人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 下着越しに大切な場所をなぞられてしまえば
  その意図を身をもって思い知ることになるの。
  既に貴方に愛されて身体がぐずぐずに蕩けていたから
  下着は湿ってしまって、なぞられると水音がする。

  気持ち良くて、やめて欲しくはないのに
  そんな音がするのがたまらなく恥ずかしくて、
  私はいやいや、って子供みたいに首を振りながら、 ]


   エド、まっ……まってっ……!
   ふぁ……ん、おと、なるの……だめっ……



[ 必死で制止しようとしたの。
  制止が聞き入れられなかったからって
  私が何かできるわけでもないから
  貴方にとっては聞いてもきかなくても同じかもね。

  貴方に翻弄されて、恥ずかしい姿を晒していても
  どうやら貴方はこれでは物足りないみたい? ]


 
(-135) alice0327 2022/02/23(Wed) 4:09:13

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   
咥え……?ん……わかった……。



[ ゆらりと瞳を揺らして一瞬困惑して
  それでも、貴方の願い通りに、
  ワンピースの裾を食む。
  そんなことをすれば一番大切なところを
  見せつけるような形になるわけで
  私の頬はもう、真っ赤だったはず。
  だって、この後何をされるかも予想がつくから。


  それでもすべて受け入れたのは
  貴方に愛されたいって思いが強いから。 ]*


 
(-136) alice0327 2022/02/23(Wed) 4:10:41

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕は君を愛していたかったんだ
   それは紛うことなき利己的な欲求で

   君を愛することで
   喜びを享受しようなんて考えていた。


   我ながら馬鹿だと思うよ。
   こうして君に愛されるまで
   その喜びをすっかり忘れてしまっていたんだから。


(-137) 西 2022/02/23(Wed) 8:00:53

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   想いが寸分狂うことなく綺麗に重なる喜びを
   僕はこの瞬間を除いて、一度も味わうことは
   ないだろうと、そう思えてならないり。

   堪えきるにも限界があったのか
   首を横に振って刺激を抗議するアンネの背を
   逃がさないと、僕は強く抱きしめもして。


   アンネの身体に起こっていた変化は
   漂う熱気が曖昧に溶かしてしまったから。
   僕がそれに気づくのは、もう少し先の事。



(-138) 西 2022/02/23(Wed) 8:02:30

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   アンネに変化が訪れるよりも先に
   僕の下腹部が布地に押さえつけられて
   悲鳴を上げている。

   節操無しと誤解を受けないか心配にもなるが
   好きな女の子を前にした男なんて大概はこんなもの。
   言及された時には諦めて白状もしよう。


   しかも下腹部の悲鳴をさらに加速させたのは
   僕の素肌を晒したアンネの悪戯で。
   その瞬間、身体の芯の力が抜けそうになってしまう。

   
(-139) 西 2022/02/23(Wed) 8:03:31

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「くっ......、ちょっと、アンネ......」



   びっくりするじゃないか、と。
   そんな抗議を口にしようとしても身体は正直で。

   初めて出会った時、綺麗だと思ったその指先が
   僕の身体に触れているというそれだけの事が
   心地よくてたまらなくなってしまうんだ。

   
(-140) 西 2022/02/23(Wed) 8:04:10

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   けれどアンネに施されるのは悪戯だけじゃなくて
   まるで花を愛でるかのように僕の身体に
   柔らかな痕が装飾されていく。


   君の色香にあてられて
   すっかり汗ばんだ身体を愛されるのは
   なんだかむず痒くもなったりしたけど。



   それは快感とは違う、落ち着くような
   そういう部類の心地良さで。

   頭がふわりと浮いたような感覚の中、
   僕は君の仰せのままに、その手を、見せた。


   
(-141) 西 2022/02/23(Wed) 8:05:19

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕のこの傷痕は、戒めであり、記憶であり
   同時に罪悪感からの逃げ道でもあった。

   その痛みを二度と忘れないと違うその裏で
   この痛みで他の痛みを紛らわせていた。

   でもそれは結局本質的には
自傷行為
に過ぎず
   僕がやった事は、単なる無謀の象徴。

   文字通り僕の黒歴史であったからこそ
   君に知られるのは躊躇いがあったし、
   知られるならば君が良いとも思っていたんだ。



(-142) 西 2022/02/23(Wed) 8:06:07

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕を癒そうとその口付けをくれる君に
   僕が今どれだけ救われているものか。

   愛情の先にある淫らな混ざり合いの中で
   あまりにも清く礼節ある癒しのキスが
   くすぐったいなんて思うはずもなく。

   けれども、この時の僕の微笑みは
   きっと哀愁を漂わせてしまっただろう。

   君が死んでしまってもなお
   君に救われてしまうんだから。


(-143) 西 2022/02/23(Wed) 8:06:41

【秘】 イングラハム → アンネロズ



 ***

   アンネに膝立ちをしてもらった後のこと。

   アンネには言っていないだけで
   僕の身体はとっくに限界を迎えそうだぅた。

   それでも君に触れようとするのは
   君への気遣いだってあるけれど
   なにより、出来るだけこの時間を続けていたいから。



(-144) 西 2022/02/23(Wed) 8:08:53

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   伸ばした手が下着の布が音を奏でると
   僕はその意味を理解するのに数秒、手を止める。
   それから、アンネの瞳を覗きながらふわりと笑って。


   「よかった。
    アンネが、僕を感じてくれて。」



   そのまま下着越しに割れ目をなぞって。
   水音がよく聞こえるように、解していった。


(-145) 西 2022/02/23(Wed) 8:09:40

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   すると、アンネがイヤと首を横に振る。
   けどそれは拒絶ではなく、戸惑いなのだと
   僕は勝手にそう解釈することにして。


    「ごめんね、アンネ
     アンネがあんまり可愛いから

           指...止まんない。」



   下着を太腿まで下ろす
   直にアンネの中へと、指先を忍ばせて
   熱く絡まる

   肌を通じて僕の心まで満たしていく。


(-146) 西 2022/02/23(Wed) 8:10:29

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   君は僕の言う通りに裾を食んでくれる。
   そんなアンネは僕の本心に
   一体どこまで気づいているのだろう。

   そんなことを考える余裕はないままに。
   僕は彼女の中の肉壁を指先で優しくなぞる。
   中を広げるように指先の関節を曲げて
   時には入口の秘豆を指の腹で撫でながら


   「君の音色が聴きたいんだ。」



   そんなわがままを言いながら
   水音と共に漏れる
君の演奏
を僕は堪能し続ける。


(-147) 西 2022/02/23(Wed) 8:29:26

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   それでも、自分がそうお願いしたとはいえ
   アンネが自分の全てを見せつけるその姿に
   言いようのない、ゾクリと気分の高揚を感じる。

   熟れて紅潮した頬も
   素直に僕の言う通り受け入れてくれることも
   僕の理性を壊してしまうには十分すぎる。


   僕はもう耐えることが出来なくて。

   僕はアンネの手を自分の下腹部に誘導して
   もう限界であることを示すと
   アンネの指先を操るようにチャックをあけて
   テントのように張られた熱を剥き出しにする。

   それから、するりとアンネの太腿にかかっていた
   下着を片足だけ脱がせると。


(-148) 西 2022/02/23(Wed) 8:30:34

【秘】 イングラハム → アンネロズ



      「.....いい?」


(-149) 西 2022/02/23(Wed) 8:31:46

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕は君にそう尋ねて
   君の腰に手を添え、入口に発熱をあてがった。*



(-150) 西 2022/02/23(Wed) 8:33:53

【独】 アンネロズ

/*
これどこまで書いていいんだろうって悩んでたらもう昼……いや違うんですよ、綺麗に返してくださるから私が重ねていいのか悩んでるだけで返しにくいとかでは決してないんです……ひたすら私が自分の技量を心配してるだけで……
(-151) alice0327 2022/02/23(Wed) 11:56:04

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 膝にのっているわけだから。
  私が貴方の下腹部の変化に気づかないわけもなく。
  それでも何も言及しなかったのは
  私がこうさせたのかな、と思ってしまったからで
  そう思ってしまうともう何も言えなくなるの。


  あぁでも、私の悪戯がそれを加速させたのなら
  少しは貴方に仕返しが出来たのかな、って。 ]

  
(-152) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:55:45

【秘】 アンネロズ → イングラハム



    
だめだった?



[ 正直に反応されて、嬉しかった私は
  してやったり、と言わんばかりに
  くすりと笑って見せるの。
  貴方の反応に気を良くした私は
  暫く指先で貴方に触れて悪戯を続けてた。 ]

  
(-153) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:56:28

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 柔らかな口付けの雨は止められても
  やめるつもりなんてなかったけれど。
  貴方が受け入れてくれるから
  すこししつこいくらいに貴方の身体を愛して
  時折貴方の顔を見て、はにかんでみせるの。 ]

 
(-154) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:56:56

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ お願いを聞いて貰えて、
  貴方の手を、貴方の傷跡をみたって軽蔑とか
  そんなことは決して思わない。
  純粋に、貴方が背負った痛みを思うと
  私まで胸が苦しくなってくるの。

  
  
背負わせてしまったのは、私だもの……。


  癒す資格なんて、本当はないのかも。
  本当は、別の誰か。
  貴方に真に寄り添える人に
  癒してもらえるのならきっとそれがいいはずで。

  でもね、私はわがままだから。
  どうしても、癒せるのなら癒したかった。

  
大切な貴方を誰かに渡したくなんて、なかった。


  
もう、生きて貴方の隣には立てないのにね。 ]


  
(-155) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:58:40

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 傷を癒したくてしているのに。
  貴方の哀愁が混じった微笑みを見てしまっては
  困ったように眉下げて、
嫌だった?
なんて
  聞いてしまうの。
もう貴方を傷つけたくないから。

  
  貴方の返事がどうであれ、ごめんなさいを
  言ってしまいそうになるのを抑えるために
  半ば強引に唇を重ねて、言葉を飲み込んで。


  幸せな行為のはずなのに
  覆せない現実のせいでどうしようもなく切なくなる。
  せめて、せめて声には出さないように。 ]


  
(-156) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:00:17

【秘】 アンネロズ → イングラハム


 ***


[ よかった、なんて言われても羞恥は消せない。
  思わず首を振ってしまったけど
  それは貴方が察する通り拒絶ではないから。
  ごめんね、なんて言われてしまうと
  身体が反射的に反応することはあっても
  言葉での抗議は封じられてしまうの。

       もとより止めて欲しいわけじゃないから
            封じられても困らないけれど。 ]


 
(-157) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:01:16

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 下着を下ろされてきゅっと目を瞑ってしまったのは
  貴方が見ているって意識したら
  どうにかなってしまいそうだからで。
  
でも、それは結果的には悪手。

  閉ざされた視界の中で、蜜を溢れさせている
  秘所に触れられてしまえば、
  悲鳴にも近い声をあげてしまうの。
  貴方の指に絡まる蜜は動きを滑らかにして
  気持ち良さが増していく。

  だから言われるままに裾を食んで
  ただ快感に悶えている私は
  服を脱げば裾を食まなくてもいいとか
  そんな簡単なことには気づけないし、 
  まして貴方の本心に気づく余裕もなくて。 ]


 
(-158) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:02:41

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 中をなぞるような指の動きも
  広げるように指先を曲げられるのも
  知らなかったはずの感覚なのに。

  さっきは鍵盤の上で鮮やかに踊っていた
  貴方の指先が、今は私の中にあるなんて。
  そう思うと未知の感覚は快感へと変わるの。

  
貴方に触れられているから、きっとそう。 ]



   エ ド……、
   すき、ぁああっ、すき……。

  

[ 裾を食んでいたはずの口はいつの間にか外れて
  貴方へと
音色
を届けるの
  
貴方のわがままに応えてる?

  
ううん、結果的にはそうなのかもしれないけれど

  
もう、声も想いも止められないだけ。

  
  入り口の秘豆を撫でられると
  ぎゅうっと中が貴方の指を締め付けて
  より貴方の指を感じることになってしまって。
  甲高い嬌声が部屋いっぱいに響いたから、
  それは貴方を楽しませていたのかしら。 ]


 
(-159) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:04:57

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 全てを見られて、声も全部聞かせて
  中を丁寧に解されて。
  もう、ただただ、貴方が欲しかった。
  理性が壊れたのは私も同じで。   ]


   
ゆびじゃなくて……、ほしいの……



[ 耐えかねて強請ったのと
  貴方が限界だって示してくれたのはほぼ同時。
  操られるままに、チャックを開けて
  布地に抑えられていた貴方の熱を解放した。

  早く欲しくてたまらない。
  だから私は貴方の熱を握って
  何度か擦るように手を動かして。
  貴方のことを、煽るの。早く早く、って。


  冷静に考えれば恥ずかしいことをしてるはずだけど
  普段の思考なんて吹き飛んでいるから。
  そんなことすら気づかないの。 ]


 
(-160) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:07:24

【秘】 アンネロズ → イングラハム



    
ん……、きて……?



[ するりと下着を脱がされて
  片脚しかかかっていない下着はもう意味をなしてない。
  普通に脱ぐより恥ずかしいことになってるなんて
  そんなこと、もうどうでもよくなるくらい
  私は貴方が欲しかったから。
  来て欲しいって、伝えて。
  
貴方の熱を、中に受け入れるの。 ]


 
(-161) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:10:04

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   
―――――っっっ!  

 

[ 貴方の熱をすべて受け入れると、
  充足感と、圧迫感でしばらく動けそうもなくて。
  倒れ込むように貴方へと寄りかかれば
  勢いがつきすぎたのか、押し倒すような
  そんな格好になってしまうの。
  でも、起き上がることも私は出来なかったから。
  顔を隠すように、貴方の胸元に顔を埋めてた。 ]


 
(-162) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:11:33

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 
痛み?

  痛くない、痛くないわ?
  
…………痛みなんて訴えたくないの。


  
だって、私、とても幸せだもの。

  幸せだけを感じていたいもの。
  痛いと言ってしまえば、
  心の痛みまで自覚しそうだから。
  理不尽な現実に泣きたくなるから。


  
だからね、痛くないのよ、平気だもの。 ]*


  
(-163) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:12:36

【秘】 イングラハム → アンネロズ


 ***

   嫌じゃないと思ってくれてるんだ、と。

   そんな安心感があったのに
   言葉で抗議されることを良しとしないのは
   アンネが取れる手段をひとつずつ摘み取って
   君を振り回してしまいたいから。



   裾を咥えて僕に愛されているアンネの姿に
   僕は征服という新しい快感を覚えてしまった。

   君の中を味わう僕の指先に遠慮が無くなったのは
   そんな征服欲の体現だと言えるだろう。、


(-164) 西 2022/02/23(Wed) 23:21:37
 




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