─　学園祭当日　朝　自宅　─


　　 嫌な夢みた


　［　現在朝の5時
　　　アラームの音楽がガンガン鳴り続ける中
　　　ぼーっとした頭と
　　　涙目だった瞳に喝を入れるように
　　　両手で頬を叩く
　　　小気味良い音とともに立ち上がった　］
　

─　家庭科室　─

　　
　　売り上げ一番を俺ら2-Aで狙うぞ〜！！！


　［　おー！と元気よく拳を上に上げてみるも
　　　みんなが黙々と作業をしていたのなら
　　　上げた拳を引っ込めて
　　　静かに隅の方でちまちまと作業を手伝う。

　　　朝に喝を入れたつもりでも
　　　やっぱり少しどんよりは残るわけで



　　　水澄を見送り
　　　新と澪も見送って
　　　一人になれば
　　　最後に確認をして家庭科室を出る。　］
　

　

［いつものように気合い十分な世良の声に>>19
自然と笑顔になって］



［一緒になって拳を突き上げた
いつもムードメーカーになってくれる元気な世良が好きだ
そういえば、この学園に来て初めて声をかけたくれたのも彼だった
あのときの喜びは大袈裟ではなく、一生忘れないだろう］

>>8　>>10
[あっ、と小さく上げられた声に振り返る。その時には、水澄がそそくさと調理室を去っていくところだった　手を隠すように、あるいは庇うように見えた気がしたが……
そこで、水澄の後を追う新がさっと保冷剤を持っていったことに気付く。
やはり先程の光景は見間違いではなかったようだ
恐らくは火傷を負ったのだろう水澄の去った扉を、心配そうに見つめる
けれど、新が対応してくれたのなら任せた方がいいだろう
きっと水澄は、何人にも心配をかけたと知ったら気落ちしてしまうだろうから］

>>11
そうだね
屋台の準備、飾り付けは柚杏がしてくれてたし、水澄も手伝いに行ってくれたし整っている頃じゃないかな
出来た材料を持って向かおっか

［材料の準備は整った。開店時間までもう少し。
出店の準備も無事終わった頃だろうか。
新と共に屋台へと向かった

滞りなく準備が完了していたならば、初めの分のたい焼きを焼きはじめ……開店時間になる事だろう］

─　回想：ショッピングセンター　─
>>12
たい焼きで箔ってつくのかな……
……うん、みんなとの思い出なら、きっとそれだけでずっと忘れられない思い出になるよね

［賛同するようにふふっと笑い］

え？ボク？ない、と思う……
さっきのフレーズ、結構お菓子のフレーズだとありがちなんだよ
特にほら、バレンタインの時期とか……

［恋の経験を尋ねられて、首を捻る。
過去にそういった経験は無かった。
今は……どうだろう。
甘酸っぱいかはさておき、一緒に居て心躍る相手ならば、風磨だ。
風磨とお菓子の話をするのはとても楽しいし、彼の場を明るくしてくれるところも、率先して大変なまとめ役を引き受けてくれる頼もしいところも、一緒にいて安心するし、わくわくする。
だがそれがかと言われると……澪にはよく、分からなかった］


>>13
あんこと芋餡も、美味しそうかも
うん、それでいこうか
え、分かる？……うん、すっごく楽しい
こうして皆で買い物できるのも、お菓子のこと考えるのも

［そう言って柔らかな笑みを浮かべた］

>>19
おはよ、風磨
［元気に拳を上げる姿にくすくす笑いつつも、どこかいつもより覇気のない様子についちらちら横目で見てしまう
話しかければ笑顔で答えてくれるけれど、やっぱりその笑顔は買い出しの時に見た笑顔のように、違和感の残るものだった］

うん、頑張ろう
楽しい学園祭に、なるように

［どうか彼にも、楽しんでほしい。
風磨には、眩しいお日様みたいな笑顔が一番似合うから］*

［保冷剤の包まれたハンカチを渡してくれ、そそくさと調理室に戻る斉京の背中に>>10小さく］

ありがとう…

ー屋台設置場所ー

［保冷剤とハンカチはそっと隠し、飾りつけを確認している桜庭に声をかける］

柚杏くんおはよう！
材料の準備が片付いたから来たよ
うんうん、すごくいい感じ

もうすぐ開店時間だね
今日はめいっぱい楽しもうね

［そう言って法被に袖を通して楽しそうに笑った］

**

　
［　上げた拳に続いて声が聞こえれば>>21
　　振り向いてニカッと笑いかけて。

　　澪からの言葉には>>25
　　「澪も楽しめよな！」とピース付きで返す

　　柚杏に会えたらお疲れ〜！と声をかけて>>3
　　開始までそわそわと
　　止まることなく動いていたはずだ。　］*
　

　
［　今までの学園祭までの準備の数々を思い出す
　　いよいよ本番なんだ。

　　大きな深呼吸をひとつして目を開けば
　　目の前にはキラキラと輝いて見える
　　俺たちの店がある。　］
　

　─　たい焼き屋　─


　　店名考えておけばよかったな〜〜

　　円陣組もうぜ円陣！

　　


［　いつの間にか完成していたらしいクラTに法被
　　それだけで気分が高まる。

　　皆の顔を見回して
　　目指せたい焼き屋の頂点を！！
　　

　　それくらいの意気込みっつーことだ。　］*
　

という言葉に、
何か部活みたいで悪くねェなとそれに応える。
同じクラＴと法被を着て
それはまるでユニフォームを着た１つのチームの様だ。］

やってやろうじゃねェか、
客の度肝を抜かせてやろうぜ。

[円陣を組み気合も入った所で各自の持ち場についた。] >>30

［世良の円陣という言葉に満面の笑みで頷く
自分は部活は個人競技(薙刀部)だから今までこういう機会がなかったから、胸が高鳴る］



［円陣がとけると、冬城の手をとり］

澪くん、一緒に頑張ろうね

［そしていつもよりもずっと大きな声で客引きをはじめた
興奮しているからか、それとも斉京の心遣いのおかげか、やけどの痛みは感じない］

*

*

>>30
［風磨の掛け声に合わせて、皆で円陣を組むために集まる
風磨らしい提案と声掛けに、声を上げて笑った
お揃いのクラスTシャツに、お揃いの法被
そして大好きな仲間たちの笑顔
それだけでもう、楽しくて仕方がなかった］

>>32
［水澄のスキンシップに一瞬驚くと同時に、彼からそういったスキンシップを取ってくれるほどに仲良くなれたことに頬を緩めた］

うん、一緒に頑張ろうね

［そして同時に、握られた手の先、まじまじと手に出来た火傷を見つめてしまう。流石にこんなに至近距離で見て、気付かないふりをすることは出来なかった
いつもよりもずっと大きな声で客引きをする彼の、客引きの合間をぬって小声で声をかける］

ん、ずっと焼いてると結構暑いかも……
みんな、こまめに水分補給してね

［たい焼きもドリンクも、売れ行きは好調のようだ
委員長のおかげで涼しい屋内で出店する事が出来て良かった
ずっと屋外で焼き物をしていたら、暑さでバテてしまっていたかもしれない］*

［やけどを気遣ってくれる冬城に>>34
てへへと照れ笑いを浮かべ、少し小さな声で］



［冬城は細かいところまでいつもよく見ていてくれて気遣ってくれる
とても優しい大切な大切な友達

恥ずかしがり屋な彼の負担が少しでも軽くなるように、声をはりあげる］

いかがですかー！

…澪くんの考えてくれた名前にみんな惹かれてるみたい！
やったね！

［自分のことのように嬉しくて誇らしくて、くしゃくしゃっと笑顔を浮かべた］

［屋台が盛況な分、作る方の担当は大変だろう
客が並びはじめたのを見て、一度客引きから離れて氷水を作って作ってくれている仲間たちに渡す］

無理しないで休憩もしてね

［そして自分は客引きに戻った
この賑わいはしばらく続きそうだ］

**

>>36

［頼りにしている、という水澄の言葉に、照れたようにはにかんで頷いた
それにしても今日の水澄は一段と張り切っている
普段のおっとりとした雰囲気とは違い、声を張り上げて一生懸命客引きをしてくれているのが分かる
自分は大きな声を出したりお客さんの相手をするのは苦手だから、そんな姿はとても頼もしかった］

ん、ありがと……
水澄が、大きな声で呼びかけてくれてるおかげもあると思うな
ありがとう

［くしゃくしゃと笑う水澄の笑顔につられるように、澪も笑みを浮かべた］

>>37
ん、水、ありがと……おいし

［焼く合間に一口飲んで、ふうと息を漏らし］

水澄も大きな声ずっと出していて、大変でしょ？
喉、痛めないように気を付けて、休憩もしてね
……みんな、あと、もうちょっと。最後まで頑張ろ

［そろそろ午前の部が終わる。このペースなら、完売も夢ではなさそうだ］*

［澪の結構熱いという言葉に持ち場を変わる様に自然と誘導する］

たい焼きとドリンク偶に交代しようぜ、
同じことばっかやってっと面白くねェ、気分転換にもなるしなァ。>>35


［忙しい中皆で協力し、まさかの完売御礼！？
　無事に午前中を終えたことに安堵すると同時に
　忙しすぎて忘れていた空腹感が襲う。］

…腹減ったなァ。

［冬城の言葉にはにかみながら>>38 >>39］

大丈夫だよ、いま、すっごく楽しい！
みんなで考えたアイデアが成功して、お客さんが喜んでくれて…みんな笑顔で

あっ、いまのたい焼きで完売だ…

すごい！すごい！完売したよ、やったね！

［冬城の両手をとって大輪の笑みを浮かべた
こんなにも楽しくて幸せな体験は初めてだ

心から思った］

［たい焼きも完売し、ちょうど午前の部と午後の部、入れ替わりの時間になったようだ
斉京の言葉にいつものようなぽやんとした笑顔に戻って］

本当だ、そういえばお腹すいたねえ…
お客さんを呼ぶのに一生懸命でお腹すいたの忘れてた

［てへへ、と笑って頬を掻く］

今度は俺たちが美味しいものを食べに行こうよ
なに食べよっかな〜

［ことを疑わないキラキラとした期待に満ちた目で全員の顔を見回した］


**

>>40
［今日一日、いや、準備の時からずっとやる気に満ちていた新が、”面白くない”なんて言い出すはずがない
彼は強面で言葉も少しぶっきらぼうだから誤解されやすいけれど、本当は優しくて、気遣いの出来る人だ
だからきっと、これも新なりの気遣いに違いなかった
その気持ちが、嬉しい］

うん、ありがとう
じゃあたい焼きの方、お願いするね
鉄板熱いから、気を付けて

［時折役割交代をしつつ、無事に午前中を乗り切れたようだ
新の言葉に苦笑して、頷く］

>>40　>>42　ボクも、お腹空いちゃった
みんなでお店回りに行こっか？

［午後からは自由時間。みんなで他クラスを見て回る予定だ
まずは、美味しいもの探しからだろうか］

>>41

［最後のたい焼きの完売を見届け、僅かに目頭が熱くなる
みんなで最後までやり遂げられたことが、嬉しくて、誇らしい
そんな気持ちで、水澄に握られた手を握り返して、飛び上がって喜んだ］

すごい……！完売なんて……！
……みんなが頑張ってくれたおかげ、ありがとう……！

［そう言って、感極まったように、仲間たちに抱き着いた］*

　　よーし、どんどん焼いていきますか

　　
［　腕まくりをする仕草をして気合を入れる。
　　しっかり焼き方研究してきたし
　　それなりの形以上にはなったはずだ。　］


　　ハーイ！
　　そこの可愛い君
　　俺と一緒にたい焼きを食べてみない？
　　

［　呼び込みすることもあったかな。
　　他校の高校生の女子を見かけると
　　嬉々として声かけしてみたり

　

［　完売を皆で喜んで
　　達成感で満たされる。
　　汗だくになったから部室のシャワー室借りるかな。
　　ちなみに俺はテニス部だ。礼人と一緒。
　　これでも小学生からやってるから
　　そこそこ強いんだぜ？

　　そんなことを考えて
　　本格的な片付けは
　　学園祭が終わってからになるはずだけど
　　それでもそれなりに片付けはしておいて

　　お腹がすいたという声が聞こえれば。　］


　　　そうだ、みんなは
　　　自分の店のたい焼きは食べたか〜？

［　みんなの分にと最後に焼いていたたい焼きを
　　配っていく、澪に水澄に柚杏には手渡しして
　　新には口の中に突っ込んでやった。