［　ヨウくんは色々食べてるのね、と
　　ちょっとだけ妬いちゃったけれど
　　美味しそうなパンばかりだったから
　　多分また行くことにはなりそうね。

　　おうちを出てから映画館に着くまで
　　ずっと手を握ってたから
　　ぴったりくっついて、磁石みたい。　　］

［　青春っていうわけじゃないから、
　　勿論男女の絡みだってあるし、
　　生々しいところだってあるらしいから
　　ヨウくん耐えられるかなってちょっと心配。>>G18

　　でも多分、賢いヨウくんなら選んだ理由を
　　段々わかってくれるんじゃないかって
　　パンを食べながら期待してしまうのよ。

　　マリトッツォの生クリームが溢れたときは
　　お洋服が汚れちゃうんじゃないかって
　　大変だったけれど、ちゅぷっと指についた
　　生クリームを綺麗に舐めとったら
　　濡れティッシュで手を拭きましたとも。　　］

　　　──── ッ……

［　私の期待通り、映画は面白そうで
　　ヨウくんの手を握りながら
　　ゆっくりと彼に寄りかかってみたの。
　　ぴったりくっついて、濡れ場も見たし
　　男女の喧嘩も見たし、色々詰め込んでるわねって
　　映画鑑賞を遂行していたら、
　　前の方、ちょっと頭が動いたり消えたり。
　
　　何をしているのか気になったけれど、
　　気にするのをやめさせるかのように
　　ヨウくんの手が太ももを撫でてきたわ。
　　声を出さない環境だから、急いでハンカチを出して
　　口元を押さえておくの。
　　そしてお返しになるか分からないけれど、
　　私もヨウくんの太ももをゆっくりとなぞって
　　時折ズボンの真ん中を撫でてあげたわ。
　　映画は見続けてるわ、当たり前に。　　］*

[>>G21映画の中の絡みについては
物語のワンシーンなので
そこまで気を逸らされる事は無かったけど
逆に奈々さんはこう言うのが見たかったのかー、って
額面通りに受け取っていたりした。]


　　…………。


[オレが手を伸ばすと、今度は彼女の手が
ズボンの辺りに伸びて来た。
最初は映画を見るのを邪魔しないか心配だったけど
どうやらOKを貰えたようなので
オレは安心して手を伸ばす。

太腿を撫でていた手を彼女のお腹の方に伸ばし
それから奈々さんの下乳をむにゅ、っと下着越しに掴んだ。
映画を一応は見てるから
的確に触れた訳じゃないけど、ゆさゆさと
綺麗な形に整えられた胸を何度か触っていく。]

[良いんだろうか、とちょっと迷ったけど
上映中の暗い中でしか出来ないことだ、と
オレはズボンのチャックを下ろして
それから下着もズラすと、大きくなり始めたモノを
外に取り出した。

人も他に居るから流石に緊張するけど
そのまま彼女の手を取ると、自らの男根に誘導した。]*