─　家庭科室　─

［いよいよ学園祭当日だ。
興奮と緊張で、昨夜はあまり眠れなかった
今日は、どんな一日になるだろうか
……まあ、みんなと一緒なら、きっとどんな一日だって、楽しいのだけれど］

>>0おはよう、新
今日は頑張ろうね

［朝の6時。家庭科室の前には既に人影があった。
頼もしい仲間に笑みを浮かべて、挨拶をしてから腕まくりをする
手を念入りに洗って、同じく仕込みに取り掛かった］*

>>2
水澄も、おはよう
うん、晴れて良かった
えっと、取り敢えずボクはたい焼きの中身の芋餡と苺クリームを作ろうかな
ドリンクはそっちに任せて大丈夫そう？

［確認を取りつつ、中身の餡を作っていく。
自宅でこっそり練習した甲斐あってか、慣れない家庭科室でもスムーズに作れそうだ］

>>4
［飾り物の確認をしてくれていた柚杏の、唐突に発した声に肩を揺らし］
ドッペル……な、なに……？
何か倒すの？

［けんかは心配だからやめてほしいけれど、どうやらそれとは少し違うようだと首を傾げた］

>>8　>>10
[あっ、と小さく上げられた声に振り返る。その時には、水澄がそそくさと調理室を去っていくところだった　手を隠すように、あるいは庇うように見えた気がしたが……
そこで、水澄の後を追う新がさっと保冷剤を持っていったことに気付く。
やはり先程の光景は見間違いではなかったようだ
恐らくは火傷を負ったのだろう水澄の去った扉を、心配そうに見つめる
けれど、新が対応してくれたのなら任せた方がいいだろう
きっと水澄は、何人にも心配をかけたと知ったら気落ちしてしまうだろうから］

>>11
そうだね
屋台の準備、飾り付けは柚杏がしてくれてたし、水澄も手伝いに行ってくれたし整っている頃じゃないかな
出来た材料を持って向かおっか

［材料の準備は整った。開店時間までもう少し。
出店の準備も無事終わった頃だろうか。
新と共に屋台へと向かった

滞りなく準備が完了していたならば、初めの分のたい焼きを焼きはじめ……開店時間になる事だろう］

─　回想：ショッピングセンター　─
>>12
たい焼きで箔ってつくのかな……
……うん、みんなとの思い出なら、きっとそれだけでずっと忘れられない思い出になるよね

［賛同するようにふふっと笑い］

え？ボク？ない、と思う……
さっきのフレーズ、結構お菓子のフレーズだとありがちなんだよ
特にほら、バレンタインの時期とか……

［恋の経験を尋ねられて、首を捻る。
過去にそういった経験は無かった。
今は……どうだろう。
甘酸っぱいかはさておき、一緒に居て心躍る相手ならば、風磨だ。
風磨とお菓子の話をするのはとても楽しいし、彼の場を明るくしてくれるところも、率先して大変なまとめ役を引き受けてくれる頼もしいところも、一緒にいて安心するし、わくわくする。
だがそれがかと言われると……澪にはよく、分からなかった］


>>13
あんこと芋餡も、美味しそうかも
うん、それでいこうか
え、分かる？……うん、すっごく楽しい
こうして皆で買い物できるのも、お菓子のこと考えるのも

［そう言って柔らかな笑みを浮かべた］

>>19
おはよ、風磨
［元気に拳を上げる姿にくすくす笑いつつも、どこかいつもより覇気のない様子についちらちら横目で見てしまう
話しかければ笑顔で答えてくれるけれど、やっぱりその笑顔は買い出しの時に見た笑顔のように、違和感の残るものだった］

うん、頑張ろう
楽しい学園祭に、なるように

［どうか彼にも、楽しんでほしい。
風磨には、眩しいお日様みたいな笑顔が一番似合うから］*

>>30
［風磨の掛け声に合わせて、皆で円陣を組むために集まる
風磨らしい提案と声掛けに、声を上げて笑った
お揃いのクラスTシャツに、お揃いの法被
そして大好きな仲間たちの笑顔
それだけでもう、楽しくて仕方がなかった］

>>32
［水澄のスキンシップに一瞬驚くと同時に、彼からそういったスキンシップを取ってくれるほどに仲良くなれたことに頬を緩めた］

うん、一緒に頑張ろうね

［そして同時に、握られた手の先、まじまじと手に出来た火傷を見つめてしまう。流石にこんなに至近距離で見て、気付かないふりをすることは出来なかった
いつもよりもずっと大きな声で客引きをする彼の、客引きの合間をぬって小声で声をかける］

ん、ずっと焼いてると結構暑いかも……
みんな、こまめに水分補給してね

［たい焼きもドリンクも、売れ行きは好調のようだ
委員長のおかげで涼しい屋内で出店する事が出来て良かった
ずっと屋外で焼き物をしていたら、暑さでバテてしまっていたかもしれない］*

>>36

［頼りにしている、という水澄の言葉に、照れたようにはにかんで頷いた
それにしても今日の水澄は一段と張り切っている
普段のおっとりとした雰囲気とは違い、声を張り上げて一生懸命客引きをしてくれているのが分かる
自分は大きな声を出したりお客さんの相手をするのは苦手だから、そんな姿はとても頼もしかった］

ん、ありがと……
水澄が、大きな声で呼びかけてくれてるおかげもあると思うな
ありがとう

［くしゃくしゃと笑う水澄の笑顔につられるように、澪も笑みを浮かべた］

>>37
ん、水、ありがと……おいし

［焼く合間に一口飲んで、ふうと息を漏らし］

水澄も大きな声ずっと出していて、大変でしょ？
喉、痛めないように気を付けて、休憩もしてね
……みんな、あと、もうちょっと。最後まで頑張ろ

［そろそろ午前の部が終わる。このペースなら、完売も夢ではなさそうだ］*

>>40
［今日一日、いや、準備の時からずっとやる気に満ちていた新が、”面白くない”なんて言い出すはずがない
彼は強面で言葉も少しぶっきらぼうだから誤解されやすいけれど、本当は優しくて、気遣いの出来る人だ
だからきっと、これも新なりの気遣いに違いなかった
その気持ちが、嬉しい］

うん、ありがとう
じゃあたい焼きの方、お願いするね
鉄板熱いから、気を付けて

［時折役割交代をしつつ、無事に午前中を乗り切れたようだ
新の言葉に苦笑して、頷く］

>>40　>>42　ボクも、お腹空いちゃった
みんなでお店回りに行こっか？

［午後からは自由時間。みんなで他クラスを見て回る予定だ
まずは、美味しいもの探しからだろうか］

>>41

［最後のたい焼きの完売を見届け、僅かに目頭が熱くなる
みんなで最後までやり遂げられたことが、嬉しくて、誇らしい
そんな気持ちで、水澄に握られた手を握り返して、飛び上がって喜んだ］

すごい……！完売なんて……！
……みんなが頑張ってくれたおかげ、ありがとう……！

［そう言って、感極まったように、仲間たちに抱き着いた］*

>>57
ん、ボクも、みんなの役に立てたなら、嬉しい……
ありがと、水澄
ボクも、水澄と一緒にこうやって思い出が作れて、楽しいし、嬉しい

［はにかんだように笑って、寄せられた頬には、くすぐったそうに笑う
水澄からのスキンシップは、ぽかぽかと心が温かくなる
ちっとも嫌じゃなくて、むしろそんな触れあいが嬉しかった］

>>46
［手渡されたたい焼きをぱくりと齧る
試作の時に何度か食べたけれど、今この瞬間に食べるたい焼きが、一番美味しく感じた］

ありがと
……うん、今までで、一番美味しい
みんなと頑張った後だからかな

［そう言って笑い、続く風磨の言葉>>47に興味を示した］

変わったレストラン、楽しそう……うん、顔見せに行くね

［そう返事をして忙しなく駆けだす風磨の背を見送った］

>>49
［部活はいいのかという新の問いに緩く首を振る］

ボクは帰宅部だから大丈夫

［澪は現在帰宅部だ。本当は料理研究部を発足したい、と密かに願っているが、男子校というのもあり、また自分自身の人見知りも相まって、部員集めが出来ていないのが現状である］

>>55　>>56　風磨のレストラン、ボクも一緒に行きたいな

［新と水澄の誘いに応じるように、テニス部のやっているレストランに向かった］

─アリス IN 六花学園レストラン─

アリスがテーマのレストランなんだ、可愛い雰囲気だね
え……
［店内の装飾を見回して感心しつつ、ふと目の前に現れた風磨の姿には、目を丸くした］

え、風磨……可愛い……

［そこには、チェシャ猫イメージだろうか、猫耳を身に着けもふもふの尻尾を揺らす風磨の姿があった］

ぼ、ボクも写真撮りたい、撮っていい？
［そわそわとスマホを取り出し、被写体となる風磨の顔色を伺う
もしも断られたならば、残念そうな顔をして、小声でこっそり新に後で写真を送ってほしいと頼むことだろう］

んっと、じゃあボクは……

(1)^1d4

1.着ている服を1枚脱ぎたくなる煮物^food
2.髪をかき上げて決め顔をしたくなるレーズンパン^food
3.自分が思う可愛いポーズをしたくなるカフェオレ^drink
4.自分が思うあざといポーズをしたくなるココア^drink

>>70この煮物にしてみようかな……
アリスなのに和食なの、珍しいし気になる……

ん、確かにちょっと暑いかも……>>63
［クラスTシャツの上から羽織った薄手のカーディガンを脱ごうか迷う
季節を問わず澪は常にワンサイズ大きめのカーディガンを羽織っている
幼少期に華奢な体躯を女のようだとからかわれてから、どうしても自分の痩せぎすの体躯が好きになれないでいるからだ
けれど、今、この仲間たちと一緒なら、自分の体躯を笑う人はいないだろう
だから、ちょっとだけ
レストラン内にいる間だけ、と勇気を出して、カーディガンをそっと脱いだ］

>>64
［運ばれてきたに、ぎょっと目を見開く
自分は辛い物はあまり得意ではないのもあって、心配と尊敬の入り混じった目で水澄の様子を見守った
遥か遠くを見つめる水澄にあわわ、と口を押さえる。見ているだけでこちらまで辛さを想像してしまって涎が出そうだ。決して、食べたいという意味ではなくて］

>>71
水澄……だ、大丈夫……？
［新が水を飲ませる様子を、はらはらとしながら見守った］*

>>79
本当に大丈夫？すごい汗だよ……
猫ちゃん……
［じっと風磨を見つめる。もしかして猫ちゃんとは風磨のことを言っているのだろうか
水澄が風磨を猫のように撫でまわす姿を想像してみる
何だか微笑ましいような、ちょっと羨ましいような、不思議な気持ちになった］

>>81
見ちゃだめだったの？
来てもいいって行ってたのに……？
あ、もしかして……恥ずかしい……よね

［改めて猫に扮装させられた風磨を見つめる
見る分には可愛いと思うけれど、本人からしたらきっと恥ずかしいに違いない］

えっと、大丈夫、似合ってる、と思う
写真、いいの？
そうだね、装飾も素敵だし、折角なら背景も一緒に写るように撮ろうかな

［そう言って、室内が映るようやや引きで］
え、委員長？
えっと……委員長は、ちょっと……眩しすぎてで撮れないと思うから……

［ここにいる親しい友人たちならともかく、自分からあまり話しかけることのない委員長の写真を撮らせてもらうというのは、人見知りのある澪にはあまりに難易度の高い事だった。そのため、ちょっとよく分からない理由を口走りながら、ゆるりと首を振るに留めた］

>>82
ふふ、煮物って煮魚のことだったんだね
確かに、たい焼きからの煮魚、って……魚と縁が深い一日なのかも

［くすくすと笑って、暑いのかという問いにはちょっとだけ、と返す
すると訪れたそよ風に、心地よさそうに目を細めて］

ん、気持ちいい……
ありがと、風磨

［仰いでくれる彼の気遣いに、はにかむような笑顔を向けた］*

>>84
た、たい焼きパーティ……

［ちょっと声が震えてしまった。何て素敵な響きだろう
このメンバーで行うたい焼きパーティ。絶対に楽しいに決まってる］

>>89
［それに、友達の家に遊びに行く、なんて経験も、高校に上がるまでは無かった
今、そんな提案が気軽に出来る友達がいることが、たまらなく嬉しい］

っ、うん、水澄の実家のお寺、行ってみたいっ

［おっとりして、優しい水澄のお父さん。
和尚さんも、きっと素敵な人に違いない。
遊びに行くときは、どんな手土産を持っていこうか
考えるだけでわくわくして、目をキラキラと輝かせた］*