人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ


それでも結局、そうはならなかった。
寂しがり屋は孤独を呑み込めず、我儘で平穏を壊してしまった。
さようならが言えなくて、求め合って、手を伸ばしてしまった。

近くに居るのに届かない、はずだった君を、捕まえてしまった。


狂い始めた歯車はもう戻らないから。
だからせめて、終わりの先で永遠を共にしよう。

大切な一瞬を切り取った写真のように、今のままの二人で。
いつまでも変わらずに居よう。ずっと一緒に居よう。

「………ごめんね、夏彦」
「ありがとう」

「大好きだよ。これからも、ずっと……」

両手がそっと君の首に触れて。
そのまま少しずつ、ゆっくりと力が込められていく。
表情は静かに笑んだまま、ほんのわずか、切なさを滲ませて。
けれど決して迷わず、君の呼吸を何処までも優しく絞め上げてしまおう。
(-217) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:10:38

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ


大丈夫。

背に縋る君の手が、もがく最中に爪を立てて引っ掻いても 
きっとその傷さえ愛おしいから。

這い寄る死の恐怖や苦しみが君を苛むなら、
何度だって、優しくあやすように口付けを落としてあげるから。

だから、どうかこのままで。


────もう一度。同じ夢を見よう、大好きな君。
(-218) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:32
ユメカワは、大好きな君と、もう一度。
(a80) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:42

ユメカワは、同じ夢が見たい。
(a81) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:48

ユメカワは、迷わない。ただそれだけを願って──手を伸ばした。
(a82) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:12:17

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
こんな村に法は無い でもこのオレには良心があるので
あんまり生殺しにするのもかわいそうだし一思いにここでやっちゃおうね
なんかまずそうだったら確定で抵抗してもろてね

一応のユメカワの方針としては
一緒に死んで永遠にいつも通りの日常を続けようね♡
 らしいので
死ぬ場合この後の処理としては 
・死亡からの亡霊化
 になって
暗転〆から何事も無かったように二人で空き教室に戻るかなんかするのが
ユメカワの情緒が素で狂っててきしょいからいいなって思うんですけど

やりたい事とかよりよいカスの案があったらオレは元気に乗ります 敬具
(-219) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:16:53

【独】 夏の雪 ユメカワ

/*
ほぼ恋未練なんだよな挙動が 凶狼ですが……?

これでもう後は最悪のハッピーエンドに走っていくだけやね
死人は多ければ多いほどいいですからね(素振り)
(-220) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:20:45

【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ

「ん…」

大丈夫、というように頷いて。
それからちらと覗き見える、懐かしい幼馴染の昔の顔。

「……んふ、ふ」


「ぼくも。うらみちと また遊べて…嬉しい、ぞ」


それはきっと、お互い様。
ずっと昔のカナイはよく喋って、男みたいな口調だった。
(-221) 榛 2022/07/10(Sun) 15:24:27

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ

「まぁ、俺も………田舎はやだけど、お前らとまた遊べんのは……
嬉しぃ…かな


照れくさそうに言いながら後頭部をかしかしとかく。

「お前も、ちょっと変わったか?」
(-222) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 15:50:50

【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス

栗栖が次々と放り込むはやさに、目を回す。
ひとまず、どうにか引っ掛けたのは最後の言葉。

「……欲しかったもの?」

きみが。えっとつまり……カナイ、が。
んぅ、とか、ぅぇ、とかなんとか。
小声で鳴きながらうんうん唸りはじめて。
(考えろと言われて考える、たぶん学校の宿題をしているときと似たような光景となった。)


んぁ……
 はっ」

目をひらいて。
ぱちぱち、瞬きののち。

「ほ 
ほしがりじゃ ない…


周回遅れの、よわよわしい否定をぺそ、と投げつけた。
(-223) 榛 2022/07/10(Sun) 15:52:32

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ

/*お前と死にたいしお前との亡霊化もめちゃめちゃノリノリなんですけど
つまり今回の襲撃先はライカってこと?

違うなら
システム的にも死にたいから2日目の襲撃先にしてもらってこの度は一旦逃げても良いですか?


何の質問やねん
(-224) osatou 2022/07/10(Sun) 16:12:29

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
今日の襲撃は相方の担当だから
システム上の襲撃先は別
だわよ

ただまあ俺ライカ襲撃しにいきたい!!!!!って力強く宣言してあるから
この場で死OKならロール上で先行して死んでもろて
三日目の襲撃で帳尻合わせようと思ってた(照)

何にしても死を急ぐ必要は特に無いから
焦らず三日目にロールとシステム両方で満を持して死ぬでもいいよ 逃げな!
(-225) unforg00 2022/07/10(Sun) 16:45:47

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ

/*今日が2日目じゃん 日数を間違えました愚かです

ここで逃げるの相当ザコムーヴだからやりたいです♡
3日目でじっくり殺されたいです♡
よろしくお願いします♡
(-226) osatou 2022/07/10(Sun) 16:52:48

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
悪ィな オレの愚か、伝染っちまった

いいよお〜逃げな!めちゃくちゃ傷付いた顔してやるからな
次はちゃんと逃げられないようにするからね♡三日目がお前の命日な
(-227) unforg00 2022/07/10(Sun) 17:04:44

【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ


『いつからだろうね』

『きっかけなんて、大抵は唐突で』
『大した理由も無い事ばかりだよ いつだって』

夢川が死んだ日もそうだった・・・・・・・・・・・・・
不幸な事故という形で、何処までも唐突に、何処までも理不尽に。
長い白昼夢から覚めたような、実にあっけない終わり方。
今年の夏休みが始まる少し前の事だった。


君の手の中の液晶に表示されているのはそんな、
本来この場所に居るはずのない人間からの、届くはずのないメッセージ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
有り得ざるものなのに、目を瞑ってまた開いても、確かにそこにある。

理由なんて、きっと誰にもわからない。



『気を付けて戻ってきてね』

最後の返信は、そんな何とも月並みな言葉。
同行者が居るようだから、そう心配する事も無いのだろうけど。
(-228) unforg00 2022/07/10(Sun) 17:29:24
ライカは、君が好きだ。君の隣に居たい。
(a83) osatou 2022/07/10(Sun) 17:57:05

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ


「ぅ、」

───ひた、
自分を抱く腕が、首へと向かう。
殺されるんだと言うのに、声は、眼差しは、温度は随分と優しくて
きっと望めば口付けも、抱擁も、なんだって与えてくれるだろうし
何より、願い通りに、ずっと君と一緒に居られる。

後はもう、君になされるがまま、全てを委ねるだけ。
……また君に、委ねるばかりだ。

「……ッ、」

ぐ、と頸部に力が加われば──気道──動脈──と、じわじわ締め上げられていく。


そう、そうだ。
あの日にちゃんと気持ちを伝えられていたら
君が死ぬ事は無かったんだから。
一種の贖罪。罪滅ぼし。ここで死ぬ理由は充分だ。

だから、抵抗する理由なんて、一欠片も無いはずなのに。



「……──ぃW、やっ、」
(-229) osatou 2022/07/10(Sun) 17:58:05
ライカは、────、
(a84) osatou 2022/07/10(Sun) 17:59:15

ライカは、君を、思い切り突き飛ばした。
(a85) osatou 2022/07/10(Sun) 17:59:33

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ


怖い。怖い怖い怖い怖い怖い。
死ぬのが怖い。息が出来なくなっていく感覚が怖い。
何より、穏やかな君がいちばん
怖い



「はーっ、はあ、はぁ、」

勢いまかせに君を突き飛ばしてしまえば
それは裏切りと呼んで過言ではない。

「……ぁ、ごめ、ん、
 僕……そんな、つもりじゃ……、」

あんなに君が好きだと言ったのに、
いざ死を目の当たりにすると、勇気なんて出なくて。

「ち、ちが…………
 ぼく……僕は…………!」


──死に、面白さをW見出せなかったW。

「こ……、こわ、い……!」

君への恐怖と、愛情が、
混ざりあってもうどうしようもない。

一歩、ニ歩と後退れば
逃げるように駆け出すのは、容易だった。
(-230) osatou 2022/07/10(Sun) 18:00:30
ライカは、確かに君の事が好きだ。
(a86) osatou 2022/07/10(Sun) 18:00:58

ライカは、君を置いて、廊下を駆けて行った。
(a87) osatou 2022/07/10(Sun) 18:01:30

【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ

照れくさそうな素振りを見る。
一段と小さな声の最後までを拾って、目を細めた。

「…んぅ。か かわったかいね」
「うらみちは、お洒落さんになっとぉ よなぁ…」

そうして、自身の変化には無頓着。
明るい色の髪と、面影が残る横顔をじっと。
(-231) 榛 2022/07/10(Sun) 18:55:51

【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイ

「……  」

絶句、のような。
空白があいて。

「そぉか、あ」


「ゆうれぇ、と。ぼくも、喋っとったん、なぁ」

どの子だろ、と呟く。
聞き出そうというよりか、つい漏れた独り言といった感じに。
(-232) 榛 2022/07/10(Sun) 19:02:29
ユメカワは、君が好きだ。
(a88) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:58:05

ユメカワは、君とずっと一緒に居たい。それだけなのに。
(a89) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:58:20

【秘】 つれづれ ユメカワ → 怖怖 ライカ


──曰く。人は愛する人を殺すとき、
首を絞めて殺すという方法を選ぶ傾向にあるのだと。
なんてのは、根拠も無い流言に過ぎないのだけど。


そんな流言飛語の真実如何に関わらず、
君を連れて行こうとするものの全ては、ただ愛でるように。
優しく愛を囁いて、ひくりと震えた喉をそっと撫でて
それらとまったく同じ事のように、君の命に手を掛ける。

その手は、大好きな友達である皆のこれからを奪う事に躊躇いがない。
大好きな君のこれからを奪う事に躊躇いがない。
誰の事もいたずらに苦しめたくはないけれど、
誰かを死に至らしめる事そのものを"酷いこと"だと思う意識は薄いもの。

ひとのそとが、人を殺める事を躊躇うものだろうか。
ひとのそとが、人の都合など慮るものだろうか。
答えはきっと、個々の性質的なものを除けばそうではない。

これは既にそういうものになりつつある。たったそれだけの事。


死というものは、飽くまでも手段であり、目的ではなく。
死を死で贖わせるつもりも無い。
死そのものに何か意味を持たせようとも思わない。

せめてもの救いか、殆どわけもわからずに死ぬ事となった死者は
目前に迫った死というものの恐怖・・・・・・・・・・・・・・・にあまりに理解がなかった。
これは──きっと、それだけの失敗だ。
(-233) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:59:32

【秘】 かれがれ ユメカワ → 怖怖 ライカ


そうは言えども夢川深雪は人だった。
少なくとも今は、おおよそ皆と同じもののまま在った。
だから君が加減なんてする余裕も無く突き飛ばせば、

「────あ っ、」

──ぐらり、体勢を崩して。

とと、と蹈鞴を踏んで、数歩。
君から手を放して、後ろに下がってしまう。

「………夏彦、……」

躊躇いなんて無かったのに、その手を容易く放してしまったのは
何よりも、君がそんな行動に出るなんて思っていなかったから。

数歩離れてしまった場所で立ち尽くし、
後退り、背を向けた君をただ見送る事しかできなかったのは
怯えた君の眼が確かに自分に向けられていたからだ。


遠ざかっていく君の背は忽ちの内に夜闇に消えてしまった。
遠ざかっていく君の足音も、直ぐに聞こえなくなって。

寂れた静かな廊下に、ひとりきり。
置き去りにされた子どものような心許無い表情で。
夢川だけが、ぽつねんと。暫しの間立ち尽くしていた。
(-234) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:21
ユメカワは、暫しの間、廊下に一人茫然と立ち尽くしていた。
(a90) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:34

ユメカワは、君の背を追えなかった。
(a91) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:41

ユメカワは、───君の事が、好きなのに。
(a92) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:47

【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ

 

 
 
(-235) 66111 2022/07/10(Sun) 20:05:24

【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ

 

 
 
(-236) 66111 2022/07/10(Sun) 20:05:37

【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ

 

 
 
(-237) 66111 2022/07/10(Sun) 20:05:53

【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ

何とも言えない間があったが、嫌がられたとは思わないだろう。
なんかハッピーなオーラが滲んでいるからね。

「猫島はまだ探検隊ですから」

鳥飼があなたみたいに倒れていないかが
心配だって言ってる(言ってはいない)。
起きたあなたはもう大丈夫だ(と猫島は思っている)けれども。

でも猫島も、すぐにあなたと離れたいわけじゃありませんから。

通り道だからと言って、
あの空き教室の前までは一緒に行ったかもね。
(-238) 66111 2022/07/10(Sun) 20:07:14
ネコジマは、「またね裏ニイ」 別れてまた学校探検隊。まだ何も起こってなんていないと思っていた時のこと。
(a93) 66111 2022/07/10(Sun) 20:09:13

【秘】 不知 ミナイ → 長女 カナイ

「知りたい? 教えてあげるよ」

「あの子は知られること気にしていなさそうだ。
 ただ、――揺蕩っている」

信じてくれるんだね。驚いて居るはずなのにね

「一人目は深雪くん。
 ――――きっとまだいる。
 ボクはその子を見つけてあげようと思う」

痛みや苦しみを感じることが生者の特権だ。
恨みこそあれ何も感じなくなることが死者だ。

「かわいそうだから。
 鹿乃くんは、どう思った? これを聞いて」


――――今この瞬間だけでも。
彼らは手に入れたのだろうか。
態々、生きる辛さと苦しみを。
喪ってから気付く、命の重みを。
それは、幸せな事なのだろうか。
生き地獄なのではないだろうか。
(-239) toumi_ 2022/07/10(Sun) 20:20:36

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ

「だろ!?向こうでは皆髪色染めてピアスとかもバチバチなわけ!
 俺も、元々金髪だったんじゃね?ってぐらい似合ってるっしょ?」

お洒落と言われればご機嫌な様子で自分の前髪を一房摘み上げた。

「お前もなんか染めてみれば?
 ピンクとか赤とかさぁ」

そう言って大胆にもあなたの頬にかかる髪に触れ掬いあげた。
(-240) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 20:33:52

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ

「お前、まだうろつく気か。
 お化けにたたられてもしらねーぞー?」

お化けにたたられそうで怖いのは自分だが。
そんなはなしをしながらも強く引き留めることはせず、
ネコジマに引率してもらいながら空き教室へと戻っていった。
(-241) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 20:38:52

【人】 元弓道 マユミ

>>61 シロマ

店員さんに促されれば、貴方の隣にすとんと腰を下ろした。持ってきていたボトルを取り出して、ぐびぐびと一気に中のスポーツドリンクを呷る。

「そういえば、ぽろぽろ鳴っていましたね。ここのピアニストはおシャイなんでしょうか。折角ここに楽しみにしている観客がいるというのに、勿体無いですね」

唇の端を濡らす雫を豪快に手の甲で拭いながら、同じようにピアノを眺める。
二人とも率先して探索をするようなお転婆娘とじゃじゃ馬娘ではあったが、ピアノを弾くなら運動のみならず勉強等も出来る白間の方が適任であることくらいこの二人を知るものなら分かるだろう。本人たちなら尚の事。

「ふむ。そうですね、拙の得意な楽器はカスタネットではありますが……梢の折角のリクエストです。今だけピアニストになるとしましょう!」

弾く気分ではないのだろうと察し、右肩をぐるぐる回しながらピアノへと近づいた。
そして白と黒の舞台に、少女の硬くなった指が乗せられて──。

(62) もちぱい 2022/07/10(Sun) 20:44:07
友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a94) 66111 2022/07/10(Sun) 20:44:10

マユミは、ピアノの演奏技術は58くらい。
(a95) もちぱい 2022/07/10(Sun) 20:45:05

【人】 元弓道 マユミ

>>62 シロマ

「……ど、ど、そ、そ、ら、ら、そ……」

人差し指で丁寧に鍵盤を押していく。
弾いているというより、何かのスイッチをぽちぽち押しているといったほうが正しいかもしれない。

芸術とは無縁の少女である、ピアノなどろくに弾けやしなかったが、「きらきら星」くらいは覚えているらしい。腕前も上手くはないが、途切れることはなく壊滅的というわけでもなさそうだ。


ぽろん。ぽろん。ぽろん。


暫くの間、今限りのピアニストは朽ちた世界の中でたどたどしくも少女の為に弾き続けたのだった。

「……ふう!やりきりましたよ!梢!」
(63) もちぱい 2022/07/10(Sun) 20:49:54

【独】 元弓道 マユミ

Q.ちなみにリズム感はあるんですか?

A.4くらい。
(-242) もちぱい 2022/07/10(Sun) 20:56:09
ネコジマは、軍歌の気配をはらんだピアノの旋律を聞いていた。
(a96) 66111 2022/07/10(Sun) 20:57:58

【人】 友達 ネコジマ

>>a96

「……?」

誰が弾いたかわからないピアノの音は、結構すぐに止んだ。

猫島は音楽室には寄りたいと思っていたから。
思っていたけど、意地っ張りの延長で行けていなかったから。

だから足が向きかけたけど、寄り道しないって言ったからね。
(64) 66111 2022/07/10(Sun) 20:58:35
ネコジマは、屋根裏から空き教室へ。まっすぐ向かったのでした。
(a97) 66111 2022/07/10(Sun) 20:58:54

【置】 出席番号 縺斐a繧薙↑番 カナイ

────起立、気をつけ。
どこか懐かしさを覚える、快活な声が脳の裏を焼く。

んぁ、と間の抜けた覚醒。

鳴き声の主は、がばりと身を起こす。
大きな、長袖のパーカーを身に纏った小柄な少女だった。
着席の姿勢を保った少女が居るのはどこか暗い一室のようで、目の前の机に突っ伏して眠っていたらしい。
窓から鈍く刺しこむ月明かりのほかに光源は存在せず、掛け時計のあるべき壁にはその痕だけが残されて。今が何時なのか、見当もつかない。

すぐにでも窓の外を見に行きたかったけれど、逸る気と裏腹にどうにも手足に力が戻らない。
次第に思考も霞がかって、只ぼんやりと月の光に照らされていた。


じりじりとした時間が過ぎて、薄闇に目が慣れた頃。
再び正面に視線を戻せば、黒い板が目に飛び込む。
壁を横切る堂々とした質量に加えてこちらを向き鎮座する教卓とくれば、ここが教室であることは一目瞭然だった。

自分は、一体いつから眠っていたのだろう。

不安を覚えた少女は、ぐるりと辺りを見回す。
静けさが耳に痛いほどで、毛羽立った居たたまれなさが際立つ。
息を潜めるように、焦れったい程にゆっくりゆっくりと正面から視線をずらせば────視界の端に、人影が、引っ掛かる。
誰かが、斜め前の席に突っ伏している。

皺の寄ったシャツが月を反射して、白々と冴えていた。
いつからそこに在ったのだろう。ひぅ、と息を呑む。
しっかりとした体格を表すような広々とした背中、男の子のように見える。
身じろぎ一つしない背中が、生物の形をした置物のようで薄ら寒い。

肩越しにどうにか彼の顔を見られないかと思い立ち、座ったまま首を伸ばすと、
(L7) 榛 2022/07/10(Sun) 20:58:56
公開: 2022/07/10(Sun) 21:00:00