なんか歌声聞こえたような気がしたけど、アンジェは
プライベートだし、気のせいカナって思ってたのに！]

アンジェがプロなのわかってるから、
無理に食い下がるようなコトはしないけどネ。]*

それから、たくさんの宝石の中に混ざった
黒いジェットを見つけて。
あ、似てるなって
思わず胸元のロケットに手を触れた。]

[色気より食い気みたいなわたしの意見はともかく。

だけど、オトヒメが
じっと宝石を見つめるのに気付けば、

と、余計なところで
動物的嗅覚を働かせてしまうのだった。

安心してください、まだ口には出してナイよ！]*

だから『至高の香り』の半分は、わたしにとって
田舎（のご近所さん）を思わせる、
そんな香りというコトに…なるカナ…

もしそれが近くでふんわり香ってきたら、

なんて、残念な感想を抱きかねない。

]**

ね、絶対可愛いと思うでしょ？

お椀で頼んでみるのはとってもいい案だと思う！]

いや、さすがにヒトの姿でやったら
怒られるカナと思ってさ…車内マナー的に…


ペンギンスタッフにきゅっと注意されたかはともかく

ユーリはガンバレ！
って反応を見守るわたしだった。]

[そんなやりとりで、今触れられなかった
ロケットペンダントの物語。

これは大事な預かり物だけど、
似たデザインを見つければ
きっとユーリのお店で作られたんだなって、
わたしは頭の中でこっそり考えた。

作られてから、もう四年になるのかな…

お店に依頼主の夫婦が訪ねて行った時、
樹脂のようなモノで固める魔法が
一般人にも手の届く価格で提供されていたなら、
そちらも併せて注文されたコトだろう。
綺麗なまま形を残して、閉じ込められるブローチに。

そして、中身は剥き出しのままでも
蓋をして保護できる、このロケットペンダント。

中に入れられたのは、子供の柔らかな毛髪。
綺麗に編み込まれたそれは、
ロケットの中で何度も何度も撫でられた分だけ、
今は荒れてしまっている。

だからこそ、わたしは
まだそこに触れられていなかった。]

乗車した時まっすぐおこたに来た姿も見てるし、
寒いの苦手なのかな？ってなんとなく思ってたから。
デッキに出ちゃったんなら、
それはお風呂に入りたくもなるよネ〜〜。
って以心伝心（？）でグっと親指を立て、
無事（？）の再会を喜んでおいた！

ちなみに、オトヒメの疑問には>>58
「そういえばびっくりだね！ユーリ仕事しに来たの？
　こんな時期までお疲れ様だね〜」
なんて見当はずれ？の横槍を入れたりもしてた！
常在戦場っていうのカナ？セールスマンはすごいネ！]

それとも、また別の星だったかも？

余談だけど、今のわたしの年になると
里帰りすればもう、立派なオバサン扱いで…
同い年の子が、何人も子供を産んでて…
「あんたもフラフラしてないでいい加減落ち着きな」
とかオカンみたいなコト言ってくるのだ！恐怖！]

[話は戻り！

叶えたかった夢。

叶わなかった夢。]

あ、そうか、乗り込んだ時に手を振ってた>>0:331
知り合いの人だねって思い出す。

それに何だか、ちょっと気になる雰囲気で。

無理そうだったら、みんなと協力して
ソファの方に移動してもらったかも。

もし拒まれるなら、手を止めるけど。

ちょっと儚げにも見えた、アンジェの雰囲気。>>114
どんな理由か、今のわたしにはわからないけど
元気出してほしいと思うから。]*

それにしても、ずいぶんと
悲観的？なヒトなんだなって、
彼のセリフ聞いて首を傾げてた。

わたしの兎耳は小さい声もしっかり拾ったからネ！

情けある情けある。
だって、抵抗できる力が戻ってきたら
自分で起き上がればいいだけのコトでしょ。
回復度合いも測れて一石二鳥！（？）

それなら、痛み止めの方が選ばれたカナ>>178

]

涙の跡を隠す隙ができて
ちょうどよかったでしょ？なんて、
わたしは何も言わなかったケド。

素直じゃないねって言葉は心にしまいつつ。
声が笑っちゃうのはどうしようもなかったナ。