人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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【人】 甲矢 潮音

 
[わざとぶつけようとしてる時
 視線が下に向いてるからすぐわかる。
 色素の薄い睫毛が生え際までよく見えて綺麗なんだ。

 手は繋いだまま器用に手首の角度で避けて
 ふふ、って微笑って]


  流歌がかわいいからだよ


[そう言ってこちらからコツンとするまでが1セット。
 これくらいの意地悪なら、
 許されるんじゃないかって甘えてる。]
 
(101) 2022/05/24(Tue) 8:34:02

【人】 甲矢 潮音

 
[おでこにおやすみのキスする以上はしない関係でも
 幸せな毎日を過ごしてた。
 流歌は誓いの通り夜一人で出歩いたりしなくなり
 学校に忘れ物も、たぶん、減ってたし。
 平和が続いて気が抜けていたのは否めない。]
 
(102) 2022/05/24(Tue) 8:34:07

【人】 甲矢 潮音

 

  そこまで楽しみにしてくれてるんだ
  それは頑張らないと


[どこでも嬉しいって微笑ってくれてた。>>1:8
 流歌のことだから本心なんだろう。
 だけど家でも良いってことはお出かけでもいいわけで。
 どこかに連れて行ってあげる方がお祝いらしいのかも。
 でも、僕が流歌を独り占めしたいから、
 彼女にとって変わり映えのないお家デート。
 張り切りつつ、何の問題もなく迎えられると思っていた。]
 
(103) 2022/05/24(Tue) 8:35:03

【人】 甲矢 潮音

 
[靴箱にはお粗末なコラ写真を
 印刷したものが入れられてた。
 AVのパッケージか何かの裸体写真の顔だけ
 流歌のかわいい顔に変えられてる奴。
 思わず真顔で(顔以外のとこを)くしゃっと。

 こんな修正入りまくった奇形より
 流歌の絶妙なバランスの身体の方がよほどえっち
 ……じゃ、なくて。

 趣味の悪過ぎる悪戯だ。
 紙の端に屋上に来てとあった。

 使われてたのが誰でも手に入る
 体育祭の時の写真で。

 綺麗なただひとつの魂だけ見つめ続けてた僕は
 所詮両手で数えられるガキのすること、と
 甘く見ていたんだと思う。*]
 
(104) 2022/05/24(Tue) 8:36:44

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック

 

「あかりがつけば、希望はあるかもしれない。
 つかなかったら風呂も危うくなるし、
 運がいい方向に考えておこう。」


彼女のどうにか会話を合わせているものの、
半分は上の空に近かったので、
うまく会話が繋がっていたのか自信はない。>>81


(105) 2022/05/24(Tue) 10:35:06

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「離すのは無理だって。
 言っただろ、我慢の限界が来たって。
 
こんな形で触ることは俺も考えてなかったけど



ここまで短慮で浅はかだと己のことに気づくのが
遅くなってしまったことは一生の悔いでしかない。>>82
けれど、幾度となく彼女がいないところで
溜まった欲を抜いてきたことも相まってか、
もう理性が効かなくなっていたこともまた事実。


「大丈夫、痛いことはしない。
 ………いや、今日は少し痛みがあるかも。
 ミン初めてだよね、こういうの」


じたばたともがく彼女をみて、
どうしてか冷静になるとともに込み上げてくるのは
愛おしいという感情。>>83
壊したいわけでもなく、ただとどめられなくなった
恋情を押し付けてしまっていることに
追々反省をするつもりではある。*


(106) 2022/05/24(Tue) 10:36:14

【人】 乙守 流歌


[ いつからばれてたのかな、
  ま、まさか最初から?

  ブレスレットこつん、は、
  
時折こんないじわるも
されちゃうんだけど
  潮音からもしてくれる私達の合図になった。

  幸せぼけっていうのかな、
  そうかもしれない。 ]
(107) 2022/05/24(Tue) 15:04:43

【人】 乙守 流歌



[ 流歌はもともと
  気を抜きすぎだよ、とかは言っちゃだめ。

  うん、でも、でもね。
  明日という日がやってくることに浮かれてた
  ……のは、ちっとも否定できなかったよ。 ]

 
(108) 2022/05/24(Tue) 15:05:13

【人】 乙守 流歌



[ 思えばちゃんとあったはずの変化、
  例えば手紙を握りつぶした潮音の表情が
  少し怒ってるようにも見えたの

  ……あれ?って思ったはずなのに。
  微かに燻った煙に気づくことが出来なかったから。 ]

 
(109) 2022/05/24(Tue) 15:05:33

【人】 乙守 流歌



 ……む、……?
 あれ、ちょっとどこいく


[ 繰り返し不安を口にするあの子が向けたのは
  居なくなった動物に対してではなく ]



  ひゃ、





[ 私に対しての謝罪であったこと ]
(110) 2022/05/24(Tue) 15:05:54

【人】 乙守 流歌




[ ―――。** ]


(111) 2022/05/24(Tue) 15:06:52

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 「満たされた」って性欲以外の何が。
 思ったけど声に出さなかったのは
 何となくその感覚がわかる気がしたからだ。
 「何が」と逆に尋ねられても答えられないけれど
 何かが漸く満たされた気がして
 満たされた気がすることで足りなかったことを知る。
 何かが。いやわかんないけど。

 普段なら終わった後は暫くもう放っておいて欲しくなるのに
 わけのわからない多幸感に満ちていて
 アナルセックスがすごいのか
 好きな人との結ばれることがすごいのか
 後者だったら美談なんだろうと思うから
 後者と思っておくのがよさそうだ。

 この充足感が新たな性癖の扉を開いた所為じゃ
 ないと思いたいなんて考えて、ふと
 もしそうだったとしても許すのは彼だけなのだから
 結局美談と思っておいても大差はないと気付、

 ……いたあたりでアナルセックスに思いを馳せていた
 なかなかに酷い思考を引き戻される。
 いやいや尻のことばっか考えても仕方ないじゃん?
 そのくらいの衝撃だったわけですし。 ]
(*15) 2022/05/24(Tue) 21:50:51

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 先に名前で呼んだのは自分のくせに
 俺が呼ぶのは引っかかるらしい。
 なんとなく浮かんだ不満のまま
 なんでだよって突っかかろうとした出鼻は
 噛み締めるみたいに名を呼ぶ声にへし折られた。

 そんな声で呼ばれてしまえば
 些細なことはどうでも良くなってしまった。 ]


 やだったら……、せんせぇって呼び続けるけど。
 けど……でも、……いいじゃんべつに
 ふたりきりのときくらいは、誠丞さんて呼んでも。

 ずっと、『先生』以外の関係になって欲しかったんだ。
 こんなことまでしたんだし、
 なってくれるんでしょ?せぇーんせ。


[ 見返りを寄越せだなんてなかなか性格の悪い台詞を
 どうせ叶えてくれるだろうと信じきった甘えた態度で吐く。

 何に、とははっきりと名言しなかった。
 何になって欲しいのか自分でもよくわからなくて。 ]
(*16) 2022/05/24(Tue) 21:51:12

【人】 入院中 阿出川 瑠威

[ 彼は俺の家庭教師で俺はその生徒だった。

 それだけだったから、それ以外も欲しかった。
 それ以外の時間の彼を知りたかった。
 その手始めに欲しかったのが性的な接触で
 体さえ交われば彼の特別な存在になれるんだと夢見てた。

 彼は主治医で俺は患者だった。
 それ以外を欲しがってまた彼が
 俺の前からいなくなってしまうのが怖かった。
 それでも欲しがる気持ちは消えることなく
 変わらないどころかより強い執着として
 俺の心の中に燻り続け
 欲しがる事すら許されない窮屈さに腐敗していった。

 病院から飛び降りようとしたのは、多分故意だった。

 母がいないうちに、そう思った気持ちも嘘じゃない
 けれど
 それ以上に、あの時強く思ったことは……… ]
(112) 2022/05/24(Tue) 21:52:43

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[無理にでも振りほどこうとすれば、触手がうねうねと動く。
ぬるり滑る液体が肌を這って気持ち悪さが増す。
それでも抗おうと、ぎし、と力強く引っ張りながら、
テンガンの方を睨み据えた。]


 ……だから、我慢の限界って何!?
 無理じゃないでしょう、君の言うこと聞くんだから!

 ……やだ、っ、ちょっと、離して、ってば……!
 あっちいって!!


[うようよと動く触手にも眼光を光らせて、大きな声を張り上げる。何故、彼がこんな暴挙に出たのかも分からない。
会話を交わせるということは、いくらか理性は残っているのだろう。冷静に痛みがどうこうと言い始める彼が怖くて、表情はどんどんと青ざめていく。]


 ……ちょっと、冗談だよね……?
 はじめてもなにも……、この、ぬるぬるしたやつ、
 なんとかしてほしいんだけど……!?


[悲痛な叫びは、彼の耳に届こうともすり抜けていくのだろうか。**]
(113) 2022/05/24(Tue) 21:52:55

【人】 入院中 阿出川 瑠威

[ 彼の一番になりたかった。
 彼の唯一になりたかった。
 彼を自分だけのものにしたかった。
 心も体も時間も全て、この先の未来さえも
 彼を俺に縛り付けてやりたかった。
 彼に俺を刻みつけてやりたかった。
 彼に俺を縛り付けて欲しかった。
 心も体も時間も全て、この先の未来さえも
 俺を彼だけのものにして欲しかった。
 俺の唯一は彼以外いない。
 俺の一番はずっと彼だった。

 そう自覚して初めて
 母の気持ちが少しだけわかった気がした。

 きっと俺は母に似ているのだと思う。
 或いは俺のほうがもっと酷いかもしれない。

 愛し方と、歪み方が。 ]
(114) 2022/05/24(Tue) 21:54:52

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 途中で一度手洗いに起きた。
 その時に彼をベッドに縛り付けてやろうかと思った。

 転院させられたとは聞いたが
 現状どういう状況なのかわからないなりに
 彼をあの病院に戻れるよう何か手伝えないかと
 思っていた気持ちに嘘はない。
 けれど。それ以上に。

 気付いてしまった。自分の気持ちに。
 彼をここから一歩たりとも外に出したくない。
 一番になりたかった。けれどそれだけじゃ満足できなくて
 二番以下も誰にも譲りたくなかった。

 このまま一緒に死んで今を永遠にできたらどんなに良いかと
 一瞬過ぎった甘美な妄想に囚われ
 彼の無防備な首筋に指が絡むより前に
 もっと強欲な自分が顔を出したから、何もしなかった。

 俺しかいないから俺が唯一なんじゃなく
 他にもいるのに俺を選ぶくらいじゃないと
 きっと俺は満足できそうにない、と。 ]
(*17) 2022/05/24(Tue) 21:55:34

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ となりで身じろぐ気配で覚醒したふりをして
 むずがるような音で小さく唸って寝ぼけたふりをして
 隣の彼に寄り添って、擦り寄った。

 が、特に効果はなかった。
 可愛いって言ったから自分なりに
 めいっぱい媚びてみたつもりなんだが?
 満足するための方向性がわからない。

 シーツを掛けられ離れて行くから
 仕方なく離れて行く背を見送る。
 綺麗なままの背中を見つめて
 背中に爪あとでも付けてやれば良かったと思った。 ]


 ………どこいくの?


[ そんな無防備な格好のままどこかに出かけやしないだろう。
 けれどそのままシャワーを浴びて着替えた後なら?
 どこかへ行ってしまうのだろうか。俺を置いて。
 俺の知らない時間にどこで誰と過ごすのかと
 考えただけで頭がどうにかなりそうだ。

 不安に駆られ咄嗟に飛び起き声をかければ
 置いていかないでと嘆く子供みたいな怯えた声になった。
 けれど、最中に散々騒いでいたおかげで
 久々に発した声は少々ざらついてしまっていて
 不自然さは、掠れた声に霞んでしまったかもしれない。* ]
(*18) 2022/05/24(Tue) 21:59:58

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



触手を振り払おうとするけれども、
そんな彼女の体をぎゅっと縛り付ける触手。
策士策に溺れるに近いのか、
ミイラ取りがミイラになっているのか。
いずれにせよそういう感じで寧ろ墓穴を掘っている。


「本当にいうこと聞いてくれる?
 いや、ミン。そういうこと簡単に言っちゃダメだよ。
 俺が結婚してって言ったらいうこと聞かなきゃいけない。
 それは流石に嫌でしょ、好きではない……っていうか
 それまでそんなに意識していなかった男に
 嫁に行かなきゃ行けなくなるなんて。」


恋人の関係であればそう言ってもまだ冗談として
流すことができるだろうが、
今この状態では一番言ってはいけないような
言葉を彼女は口にしたように思えて、
彼は逃げ出したがっている彼女に
優しく諭すように伝えてあげるが伝わるだろうか。>>113


(115) 2022/05/24(Tue) 23:31:05

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「触手は俺の一部だからな……。
 今のところミンを離すつもりない。
 だって、俺もそういうのを味わってきたから。」


どうにかして、と言われてもソファに座ったまま
どうすることもなく眺めている。
本当に嫌がっていることは分かる。
だから無理をさせたくないとも思った。
やめられるかというとやめることはできない。*



(116) 2022/05/24(Tue) 23:31:39

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[ぎしぎしと触手から逃れようとじたばたしていれば、
テンガンから諭すような声を落とされて、
会話の食い違いに、ぎょっと目を丸くした。]


 
……ちがーーーーーーうっ!!

 私が君の言うことを聞くんじゃなくて!!

 この触手が君の言うことを聞くんでしょ!?って言ったの!!

 誰がお嫁に行く話なんてしてるのよ!


[時折こうして彼と会話がズレるのはどうしてか。
私もボケているかもしれないけれど彼も相当の天然だと思う。
とにかく勘違いを正さねばと慌てて言葉を紡ぎながら、
暴れる腕は遠慮がないまま、触手に抗おうとするけれど、
動く度に触手からぬるりとした液体が溢れてくるものだから、
ぞわぞわと怖気が走って、背筋を凍らせる。]
(117) 2022/05/25(Wed) 0:47:14

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



 君の一部なのは分かったから!!
 とにかく、この状態ではまともに話せないでしょ!

 ……話なら、ちゃんと聞くから……
 …………もう、離してよぉ……


[そういうのを味わったとはどういうことだろう。
会話が噛み合ってるような、またピンとがずれているような。
最後は困り果てたように呟いてがくり、と肩を落とした。**]
(118) 2022/05/25(Wed) 0:47:31

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[彼が口にする、少し舌足らずで甘ったるい響きの「先生」も嫌いじゃない。むしろ好きだった。同意を求めるような言い回しに、時間差で返事をする。私の願望を彼から提案されると思っていなかったので]


 ……、……もちろん。私も同じことを考えてた。

 君に先生と呼ばれるのも好きだけど。
 名前だと、特別になった心地がして嬉しいよ。

 ただ慣れないというか、擽ったいのかもな。


[別にふたりきりの時以外も、名前で呼んでくれても良い。付け加えようとした言葉を飲み込んで、緩く微笑むだけに留める。私以外の第三者が存在する時は、此処を出た時だろう。泥濘のような疲労を言い訳にし、想像するのを止める。

先生以外の関係と聞いて、恋人しか思い浮かばない程度には気持ちが浮ついていた。好意的な台詞の応酬が、リップサービスではないと思っていたからこそ。だから関係性について明言しなかった]
(*19) 2022/05/25(Wed) 1:18:40

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[──彼の言葉を真に受けてはいけない。
病院で「夜風に当たっている」姿を見て、彼から目を離してはいけないと思った。本人にその気はなかったとしても、自然と自死に引き寄せられるなら自分が止めなければ。
その行動が正しいとか、間違ってるとか関係無く。

……そう思い詰めていた癖に、彼の隣でまんまと惰眠を貪っていた。呑気に夢を見ていたのは気が緩んでいたからかもしれない。

狸寝入りとは気が付かず、擦り寄る寝顔を見つめて表情筋を緩ませた。もう一眠りしたい欲に駆られるが、世話役としての仕事があるので思い留まる。隣を抜け出して背を向けたが]


 ……、起こしたか?悪いな。


[掠れた声色に手繰られ、振り返って「おはよう」と挨拶をする。床に捨て置かれた冷たいバスタオルが視界に入り、全裸よりはまだ良いかと腰に巻いておく。此処に来てから、自分の中の許容範囲がどんどん広がっている気がする]
(*20) 2022/05/25(Wed) 1:18:49

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[掠れてざらついた奥の色までは気取れないけれど。寝坊助が振り返ったら起き上がっている、その些細な違和感が無意識下で引っかかり、近くまで戻ってベッドの端に座る]


 水を取りに行こうと思って。
 この部屋か、……無ければ給湯室か自販機に行くよ。
 まあこの格好のままじゃ外には行けないが。
 
 ……──そういえば、説明してなかったと思うけど。
 この病院の形態はちょっと特殊で、……

 専門的なことは勿論、患者の世話も担当医の仕事だ。
 例えば食事や、風呂の準備もね。
 
(*21) 2022/05/25(Wed) 1:19:40

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

 
 まあ、……表向きは公的な施設ではあるけれど、
 実際は私達医者が、患者を選んでいる。

 
[この病室には、私以外の医師も看護師も来ない。
当然外部の人間も面会は許されていない。

まるで非現実的な業態だけれど、軽い説明をする]
(*22) 2022/05/25(Wed) 1:19:50

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[彼の言う通り大人しく眠ったおかげで、それなりに頭がすっきりしている。「ひっどいかお」はある程度解消されている筈だけれど、彼はどうだろう。顔色を見て、観察に近い眼差しを向け]


 ……よく眠れた? 
 喉使い過ぎて、声枯れてるな。


[手を伸ばし、ぺたりと彼の頬に触れる*]
(*23) 2022/05/25(Wed) 1:19:57

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 彼が振り向いただけでほっとして
 戻ってきてくれるだけで肩の力が抜ける。

 そばに腰掛けた彼の手を勝手に取って自分の頬に寄せ
 撫でろと言わんばかりに擦り寄った。

 目の前にいてもこれだ。
 今頃母は発狂してるだろうなって簡単に想像がついた。 ]


 なに、ここ病院ってマジなの?
 誠丞さんの強めの幻覚で俺が監禁されてるんじゃなく?
 ……まぁそうだったとしても別に俺は構わないけどさ。


[ 帰らなきゃってこれっぽっちも思わないのが自分で笑えて
 ちょっと笑い声が溢れる。
 
 死ぬ逃げ出すつもりで捨てたからじゃない。
 なんとなくわかった。
 母が俺に依存していたように、俺も母に依存していた。
 今は新しい依存先ができたから、もうどうでもいいだけ。

 母も俺が居なくなれば新しい何かを見つけて
 そしてどうでもよくなるのかな。そうなればいいのに。
 だって俺はこんなにも薄情だ。
 それがすこしだけ申し訳ない。
 母も俺も同じように互いに依存していたけれど
 同じ強さじゃないことが申し訳なくて、
 だから縛られていただけなんだと今ならわかる。 ]
(*24) 2022/05/25(Wed) 2:16:48

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 彼の言い分が真実ならば、いや真実なわけはないと思うが
 例えばの話。もしそうならば……
 医者としての経歴に傷が付かないのか?なんて
 考えてみてもよくわからなくて。

 頬に感じる彼の体温に懐きながらじっと彼の顔を覗き込む。
 正気に見えるけど。俺よりは余程。]


 ん。多分……良く眠れたんじゃないかなぁ。

 ひさしぶりに、そんなに頭も痛くないし
 耳鳴りもしない。それに……
 そこまで死にたいとも思わない。

 ……あー……でも、多少は熱っぽいのかな。
 誠丞さんの手、きもちいい。


[ 全然そんな気はしないけれど。
 ただ甘えたいから心配を誘う。
 
 誘っているのが『心配』だけにしては
 最中にでも聞かせるような
 甘ったるい「きもちいい」だったが
 この仏頂面はそのくらいで動じやしないだろうし
 冗談だと伝える意味でちょうどいいだろうと
 すこしだけ、悪戯な気持ちで悪ふざけを。 ]
(*25) 2022/05/25(Wed) 2:17:29

【赤】 入院中 阿出川 瑠威


[ 水を取りに行くだけのことを先延ばしにさせたくて
 彼の肩にもたれ掛かったりしながら彼の言葉を反芻する。

 医者が、患者を選んでいる。

 どうして俺を選んでくれたの?なんて
 しおらしい気持ちはもうどこにも残ってなくて
 心地よい充足感だけが胸にあった。

 彼が俺を選んでくれた。

 その事が嬉しくて。嬉しくて。
 夢なんじゃないかと疑う気持ちはなくはないけれど
 夢なら終わりにしたら死ねばいいだけだと極端な考えが浮かぶ。

 だって彼が俺を選ばない現実なんて
 必要ないのだから仕方あるまい。
 どうせ捨てる死ぬつもりだった。
 捨てることに改めて躊躇が生まれることもない。 ]
(*26) 2022/05/25(Wed) 2:18:24
 




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大好きな潮音の妻

甲矢 潮音
9回 残 たくさん

かわいい流歌の夫

テンガン・カルシャック
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一番幸せな男だね

ミンナ・コンスタンツェ
0回 残 たくさん

幸せを、貴方に

ヤスヒサ
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ナナミ
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インタリオ
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クロウリー
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紫川 誠丞
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p_-)

阿出川 瑠威
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ᐕ)

アウローラ
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次は夜に。

アルカード
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