人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


バットラピスを自己陶酔させた。

バラニシャルロッテに淡い恋心を抱いた。

イシュカテラを占った。
テラ少女のようだ。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
ジャステシアが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

幽界の歪み
突如として空間が歪み、この世とあの世の境界が曖昧になってしまった! 今日に限り、生者も死者の声や姿をハッキリと捉える事が出来るだろう。

現在の生存者は、バラニ、クロノ、ラピス、エルナト、フィウクス、テラ、リアン、シャルロッテ、アオツキ、バレンタイン、トット、イシュカ、バットの13名

【独】 高等部 ラピス

/*
なんか恋窓できてるんだけど!!!!!!!!
(-0) dome 2022/04/30(Sat) 21:31:19

【独】 神経質 フィウクス

/*
水仙鏡被弾回避、ヨシ!(指差し確認)
(-1) unforg00 2022/04/30(Sat) 21:31:27

【独】 高等部 ラピス

/*
窓何個あるねん!!!!!生きるが
(-2) dome 2022/04/30(Sat) 21:36:53
リアンは、今日もいつも通り、優雅に朝食をとっている。
(a0) otomizu 2022/04/30(Sat) 21:38:53

クロノは、暗い顔で、けれども今日もラピスと食堂に来た。
(a1) Rurux_is_me 2022/04/30(Sat) 21:41:52

トットは、いつも通りいっぱい食べるし、おしゃべりだけど……いつもより、きょろきょろしている。
(a2) susuya 2022/04/30(Sat) 21:43:53

【人】 雷鳴 バット

朝の陽を受け、水面はきらきらと輝いている。
早々に食堂での食事を終えると、中庭の噴水の端っこに座り込んだ。
しんと静まり返った中庭は吹き付ける風も冷たく、食堂より過ごしやすいとはいえない。
持ち出した食事を口に運びながらぼうっと、昨日今日の変化を思っていた。
(0) redhaguki 2022/04/30(Sat) 21:44:01
テラは、いっしょうけんめい配膳をしている。
(a3) BowwowBob 2022/04/30(Sat) 21:44:59

【置】 不遜 リアン

リアンは、食堂に来る前。
部屋と共用スペースに誰もいなくなったことを確認してから、支度を始めている。
今日も、そのようにした。食堂に最後に入るのは、いつだってそうだ。

だから、これもいつも通り。
(L0) otomizu 2022/04/30(Sat) 21:48:31
公開: 2022/04/30(Sat) 21:55:00

【秘】 月鏡 アオツキ → 不遜 リアン

個人面談という名目でアオツキは君を呼び出した。
実習生として一人の人間として、不自然の無いように。

授業が終わったあとの時間にでも、
個人の時間を奪いすぎないよう、皆に行うことだと改めて伝える。

当日。
いくつかの形だけの書類と筆記具を持ち、指定の空き教室でアオツキは佇んでいた。


/*
ジャステシアのいなくなった当日で、時系列は都合のよいときで構いません。
置きレスで問題ありませんのでよろしくお願い致します!
(-3) toumi_ 2022/04/30(Sat) 21:50:03

【人】 充溢 バレンタイン


「……」

先導する者がいなくなって、
疎らに席に着く皆を、怠そうな姿勢から見回している。
表情の堅い少年にしては珍しく、
不安感をありありと情報量の少ない顔に乗せていて。

「……どこ、……どこだ?どこ、……」

ぶつぶつとなにやら呟きながら、
トレイを持って机の下やカーテンの向こうを、
何度も、何度も見ている。

誰かを探す瞳には、睡魔は宿ってはいなかった。
(1) backador 2022/04/30(Sat) 21:54:56

【恋】 高等部 ラピス

「………………………」


なんですか?このユメカワ窓は。
(?0) dome 2022/04/30(Sat) 21:56:26

【人】 童心 クロノ

テラの配膳を待ち、
置いてもらえば「ありがとう」と声を掛ける。

誰かの姿を探すように視線をしばらく巡らせた後、
食事へと視線を落とし、食べ始めた。
(2) Rurux_is_me 2022/04/30(Sat) 21:57:04

【独】 雷鳴 バット

/*
ゆめかわ似合うね♡
かわいいね♡
(-4) redhaguki 2022/04/30(Sat) 22:00:33

【人】 司書 エルナト

今日も見えない。
さて、本当に神隠しにあってしまったのだろうか。
彼女がいつも座っている席を見る少年の、
その瞳に何の感情が宿っているのかは、
誰もわかるはずもなく。

「テラ君は今日も偉いね。」

視線を、食事をするみんなへと向けた。
いつも通りに眺めよう。
(3) arenda 2022/04/30(Sat) 22:04:27

【人】 神経質 フィウクス

先日の要望に許可が降りたかはともかくとして。
気難し屋は今日も人の輪から外れ、
食堂の片隅、人気の疎らなテーブルの席に着いている。
そうしていつも通り、朝食はとらず、視線は窓の外。

誰が居なくとも、誰に先導されずとも。
(4) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:07:01

【人】 花信風 トット

「ん〜〜〜〜…………」

フォークを咥えながら、ぐるりぐるりと飽きずに見回している。

「きょうもいなくない?」
「あれかなー、うわさあったよね……」

「こわ!」

今日の朝食はスパゲッティ。ミートボールが何個も入っていて、トットはそれが大好き。
「こわくない?」「ねねこのスパゲティーおいしいよ!たべた!?」と周りの子に大きな声で話しかける姿はいつも通り。
(5) susuya 2022/04/30(Sat) 22:11:19

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「ほうほう、ツバメが主人公の物語なのか。
 確かに、私たちがここより外の世界のことを知るのは難しいものだからね。
 知らない場所に連れて行ってくれる本は、とてもありがたいものだ」

次は私もその本を読んでみようか、なんて言葉をひとつ落として。
バラニも、出自の事情もあって自由とはあまり言い難い境遇であった。
実際に経験しなくともそれを為したような気分になれる本は興味を惹かれるものがあるのだ。

(-5) 7_hertz 2022/04/30(Sat) 22:11:37

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「ああ、それはもちろん!
 怪物を退治するかの勇者のなんと素晴らしきこと……頁を捲る手を止める暇もなく読み終えてしまったよ。
 楽しい時間だったのは間違いないもだが……夢中になりすぎて夜更かしに気をつけねばとも思ってしまうね」

目一杯に身体を使って楽しさを表現したと思えば、やりすぎてもいけないと自らを戒めたりして、バラニの表情はころころと忙しなく変化する。
あまり見上げさせてばかりいるのもよくないと思って、自らも椅子に座り少し考え込んで。

(-6) 7_hertz 2022/04/30(Sat) 22:12:40

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「ふむ、読みたい物語は……


 そ、そうだね…… 恋の物語などが読みたい気分だ、今の私は。
 何か、良い物語を知ってはいないだろうか、エルナトくん」
(-7) 7_hertz 2022/04/30(Sat) 22:13:45

【赤】 高等部 ラピス

【1日目の夜】


「………………」

こん、こん、こん。
夜も深まった頃にジャステシアの部屋を数度、ノックする。

「?」 「!」

片手に持ったお盆には色違いのマグカップ二つに、淹れたてのホットミルク。
赤い方──彼女のお気に入りの色──には蜂蜜たっぷりと、■■■を入れた。
味を誤魔化すために。
これから起きることを煙に巻くように。
甘くて柔らかくて温かい匂いが立ちのぼっている。
それを身体に纏わせながら、部屋の主に招き入れられて扉が閉まった。


***
(*0) dome 2022/04/30(Sat) 22:15:48

【赤】 高等部 ラピス

──暫くして。
机の上には飲みかけのマグカップが残されている。

非力な己では彼女を運べない。
非力な己では命令に逆らえない。

だから眠らせて、皆が寝静まっている間に大人に運んでもらうのだ。
本当は眠らせずとも付いてきてもらえたら良かった。
でも彼女は察しが良い性質だから。この方が都合が良い。
(*1) dome 2022/04/30(Sat) 22:16:41

【赤】 高等部 ラピス

「…………」

深く寝息を立てる同級生の横で手持ち無沙汰に、延々と手帳──大人たちの前だと黒板はうるさいと言われるから──に少し歪んだ文字を書き連ねる。
取り憑かれたように。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと。
文字の上に文字を重ねて重ねて重ねて重ねて。


Justicia carnea, the Brazilian plume flower, Brazilian-plume, flamingo flower, or jacobinia, is a flowering plant in the family Acanthaceae.
The perennial plant is native to the Atlantic Forest ecoregions of eastern Brazil.
It is cultivated and sold as a decorative potted plant and is planted in landscaping as a feature plant in warm temperate and subtropical climates.
(*2) dome 2022/04/30(Sat) 22:17:12

【赤】 高等部 ラピス

「……。」

一頻り書き続けて、もはや読み取れなくなったページだけが残る。
吐き出した文字の分だけ思考が軽くなる気がした。
そんなことを続けていたら、広い歩幅の足音が近づいてくる。
そっと静かに扉を開くと、大きな影がぬるりと現れて。

《■■■■■■■■■》

ぐちゃぐちゃになった手帳の一頁について何か言われたけれど、覚えている必要もない言葉だったと思う。

《ジャステシアはきっと良い子になるからね》
───調子が悪そうだった。だから選んだ。

《言いつけを守っていれば君もクロノもトットも、同じ班の子ども達も、いつか良くなる日が来るさ》
───"治して"くれるんだよね。それが怖いことだとしても。

《君もそろそろ、治療を受けないと》
───私のことは後でいい。

《声より大事なものを失うかもしれないよ》
───後で、いい。

それから影が、眠る友人を抱えあげて。
そしてどこかに連れ去った。

これが昨日の夜にあったお話。
おしまい、おしまい。

"きみたち"はこれをぶぶんてきにしっているかもしれないし、はたまたしらないのかもしれない。
(*3) dome 2022/04/30(Sat) 22:18:52

【人】 神経質 フィウクス

>>1 バレンタイン

「………おい」

視界の端。
あちこちを、何かを、忙しなく、何度も何度も探す様子。
それを見かねたのか、単に気に障ったのか。
何れにしても、お世辞にも優しいとは言えない声が一つ。

「さっきから何を探してるんだ」
(6) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:19:55

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

食堂を訪れれば、少女は「おはよう、フィウクス」と隅のテーブルへ声をかけて。
それから、他のみんなにも挨拶を。

――いつもの快活な声は、今日も聞こえない。

そうして食堂を見回すさなか、忙しなく歩き回るルームメイトの姿をみとめれば、そっと、そばへ歩み寄る。

「……レン、」
(7) beni 2022/04/30(Sat) 22:22:48

【独】 神経質 フィウクス

/*
バット君にも話し掛けに行きたいんですけども。
今はこれ物理的に身体が足りないんですよね 気が狂いそ〜
実習生のお二方とも話がしたいんですよ〜 気が狂いそ〜
分裂を気にしたら負けなのはそうなんだけどぉ……
(-8) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:23:44

【独】 神経質 フィウクス

/*
!!!!!!!!!!!!!!!!!(例のSE)
任せろ!!!!!速やかに退散する!!!!!!!!(せっかち)
(-9) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:26:00

【人】 境界 テラ

「✌️🎵」

*一生懸命さを褒められてうれししいテラです
*目の前の事にしか意識を割けられないから
*上級生のお姉さんが今日もいない事に気付いていません
*だからいまのテラはとっても上機嫌です
(8) BowwowBob 2022/04/30(Sat) 22:29:42

【人】 充溢 バレンタイン

>>6 フィウクス

「……」

ずり落ちかけの帽子、ぶかぶかの上着、
それに似つかわしくないハッキリと開いた
が、
不安そうに歪められてあなたのことを見据えている。

「ジャステシアさんがいない、
 だからいないってことは探さなくてはならなくて、
 探してもいないから、まだ探さなちゃならねえ……

 ここにはいない気はするんだが、まだ探している……」

言葉の蛇口が開いて垂れ流しになっているみたいに。
自分でもおかしいことが分かっているのか、
単語を重ねるたびにその不安は外ではなく内側へ。

「……薬。飲んだら、大丈夫。
 ごめんなさい。
探さなくちゃ、
目障りになっていたら」

声を掛けられた理由を探って、
短く息を吐きつつ、なんとかそれを付け足した。
(9) backador 2022/04/30(Sat) 22:34:27

【独】 不遜 リアン

/*
墓落ち1号
<<バット>>who
(-10) otomizu 2022/04/30(Sat) 22:35:55

【独】 神経質 フィウクス

/*
お〜錯乱しとる 錯乱しとる人はかわいいねえ!
(-11) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:37:13

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「そうさ、僕達は皆籠の鳥。
 自分だけでは外に出る事も出来ない。」
「だから本を通じて、外に行くんだ。」
「本は逃げ道じゃなくて、行く道なんだよ。」

辛い現実から逃げるために物語に没頭する。
…のではなく。
物語から得る希望を糧に、現実を乗り越える。
外への憧れが、病の治療を頑張る支えになる。
少年の場合は、そうだった。

「君はいつからここに来たんだったっけ?」

君の家の話とか、ちゃんと聞いたことあったかな。

(-12) arenda 2022/04/30(Sat) 22:39:11

【人】 充溢 バレンタイン

>>7 シャルロッテ

「シャ……ロッテ」

ルームメイトにも不安気な瞳を向ける。
きっと部屋で『こう』なることは、
それなりにあって、あなたも見慣れてはいる筈。

「違うんだ、多分考えすぎなのは分かっている。
 ああでも探さなくちゃ。どこかにいるかもしれない。
 ほら食堂だって見えない部分は沢山あんだろ?

 いや……うん、大丈夫、大丈夫だ、
 薬は食後だから少し手間取るだろうけどな、大丈夫」

そうやって大丈夫と何度も言うのは、
他でもなく自分を落ちつけさせるために。

言葉はとめどなく溢れ出ていたが、
とりあえず手に持っていたトレイを机に置くことはできた。
(10) backador 2022/04/30(Sat) 22:41:19
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
村立て 2022/04/30(Sat) 22:43:37

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「あはは、バラニったら、灯り消すよって言っても、
 小さい蝋燭をベッドの横に立てて読んでたもんね。
 ちなみに……夜更かしは身長にもよくないらしいよ。」

ぴこぴこ動き回る姿は本当にわんこみたいだ。
微笑ましいなぁ、なんて眺めて。
1歳年上だというのに、元気に快活に振舞うルームメイトの事を
可愛いなと思う事もそれなりにある。
弟とかを見る感覚に近いのかもしれない。
だから、そんな君が告げた二の句に、思わずへ?と声をあげる。

「恋………かい?」
「…バラニ、もしかして好きな人でもできた?」

成長だぁ……なんて、パチクリ見つめ。
(-13) arenda 2022/04/30(Sat) 22:46:51

【人】 神経質 フィウクス

>>9 バレンタイン

「……別に。俺には関係のない事だ
 好きなだけ探せばいい。気が済むまで」

説明と謝罪には、突き放しているような答えだけ。
声色はやはり優しいとは言えないものだけれど、
特別不機嫌そうなものでもない。

どうする事もできない衝動は。
抑圧するだけ無駄、却って逆効果だとよく知っている。
何らかの形で発散している間が一番楽だとよく知っている。
たとえその後がどんなに苦しくなろうとも。

>>7 シャルロッテ

「ちゃんと見ておいてやれよ」

気難し屋は、あなたが声を掛けた時。
返事はせず、ほんの少し、そちらを見ただけで。
この場も無愛想な言葉一つ掛けて、ふいと二人に背を向けた。
(11) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:47:38
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。
arenda 2022/04/30(Sat) 22:51:13

【独】 神経質 フィウクス

/*
どいつもこいつも匿名メモで悪い事しよるよ
(-14) unforg00 2022/04/30(Sat) 22:52:54
バレンタインは、「ありがとう」と溢した。それでも衝動を抑えようとう〜んと眉間に皺を寄せつつ。
(a4) backador 2022/04/30(Sat) 23:00:28

リアンは、いつも通り、のはずだった。
(a5) otomizu 2022/04/30(Sat) 23:02:21

【人】 高等部 ラピス

「……」

結局、今日もジャステシアは食堂に来ていないらしいことは、周囲の様子からも明らかだった。
また代わりに年少の子たちを連れてきて、テラの配膳を待たせて、席につくまで世話をして。
浮かない顔のクロノの隣で努めて明るく振る舞って。
時折他の生徒の手も借りながら、朝の食卓を象っていく。
いつも通りの光景に、彼女だけがいないのがどうしても調子を狂わせた。
(12) dome 2022/04/30(Sat) 23:04:36

【人】 不遜 リアン

ガシャン!


床に物が当たって砕ける音。
白いブレザーにコーヒーが飛び散って、じわり。黒いシミを作った。

暫し呆然とした後、眉間に皺を寄せる。

「……最悪だ」
(13) otomizu 2022/04/30(Sat) 23:10:05

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>10 バレンタイン
「うん、うん……」

少女は、あなたの言葉にただ、相槌を返す。
そうして、すべてきちんと聞いてから。

「だいじょうぶ」

あなたの言葉を、ゆっくりと繰り返す。

「あのね、レンのおなかが空いてたら、うまく探せないかも。
だからね、そう、まずは朝ごはん」

机に置かれたトレイを示す。

>>11 フィウクス
「フィウクスも」
「レンのこと気に掛けてくれて、ありがとう」

それから、背を向ける上級生にも一言。
(14) beni 2022/04/30(Sat) 23:14:43

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

「恵まれて欲しい? おやおや〜
 そんなに好いてもらえていましたか」

 やはりたった少しだけ年上なだけの人間に
 頼ろうと思うことが難しいのだ。


「頑張ってるだなんて、当たり前のことなんですよ?
 この頑張りの先に待っている先生になるための特訓で、勉強。
 その分お駄賃は、もらっては……ないですが」

 誰も救えない、与えられない。
 出来ることなんて限られている。


「それに付き合わされているのは君たちですよ〜。
 でも、嬉しいですね〜〜。改めて言われると元気が出ます。
 いたわってくれる人なんて少ないですから」

 尽くす理由があるから尽くして、対価を得る。


「だから無駄にしませんよ、この全部の時間を」

 これは労働だ、義務だ。そう思って接することが
 ――平等で、誰も不幸にならない時間を作ることに繋がる。


そう、考えていないと。私は。
(-15) toumi_ 2022/04/30(Sat) 23:24:11

【人】 神経過敏 フィウクス

「…………」

不意に聞こえた、何かが砕ける音。
衝動的に眉を顰め、じろりと視線をそちらへ向けて──
(15) unforg00 2022/04/30(Sat) 23:27:13

【人】 神経質 フィウクス

故意ではないと察すれば、
ゆっくりと息を吐いて感情を腹の底に押し込んだ。

フィウクスはいつも通りに固執しない。
神経質ではあるけれど、定型やルーチンに執着する事は無い。
どうせいつだって何もかもめちゃくちゃだから。
気にするだけ無駄な事だから。

それでも、いつも通りが崩れ、そこからまた調子が狂い。
振り子が徐々にずれていくようなこのありさまは。
いくらなんでも、耐え難いものだった。
けれど、だからといって。
誰に何ができるというのだろう?
(16) unforg00 2022/04/30(Sat) 23:27:37

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

「どういたしまして、バットくん」


 おやすみなさいも、おはようも、
 その言葉を交わせる日が一日でも多ければそれで十分です。


 甘い香りに、暖かな布団の中で、優しい言葉を握る。
 本当に、私には十分すぎて困ってしまっていた。
(-16) toumi_ 2022/04/30(Sat) 23:28:21

【独】 神経質 フィウクス

/*
タイミングが極悪だけどただびっくりしただけです。うん。
びっくりした〜って気持ちも捻じ曲がっちゃう 難儀〜
(-17) unforg00 2022/04/30(Sat) 23:30:18

【人】 司書 エルナト

「……んー……」

概ねみんなを眺め終わって、伸びをして。
もうそろそろ席を立ってもいい頃かな、と椅子を引く。

「今日は何をしようかな。」

天気は青空。ピクニックでもしたら気持ちよいのだろう。
もちろん、そんなことできやしないけど。
今日も本の中で、ピクニック気分を味わおうかな。

「…あぁ、図書室の掃除もしないとなぁ。」

やることはそれなりにある。
誰が居なくなっても変わらず。
歩を図書室に向けた。
(17) arenda 2022/04/30(Sat) 23:33:54

【赤】 高等部 ラピス

【2日目】


「………」

今日も空き教室に人影がある。

かつ、かつ、かつ。

いつもの合図を鳴らしながら、仲間が来るのを待っている。
(*4) dome 2022/04/30(Sat) 23:38:39

【赤】 高等部 ラピス

/*
重々RPしておいてなんですけれど
襲撃予告秘話も飛ばさなければですから、ここからは時間との戦いが始まってきますわ〜〜!!!!!!!!48時間はあっという間ですのよ。
今日からは吊りwhoもあるので被りを気にしないといけませんわね。
バットくん以外を引き当ててくださいまし
サクッとwhoを振りたい狼お嬢様はおりまして!!!?!!?
(*5) dome 2022/04/30(Sat) 23:39:29

【独】 不遜 リアン

王である自分は、想定外の出来事があったとしても動揺してはいけない。
王である自分は、誰かを守れない事を悔やむべきである。
王である自分は、それを悟られないべきである。

王である自分は、王であるために。
自分を律せねばならない。
(-18) otomizu 2022/04/30(Sat) 23:42:04
フィウクスは、二人の言葉は聞いていたけれど、それに何かを返す間は無かった。
(a6) unforg00 2022/04/30(Sat) 23:44:04

【人】 不遜 リアン

「……ああ、片付けておいてくれ。
 僕は部屋に戻る。授業には、間に合わせる。心配は無用だ」

パンとフルーツを食べ終えた後で幸いだった。
後始末を取り巻きに任せ、ヒールの音を鳴らしながら食堂を足早に後にする。

その際に、班の人間の姿を横目にちらりと見て。
それだけ。
(18) otomizu 2022/04/30(Sat) 23:48:00

【人】 月鏡 アオツキ

「今日も美味しかったですね、え? 味わっていましたよ。
 みんなの残り物を食べるために早く食べているんです」

先ほどまで座っていた席を立って、手を振り生徒に別れを告げる。
目が合えば、首をかしげて、その視線の問いに答えまた離れて。

「今日の味付けですか?
 数日前のものよりソースが濃かったような……
 私達が通っていた数年前から変わりませんけどね〜」

漸く。やってきたのは赤色の髪の隣だ。
>>16 フィウクス

「おはようございます。フィウクスくん。
 そういえば、先日の食事の件の理由を君の口から聞く時間がありませんでした。
 詳しく教えてくれませんか?」

言いたくないないと突っぱねればそれまでと。
なんでもないように君に尋ねるその表情からは、相変わらず感情はうかがえない。
(19) toumi_ 2022/04/30(Sat) 23:51:48

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス

すっと、君の元へと一通の手紙が送られた。

偶然授業の補助をしていたアオツキの手から送られたそれは、
白紙の目立たない便箋で。


『近日、個人面談をしたいのですが、受けてくれますか?
 放課後空き教室にて行う予定です、希望があれば変えましょう』

正規の学校行事ても進路相談でもない。
アオツキ独断のものだとはすぐに気づくことができるだろう。
(-19) toumi_ 2022/04/30(Sat) 23:55:25

【秘】 不遜 リアン → 月鏡 アオツキ

「失礼する。アオツキ先輩……アオツキ"先生"と呼んだ方がいいだろうか」

夕方、授業が終わった頃合い。
扉をノックして、やってきたのは白ブレザーの学生だ。
普段の彼を見ていれば、その口調がいくらか学生同士のものよりも柔らかいことが分かるだろう。

「座っても?」
(-20) otomizu 2022/05/01(Sun) 0:00:44

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

「?」

不思議そうに手紙を受け取って。

「………」

文面に目を通す。
個人面談、の4文字。
受ける理由は思い当たらない。
しかし断る理由も見当たらない。

ペンを走らせて、授業の間につい、と返した。
便箋には承諾を示す丸だけが書かれている。
互いに打ち合わせた後日、指定された時間と場所に小さな最高学年は現れるだろう。
(-21) dome 2022/05/01(Sun) 0:19:08

【人】 神経質 フィウクス

>>19 アオツキ

「……理由?そんなの今更言うまでもないだろ…」

先程の事もあり、今日も不機嫌さは隠そうともせず。
問い掛けられれば表情は更に怪訝そうなものになって。
俄に苛立たしげに、それでも答えを返すのは。
あなたの目的が『自分の口から理由を聞く』事だからだ。

ここじゃ落ち着かない
からだ。
 誰が気が散る場所で食事をとろうと思うんだよ…」
(20) unforg00 2022/05/01(Sun) 0:19:28

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「……俺の病気が、
対人関係でだけ症状が出るもの
だってのは」

「あんた達は、もう聞いてるだろ」
(-22) unforg00 2022/05/01(Sun) 0:20:57

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス

人面談という名目でアオツキは君を呼び出した。
実習生として一人の人間として、不自然の無いように。

授業が終わったあとの時間にでも、
個人の時間を奪いすぎないよう、皆に行うことだと改めて伝える。

当日。
いくつかの形だけの書類と筆記具を持ち、指定の空き教室でアオツキは佇んでいた。


「わあ、やっぱり目の前にすると可愛い。
 突然よんで驚かせましたか?

 ラピスさん、寮長としてしっかりとお仕事をして
 とおっても偉いって聞いてます〜。
 怒ることもないですし、ただ――少しお話ししましょう。
 先生でも同級生でもない不思議な私と」

台詞とは裏腹に無表情に。
首をかしげた実習生は貴方を手招いた。

/*
ジャステシアのいなくなった当日で、時系列は都合のよいときで構いません。
置きレスで問題ありませんのでよろしくお願い致します!
(-23) toumi_ 2022/05/01(Sun) 0:29:10

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ

/*
ごきげんよう、オーブンでブンですわ。

教育実習生であればスタンスによっては学校側の大人に聞いた等で
フィウクスの病気についてはご存知かと思うので、詳細も既知という事で今PL情報でお伝えしてもよいのですけど……
(フィウクスは実は自分の病気について詳細な事は知りません)

この学校の大人側のフィウクスの病気の扱い方、結構アレ……なのですけど……
そんな大人達が実習生の方々に病気の詳細を教えるとしたら
理由はバリバリそのアレな諸々に加担させる為なのですけど……
聞いて行きまして?
(-24) unforg00 2022/05/01(Sun) 0:32:29

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「ああ、シャルロッテくん──」

私が、と。
そう言いそうになったのを、すんでのところでぐっと堪える。
良いところを見せたいがあまりに行き過ぎていないかとか、ここであなたの意思を無碍にするのは逆に良くないのではとか、自分がやるよりもあなたにお願いするほうがジャステシアのためにもいいのではとか、色々なことを考えた末に。

(-25) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 0:35:34

【秘】 月鏡 アオツキ → 不遜 リアン

「好きで良いですよ〜 だって」
「私 まだ先生ではないですからね。どうぞ〜」

先生になろうとしているらしい男はわかりやすく髪を揺らして、席を促した。
一つ笑えでもしたら愛嬌があるだろう容姿は、今日も頬が固い。


「リアンくん……ここで問題です。

 ――今日はどんな理由で呼び出されたか、
 思いつくことはありますか?」

皆に聞いてる、と言いながらも、あえて聞くような態度。
これはブラフでもなく冗談に入るのだが、なんとも声色では伝わりにくい。
(-26) toumi_ 2022/05/01(Sun) 0:37:45

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「……い、いや、やっぱりなんでもない!
 ぜひとも、ジャステシアくんのことを想った朝食をお願いするよ」

誤魔化しの言葉を残しながら、改めてこちらからもお願いという形であなたに任せる。
朝食の準備をする様子を見ながら、そわそわ、どきどき、なんだか落ち着かない。

「……シャルロッテくんは歌うのが好きだったのだよね、確か。

 それ以外に何か、好きなこととかはあるのかい……?」

耐えきれず、なんでもないような事を尋ねてみる。
邪魔だっただろうか、なんて心配しながらあなたの返事を待って。
(-27) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 0:37:47

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス


/*
ごきげんよう、父親はアロサウスです。母親はコハクです。
そうですねせっかくなので聞いて行きたいと思います。
どんなものにも巻き込んでください。
その結果RPが180度変更になることがありますが、その際は骨格矯正に通うことにいたします。
(-28) toumi_ 2022/05/01(Sun) 0:48:46

【秘】 不遜 リアン → 月鏡 アオツキ

「学生から見れば、実習生は先生と呼ぶべきと思っていたのだけれどな」

好きに呼べとの事だから、このまま先生と呼ばせていただくことにする。
背筋を伸ばし、椅子に腰かけた青年は そのまま、癖なのか足を組んで。

全く。

 強いて言えば、同班のジャステシアが姿を見せないことに対する聞き取りだろうか」
(-29) otomizu 2022/05/01(Sun) 0:49:07

【赤】 童心 クロノ

/*
重々RP最高でしたわ〜〜〜!!!kiss……
とっても眠くて寝て今起きましてよ!

襲撃もランダムってことだけれど、
who振るでいいのかしら?一応主催確認しておくわ〜!
よければわたくしwho振りたいですわ〜!
(*6) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 0:59:37

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

あなたに名前を呼ばれると、少女はくるりと振り返る。
髪に結わえたリボンが揺れる。
けれど、あなたが何でもないと続けるから、「へんなバラニ」なんて笑って。
かつて、美しいソプラノだったその声は、今は、すこし掠れている。

「うーん、歌のほかには……」
「そうだな、人の役に立つことが好き。
上級生のみんなみたいには、まだ、気が付けないことも多いけど……」

だからこそ、ここで学び、立派に成長したい。
少女は勤勉だ。クラスでも率先して雑事を引き受けている。

「バラニは何が好き?」
(-30) beni 2022/05/01(Sun) 1:01:39

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ

/*
もしもの際は腕の良い先生に
グリッ
と一発、お願い致しますわ。

ではさっくりと詳細をば。
傍目には病的なほど情緒不安定でヒステリック、強いて言うならものすごく極端な気分障害……な感じですけれど、
実際は『人に向ける感情が全て怒りに捻じ曲がってしまう』という病気です。
喜怒哀楽に始まり、恐怖や困惑や驚きに果ては愛情まで。
とにかく何でもかんでも例外なく最終的に怒りという感情に着地します。

これを表向きの理由、『生徒同士の交流で治療していく』という方針に基づいて、
ギムナジウム入学以来10年以上、治療どころか却って逆効果にも関わらず生徒同士の交流を強いられ続けているのが実態です。大人はわざとやっています。
この事からろくな治療は一切受けていないだろうなあという感じ。
その方が負の感情をいつでも人一倍に供給できますからね……
(-31) unforg00 2022/05/01(Sun) 1:05:50

【秘】 月鏡 アオツキ → 不遜 リアン

「目上の人を目上と扱い、生徒とは違う立場だとわかっていれば良いと思いますよ〜」
「先輩扱いは正解です」

もしくは、他人でも"正しい"。とまでは言わないが。
呼び方よりも、態度だ。とアオツキは暗に伝えた。

「……そうですか〜。
 思い当たることがないのはなにより。

 ジャステシアさんのことを生徒の皆さんに訪ねるのは盲点でしたね。
 生徒のことを一番知っているのは生徒、ごもっともです」

「……今回の件に関しては、
 私よりも上の先生方は事情を知っているようでした。
 しかし、いち実習生にすべてを知らせてくれるわけでもなく。
 尋ねて返答を待っているところです、
 もっとも時間がたてば彼女も戻ってくるでしょう。

 よって、君をここに呼んだ件ですが……」
(-32) toumi_ 2022/05/01(Sun) 1:14:09

【秘】 月鏡 アオツキ → 不遜 リアン


「一対一で君の顔を見に来ただけです」

まじまじと宝石のようなその瞳を見つめて真面目な表情で告げた。
それ以上でもそれ以下でも無さそうな台詞を。
(-33) toumi_ 2022/05/01(Sun) 1:15:17

【赤】 童心 クロノ

/*
whoランダムでいいそうですわね〜!
システム周りのRP処理についても少し訊ねて来ましたわ!

吊られ人間も狼に構われたいって事だから、
そちらも襲撃者とは別に連行ロールいたしましょ〜ワン!
(*7) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:19:18

【赤】 高等部 ラピス

/*
了解ですわ〜!
バットくんとはちょっとだけ仲良くしてますので他に希望者いなければ連行させてくださいまし……。
トットくんもwho振りたいかもですけれど今回はクロノちゃんに任せて明日振っていただきましょう。
(*8) dome 2022/05/01(Sun) 1:24:42

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

「……」

教室であなたと対峙して、ぺこりと一つお辞儀をする。
模範的な生徒の挨拶。
可愛い、と掛けられた言葉には少し反応に迷う。

『お褒めのお言葉、嬉しいです』
『アオツキ先生』

実習生でも、添える敬称はこれが正しいと思った。

『どんなお話をするんですか?』

黒板に文字を浮かべたまま、
手招かれるまま近寄っていく。
無表情の奥に見えるものは、まだわからない。

/*
了解しました!
こちらこそよろしくお願いします!
(-34) dome 2022/05/01(Sun) 1:29:24

【人】 童心 クロノ

コーヒーをぶちまけたリアンの方を、
心配げに見つめつつも、けれども何をする訳でも無く、
結局退室して行くまで見ているだけだったクロノは、
朝食を食べ終え片付け終えれば、食堂を後にする。

「…………がんばらなきゃ……。」


小さな呟きは、生徒達が廊下を歩く音に
紛れて掻き消されて行った。
(21) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:35:19

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

/*
職員室で呻き声が聞こえたら私です。君の父親です。

大人は考えることが狡猾ですからね。
1ギムナジウムに1台フィウクスくんで無限供給です。
改善されたとはいえ腐っている部分や根本は変わらない、といった感じでしょうか。お伝えいただきありがとうございました。
こちらも実習生の設定をアレにしながら進めていきたいとおもぃす。
(-35) toumi_ 2022/05/01(Sun) 1:36:10

【赤】 童心 クロノ

/*
ラピスちゃんのバットくん連行、異論ありませんわ〜!
トットくんごめんあそばせ、
取り急ぎwho振らせてもらいましてよ!<<バット>>who
(*9) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:39:02

【赤】 童心 クロノ

/*
……吊りと被ったら流石に振り直していいわよね?
<<クロノ>>who
(*10) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:41:08

【赤】 童心 クロノ

/*
わたしのダイス、どうなってるの〜?!
<<ラピス>>who
(*11) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:42:14

【赤】 高等部 ラピス

/*
流れるようなダイス………………
これが前フリってやつですのね
(*12) dome 2022/05/01(Sun) 1:42:15

【赤】 童心 クロノ

/*
エーーン!
<<バット>>who <<イシュカ>>who <<イシュカ>>who
無効時左から順に採用
(*13) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:45:08

【赤】 童心 クロノ

/*
ようやく決まりましたわ〜!
イシュカさんを連行致しますわよ……!教育実習生を?!
(*14) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:47:59

【赤】 高等部 ラピス

/*
己とのダイスバトルお疲れさまですの……。
イシュカさんを〜……ではお二人のどちらかに任せて他は襲撃パスを選択すれば確実にダイアログが担当者に決まるはず………ですわよね?襲撃担当の決定はトットくんを待ちましょうか
(*15) dome 2022/05/01(Sun) 1:55:25

【人】 月鏡 アオツキ

>>20 フィウクス

目的は達成された。
確かに実習生は生徒の不満を聞いて、行動に出る。

「そうでしたか〜。
わがままさん
ですね〜
 そんな、わがままさんの特例です。今から行きましょう」

君の腕を掴むアオツキの言葉は、真実か否か、声と表情からは読み取れない。
素手は触れさせず、服の上からしがみつけばそのまま引きずっていこうとするだろう。
(22) toumi_ 2022/05/01(Sun) 1:58:39

【赤】 童心 クロノ

/*
多分そう……だと思いますわ!
襲撃担当はRPの流れで決めてもいいかもしれないですわね、
何にせよトットくんの反応待ちですわね!
(*16) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 1:59:25

【秘】 不遜 リアン → 月鏡 アオツキ

食堂で見た時から薄々感じてはいたが、この人は若干抜けているところがあるのか。
それも計算づくなのか……

「……なるほど。戻ってくる目途は立っていると。
 噂については、僕も本気にしているわけではないですが……
 全てを、ということは ある程度の情報は得ていると?」

もしそうであるのなら、自分達には知る権利があるのではないか。と思う。
そして、続く言葉に瞬きし 時を置かず、眉を寄せる。

「……はあ。
 顔を見たいだけであれば、あんな手紙で呼び出す必要はなかったのでは?」
(-36) otomizu 2022/05/01(Sun) 2:00:40

【赤】 童心 クロノ

合図の音から幾らもせず、
少女の姿が空き教室を覗く。
罪悪感と不安と緊張と恐怖を綯い交ぜにした、
その面持ちは少女であれた。

「…………ジャスちゃんは、
 無事、連れて行けたみたい……かしら。
 ラピスちゃん、おつかれさま」

今朝も居なかったかの上回生の姿を思い浮かべながら、
労う言葉は矢張り、沈んでいる。
(*17) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 2:02:35

【独】 神経質 フィウクス

/*
え?オレ何されるの?
(-37) unforg00 2022/05/01(Sun) 2:03:04

【独】 神経質 フィウクス

/*
………何されるの????(振ったのは自分)
クソッ何されても何かになるから何が来るかわからねえ!欠陥!
(-38) unforg00 2022/05/01(Sun) 2:07:03

【独】 ライアー イシュカ

え??僕、初回で死ぬの???
また!!?!?!?
(-39) poru 2022/05/01(Sun) 2:14:08

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「私が、毎日君を連れ出せるような人間であればどれ程よかったでしょう。
 生徒でも、先生でもないので変えることなどできません」

仮病のひとつや二つで解決しないことなど。
ただし致命的なものであれば?
そして、その目的が結果的に達成できるのであれば?
なんだっていい。変えに来たのが"私たち"だ。

「個人面談しましょう、フィウクスくん」

「対象は、班員の高等部全員です。
 ――彼らにすべて平等に贔屓をしない。
 実習生の立場を使いこの時間を行使します」

「活動内容は生徒の生活の改善のために、
 不満であることや身体の異常を報告してもらうこと。
 及び、…………生徒以外の近しい他人との交流です」

教育実習生に与えられている権限など無に等しい中で、唯一あるとするならば多くの時間を君達に対して扱うことができることだけだ。
それがたとえ、すべての解決策にならないとしても。

「しかし偶然、私は……
 忘れ物を取りに部屋に戻るかもしれませんね。
 そうなれば後日でしょうか、君と話をできる日を私は望んでいます」
(-40) toumi_ 2022/05/01(Sun) 2:14:12

【赤】 高等部 ラピス

「!」

労いの言葉には静かに笑みで返した。

『ありがとうございます。
 昨日は上手く行きました。
 今日からが本番と言えるでしょう』

心に残った疲れは見せず、また白い文字を連ねていく。

『大人たちはバットくんに目をつけているようですね。
 彼には私が後で少しお話しをしに行きます』

「………」

『今日からは班の皆も、何かしら警戒をするでしょう。
 足元を掬われることもあるかもしれません。
 くれぐれも、気をつけてください』

あくまで自分たちは、同じ子どもなのだから。
(*18) dome 2022/05/01(Sun) 2:16:59

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

「一緒に過ごして、お世話になって」
「頑張ってるなって人の行く先が」
「よいものであってほしいと、思うのは、だめ?」

それを特別と呼ぶかどうかは、人によって違うものなのだろう。
頼る頼らぬに関わらず、青年は貴方を大切に思っているのは確かだ。

「頑張るのは」「当たり前じゃないよ」
「人生を費やすのは」「大変なこと」
「ツキも僕が勉強を頑張れば、えらいと言う」
「それとおんなじことだから、褒められて、いいんだよ」

布団を掛けた貴方の背中のあたりを介抱するように撫でるのは、
あんまりよろしくないことなんだろうか。
ほとんどふかふかの感触しかないから、互いに人の気配は感じられないだろうけど。

まだ稚気の見え隠れする顔貌は励ますような柔らかい声を落とす。
五歳も年下の子供がそうするのは、生意気だと思われてしまうかな。
貴方が同じ高等部にあった頃まだ小等部に身をおいていた青年は、
その肩に乗っている重圧がどれだけのものかなんてのは、知らないのだ。

まどろむような時間は、いつまでということもなくとろとろと終わる。
夜まで、貴方が職務についている間はそこにあったかもしれないけれど、
夕餉を過ぎてふと気づいた頃には、やっぱりどうしても青年の姿はなく、
きっとあの森の奥深くに、身を潜めてしまった後なのだろう。
(-41) redhaguki 2022/05/01(Sun) 2:17:34
バットは、早い内に食堂を抜け出てしまっていたから。同じように抜け出る姿があれば目撃くらいはしていたのだろう。
(a7) redhaguki 2022/05/01(Sun) 2:19:15

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス

「もしなにか心配なことや不安なことがあれば聞きましょう。
 なければ……同室者の子のこと等を聞いてみたいです〜。
 なんだか、先生の真似事みたいですね」

無表情のわりに朗らかに。
こっそり食堂から持ち出したジャムが真ん中に乗っているクッキーなどをとりだして、緊張感のないお茶会のような雰囲気だ。
(-42) toumi_ 2022/05/01(Sun) 2:20:55
リアンは、共有スペースに洗ったブレザーを掛けている。
(a8) otomizu 2022/05/01(Sun) 2:22:53

リアンは、授業には、予備のブレザーを着て出席した。久しぶりに出したものだから、少しパリッとしている。
(a9) otomizu 2022/05/01(Sun) 2:23:30

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

心配なこと、不安なこと。
いろいろある。たくさんある。
同室の子のこと。
少しは聞かせられるけど、内緒で話したくないなと思った。

クッキーを指先でつまんで頬張る。
小動物が餌を食べているようにも見えるかもしれない。

『先生は、先生になるんでしょう?』

先生みたいだ、なんて言葉には質問と一緒に首を傾げて。
学生時代のこの人と、今の振る舞いはズレがある。
それが少しだけ頭の奥で引っ掛かっていた。

『卒業までに、病気が治るのかなとは思っています』

何を話すか迷って、当たり障りのない悩みを。
きっとここで暮らしている生徒の大半が抱えているものを選んで出した。
(-43) dome 2022/05/01(Sun) 2:56:07

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

てくてく、てく。
重さの足りない足音がどこからか近づいてくる。
学校のどこかにいるあなたを見つけて、少し早足に。
背の高いあなただから、立っていたら視線を下に向けて探さないと見えないだろうか。

『バットくん』

名前が書かれた黒板を持ち上げて。
何か話したそうに、じっと。
夜空を映したような瞳が見つめてくる。

『お時間ありますか?』
(-44) dome 2022/05/01(Sun) 2:58:24

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

そして。
約束していた次の日のいつか、貴方の都合のいい頃に。
青年はきちんと、貴方の問いに応えるために自室に控えているだろう。

けれど、"何か"が彼の手を引くようだから。
夜、ひいては深夜から更に次の昼に至るまでは、それには応えられない。
それでも決して約束を違えるつもりなんてのは、ない。
いつもと同じように、花とドライフルーツをブレンドしたお茶をもらってきて、
落ち着いて話す時間をつくるために、最善は尽くすつもりなのだ。
(-45) redhaguki 2022/05/01(Sun) 3:08:00

【秘】 月鏡 アオツキ → 不遜 リアン

「それはどうでしょう〜。
 ですが彼らが私や皆さんが知らないことを不満に思っていますから、批判はしていいでしょう。
 確かなことがわからない限り、私からは言えることはないですね〜」

きっぱりと、知ることはあれど口を開かない。
嘘はなさそうだが感情は相変わらず見えない。

「手紙は必要でした。意図を聞きますか?
 種明かしみたいで恥ずかしいですね」

恥ずかしげもなさそうに。

「平等に誰が話しかけられたかわからず、そして
 密会が格好良いからです」

真顔でいう。

「きっかけはフィウクスくんでした。
 彼に"目立つ場所で話しかけてしまった"からです。
 私はいち生徒を贔屓していると思われてはいけなくて〜。
 班の皆の声を聞くことにしたんですが……普通ではつまらないと感じまして。
 格好よくナチュラルに個人面談をすることにしました。

 あまり知りませんよね?
 大した用がなければ実習生から君たちに話しかけたらいけないんですよ。
 物凄く話し掛けたかったです、ずっと。
 イシュカさんは不良ですが、私は優等生なので我慢していたというわけです」

真顔だ。
(-46) toumi_ 2022/05/01(Sun) 3:26:37

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

低く視界の外にある気配、けれど青年は慣れ親しんだもののよう。
きちんと貴方の接近に気づいて目を向ける位置を下げて、
ぼんやりとしたような表情にちょっとだけ笑みを乗せた。

「どうしたの」「僕に用事?」
「だいじょうぶ、付き合うよ」

何の用事かも聞いていないうちに、二つ返事に貴方についていく。
どんな用事であったとしても、貴方の誘いを断わったりなんてはしやしないけど。
(-47) redhaguki 2022/05/01(Sun) 3:37:31

【人】 神経質 フィウクス

>>22 アオツキ

俺が我儘を言いたくて言ってるとでも
……ッおい、」

その返答に、先日のような苛立ちを。
口に出しかけて、けれどそれは途中で遮られた。

声や表情からは真意や感情は読み取れずとも、
有無を言わせるつもりが無い事だけは行動からわかる。

ここで意地を張る方が余程後が面倒だとも、わかっている。

──せめて行き先くらい言え!
行くったって何処に…」

だから口答えこそすれ、実習生の一人に連れられ食堂を後にして。
食堂の片隅には引かれたままの椅子が残された。
(23) unforg00 2022/05/01(Sun) 3:42:23

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「……たった一時のモラトリアムが何になる?
 もし仮に、あんたがここで何か俺にできる事があっても。
 一過性の其の場凌ぎでは何にもなりはしない。
 ──卒業した後の俺には何も残らない。」

「結局あんたは何がしたいんだ?」


そうして、あなたの言葉を待ち、その後再び口を開けば。
案の定、返す言葉は苛立ち混じりの否定と拒絶ばかり。

勿論それは、それが一過性のものであった時の話。
もしも何らかの働き掛けが、根本的な解決に至るのであれば。
きっとそれ以上の事はない。
誰だって、普通は、きっと。
(-48) unforg00 2022/05/01(Sun) 3:43:08

【秘】 不安定 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「もう何もかも無意味だ。
 
10年だ。
俺は10年もここで無駄な時間を過ごして来た。
 病状は良くなるどころか、ここ数年でまた悪化してすらいる。
 その最後をほんの少し綺麗なものにして、それが何になる?
 使い古された手段を闇雲に繰り返す事に何の意味がある?」

ただ、そもそも、前提として。
フィウクスは、自分の病気が治るものだとは思っていない。
そんな諦観を抱いて、一生の半分以上をここで過ごして来た。
それはろくな治療を受けていなかったせいでもあるのだけど。


ここで行われる『治療』のすべてを疑っているわけでもない。
あなたの行動の何もかもが無意味と言いたいわけでもない。
フィウクスも、おそらくは、あなた達実習生も。
事実、病を克服し、卒業していった生徒だって。
きっとこれまでに沢山見送って来たはずなのだから。

けれど、病が治る者が居れば、治らない者も居る。
自分は治らない側だ。たったそれだけの事。
それから、いっそ治らない方が良いのではないか、なんて。
どこまでも悲観的な考えが、少しだけ。


「俺にはきっと、
卒業の先、その後なんて無い

 その事をよく覚えておけ。その上で──」

「あんたが俺に時間を割くのは、あんたの勝手だ。」
(-50) unforg00 2022/05/01(Sun) 3:46:40

【独】 神経質 フィウクス

/*
肩書き めっちゃ変え忘れる おしまい
オレに肩書き芸は向いていないのかもしれない……
(-49) unforg00 2022/05/01(Sun) 3:47:14

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス

「私たちは先生になるための勉強と試験をしているんですよ〜。
 意思だけはありますけれど、なれるかどうかは決まっていません」

だから真似事です、と続けて。

「その答えを聞かせるのは酷でしょうが、
 高学年の君たちに隠すことではありませんね。

 私の同級生に、治らない子はいました。
 全員が完全に治って出ていけないのを私は知っています。
 
 ラピスさんの病気、……自覚しているだけでどんなものなのか
 よければ教えてくれませんか?」
(-51) toumi_ 2022/05/01(Sun) 4:08:06

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「したいことですか〜。
 教育実習生としての私に聞いていますか?
 そんなの、
 私がやらなくてはいけないことに決まってるじゃないですか。
 君を特別扱いしているわけではありません。
 苦しんでいる生徒全てに与えられるべき権利です」

誰かを贔屓しないで助けるなんて、できるわけないじゃないか。
優しいだけで人が救えるのなら、皆の病気はとっくに治ってる。


連れていった場所はとある寮の一室。
今は使われていないようだが完全一人部屋のようだった。

「……最近は二人一組が流行っているみたいで羨ましいです〜。
 前は一人部屋が多かったんですよ、こんな風に。
 食事をとる間や、休憩時間に使ってみたらどうでしょう。
 鍵は貸してあげます」

机にひとつの鍵をおいて天井や壁をみて、小さく口を開く。
普段よりは聞き取りにくい声。

「……君まで卒業したらいなくなってしまうんですか?」
(-52) toumi_ 2022/05/01(Sun) 5:32:00

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス


呟いた言葉をなかったかのように多く続ける。
もう立ち去ろうとしているかのように。
現に言うだけ言って、食事を渡せばいなくなる予定だ。


「意味がない最悪の人生だったと決めつけるのは、
 死んでからにしましょう、その瞬間まですべては決まっていません」

「新しい何かを見て、聞いて、
 立ち止まらずに行動しなければ、なにもせずに朽ちるだけ」

「私は、君との時間を有意義に感じていますよ」
(-53) toumi_ 2022/05/01(Sun) 5:48:05

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

/*
父親です。2通の秘話の時間が空いて申し訳ありませんでした。
お詫びにオレンジをつんできました。オーブンでブンしてくださいね。
(-54) toumi_ 2022/05/01(Sun) 5:50:49

【鳴】 月鏡 アオツキ

声をかけるのも日常化してきて。
休み時間にも時間はとれるかと、黄緑の姿を探ししつつ。

胸のなかで自分の立場を確かめる。

一人のために尽くせるからだでも立場でもない。
そんな自分が、潰れずに皆を支えられる?
早くも壁にぶつかった気分だった。


「バレンタイン君は」
「好きな子はいないんでしょうか……」

お陰で真顔で訪ねる会話もふざけたものになってしまう。



『私とかと付き合ってみるのはどうですか〜?』

愛の言葉はどこからともなく降ってくるものだ。
(=0) toumi_ 2022/05/01(Sun) 6:05:17

【赤】 花信風 トット

/*
おはようございます!いまおきました!
連れてかれるのはイシュカさん、連行ロールはラピスさん、異論はございませんでしてよ!!
すやすやの間に決めていただいてありがとうございます&申し訳無いですわ……。
ロールの流れでシステム襲撃者はお決めになさるの?
(*19) susuya 2022/05/01(Sun) 6:24:48

【赤】 花信風 トット

昨日と同じく、軽い足取りは秘密の教室に。
教室に入った時の面持ちは……明らかにぎこちなく、固い。
けれどあなたたちの姿を見れば、いつもどおりの笑顔に戻った。
……戻したとも言えるかもしれない。

「……ジャステシア、行ったの?」
「…………」
「おつかれさまだねえ!!いちばんやり、ラピスかっこいーよ!!」
(*20) susuya 2022/05/01(Sun) 6:28:15

【赤】 童心 クロノ

/*
おはようございます!よく寝て偉いですわよ〜!
折角だからシステム襲撃者と襲撃ロール者は合わせたい
気持ちでしてよ!

キャラクター的にイシュカさんと接点があるとかなら
任せようかなと思いますが、無ければ流れで
決めようかな〜の気持ちですわ〜!
(*21) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 6:52:14

【赤】 童心 クロノ

「……う、うん。それじゃあ、
 バットくんはラピスちゃんにお願い……して……」

指示されたのは、彼ひとりだ。
けれども大人たちに協力する自分たちの安全を確保するには、
言われたことだけをやっていては、足りない。
ちゃんと頑張って、働いて、お目こぼしを貰わないと。

「……もっと、連れてかないとだよね……。
 わたしたちも、やらないと」

トットへと視線をやって
それを、俯くように下ろす。
ラピスにばかりはたらかせないで、
自分たちもやらなければならない。
(*22) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 7:22:17

【鳴】 充溢 バレンタイン


「……」

あからさまに困惑している。

出会した瞬間に愛の言葉を囁かれれば無理もない。

ただ、声をかけられたこと自体は迷惑でもないのか、
苛立ちや、立ち去りたいという意志を見せることはない。

「好きな人……ですか……
 うーん……あまり考えたこと……ないかな」

何より、ここは自分の病に向き合う人々が多く。
支え合う事までに意識が及ぶ子たちがいるかどうか。

「アオツキさんは……好きな人、
 ギムナジウムに……いたり、した……んですか?」
(=1) backador 2022/05/01(Sun) 7:39:20

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

こくこく。
視線が合うとふにゃっと笑い。
こっちこっち、と言うように袖を握って引いて歩く。

華奢な背中が連れて行った先は、学舎の外、二人がけのベンチ。
丁度いいくらいの木漏れ日が差すところ。
少し視線を向ければ、遠目に森が見える場所だ。
そこに腰掛けるよう促して、自分もちょこんと座る。

あなたの顔を見て一度満足そうにしてから、黒板をかつかつ鳴らして文字を書く。

『バットくん は』

『自分の病気、治したいと思いますか』

どんな病気を、悩みを抱えているか。
お互い詳細を聞いたことはなかったかもしれない。
あなたと太さの随分違う指先が、同じく手袋に包まれた手を遠慮がちにつつく。
(-55) dome 2022/05/01(Sun) 7:47:01

【神】 ライアー イシュカ

>>1:116 エルナト

「……肯定も否定もしてないけど」

ここで素直にはいそうです、何て言えるなら
目線はそもそも貴方に向いたままなわけで。
バツの悪そうな顔。

「この程度で泣く奴はまず僕に話しかけてこないし。
 大体は遠くから小声と言う名の大声で陰口」

弁明を聞いて誤解を謝罪するのも気まずい。
その癖一切気にしていない訳でもないから、
落ち着かないように帽子を被り直していた。

「自分の世界を広げるねえ……。
 身近な世界が好きになる理由どころか、
 目的になる物と僕は考えた事もない」

「なんでも近いほど嫌うだろ。人も物も」

最後の意趣返しには、音楽好きじゃねえからな。
と、肩を竦めて竪琴を仕舞い始める。
(G0) poru 2022/05/01(Sun) 7:48:26

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

『アオツキ先生なら、なれるように思います』

勝手に自分が思うだけ、だけど。
なんとなくそういう要領が良い人に見えたから。

『私も、このままでは治らないかもしれないと薄々感じていました』

「………」

じいっと、自分の手袋を見た。
特別隠すようなことでもない。

『身体の一部が、石に変わる病気です』


片側だけ外された手袋。
その下には、皮膚が部分的に何か硬い物質で薄く覆われた手が現れる。
深い青色。
生徒の瞳と同じ色をしたそれは、ラピスラズリによく似ている。
(-56) dome 2022/05/01(Sun) 7:48:48

【赤】 高等部 ラピス

/*
すやすやで偉いですわ〜〜!!
本来は噛み先だけが『生徒の選んだ犠牲者』らしいのですが、
吊り者から要望があるようなので今回はそちらの連行も狼がやりますの……。

バットくんはラピスが連れて行くとして、今は噛み先のイシュカさんをクロノちゃんトットくんのどちらが連れて行く(襲撃予告ロールをしに行く&システム襲撃設定をする)かですわね。
希望があればロールや挙手を是非どうぞですわ。
(*23) dome 2022/05/01(Sun) 8:06:44

【赤】 高等部 ラピス

『寮長ですから』

これくらいはこなせなくては、と言いたげに。

『後は私たちの判断で選んだ人を連れて行くことになっています。
 できれば、一人でいる時間が多い人や、居場所のわかりやすい人などが計画を立てやすくて良いですね』

もちろん例外もあるかもしれないが。
大まかな指標を示しつつ、秘密の会議は進んでいく。
(*24) dome 2022/05/01(Sun) 8:08:27

【秘】 ライアー イシュカ → 境界 テラ

あなたの海洋図鑑に視線が向けられる。
意味を考えるよう首を傾げて、1、2。

「え?魚食うのが好きだったのか?」

男は……結構。
否、相当に、想像力に欠けていた。
食が好きには別段見えないのにこれは、趣味や文化的教養の少なさを幼子でも感じられるレベルかもしれない。

「……よりによって、ほんと。
 ただでさえ面倒なのに、担当が俺とか……」

かわいそう、と。男は時折、この様に自己否定に走る。
まだそれを表現した事もないであろう子を相手に、この態度は相手によっては拍車をかけかねない悪手だなんて気付いていない。

行為に嫌悪感があるのではない。
自分だから気持ち悪い。

それでも仕事だと内心奮起させて、まだ幼い体を引き寄せ、手順通りに行ってからさし餌のように顔を重ねた。
(-58) poru 2022/05/01(Sun) 8:09:38

【独】 ライアー イシュカ

初日の噛みで僕なのは事故じゃない!?
え・・・これ狼凄い噛み辛いねごめんね・・・
そ知らぬふりしてトットくんに秘話送って置こうかな・・・
(-57) poru 2022/05/01(Sun) 8:11:46

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

 
ある日の園芸部の畑。
或いは偶然その前に別の場所で出会った時、
貴方に前に牧草知識を教えた男が声をかけてくる。

「…………。
 うまく育ってる?数本千切っていいか」

元気か、のような一般的な挨拶の利いた言葉でもない、
唐突に主語のない質問が降ってきた。

「後で小屋を見に行く。
 ……まあ、勝手に引き抜くよりは
 お前に声かけておいた方がいいかと思った」

「んで、トット。お前甘いもん食える?」
(-59) poru 2022/05/01(Sun) 8:23:24

【独】 ライアー イシュカ

飼育委員、速攻で2人落ちたので……
次はフィウクスくんが吊られるか噛むかしたりして
(-60) poru 2022/05/01(Sun) 8:27:13

【人】 ライアー イシュカ

「……なにあれ、よっぽど構いたいのか?」

先日に引き続き、同僚がフィウクスに
随分目にかけているように見える様子に一言。

今日はさすがに黙々と……
トマトはないし、
この時期になると逆に話題にする人が減るから

食欲もまだまし
だと思い込ん
で食事を終えた。

ついでに厨房を借りる申請もしておいた。
(24) poru 2022/05/01(Sun) 8:36:51
リアンは、授業に向かう途中で、怪我をして泣いている小等部の生徒を見かけた。
(a10) otomizu 2022/05/01(Sun) 8:40:43

リアンは、少しだけ遅刻した。
(a11) otomizu 2022/05/01(Sun) 8:41:20

【独】 高等部 ラピス

/*
リアンさま………やさしびと………?
(-61) dome 2022/05/01(Sun) 8:43:10

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「有り難い土産話」

放課後、貴方が訪れると開口一番この台詞である。
大好きな場所、と言われて男は迷わず
うさぎが見れる場所と判断した。

まあそれが外れたとしても、ここが飼育委員の管轄ならすぐ会えると言うのもある。

「……まあでも、ここは
 あんま変わってなくて安心するわ」
(-62) poru 2022/05/01(Sun) 8:50:28

【恋】 高等部 ラピス

学舎の外のお花畑。少し長めの休み時間。
園芸部が育てているのとは違う、自然にある場所。

年少の子達に混ざってシロツメクサの花冠を編んでいる。
手元を見せながら、ここはこう編むんだよと教えてあげる。

一人でできるかな。一人でできたね。
思い思いに作られたそれぞれの花冠に小さな拍手を送った。

そんな日常の1ページ。
(?1) dome 2022/05/01(Sun) 9:23:38

【独】 高等部 ラピス

/*
現状ひとりきりの恋窓なにをしていいかわからないからユメカワにしといた 合ってる?わかんない
(-63) dome 2022/05/01(Sun) 9:25:38

【赤】 花信風 トット

クロノからの視線を貰い、一思案。
ウンウン唸っていたけれど、はたと思いついたように顔を上げる。

「…………んと、」
「あんさあ、つれてくひとってこどもじゃなきゃだめ?」

「おれんとこにね、よくひとりでイシュカがくんの」
「うさぎのえさもらいに……」

「…………どう?」

二人に目配せ。
(*25) susuya 2022/05/01(Sun) 11:32:30

【人】 充溢 バレンタイン

>>14 シャルロッテ

「……うん、……だいぶ落ち着い……た。
 シャルロッテさん、も……ありがとう、な」

言葉ごと喉に詰め込むように食事をしつつ、
すこし固まったかと思えば、あなたにも感謝を。

「……ジャステシアさん、のこと、は……
 あとで……先生に聞いてみたり、しておこう。
 ……この頃は、だいぶよくなってきたと思ったんだけど」

まあ食堂にいるわけないな、と、
物事を俯瞰できる冷静さは取り戻せたようだ。

とはいえ自身の病状には複雑な思いでいる。
(25) backador 2022/05/01(Sun) 11:36:47

【赤】 花信風 トット

/*
と、いうわけで……その……丁度ご本人から秘話が届きましたの!
前々からイシュカさんとトットが交流を持っているので、もしお二人がよろしければトットが噛みたいな……よければ……と思っていますわ。
いかがでしょう……?
(*26) susuya 2022/05/01(Sun) 11:38:02

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「んえ?」
「あ!!イシュカ!!!!こんにちは!!!!」

園芸部の受け持つ一角、畑の隅で作業していたトットは勢い良く立ち上がる。
歓迎オーラをふんだんに出しつつ、「育ってるよ!」と答えた。

「えさだよねえ、ちょ〜どそろそろかとおもってたの」
「その……そのへんにわさわさあるのそうだよ もってく?」

そう言いつつもうそこへ向かっている。
手袋と長靴を身に着けてスコップを持って、何故か口の周りにまで土をつけていた。土汚れトット。

甘いもの、と聞くとすぐにクルッと振り返った。

「え!!!!」
「じつは……あまいものだいすき たべまくれる」
(-64) susuya 2022/05/01(Sun) 11:45:03

【神】 充溢 バレンタイン

>>1:107 トット

「よろしく……」 快諾。

「すこしなら動いても……大丈夫、じゃないかな。
 どうせお日様は浴びなくては……ならない、し……
 雨でなくて、晴れてるなら……猶更……」

じっとさせられる方が君の場合は病みそうだ。
どことなく誇らしげな冠を見ても、そう思った。

「さらさらになる……は……、難しい……かも
 そういう……薬があったら、いいのか……?」

あるのだろうか。あいにくオシャレには疎いので、
整髪剤にまでは考えが及ばなかったみたい。
(G1) backador 2022/05/01(Sun) 11:56:35

【独】 充溢 バレンタイン

Windous1998

windows7があなたを素晴らしい世界へとお連れします

windows7があなたを素晴らしい世界へとお連れします

windows7があなたを素晴らしい世界へとお連れします

windows7があなたを素晴らしい世界へとお連れします

Windous2022
(-65) backador 2022/05/01(Sun) 12:08:37
充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a12) backador 2022/05/01(Sun) 12:11:37

充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。
backador 2022/05/01(Sun) 12:14:05

充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。
backador 2022/05/01(Sun) 12:14:12

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

「バットくん、お話をしましょうか〜」

明るく振る舞う姿を作ろうとしていることを。
それが偽りではなく、苦労をしながら声を出していることを。
からだが動かなくなることも、演技などではないことをあなたは知っている。

「先生と生徒の時間です」

例えそれが真似事で、なにも成果がなくとも。
先に、何があろうとも無駄だなんてことはないのだ。

二人の寮の部屋で、甘い香りに包まれながら時間が流れている。
時計を用意して、長時間は話さないことをはじめに決めた。

「……口で言えないこともあると思います、だから、
 訪ねたいことはここに」

そう、君の手元へ紙を渡す。すべて手書きで何項目かの質問と解答欄があった。

・森で怪我はしていますか? Y/N
・普段から森へと向かう理由を教えてくれませんか? Y/N
・何か悩みを持っていますか? Y/N

「NOにかかれたことは問題なしとして話を進めましょう」
(-66) toumi_ 2022/05/01(Sun) 12:50:10

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「ん。……しかし、随分熱心だな。
 土まで食おうとしてる勢いで……」

勿論、そんな訳ないとはわかっているが、
口の周りにまで土を着けていたのでつい。

「クラスで顔が見れるのにここまで来て
 お前の顔だけ見て帰るのはな。まあしない。
 たべまくるのは僕が怒られるから程々にしろ」

示された場所にざくざく歩いていきつつ。

「個人として育ててるワイルドストロベリーの実だけ余るんだが、ちょろっとしたジャムにするか、アイスに乗せるか、……まああとパウンドケーキ焼くかを考えてたんだ」

さすがに葉だけ千切って、実は全部捨てるのは忍びない気持ちがなくはないらしい。参考にしたいようだ。
(-67) poru 2022/05/01(Sun) 13:04:40

【鳴】 月鏡 アオツキ

はい、いましたよ〜
 3年前です。
 たった3年、されど3年です」

「だいすきな子がいました。それはもう〜
 今もこの胸にしっかりと刻み付けられている子が」

「その子は、
 病気が治らず卒業を境に私の前から姿を消しました」

始終真顔で、なんともないように。
卒業をしても病気がなおらなかったこと。
そのあとの生活が明るくならなかったこと。
幾つかがこもった紛れもない事実を告げた。

「あのときの私がちゃんと隣で寄り添えたら
 今もあの子はここにいて、無事だったのかなぁ〜、なんて。
 代わりにしているみたいですか?
 ……なにもしてあげられませんでしたからね〜。
 学生の頃なんて勉強と、先生の言いつけを気にしてばっかで」


『好きじゃないから必要ない』

ここでの生活に愛だの恋だのを求めている余裕があれば、
また私も彼も変わったのかもしれなかったな。
(=2) toumi_ 2022/05/01(Sun) 13:09:50

【神】 司書 エルナト

>>G0 イシュカ

「否定しないなら肯定だよ。」

逸らされる視線を、こちらは横合いから真っすぐ見つめ。
存外親しみのある人だなぁ、と。
なんとなく、そんな一面が知れて嬉しい。
また一つ、自分の世界が広がった感じだ。

「イシュカさんって、そんなに嫌われてるの?」
「まぁ、ぶっきらぼうだもんね。」

もっとにこやかにしたらいいのに、なんて
見つめる視線はそのままに、目を細めて。
もっと笑ったりすればいいのに、と呟く。

「うーん……イシュカさんは、外に出たことがあるもんね。」
「僕よりずっと広い世界を持ってる。
 だから、そう思うのかも。」
「僕の世界は、この大きいとは言えない施設一つ分だけなんだ。」
「ここ以外ないんだよ。行ける場所が。身を置く場所が。」
「籠の中の鳥が、籠を嫌いになったら。」
「生きていけないでしょう?」

だから僕は、近いものも人も、嫌いになったことなんてないよ、と。
この小さな世界が好きだし、それに、貴方の事も。
この世界にいる皆が好きだよ、と微笑む。

「えっ音楽好きじゃないの。楽器持ってるのに。」
「近いから嫌いになっちゃった?」
(G2) arenda 2022/05/01(Sun) 13:13:39
エルナトは、授業が終われば図書室で本を読んでいる。いつも通り。
(a13) arenda 2022/05/01(Sun) 13:20:31

【赤】 童心 クロノ

「イシュカさん……?
 ええ、と、ううん……いいのかな……」

トットの言に、どうなんだろうと首を傾げ
……それでももし良いのなら、
子どもを連れて行くよりもいいように思えた。
彼ら教育実習生は自分たちより大人だから、
大人の元に行っても大丈夫だろうと。

大人を連想する大きい人は居なくなった方が、うれしい。
悪いと分かりながらも、そう思ったりもするから。


「……トットくんがいいなら。
 わたしが手伝うことあったら、手伝うから、
 その時は、よんでね」
(*27) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 13:22:35

【神】 花信風 トット

>>G1
快諾を得た。これにはトットもにっこり。

「だよねえ!?じっとしてると、こう、むずむずするから……」
「なんだっけ 『性に合わない』?」

何か理由があってじっとしているのならともかく、何も無くじっとしているのは落ち着かない。
少しでも動いていたいのだ。

「さらさらのくすりかー」
「あるかな……かってきてもらったらおれもさらさらになる」
「バレンタインみたいになんか……クールでかっこよくなる!?」
(G3) susuya 2022/05/01(Sun) 13:25:22

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス

「こんなに綺麗な病気が存在するんですね……。
 ここまで広範囲ですと手術で取り除ける部分を越えています。
 治療法と再発防止を見つけることが先決でしょうか〜……

 私実習生になれたのに、まだ皆さんのこと
 沢山聞かされているわけではなくて。
 もどかしくて、少し情けないです。
 治し方も、知っている先生はいるかもしれませんが……
 知っていれば行動に移しているはずですよね


絶対の信頼を持っているのか、はたまた逆か。
一人の人間が思ったことが可能であれば、とっくに対処はとられているだろう。つまり、方法が見つかっていないか、あるいは態と放置をされているか。
あからさまな異変を持つ生徒たちを前にすると、嫌でも気付いてしまった。

「動かせる技術は学校の外でみたことがあります。
 それはお金がかかって偽物の手をつけることになりますけど。

 好きですよ〜、この色。
 髪のメッシュも一緒で、私ともお揃いですね。
 でも、君は嫌いだったりしますか……? この手のこと」
(-68) toumi_ 2022/05/01(Sun) 13:29:26

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>25 バレンタイン
「ううん、いいよ。
ルームメイトだもん」

他の子たちだって同じ班に所属している分、親しみを持っているけれど。
寝起きを共にしているから、あなたのことは、更に。
詰め込むように食事するのを見れば、コップに水を汲み、あなたの前へ。喉に詰まるといけないから。

「……そうだね、ここであれこれ憶測するより、それがいいかも」
「レンだって、突然のことに不安になって、びっくりしちゃったんだよ、きっと」
(26) beni 2022/05/01(Sun) 13:30:35

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

晴れ晴れとした日の降り注ぐ庭が暖かな印象を受ける。
ぽかぽかと黒い衣服に陽光を受け続ければ服の下の空気もあったまって、
ちょっとだけ眠気さえ誘いそうな様相だ。

貴方に倣ってベンチに座ってから、問いかけがあるのを待つ。
黒板に刻まれていく文章が指す意味を少しだけ考えるような間があって。

「……それは」
「"どの"」「病気の話?」
「治したい」「けど、治るかわからないものもある」
「治ったなら、いいけれど」「治るとなにがいいのか、わからない」

哲学じみて受け取られそうな問答は、単に言葉を扱うのが不得手だからだ。
漠然としたものを掲げるような言い回しは、貴方の問いへの答えになっているだろうか。
困ったように下がった眉は、何に対して困っているのだろう。
(-69) redhaguki 2022/05/01(Sun) 13:34:06

【赤】 高等部 ラピス

/*
構いませんことよ!
それではトットくんのみ襲撃設定をして他二人はパスを選択ということに致しましょう。
(*28) dome 2022/05/01(Sun) 13:41:03

【赤】 高等部 ラピス

『イシュカさんですか。
 私も良いと思います』

うん、とひとつ頷いた。
交流があるのなら連れて行くのもやりやすいだろう。
今回連れて行く相手は決まりだ。

『それでは、今回はトットくんに任せましょう。
 よろしくお願いしますね』
(*29) dome 2022/05/01(Sun) 13:42:23

【赤】 童心 クロノ

/*
RPでも言いましたが一応、
トットくんから襲撃で問題ないです!こちらはパスしておきましてよ!
(*30) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 13:46:54

【鳴】 充溢 バレンタイン


「代わりだったら……何かいけません、か……?」

それは心底意外そうな声で。

「……考えても、みてほしい……
 万が一……僕が好きな人がいる、って言ってたら。
 あなたは……後悔の無いように、と……
 僕の背中を押す……そうしていたの、では……」

今の話を聞く限りでは、
多分そんな風に思うのではないか、と。
それだって、代わりにしてるのに違いはないのでは、と。
なんともなさそうな真顔を見る目は真剣だ。

「試してみれば……いい。アオツキさんが寄り添って……
 僕が元気に……卒業できれば……
 そこで初めて……分かるもの、も、あるだろう」

教師の言いつけをあまり守らない生徒は、
いつだって思いもよらぬことを言う。のかもしれない。

「あなたも、先生だけど、生徒に違い……なくて……
 僕だって、人を気遣ったりは……上手くできないけど。

 ……苦しいのを和らげるくらいなら、
 きっと……僕にもできるんじゃないか……って」

最後の方は、少し自信を失くしたか、
声量がどんどん尻すぼみになってしまったが。
(=3) backador 2022/05/01(Sun) 13:51:16

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……」

物静かなクラスメイトも今日は図書室にいるようで、
片手は頬杖をつき、もう片手でページをめくり、
今にも眠りだしそうなまなこで、本の字を追っている。

とても集中して読めていなさそうだし、
何ならそのまま眠りこけていることだって多いが、
この少年にとっての読書はいつもこんな感じ。

「……エルナト」
「最近の……おすすめの……本って、ある?」

細く、低い声があなたの名前を呼んで。問いを投げる。
まだ小説を読んでいるように見えるというのに、
読み飽きたのか、はたまた話題に迷ったのか。

緩く上げた表情は、今日も堅い。
(-70) backador 2022/05/01(Sun) 13:59:52

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

備え付け、或いは青年が貴方に用意した椅子は、
背もたれから肘掛けにかけて毛布がかかっている。
万一の時に運びやすいように、一人の時に倒れても頭を打たないように。
そうした小さな積み重ねを貴方が受け取るかどうかは別の話。

こくりと頷いて、貴方が用意した時間へと青年も都合を合わせる。
受け取った紙をじっと見下ろして、さらさらと書き進める。

・森で怪我はしていますか?……N
・普段から森へと向かう理由を教えてくれませんか?……N
・何か悩みを持っていますか?……

途中でふ、と顔を上げた。
困っているみたいに言葉を探して拾い集めて、貴方に問いかける。

「なんでもいい?」「病気に関わるかわからない」
「僕は継父母が僕の"何を"問題にして」
「ここに連れてきたのか知らない」
「いつもよく眠れなくて、授業中に眠いことも」

朝、森から帰ってきたのだろう青年はいつも寝起きが悪くて眠そうで、
埋め合わせをするように夕日の内は飼育小屋の近くでうとうととしている。
時折、教員から注意を受けることもあった。
成績についても含め、おとなしい彼はしかし模範的な生徒ではなかった。

貴方と同室になったのはいつからだったか、
さておきそうした行動の是正についても、ひょっとすると期待されていたのかもしれない。
(-71) redhaguki 2022/05/01(Sun) 14:01:27

【神】 充溢 バレンタイン

>>G3 トット

「う〜ん……」

口元に手をあてて、首を傾げる。
難しいんじゃないかな、と心の底から思っている様子。

「中等部になったら……落ち着いて、
 今より、クールにはなっているかも……しれない。
 その時になったら……薬もあるかもしれないし、
 楽しみに……期待してたら……どうだろう」

小、中、高になる時の壁に、
結構重荷を負わせている気がするが気にしない。

「ただ、君には君らしさがある、から……
 ほら……花飾り、かわいい……

 かっこよくなっても……かわいくいても……
 トットは……魅力的なんじゃ、ないか……」
(G4) backador 2022/05/01(Sun) 14:10:49

【人】 充溢 バレンタイン

>>26 シャルロッテ

「……そうか……」

あまり迷惑をかけたいとは思わないが、
迷惑だとも思ってなさそうなので、まあいいか。

水を渡されれば、うんと頷いて、
無感情に食事を喉奥に流し込んでいく。
好き嫌いはあるので、ただ表情が堅いだけ。

「びっくりしても、あんまりああならないように……
 したいんだけど……まだ、難しいか……

 だから、薬があるんだろうし……」
(27) backador 2022/05/01(Sun) 14:17:12

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

『好きでも嫌いでも、ないと思います』

硬質化した皮膚。
まるで鎧のように身体を包んで蝕んでいくような。
手を握って開く。
その度に少し軋むような感覚を訴えてくる。
今されている治療は、抑制効果のある薬を飲むだけ。
大人が言うには、それ以上のことは"研究中"らしい。

『ただ、手が動かしにくくなるのは困ります』

長い施設での生活で文字を書くことにも慣れてきた。
けれど、また進行して支障が出るのは困ってしまう。
病が進むとどうなるのかは自分でも確証が持てないが、今より不便になるのは間違いないだろう。

『治るかわからない子ばかりだから、治るかもしれない子を優先するのは仕方のないことなんでしょう。
 私もそれが合理的だと考えています。
 外の技術で治るかもしれないのなら、尚更です』
(-72) dome 2022/05/01(Sun) 14:22:06

【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン

「バレンタイン」

ひとつ上、比較的年の頃の変わらないほうの上級生が貴方に声をかけたのは、
夕方から夜へと色を変える頃だった。
少しだけ寝癖がついて非対称になっている髪を見るに、
どこかで眠っていたのかもしれない。声も少しだけ、抑揚がいつもよりもない。

「ジャステシアのこと、気になる?」
「僕もなにか手がかりがないかと思って」
……森なら僕もよく行くから
」「探す?」

ジャステシアは昼の内には生徒の群れに戻ってきたか、もしくはまだ姿を見せていないのか。
そうした状況で彼女の身を案じる貴方を見て、声を掛けてきたのだろう。
もしも帰ってきたあとだとしても、どうしていなくなったのかは判明していない。
解決していない自体に対しての働きかけをしたいか、と聞きたいらしかった。
(-73) redhaguki 2022/05/01(Sun) 14:25:27

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

『どの病気についてもです』

病気がいくつかあるのなら、全部。
あなたが抱えているもの全てについて。

『治ったら、外で気兼ねなく暮らせると言う子がいました』
『それをみんなが望んでいるかはわからないけれど』
『バットくんは外に行きたくはないですか?』

この施設に来てからというもの、自分たちは外を知らない。
外が良いものなのか悪いものなのか。
それも、見てみないことにはわからない。
ただ、未知への興味は少なからず己にもあった。

何かに困っているような顔。
真昼の陽だまりの中で、それを夜空色の瞳が映している。
(-74) dome 2022/05/01(Sun) 14:28:20

【独】 神経質 フィウクス

/*
今オレンジってワード出されるの怖いんですけど
今オレンジってワード出されるの怖いんですけど(疑心暗鬼)


アアアア〜〜〜嫌なんですけど〜〜〜〜〜
構われると監視先候補に入っちまうんだよなあ!!!!!
露骨に怪しい動きした人>構った人
くらいの優先度になりそうなんだよなあ!!!!!
(-75) unforg00 2022/05/01(Sun) 14:32:35

【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット


「……バットさん……
 僕が、役に立てるなら……いいんだけど」

年中半分寝ているような少年は、跳ねのあるあなたの髪型を見るとほんの僅か、不思議そうにそれを見つめて。
本題ではないな、と思い直してすぐに目を見つめ直す。

「でも……うん、気になる。……
 怒られてしまうかも、しれないけど……
 僕は、気にしない。……あまり」

漠然とした不安を解消するためにも、とにかく行動はしていたかった。杞憂ならそれでいいし、解決を図れるならばそれに越したこともない。
結果どうなろうと、悪いようにはなるまい。そう信じて。
(-76) backador 2022/05/01(Sun) 14:46:58

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

少しだけ目を丸くして、それからまたやっぱり困ってしまった。
少なくともこの問答を経て、或いは普段の生活を経て。
貴方を傷つけたかったり苦しめたかったりするわけではないのだ。

「ラピスは……」

言葉を選ぶ。言葉少なな物言いはいつも誤解を生みがちだ。
なるべくそうならないように、自分の中で織り込んでいく。
外の世界に望むもの。
育ちきった自身のかたちに望むもの。
答えるには、きっと青年と貴方では見えているものが違うのだ。
ひどく遠回りに、その差異を埋めようと頭を回している。

「お父さんとお母さんのこと、好き?」
「大きくなったら、何になりたい?」

質問を質問で返したなら、しょうがないと思われてしまうかな。
けれども今は、貴方の言葉を聞いてから話がしたかった。
(-77) redhaguki 2022/05/01(Sun) 14:49:34

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

両親は、病気を治してほしくて施設に自分を預けた。
そこには確かに愛情があって、だからそれに対する恩義がある。
できることなら、いつか元気な姿を見せたい。

『どちらかを選ぶなら、好きです』
『大きくなったら、先生になりたいです』

先生になって、悩む子どもたちを助けてあげられたら。
先生になって、彼らの居場所になってあげられたら嬉しい。

あなたは違うの?
あなたは何になりたいの?
そんな新しい問いを浮かべて。

言葉少なで、それでも思慮深く、誰かを傷つけないように言葉を選ぼうとしているその姿を見守った。
お互いに見えている景色の差を埋めるために。
きっと遠回りにでも、私の問い掛けに答えようとしてくれていることだけは、ちゃんと伝わっているから。
(-78) dome 2022/05/01(Sun) 15:23:43

【鳴】 月鏡 アオツキ

「プライベートを持ち込むことは、生徒に真摯に向き合っているように思われないとマニュアルにありましたから……」


誰にでも優しく、平等に接しなさい。
特別扱いはいけません、恋愛沙汰も起こさぬように。
生徒たちの平穏を守って、規律正しく、



「言われてみれば、こんな話をしてしまう時点で失格だったみたいですね〜」


先生、アオツキにそんなことができると思っていたんですか。

実習生として、失格だ。
固執したらいけない、仕事で義務。
誠実ではない。生徒たちを昔の思い出と重ねるなんて。
それでも、ここでの生活に諦念を抱えることが正しいとはしたくなかった。


見つめ返す視線を僅かにそらした。
表情こそ変わらずとも、視線や僅かな動きは感情の表れだ。
(=4) toumi_ 2022/05/01(Sun) 15:37:30

【鳴】 月鏡 アオツキ

「試して、ってそんなの〜……」


試さなくてもわかるに決まっているのに。



「君が完治して元気になれば、誰でも和らぎますよ。
 私以外の先生も、生徒もです。
 ずっと先ですから、きっと

 ――その頃には私は正規の先生になれる頃でしょうか」


そんな両方が叶う未来が、何処かに存在するとしたら。
どれほど嬉しいことだろう。
(=5) toumi_ 2022/05/01(Sun) 15:38:07

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

本の管理、ということは。
当然本を保管してる図書室の管理も一任されてるわけで。
少年は埃落としの棒を持って、ぱたぱたと本棚を清掃する。
少年がこうして日々掃除をしているから、
ここはいつでも快適で清潔な空間だ。

「そう言うのは普通、今の本を読み終わってから聞くんだよ。」

声を掛けられれば、掃除の手を止めて。
腰に手を当てながら、やれやれと首を振る。
いつもの事だ。君が時たま……あるいはそれなりの頻度で、
図書室に来てはそのまま寝てしまってる所も見たことがある。
本は枕じゃないんだよ、なんて、口を尖らせた日も
あったことだろう。

「お勧めかぁ……読みたいジャンルとかはある?」
「冒険とか、恋愛とかさ。」

よいしょ、と隣の椅子に座って。
まだ声変わりをしてない、ボーイソプラノのような声で問いかけた。
(-79) arenda 2022/05/01(Sun) 15:40:25

【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン

「ごめん」「僕が、気にしないから」
「ひとにも同じこと押し付けた?」

貴方の言葉を受けて最初に顔に浮かんだのは、ばつの悪そうなそれだ。
こうした周囲との"ずれ"自体はよくあることなのだろう。
相手との応答から感知することは出来ても、どうにも。
自分で事前に気を回してやるということは、青年には難しいようだった。

「もし一緒に探すなら」「今日じゃなくても」「夜に森に来て」
「僕はいつも森にいるから……」

同じ部屋、或いは彼の動向を見ているもののいくらかは、
いつも彼が夜に部屋を抜け出すことを知っている。
貴方もひょっとすると年が近いから、そうした動きに気づいていたかもしれないし、
貴方の既往歴からするに他人の隠し事にはあまり気が回らなかったかもしれない。
ともかく、貴方の都合のよい時にと曖昧な約束を取り付けた。

「みんな帰ってきたら、いいのに」
(-80) redhaguki 2022/05/01(Sun) 15:48:17

【鳴】 月鏡 アオツキ

「結局。代わり云々のはなしですけど……、
 過度な期待して欲しくないと言うのも今のうちです。

 これは私の中で実習生として以上に、
 個人の感情で完治を望んでいるのと同じです。

 重く、辛く残り続ける呪いになっておかしくないもの。
 ……それを私は課させて、君は抱えないといけないんです。

 私は、ずるい大人ですから。
 これからも多くの生徒に期待と歓喜と絶望をするでしょう。

 それでもこうして話し合った君たちには、
 ちゃんと後悔をしないように、無理をしないで生きて欲しい。
 それだけが望みです」
(=6) toumi_ 2022/05/01(Sun) 15:48:32

【秘】 激昂 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「俺は
あんた
は何がしたいんだと聞いているんだ」


「どいつもこいつも綺麗事や立場や肩書きを言い訳にして
 自分が何をしたいのかをはっきりとさせない奴ばかりだ
 
──どいつもこいつも、具体的な事は何一つ言いやしない!!


抑圧し切れなかったヒステリーの発露。
声を荒らげて、自身の顔の片側を隠す髪をぐしゃりと掴んだ。

誰も彼も具体的な事は何も言ってくれはしない。
どうしたらいいのかは教えてくれはしない。
この病と正しく向き合ってくれはしない。
鬱屈した感情を吐露しかけて、膨大な理性が押し留めた。

「……まどろっこしいのは嫌いだ。」
(-81) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:00:35
フィウクスは、今は使われていない、どこかの寮の一室で。
(a14) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:03:49

フィウクスは、また少しだけ声を荒らげた。ほんの一瞬の事。
(a15) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:04:19

【秘】 苛々 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「俺は依怙贔屓されたいわけじゃない。
 他の奴等と平等に扱われたいわけでもない
 ……
教育実習生だから

 建前としてそういうふうにしなきゃならないってなら。
 好きにすりゃいいさ。俺はそんなもの望んじゃいないがな」

「これは受け取っておくが。
 あんたからの贔屓だとは思ってない。
 不愉快なものを隔離するのは──当然の処置だからな」

溜息混じり、どこか投げやりに言い放って。
指先が机に置かれた鍵を叩く。
優しさで救えないものに対しできる事は、悪化させない事だ。
或いは、他を助ける為の尊い犠牲くらいにはなるだろうか。


同室の彼とは、今までの数年間。
何だかんだと大きな仲違いを起こす事もなく、
上手くやって来た方ではあるけれど。
場合によっては。これからは、そうもいかないだろう。
(-82) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:05:14

【秘】 失意 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「……たとえ今この一瞬が有意義なものであろうと」

ぽつり、殆ど独り言のように。
立ち去ろうとするあなたを引き留めはしない。
だから、これを聞かずに立ち去る事も、あなたの自由だ。

「きっと未来がそれを台無しにする。
 …俺達に新しい何かを見せず、聞かせず
 外の世界社会から隔離して、立ち止まらせているのは」

「俺から卒業したその先を奪っているのは。」


「他でもない、この場所«ギムナジウム»だろうが…」
(-83) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:05:59

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ

/*
オーブンの息子です。
失礼、レスがデカくなってしまいましたわ。

このオレンジ……いったいどこから……
ブンッ…
(-84) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:08:40

【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ


「──安心?お前に安心する場所なんてあったのか
 ああ、
こういう場所に限れば
そうかもしれないな」

兎小屋の傍、長身の──この班の飼育委員はどちらもそうだけど。
ともあれ振り向いて、こちらは開口一番火の玉ストレート。

まったく同じでこそないけれど。
あなたとは似た者同士のようなものだと認識している。
つまりは、人々の輪の中では却って息苦しい質の人種だと。

「それで。」

「せっかく卒業したってのに、
 結局またこんな場所に戻ってきたらしいが。
 俺が思うよりあんたはここが、
 或いはここの人間が
大好き
だったのか、それとも──」

「そんなに外の世界はろくでもなかったか?イシュカ先輩」
(-85) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:33:11

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

「ラピスは」「大人だね」

愛されて、艷やかで。白色のりんごみたいにほころんだ頬。
果実に挟まれた花びらみたいな唇が言葉を発さず、表情だけを作るのを見ている。
檸檬の枝のように細い指を今更、黒い指がきゅうと一本だけ絡めた。

「僕は帰っても」「居場所はない」
「僕は"病気のこども"らしい」「だからここにいる」
「でもみんなは」「病気だけど、"病気のこども"じゃない……」

誰かに言われた言葉をなぞるような言い回しには明らかに侮蔑が混じっていた。
青年が抱いたのではない、誰かが青年に向けたもののトレースだ。
溌剌とした子どもたちの様子は、青年の目にはどんなふうに映っているのだろう。

「治ったら」「僕はどこにいくんだろう」
「僕は僕の」「病気が治るとなにがいいのか、わからない」
「僕の病気が治ったら」「僕は"病気のこども"じゃなくなるのかな」

答えのない問いを重ねる行いは、貴方を傷つけてしまうだろうか。
ひどく迂遠に回り道をした堂々巡りの問いかけは、貴方への答えになっているだろうか。
貴方が青年だったなら、自分の病気を治したいと思うこと、
自分の病気を治すということがどういう結果へ繋がる行いなのかがきちんとわかるのだろうか。
(-86) redhaguki 2022/05/01(Sun) 16:34:26
バットは、"病気の"こどもたちが遠くで笑い合う様子を眩しそうに見つめている。
(a16) redhaguki 2022/05/01(Sun) 16:37:35

【秘】 抑圧 フィウクス → 不遜 リアン


「リアン」

授業と授業の合間、或いは放課後。
何れにしても、どこかにあなたの姿を見付ければ
気難し屋はぶっきらぼうに声を掛けた。
取り巻きが居ようと、居なかろうと、お構いなしに。

「………悪かったな」

何がとは言わず、謝罪の言葉だけを。
苦々しげに、短く、簡潔に。
余計な事を言ってしまわないように。
(-87) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:43:23

【赤】 花信風 トット

「うん」

「イシュカ、なら……だいじょぶ」
「おれがんばる!ちゃんとやるからね」

「じゃーなにかあったらクロノにたすけてーってする!
することにならないよーには、がんばる……」

口元に笑みこそ浮かべているものの、普段よりはぎこちない。
自分が一番信用している大人を差し出す。
あの人なら大丈夫。信用している。
きっと大丈夫。
だけど、だけど……。


「うまくやりまーす。ふふふ」
(*31) susuya 2022/05/01(Sun) 16:45:02

【赤】 花信風 トット

/*
ありがとうございます!!
では二番手、行かせていただきますわよ……。襲撃設定もいたしましたわ!
(*32) susuya 2022/05/01(Sun) 16:46:29

【鳴】 充溢 バレンタイン


少しだけ、腑に落ちない様子で。

「あなた、は……」
「『何か』としてのマニュアルに従っていたいのか、
 『何か』というマニュアルに囚われたくないのか、
 どっち……なんだろうな、と……」

一見すると、実習生のあなたは基本奔放に見える。
何を考えているのか分からなくて傍若無人。

だけど。見えるけれど、芯のところで、
何かに縛られているように、肌の方で感じる。
思わず呟いたそれは正しくそれに対する疑問の表れ。

「……あなたが僕に期待して、
 歓喜して、絶望して……
 それが重荷になることは……ないと思う。

 あるいは……
 抱えきれないものを分かち合う……と、
 アオツキさんは……言ってくれたから、そう」

うむむ、と何やら思案するように一呼吸おいて。
(=7) backador 2022/05/01(Sun) 16:46:44

【鳴】 充溢 バレンタイン


「何かあった時は、僕以上に……
 あなたが……責任を、感じてくれるんでしょうね」

言葉面だけ受け取れば、ただ事実を並べたような。
だけど解釈のしようによっては、
『それで構わない』とでも言っているような。

曖昧な、眠たげな話し方ではあるけれど、
やはり確かな信頼と、小さな心配が籠った、
落ち着いた姿勢であなたと向き合っている。
(=8) backador 2022/05/01(Sun) 16:50:04

【独】 神経質 フィウクス

/*
ここから更に秘話増やしたら死ぬかな!!??!!?!
でもバット君墓落ちする前に話したいじゃん
おい神経質ヒス男!!話題!!話題ないのか!?ない!!!!!
捻り出すぞ!!!!!!!!!!!!!!
(-88) unforg00 2022/05/01(Sun) 16:51:39

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

今日も上の二つの返答は変わらない。
怪我は相変わらずなく、異常なし。
報告はこれだけですんでしまうのが実情だ。
上は解決に手を貸してくれず、生徒のためを考える実習生という立場になんでも乗せたがっている
成功も失敗も関係ない、うまくいかなければ廃止されるだけの使い捨てだ。


「森のことは……今日はこれでよしとしましょう。
 話せないことはそれ以上聞きません……、おやおや?
 ええ、なんでも良いですよ〜」


そんな不満も読み取られているのか、酷く、本当に、居心地が悪いほど良い。
ダメにされそうだ、ここの部屋は。
思わず変な声が出そうになる、気を引き締めなければ。
(-89) toumi_ 2022/05/01(Sun) 16:53:05

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

「ここに、"何を"、ですか……。
 はじめに実習生として聞いている事を説明をしましょう。

 この学園の中で暮らしている生徒たちは、
 小さくとも大きくとも悩みを抱えています。
 先生方は、心の病や身体的なものに詳しい人から
 あまり知らない人まで様々です。

 彼らは全力を尽くして
 ……治療または改善に取り組んでいると聞かされています」

実情を完全に理解はしていない、暗にそう含めながら言葉を続けた。

「バットくんの今のご両親は、君に何かしらの不安を抱えていたのかもしれません。
 ここに連れて来た理由で思い当たるのは、
 君の治療、または……自由を押さえつけない為。
 模範解答はこの辺りでしょう。

 私がみる限り、君には……夢遊病に近しいもの。
 または過眠症がみられます。
 強いストレスなどで生活のバランスが崩れてしまうことです。
 これが起きると、周りの人間は君を心配します。
 朝起きて、昼に活動して、夜に寝ることができなくなり君も周りも困ってしまうのです。
 人間は眠る時間と社会での活動時間が決まっていますから。

 病であるか体質であるかの判断ができなかったのかもしれませんね〜。
 どうでしょうか、彼らは以前何か言っていませんでしたか?」
(-90) toumi_ 2022/05/01(Sun) 16:57:09

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「まだつちはたべてない!!」

まだ。

「たべまくるのダメ!? じゃあ……がまんするか」
「イシュカのかおをたてるか……」

いそいそと示した場所から掘り出したのは、ミニニンジン。
その他植えられているのは小さなラディッシュやベビーリーフ。いずれも食堂のメニューにも出ているもの。
けれどこれはトットがうさぎさん用によっこいしょと場所分けしているので、まるっとうさぎさんのご飯用だ。

「ジャムいーね!アイスにのせるんならチョコソースかけたらおいひそう」
「パウンドケーキ、きじにまぜてもいーしクリームといっしょにうえにのせんのもいーかんじかも」

「はっぱはうさぎさんのごはん?ちゃんとかんそーさせないと、ちょっとしおれてたりしてたら毒だからね!」
(-91) susuya 2022/05/01(Sun) 16:59:35

【人】 司書 エルナト

食堂にちらりと顔を出す。
成長期の子供も数多くいるこの場所は、それ相応に
食事の量というものも必要であり。
既定の食事だけでは満足できない、という子供のために、
軽食や飲み物の類がいつでもこの食堂に用意されている。
スライスされたバケットであったり、クロワッサンだったり。
陳列されたそれらが所々穴あきなのは、既に
誰かが食べていった後だからなのだろう。

「……………。」

お腹をさすって。
並んだパンたちをじっくりと眺めて、すん、と香りを嗅いで。
それから、はぁ、とため息をついて顔を離した。
昼下がりの出来事だった。

動物の餌みたい。
よく皆こんなもの食べられるな。
……僕がおかしいのか。
(28) arenda 2022/05/01(Sun) 17:02:25

【秘】 神経質 フィウクス → 雷鳴 バット


実習生の一人に連れられ食堂を後にして、暫しの後。
その時にまだあなたが中庭に居れば、中庭で。
或いは、その後の時間のどこかで。

「バット」

特別あなた個人を探していたわけではない。
けれどまあ、身体の大きなあなたが居れば自然と目立つもの。
偶然そこに通り掛かって、目に付いただけだ。
目立つ云々はこの問題児が言えた事でもないのだけど。

「お前、こんな所で何してるんだ」
(-92) unforg00 2022/05/01(Sun) 17:09:09

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

絡められた指に視線を落として、訥々と語られる内容を呑み込んで。
答えのない道を、共にぐるぐると回る。
居場所がない。
帰るところが無いなら、外へ行く理由も希望も無いのだろう。

『居場所があれば、』
『バットくんは』
『外へ行こうと思えますか』

もう18になる少女は、青年より先に施設からいなくなる。
18歳までしか、施設にはいられない。
だから青年もいつか外の世界に放り出されてしまう。
その時に帰る場所が無ければ、青年はどこで生きていけば良いのだろう。
"病気のこども"。
"病気の"こども。
穏やかな青年に似合わない侮蔑をなぞった色が夜色に溶けて。
歳よりも幼さを残した顔貌に寂しさを浮かべて。

『居場所がないのなら』
『私が居場所になっては駄目ですか』

友人が抱える荷を少しでも持ってあげられるだろうかと。
外に誰か一人でも、拠り所になる人がいれば。
あなたは、眩しさに瞼を閉じずにいられますか。
(-93) dome 2022/05/01(Sun) 17:09:55

【神】 花信風 トット

>>G4 バレンタイン

「はっ……」
「せいちょう……ってこと!?」 

育ちカッコよくなっている自分に少し思いを馳せた。
おれ、カッコよくなるかも。みらいのほしかも……。

褒められるととたんにふふん!と胸を張る。褒められるのは大好きだ。

「ま〜〜〜〜〜〜ね!! おれよいこだしかわいいしげんきだし」
「ばっちり。おれはこのままでもみりょくてきなおとこ」

「バレンタインも……みりょくてきなおとこ」
「ぼうしがにあっててイカしている。すき」

機嫌が良さげだ。
(G5) susuya 2022/05/01(Sun) 17:10:09

【神】 ライアー イシュカ

>>G2 エルナト

その返答に何故か一瞬言葉を飲み込むように空白が空く。
形容しがたい表情はすぐに戻るも、視線の圧には睨み返して。返す。返──やめた。先に視線を外して大袈裟に肩を竦めた。

 
肯定しないなら否定、なら頷きかけた。
 違う。そうは言ってない。この不整合な思考が嫌になって仕方ない。


「……そんな言い方される事に僕が驚きだ。
 まあ……もう生徒じゃないからな。
 言ってた奴は殆ど卒業したんじゃないか、治療して」

何を言いたいのかは薄ら理解したが、
余計なお世話だとばかりに仏頂面のまま手をしっしと払う。

「持ってねえよ。外に出た経験があろうと、
 昔から僕の世界の広さは何一つ変わっていない。
 そもそも、外が籠以上に最悪な場所だったら、
 気持ちがどうあろうと嫌いでも居続けるしかない。

 利用する相手は理論で好意的と言う感情に修正できる人間なら楽だろうなぁ。その前にさっさと治るかもだが?」

胡散臭えと、やや小馬鹿にしたような皮肉を向ける。
男からするとそんなある種の不気味な器用さは持ち合わせていないから、理解できない。欠片も信じている様子がない。

「小難しい歴史や協調性だの調和だの演奏なんてどうでもいい。音が好きなだけ。そっちも本を観賞用に積む奴とは違うだろ」
(G6) poru 2022/05/01(Sun) 17:21:11

【赤】 高等部 ラピス

「………」

普段より少しぎこちない笑みを見留めて。
ほんの少し心配げに眉を下げたけれど、すぐ戻る。
今はトットに任せよう。

『それではまた、明日のこの時間に』
(*33) dome 2022/05/01(Sun) 17:30:12

【赤】 高等部 ラピス

/*
システム処理周りは大丈夫そうですわね。
2日目も張り切って参りましょうですわ!!
(*34) dome 2022/05/01(Sun) 17:30:33

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「腹壊すぞ。しおれた葉くった兎になりたいのか」

ぴしゃり。

「フン。僕はお前が腹を壊すだけで落ちる程、
 伊達に普段から落ちぶれてないんだよ。

 つまり、その程度で落とせると思うな。
 もっと突きつめた善か悪になってから出直せ」

ここまで偉そうに言うべきではない事はない。
要するに禄でもない男と言うだけである。

「ああ、中に完全に混ぜ込む想定しかなかったな。
 かけるか乗せるか……出来たら一個やるよ。
 餌代の対価としてな。どっちがいい」

年の割にえらく手つきが慣れてるな、なんて思いはしたが口には出さないで兎専用の豪華な土地を見つめていた。

「何でそもそも園芸係にしてるんだ。
 毒だって知識がある程度には、あれだ。
 別に動物も嫌いじゃないんじゃないのか」
(-94) poru 2022/05/01(Sun) 17:31:14

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「おれおなかこわさないもん!!だからだいじょうぶ」

これは嘘。

「べつにおとそうとしてないしー……おれいいこだし」
「ぎゃくにおれがよいこすぎてイシュカがほめられるみたいなこと、するか」

唇をとんがらかせてつん!とするけれど、すねてもいないしいじけてもいない。
偉そうな物言いに何を思うでもなく、禄でもなさに何を言うでもない。
……そういうことをわかっているかわかっていないかはわからない。

「えっいいの!?やったやったやったうれしい」
「あんねおれね〜〜〜〜のせるのがすき!!よろしく!!」

目に見えてはしゃぎ始めるものだから土が飛ぶ飛ぶ。
はしゃぎながらも作業の手は律儀に止まってはいない。

「ん〜〜〜〜……そだね!どうぶつもすき」
「んでもほらおれのびょーきってさー はなじゃん」
「なんか……しってたらなにかあるかなって わかんないけど」
「あとはなもすきだし」
(-95) susuya 2022/05/01(Sun) 17:45:51

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

/*
ピンポンパンポ~ン おれです 5メガネです
襲撃の……襲撃のお知らせです……厳正なるダイスコロコロリンの結果今回の襲撃はイシュカさんに決まりました……。
迎えに行くのは……おれです よろしくお願いします……。
(-96) susuya 2022/05/01(Sun) 17:52:15

【人】 童心 クロノ

図書室の一角で、本棚を眺め上げている。
それは児童文学を通り過ぎて、
大人でも読むのが難しそうな本の並んだところ。
民族、伝承、そんなものが並ぶ棚。

お行儀よく並ぶ背表紙を見上げながら、
困ったような面持ちでその辺を彷徨いていた。
(29) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 18:16:12

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト

「夢見がよさそうなの……かな……」

まさか眠るために本を読んでいるわけではないのだろうが。
何時の季節も、読書と睡眠が隣り合わせでいるようだ。

「だから冒険物は……よく読んでる。
 今読んでる、これも……そうだし……
 ……面白いものがあったら、知りたい……」

少年が船を漕いでいる絵の背表紙を軽く見せ。
また本に向き合おうとして、思うところがあったか、
今度は少し天を仰ぎ何やら呟く。

「恋愛。恋愛か……」

クラスでは色恋沙汰の気などほとんどないものだが、
何か心境の変化があったらしく。

「一冊くらいは……読んでみようかな……」
(-97) backador 2022/05/01(Sun) 18:23:39

【赤】 花信風 トット

「ん!またあした!」

「あしたはだれになるのかな〜……」
「……クロノも!これからなんかあったら、おれてつだうから!」
「ラピスも!」

「おれ、なんでもやるから!よろしくね!」

……そう意気込んで、パタパタと駆けて教室をあとにした。
(*35) susuya 2022/05/01(Sun) 18:28:14

【神】 司書 エルナト

>>G6 イシュカ
 
「?」
 
開いた間に首を傾げて。
睨み返されても視線を逸らすことはなく。
君が先に逸らしたとて、こちらの視線は動かぬまま。
離すときは相手の顔を。ただそれを実践したいだけだ。
 
「そっか、じゃあもう陰口は言われてないの?」
「昔より過ごしやすくなってるのかな。
 そうだったら嬉しいな。」
 
争いなんてない方が良い。
平和が一番だ。狭い場所ほどそう。
払われればえ〜、なんて抗議をしつつ。
 
「…そんなものなんだ。
 お外、楽しい場所じゃなかった?」
 
君の発言から、そうなのかなと。
もしそうなら、ちょっと残念だ。
外の世界に出たくて、病の治療を頑張ろうと思えているから。
そうでないのなら…………。
 
「あ、僕が『好きだと思い込んでる人』みたいに思ってるでしょ。」
「ひどいなぁ……そりゃ、嫌な所もあるかもしれないけど」
「でもやっぱり、嫌いにまではなれないよ。皆家族みたいなものだもん。」
 
治らないままここまで来ちゃったね、と苦笑して。
初等部からずっとここに居る。どうやらこの世界を愛するだけでは治療にはならないらしい。

「なるほどなぁ………自分の為の音楽なんだ。」
「じゃあ、人のために演奏はしないの?」
「僕、イシュカさんの演奏が聞きたいのだけれど。」

ちゃんと聞いたことあんまりないな、と。
ずい、少し身を乗り出して、暗に聞かせて、の眼差し。
(G7) arenda 2022/05/01(Sun) 18:29:37

【赤】 花信風 トット

/*
オオ〜〜オオオ〜オオ噛みお知らせPL連絡送信済み返信待ちにございます〜〜〜〜震える 震える 震えていいですか!? 震えますね オオ……張り切って参りますぞ〜〜!!
(*36) susuya 2022/05/01(Sun) 18:30:21

【人】 司書 エルナト

>>29 クロノ

「………あれ、クロノさんだ。」

少しの離席の後。
いつも時間を過ごしている図書室に戻ってみれば、
誰か人がいることに驚きの声をあげて。
本の管理をしてる少年は、そのまま図書室の管理もしているので。
困った顔が管理内にいれば、見過ごすわけにはいかない。

「読みたい本でもあるのかな?」

君に近づきながら、小難しい背表紙たちを見上げた。
(30) arenda 2022/05/01(Sun) 18:34:47

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「おお……!中々に詩的な表現だね、流石はエルナトくん……」
「ふむ……ならば私はこうとも考えよう。
 本は、広大な空を飛ぶための翼であると!」

開いた様子も、羽ばたく鳥や蝶のようではないかね!
……なんて。少し張り合うような調子であなたに意見を求めてみたり。
バラニにとっても物語から得られるものは、勇気にもなる大切なものだ。

「ん、ああ、実は……なのだが、小等部の頃からここにはいたのだよ。
 事情があって表に出てくることはあまりなかったのだけれどもね。

 いつからと言うならば、エルナトくんと同じくらいではないかね?」

ここだけの話だぞ、と最後に小さく付け足して。
本人が語る通り、あなたが小等部の頃には今のバラニに繋がるような少年の姿はなかった。
貴族の子供がやってきたと噂が立つこともあったが、影も形もないまま埋もれて忘れ去られようとしていた頃。
バラニは中等部の生徒として表に出るようになり、ルームメイトとしての関係もその辺りから始まったのだろう。

それでも今まで、バラニがその事情の詳細を口にすることはなかった。
彼の家の意向か、あるいは別の理由か。
定かでないにせよ、何かの秘め事があるのだと推測するのは容易いことかもしれない。

(-98) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 18:35:41

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「そ、そうやって私の不安を煽るのはやめたまえよ……!」

しかし、バラニの態度は何か秘め事があるとは感じさせないほど。
いつものように快活明朗で、少し抜けていたりと微笑ましいものだ。
ちなみにと付け足された言葉に少し動揺し、不服そうに口を尖らせていたが。

「!」

好きな人ができたか、と問われれば、まさに図星を突かれ目を泳がせる。

「そそそそ、そういうわけでは…………!
 ……な、なくはない、かもしれないけれども……」

どうしてわかるのだ!? とも言いたげにあなたを見つめている。
(-99) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 18:38:05

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

「それは」
「いい夢が見られるもの、という意味だよね?」
「睡眠導入によさそうなもの、という意味じゃなくて。」

じと…………。
本を読むならちゃんと物語を読んでほしい少年は、
君に向かってじとじとした視線を向けて。
勿論前者の意味で言ったのだろうけど。
普段の様子を見てるとどうしてもちょっぴり、
ちょっぴりだけ疑惑の目を向けてしまう。

それから、天を仰ぐ君を見て。

「……最近は恋愛ブームなのかな?」
「バラニもこの前、恋愛系の物語を求めてきたんだよ。」

呟かれた言葉に眉を上げ。
どちらも中等部、色気づく年なのかなぁ、と。
もちろん自分もそうなのだけど。

「純愛とか、悲恋とか、色々あるよ。」
「兎が100年の時を経て烏と結ばれる話。」
「嫉妬の末に番を食い殺す揚羽の話。」
「どんなのが読みたい?」

とりあえず手近な本を二つとって、君に掲げて見せた。
(-100) arenda 2022/05/01(Sun) 18:43:13
ラピスは、夕方頃、一人で中庭を散歩している。
(a17) dome 2022/05/01(Sun) 18:46:12

【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット

「いや、……僕も気にしないから、同じ」

同じように自分にも“ズレ”があるから、
間違いのないように聞き返してみたのだ、と。
ましてや互いに分かりづらい様相でいるし。

「僕はよく……寝てるけれど……
 その時は、頑張って……起きてるようにする……
 森の近くまできて眠ってたら、起こして……ほしい」

自分だって素行が良い方とはいえないのだろうし、
他の子が何をしていたところであまり気に掛けることはない。
最低限怪我はしないでほしいなと思っているくらいだ。
とまれ、こちらからも代わりの約束を申し出て。

「……僕も、そう思うから。
 手伝えることが、あるなら……そうしよう」
(-101) backador 2022/05/01(Sun) 18:46:27
ラピスは、ベンチに腰掛けてひと休み。すとん。
(a18) dome 2022/05/01(Sun) 18:47:01

【人】 童心 クロノ

>>30 エルナト

…………エルナトくん、」

驚きに一瞬、そのかたちを変えて

(31) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 18:53:32

【人】 童心 クロノ

>>30 エルナト

次にはまた元の気の弱そうな少女の顔で、あなたを見上げる。
ぴき、と小さな、骨や筋の歪む音。

問い掛けにはこく、と小さく頷いた。

「あの……。
 神隠しの本、とか、
ないかなって……思って……」


ジャステシアの姿が見えない事を受けて
件の噂が気になったのだろうか。
尤も、この本棚から目的の物を見つけたとて
クロノには難しい内容のものだろう。
(32) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 18:54:23

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「………………」

若干気まずそうに視線を逸らしている。
勿論前者の意味で言ったつもりではあるけれど、
後者の使い方をしてないかどうかで言われたら、
違うとは言い切れない。そんなあたり。

「……実習生の人に……話題を振られた、から……
 すこしだけ、気になった、んだ……
 バラニさんもどこかで……そういう話聞いたの、かな」

二つを見比べて、ふむ、と息を溢しつつ。

「僕が聞いた話は、悲恋だったけれど……
 たぶん……成就する方が……夢見はいいよ、ね……」
(-102) backador 2022/05/01(Sun) 18:55:57

【赤】 童心 クロノ

「……うん、ありがとう、トットくん。

 わたしも、なんでもやる……から……、
 がんばって、……がんばろう、今日も、明日も」

応援の気持ちで、少し笑んでみるけれど
不安も罪悪感も晴れる訳では無い。

また明日と同じように言って、
クロノもまた教室を後にするのだった。
(*37) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 18:56:34

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「あはは、いいね、翼か。」
「いつか羽ばたきたいね。大空に。」

君の表現を柔らかい微笑みで肯定して。
いつか、いつかは籠の外に。
その為に、自分を籠に縛り付けるこの病の鎖を、
啄んで断ち切らなくては。
その思いが、治療への前向きな気持ちになる。

「そうだったんだ?」
「確かに、貴族の子がきた、みたいな噂は聴いたけど……」

結局姿は見なかった。
班が違うのか、とも思っていたけれど。
流石に貴族の子ともなれば班が違えど伝聞で姿形くらいは知る事になるはずだ。
よほど表に出なかったのだろう。
…珍しい、事ではない。
病の種類によっては、そういう子もいる。

だから中等部になって急に現れた噂の人物に、内心驚いたものだ。
エルナトは不躾な子供ではなかったので、ルームメイトとなってからも、君の事情を土足で踏み荒らすかのように質問したことはなかったけれど。

「……それじゃあ、僕と同じくらい世間知らずだ。」
「お揃いだね。」

気にならない、わけじゃないけど。
話さないのなら、話したくないのだろう。
だから聞かない。今までと同じ。

(-103) arenda 2022/05/01(Sun) 18:57:50

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「不安になるような生活をしない事。」

ぴし、と人差し指を立てて。
それからくすくす笑う。
学級委員長の君を𠮟れるのも、ルームメイトの特権だ。
明るく楽しい君の言動は、この鳥籠の中の癒しでもあった。

から。

「え〜?だれだれ?うちの班の人?」
「同じクラス?教えてよ〜。」

そんな君の恋の予感に、少年はわくわく。
新たな娯楽が出来たとばかりに、揶揄い交じりに聞くのだった。
(-104) arenda 2022/05/01(Sun) 19:02:42

【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス

話しかけたその時は、どこかに向かっている途中だったのだろうか。
取り巻きの姿は見えなかった。

声をかけられれば、驚くでもなく。素直に立ち止まってそちらを見ていただろう。

「……先を越されたな」

「僕の方こそ、苛立ちに任せて余計な事を言ってしまった。
 済まなかった」

君と仲違いをしたいわけではないから。
こちらも素直に謝罪の言葉を口にする。

きっと、こうなる前にもっと話をするべきだったんだろう。
(-105) otomizu 2022/05/01(Sun) 19:09:25

【人】 司書 エルナト

>>32 クロノ

耳障り、と形容できてしまう、嫌な音。
少女の中から響く音。


「……うん、こんにちは。」

一瞬変わった姿、それから元に戻る姿に、微笑みを浮かべて挨拶。
何度か、見たことはあるけれど、目の前で見る機会はあまりない。
一瞬間が空いてしまった。

それから、そちらの話を聞いて。

「神隠しかぁ………うーん、ある、かもしれないけど……」
「クロノさんにはすこし、難しいと思うよ。」
「絵本とかにしたら?」

と言っても、知りたいのはそんな子供だましに脚色されたものではないのだろうけど。
しかして内容が理解できなければ本を読む意味がない。
本は読み手を選ぶ。いつどこであっても。

「……不安かい?神隠しにあっちゃうかもって。」

よいしょ、と少し腰を曲げて視線を合わせて。
首を傾げて見せた。
(33) arenda 2022/05/01(Sun) 19:10:33

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

「…………」

じー…………
じー……………

じーーーーーーーーーー…………


視線で圧を与えて、それから、はぁ、とため息。
今度の本はちゃんと読み終えてね、と釘を刺しながら。

「へぇ、実習生の人に?そうなんだ。」
「バラニはどっちかっていうと……あいや、
 気になるなら本人に聞いてみて。」

自分から言う話でもない。
今は、君のために本をピックアップする。

「まぁそうだね。人間、幸せな方がよく眠れるものだよ。いつだって。」
「これは空と地上、餌と狩人、そんな相容れない二匹が、愛の力でそれらを乗り越え結ばれる話なんだ。」
「短いけどメリハリもあって、読みやすいと思うよ。」

どうぞ、と純愛の方を渡す。
拍子に烏とウサギの絵。


「……バレンタインくん自体は恋とかしてないの?」

これはちょっとした揶揄い交じりの問いかけ。
(-106) arenda 2022/05/01(Sun) 19:16:54

【人】 童心 クロノ

>>33 エルナト

一瞬空いた間に、ほんの少しだけ苦笑して
問い掛けに、再び難しい本の並んだ本棚へと向ける。

「………、」

 うん…… 



不安、と呼ぶには、少しだけ痛まし気に
眉根をきゅっと下げて、頷いて、小さな溜息を一つして。
不安で、怖いのは、ほんとうだ。だけど。

改めてあなたを向いて、同じ方向に首を傾いだ。

「……じゃあ、絵本にする。
 どこにある、かしら」
(34) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 19:23:55

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「壊さないわけないだろ。
 そんなんじゃお腹痛いって言い出しても放置するからな」

これは大人げない大人。

「……僕はいいこは好きでもなんでもないがな。
 まあ、期待はしてないが楽になる分には歓迎する。
 期待はしてないが。僕は褒められるタイプじゃないし」

チラリと一瞥して、フ。と笑って終わった。
腹立つ部類の方で。実習生をしてるのが心配な程に。
最もやったと連呼してるのを見ると、仏頂面に戻った。

「のせる……ケーキの方……って、けむたい!馬鹿止めろ!?
 ったく、土埃を立てながら作業する器用さを見せるな。
 冷えた奴で我慢しろよ。文句言うなよ」

「……ああ、言われてみたら、まあ。
 そうか。……案外まともな理由なんだな。
 てっきり花も食べたらうまいとか言い出すのかと……」
(-107) poru 2022/05/01(Sun) 19:31:40

【人】 司書 エルナト

>>34 クロノ

ごめんね、と素直に謝罪する。
君からすれば慣れた反応なのだろう。
それでも失礼な反応なのは確かだから。

それから、君の様子を見て。

「……なにか思うことがあるなら、誰かにお話するんだよ。」
「ルームメイトでも、実習生でも。僕でもいいけど。」
「自分の中だけに留めるのはよくないからね。」

ほら、交流は治療にも繋がるって言うし、と微笑み。
それから、こっちだよと手招き。
背の低い本棚が集まった一角に連れてくる。

「ここらへんのがそうかなぁ。」

指さした先にある絵本は。
大抵が、禁忌の場所に踏み入って、そして帰ってこなくなるという、よくある神隠しの物語だ。
(35) arenda 2022/05/01(Sun) 19:33:56

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

/*
こんにちはお布団です。
襲撃報告ありがとうございます〜!トットくんだ!
初日にいきなりダイスがぶち当たって死ぬの、ある意味キャラっぽくて笑ってしまいました。よろしくお願いします!

襲撃ですがどんな感じに行いましょうか?
治療の内容は各々のPL任せみたいなので、引き渡しだけを話のつじつまが合うように打合せするか、ロールしちゃうかの感じでしょうか。

結構ね、いきなり初手大人と大変そうで……
しかもこんな男で……ひえ……と申し訳ないのですがこちらはどちらでも大丈夫です!
(-108) poru 2022/05/01(Sun) 19:35:29

【独】 童心 クロノ


神隠しに遭うのは、怖い。
けれどもそれは、神隠しなんかじゃないと知っている。
わたしたちが連れて行くんだ。
わたしたちが大人の元に連れて行くんだ。

こわいより、ごめんの気持ちがいっぱいになっちゃう。
でもね、ここであなたには言っちゃったらきっと

大人たちに連れてかれるのが、わたしになっちゃうから。
(-109) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 19:40:06

【人】 童心 クロノ

>>35 エルナト

気にしないでと言うように、
ふるふると首を横に振って。

「…………」

分かっているのか、それでも言えない何かがあるのか
返事をしないで、けれど大人しく着いていく。

低い本棚の一画、指し示された本を幾つか手に取って
軽く捲って見れば目当ての話はすぐ見つかる。
よくある神隠しの話。禁忌の場所に踏み入って、帰って来なくなる。

「うん……このあたり、みたい。
 ありがとう、エルナトくん。」

該当の本を最初から捲り直しながら
小さな声が、控えめに言葉を続ける。

「………」

「……いい子にしてれば、
 誰も、神隠し、あわないでいられるのかな」


問い掛けの様でも、独り言の様でもある言葉を。
(36) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 19:51:16

【独】 童心 クロノ


……そんなこと、ありえないけれど。
だって、大人は、えらぶから。
(-110) Rurux_is_me 2022/05/01(Sun) 19:52:08

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「え〜〜!?やだやだやだだっこしていいこしてやだやだ」

駄々!放っておくなの圧を放っています。

「にかいいわないで!!きたいしてないの!!」
「も〜〜 じゃあちゅうくらいのこになる」

プク!とほっぺを膨らませる姿は小動物めいている。
しかしすぐにご機嫌になってしまうのはトットの良いところかもしれない。ケーキでルンルンになった。

「もんくいわないよお だってイシュカのケーキたぶんおいしいもんね」

「おれのことなんでもたべるとおもってる? なんでもたべるけどさあ〜!」
「でもくえるよ、おれのはな」

『おれのはな』。
──この場合の花がどんなものであるのか、貴方は知っていると思う。
少なくともトットの病気の説明を受けた時にサンプルとして見せてもらったであろうその花は、種類は様々ではあってもエディブルフラワーとして用いられるような食用のものではなかったように記憶しているかもしれない。
(-111) susuya 2022/05/01(Sun) 19:53:46

【赤】 高等部 ラピス

二人が出ていくのをひらひら、手を振って見送る。
残されたのは無音の教室と無言の生徒だけ。
(*38) dome 2022/05/01(Sun) 19:59:11

【赤】 高等部 ラピス


「………………………」
(*39) dome 2022/05/01(Sun) 19:59:50

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

「うん」「そうなんだって知った」
「ここはどこかに傷のある子どもを」「治してあげる場所」

ギムナジウムはどんな場所なのか。貴方の口を通して噛み砕かれて。
元あった認識とまじり、それが何かというのはきちんと理解された。
おそらくは大きく違えているわけではない、その背後に何があるとしても。
病や心の瑕疵に対するアプローチは確かに成されているはずなのだ。

「そう……」「ツキにも、心配させてる」
「でも僕は」「夜の方がうまく身体が動くから」
「上手く寝られないと」「うるさくしてしまうし」

まごつくような言い回し。決して困らせるために問題行動をしているのではないと。
けれども現状貴方の悩みのタネの一つとなっているのだから、それは詭弁だ。
弱々しい反論は、本当は自分の行動は良いものではないというのがわかっているから。
しゅんとしたように大きな体は肩を下げて、普段よりも小さくなったように見える。
貴方の言っていることは優しいし、正しいものなのだ。

それから。貴方への問いには随分時間をかけて答えた。
言うべきか迷ったふうではあった。これもまた、Noと答えてしまえばよかったかも。
けれどちらちらと貴方の目を盗み見て、反応を伺って。
たっぷりと時間を掛けた後に、青年は答えた。

(-112) redhaguki 2022/05/01(Sun) 19:59:53

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

「僕がいると」「空気が悪くなる」
「眠れずにいるのが」「もぞもぞうるさい」「鬱陶しい」
「昼間は働け」「役立たず」「"病気のこども"を引き受けるんじゃなかった」

並べられた言葉は、"彼らが以前言っていた言葉"だ。
写しのように並べられた言い回しにはたっぷりの悪意が含まれていた。
青年のものではない誰かの感情は、決して子供に向けるものではない。
青年がギムナジウムにやってきたのは小等部の頃、五年以上前の話だ。
当然それ以降、家族らしき人々と顔を合わせたことというのは、無い。

「僕がここにいるのは"病気のこども"だから」
「みんなは、"病気の"子供」「違うものなのは、ここに来て知った」
「僕は"病気の""病気のこども"なのかな」
(-113) redhaguki 2022/05/01(Sun) 20:00:14

【赤】 高等部 ラピス

がたがた、かたん。

椅子を一脚、教卓まで持ってきて黒板の前に置く。
背が足りない分の踏み台代わりだ。
いつも持ち運んでいる小さな黒板は、机の上でお留守番。

それに乗り上げて、チョークを握る。
普段使っている精々ノートくらいのサイズの黒板と比べたら、教室のこれは何倍も大きい。
目一杯使ったら、どれだけの量を書けるだろう。
それがちょっとわくわくして、口角が持ち上がる。

ここには仲間以外は誰も来ない。
大人だって。
誰にも何も言われず好きにできる。
(*40) dome 2022/05/01(Sun) 20:00:55

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

/*
ウオオ〜〜よろしくお願いいたします!!
お布団さんのご都合がよろしければなのですが、引き渡しまでの間の時空でトットが何か言いたげなのでほんの少しでも言葉を交わしたく存じます。
つきましてはどこでどう引き渡しになるか打ち合わせ次第、システム処理事前/事後問わずそのような雰囲気の会話をしたいな……という願望が あります!
どうでしょうか……?
トットも5メガネもハラハラです。大震動。
ご検討のほどよろしくお願い致します!
(-114) susuya 2022/05/01(Sun) 20:02:12

【赤】 高等部 ラピス

「………」

かつ、かつ。
最初はゆっくり。書き味を確かめる。
軽やかに響く音を転がして。

「………」

かつかつかつ。
少しずつ速く。思考と筆記を同速に。
とうとうと文字が流れて。

───────────。
段々と速く。文字が思考を追い越していく。
流れるままに動くままに書きたいままに吐き出すままに書いて重ねて引いて塗って叩いて。


Water (H2O) is a polar inorganic compound that is at room temperature a tasteless and odorless liquid, which is nearly colorless apart from an inherent hint of blue. It is by far the most studied chemical compound and is described as the "universal solvent"and the "solvent of life". It is the most abundant substance on the surface of Earth and the only common substance to exist as a solid, liquid, and gas on Earth's surface. It is also the third most abundant molecule in the universe (behind molecular hydrogen and carbon monoxide).

Whisky or whiskey is a type of distilled alcoholic beverage made from fermented grain mash. Various grains (which may be malted) are used for different varieties, including barley, corn, rye, and wheat. Whisky is typically aged in wooden casks, which are often old sherry casks or may also be made of charred white oak.
(*41) dome 2022/05/01(Sun) 20:03:34

【赤】 高等部 ラピス

「………………」

吐き出しきった後に残ったのは、緑が殆ど見えなくなった板。
椅子に乗っても手の届かない部分だけ、綺麗な面が顔を覗かせている。

長く息を吐く。
こうすると、頭の中に空白ができる。
一種の思考整理だった。

随分と磨り減ったチョークは新しいものに替えておき。
黒板消しを上からかけていけば、書くのに要した時間よりずっと早く黒板は元の姿を取り戻した。

椅子も元の位置に戻せばおしまい。

何食わぬ顔で、小さな身体は教室を後にした。
(*42) dome 2022/05/01(Sun) 20:04:26

【秘】 雷鳴 バット → 神経質 フィウクス

まだ朝日の眩しさが昼に成り切らない頃、だろうか。
持ち出した食べ物をこっそりと口に運んでいた青年は、
声をかけられた肩を大きく震わせた。まるで隠し事があるように。
さっと手元を隠して、食べかけのそれらをナフキンの内側にしまい込んでいる。
どうやらいつも、食堂でちょっとだけ食べたふりをした後。
誰もいない場所に本命の食事を持っていっては、こそこそと続きをしているらしかった。

「フィウクス……」

いかにもばつの悪そうな顔と声で貴方に答える。
何をしている、という問いに対しての明確な答えはなかった。
気弱な態度は大きな図体とは相反したものに見えるだろう。
青年よりも年上の貴方は、ひょっとするとそういう仕草を見るのは初めてではないかもしれない。
何人かがそうしているのと同じく、バットは食堂であまり食事を採らない様子だった。
(-115) redhaguki 2022/05/01(Sun) 20:05:54

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

ふたつ布を挟んだ指の温度はほとんど感じられない。
けれどもその下にあるものが温かなものだと青年は知っている。
或いは、きっとそうだろうと思い込んでいるだけなのだろうか。

「ラピスが僕の居場所になるのは」
「……うれしい、けど……」

はにかむような柔らかい表情が顔貌に浮かんだのは一瞬だけ。
大きな体、強い力。それに全く見合わない頼りない筋肉の動きが、
ほんのちょっとだけ指先を曲げただけで、縋りつくのは終わってしまう。

沈黙。頭の中を整理する時間。青年は頭の回りが早い方ではない。
貴方に勉強を教えてもらっているときもいつもそうだ。
きっと教えてもらっている時間より、それを噛み砕こうと待たせている時間の方が長い。

「ラピスは先生になる」「僕は」「僕の病気は……」
「ひとつは、頭の病気だから」「一緒にいけないよ」

軽度の精神遅滞がある、と。
教師群は青年の病状について、結論付けていた。
(-116) redhaguki 2022/05/01(Sun) 20:13:53

【独】 高等部 ラピス

「………………」

夕暮れの傾いた日差し。
オレンジ色に染まった中庭で、ぼんやり風に当たっている。
遠くには森があって、緑が段々と黄昏の色を宿していく。

あの奥に行ってしまえば、暫く戻ってこれなくなる。
"神隠し"が、起こる。
その正体が何なのかよく知っている。

今日連れて行かれるのは──、

「………」

幼い彼らの顔だとか。
気難しい表情を浮かべる実習生の顔だとか。
困ったような表情をした後輩の顔だとか。

いろんなものがまた頭に浮かんでしまって、よくない。
どうにも落ち着かなくて、黒板の隅から隅までチョークを擦り付けて塗りつぶす。
短くない時間、ただそれを続けていた。
(-117) dome 2022/05/01(Sun) 20:18:17

【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン

「僕は夜は眠くない」「だから」
「そうじゃないバレンタインは」「大変かも……」
「……来てくれると嬉しい」

無理をさせているな、というのはきちんとわかってはいるようだ。
だからこれはあくまで貴方の都合のよい時、そうしたい時。
いつまでだって、青年の方は待てる話。無理になんては、言わないこと。
申し出が貴方の行動を強制してしまわないようにと、拙い言葉を重ねた。

「わかった、それじゃ」
「都合の良い時に声を掛けて」
「……」

しばし、突っ立ったままで沈黙する。不安にさせてしまったかもしれない。
途切れた会話を繋ぐのは不確かな思案だ。ただの勘違いかもしれない。
だから思い当たる節が無いのであれば、聞き流していい話だ。

「もし近いものを」「抱えていたら」
「それも、力になれるかも」

指先まで隠れた指を口元に当てて、同じように考え込んだ。
申し出はそれまで。思い過ごしなら、それでよい話だ。
改めて、また都合の良い時にと。言い残して青年はその場から踵を返す。
(-118) redhaguki 2022/05/01(Sun) 20:20:38

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>27 バレンタイン
その通り、少女は特に迷惑を感じてはいない。
それでも、彼女がいないことを不安に思う気持ちは同じくあるから、意識して、穏やかな表情を保つ。

「少しずつよくなれるように、ロッテたちは一緒にいるんだもん。
今はまだ難しくても、だいじょうぶ」
「本当はもう少しゆっくり、よく噛んで食べてほしかったけど。
それも今日は難しそうだから、だいじょうぶ」
「お薬飲んだら、落ち着く?」
(37) beni 2022/05/01(Sun) 20:31:04

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

こちらに振り返る姿、ふわりと揺れた綺麗な髪を彩る可愛らしいリボン。
何もかもが愛おしく思ってしまって、だからこそ、直視できないほどに眩い。

思わず顔を背けてしまいそうになるけど、そうしたくない私もいる。

少し掠れた声。きっと歌のことを頑張っていたのだろう。
そうやって想像するなら、それも悪いものなんかには到底思えないもので。

「え、あ……わ、私もかね……!?」

何もおかしいことはないが全く予想はしていなかった返しに焦り、戸惑ってしまう。
これ以上、変なところは見せたくないのに、どうにもうまくいかなくて気恥ずかしい。

「そ、そうだね……私は──」

君の事が──

(-119) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 20:36:42

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

──好きだ。

……なんて、簡単に言えるわけもなくて。

「……ど、読書は好きだね!
 まあ、これはエルナトくんの影響も大きいのだけれど……」

少し誤魔化すような答え方になってしまったが嘘はついていない、決して。
ただ、もっと伝えたいことを伝えるにはまだ踏み込めないでいるだけだ。

「そ、それとだね……人の役に立つことは好きだよ、私も!
 そのために良き人間であれるように日々頑張っているのだからね!」
(-120) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 20:40:48

【人】 中等部 バラニ

「ううむ、どこに行ってしまったのだよ、ジャステシアくん……」

この日、バラニは授業や食事の合間を縫って姿が見えないジャステシアの事を懸命に探していた。

しかしながら、その努力は実を結ぶことはなく結局、日も暮れる頃だ。
神隠しの噂は本当だったのだろうか、なんて不安が頭を過るのを振り払い、辺りが暗くなりきるまでは探してみるようだ。
(38) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 20:54:03

【独】 夢見る乙女 シャルロッテ

/*バラニ……………………………………………………
(-121) beni 2022/05/01(Sun) 20:55:31

【独】 夢見る乙女 シャルロッテ

/*後生だからバラニに先に死んでほしい
反魂パンチしたい 神 頼む
(-122) beni 2022/05/01(Sun) 20:57:06

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

あなたが考える間、ずっと手は重ねられていた。
その下にある温度を直接は感じられないままで。
二人で参考書とノートを囲んで、小さな授業を開いているときを思い出す空気。
噛み砕いているのを待つのは嫌いじゃない。
きっと青年が動物と戯れているときに感じる安らぎと同じだと信じている。

交わす言葉の中で、青年の心の一端に触れた。

ほんの少しだけ絡んだ指先。
そこにあるのは期待なのではないかと思った。
思いたかった。
上からもう一度大きな手を掴まえる。
大きさが違いすぎて、此方が縋るみたいに見えてしまったけれど。
ぐっと、下から真っ直ぐに深い色の眼差しが見上げる。

『一緒に行けないと思っているから』
『外には行けないと思っているから』

『神隠しが起こる森に、近づいているんですか』
(-123) dome 2022/05/01(Sun) 21:01:01

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス

「ラピスさんはそんなことまで気にしているんですね〜。
 私や先生達がが言わなくとも、きっと君は我慢してしまうのでしょう」

僅かに声が小さくなる。図星だった。
大人は合理的な事を望み、そして都合が悪いものを後回しにして。
時には、不幸だって利用する。

「謝れなくて、ごめんなさい。
 君につきっきりになれず、治療に専念出来ないことを
 私の立場から心を込めて謝罪することが出来なくて。

 全員に手を伸ばして救えるほど出来た大人達じゃ無いんです。
 隠れて意地悪する悪い人もいました、今もいるかもしれません。

 それでも治療法が見つかってその手が治ることを
 少なくとも"私たち"は望んでいます。それだけは確かです。
 病気で居続けて欲しいなんて思っていません」

そっと傷つけないように深い青に手を伸ばした。
美しいのに、その輝きが彼女の心をむしばみ続けてしまう。

「……応援させてくれますか? 
 助けになると言いながら、何にも出来ないままの先生ですが〜。
 傍で見続けて、声をかけることは出来ると思うんです」
(-124) toumi_ 2022/05/01(Sun) 21:43:08

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット


「――君は」

ギムナジウムで、君に対する正しい治療は行われてこなかった。
素人でもわかる、早く密接に話し、確かめれば良かった。
だが一体何ができただろう。

「君たちは、数多く居る"普通の子"とは違います。
 それは、"病気の子"というひとくくりにして語るにはあまりに難しいです。
 治らない子は居たんですよ。
 医学やまじないでどうにもならなかった、
 体の体質から、異常がでていた子が」


「だから私から見て、
 君が"病気のこども"かどうかは――わかりません!」

病気という言葉は悪い言葉ではない。
しかし、君に対して"病気のこども"という言葉は、
深く鈍く重りのように積み重なっているように見えた。
(-125) toumi_ 2022/05/01(Sun) 21:44:02

【秘】 抑圧 フィウクス → 不遜 リアン


「……お前のそれにだって、理由があるんだろう」

声色は努めて感情を抑えるように沈み込む。
何も、理由があるから許すというわけじゃない。

ただ、あなたにあのような態度を取らせた原因は明白で。
同室になって随分経ち、もう多少なりともわかっていたはずで。
それを避ける事を──場所を選ばなかったのは。
それは確かにこちらに非があったと言える事だ。

「他の部屋に移るなら早く申請を出すといい。
 卒業までの間くらい、何事もなく過ごしたいだろ。
 今更俺の悪癖が改善されるとは思えない。
 言うまでもなく、俺と居る事はお前の為にならないだろうな…」

もっと早くに、きちんと本音を打ち明けて、対話を重ねていれば。
避けられた諍いは幾つもあったかもしれない。
けれどそれを許してくれないのがこの病だった。
きっと誰も悪くはないんだろう。
理屈ではわかっている。
(-126) unforg00 2022/05/01(Sun) 21:47:36

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

「人は、"病気"となんでもかんでも一つの言葉に納め過ぎですよ〜。
 君の保護者の方も、金銭面や心情にゆとりがあれば、
 もう少し優しい言葉をかけてくれたと思います。
 ここに送ったのは、解決方法がわからなかっただけなのです」

 君が夜眠れないのなら、その手を引いて一緒に歩きます。
 一度学業は休んで、昼間は眠って貰って。
 徐々に時間をずらせば、皆と同じように過ごせるのかも。
 一日か二日ぐらい、私がなんとかしてみせます。

「起きられるようになっても、
 朝日や日光を浴びて体調が悪くなる体質もあるようです。
 そうなれば簡単に解消できる問題ではなく、
 ……君の言う"病気のこども"、ということになるでしょうか。
 だから、今はわかりません。
 君の病を、正しく知りたい。
 これから私に、向き合わせてくれませんか」

そっと右の手を君のどこか悲しそうな顔に伸ばす。

幼い子供に降りかかり続けた悪意。
正しい生活リズムという形で治り続けなかったものが、歪みを見せている。
もう少し気付くのが早ければ、しっかりとその手を掴んでいれば。
何かが急速に変わることもなく、緩やかに君を見続けられていたのだろうか
(-127) toumi_ 2022/05/01(Sun) 21:48:40

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「羽ばたけるとも!いつの日か、必ずね」
「その時は、鳥のように広い世界を見て回りたいものだよ」

あなたの言葉に頷いて、力強い言葉ではっきりと断定する。
バラニは、こんな風にどうなるかわからない先の事を、はっきりそうだと言い切ってしまうことが多い。

「私も噂になっているのは知っていたから、あの頃は少し大変だったね……」
「表に出てくるときもあまり人がいない時を選んだりしないといけなくて……」

ふ、と昔の頃を懐古するようにしみじみと語っている。
あなたに聞かせてしまう辺り少し気が緩んでいるのかもしれないが、それだけ気を許しているということでもあるか。

「ふふ、そうだね!お揃いだとも、私たちは」
「まあ、貴族である分、私のほうがもう少し世間知らずかもしれないが……」

「私にとってはこのギムナジウムでの生活も、充分に世間勉強のひとつだね」

(-128) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 21:49:38

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「そ、それはそうなのだけれどもね……!」

そう言われてしまえば理はこちらには無く、たじろぐしかない。
くすくすと笑うあなたと対照的に、困ったような表情を浮かべている。

そんな様子すらも、あなたの癒しのひとつになっているのかもしれない。
本人が知れば、また口を尖らせて抗議の言葉を口にするだろうが。

恋の相手のことを聞かれてしまえば。

「ひ、秘密だ!
 エルナトくんとは言えど、これは簡単には明かせない!」

渋っている。
渋っているが、バラニの普段の様子を見ていれば明らかなことがある。
バラニは同じクラスのシャルロッテの事をよく見ている。
そして一緒にいるときはそわそわと少し様子がヘンなのだ。

「そ、そういうエルナトくんこそどうなのかね!?
 好きな子や気になる相手などはいないかい!」
(-129) 7_hertz 2022/05/01(Sun) 21:51:47

【秘】 神経質 フィウクス → 雷鳴 バット


まるで何か後ろめたい事をしているような慌てよう。
それから、なんともばつの悪そうな様子を見て。
やっぱりそれが特別気に障ったようではないけれど、
ほんの少しだけ、眉を顰めはした。

「…何もお前に難癖を付けに来たわけじゃない」

溜息混じり、前置き一つ。
あなたの事は、あまり気の強い人種ではないと認識していて。
恐らくは、自分が話し掛けたという事そのものが。
あなたにある程度の圧を与えているのだろうと思って。

俺はたまたま通り掛かっただけだ

 そこでお前が何を隠していようと。
 そこでお前が何を──
うっかりぼろを出そうと

 俺にとってはどちらも関係のない事だ。」

皆ならば一人ぼっちのあなたにどうするだろう。
フィウクスは歩み寄ったりはしない。物理的にも、心でも。
あなたが距離を取りたがるなら追わないし、
あなたができない事を頼る事に苛立ちを覚えはしない。

どっちつかずが一番嫌いだ。それが一番気に障る。


「お前のしたいようにしていればいい。
 だが──ああ、これは難癖だ。」
(-130) unforg00 2022/05/01(Sun) 22:32:02

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「今のお前みたいな事を言ってくる奴が誰もいないからな。
 ……おかしくなるのがわかってるなら、
 それを聞かなけりゃ僕はおかしくならないでいられるんだ」

火の玉も喰らい続ければ熱くなくなる。
慣れとも、強くなったとも言うのだろうか。
強化か劣化かはわからない。鈍いのかもしれないし。

「あ〜……凄いムカつく……」

心底嫌そうな顔をして寝転がってた体勢からようやく視線を移す。
普段と違うのは、「嘘に聞こえる」性質から、声の響きは明らかに真逆の事を言っているはずが逆に聞こえる矛盾から、気持ち悪くて不愉快そうな嫌悪を押し殺して作っている顔ではないことだ。

この不満げな顔は、理解されて腹立たしいに近い……
要するに、貴方の言い方が正しいという事になる。

「実験動物のように虐待されてる今の環境なんて、
 ……こんな場所、とは思うけどさ。

 一切理解されないし配慮されない所か、頭のおかしい非人間扱われた上に……大半の人間は食べていけない。
 一欠けらの“優しい人”の望みに賭けられるか?
 外に出ても、結局“治療”を叫ばれるけどね」
(-131) poru 2022/05/01(Sun) 22:32:18

【秘】 神経質 フィウクス → 雷鳴 バット


「お前は居る時も居ない時も目立つんだよ。
 隠し事をしたいならもっと上手くやれ。」

「一人じゃ上手くやれないなら、せめて誰かを頼るんだな」

それは自分も同じ事なのだけど。
とはいえ自分はそれなりに上手くやっている。
だから今は棚上げだ。
(-132) unforg00 2022/05/01(Sun) 22:33:34

【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス

「……我慢ならなかったのは、子供を不安にさせたことだ。
 誰もいない場所であれば、僕もあれほどの事を言うことはなかっただろう。

 あの場で口にした時点で、僕も君と同レベルだった」

場所を選ばなかったのは此方も同じ。
切っ掛けはどうあれ、お互い様であるというわけだ。

続いた言葉に、小さく息を吐く。

出さない。

 僕は君のそれが治らないものと思ってはいない。
 むしろ―――」

言葉を止める。
それは。
朝言い損ねて、今までも言えなかったことだ。

「僕は君のそれを治すために手を尽くすつもりだ。
 はっきりとアテがあるわけじゃないが、同室の君が苦しんでいるのを見捨てるほど 性根は腐っちゃいない。
 何より、王として 僕には手の届く者を助ける義務がある」

憐れみでなく、王である彼は 君へまっすぐに言葉を届ける。
覆すつもりはない。それは強く硬い意志だ。
(-133) otomizu 2022/05/01(Sun) 22:41:57

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

「そうだよ、ロッテにもバラニのことを、もっと教えてほしいな」

同じ問いを返しただけなのに。
予想だにしないあなたの反応に、少女はこてんと首を傾げた。やわらかな髪が、かすかに揺れる。

「あ、バラニとエルナトは同じ部屋だもんね。
おすすめの本があったら、ロッテも読んでみたい」
「それに、ふふ。
おんなじことが好きなのも、うれしい。
たくさん頑張って人の役に立ついいこになって、それから」
「大人になったら、お母さんになりたいな……」

最後、夢見るようにぽつりと。
少女がこぼしたのは、将来の夢だろうか。
(-134) beni 2022/05/01(Sun) 23:20:25

【神】 ライアー イシュカ

>>G7 エルナト

「一応は実習生の肩書になったから。まあ……
 大人って、気付いたらなるもんじゃなくて。
 ある日急に、勝手にそうされる」

膝を組み琴を構え直し、乗せた指をとん、と何度か叩く。
既に仕舞い終えてるから音は鳴りはしない。
『楽しい場所か』を問われると、力無い流し目。

“治ってたなら”
楽しいんじゃないか」

期待する答えを返せてないのは重々承知。
それでも望む答えは言いたくなかった。
貴方を傷付ける事になっても、それは決して。

「わからん。何の助けにもならない家族って、
 そもそも家族と呼ぶ必要と意味があるのか?」

言葉の端々から未知の生物でも見たような反応だ。
身を乗り出されたのを軽く手で制して、するりと立つ。

「言っただろ。音楽は別に好きでも何でもない。
 演奏されても余計なお世話だ。
 僕が聞きたいのは……これの、
だけだから」

そろそろ行くとばかりに顎で促して、
貴方の返答を聞けば去って行こうとするだろう。
(G8) poru 2022/05/01(Sun) 23:33:43

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「だっこはまだしもいいこはしねえよ!
 腹壊してる時点で悪い子だろうがそもそも!」

10年以上年の差があるのにギャーギャー。
本当に実習生なのか心配になりかねません。

「そう言うお前もやだを5回も言ってただろ。
 中くらいの子は目指せるものか分からないし……

 目標とかないのか目標。僕は中くらいになっても
 何も返さないからそっちに近い方を目指せ」

小動物めいていても厳しい。
どうにも小等部だろうと人間は人間扱いのようだ。
本来はいい扱いの筈がこの男だと真逆になるのだが。

「くったことないだろ。
 なんでもくうだろ。ほらみろ。そりゃ……え、」

しっしっと適当にオウム替えしで相槌をしたら、
唐突に明かされる新情報に思わず素の声が漏れた。
見た事はあるやもしれぬが、とても食用とは思えない。

「食えるって……あれ、栄養あるのか?
 花に味なんてなさげだし、本当の緊急用でなく?」
(-135) poru 2022/05/01(Sun) 23:51:46

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

/*
はーい!了解しました。
何か言ってくれるんですか!やった〜!
もちろん歓迎です。大丈夫ですよ。
時間が駆け込みになってしまったら申し訳ないのですが…!

引き渡しですが、基本的には一人で居る事が多いので割と学園側とトット君がやり取りして確保用の大人がいるなら、誘導してくれるだけであっさり捕まるとは思います!

ギムナジウム生でその辺り指示されればどうしようもないのをわかっている癖に、実際されるとまたぎゃーぎゃー言い出す男なので……!

(罵倒してしまったり、あと私恐らく墓落ち後の表現、大人なので割と悲惨に書くかもしれないのですが5メガネさんとトット君は……大丈夫ですか?
 その辺りどちらか苦手でしたらマイルド表現を心がけますので、遠慮なくお伝え下さい)
(-136) poru 2022/05/01(Sun) 23:57:28

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

「………」

緩く首を振る。
謝るべきはあなたではないと思ったから。
優先されるものが何かわからないほど、子どもでもなかったから。

鉱石特有の滑らかな感触が指先に伝わるだろう。
ことり。
机と触れ合った部分から、作りものみたいな硬い音がする。
指先が触れた部分から、慮る気持ちが沁み込む。
目を閉じてその言葉を反芻した。

『ありがとうございます、先生』
『誰か一人でも自分の味方がいると知っていれば』
『きっと私はまだ頑張れます』

治ることを望んでくれる人がいるのなら。
見守っていてくれる人がいるのなら。

『病気を治して外に行こうって、指切りをした子もいるんです』
『だから、大丈夫です』
(-137) dome 2022/05/01(Sun) 23:58:49

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「何がしたいかって、
 先生になるための勉強と経験に決まってるじゃないですか〜」

 模範的な回答なら、生徒の健やかな生活と不安をなくすこと。

「朝食の時間から日が落ちるまでは教育実習生です。
 プライベートなことも話せないですし、
 上から聞いたことも大してないで曖昧なことしか……
 あらら、こんなことは聞きたくないですか。

 建前は大事なんですよ〜。
 仕方ないですね、今は……私が作った個人面談の時間。

 私の善意がひねくれて伝わるのも、
 君が諦め続けているのも放置したくありませんし、
 その無駄と言われたことに口を出しましょう」

(-138) toumi_ 2022/05/02(Mon) 0:04:37

【人】 司書 エルナト

>>36 クロノ

帰ってこない返事を催促することもなく。
伝えたい事だけ伝えれば、あとは図書委員としての仕事を。
初等部もいるここは、絵本のバリエーションも豊かだ。
探せば望む物語は見つかる程度には。

「うん、見つかってよかった。」

よければ座って読んだら?と椅子と机のある方を指さして。
図書室ではお茶は出ない。
紅茶とお菓子を頂きながら優雅な時間…とはいかないのが残念だ。

「……………。」

小さな呟きには、少し考えて。
答える内容を、ではなく。
答えるべきかどうか、を。

「……神隠しって、神様が人を攫うというからね。」
「神様からしたら、人の行いなんて、あまり関係ないんじゃないかな。」

つまり、良い子にしてようが神隠しには遭う、ということ。
少年は悩んだ末、君を子供扱いせずに、きちんと、少し冷たい考えを述べるのだった。
(39) arenda 2022/05/02(Mon) 0:05:33

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

扉を閉めて、一言。
一つ笑いでもすれば和らぐ空間は冷え切っていて。

「君の卒業の先を奪っているものは知りませんが〜
 私はここに来たときから」

「この場所《ギムナジウム》を壊したいんです」

「だから戻ってきたんですよ〜。
 私の愛した子を奪ったこの場所に。

 君の心が和らぐことも、ここの暮らしが多く変わることも。
 私が先生になって、ルールを作れるように。
 みーんな、先の未来を見せるためにですよ」
(-139) toumi_ 2022/05/02(Mon) 0:06:01

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「はらこわしてもいいこでいれるもん”」

本当か?定かでは無いが恐らくそうではない。

「おれのもくひょう〜? おれのもくひょうかあ」
「わかんないけどお……みんなのためになれるひとになりたいな」
「みんなのやくにたちたい」

だからはたらくの!と土を掘る。
自分の為に生きているような奔放な行動ばかりだが、そういう事は思ってはいるらしい。

貴方の不思議そうな声には、「うん」と頷く。

「たぶんおいしくはないけどお」
「あんね……けがとかなおる」
「薬草……みたいな」
(-140) susuya 2022/05/02(Mon) 0:15:46
不遜 リアン(匿名)は、メモを貼った。
otomizu 2022/05/02(Mon) 0:20:21

【秘】 苛々 フィウクス → ライアー イシュカ


「外には随分
性格の良い
奴が多かったと見える」

何処の誰の性格が良かろうと悪かろうと同じ事だ。
極論を言えば何もかも、あるか無いかの差しかない。
少なくとも、自分達にとっては、恐らく。

だからこれは皮肉か、或いは単なるぼやきでしかない。
個人というよりは、もっと大きな枠組みの、何らかに対しての。

久しく見ていなかった、けれど見慣れた顔を一瞥して。
「そこで寝るなと何度言ったらわかるんだ」と苦言を続けた後。
兎小屋の壁に背を預ける形で凭れ掛かった。

それから、苛立たしげに溜息を一つ。
(-141) unforg00 2022/05/02(Mon) 0:21:40

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

いつでも力強く言い切る姿。
自分はどちらかと言えば、曖昧に濁す事の方が多いから多少の憧れや尊敬の気持ちもあり。
少し危なっかしいなと思う事もあり。
いつか嘘吐きだと糾弾されてしまわないか、心配だ。

「あはは、まるで貴族というより泥棒だ。」
「色々大変だったんだね。」

明かされる君の初等部生活にくすくすと笑って。
君の事がまた一つ知れて、嬉しくなる。
自分の世界が少し広がった心地だ。

「それじゃあ、これからもお勉強をしなきゃだ。」
「僕が図書委員として分からないことはおしえてあげよう。…なんてね。」

ちょっと偉ぶってみたり。
きっと君とそんなに大差ない。一緒に学んでいけたらいいな。

(-142) arenda 2022/05/02(Mon) 0:22:56

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

/* やった〜〜!了承していただきありがとうございます!!
私も明日は18:30くらいまで労働マンなのでそこからド!(スタート)みたいになると思います……。
日を跨いでも
これは過去の時空…
とすればいい感じになると信じます なれっいい感じに

引き渡しの件もかしこまりました!
じゃあ夜中にモチョ……と現れる子供になるかもしれません よろしくお願いします……がんばります……!!

(あ!!トットは分かりませんが5メガネはメガネが5つあるので無敵です!!!!うちわを振りながら描写を眺める人になりますね……♡)
(-143) susuya 2022/05/02(Mon) 0:23:00

【秘】 失意 フィウクス → ライアー イシュカ


「結局のところ」

「卒業までに治らなかった奴はどうにもならないらしいな。」

綯い交ぜの感情は、抱えた病によって一緒くたにされる。

「ここに居る間は。
 最低限、生きていける事が保証されてる。
 苦痛は受けるが、故意に殺されはしない。
 何処にも望みなんて無い、が、少なくとも──居場所はある」

所在なく伸ばした指が、小屋の金網に絡んで。
ほんの微かに金網の軋む音がした。

「生きていけもしない苦しみと、
 辛うじて生きていける苦しみと。
 先に行ったあんたが結局後者ここを選んだなら、」

「きっと俺もそうするんだろうな」
(-144) unforg00 2022/05/02(Mon) 0:24:03

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

年相応の態度、というのだろうか。
子供だけで完結することを是とするここは。
年齢よりもしっかりとした子が多いように思う。
だから、快活で明るく、そして豊かな感情を持つように見える君は
見てるだけで心が安らぐ。
ペットを飼う気持ちに似ているのかもしれない。
やっぱり怒られてしまうだろうから、これも言うのは我慢。

「ふふ………そっかぁ。」
「うんうん………上手くいくといいね?」

にまにま、君の様子を眺めて。
さて、シャルロッテは確かバレンタインと同室だったか。
あの子達二人がお互いをどう思ってるか知らないけれど。
ルームメイトの差は大きいよなぁ、なんて。
今度、ちょっと探りでもいれてみようか、そんな事を思いつつ。

返される言葉には。

「………?」

きょとん、と。
まるで、何を言われているのか全く理解できない、とでもいうような。


「…僕は居ないよ。みんな好きかなぁ。」

それからすぐ、曖昧に笑ってそんな事を宣うのだった。
(-145) arenda 2022/05/02(Mon) 0:28:48

【独】 神経質 フィウクス

/*
おほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………
お、おほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………………???
居場所がないないなるのは困るが改革だけならOKだが……??
でも治りたくないんだよな……お、おほぉ〜〜〜〜〜〜…………
(-146) unforg00 2022/05/02(Mon) 0:38:41

【神】 司書 エルナト

>>G8 イシュカ

「年を取ったらって事?」
「何か、嫌だね。そんな勝手に大人にされても」
「大人の振る舞い出来るか、わかんないや。」
 
勝手にできるようになるのかな。
……多分、できないだろうな、というのは。
今朝の君と高等部の彼の言い合いを見て思う事。
告げたら怒られそうなので、黙っておく。
 
「…………そう。」
「じゃあ、頑張って治さないとだ。」

少し、眉を下げて。
治らずとも大人になれば追い出される。
その結果が目の前の彼のような、嫌々ながら籠に入る鳥にしかなれないのなら。
何が何でも、病は治さねば。

「必要と意味があるから呼んでるわけじゃないんだ。」
「呼びたいから、そう呼んでるだけ。」

家族がいるっていう方が、なんだか嬉しいじゃない、と。
理屈もなにもない答え。
強いて言えば、"普通の子供"への憧れからの考えかもしれない。
ごく家族がいて、ごく普通に幸せな、ごく普通の子供への。

「そう……………わかった。」
「夜には演奏してるんだよね。」
「じゃあ、夜に貴方を見つけに行くよ。」

分かった、なんて言いながら、全然わかってない返答。
またね、と手を振り、見送るだろう。
(G9) arenda 2022/05/02(Mon) 0:39:20

【独】 神経質 フィウクス

/*
草。

その通りです……オレ達は大人げない男です……
(-147) unforg00 2022/05/02(Mon) 0:41:48

【秘】 不安定 フィウクス → 不遜 リアン


「──
助ける義務がある
?」

それまでずっと、ほんの少し逸らされていた視線。
片側だけの視線が、ふと上向いて、あなたを見て──
(-148) unforg00 2022/05/02(Mon) 1:17:07

【秘】 激昂 フィウクス → 不遜 リアン


「お前は王だから、義務があるから、
 
そうしなければならないから俺にそうやって構うのか?


ゆらりと向けられた視線は、刺すようなもの。
あなたに悪意があるわけではないとわかっているのに。


「お前も、……くそ、どいつもこいつもッ……!!」

悪態が止まらない。
こんな事を言いたいわけじゃない。

発作じみて処理し切れない感情が次々に込み上げて気持ちが悪い。

綺麗事や立場や肩書きを理由にしやがってッ!!

 
ああ、ああ、結局俺と向き合う奴なんか、

 
一人の人間として向き合う奴なんか居ない
ってわけかよ!

 そうじゃないなら、今、ここで──」

「お前は──
お前自身はどうしたい
んだ、言ってみろよッ!!」
(-149) unforg00 2022/05/02(Mon) 1:19:00

【秘】 神経質 フィウクス → 不遜 リアン

/*
このオーブン、腹を切ってお詫び申し上げますわ(陳謝)。


本当に何というか……
連日情緒不安定な方の嫌な男が大変ご迷惑をお掛けしており……
この後すぐに鎮火致しますのでご安心くださいませね……
(-150) unforg00 2022/05/02(Mon) 1:20:03

【独】 神経質 フィウクス

/*
まだ二日目ですよね……?(困惑)

ここまでで既にもうめっちゃヒスってない……?
たしかにオレは情緒不安定ヒス男をやるつもりでここに来た……
でもこんな……なること……
あるんだあ……!!?
(-151) unforg00 2022/05/02(Mon) 1:33:35

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「ああ言えばこう言う……」

うなだれる。大袈裟に見えるかもしれないが、
心労的には恐らく見たまま。
元々年少を扱うのが不得意に見えるのもあるのだろう。

「あ、ちっこいやつでも一応あるんだな……
 ……え゛?」

見るからに嫌そうに眉間に皺が寄った。
役に立って働く、と意気込む健気な子供相手に大人が見せる態度では無さ過ぎるが、一向に改める気配がない。

続いた薬草の効能を聞いて目元を片手で覆いだす。
暫くしてから手を降ろして、
貴方を見つめる目は穏やかさとは程遠い、

「やめろ。そう言うの」


声から推測するに、目に見えてわかる感情は
──怒気、だろうか。
(-152) poru 2022/05/02(Mon) 1:35:47

【独】 神経質 フィウクス

/*
このヒス男一生ロールで恋差分使う事ないんだろうな………
というかオレが使いたくないよ(暴言)
こういう男が笑うのって大体ろくでもない時だもん
(-153) unforg00 2022/05/02(Mon) 1:39:43

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

/*
私もGWは何それ美味しいの勢なので頻度がそんなに早くないのが申し訳ない…!
了解しました!過去時空と続けてくれてもこちらは全然構いませんのでお待ちしております。
今の秘話ですが不仲で切って頂いても普通に呼び出されたら応じますので、展開自体は好きなタイミングで終えて頂いて大丈夫です〜!

私もそこまで被襲撃ロールは手慣れてないのでお手柔らかに…!
ヤッタ!よろしくお願いします!生暖かく見守って頂けると助かります!
(-154) poru 2022/05/02(Mon) 1:40:49

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「ああいえばこういわないとまける……」

押し勝つつもりらしい。生意気にも。
うなだれる貴方を見て、少しフフン……としたかもしれない。

「…………え?」
「なんでおこってんの?」

怒気を向けられているのは、わかる。
その理由がわからない。
キョトンとした顔のトットは、改めて貴方の方へ向き直した。

「なんかだめ?」

土を掘る手も止める。一度にあげるには十分な量は採れていた。
もう十分とトットも理解していたのか、スコップをそこらの土へ突き刺した。
(-155) susuya 2022/05/02(Mon) 1:49:00

【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス

「いいだろう。よく聞け」

悪態を、その強い言葉を受けても。
目の前の男は"いつも通り"の平静を保っている。

「肩書きを理由にしている?綺麗事?
 僕は王だ。王でなければならない。
 僕はより良き王であらねばならない。

 
"僕がそうしたい"からだ


リアンが自分自身に与えた使命。
誰から強制されたものでもない。

「この学園は"僕の城"だ。
 僕の城にいる者に手を差し伸べて何が悪い。
 全員が苦なく過ごせるように努力することが、僕が僕自身に課した義務であり 僕のしたいことそのもの」

それでも、手を伸ばし切れていない。
現に。目の前にいる君だってそうだ。

「多数の中の1人では、不満か。フィウクス」


そうであるのなら、自分はいつだって。
(-156) otomizu 2022/05/02(Mon) 1:50:08

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

/*
お互い頑張りましょう……お互い……!僕らは労働戦士……。
ありがとうございます!!感謝致します……!!
今秘話展開についてもかしこまりました!

5メガネも襲撃ロールは初めてです 襲撃と……言えるか!?
こちらこそお手柔らかに……ニコ……!(暖かく見守る目)
(-157) susuya 2022/05/02(Mon) 1:52:06
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。
arenda 2022/05/02(Mon) 1:53:09

【独】 神経質 フィウクス

/*
スチル入りそうな台詞言うな!ボケ!(褒めています)

お前絶対天然誑だろ!(言いがかり)(言いがかりです)
(-158) unforg00 2022/05/02(Mon) 1:57:49

【独】 神経質 フィウクス

/*
何度見てもこの返信すごいキラキラしたトーン纏ってる
(-159) unforg00 2022/05/02(Mon) 2:00:15

【神】 ライアー イシュカ

>>G9 エルナト

「できねえよ。それどころじゃないし」
「できるのはここにいてまだ余裕がある奴らか。
 いずれにせよ、完治してない時点で不可能に近い」

碌な大人もいねえしな。
大人の癖に、大人を思い浮かべてそんな発言をする。
他ならぬ男こそが己を大人と思えていないのは明白だろう。

「……頑張って治せるものでもないけどな。
 精々運がいい事を祈っとけ。
 どいつもこいつも……“きっと治る”、なんて。
 何にもならない無責任な言葉しか言いやらねえからな」

貴方の様子を見て口を吐いたのがこの言葉だ。
淡々と言い捨てているのに、口の中が苦くて仕方ない。

「そうかい。僕は……やっぱりいらない。
 どうせ、……惨めになるだけだし」

憧れても現実はいつまでたっても普通になれない。
模倣しても虚しいだけだけど、言葉にしなかった。

「してない。……って言うか、
 夜出歩くとそれこそ噂の神隠しにでも会うぞ?
 わざわざ治療にされたいってなら別だけどな。
 ……。……してないからな」

先程の貴方の言い分を考えて、男は年少の心を読み取るのが下手な物だから、逆効果になるタイプもいる可能性だってあるのにわざわざ念押しのように付け足して、その場を後にした。
(G10) poru 2022/05/02(Mon) 2:01:36

【人】 ライアー イシュカ

「……無駄にデカいから楽だな……」

しみじみと言いながら寮の厨房を覗き込んで、
適当に調味料を手に取っている。

時間は消灯間際。これは夕方堂々と行っていたら、
誰に見つかったもんじゃないという根回し。
とは言え、禁止時間でもないので覗けば見つかる。

…………。
一人黙々と調理してるだけなので、面白いかはさておき。
料理と言うより、菓子作りが得意な人間なら
材料でそれとなくわかるかもしれない。

パウンドケーキらしい。材料として珍しいものは、
小ぶりの瓶にみっちり野イチゴくらいで。
(40) poru 2022/05/02(Mon) 2:11:50

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「いやそもそも僕を負かそうとするな」

怒る前にこれだけは言っていた。
でも食堂を見ていも、割とよく負けている気がする。

「そりゃ……、……。
 ……そんなの、
気に入らないからに決まってる」


答えと言えば答えだが、
何がだめの答えにはなっていない。

困るでも泣きだすでもなく、ただ不思議そうな表情を見ていればすぐに黙り続けるにも気まずくなる。

とにかく!
大人に言うなよ。子供相手でもだ。全部。そもそもお前の能力自体、人に言わない方がいいんだよ。そんな能力でそんな甘っちょろい事言ってりゃ、…………」

“真っ先に食い物にされるに決まってる”

 ──何かを重ねて、消え入るような声だった。
(-160) poru 2022/05/02(Mon) 2:20:14
不遜 リアン(匿名)は、メモを貼った。
otomizu 2022/05/02(Mon) 2:27:01

【人】 高等部 ラピス

すんすん、匂いにつられて小動物が現れた。

といっても偶然鉢合わせてしまっただけなのだけれど。
お菓子作りの道具が横に並んでいるのを目に留めたが、深く尋ねることもない気がしたのでお辞儀で挨拶するに留まった。

寮の厨房は何人かで使えるから、空いたスペースで手鍋に牛乳を注いで火にかける。

「♪」

マグカップとスプーン、蜂蜜の瓶を用意してあとは待つだけ。
小さな身体はこういうときに他人の邪魔にならなくて便利だ。
他には、たまに野いちごの入った小瓶や、お菓子を作る手つきを目で追ったりしたくらい。

ホットミルクを作るだけなので、実習生より早く厨房からはいなくなるだろう。
(41) dome 2022/05/02(Mon) 2:30:45

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「……動機のわからない善意は気味が悪い」

理由の無い善意や建前ばかり見せられたって気味が悪い。
悪意であった方がまだ幾らかマシだ


大人だから、実習生だから、それが普通の事だから。
そんな薄っぺらなものではなくて。
大抵は何か、行動の動機となるものが、その奥底にあって。

そうでないものは、ただ、なにもない。

「それと比べれば、まだ理解が及ぶ。
 俺があんたの思い通りになるかは知った事じゃないが。
 いつかあんたがルールを作り、暮らしを変え、
 この場所の在り方を変えるこわす事は否定も肯定もしない」

それが真実にしろ、偽りにしろ、それらのほんの一端でも。
何れにしても、がらんどうか、何かが在るのかさえわかれば良い。
今この場に於いて、それ以上を追及する事は重要な事ではない。

「だが、もしも、万が一 ──」

「──あんたの個人的な報復の為に、無理矢理に
 
外では生きられないような

 ここにしか居場所が無い奴等が追い立てられる事になるなら」
(-161) unforg00 2022/05/02(Mon) 2:48:44

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「俺はそんなのはお断りだ。」


釘を刺すような言葉。
冷たい色の瞳が、じたりとそちらを見ていた。
(-162) unforg00 2022/05/02(Mon) 2:49:01

【人】 ライアー イシュカ

「……
うわっ!
…………」


もう見つかってしまった!
そもそも、うわも何も場所が悪い。
だが幸いにも騒ぎ立てるタイプの少女じゃなかった為、お辞儀に対して遅れた「ン」と呟きだけ返した。

…………。気まずい。

彼女はそんなこと思ってないだろうが、
いやわからない。この瞬間何を思われてるかなんて。

『あの■■■野郎、ケーキにだけは素直ってか……』


なんて思われてないとは絶対には言えないのだ──
男は猜疑心がとにかく強かった。
なおこの間にもバターと卵と砂糖は混ぜられていた。

そんなことしてる間に用事を終えた少女の背を見送った。
(42) poru 2022/05/02(Mon) 2:55:36
イシュカは、そう言えばラピスに聞きたいことがあったのを思い出して、
(a19) poru 2022/05/02(Mon) 2:56:03

イシュカは、まあ明日でいいか。と、引き止めるのをやめた。
(a20) poru 2022/05/02(Mon) 2:56:23

不遜 リアン(匿名)は、メモを貼った。
otomizu 2022/05/02(Mon) 2:59:16

【鳴】 月鏡 アオツキ

「あらあら〜……そうですね〜。
 私は
どっちも
、です。先生には内緒ですよ」

「ここでは、マニュアルに従わないと先生になれません。
 でも従順に聞いているだけでも目指す先生にはなれません」

「大人になるとずるいことばっかりおもいつきますから〜。
 つまり望まず規律正しく見せています」

全てマニュアル通りに。
そうしなければ、長くここには居られない。
ギムナジウムの中で"悪い子"と判断されてしまえば、
先生になれそうなこの人生に傷がついてしまうかも知れない。
(=9) toumi_ 2022/05/02(Mon) 3:00:14

【鳴】 月鏡 アオツキ

「私は、"病を治せる先生"になるために来たんです。
 それを私だけじゃなくて、生徒達みんなが喜ぶように。
 
 バレンタインくんの重荷にならないのならよかった〜。

 君は私の大切な、
 実習生として受け持ったはじめの生徒です。
 幸せになってくれませんと、泣いちゃいますよ」

たとえ、この抱える病が治らなくとも。

「報酬がなければ、私だって心が病んでしまいますからね。
 もっと笑顔が溢れる学園にしていきましょう〜」

無表情で見つめ返し、自分の口元をわざと指であげる。
夢の中のような、絵空事のような。
そんな甘い言葉を吐いて励ますのが、アオツキだった。
(=10) toumi_ 2022/05/02(Mon) 3:02:33
ラピスは、『あの■■■野郎、ケーキにだけは素直ってか……』とは幸い考えていなかったようだ。
(a21) dome 2022/05/02(Mon) 3:07:28

ラピスは、部屋に戻るときに共用スペースのメモを見た。
(a22) dome 2022/05/02(Mon) 3:07:47

【人】 月鏡 アオツキ

>>42 イシュカ

「イシュカ? あらあら〜、一人でこんな時間に。
 甘い香りに釣られてきちゃいましたよ〜。
 何か作るなら教えてください、何作るんですか?」

ラピスとすれ違いざまにあらわれたのは無表情でストールを肩にかけ出歩くアオツキだ。
消灯時間に一人でである。

声は小声で騒ぎたてはしないが、
君の手元を見れば納得したように頷き。
適当な椅子に座って膝を組みながら頬杖をついた。

「丁度良かった、例の定例会。
 この間出来なかったじゃないですか〜。
 いつにします? 小等部の子達の話沢山ききたかったところなんです」

今日も静かで、何事もなければいいのだけれど。
そんな事を宙に呟きながら、同僚を見守っていた。
(43) toumi_ 2022/05/02(Mon) 3:16:57

【秘】 錯乱 フィウクス → 不遜 リアン


「──違う、」

そうしたい、だけなら。
以前に誰かに言ったように、好きにしろと、そう言っていた。

「違う、違う違う違うッ!!」


けれどその前後の何かが琴線に触れた。
両手で頭を抱えるようにして叫ぶ。
手を上げてしまわないように。

感情的に、ヒステリックに、病的に。
もはや半狂乱とさえ言えるような様相だった。

何もわかってない、
俺はそんなの望んじゃいない!!!

 
何であっても義務や使命感で俺に構うなよ、

 
お前がしたくもない事を無理にする必要なんかない、

 
お前が役を被る為に俺が邪魔なら

 
いつでも舞台袖に引っ込んでやるって言ってるんだ!!

 だから放っておいてくれよ、俺は──」

「俺は ッ、お前に手を差し伸べてほしいわけじゃない!!!」


言葉は早口に捲し立てられ、呼吸は浅く短く忙しないもの。
精神的に不安定なのは火を見るよりも明らかだ。
それは、誰が見ても、一目で近寄らない方が良いとわかるほどに。
(-163) unforg00 2022/05/02(Mon) 3:30:27
フィウクスは、手を取 ない。
(a23) unforg00 2022/05/02(Mon) 3:32:44

【人】 ライアー イシュカ

>>43 アオツキ

うわっ!
……いや鼻が良すぎるだろ……」

用事がありそうだったラピスはともかく。
なんて言いたげな顔をしつつ、ある意味この同僚ならこの時間とかの場所でも不思議ではないな…と言う認識だった。

おい、座っていいと僕は言ってないぞ。
なんて抗議の声はあがったが効果は言ってる本人すら期待していなかった。野いちごをザラザラ入れて生地に混ぜている。

「パウンドケーキは今すぐ焼けないぞ」

それでも精々1時間だ。
じゃないと夜から作り出さないとも言えるが。言うほどてきぱきもしていない。趣味程度なんだろう。

「え?あー……そういや決めてなかったんだっけ。
 お前が小等部に興味あったのは意外だが。
 受けもつ確率の低い学年、気になるものか?」

何事もなければ。随分と空虚な言葉だ。
いつも何事も起こっていた事は自分達も知っているのに。

「──んじゃ、明日」
(44) poru 2022/05/02(Mon) 3:43:04
イシュカは、ラピスの心が読めたら安堵しただろうが、サトリの才はなかった。
(a24) poru 2022/05/02(Mon) 3:44:10

【独】 神経質 フィウクス

/*
まだ二日目ってマジ?

対面お嬢様、あなた爆弾解体お上手なんですけれどね。
なんか、あの、不発弾の爆破処理みたいな感じ。
に、ヒス男の性質上、なってしまいました。

フィウクスとしても手を差し伸べてほしいわけじゃない、
し、一応の想定解の一つとしても。
この病気って対等に喧嘩できる人が居たらそれが一番なんです。
というのを……少しずつ……やっていけるかなあ……!?
ワンチャンこのまま手が出そうで嫌だな。
(-164) unforg00 2022/05/02(Mon) 3:46:33

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「うむ……不本意ながら君の言う通り泥棒のようで、いつ誰かに見つかるか酷く恐ろしいものだったよ」
「ま、それも今となっては懐かしい話だ。今の私は、こうして堂々とここに立ち、語らっているのだからね」

ふふん、と少し誇らしげな様子で胸を張った。
隠れるようなことなど何もない……とまでは言えないが、こうして共に生活できることをアピールするように。

「ふふ!頼もしい限りだな、エルナト君は!
 そうだね、分からないことには遠慮なく君を頼らせて貰おう。
 やがて来る、広大な空に飛び立つその日のためにも、学ぶことは欠かせないのだからね」

偉ぶるあなたに乗っかるように言えば、楽しそうに笑う。
こうして同年代の友人と共に学ぶことなど、ここに来なければなかったかもしれないから。
気安く語り合ったりできるこの関係をバラニも、大切にしていきたいと思うのだ。

(-165) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 4:06:55

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「敷くもん敷いてるからいいだろ」

よくはない。タオルケットを下に敷いてるとは言え、
なんせ心配されてるのはこの男が汚れるなんかより、
そばにいるうさぎの方だろう。

わかっていてやっている。
自分なんかより、うさぎの方が大事で構わない。

「……0とまでは言わないけど、
 ならないと思ってた方が楽。どの結果だろうと。
 諦める方が得意だろ?僕らは」

金網の鳴る方は見ずとも、音を聞きながらうさぎに手を伸ばした。……フンフンと匂いを嗅がれて逃げていく。
学生時代は懐いていたピーターと言う個体だ。
反射で伸ばした手が何も掴めず寂しげに目で追うも、その仕打ちに対しては普段ろくに人に見せない穏やかな笑みが自然と浮かんだ。

「……ま、わからないな。
 今残るって思って用意したところで、
 結局完治したり誰かと出ていくかもしれないし」

「何より──」

「……お前は、なりふりさえ構わなければ出て行けるからな。……僕と違って。
 ……それが良いこととは言わないけど」

何か、喉に突っかかる言い方だ。
単純な自虐と言うよりは理由があるような言い草で。
(-166) poru 2022/05/02(Mon) 4:07:04

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「う、うむ……うまくいって欲しい……」
「い、いや!
 うまく行かせるのは私自身だ、このように気弱ではいけない……」

珍しく少し気弱な言葉を吐いてしまうも、すぐにそれを振り払うように言葉を重ねる。

「み、みんな好きなのは私とて同じさ!
 だがね、そういうことではなくてだね……」

きょとん、とした表情に続いて。
曖昧な笑いを浮かべる姿に少し腑に落ちなさを感じながらもその行き場はなく。

「……まあ、君ならそれくらいわかっているよね。
 居ないと言っているのなら、そうなのだろうし……」
(-167) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 4:07:43

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「わ、私のこともだね……善処するよ」

少し困ったように笑いながら、そんな風に答える。
あなたへの想いが邪魔をするのもあるが、家庭の事情もあって言えないことも多い。
どうにも歯痒い、今の現状に居心地の悪さを感じてしまって、悩ましさを感じつつも。

「それならば、今度シャルロッテくんが好みそうな本も探してみよう。
 君はどんな本を好むのだろうか……まあ、楽しみに待っていてくれたまえよ」

(-168) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 4:30:32

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「お母さん?」

あなたが零した言葉を聞いて、不思議そうに首を傾げる。
バラニには少し一足跳びに聞こえるその将来を、あなたが夢見る理由はまだわからないけれど。

「……良いお母さんになるとも、シャルロッテくんは。
 今でも小さな子の面倒を見るのは上手なことだし……子供たちにも優しい、そんなお母さんに」

「と、私は……そう思っているのだけれども」

あなたの抱える事情も知らずに、ある意味では無責任に言葉を続ける。

お母さんになるのなら、その隣にお父さんがいるものだと漠然と想像するも。
流石にそこに自分がいれば……と思うのは気が早すぎるなと思って、努めて抑え込んだ。
(-169) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 4:32:05

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「…………」

観念した様で、小さなため息を吐いてから、
申し訳なさそうに僅かに頭を下げた。

「不幸な物語も……嫌いな、わけじゃないけれど、
 ……読後感ってのは……やっぱり、大事、だ」

本を受け取って、もちろん今読んでいる本が先なので、
ひとまずは傍らへと置いておく。読むときが楽しみだ。

「相容れない二人……愛の力、か……
 実感したことは、ない、けれど……」
「あったら素敵だな、とは……すこし思う」

だから恋の一つでもしてたらよかったんだけどね。
言葉裏にはそんな苦笑じみたニュアンスを含める。

「勿論……好きだと思う人はいるよ……
 でもそれは君とか、ルームメイト、とか……
 好意的に思ってる、程度……なんだろうし」

瞳を閉じ、頬杖をついて言う仕草は、
心当たりみたいなものも、特にない様子だった。
(-170) backador 2022/05/02(Mon) 5:32:27

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……アオツキさんに、も、
 好きな人がいないか聞かれたけど……」

「そんなに……僕の、……そういう事情は気になるのかい」

心なしかムッとした声色でいう。
何であろうと好きな人がいればいるんだろうし、
いなければいない。そんなもんだと思っているけど。
(-171) backador 2022/05/02(Mon) 5:34:51

【秘】 月鏡 アオツキ → 高等部 ラピス


「あら〜指切りは、もしかして同室の……
 あまり外の話は私はしていないんですよね。

 そうですか……大丈夫……。
 少し安心しました、そう言ってもらえて。
 
 さあて、今日はこれで終わりにしましょう〜。
 お時間ありがとうございました」

形だけの書類に書いたのは異常なしと、
治療の経過の報告申請あり。二つの文字列の最後にアオツキと一筆続けて。

「私たちは"生徒たち"の味方です。
 卒業しても、ずっと」

「あ、でも声は病気で出せなくなったるんですか?
 それとも他の? 
 今度は悩み事じゃなくても、楽しいことがあったら知らせてくださいね」
(-172) toumi_ 2022/05/02(Mon) 6:16:20

【人】 童心 クロノ

>>39 エルナト

本に視線を落としたまま、
あなたの言葉を聴いて。

「……神様って、
 やさしくないんだね」

ともすれば、少し安堵を含んだ声が
そうやって返事をしながら、あなたから離れていく。

神隠しが無くならないのは、分かってた。
どれだけいい子で居ようと、神隠しは起こるものだ。
それがほんとうに神様の意思かは、置いておいて。


「ありがとう」

改めてもう一度言いながら、
あなたの勧めたように、椅子へと向かう。
そうして、しばらくの間本に向き合っているのだろう。
(45) Rurux_is_me 2022/05/02(Mon) 6:53:01

【秘】 苛々 フィウクス → ライアー イシュカ


「そういう問題じゃない……
邪魔だからだ


実際のところ、真実はもっとひどかった。
常日頃からそのあたりで寝る事を許していれば、
ともすれば、飼育委員の仕事中にも邪魔になりかねないってだけ。

虐げないだけで、兎もあなたも特別懇切丁寧に扱ってはいない。
病の影響もあれど、元々性格の良い方ではなかったか。
或いは病ゆえに、性格の良い人間になれなかったのか。

卵が先か、鶏が先か
。今となっては何れも定かではない。

「……出て行った先に、何も無いとわかっていて」

「後先考えず出て行くほど馬鹿じゃない」

独り言のように零した後。するりと金網から手を離し、
僅かに土埃の付いた指に視線を落とした。

ここから出て行く事そのものが目的ではない。
考え無しに、闇雲に、虚空に身を投げるほど愚かではない。
ゆえに、あの森の先に、獣道すら無いのであれば。
自分にとって、形振り構わず出て行きたがる理由は無い。

「諦める?
現実的に考える
の間違いじゃないのか。
 …お前がどうだか知った事じゃないが。
 俺には帰る家も、……今更あって無いようなものだ」
(-173) unforg00 2022/05/02(Mon) 6:56:41

【教】 葛藤 フィウクス


────どうしようもなく時間は進む。

誰なら、『神隠しの森に消えても帰って来られる』?

誰なら、『止めなければならない』?


自分のすべき事は────
(/0) unforg00 2022/05/02(Mon) 7:51:25

【教】 葛藤 フィウクス


──自分にできる事は?
(/1) unforg00 2022/05/02(Mon) 7:51:37

【独】 葛藤 フィウクス


"これ"は自分の為の行い、それそのものが間違いなのではないか。

誰かが、目を付けられる前に。

誰かが、呼び出しを受ける前に。

呼び出しに応えられないような状態にしてしまえば、或いは
(-174) unforg00 2022/05/02(Mon) 7:55:23

【独】 神経質 フィウクス

/*
監 視 し た く な い ♪

というのも先生方は二人共目を付ける理由がないし、
好感度も理性で自制ができるラインなんだよな……まだ……
ルームメイトは……わからん、ちょっと保留にさせて……

となるとやっぱテラ君しかない 
嫌だぁ〜!!!

でも肩ぶつけてくれたしこちらも抜かねば無作法というもの……
いい子でいて呪殺されないでくれよ〜頼むよ〜
暴力振るいたくないけど暴力が一番マシなのが何より悪なの
(-175) unforg00 2022/05/02(Mon) 8:07:06

【独】 神経質 フィウクス

/*
やっぱりアタシ……ネコチャンだと思われてる?
オレ様は手負いの猛獣を持ち込んだつもりですが……?????
(-176) unforg00 2022/05/02(Mon) 8:34:33

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「……………………」
「くいものかぁ」 

消え入るような声でも耳には届く。
そう呟く声は、困るでもなく戸惑うでもなく。
まあそうだよなとでも言いたげな声だった。
でもそれって、

それってだめなの?


「じゃあおれなにすればいいの?」

「おれなんでこのびょうきになったの?」

「おれがおれのからだをおれのきもちでだれかにつかうことはだめなことなの?」

「…………」
「おれ、いつかはくいものにされるだけだとおもってたけどな」

「うしとかぶたとかといっしょなんだって!」
「なんてゆーんだっけ……」
「搾取?」

「らしいよ。おとながいってた」
「そーゆうふうになるまえにじぶんでつかったほうがよくない?」

……普段と変わらぬ声音と表情だ。
(-177) susuya 2022/05/02(Mon) 8:38:09
花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。
susuya 2022/05/02(Mon) 8:43:17

【独】 神経質 フィウクス

/*
いや本当になんでみんな話し掛けてくれたんだ……?(困惑)
こいつがフワフワのネコチャンだと思われているとでも
思わないと説明がつかないよ。
実は、フワフワのネコチャンではありません!!!
(-178) unforg00 2022/05/02(Mon) 9:02:42

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

困らせてしまっただろうか、と思うけれど、善処すると答えてもらうと、ひとつ頷いた。
誰しも言いづらいことがあるものだ。
それでも、できる範囲で構わないから、あなたのことが知りたかった。今ここにいる、あなたのことを。

「ロッテの好きな本じゃなくて、バラニの好きな本が知りたいんだってば。
でも、ロッテのために選んでくれるなら、それは楽しみだな」

待ってるからね——と。
言葉通り心待ちにした様子で、少女はうっとりと瞼を伏せた。

(-179) beni 2022/05/02(Mon) 9:16:00

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

瞼を上げる。
赤い瞳がやわらかに弧を描く。

「そう、お母さん」
「いつも笑顔で優しいんだって」
「今もできてるかな? そうだったら、うれしいな」

あなたの言葉はいつも優しい。
こんな風に少女を肯定してくれて、背を支えてくれて。
あたたかな心地を胸に抱いて、少女は微笑んだ。花の綻ぶように。

「——それじゃあ、行こっか」

準備したトレイを掲げる。
そうして、二人はジャステシアを探すだろう。
————けれど、彼女に会うことはできない。
(-180) beni 2022/05/02(Mon) 9:17:40
beni 2022/05/02(Mon) 9:18:09

【神】 充溢 バレンタイン

>>G5 トット

「日光と、運動を、欠かさないなら……
 きっと……目覚ましく、成長ができる……はず」

対極な暮らしをしていた自分は、
順当に普通に背が伸びたくらいだ。
ひっくり返すなら著しい成長も夢じゃない。はず。

「褒めて……くれて、ありがとう。
 ……ギムナジウムは、魅力的な人が……多いよね」

くすりとも笑わないが、声色はどことなく楽しげだ。

「僕は……ある洋服を、着てるだけ、だが……」
「……たまにはもう少し、気にしてみようかな……
(G11) backador 2022/05/02(Mon) 9:42:06

【秘】 真直 リアン → 神経質 フィウクス

「フィウクス」

錯乱する君の声を受け止めて。
感情に振り回され、苦しんでいる君を放っておくことなど出来ない。
王であることを抜きにしても。

「僕は、一番近くにいる君に これ以上苦しんでほしくない。
 君が邪魔になる道理はなく、優先したい存在だと感じている。


 
 気が付くのも、歩み寄るのも、大分遅くなってしまったがな」

頭を抱える腕を掴み、君の目を見る。
左右で明るさの違う琥珀色の瞳が、君を覗いた。
(-181) otomizu 2022/05/02(Mon) 9:51:30
リアンは、腕を掴んだ。
(a25) otomizu 2022/05/02(Mon) 9:52:31

【秘】 高等部 ラピス → 月鏡 アオツキ

同室者と交わした約束。
見守ってくれる大人たち。
それらがいるなら、大丈夫だと思えた。

『声も病気のひとつです』
『中等部に入った頃に。』

それまでは普通に発話ができていたことを記録で知っているかもしれないし、実際に見たことがあるかもしれない。

『またお話をしたいです』
『私もアオツキ先生のお話が気になりますから』
『先生のご病気は治ったのか、とか』

かつてこの施設に居たのなら、同じように何かを抱えていた筈だと。
ペンを走らせている間に自分も黒板にかつかつ、チョークを走らせる。

『今日はありがとうございました』

始めと同じようにお辞儀をして。
何もなければそのまま空き教室を後にする。
(-182) dome 2022/05/02(Mon) 11:51:20

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「ふふ、そうだね。今は立派な学級委員長だ。」
「バラニはどこに出しても恥ずかしくない子だよ。」

胸を張る姿をにこにこ見つめて。
こうして良い友人を得られたのだから、
君がしっかり表舞台に出られることを祝福しているのは、本当のことだ。

なんでも聞いてね、なんて大言壮語を語らって。
いつか籠の外に出るまで、ひと時の止まり木になれたならいい。
気楽で子供らしく振る舞えるこの関係が、大切だ。


それから、あとの言葉にはやはり曖昧に眉を下げて笑って。
うーん、とかあー、とか生返事。

「あんまり、誰か一人を特別に好きになるって気持ちないからなぁ」
「どういう感覚なの?やっぱその人が1番大切で……誰よりも優先したくて……」
「……えっちなことも、したくなるとか?」

興味津々、といった様子で質問を投げかける。

君のことに話題を移して、はぐらかす。
(-183) arenda 2022/05/02(Mon) 12:33:00

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

頭を下げれば、よし、と満足気に頷き。
別に謝らせるのが目的では無いのだけれど。

「そうだねぇ、愛の力があれば病も治るのかな。」
「そんな奇跡があったら素敵だよね。」

言葉尻から、君には今のところその色はなさそうだと残念がり。
それから、あとの発言には。

「ふーん、ルームメイトとも普通くらいなんだ。」

と、嬉しそうな……というよりは、都合の良さそうな反応をする。
先程のバラニとの話と関わってくる所かもしれない。
そっかそっか、なんて楽しげに。

「んー、なんて言うんだろう。」

最後のムッとした問いかけには、少し悩んでみつつ。

「君って、あんまり誰か一人を特別に好きになることがなさそうだから」
「もし、誰か好きな人がいるんだったら…………」
「おも………………楽しい?」

言い直すも、あんまり意味合いは変わらない。
つまるところ、この狭い鳥籠の中の、娯楽が欲しいのだった。
(-184) arenda 2022/05/02(Mon) 12:43:14

【人】 司書 エルナト

>>45 クロノ

「優しかったら僕達は出会ってないかも。」

なんて苦笑を返して。
こんな病に苦しんでる子供たちがいるのが、
神様が優しくない証拠に他ならない。
見放されてる。そんなものからは。

神という言葉は便利だ。
自分の力の及ばぬ所にある存在は、みんな神と言える。
子供の力なんて、どこにも及ばないのだから。
世の中神だらけだ。



「ごゆっくり。」

そうとだけ告げて。
あとは君が図書室を出ていくまで、エルナトは掃除にでも精を出していただろう。
(46) arenda 2022/05/02(Mon) 12:47:02

【鳴】 充溢 バレンタイン


「……不思議な、人だな。あなたは」

まるであなたこそがしがらみに縛られてるみたいに。
自分の荷を預ける、その方法は分からないし、
それに耐えうる相手だともまだ思えていないけれど。

「……セン、セイって、呼んでも……いい、ですか。
 まだ早い……のだろうけど、気分だけ……」

そうであると望むなら、そう呼ぶべきかな、なんて。
同じ生徒であることには変わりないはずなのに。

「僕は、……あまり規律とか……気にしていないし。
 やっぱり、手がかかる生徒だと思う……。
 それでもいい、なら……頑張る……」
(=11) backador 2022/05/02(Mon) 13:09:20

【人】 充溢 バレンタイン

>>37 シャルロッテ

「病気を和らげる、ために……
 薬が……出ているから……副作用とかもあるけど」

食後とかじゃなくてずっと効くのがあればいいのに。
それは最早特効薬とかの域で、無いのが分かってるけども。

「よく噛んで食べるの、は……明日からやる……
 明日も、不安でも……なんとかしてみよう」

もう一度食堂全体を見る。
漠然とした不安こそ胸の内に残ってはいるけれど、
目の前に目標を置いてみれば、幾分か楽になった気がした。

「……できるかは……置いといて」

今一つやりきる意思だけが足りなかったが。
あらかた平常運転になってきたようである。
(47) backador 2022/05/02(Mon) 13:16:46

【神】 花信風 トット

>>G11 バレンタイン

「ほんとお!? じゃー……がんばるか!」
「おっきくなるぞお!そしてバレンタインとよこならびになる」

今からそれが間に合うかどうかは定かではない。
だいぶ頑張らなければならない。

「ね! かっこいーひとも、かわいーひとも、おちついたひともいっぱい」
「おめかししたらもっとカッコよくなるかも……!? おめかししたらみせて!!」
「おれのおはなとかあげるか!おしゃれになる」

こういうの、と元々頭に飾っていた花を触りつつ。

「あ、そだ!そーいえばバレンタインってほけんいいんだったよね」

思い出したように、唐突に声を上げた。
(G12) susuya 2022/05/02(Mon) 13:18:01

【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット





時は過ぎて今日の夜更け。
相変わらず重力に負けてしまいそうな歩き方で、
ゆるりと森の近くまでやってくる人影ひとつ。

先生と出くわしたときとか、いざというときに、
謝罪とか反省の言葉一つも言えないと
申し訳が立たないと思ったので、
薬の量を抑え、最低限の眠気で済ませてきている。

それでも仕草はどうも眠たげではあったが。

「……」

去り際に言われた言葉は気にかかったが、
心当たりはまるでなかった。
それで構わないのかもしれない。

少し見晴らしのいい、森と庭の境に立ち、
ここにいるだろう先達の姿を探し始めた。
(-185) backador 2022/05/02(Mon) 13:33:41

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……君、は、結構……
 “いい”性格、だよな……常々思うよ」

こちらも結構人を振り回す側ではあると思うのだが、
それにしたって君は別格だな、とか思っていたりして。

何か意味ありげな応答に、疑問符を浮かべつつ視線を向けたが追及するような真似はしなかった。

「確かに……そうなったら、僕も、
 面白……いと思う。というか、
 そこを、楽しいと言い換えても……
 ほとんど、ニュアンスは……同じじゃないか」

ようやく初めて、笑ってるみたいに吐息を溢す。

「ともあれ、そういう夢でも見たら、
 報告でもしてあげる、よ……

 それが現実になるかは……さておいて、ね」
(-186) backador 2022/05/02(Mon) 14:03:06

【神】 充溢 バレンタイン

>>G12 トット

「花飾りは、手早い、な……
 うん、何かする気になったら……トットに見せるよ」

その気になるのはいつになるかは分からないけど、
まあそう遠くないだろう。気ままにやるだけだ。

突然の声には微かに「ん」だの呻いたのち、
あまり意図が掴めず「保健委員?」と聞き返して。

「……僕は、そうだけど……
 どうかした?誰か……怪我したとか」

心配そうに身を乗りだす。
おそらくは考えすぎなのだろうけど。
(G13) backador 2022/05/02(Mon) 14:09:26

【独】 神経質 フィウクス

/*
くそ!嬉々として突っ込んで来やがる!わかるよオレもそうする
もうだめだあ!もう一段階錯乱するッ………
(-187) unforg00 2022/05/02(Mon) 15:19:16

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「動機がわからないですか?
 親が子を育て、先生が生徒の話を聞き最善を尽くす。
 これが善意だなんて おかしいですよ〜。
 野生の動物にすらある本能、、
 その善意と呼ばれるものの正体は社会的責務です。

 君は本当の善意というものから遠ざけられすぎました。
 社会にすら出ておらず人生の殆どをここに費やし、
 ……改善もされなければばそうもなる、
 そう言いたいんでしょう?
 14年間いた私がいっているんです。
 おかしくない、自然のことですよ。

 かけらも理解できない子には少々過激な言葉を使わないと
 理解してもらえないと思ったので……おわかりになってもらえて良かったです」

お断り、と告げられてさて。

「君に関係ない。何年も先のことだ」

返したのは、表情に唯一合った冷たい言葉だ。
(-188) toumi_ 2022/05/02(Mon) 15:19:19

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「"外では生きられないような"?
 "其れは一体どんな方"でしょうね」

例えば。ここが好きだと言う誰か。
例えば。ここでないと家が与えられない子供達。
例えば。ここの教師になるといって卒業後した、誰か。
例えば。外の世界に行かず生涯をここに捧げようとした、誰か。

「それが"生徒"である限り私はそんなことをしませんよ。

 なにかあれば……動きやしませんか。
 そんな無駄な善意、あるわけありませんから」
(-189) toumi_ 2022/05/02(Mon) 15:21:10

【秘】 錯乱 フィウクス → 不遜 リアン


「──ッ、いやだ、離せッ」

あなたを見たのか、彷徨う視線がたまたまそこを通過したのか。
何れにしても、不安定に揺らぎ、焦点は定まらない。
片側だけしか見えない冷たい色が。
弾かれたように、腕を掴む手の、その先を見て。

「やめろ、
そんな目で俺を見るな、
(-190) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:00:58
フィウクスは、その手を──
(a26) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:01:27

【秘】 拒絶 フィウクス → 不遜 リアン


「────あ、」

その手を、反射的に、振り払おうとして。
(-191) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:01:39

【秘】 狂乱 フィウクス → 不遜 リアン


どん、と、勢い余って突き飛ばす形。
手が出てしまってから、頭が真っ白になって。
皮肉な事に、その瞬間だけは、煩わしい感情も何も無かった。

「……ッ、違う、そこまでしたかったわけじゃ…」

そんな一瞬の空白をおいて。
再び、濁流のようにどっと感情が押し寄せて。

「俺は、…俺はただ……違う どうして なんで、ッ…」

違う。どうして。なんで。
どうしていつもこうなるんだ。

譫言のように繰り返しながら後退った。
(-192) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:02:17

【秘】 神経質 フィウクス → 不遜 リアン

/*
遂に手が出ましたわ 腹を切って侘びますわ 腹二つ目ですわ
今気付いたんですけれどこれ爆弾解体というより不発弾の爆破処理ですわね


こちらの行動へのレスポンスは、
実は体幹つよつよで全然まったく大丈夫でも、
ちょっとよろめく程度でも、
やや行き過ぎて体勢を崩しても、
なんでかうっかり後ろに階段があって落ちたりしても大丈夫ですわ!!!

こちらは"全て"を受け入れ、対応しますわ ご随意になさって!!!!!
(-193) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:03:43

【独】 神経質 フィウクス

/*
エ〜ン
エ〜ン
触れられなければ勢い余らなかったのに
やられた やられた やられたッッッッやりに来てるッッッッ
でもオレも同じ立場だったらそうする くそっ!!!!!
(-194) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:09:15

【独】 神経質 フィウクス

/*
実際のところこのヒス男は曇らせフリーなんですけどね。
曇らせの前提条件が自分が人を傷付ける事なので。
必然的に人を傷付けないと曇れないんですよね。
難儀な設定だなぁオイ誰が作ったんだァ!?
(-195) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:12:32

【神】 花信風 トット

>>G13 バレンタイン

「みせてくれる!!やったやったやった」
「ん〜ふふふんふ……たのしみにしてる」

嬉しそうに笑って、カッコよくなっているあなたに思いを馳せた。
いつになるかな、いつになるかな。

貴方が身を乗り出すと、「そじゃないんだけど……」と少し声が小さく。

「んとね、えと……これはないしょばなしなんですけど!!!!」

内緒話する宣言の声がデカい。
そのまま貴方にス……と耳打ちのポーズになった。
(G14) susuya 2022/05/02(Mon) 16:14:47

【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン

「きずにいいおはなっている?」

「おれねえ 
つくれる
から あずけとこーとおもって バレンタインに」
「じぶんでつかってもいーし」

んと、んと……と言葉を選びながら。

「…………みんな、ふあんになってると、おもうから……」
「かみかくしで」
「ふあんてーになって へんなけがとか、びょうきでなんかなったりするのがおおくなったら、どーしよっかなっておもってた」

「おれのはななら、けがならすぐになおせるから!」
「えーと つまり おくすりの……『薬草』のていきょーです」

「あしたのあさごはんのあと、わたしたい……」
「ほけんいいんにごきょーりょくしたい」

──要約すると。
傷に即効性のある薬草の類を、保健委員である貴方へ渡したいと。
そういう事だった。
(-196) susuya 2022/05/02(Mon) 16:19:32

【人】 月鏡 アオツキ

>>44 イシュカ

「一時間ぐらい誤差ですよ〜。
 味見させてくれますか? それとも、余分に小さなケーキを作ってくれてもいいですよ、二つです」

期待をしないかる口を叩いて瞳を閉じた。
夜更かしをして明日の朝に響くのは自分だ。
規則正しく生徒の模範を求められている限り、体力は使わぬよう休息は取っている。アオツキは不良のイシュカとはちがう。

「なにいってるんですか、イシュカ」

「受け持つ可能性が一番たかいのは小等部の子、ですよ〜。
 私たち、なんのために教育実習生をしているんですか」

先生
、になるためでしょう?

静かな夜の後ろで小さな獣たちが戯れている。

「明日ですね〜、仕事が終わったらにしましょう。
 もちろん私よりは生徒を優先するんですよ、
 夜眠れない子はここにたくさん居るんですから」

夜更かしをしすぎて朝に影響が出なければ良いけれど。
変わったものも、変わらないものもある。嫌でもわかったことだ。
(48) toumi_ 2022/05/02(Mon) 16:31:05

【秘】 失意 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「いいや」

冷たい言葉に動揺は示さない。
薄っぺらな、或いは本心からの、何れにしても。
善意で接されるよりよほどやりやすい。

「俺の価値はこの病だけで、」

「俺の居場所はここしかない」

「外の世界社会に居場所は無い。
 俺は今更、健全な人間になんかなりたくはない
 仮にそれが否定されるなら──停滞が、許されないなら。
 それは俺にとって無関係な事ではない。」
(-197) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:38:51

【秘】 苛々 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「人間は社会の中で生きるべきだとか、」

「ただ、病気が治って、卒業する事が万人の幸せだとか」

「そんなのは幻想だ、押し付けがましい、やめてくれ」

どこか投げやりに、吐き捨てるように言い放って。
手の掛かる問題児は、それきり口を噤んだ。
(-198) unforg00 2022/05/02(Mon) 16:39:14

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「な、な……!!」
「は、はしたないぞ!エルナトくん!」

それから、何かを言いたそうにするも結局は言い出せず。
そわそわと落ち着かなくて、
 バラニが平静を取り戻すのにしばらくの時間が必要だった。

「……ま、まあ……そうだね。
 誰よりも優先したくなるというのは間違いではない……と思う」
「それにひとつ付け加えるのならば……
 特別、恐怖のようなものが伴うというか……」

「こう……繊細なものに触れるような感覚だ!
 壊してしまわないか、離れてしまわないか……
 心配になりながらも、どうしても触れたくなるというか……」

「そんな感覚だろうかな、うむ……」
(-199) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 17:03:56

【神】 充溢 バレンタイン

>>G14 トット

「──……」

溢れ出そうな言葉を指で押しとどめて、
今一度考え込むような素振りを、見せている。

不安定になっているのは、自分も一緒だ。
だからどうというわけではない。
むしろそうならないように努力するのが道理で。

「……わかった。それでいいなら、構わない。
 あとで……事情が変わったら、それも大丈夫。

 僕は……保健委員だからな。
 だから、頼ってもらって……いい。ありがとう」
 
首を横に振る理由も、あるはずはない。
(G15) backador 2022/05/02(Mon) 17:15:54

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

「あはは、褒められちゃった。」

揶揄に気付いていない、フリ。
勿論読書家の少年はその表現の含むものを知ってるけれど、
いい風に受け取って笑う。
大人しく、穏やかではあるけれど、
子供らしく、悪戯っぽい所もある。
品行方正ではない、普通の子供だ。

あとでシャルロッテくん………さん、にも、聞きに行こうかな、なんて思いつつ。

「あんまり嘘をつきたくないなぁ……と」
「思ったら」
「誤魔化せなくなっちゃった。えへへ。」

君の笑うような吐息に、こちらも無邪気に微笑んで。

「ふふ、期待していようかな。」
「今日の君の夢が、素敵なものでありますように。」
「そうでなくとも、悪夢じゃないといいね。」

夢見を気にするくらいだから、あんまり夢見が悪くないのかな、なんて思いつつ。
(-200) arenda 2022/05/02(Mon) 17:24:59

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「っふふ、あはははっ!」
「慌てすぎだよ、バラニ!まるで本当にそうしたいみたいじゃない。」

こらえきれず、口元に手の甲を当てて吹き出してしまう。
本当に可愛らしい反応だ。
だからついつい、揶揄いたくなってしまう。
エルナトは大人しく穏やかな子供ではあるけれど。
子供らしく悪戯っぽい子でもあるのだった。

それから、君の説明を聞けば、なるほど…と相槌を打って。

「……小動物に触るみたいな感じ?」

言われた感覚で、自分の中で一番近い記憶を想起して口に出す。
触れたいけど触れたら壊れそうな、小さな命。
恋など分からぬ少年にできる想像は、それが限度であった。

「ふふ、頑張って触れていかないといけないね。」
「明日は一緒に過ごしてみたら?デートにでも誘ってさ。」
「一緒に遊んだりして、楽しませてあげなよ。」

応援してるよ、と君の背中を言葉で押すのだった。
(-201) arenda 2022/05/02(Mon) 17:32:19

【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス

「ッ、……!」

細身の体は、咄嗟に突き飛ばされればぐらりとよろめいて。
しかし倒れ込む前に、足に強く力を入れて踏み留まった。

「…フィウクス」
(-202) otomizu 2022/05/02(Mon) 18:01:43

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「君は愛されているんですね〜、その病に」
「心地良いですか? そうですか〜」

「その言葉が真意かはともかく。
 君の主張としては上に伝えておきましょうか。
 個人面談ですからね〜、将来の道をどう進みたいか
 本人の口から出たことは伝えるようにしているんです。
 素直になれば良いのに気難しいですね。でも……

 
停滞を選ばせるのは大人ですよ?


 私が動いても動かなくても、君は望まない道を行くんです。
 君に関係ないんです、此れから先の話なんて。
 あははっ、建物を爆発させたら関係あるかもしれませんね〜」

■■■■は、卒業の先の未来を語らなかった。
■■■■は、共にいる事だけを誓ってこの手を取ったのだ。
(-203) toumi_ 2022/05/02(Mon) 18:05:02

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「……え、」

困惑がまるで隠しきれてない声。
疑問で問い返されるなんて欠片も思ってなかった顔。

「……だ、ダメじゃないけど……
 なにをって、そんなの……。……」

そんなの、の先が紡がれない。
それどころか至極当然のように告げられて、
小等部相手に圧倒されて尻込みする始末だ。
……小等部だから、ともいうかもしれないが。

「……な、なら好きにしろよ!割り切ったフリして搾取される前に自分で全部使い切れるって自信があるならさ!
 どうせうまくいかないだろうけど。
 ……搾取される前に何とかしてやろうって思ってる時点でそもそも……」


目を合わせられなかった状態だが、啖呵を切るように負け惜しみを叫ぶ時だけは威嚇のように目を合わせてくる。
年少者が自分よりも遥かに考えている事実と、その上で悲惨な境遇しかみんな語らない現実から目を背けたくて仕方ない。
(-204) poru 2022/05/02(Mon) 18:05:38

【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス

「……感情をコントロール出来ないのか。
 血が上りやすいのかと思っていたが……」

体勢を整えて、足首を回してから君に向き直る。
態度は落ち着いて、君とは対照的なままだ。

「お前は、どうありたいんだ。
 後悔する心はあるようだから、それが解消出来れば解決するのだろうとは思うが……
 今までしてきたことを、話せるか。僕に話してもいいと思えるか?」

変わらず、協力の姿勢を見せ続ける。
リアンの心は変わらない。必要なのは、君の意志だけだ。
(-205) otomizu 2022/05/02(Mon) 18:06:44

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「君が不満に思っていたことですが……。
 病気を治したい子を治さない、病気を治したくない子を治す」

「この二つに違いがありますか? 生徒たちは選べもしません。
 治療法が確立しない、優先順位がある、
 外の世界で解決すること故に回しにする。理由は様々です。
 止まらされているのと動かされていることは
 実質、変わらないんですよ〜」

治した方が都合が良い治さない方が都合が良い。
故意ではなくとも、損をする人間はいくらでもいるだろう。
外の社会も、ここでの社会でも、人の意思関係なく行われていることだ。

「嫌な話を聞いて嫌な気持ちになってさぞ嫌な気分でしょう。
 きっと私は君の"平穏"を壊しかねない厭な奴です」

また、顔に感情がでないことを喜んだ。
今アオツキの顔が表情豊かであれば、きっと。

「せっかくだから、最後に。
 初めから君に居場所なんて、あったんですかね?

 その病が治ればなくなる居場所や価値にすがるより、
 君も、真の不変を愛せたらいいですね」

背を向け、ドアノブを握り、廊下へ一歩踏み出した。
ああ、食事を運ばなければ。あの子はもう食べただろうか。彼は居眠りをしているかもしれないな。今日は彼女にも声をかけないと、本当、先生をするのは大変です。

いつだって、アオツキという人間は反面教師だった。
(-206) toumi_ 2022/05/02(Mon) 18:09:39

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「…………」

あ!無視を決め込んだ!都合が悪い事はこうである。

元々は何か言われた後に居座る方が面倒だと思うタイプだ。
去り際に凄い罵倒はしてくる陰険さもついてるが。

「“何かあると分かったら出て行く”ってことじゃん。
 ま、その程度の場所とは僕も思うけど」

「物は言いようって奴かね。どっちでも一緒と思うが。
 僕は普通に母親死んでるし家もないし、
 野垂れ死んだら終わり。……何、家族欲しいのか?」

清掃だのをする時は普通に帰るし、こうやって居座ってる時点で実は相当珍しい。
繊細な言い方をすれば甘えているし、最悪な言い方をすれば舐めているというのだが。
それはさておき、うさぎは大事にして欲しい。

「現実的に考えるで思い出したけど、馬鹿みたいに献身的な事言う奴がいたから言ったんだよ。
 『食い物にされる』ってさ。なんて言われたと思う?

 『知った上で、搾取される前に
  助けたい人を助けるのが何が悪い?』
  だってさ。……何か、全部嫌になって来たな」
(-207) poru 2022/05/02(Mon) 18:28:09
神経質 フィウクス(匿名)は、メモを貼った。
unforg00 2022/05/02(Mon) 18:32:50

【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス

/*
ああっブン様のお腹が2つに!
思うようにやってみたら爆発してしまいましたわね、ワハハ

"全て"を!?豪胆すぎますわ……キュン……
なんとかいい感じになったら良いな〜という期待と希望詰め詰めでいきますわよ!

もうかなり愛おしいですわ、ネコチャン……‥
(-208) otomizu 2022/05/02(Mon) 18:34:23

【人】 ライアー イシュカ

>>48 アオツキ

「何でどっちも食わせる選択肢しかないんだよ。
 子供よりお前の方が嗜好品取り放題だろうが」

夜更かしはするわこの時間に焼き物をし出すわの男よりは、
貴方の方が品行方正なのは確かだろう。
学生時代からそこは埋まらない差である。

最も、意図して夜更かししている訳ではないのだが、
それもまた大人になれば顧みられることもない話だろう。

「……その聞き方をされれば否定はしないが、
 僕の“先生になる”とお前の先生になるは別物」

一般的な教師は生徒の為に教師の勉強を積むのかもしれないが、
この男からはその感情が殆ど見受けられない。

「うるさいな、わかってるっての……
 僕は別に仕事自体はしてるしサボった事もないだろ。
 夜は知らない。それこそ僕だって解決できた試しがない」

まるで子供の様な言い草で不機嫌そうだが、やってる事は
オーブンで焼き加減を見ている菓子作りの人だった。
(49) poru 2022/05/02(Mon) 18:46:31

【神】 花信風 トット

>>G15 バレンタイン

ありがとう、の言葉を貰った瞬間、花開くような笑顔を浮かべた。
何回も頷いて、くすくす笑う。

「ど〜〜〜〜いたしまして!!」
「おれもさー なんかさー したいからさ……」
「んじゃーそーいうことで!!」

跳ね飛ぶように立ち上がれば、花冠も頭の上で同じ動きをする。
服の裾に付いた草を払ってからくるりと貴方に向き直した。

「じゃ〜あした!!」
「おれもういく! あのねー おなかすいたからくっきーもらってくる」
「…………」
「これもらっていい!?」

これ、と指したのは花冠。気に入ったようだ。
(G16) susuya 2022/05/02(Mon) 18:55:36

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「つかいきるときはー たぶんしぬときなので……」

言いながら作物を集めて、束ねて。
持ち帰る用の袋は畑の横に置いてある箱に常備されている。
それに一つ一つ入れていった。
本当に他愛無い世間話でもしてるかのようだ。

「それでも、うまくいかなくてもね」
「やるの」

そうして全て入った袋を、はい、と貴方に差し出した。
言葉を返せなかった貴方の事に何か言うでもない。
自分の前で貴方がそういう態度を見せるのは、きっと珍しい事だろうに。

「イシュカにもあしたあげよっか」
「おれのはな。いるかもしれないし」
「なにかあったらいやでしょ?」
(-209) susuya 2022/05/02(Mon) 19:03:46

【人】 童心 クロノ

共用スペースの机の上。
何かが置いてある事に気付き、それを手に取った。

「宿題を手伝う時間を作ります……」

滑らかな女の声で読み上げ、軽く頷く。
手伝ってもらおう、と。ひとり明日の予定を定めた。
(50) Rurux_is_me 2022/05/02(Mon) 19:09:34

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

小さな貴方を慈しむ時間は、優しい。
大きな貴方を仰ぐ時間は、心地よい。
それが何かと重なるのであれば、きっと――

絡んだ指に返すように掬い上げて、力を掛け返す。
潰してしまわないように柔く包むだけ、黒い指が重なるだけ。
けれども決して貴方を拒絶したいわけではないのだと、
この距離感を大切にしていることは決して嘘偽りではないのだ。

「……それは」「違う理由」
「ラピスが心配すること」「じゃ、ないよ」

小さな貴方は青年よりもずっとしっかりしていた年上だ。
だから言葉でそうして遮ったところで無理からぬことなのだろう。
ごまかすように肩を寄せて、ほんのすこしだけ体重を預けた。

「病気を治すこと」「あんまり考えてなかったな」
「いつか、どうすればいいのかなんて」「なんにも思いつかなかった」
「……ラピスの疑問に」「うまく答えられた?」
(-210) redhaguki 2022/05/02(Mon) 19:19:31

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「何でそんな達観してんだよ……」

こちらがヒートアップしようが、みっともなくヒステリーを起こそうが、引くわけでも怒るわけでもなくただ普段通りの相手を見ると、1人感情で捲し立てていた事が冷や水でもぶち撒けられた気分になる。

「…………」

静かにはなったから結果オーライかもしれない。
立ち尽くしていた姿勢から、
疲れたかのようにその場にしゃがみ込んだ。

「……うまくいかなかったら辛いだろ」

袋に餌がわりの植物を入れていく貴方を、
正確には手元だけを見ながら呟く。

「一回ならいいけど、何回だって続いて、
 それでも全部無駄になる時だってあるなら、
 ……もういいじゃん。苦痛が長引くだけ」

差し出された袋と問われたはなの言葉に頭も目線も上げる。
力なくそれを受け取りながら、首を横に振った。

「……子供に怪我させてまで無事にいても、
それこそ僕まで嫌いな奴らと同じになる」

だから、いい。
そう返して立ち上がる。
例の言葉の代わりに、袋を持った手を軽く上げた。
(-211) poru 2022/05/02(Mon) 19:33:12

【神】 充溢 バレンタイン

>>G16 トット

「いいよ。……誰かが、僕にくれたもの、
 かもしれないから……その子、には、
 僕から、言っておこう……好きに、したらいい」

眠たそうに、そしてあなたが眩しそうに目を細めて見て、
くた、と片手を挙げまた快諾の姿勢をみせる。

誰が運んできたかは知らないけれど、
断りを入れなかった所からして大事なものではないだろう。

「僕は……もう少し、ここに、いる。
 用があったら……寝てても起こして、いいから。
 寝すぎちゃったら……夜、眠れなくなるし」
(G17) backador 2022/05/02(Mon) 19:53:55

【秘】 不安定 フィウクス → 不遜 リアン


「……どうありたい?俺は──」

どうありたいも、何も。

お前に話せば俺は楽になるのか?

 助ける?
どうせ同類病人のお前が、どうやって?

 
そもそもどうすれば俺のこれは解決する?

 お前達とここで当たり障りなく過ごして卒業すれば、
 これが今更勝手に治るとでも思っているのか?
 それで俺が幸せになれると思っているのか?
 
──そんなわけがない!!!


やめてくれ。

 善意でもって俺に構わないでくれ。
 俺はお前に、お前達に何も返せない。
何も、何も、何も!!


最後の言葉は苛立たしげに、吐き捨てるように。
一度ひどく感情的になって、自責に駆られて。
先程より幾らか冷静にはなったようだけれど。
それでも結局、根本的な解消には至らない。
(-212) unforg00 2022/05/02(Mon) 19:55:19

【秘】 逃避 フィウクス → 不遜 リアン


「今更どうしようもないんだ。
 どうにかできるなら今頃こうはなってなかった。
 ここ数年で治るどころか悪化してすらいるありさまだ。
 もう手遅れだ。」

視線を逸らす。
それから一歩、二歩、後退って。
そうしてあなたに背を向けた。

「どうせ、どうする事もできないなら、手を出すなよ。
 見て見ぬ振りでもされた方がずっとマシだ。
 お前も俺のような奴に時間を浪費せず、
 残り少ない時間で、自分の治療に専念するといい」

それがきっと、互いにとって一番だと思うから。
(-213) unforg00 2022/05/02(Mon) 19:55:59

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

「………………」

こくり。
未だ話さなければならないことはきっとあるのだけれど。
青年にも考える時間が必要だとわかっていたから、今は頷いた。
ゆるく絡んだ指と肩に掛かる重みの分くらいは、青年を支えられていると思って。
いつだって自分を傷つけないように思い遣ってくれる青年が、報われる日が来てほしかった。

『これからたくさん考えましょう』
『一緒に、たくさん悩みましょう』
『バットくんが納得できる"いつか"を見つけましょう』

ゆっくり、あなたの歩む速度で構わないから。

あの森で起こることは、"神隠し"ではないことを少女は知っていた。
今日誰が居なくなるのかも、少女は知っている。
そういう役目を持っているから。
私はわかっているのに、それを止めてあげられない。

(-214) dome 2022/05/02(Mon) 19:56:38

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

離れがたい手をゆるりと解いて、立ち上がる。

座っているあなたとはこれで丁度目線が合うくらい。
いつもより困った顔を少しでも誤魔化したくて、日に背を向ける。
日差しが顔に影を落とした。

『森は危ないから気をつけてください』
『今日は、特に。』

胸のあたりに掲げた黒板。
それだけしか、文字にはできなかった。
(-215) dome 2022/05/02(Mon) 19:57:38

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「んえ?たっかん?なにそれ」

疑問だけは子供じみている。
自分の死や境遇を語るには、齢十二にすれば落ち着き過ぎているのはそうだ。
けれどもトットは淡々としていた。
普段の喧しさは鳴りを潜めていた。

しゃがんだら自分の頭より貴方の頭が下の位置になって面白い気分になった。
なでなででもしてあげようかな、なんてうっかり思いついたけど、そんな事をすれば今度こそ怒りそうだなと思って、やめた。

「おれそういうはなのことなんていうかしってるよ」
「それ『徒花』ってゆーんでしょ」
「おれならないし!だいじょぶ」

根拠も何も無い。ここにあるのはただの幼稚な言葉だ。

「…………イシュカはやさしーね」
「ほかのおとなとちがう」
「だからすきだよ」

立ち上がる貴方を目で追って、後ろ手に手を組んではにかむ。

「うさぎのごはんがなくなったらまたきてね!」
「なくなってなくてもきてもいーけど」
(-216) susuya 2022/05/02(Mon) 19:57:55

【秘】 神経質 フィウクス → 不遜 リアン

/*
またお腹が分裂しそうですわ。お腹がブンですわ。
おかしいな、手負いの猛獣を連れてきたはずなのに
これはネコチャン……だったの……カナ?

PC視点では治るわけないだろ!とは言いますけれど、
実際は絶対にどうにもならない〜!!という感じではないので
なるように…………なっていきましょうね…………♡
(-217) unforg00 2022/05/02(Mon) 19:59:03

【神】 花信風 トット

>>G17 バレンタイン

「んへへ。じゃ〜おみやげにしちゃお」

花冠は嬉しそうに掲げられてから、もう一度頭の上へと収まった。

「わかった!!もしねすぎてあんまりかえりがおそいとみんなさがしにくるぞ〜〜」
「じゃばいば〜い!!おはなかんむりありがと〜〜!!」

慌ただしく走っていきながら、短い腕をめいっぱい伸ばしてブンブン貴方に手を降った。
ちょこまかと動く小さな姿は、すぐに見えなくなることだろう。
(G18) susuya 2022/05/02(Mon) 20:05:01

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>47 バレンタイン
「副作用はつらいけど、落ち着くなら、ちゃんと合ってる薬ってことだよね。
お薬にも相性とか、あるって聞くし……」

あまり詳しくは知らないのだけれど。
それであなたが落ち着くのなら、よかったと思うのだ。
明日からはよく噛んで食べるをがんばってくれるようだし、少女は満足そうに頷いた。

「できない方を見てたら、そっちに引きずられていっちゃうよ。
レンはだいじょうぶ。
今もほら、いつも通りになってきたでしょう」

それはある種、無責任な言葉だ。
それは或いは、少女自身にも言い聞かせるような。
(51) beni 2022/05/02(Mon) 20:08:06
充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a27) backador 2022/05/02(Mon) 20:10:26

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

どうだろう、或いは適切な治療なんてのは誰にも出来なかったのかもしれない。
ギムナジウムは万能ではない。無能でもない。決して実績がないわけではない。
それでも出来ることに限りはあるものだ。
人間の頭にはどうしたって測り間違いがあるものなのだから。

ぱち、ぱちと目を瞬かせたのは貴方の言葉に驚いたからなのかもしれない。
自分の意見がそんなふうな貴方の態度を引き出すことになるだなんて、
青年のほうは少しも思いはしなかったのだろう。
ちょっとだけ怯んだ様子なのは、自分の状況を意識的には酷だと思っていなかったからだろう。
無意識的には悲鳴をあげているからにこそ、こうして挙げたのだろうけど。

「……」「ごめん」
「困らせたかったわけじゃ」「なくて」
「そういうことが」「知りたいのかと、思った」

青年の拙い頭でどれだけ貴方の言葉と、その裏にある想像を理解できたか、
それは青年自身にもはかれないことではあるけれど。
話せないことがあるのを加味した上で、貴方の伸べる手に答えたかった。
頷いて、きちんと確かに貴方の目を見る。

「わかった」「少し、考えてみる」
「全部聞くことは出来ないだろうけど」
「ツキが俺に掛けてくれる言葉とか」「気持ちとか」
「ちゃんと受け止めて」「返せたらいいと思うから」

ころ、と傾いだ頭は貴方の手の中に収まるように。
高いところに据わった重しを、果実の落ちるように預けてみた。
(-218) redhaguki 2022/05/02(Mon) 20:10:54

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「……子供の割に、大人みたいにこう……
 何事にも落ち着いて動じない、みたいな……?」

いざ説明を求められると案外難しい。
つくづく、己が教師に向いてない事を実感する。
したからと言って、止められるものでもないけれど。

「何でそう言うろくでもない方向の単語だけ覚えてんだよ。
 意味は間違ってないけど……僕は言ったからな」

止めたんだ。とポーズをとって、
相手の言う事に反しただけで恩着せがましく言う。
貴方の言葉が幼稚なら、こちらは生まれてすらいない。

「…………。
 考えが異質だと、好き嫌いまでおかしくなるのか?
 悪かったな、全然大人じゃない大人で」

こうしてまた素直に正面から取り合わないで、
その癖ちゃっかり貰うものは貰っていく。
相手の身を案じたのではなく己の心を守るのを取っただけだから、それを優しいとは到底思えなかったのだ。

「僕と同室のテラには絶対バレるから、
 アイツに分けてても騒ぐなよ。それじゃ」

「明日の……痛むから、まあ朝か。もってく」

それだけ言って踵を返して去っていく。
朝になるまでにもう一度会う事になるのも、
──どうせ渡せるはずもない事も、この時は知りもしない。
(-219) poru 2022/05/02(Mon) 20:17:11

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「…………?」

わからない顔をしている。わからなかったらしい。

「おはなのことだからおぼえた……」

とめられちゃったな……と呟く声に残念さはあまりない。
止まらない気でいるので半分受け止め半分流しているようなものだったかもしれない。

「おとなじゃなくていーじゃんね」
「だれでもあんなふうになりたくないもんね」

「あしたのあさ!!わかった!!」
あ、そっか。じゃあだめだ。

「おれたのしみにしてんね」
「ふふ」

……パタパタと手を降って、その背中を見送った。

次見送る時は、きっと手は振れないんだろうな。
(-220) susuya 2022/05/02(Mon) 20:26:37

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

それから、日が暮れて。

みんなの影が伸びて、月が顔を出す頃。

「イ〜〜シュカ」
「イシュカ〜〜?」

「イシュカぁ」

心細そうな声で、貴方を呼びながら探しているトットの姿がある。
ランプも持たず、暗くなり始めた空の下。
ギムナジウムには灯りがともり始めるけれど、ここは暗いかもしれない。
小さな歩幅にあわせて、頭の花が揺れていた。
(-221) susuya 2022/05/02(Mon) 20:32:48

【秘】 苛々 フィウクス → ライアー イシュカ


「それがこの場所よりろくなものだったらな」

この場所そのものに愛着も執着も何もない。
それは外にも同じ事ではあるけれど。
だから結局、どちらが比較的マシかの話でしかなくて。

苛立ち混じり、忌々しげに吐き捨てた。

「……要らない。
 今更降って湧いたところで、何にもならない。
 家族なんて……あんたもそうじゃないのか」

あなたの家庭の話を聞けば、人知れず眉を顰めた。
今までは自分には関係のない事と言い聞かせるようにして、
意識して踏み入ろうとはしてこなかった事だ。
誰にも余計な感傷を抱かないように。


それはともかくとして。
この乱暴者は、人はともかく、動物やその他に関しては。
蔑ろにはしないし、大事に扱っていないわけでもない。
それこそ猫可愛がりするような真似はしないだけで、
ストレスを与えるような事はしていない。
ご安心です。

「…………」

「どいつもこいつも、よくそこまで人様を思い遣れるもんだな。
 俺達は自分の事で手一杯だってのに」
(-222) unforg00 2022/05/02(Mon) 20:34:36

【人】 充溢 バレンタイン

>>51 シャルロッテ
「ああ……これ、は間違いなく……
 僕に一番、よく効く……薬に違いない」

服用している自分が言うのだから間違いない。
未来を憂いているわけではないので、
ここまで持ち直せばもう、平時の大らかな気性が顔を覗かせる。

「……そうだね。いつも通り。
 だから……シャルロッテさん、今は、
 僕のことそこまで気にかけなくても、いいよ。

 たぶん……僕より手のかかる子とか、いるだろうし」

そう言いつつ辺りを見る。喧嘩やあるいは行儀の悪い子がいれば何か言ってやる必要もあるため。

「できることから、やる。
 ……ここでは、……大事だよな。やっぱり……」
(52) backador 2022/05/02(Mon) 20:39:10

【独】 ライアー イシュカ

あわわわわ間に合わないあわわわわ
なんでGWが存在しないんですか!?
普段はトット君タイプのPCしてる事の方が多いので新鮮だ!!
フィウクス君とイシュカ二人でやさぐれてるけど
トット君みたいに生きれてたらな〜〜って気持ちは山ほどあるんだろうな〜〜生きられないんだけど……根がどうしようもなく悲観的……
(-223) poru 2022/05/02(Mon) 20:40:20
バレンタインは、図書室で、珍しく恋愛小説を借りた。
(a28) backador 2022/05/02(Mon) 20:40:24

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「うむ……そのような感じ、かな?」
「こう、だね……もっと、逃げられないようにそっ、と近付いて……そこから逃げないように捕まえておきたいというか」
「……こ、これ以上は止そう! 顔が熱くて仕方ないし……うう、エルナトくんが変なこと聞くからだ」

ぱたぱたと手で顔を扇ぐ姿は、まさに恋の悩みを抱えるただの少年だ。
彼が貴族の子だとは思えないほどに、年頃らしく健全な反応がずっと返ってくる。

「そ、そうだね!近頃は神隠しの噂などで不安がってることも多いことだし……
 少し、考えてみようか……彼女が悲しそうだったりすると私も悲しいからね」

応援の言葉を背に受けて、ありがとう、と感謝の言葉を確かに返す。
そこからは作戦を考えるなどと言って、読書に興じながらもシャルロッテを誘う計画を立てたりしていたことだろう。
(-224) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 20:42:56

【置】 焦躁 フィウクス

「…………」

もう殆ど、夜にほど近い時間。

天文部の活動の為、常に開け放たれた屋上で。
柵の向こうをただ見ていた。

いつかの言葉をなぞり、図書室から持ち出した本は。
ついぞ読まれる事は無く、カンテラの横に置かれたまま。
役目を果たすことは無かった。
(L1) unforg00 2022/05/02(Mon) 20:46:56
公開: 2022/05/02(Mon) 20:50:00

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「あ?……え?」

良くも悪くも人を気にしてしまう男は、
己を呼ぶ声を拾って、真っ先に時間を確認した。
高等部の連中なら、こっそり夜も練り歩いててもまあよくあることだと終わる話なのだが、聞こえて来た声は違う。

「寝ろ」

無茶と乱暴極まりない一言を述べながら前に立ち塞がった。

なお、焼いた物は自室に置いていたため、持って来ていた方がよかったか?いやこの時間に食わせるとさすがに面倒だろ。との脳内会議もすぐに終わった。
(-225) poru 2022/05/02(Mon) 20:47:10

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「あ!!!!!!」
「いたイシュカ……」

「あのね あのね あの……」

寝ろの2文字を聞いているのか聞いていないのか。
前に塞がられた子供が浮かべるものじゃない安心した顔をする。
モゴモゴと言い淀んで数秒、口を開いた。

「へんなひといたの」
「おれのしってるひとじゃない……」

「こわくて」

「こわいからイシュカよんじゃった」

「……んん"〜〜」


「いっしょにかえろ……」


そのまま前にいる貴方の手を勝手に掴んだ。
(-226) susuya 2022/05/02(Mon) 20:51:57

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>52 バレンタイン
「ん」

短く頷いて、少女もまた、周囲へ視線を向けた。
あなたも随分と持ち直したから、もう、そうじっと見ている必要はなさそうだ。

「目の前にある、できることからちょっとずつ」
「だからロッテは、朝ごはんを食べます」

少女はあなたばかり見ていて、自分の食事はまだ、用意さえしていない。
一度席を立ち、食事を取りにゆく途中。行儀の悪い子を嗜めたり何だりして。
そんな風に、朝の時間は過ぎていっただろう。
(53) beni 2022/05/02(Mon) 20:52:20

【秘】 不遜 リアン → 雷鳴 バット

「………
 本当に羽でも生えてると思っていたのか……?」

見た目以上に抜けているところがあるのだろうか。
毎度このような面を見る度に驚かされる。
未だに慣れないな。

「いや、いつでも声をかけてもらって構わない。
 クラスだって理由あって分けられているわけでもないだろう。

 僕は困っている人間を見捨てる事はしない。それも王の役目だからな。
 羽の心当たり、必要なら僕も探ってやる」

取り巻きと言えど、リアンに盲目に従っているわけでなく。
どちらかといえば好きに世話を焼いているだけの、友人と言った方が近いのかもしれない。
だから、この場でも取り巻き同士で話していたりするのだけれど。

委縮させないようそう声をかけて、君が望むのなら捜索も請け負うことだろう。
(-227) otomizu 2022/05/02(Mon) 20:54:50

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「────」

いくら探せど、ジャステシアの姿を見つけることはできなかった。
流石にこれだけ探して見つからないとなれば、明らかに不自然さが勝ってくる。
あなたはどのようにしているか、不安がってはいないだろうかと、様子を伺いつつ。

「……もしかしたら、先生に呼ばれているのかもしれないね。
 ほら、ジャステシアくんは真面目だから、良い知らせがあった、とか……」

こんな言葉では、気休めにしかならないかもしれない。
それでも、不安や恐れというのはどんどん他の人にも移っていくものだからバラニは努めてこうして振る舞うのだ。

「けれど、私はもう少しジャステシアくんのことを探してみよう。
 案外、すぐに顔を出してくるかもしれないけれど、その時は……文句のひとつでも言ってあげようかな?」

なんて、少し冗談めかしながら言って。
渡す先がなくなって行き場のなくなってしまった朝食の後かたずけを済ませてから、バラニは姿の見えない彼女を改めて探し始めるだろう。
(-228) 7_hertz 2022/05/02(Mon) 20:55:46

【赤】 花信風 トット

夜。


空き教室に一人で机に伏せている。
顔を腕に埋めて。


なにもしない。
なにもしていない。
なにもしたくない。


明日の朝、きっと彼の姿は見えない。



「………………。」
「おれのばか」 
(*43) susuya 2022/05/02(Mon) 20:56:54

【置】 ライアー イシュカ

 
【liar】
 1.[名](特に常習的な)うそつき
  You're a liar. 君はうそつきだ
 
(▼強い意味になるので軽い気持ちで使ってはならない)
 (出典|プログレッシブ 英和中辞典)


【Leier】

 1.リラ,
竪琴
(たてごと).
  die alte die gleiche Leier ((話)) 聞きあきた話.
 
(出典|プログレッシブ 独和辞典)
(L2) poru 2022/05/02(Mon) 20:58:16
公開: 2022/05/02(Mon) 20:55:00
花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。
susuya 2022/05/02(Mon) 20:58:18

【置】 不遜 リアン

夜に入って。風呂から戻ってきたころ。

顔を顰めながら 右目を抑え、足早に寝台へ向かっていた。
ぽたり。

部屋に赤黒い雫を一つ落として、"いつも通り"半分の仮面をつけて横たわる。
しばらくすれば、これも収まるはずだ。"いつも通り"。
(L3) otomizu 2022/05/02(Mon) 20:59:00
公開: 2022/05/02(Mon) 21:00:00

【人】 月鏡 アオツキ


>>49 イシュカ

「私が食べたいからです。
 イシュカがお菓子作りが上手だと宣伝もしますよ」

良い子にこの時間眠い、すぐにでも体の動きを止めたい。
どうやって皆が起きているかわからない、あくびをこらえながら甘い香りをただ嗅いでいる。

「ええ、同じじゃないでしょうね〜、君の先生と私の先生は。
 それでもサボって無くて偉いですねー、本当」

生徒達の思う先生も、先生達が考える先生像も全て違うだろう。
正しさ? 誰にとってだったか。

「解決なんて、簡単にできませんから、気長にやりましょう〜。
 気長にね」
(54) toumi_ 2022/05/02(Mon) 20:59:56
 




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ラピス
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(- - )

シャルロッテ
0回 残 たくさん

あいしているのに

犠牲者 (8)

ジャステシア(2d)
0回 残 たくさん

 

テラ(3d)
0回 残 たくさん

3日夜迄不在

イシュカ(3d)
0回 残 たくさん

ターコイズブルー

バレンタイン(5d)
0回 残 たくさん

閉じ込めて

クロノ(6d)
0回 残 たくさん

……。

フィウクス(6d)
0回 残 たくさん

おかしくたって

リアン(6d)
1回 残 たくさん

未来の為に

バラニ(7d)
0回 残 たくさん

あいしているから

処刑者 (4)

バット(3d)
0回 残 たくさん

太陽が照らすなら

トット(5d)
0回 残 たくさん

さいたよ。

エルナト(6d)
0回 残 たくさん

病んでた方がまし

アオツキ(7d)
0回 残 たくさん

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

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舞台
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