―　野営地　―


　5本セットが14束>>48、それだけあれば十分ね。

　ついでに動物除けにもなるしね。
　じゃあ焚火の方は頼んだわ。


［野営地はステラやアッシュのおかげでいい場所を
　見つけられたわ。
　川が近くにあるようだから、アタシも時間があったら
　顔でも洗いに行きましょう。
　アッシュに声をかけられたら>>66］


　アッシュは迷子になるんじゃないわよ？
　なんならフルリーと一緒に火の番してていいのよ？





［そんなことを言いながら二人に見送られたわ。］

［迷子になるのは勘弁だけど、
　これでもアッシュのことは頼りにしてるのよ。
　一番年も近いしね。

　あんたが昔どう生きてきたかは知らないし、
　誤解を受けやすい顔や態度してるけど、
　キヨヒコたちと比べて付き合いが短いアタシでも
　あんたの優しいとこいくつも見てきたのよ。
　その優しさが嘘ではないことくらい見てればわかるわ。

　だからステラとの間にどんな蟠りがあるのか知らないけど、
　その氷が解けることを願ってるのよ。
　あんたがもし抜けるようなことがあったら
　悲しくならない子、いないわけないからね。］

―　森　―


　収穫無しはさすがにキツいわね。
　何か見つかるといいのだけど…。


［フェリックスは森の中を注意して進んだ。
　食べられる野草を(2)^1d6見つけた！

　フェリックスは木の根元など重点的に見てみた。
　食べられるキノコを(2)^1d6見つけた！

　フェリックスは上を見上げてみた。
　食べられる木の実を(4)^1d6見つけた！

　さて、成果はどんなもんだったかしら。
］*

［籠の中には十分な収穫物。>>115］


アタシにかかればこんなもんよ。
　伊達に旅してないわ。


［ドヤ顔を浮かべながらこんなもんでいいでしょ、
　と来た道を戻るわ。］


　あら、エル―――…


［と声をかけようとしたけど近くにいた虎を見て固まるのよ。

　と木陰から見守っていたわ。］*

　ちょぉっと待って！
　アタシは獲物じゃないわよ！！


［さすが虎ね、すぐこっちに気づかれてしまったわ。
　慌てて木陰から出てエルに主張するのよ。]


　収穫はこの通りばっちりよ。
　へぇ…シマ・ジロっていうの…
　

　川に行くならアタシもちょっと寄ろうと
　思ってたから一緒していいかしら？


［カゴの中身を見せながら、そう聞いてみるのよ。
　断られてもせめて森を抜けるまではついていくつもりよ。


　道中、テイマー系のスキルを持っていたのかと質問もしたわ。
　罠にかかっていた所を助けたと聞けば
　感心してしまうのよ。］*

　お腹減ってるとか怖いこと言わないで頂戴…！
　虎って木の実食べたかしら…？
　これあげるから仲よくしましょ？…ね？


［ピンク色の見た目ラズベリーのような実を一つ、
　シマ・ジロに差し出してみるわ。
　好物だったみたい。大人しくなったわ。


　同行を快諾してもらえばありがと、と一言。］


　もしかしたらもう誰か獲って来てるかもしれないけどね？
　シマ・ジロも手伝ってくれるの？
　なら沢山獲れそうね。期待してるわ。


［テイマースキル持っていたのね。さすがだわ。
　なんてまた感心して、そのまま森を抜けたのよ。

―　川　―

［川についたわ。
　森からほど近い場所に行ったから、
　ステラが水を汲んだ場所とはまた違っていたかもね。
　岩の上から川の中を覗き込んでみれば
が泳いでいるのが見えるのよ。］


　どうせならフルリーに竿ないか聞いとけば
　良かったわねぇ。


［なんて言いながらエルとシマ・ジロに頑張ってと
　エールを送るわ。

　川縁に降りて綺麗な水で顔を洗えば
　すっきりして生き返った心地がするの。

　ついでに野草たちも綺麗に洗うことも忘れずに。
　そして少しだけボーっとすることにしたわ。］

―　回想：ステラ　―


　―――そういう詩がお好きなんですか？

　―――そういう詩ってどういう詩？


［仲間入りした頃、ステラにそんなことを聞かれれば
　すぐにそう聞き返したわ。>>84

　ユラは自分のことって理解しているけど、
　アタシは自分が作った唄も詩も、
　誰が何と言おうともだと思っているのよ。
　だから止められたり発禁って言われた時はぶー垂れるし、
　隙あらば唄おうとするの。


　もちろん流行りの唄なんかも好きよ？
　どこぞの民謡だったり子守唄だったりも唄う時は唄うし、
　音楽だけ奏でることだってあるわ。

　エルの部族の音楽の話も、あれば興味深く聞いていたわ。
　なんなら唄も教えてほしいわなんて言ったこともあったわね。
　他の子にも思い出の唄なんかあれば、
　一緒に唄ったこともあったかしら。］

　ふふ、いいわよ。


［リクエストの話>>85には、
　もちろんという顔を浮かべて頷いたわ。



　そんなことを思い出しながら、
　エルとシマ・ジロを見守っていたのよ。］**

　ん〜〜やったことないけど
　魚にも効くかしらねぇ？


［そこら辺の植物使って竿を自作しようと思えば
　出来るのだけど、作るの面倒ね、と思って
　アタシ十分働いたもの。
　代わりにマンドリンをその手に持つの。



］

結果は……
魚の動きが鈍くなった！**

　あら、効いたみたい？
　ちょっとエル―――！
　ここら辺の魚も採っちゃって！


［そう言ってエルに声をかけるわ。
　素手で捕まえるの、エルの方が得意そうなんだもの。］**

　そうねぇ、水浴びしたいわねぇ。
　次の街行くまでどうせ野営続きでしょうし。


［まぁそんな願望は今は脇に置いておきましょ。
　どうしても入りたいなら明日の朝とかにくればいいし。
　そう言って早速一匹捕まえたエルに拍手を送るのよ。>>174

　アタシが考え事に耽っていた間、
　シマ・ジロは魚を獲れなかったみたいね。
　お役に立てて良かったわと笑うの。］



　人間に使っても
　って言われるからあんまりやらないんだけど、
　魚には効いて良かったわ。
　

［人間には既存の子守歌（効果なし）の方が効くのよねぇ
　なんてボヤキながら、鼻歌>>177が聴こえればあらあら、
　なんて笑って。
　大きめの袋には次々と魚が入っていくのよ。］

［いつの間にか獲った魚の数匹をシマ・ジロが
　食べちゃってたみたい。］


　あらま、やっぱりお腹が減ってたのね？
　まぁ手伝ってくれたし、きっちり必要最低限の魚は
　残してくれたみたいだから良しとしましょ。


［制裁はエルがしたから、
　アタシはお疲れ様と頭を撫でておくわね。


　テイマーの才能？神はないと言っているわ。
　曲に合わせて動物が踊ったりしたら楽しいとは思うけどね。］

　それじゃそろそろ帰りましょうか。
　みんな待ってるわ、きっと。
　そういえばシマ・ジロはどうするの？


［ここで別れるにせよ連れて行くにせよ、
　野営地へ向かうことにするのよ。］*

［シマ・ジロとはここで別れる決断をエルはしたわ。>>194
　反対することはもちろんないのよ。］


　賢明な判断よ、エル…
　そうね、そんなことになったらアタシ、
　シマ・ジロを食べられる自信がないわ。


　これだけエルに懐いてたらなんだかんだ
　みんな歓迎しそうな気もするけど、
　街に入れるわけにはいかないしね。





　ここでお別れだけどあんた強く生きなさいよ。
　もう罠になんて捕まるんじゃないわよ！


［そうしてエルと共に別れを告げたら、
　餞別に例の木の実を全部あげて手を振るわ。
　野営地へ向かう道中は、悲しんでいる様子のエルに
　魚はどうやって食べたい？なんて話題を向けたりして］

―　野営地　―


　たっだいま〜〜
　ん？何かあった？？


［着いたころ、仲間たちはどんな状況だったかしら。
　微妙な空気は感じ取ってそんなことを聞いてみるけど、
　誰かから返答は返って来たかしらね？

　でもそれよりも夕飯づくりに取り掛からなきゃだから
　いろいろと準備を済ませてくれたフルリーたちに
　お礼を述べたら、さっそく調理を開始するわ。

　はい、ただいま。
　あらま、準備ばっちりじゃない。
　ありがとう、フルリー。
　女子会？アタシも数に入ってるのかしら？


［フルリーの言い方>>213的にそうかと受け取る。
　入っていいならアタシ普通に入るわよ？
　面白そうだし。

　採ってきた食材を適当なところに置けば、
　次いでユラからも報告>>211を聞くの。］


　えぇ…？
　セクハラって…あんた一体何したの？



［＝アッシュだということは
　すぐにわかったからそっちに白い視線を向けるのよ。


　なんかこう、アッシュはいつも通りに見えるけど
　女子たちの様子が違っていて、その圧に押されたわ。]

［女子たちが夕食作りやる気満々みたいだし
　お任せしようかしら…？

　何が出来るかわかったものじゃないけれど。］


　魚くらいは避けといていいかしら…？



　なんて思って、魚以外の残りの食材は
　いるようならそっと差し出したわ。

　さて、夕食はいったい何が出てきたのかしらね。*］