[ピロン♪という通知音でスマホを取り出す。
今日は1日フリーなサカクラからの「今日も頑張れよー」のLINE]

サカくん、あんな豪快な見た目の割にマメよねぇ
まぁ、企画の言い出しっぺだしそーゆーもんかな？

『はーい。サカくんは学祭楽しみなさいよ』

これでヨシ！
んーと、昨日はお化け屋敷どうしようか悩んで、結局回れ右しちゃったんだよねー
ハリー見に行くかなぁ…

[適当に返信し、担当の時間までの自由をどう使うか思案するのであった]**

と、とりあえず景気付けに射的してこよ…

[あわよくばサトミを道連れにするのも辞さないの気持ちで弓道部へ向かう。
人が出入りし、賑わってる様子の弓道場を入口からひょこりと覗く]

トミー先輩いるかな？*

>>3トミー先輩
居た居た！
あ、もう焼きそば食べてきたんですねー
俺のめちゃくちゃ美味しくて、お店のやつみたいでした！

射ちます射ちますー
はい、100円

[弓など玩具でも触ったことはないが、暇潰しに観ていた動画で少しだけ知識はある]

(えーと、確か矢はちょっとずつ落ちてくからちょい上めを狙うんだっけ？)

んー…よいしょー

38
32
97

>>6トミー先輩
えっへへ、やったー！
俺パンとかしか作れないっぽいですけど、何とかして美味しく食べまーす！

対戦も…良いです？

[財布からもう100円を取り出しつつ、ワクワクした顔でお伺いを立てる。
何やかんやで勝敗がある方が燃えるくちなのだ]

>>10>>11
んぬー…かぼちゃプリンのために頑張ります！

67
86
23

>>16トミー先輩
えっ、わー！まさかの！
やったーありがとうございま…えええ、良いんですか？！

[元よりプリンを獲得出来たら差し入れかお土産にしようと思っていたのだが、2人分貰えるのは予想外だった。
良いのだろうか？と思いつつ、せっかくの厚意に対して遠慮するのも空気が読めないというやつだろう。
せめて精一杯の感謝の気持ちで褒め称えよう]

ちょー嬉しいですありがとうございます！
トミー先輩太っ腹！男前！すてき！筆頭株主！

>>20トミー先輩
めちゃくちゃ作ってる…さすが実家が八百屋カフェ…

[ケーキ屋さんで貰えるような保冷剤もしっかり付いており、プロの仕事と感心する。
「さて、次は…」と意識が外に向き、ここに来たもう1つの目的を思い出した]

ところでなんですけど、先輩1-はのお化け屋敷って行きました？
まだだったら一緒にハリーが頑張ってる姿見に行きません？

>>23トミー先輩
[快諾されてホッとする]

俺も一人でそういうとこ入るのアレなのと、イチゴちゃんは今はお化け屋敷よりも猫カフェ辺りに突っ込んでおきたいので、どうしよっかなって思ってたんですよー。

[お化け屋敷へと向かう道すがらそんな話をしつつ、遠目に見えた和服を着て走り回るセロの姿に『野点！和菓子！』と密かに目を輝かせたのは内緒である]

[自分を呼ぶ声が聞こえて>>27、「知り合いかな？」と振り向けば、そこには知り合いが知らない格好でニコニコと手を振っていた]

ぶぇ?!ホシノん?!
何て格好して歩いてんの！セロりんに怒られちゃうよ！

[慌てて制服の上着を脱いで被せようとしていると、ホシノの向こうに血に塗れた落ち武者が佇んでいる>>29ことに気付いた]

ﾋﾟｪ!??!!?

>>32ハリー
[近寄ってきた落ち武者に話し掛けられ、とりあえずホシノを庇おうとしていたが、その声を聞いて更に目を丸くする]

ﾝｪ?!その声ハリー!?
あっらぁ…何とも無惨な姿に……似合ってるよ(？)
でも、ホシノんのカッコはともかく、ハリーのそれって宣伝として逆効果じゃない？

てーか、今ハリーんとこのお化け屋敷行こうとしてたんだよー
いっそのこと皆でゾロゾロ行くかー

[ハリヤマとホシノの間に入り、両手でガシッと2人の肩を掴む]

よし、確保！
トミー先輩行きましょー！

>>38
(ハリーとは会場前で分かれるつもりだったけど、確かにそっちの方が面白いにゃー)

行きましょ行きましょ！
ハリーが先導して俺ら連れてたら多分宣伝効果あるよ！>>37

>>41>>42
そーだよ、俺だってこの程度の衣装だけど、ズボラして上から制服来たんだよ
ハリーのそれ支度にめっちゃ時間掛かりそーじゃん？

[割と真面目な顔]

>>44
ハリー！もっと近くに来ないとマジで心霊写真じゃん！
ほら、真ん中おいで！

[ぐいと手を引っ張る]

[写真を撮られる中で>>48の会話を聞けば]

…ハリー、脅かし役してる時もそのままスンと立ってんの…？
さっきめちゃくちゃビックリしたし、まぁ怖いといえば怖いのか…
でも、想像はしやすいから、それならやっぱり一緒にお客として入る方が面白そうだね

[ハリヤマの先導>>49に従い、ホシノの左右をサトミと一緒に固めつつ、お化け屋敷へと向かうのであった]

>>50
あ、トミー先輩、写メ後で俺の携帯にも送って下さい！

[受付の生徒に妙な顔をされて苦笑をしていたまでは良かった。

一歩中に足を踏み入れると、そこはガラリと空気が違っていた。
暗幕によって外部からの光は一切が遮断され、代わりに怖がらせることに特化した照明が薄ぼんやりと通路を照らしている。
どこからか聞こえる風や水の滴る音。
歩を進める度にあちこちに設置された作り物の草むらがガサリと揺れる]

……ホント、気合い入ってるねぇ

[知らず雰囲気に飲まれ、掠れた声になってしまった。

正味な話、お化け屋敷はそんなに得意ではない。
見えないものは居ない派ではあるが、目に見えるものは怖いのである。

それでも前をスタスタと歩いている落ち武者が視界に入れば面白くなってしまうから困る]

[曲がり角に差し掛かろうとした時、曲がり角の先から小さく「ぅおっ?!」という声が聞こえた。
聞こえてしまった。
恐らくお化け役がこちらの様子を窺って、先頭を歩く落ち武者に度肝を抜かれたのだろう。

口元を押さえてぷるぷると肩を震わせているのを、隣を歩くホシノはどう捉えるだろうか]

(笑っちゃダメ、笑っちゃダメ…いやもう、面白すぎるでしょこの状況www
俺が言い出しっぺとは言えマジ勘弁して…w)

[下唇を噛みつつ、噴き出さないよう必死であった。
本格的に怖がっているホシノの為、雰囲気を壊しては良くないと我慢はしている。
だが、怖さによって感情の振れ幅がバグり始めているのか、妙にツボに入ってしまってどうしようもない]

(何で俺だけ"笑ってはいけないお化け屋敷"なのwww)**

(wwwwwお化け同士で会話してるぅwww)

[もはやハリヤマの動向ばかりを目で追っている為、向こうは密かにしているつもりであろうやり取りも、ハリヤマのありのままな顔の向きで目に入ってしまう>>63

腹筋に力を入れ、どうにか噴き出すのを堪えているところに、隣のホシノが悲鳴をあげる>>62]

んっふ…！
んん、ゲホンゴホン！

[急な大声に驚いて、堪えきれなかった笑いが洩れた。
苦し紛れに咳き込んでみたりもしたが、まぁ苦し紛れである]**

[多少変な声を洩らしはしたものの、どうにか耐えていたはずだった。
サトミのハリヤマへの指示を聞くまでは。

素直に従う落ち武者と、割れんばかりの悲鳴を上げて逃げていく先客と、予定にない流れに呆然と顔を出しているお化け役。
嬉々としてハリヤマに指示を出しているサトミが前を歩いているのであまり意味はないかもしれないが、ホシノの視界から隠れるように少し歩を弛め背後を歩く]

ぶはっ…くっ…ふふふふふw

[結局出口に至るまで、サトミの完璧な演技指導は続けられたのだった]

はー…はー…メッチャ疲れた…(笑い)死ぬかと思った…

[そう呟けば、涙目のホシノが同意してくるだろうか。
ホシノがきちんと怖がっていたのであれば、必死に笑いを堪えた努力も報われるというものだ]

やー、めちゃくちゃ楽しかったよ、ハリー案内ありがとねー

トミー先輩は付き合ってくれてありがとうございました、お陰様で面白いものが見れましたw

ホシノんは巻き込んじゃってごめんねw
ライブ頑張ってー

[やんやと感想を言い合った末、それぞれに挨拶して解散となる]

そういや、せっかく近くまで来たからチャレしていこうかなー>>0
……えぇ、何このお題…食べ物で遊ぶんじゃないわよ

よいしょっと
親子丼^food

ホシノんのライブまでもうちょい時間あるなら、茶道部でおやつ食べてこよー
そういや、軽音部のライブって何時なんだろ？

[歩いて騒いで喉も渇いたし腹も減った。
茶道部のブースを探してお邪魔する。
晴れ渡る青空と芝生の緑、そしてその上に敷かれた緋毛氈の赤、そのコントラストが風情を醸し出していた]

(あ、点てる人セロりんだ)

[こちらはセロに気付くが、集中しているのか疲れているのか、向こうはこちらに気付いていないようだった。
客が数人いて、その人数分を点てるのだから仕方のないことだろう。

さほど校舎から離れている訳でもないのに、学祭の喧騒が遠く感じられ、聞こえてくるのは湯の沸く音とセロの動きに応じて立つ衣擦れの音。
作法に不慣れながらも、隣の人の見様見真似で秋らしく栗をあしらった和菓子を頂き、提供された茶を飲む]

(落ち着くなー、こーゆー雰囲気好き)

[さっきまでドタバタしていたので、余計にそう感じるのかもしれない]

結構なお手前で

[退出間際、どこかぼんやりして見えるセロに声をかけた。

少し驚いた顔━━ようやく個人を認識した様子のセロが振り向けば、ヒラリと手を振って野点会場を後にする]