン)
ログ把握しきれてないのバレる…いや、一度は全部目を通してるんですよ…なのに私の記憶力ときたら…!!
(-120) chiyo 2021/07/24(Sat) 15:09:12

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 花巻庵の屋台付近 ―

[私が青果店にいた時間はそう長くもなかったと思うから、
花巻庵の方に辿り着いた時は、
見知った顔がまだ揃っていた頃合いで。>>242
この辺かな

私は思わず、近くの木の陰に隠れた。

あのですね
私の思う、可愛いを集めた女の子と>>69
私の方に、目もくれなくなった男の子が>>241
お祭りらしく浴衣と甚平姿で並んで楽しく仲良さそうに(あ、名前も呼んだ?)お喋りしているのを見てしまったのですが、
それは。


もう一人、浴衣姿の男の子もちゃんと目に入ってるのだけれど
さっき見かけた不良っぽい人、蓮見くんご本人だったとか
篠田さん何で一緒にいるのかな、浴衣すごく可愛いなとか
ついそっちに気を取られて、ごめんね稲出くん。
>>251そちらの方は審議したいと思うので
 >>154まずはそのデータくれませんか?)
 ]
 
(297) chiyo 2021/07/24(Sat) 18:22:13

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 ……へー。へーー。へーーー〜〜。


[ふーん。なるほどね、そうですか。
そうだよね。

私は早合点をして、屋台の方に向かった蓮見くんを見た。

私だってそこで買い物をするつもりだったのだけれど、
こそこそと隠れながら、絶対見付からないようにして。
(蓮見くん以外への)後方不注意だった可能性は、あります


ともかく、彼が去るのをしっかり確認してから、>>289
私は今度こそ、屋台へと向かったのだった。]*
 
(299) chiyo 2021/07/24(Sat) 18:23:52
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a64) chiyo 2021/07/24(Sat) 18:31:06

【人】 二年生 田邊 夕鶴

― 花巻庵の屋台付近 ―


 ………… …………

 なんか


[チャラいです。
(感想提出>>316


こちら、木の陰に潜む私です。
今現在、私視点、蓮見くんは
最高に可愛い後輩の女の子とお祭りデート中にも関わらず
屋台の店員の女の子にもチャラチャラ声を掛けて>>318
チャラチャラチャラチャラと
え?いつもそんな事してるんですか???
という感じで

その甚平すごく似合ってるね。いろんな意味で。
本当に楽しそうで何より。>>319

そんな事を考えながら、睨むようにその背中を見送っていると
え……? 嘘…… 三人目…………??
と、その声が聞こえたならそう思ったのだけれど>>322

とりあえず篠田さんと稲出くんが二人になったのはわかって、
私はちょっと何がなんだかわからなくなってきて、
あれ…………???

……とりあえず、本来の目的を果たそうと思った。(買い物)]
(327) chiyo 2021/07/24(Sat) 20:30:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[そんな感じで大混乱中の、
私の背中に、その声は掛けられたのかな??>>326]*


 
(328) chiyo 2021/07/24(Sat) 20:30:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 あ、あっ。
 篠田さん。えーと、偶然だね、
 あはは、あの、えっと。

 楽しんでる???


[背後から、兎の跳ねるような
ぴょんとした声で呼びかけられれば。>>348
頭の中がワンダーランドになっていた私も、
はっと振り返って、どうにか返事をした。

落ち着かないのは、混乱のせいもあるけれど、
盗み見ていた者としては、大変気まずい状況なので……
どうかしたか、と尋ねられても、
正直に言うのもためらわれて。]
 
(350) chiyo 2021/07/24(Sat) 21:45:07

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 ゆ、浴衣!すごく可愛いね!
 篠田さんは春のイメージだったけど、
 夏の朝顔も、ぴったり似合ってる。
 着こなしが素敵だからかな?


[とりあえず、篠田さんの浴衣姿に対して抱いていた感想を。
見せてねって言ったのは、忘れていないから。>>70

でも、あとは……]


 わ、私はどうもしないよ。
 …………篠田さんは、何していたの?


[ちらりと。本音の滲むような滲まないような、
遠回しな質問をして。

さっきまで蓮見くんといた、可愛らしい小さな後輩を、
私は20cmくらい上の目線から、そうっと窺ったのだった。]*
 
(351) chiyo 2021/07/24(Sat) 21:46:48

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 篠田さんと私と大丈夫じゃない話 ―

[楽しんでいると言う篠田さんは、
私の挙動不審を訝しんでいる様子。>>353
そうだよね、私も何がなんだかわからないよ
と思いながら視線を彷徨わせていれば、
篠田さんが服装の話を振ってくれたので、
ありがたく乗らせて貰った。]


 そっか、浴衣って暑いんだ。
 ……うーん、でも。

 やっぱり、いいな。浴衣。
 私も頑張って着てみれば良かったかな、なんて、
 ちょっと思っていたところ。


[そう。さっき、篠田さんを見てそう思った。
もっと可愛かったら良かったのかなって。
……でもそんな思考、今は振り切って]



 あ、このシャツもすごく良いけどね!
 うん、涼しくて。
 サイズ感も丁度いいし、気に入ってるんだ。
 

[と笑っていたのだけれど。]
(365) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:07:17

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 え。 ばったり?

           …………そう。


[それを聞いて。しばし固まって。

……私は耐えた。何とか耐えた。
と言っても気力だけでコントロールできるものではないので、
どうしても止められなかった羞恥の分、
うっすら顔に血が上ったけれど。まだうっすらの範囲。]


 あ、大丈夫。

 私、たい焼き、まだ食べてないから。
 これから行ってくるね。うん。

 篠田さんも、稲出くん待たせているんじゃない?
 そろそろ、行かなくて大丈夫?


[どうにかまともな事を言えば、
篠田さんは納得してくれたかな。
まだ何かあれば、なんとか、返事をしたと思うけれど。]
 
(366) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:09:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[大丈夫だと信じて貰えたなら、
見送る時には、声掛けてくれてありがとうね、と
ちゃんと先輩らしく振る舞って、お見送り。

お見送りできた?できたかな??
それなら早速人のいない方向にに顔を向け]


だいじょうぶじゃないです……
   



[今度こそ羞恥に耐えかねて、私は両手で顔を覆った。

ばったりって。
じゃあ、私の奇行は一体……。
ただの奇行!!


その後大丈夫になるまで、
しばらくその場で深呼吸した……。]*
 
(369) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:14:04

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 花巻庵の屋台 ―

[そんなこんなで、色々あったけれど。

篠田さんと話した後、
落ち着きを取り戻した(はずの)私は、
本来の目的だった、花巻庵の屋台に来ていた。]
 
(374) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:51:39

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[一旦、話は
(真面目な方に)
遡る。

いつかの夏の、そのあとの事。
私が花巻庵さんへお使いに行く事がなくなっても、
祖父母の家にいる間はいつも、
二人が私のための和菓子を用意してくれた。
きっと、祖母が花巻さんのご両親と
あれこれ話して、気を使ってくれたのだろう。>>170]
 
(375) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:54:06

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私が初めて買った、水羊羹。>>162
 教えて貰った通り、竹の容器を綺麗に洗って、
 きらきら輝くビー玉を入れる宝箱にした。

悩んで選んだ、水まんじゅう。>>163
 ぷるぷる震える姿が子供心をズキュンと射抜き、
 散々悩み抜いた結果、あの日は水まんじゅうを買って。
 食べる際に皿に出し、ずーっとふるふる揺らしていたら、
 祖母にいい加減にしなさいと怒られた。
 ぷるぷる食感ももっちり餡子も美味しかった。

やっぱりこっちも気になって、次の機会に買った柚子寒天。
 実は、固め食感の良さ、最初の時はわからなかったのだけれど。
 中学生になって、祖父母宅から足の遠のいた私に、
 季節の便りとして送られて来たのがこれだった。
 その時、この寒天の喉ごしの楽しさに目覚めて。
 ふわりと香る柚子は、高校生になった今も私のお気に入り。


そうやって、私の日々の中に、
花巻庵さんのお菓子はいつも存在していて。
だからあなたの面影も、
頭の中のどこかに、いつも残していたはずなのに。]
 
(376) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:55:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[どうして気付かなかったのだろうか、と思った。]


 あ、それ……


[屋台の中で忙しく働く女の子の、
その髪型に、ヘアクリップを見つけて。>>170
私はおそるおそる、あなたに声を掛け。

ねえ、何度目かのお使いで、
私達きっと、もう友達みたいなものだったよね?
お名前なんていうの? って尋ねたら、
あなたは答えてくれたんじゃないかな。
私の名前は、きっと性別の印象を覆すものではなくて。
もし訊かれて答えても、あなたの誤解はそのままで。

だったら、私は「楓ちゃん……?」と、
あなたの名前を呼べたと思う。]
 
(377) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:55:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[本当に、どうして気付かなかったんだろう?

ヘアクリップが無くたって、
「いらっしゃいませ」の笑顔だけで、
気付いてもよかったのに。

お家の和菓子が大好きな女の子。
いつもニコニコ笑って、お勧めを一生懸命説明してくれた、
そういうところ、変わっていないんだなって。

それから。
どんな格好をするのかなって>>76
確かめられなかったあの日の答えが、目の前に。
その浴衣は、今の彼女によく似合っていて。
でも私は、それを着た彼女に笑顔の花が咲く事が、
何よりも一番嬉しいのだった。

よかった。本当に――]


(だからそれについては、感謝しておこう。
 そもそも、花巻庵さんの娘さんなら
 蓮見くんの、幼馴染だったわけで……
 チャラチャラチャラチャラとか思ってごめん。
 チャラチャラチャラ に減らしておくね>>340
 あ、篠田さんの事も誤解だったら
 チャラチャラだね うん、普通に戻ったね……)

 
(379) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:56:50

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 あの。私の事、覚えているかな。


[勇気を出してそう言えば、
あなたは怪訝な顔をしただろうか。

だったら、まずは名前を名乗り。
あの時、急にお使いに行けなくなった事、ごめんねと謝って。
足りなければ、何か二人の思い出話をしよう。

私はあなたの誤解を解いて、
あなたは私に気持ちを伝えてくれたかな。>>170
そうしたら、そのあと。


花巻庵の楓ちゃんに、

「おすすめでお願いします」

って、屋台の注文しても、いいかな?]**
 
(381) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:57:46
 




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稲出 柊一
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『愛』してる

鳳 凛
38回 残----pt

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